JPH06119354A - 販売支援装置 - Google Patents

販売支援装置

Info

Publication number
JPH06119354A
JPH06119354A JP26580792A JP26580792A JPH06119354A JP H06119354 A JPH06119354 A JP H06119354A JP 26580792 A JP26580792 A JP 26580792A JP 26580792 A JP26580792 A JP 26580792A JP H06119354 A JPH06119354 A JP H06119354A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
display
slave
input
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26580792A
Other languages
English (en)
Inventor
Michiaki Nishinosono
道昭 西ノ園
Masaki Hara
原  雅樹
Keiji Yamada
啓二 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP26580792A priority Critical patent/JPH06119354A/ja
Publication of JPH06119354A publication Critical patent/JPH06119354A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 商品説明のために提供するプレゼンテーショ
ンを販売員にも顧客にも視聴しやすくした際に、強調し
たい事項等を画面上で明示できるようにすること。 【構成】 各々表示手段、入力手段及び音声出力手段を
備えた携帯型機器を親機、子機として設けて、同一内容
等の視聴を可能とした上で、表示手段による表示内容を
入力手段を介して手書き入力する手書き入力手段を設
け、手書き入力された同じ情報を親機の表示手段だけで
なく、子機の表示手段4C にも表示させる手書き情報表
示制御手段を設けて、プレゼンテーション内容に加えて
強調したい事項、その場で思いついた事項等を、自己の
画面を通して任意に書込むことで、子機側の表示手段4
C を通して顧客に伝達し得るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、販売員による訪問販売
活動を支援するための販売支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、販売支援を目的としたものとし
て、例えば特開昭62−220989号公報に示される
ような販売支援ロボットがある。これは、店頭における
据置き型のものであって、来訪客に対してデモンストレ
ーション表示を行うことで販売員を手助けしようとする
ものである。従って、訪問販売活動を支援するものでは
ない。
【0003】また、特開平2−176780号公報に示
されるような事務用機器の商品説明装置がある。これ
は、多機能・大型の商品を顧客先に持込み説明するので
は多大な労力を要する点などを考慮してなされたもの
で、その商品の操作パネル部だけで動作する携帯型装置
を作製し、この携帯型装置によって顧客先で顧客にその
商品の疑似体験をさせようとするものである。従って、
これら以外の通常の商品の販売活動に対する支援機能は
持たないものである。
【0004】一方、近年では、携帯型コンピュータが商
品化され、これを用いて商品のプレゼンテーションを行
うことが多くなっている。特に、CD−ROM等の大容
量の記憶媒体に、プレゼンテーション用の音や画像など
の膨大な情報を記憶させておき、これを携帯型コンピュ
ータで再生するようにすれば、従前のカタログなどによ
る商品説明よりも、より印象的で、より分かりやすいプ
レゼンテーションを行うことができる。
【0005】ところが、通常の携帯型コンピュータは液
晶(LCD)表示画面を一つしか持っていないため、操
作者(販売員)と顧客とが対面着座して商談している状
態では、両者が同時に同じ画面を見ることができないの
で、携帯型コンピュータを利用しても円滑な販売活動を
行えないという問題がある。
【0006】ちなみに、このような点を考慮し、携帯型
コンピュータの蓋の内側と外側との両面に表示画面を持
たせ、対面着座している両者が同時に各々の表示画面を
見ることができるようにしたものが提案されている。し
かし、携帯型コンピュータにあっては、一般に液晶表示
が用いられ、指向性を持ち、表示内容をクリアに見るこ
とのできる角度が限られており、通常は真正面から見な
いとハッキリしないものである。この結果、垂直に立て
た蓋の両面に液晶表示画面がある場合、販売員と顧客と
の視線の高さ位置に表示画面が位置するようにセッティ
ングする必要があるが、実際の販売活動(商談)におい
ては、目の高さよりかなり下に位置するテーブル上など
に装置を置いて説明する場合が殆どであり、実用的では
ない。よって、販売活動において販売員にも顧客にも見
やすく操作しやすい環境の提供が望まれる。
【0007】さらに、この種の携帯型コンピュータを利
用したプレゼンテーションの場合、スピーカ、特に内蔵
型スピーカは指向性を持つため、複数の人間に同じレベ
ルで音を伝えることができず、商談上不便である。
【0008】このようなことから、各々表示画面と入力
用タッチパネルとスピーカとを備えた小型の複数の携帯
型機器を設けて、一方を親機として販売員が手に持ち、
他方を子機として顧客に手渡して、同一内容又は異なる
内容のプレゼンテーションを双方の機器で行うことによ
り、対面着座している販売員、顧客の双方がプレゼンテ
ーション内容について同時に視聴しやすくした販売支援
装置が、本出願人により提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
提案方式による場合、携帯型機器を用いた商品説明にお
いて、顧客に提供できる情報は予め決められているプレ
ゼンテーション内容に限られ、商談の進行上、その場で
思いついた商品の利点や効果、或いは特に強調して印象
深く説明したい事項などに関しても一律的に説明するし
かなく、結局は、販売員の話術等に頼るものであり、不
十分である。
【0010】また、このような提案例による場合、子機
を顧客に手渡して説明を行うことになるが、顧客に子機
の操作を要求するとなると操作項目によっては面倒であ
り、商談を進める上で不親切となり、かつ、販売員が主
導権を持って説明を進めることが難しいケースも生ず
る。また、この種の機器では種々の情報が格納されてい
るため、子機の操作を全て顧客委せにすると、顧客に見
せたくない情報まで表示されてしまう可能性もあり、好
ましくない。
【0011】また、販売活動を別の観点から見た場合、
商談後に、販売情報を顧客の手元に残していくことも再
検討等のために重要である。この点、従来のカタログ方
式の場合にはカタログないしは書類を置いていくしかな
いため、販売員は多数のカタログや書類を持ち歩かなれ
ばならない。一方、上述したような携帯型機器ないしは
携帯型コンピュータの場合であれば、大容量の記憶媒体
である電子メディアを顧客の手元に置いていくことが考
えられる。しかし、販売活動に用いる電子メディアに
は、顧客との駆け引きに活用する情報や販売テクニック
情報のように、顧客には知られたくない情報、又は、そ
の場の商談には関係ない他の商品の情報等が入ってお
り、そのまま顧客に渡して自由な再生を許容し得るもの
ではない。
【0012】この点、必要な商品情報のみを抽出して作
成した電子メディアを予め用意していくことも考えられ
るが、販売活動においては顧客の要望が何んであるかは
顧客毎に異なり、対面時の販売活動において引き出され
ることが多く、現実的でない。特に、見積りのように変
動要素の大きな情報に関しては予め用意していくことは
困難であり、その場で作成した文書等に頼らざるを得な
いものである。
【0013】さらに、プレゼンテーションした内容を、
対面時の販売活動において印刷出力することで顧客先に
残すことも考えられるが、このためには印刷機(プリン
タ)を必要とし、携帯に適さないばかりでなく、商品説
明に適したカラー印刷が要求される場合は高価なものと
なってしまう。仮に、携帯し得るとしても、音声情報等
の出力はできず、結局、カタログ的な情報しか残らない
ものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、文字や画像を表示する表示手段と、この表示手段上
に積層させたタッチパネル構造の入力手段と、音声情報
を再生出力する音声出力手段とを各々備えた少なくとも
2台の携帯型機器を相互に接続して設け、これらの携帯
型機器の内の一台の携帯型機器を親機とし残りを子機と
して、文字や画像や音声などの情報を格納する記憶手段
と前記各手段を制御する制御手段とを内蔵し、各表示手
段に同じ又は異なる情報を表示させる表示制御手段と、
各入力手段から同じ又は異なる情報を入力させる入力制
御手段と、各音声出力手段から同じ又は異なる音声を出
力させる音声出力制御手段とを設け、前記表示手段によ
る表示内容を前記入力手段を介して手書き入力する手書
き入力手段と、手書き入力された同じ情報を前記親機及
び子機の表示手段に表示させる手書き情報表示制御手段
とを設けた。
【0015】請求項2記載の発明では、文字や画像を表
示する表示手段と、この表示手段上に積層させたタッチ
パネル構造の入力手段と、音声情報を再生出力する音声
出力手段とを各々備えた少なくとも2台の携帯型機器を
相互に接続して設け、これらの携帯型機器の内の一台の
携帯型機器を親機とし残りを子機として、前記親機に文
字や画像や音声などの情報を格納する記憶手段と前記各
手段を制御する制御手段とを内蔵し、前記親機の表示手
段上で選択指示された情報のみを子機の表示手段に表示
させる表示制御手段と、子機の音声出力手段から表示情
報に対応する音声のみを出力させる音声出力制御手段と
を設けた。
【0016】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
発明において、親機側で選択指示された情報のみを、子
機の表示手段上で位置変更、字体変更、修飾等の変形を
加えて強調表示させる表示制御手段とした。
【0017】請求項4記載の発明では、請求項2記載の
発明において、親機と子機との機能を入替える機能入替
え手段を親機に設けた。
【0018】請求項5記載の発明では、請求項4記載の
発明において、機能入替え手段の入力が予め設定されて
いる許可情報に一致するかを判別する判別手段と、判別
結果が不一致の時には機能の入替えを禁止するプロテク
ト手段を設けた。
【0019】請求項6記載の発明では、請求項3記載の
発明において、子機の表示手段上で強調表示された部分
を押下することにより対応する詳細説明等の情報を表示
させる展開表示制御手段と、親機側での予め設定されて
いる許可情報の入力により前記展開表示制御手段による
展開表示を規制する表示プロテクト手段とを設けた。
【0020】請求項7記載の発明では、文字や画像を表
示する表示手段と、この表示手段上に積層させたタッチ
パネル構造の入力手段と、音声情報を再生出力する音声
出力手段とを各々備えた少なくとも2台の携帯型機器を
相互に接続して設け、これらの携帯型機器の内の一台の
携帯型機器を親機とし残りを子機として、前記親機に文
字や画像や音声などの情報を格納する記憶手段と前記各
手段を制御する制御手段とを内蔵し、各表示手段に同じ
又は異なる情報を表示させる表示制御手段と、各入力手
段から同じ又は異なる情報を入力させる入力制御手段
と、各音声出力手段から同じ又は異なる音声を出力させ
る音声出力制御手段とを設け、前記子機側に子機側記憶
手段と子機単独で子機側の各手段を制御する子機側制御
手段とを設け、前記親機又は子機の入力手段の操作によ
って任意場面における前記子機側の表示情報及び音声情
報を前記子機側記憶手段に格納する格納手段と、この子
機側記憶手段に格納された情報を連続的又は対話的に子
機の表示手段及び音声出力手段で再生させる子機側再生
制御手段とを設けた。
【0021】請求項8記載の発明では、文字や画像を表
示する表示手段と、この表示手段上に積層させたタッチ
パネル構造の入力手段と、音声情報を再生出力する音声
出力手段とを各々備えた少なくとも2台の携帯型機器を
相互に接続して設け、これらの携帯型機器の内の一台の
携帯型機器を親機とし残りを子機として、前記親機に文
字や画像や音声などの情報を格納する記憶手段と前記各
手段を制御する制御手段とを内蔵し、各表示手段に同じ
又は異なる情報を表示させる表示制御手段と、各入力手
段から同じ又は異なる情報を入力させる入力制御手段
と、各音声出力手段から同じ又は異なる音声を出力させ
る音声出力制御手段とを設け、前記子機側に子機側記憶
手段と子機単独で子機側の各手段を制御する子機側制御
手段とを設け、前記親機又は子機の入力手段の操作によ
って任意場面における前記子機側の表示情報及び音声情
報を特定可能なコードデータとして前記記憶手段又は子
機側記憶手段に格納する格納手段と、前記親機又は子機
の入力手段に対する特定操作により前記記憶手段又は子
機側記憶手段に格納されたコードデータに応じた実際の
情報を前記記憶手段から読出して前記子機側記憶手段に
格納する読出格納手段と、この子機側記憶手段に格納さ
れた実際の情報を連続的又は対話的に子機の表示手段及
び音声出力手段で再生させる子機側再生制御手段とを設
けた。
【0022】請求項9記載の発明では、文字や画像を表
示する表示手段と、この表示手段上に積層させたタッチ
パネル構造の入力手段と、音声情報を再生出力する音声
出力手段とを各々備えた少なくとも2台の携帯型機器を
相互に接続して設け、これらの携帯型機器の内の一台の
携帯型機器を親機とし残りを子機として、前記親機に文
字や画像や音声などの情報を格納する記憶手段と前記各
手段を制御する制御手段とを内蔵し、各表示手段に同じ
又は異なる情報を表示させる表示制御手段と、各入力手
段から同じ又は異なる情報を入力させる入力制御手段
と、各音声出力手段から同じ又は異なる音声を出力させ
る音声出力制御手段とを設け、前記子機側に子機側記憶
手段と子機単独で子機側の各手段を制御する子機側制御
手段とを設け、前記親機又は子機の入力手段の操作によ
って任意場面における外部からの音声入力をその場面に
対応付けた音声情報として前記子機側記憶手段に格納す
る格納手段と、この子機側記憶手段に格納された音声情
報を場面表示に対応させて子機の音声出力手段で再生さ
せる子機側再生制御手段とを設けた。
【0023】請求項10記載の発明では、請求項7,8
又は9記載の発明において、任意場面の情報に対してそ
れらの情報を特徴付ける付加情報を伴って子機側記憶手
段に格納する格納手段とし、子機側再生制御手段による
再生に先立って前記付加情報よりなる格納情報の一覧を
子機の表示手段に選択自在に表示させる一覧表示制御手
段を設けた。
【0024】
【作用】請求項1記載の発明においては、その基本作用
として、各々表示手段と入力手段と音声出力手段とを備
えた携帯型機器を複数台備えて、同一又は異なる表示情
報、音声出力情報等を出力し得るので、対面着座してい
る販売員と顧客とが楽な姿勢で同時に表示画面をクリア
に見ることができ、かつ、再生音も同時にクリアに聞き
取ることができ、販売活動を効果的に支援し得るものと
なる。このような状況下に、販売員は提供している表示
画面において顧客に強調したい事項やその場で思い付い
た事項等があった場合には、親機においてこれらの事項
をプレゼンテーション内容に加えてメモ書き的に書込む
ことにより、子機側でもこれらの事項を表示させること
ができるので、顧客に要点を明確に伝達したり、理解の
深まる説明をすることが可能となり、より効果的な販売
活動を展開できる。
【0025】また、請求項2,3記載の発明において
は、親機の表示手段上で選択指示された情報のみが子機
側の表示手段上で表示され、対応する音声が音声出力手
段で出力され、さらには、選択指示された情報に関して
位置変更、字体変更等の変形を加えて強調表示されるの
で、顧客に複雑な操作を要求することなく販売員の操作
指示による主導の下に、分かりやすくて印象深いプレゼ
ンテーションを提供することができる。
【0026】また、請求項4記載の発明においては、機
能入替え手段により親機と子機との機能を入替えること
が可能であるので、子機側で操作を必要とする場合に容
易に対処し得るものとなる。この際、請求項5記載の発
明においては、機能入替えにID番号等の許可情報を設
定し、判別手段とプロテクト手段とにより、許可情報を
伴って入替え指定された場合のみ機能の入替えを許可
し、それ以外の場合には禁止させるので、許可情報を知
らない顧客等の第三者が勝手に機能を入替えてしまうこ
とを防止でき、子機を通して知られたくない情報が洩れ
るのを確実にプロテクトできるものとなる。
【0027】同様に、請求項6記載の発明においては、
子機側において強調表示部分に関して押下指示により対
応する説明等への展開表示を可能として顧客に詳細内容
を提供し得るようにするが、この際にも、予め設定され
ている許可情報を利用することで、顧客に見られたくな
い詳細情報の場合には表示プロテクト手段で展開表示を
規制することで対処することができる。
【0028】また、請求項7記載の発明においては、子
機側にも格納手段と子機側制御手段と子機側再生制御手
段とを設け、プレゼンテーション時に必要とする任意場
面の情報を子機側記憶手段に格納しておき、後で子機単
独でその情報を連続的又は対話的に再生することができ
るので、顧客の手元に子機を預けていくことにより、任
意の時に顧客が容易に商談における必要な情報のみを再
現確認することができる。
【0029】請求項8記載の発明においても、同様であ
るが、特に情報の格納について特定可能なコードデータ
を利用するようにしたので、商談中における任意場面の
情報の格納処理時間を大幅に短縮することができ、プレ
ゼンテーションを伴う販売活動をスムーズに運用させる
ことができる。
【0030】さらに、請求項9記載の発明においては、
例えば販売員と顧客との会話といった外部からの音声入
力を音声情報としてその場面に対応させて格納させてお
き、後で子機単独で再生することができるので、プレゼ
ンテーションのみではカバーできなかった補足説明等の
会話も任意の時に顧客が容易に再現確認することができ
る。
【0031】また、請求項10記載の発明においては、
任意場面の情報等を子機側記憶手段に格納する際に、そ
れらの情報を特徴付ける付加情報を伴うものとし、子機
側での再生に先立ち、一覧表示制御手段によってこれら
の付加情報による一覧を表示させるので、顧客は子機単
独で再生する場合に格納されている情報のあらましを知
ることができるので、必要な場面の再生処理が容易とな
る。
【0032】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図13に基づ
いて説明する。本実施例は、請求項1記載の発明に相当
し、図2に示すように親機1P 、子機1C なる2台の携
帯型機器を接続ケーブル2で接続してなる。これらの親
機1P 及び子機1C には、図3に示すように、入力器
(入力手段)3P ,3C と表示器(表示手段)4P ,4
C とスピーカ(音声出力手段)5P ,5C とが設けら
れ、各々には制御回路6P ,6C ,7P ,7C ,8P
C が設けられている。また、親機1P 内には外部記憶
装置(記憶手段)9が設けられ、これに対応して外部記
憶制御回路10が設けられている。さらに、親機1P
にはこれらの各手段を制御するための中央処理装置(制
御手段)11が設けられている。
【0033】ここに、前記表示器4P ,4C は表示制御
回路7P ,7C で作成されたデータに基づき文字や画像
情報を可視化するもので、CRTやバックライト付きの
LCD等により構成されている。また、入力器3P ,3
C は表示器4P ,4C 上に積層された透明な素材よりな
る電磁誘導方式等によるタッチパネル構造のデジタイザ
ー等よりなるものであり、表示器4P ,4C により表示
された画面上にて指や電子ペンなどの手書き入力手段
(図示せず)で押下操作或いは筆記操作をすると、その
座標情報が随時入力されるものである。入力制御回路6
P ,6C では入力器3P ,3C から随時入力される手書
きによる座標情報をバッファリングしたり、これらの座
標情報と表示器4P ,4C に表示されている表示内容と
を照合して該当するキーコードに変換する座標範囲に該
当する場合には適当なコードに変換して中央処理装置1
1に入力させるものである。スピーカ5P ,5C は音声
出力回路8P ,8C で作成された音声データを再生出力
するものである。外部記憶装置9はCD−ROMドライ
ブ、ハードディスクドライブなどとして構成され、文字
や画像や音声などに関する大量のデータを格納し得ると
ともに、格納されたデータを高速で読出し得るものであ
る。このデータ入出力は外部記憶制御回路10により制
御される。
【0034】また、本実施例の親機1P 、子機1C は、
現状の技術レベルで実現可能なB5サイズ、3cm程度
の厚さで2kg程度の重量のものとされ、両機を販売員
が容易に携帯し得るものとされている。もっとも、今後
の技術進歩によりさらに小型・軽量化し得ることは当然
である。なお、子機1C 側ではCD−ROMドライブ等
の外部記憶装置9が不要であるので、親機1P 側より薄
型・軽量化した構成としてもよい。接続ケーブル2は充
分な長さを有するものとされている。
【0035】何れにしても、これらの親機1P 及び子機
C を対として携帯し、プレゼンテーション個所で、販
売員が親機1P を手に持ち、顧客が子機1C を手に持っ
て、各自が自分の見やすい位置、扱いやすい位置で取扱
えるものである。
【0036】このような構成において、本実施例の基本
動作の詳細を順次説明する。まず、外部記憶装置9には
プレゼンテーションの際に再生すべき音と画像との情報
が、図4に例示するように格納されている。即ち、この
プレゼンテーションの内容は紙芝居のように、幾つかシ
ーンから構成されており、各シーン毎に表示される内容
が異なるものとされている。また、各シーンには各シー
ンに対応した音声情報が対とされている。この音声情報
は表示内容についての説明音声であったり、臨場感を出
すための効果音であったり、雰囲気を出すためのBGM
であったりする。各シーンは予め上映順に格納されてお
り、上映時間も格納されている。図4に示す情報例によ
れば、まず、シーン1が10秒間上映された後、シーン
2が8秒間上映される、といった要領で、最終シーンま
で自動的に全シーンが順次上映されることになる(自動
上映)。従って、図4に示すようなデータを作成して外
部記憶装置9に格納しておけば、販売員は特別な操作を
することなく、商品の説明を行うことができる。
【0037】このような処理を図3を参照して説明する
と、まず、中央処理装置11は外部記憶制御回路10を
介して外部記憶装置9に格納されている上記のような情
報を読込み、その内、画像情報は表示制御回路7P ,7
C を介して各々表示器4P ,4C に表示し、音声情報は
音声出力回路8P ,8C を介して各々のスピーカ5P
C から再生出力する。音と画像の再生が終了した後、
予め設定されている上映時間がくると、中央処理装置1
1は次のシーンのデータを外部記憶装置9に要求する。
【0038】自動上映の場合には、上記の手順で処理さ
れる。しかし、実際に顧客に対して商品説明を行ってい
る状況では、顧客の関心度の度合いなどによっては、予
め設定されている上映時間よりも長くその画面を表示さ
せておきたい場合や、上映の途中で次の画面に移りたい
場合など、種々のケースがある。
【0039】プレゼンテーション中におけるこのような
各種状況に的確に対応するため、表示器4(4P
C )には、画像表示部21とともに、「一時停止」
「再開」「スキップ」「中止」「前画面」「次画面」と
いった6つの機能を発揮させるためのキー表示部22が
出現し、任意に操作し得るように構成されている。ここ
に、「一時停止」は現在の表示内容を維持したまま停止
させるもので、通常のオーディオ機器におけるポーズと
同じである。一時停止中の時間は上映時間中には含まれ
ない。「再開」は一時停止した状態から継続再生状態に
復帰させるものである。図6はこれらの一時停止とその
再開処理を示すフローチャートである。「スキップ」は
現在上映中のシーンを中断して次のシーンの上映を開始
させるものである。「中止」は上映を終了させるもので
ある。「前画面」は現在上映中のシーンを中断して1つ
前のシーンの画像情報を表示させるものである。「次画
面」は前画面機能で再表示されているシーンの表示を止
め、次のシーンの画像表示を行わせるものである。この
場合、音声の再生は行わず、操作者(販売員又は顧客)
からの指示があるまでその表示状態を維持する。
【0040】これらの機能を利用しようとする場合、操
作者はキー表示部22中の所望の機能に対応した区画を
指やペンなどで押下すればよい。即ち、表示器4表面に
は入力器3が接するように装着されており、操作者が押
下した個所の座標情報を入力制御回路6が判別して、各
機能に対応したコード情報に変換した上で中央処理装置
11に出力する。よって、中央処理装置11ではこのよ
うなコード情報から入力された機能を判別し、その機能
に応じて各回路7,8,10に対して必要な命令を送る
ことで各機能処理が行われる。
【0041】また、本実施例では、親機1P と子機1C
とにおいて、各々の表示器4P ,4C やスピーカ5P
C を通して、同じシーンを同時に再生出力させる同期
再生手段と、各々任意なる別個のシーンを再生出力させ
る非同期再生手段との機能が付加されている。これらの
手段が、請求項1記載の発明にいう「表示制御手段」及
び「音声出力制御手段」に相当するものとなる。
【0042】ここに、このような機能を発揮させるた
め、同期再生時においては、前述した「一時停止」等の
6つの機能に対する入力は、親機1P 側における入力だ
けが有効となり、子機1C 側の入力器3C からの入力情
報は中央処理装置11によって無視される。図7のフロ
ーチャートにこのような処理内容を示す。従って、販売
員は自分の思い通りに上映シーンを進めたり戻したりす
ることができる。
【0043】一方、実際の商品説明の際には、販売員の
説明したい内容と顧客の見たい内容とがずれることはし
ばしばあり、同期再生では不便なこともある。即ち、カ
タログを用いた商品説明において販売員が開いている頁
と顧客が見ている頁とが違うことはよくあることであ
り、また、顧客によっては同期再生のように販売員に全
ての操作をまかせた受け身的な説明のされ方より、適当
に自分の見たいシーンを選択しながらある程度能動的に
説明を受けたいと考える人もかなりいると予想されるか
らである。このような顧客に対しては、非同期再生で対
処できる。
【0044】非同期再生を行う場合、図8に示すような
表示器4上の再生方法選択画面において、「非同期再
生」区画部分を押下すればよい。この区画部分を押下す
ると、入力器3からその座標情報が入力制御回路6に送
られ、「同期再生」「非同期再生」の何れが選択された
かの判別結果が中央処理装置11に送られる。
【0045】非同期再生においては、前述した「一時停
止」等の6つの機能に対する入力は、親機1P 、子機1
C の両方において有効となる。従って、顧客が自由に自
分の見たいシーンを選択できるものとなる。このような
場合、中央処理装置11は親機1P 、子機1C の各々に
おいて、現在どこまで再生が進んでいるかを常に把握し
ている必要がある。このため、中央処理装置11中のメ
モリ部には図9及び図10に示すような再生状態の情報
が格納保持される。即ち、図9は同期再生時の再生状態
情報例を示し、親機1P 、子機1C では当然同じ再生を
行うので、同じデータとなる。一方、図10は非同期再
生時の再生状態情報例を示し、親機1Pと子機1C とで
は異なる再生状態情報となり得る。これらの情報は逐次
更新される。一時停止させた場合には、その時点の情報
が保持され、再開する際、その時点から再生を再開さ
れ、経過時間の更新も再開される。
【0046】ここに、図9に示すような経過時間が図4
に例示したように予め設定されている該当シーンの上映
時間に達すると、次のシーンの上映に移行する。もっと
も、予め設定されている上映時間は、必ずしもそのシー
ンの音や画像の再生時間とは一致していない。即ち、上
映時間としては再生時間以上の値が格納されており、再
生が終了した場合、そのシーンの最後の表示状態を維持
したまま、上映時間が終わるまで入力待ちとなる。よっ
て、この間を利用して、販売員は顧客に対して今上映さ
れた内容について補足説明を行うことができる。
【0047】ところで、本実施例では文字入力機能も付
加されている。即ち、商談の際の価格交渉などにおい
て、適宜操作をすると、図12及び図11に示すような
商談用画面23P ,23C が各々の表示器4P ,4C
に展開表示される。具体的には、所定のキー操作を行う
ことにより、中央処理装置11では電卓用表示データを
外部記憶装置9から読込み、各々表示制御回路7P ,7
C を介して表示器4P ,4C 上に表示させる。この画面
にてテンキー表示部等を電卓感覚で操作すると、対応す
るコードに変換され、中央処理装置11に送られ、適当
な処理が施され、上部の該当する表示欄に表示される。
よって、親機1P と子機1C とのこのような画面を通し
て商談を進めることができる。
【0048】この場合、親機1P 側の表示内容の任意の
部分を子機1C 側ではマスクして表示させることもでき
る。即ち、図12に示す表示内容が本来の商談内容を示
すものとした場合、破線で示す表示部分24はマスクす
ることで、子機1C 側では図11に示すような表示とす
れば、販売員にとって必要な情報を表示させつつ、顧客
に知られたくない情報を簡単に隠すことができ、商談を
スムーズに進める一助となる。
【0049】さらに、本実施例では前述したような電子
ペン等の手書き入力手段によりメモ書き等のイメージ入
力を行い得る機能も有しており、図13に示すように、
親機1P の表示器4P の商談用画面23P (画像表示部
21)上から入力器3P に対して電子ペンでアンダーラ
イン、数値書込み等のメモ情報25をイメージデータと
して入力すると、その座標情報が入力制御回路6P にバ
ッファリングされた後(文字入力時のように該当する文
字やコードに変換されない)、中央処理装置11に取込
まれる。この後、この中央処理装置11を手書き情報表
示制御手段として、このイメージデータに適当な処理を
施した後、表示制御回路7C を介して表示器4C に送ら
れ、図1に示すように、子機1C 側の商談用画面23C
でも同一のメモ情報25がプレゼンテーション事項と併
せて表示される。
【0050】よって、販売員はプレゼンテーションを伴
う商談を進める上で、適宜、自己の画像表示部23P
通してメモ書きを行うことにより、顧客に対して表示内
容をより理解しやすいものとしたり、印象を深めたりす
ることができ、プレゼンテーションとしては用意されて
いないが、その場に適した対応をとれるものとなる。
【0051】つづいて、本発明の第二の実施例を図14
ないし図18により説明する。前記実施例で示した部分
と同一部分は同一符号を用いて示す(以下の実施例でも
同様とする)。本実施例は、請求項2ないし6記載の発
明に相当し、図3との対比では親機1P 中に外部記憶装
置9と並列的に一時記憶装置12が付加されている。こ
の一時記憶装置12は予め設定されている許可情報なる
ID番号とか、親機/子機情報等を格納するものであ
る。
【0052】このような構成において、親機1P と子機
C とを用いたプレゼンテーションは、基本的には、前
記実施例の場合と同様に行われる。即ち、親機1P の表
示器4P と子機1C の表示器4C とに対してプレゼンテ
ーション情報として同一又は異なる内容を表示させ得る
が、本実施例では、さらに親機1P 側に主導性を持た
せ、親機1P の表示器4P に表示されている情報中の一
部のみを適宜選択指示することにより、その一部のみを
子機1C 側の表示器4C に表示させることができるよう
にしたものである。
【0053】例えば、親機1P の表示器4P の画像表示
部21で、図15(a)に示すように、ブロックA〜D
で示すような各情報が表示されている場合において、顧
客に対してはブロックA,Bの情報表示のみが必要な場
合、表示器4P 上で所定のモード設定をした後、ブロッ
クA,Bに相当する領域を電子ペンや指などで押圧指定
すると、その座標情報が入力制御回路7P 、中央処理装
置11で判定される。この結果、子機1C 側の表示器4
C の画像表示部21上には図15(b)に示すように選
択指示されたブロックA,Bの情報のみが表示され、親
機1P 側では表示されているブロックC,Dの情報は子
機1C 側では表示されない。このような処理が、請求項
2記載の発明に相当し、顧客やその場の状況に応じて提
示するプレゼンテーションの情報を絞り込むことができ
る。顧客としても、限られた情報を見ればよいので、見
やすく、かつ、強い印象を受けるものとなる。また、プ
レゼンテーションにおける操作が親機1P 側での販売員
操作を主体として行われるので、顧客側は特別な操作を
要しないものとなる。
【0054】ところで、子機1C 側においてブロック
A,Bのように一部の情報のみを表示させるような場
合、中央処理装置11で選択指定された表示情報の大き
さを判別し、図15(c)に示すように、子機1C の表
示器4C における表示位置を変更したり(横配列から縦
配列)、横倍角に拡大したり、斜体表示のように字体変
更したり、或いは、影付き文字とか反転表示とか網掛け
表示等の修飾を施した強調表示とさせることもできる。
このような処理が、請求項3記載の発明に相当し、限ら
れた情報を、より一層強調されて見やすい表示として顧
客に提示することができる。
【0055】また、プレゼンテーションを進める上で、
販売員が子機1C を操作する必要性が生ずることもあ
る。このような場合、親機1P において表示器4P に図
16(a)に示すような切換え画面26を出現させ、こ
の切換え画面26上で予め設定されているID番号を数
値入力した後、「子機」なる区画部分を押下すると、一
時記憶装置12内にこの入力情報(1又は0なる2値情
報で充分)を格納するとともに、親機/子機の機能を入
替える。このような処理が、請求項4記載の発明に相当
する。よって、元々販売員が自由に操作し得る親機1P
を子機代わりに子機1C のある場所に移動させる必要が
なく便利となる。
【0056】この際、ID番号としては、販売員以外は
親機/子機の機能入替えを行えないように、一時記憶装
置12に予め販売員固有の番号を登録しておき、図17
のフローチャートに示すように、入力されたID番号が
この固有の番号に一致するか否かを判別手段(図示せ
ず)により判別し、一致する場合のみ入替えを許容し、
不一致の場合にはプロテクト手段(図示せず)によって
機能入替えが禁止されるように設定されている。このよ
うな処理が、請求項5記載の発明に相当し、販売員以外
の人が無闇やたらに子機1C を親機として使用し得る事
態がなくなり、親機1P の機能を販売員の管理下に置く
ことができる。
【0057】ところで、図16(b)に示すように、子
機1C 側の表示器4C において親機1P 側で選択指定さ
れた情報のみを表示、特に強調表示させる場合、対応す
る表示部分を押下指定することにより、展開表示制御手
段(図示せず)によって、同図(c)に示すようにその
詳細説明等を展開表示させる表示形態をとるのが、分か
りやすいものとなる。しかし、顧客や情報によっては、
その詳細説明等の情報をその場の顧客には見せたくない
場合もある。そこで、このような場合には、図18のフ
ローチャートに示すように、予め親機1P において強調
表示の領域によってはその展開表示を制限する旨をID
番号とともに予め一時記憶装置12に登録しておけばよ
い。すると、強調表示において詳細説明の展開表示を指
示したとしても、販売員以外の人であれば、特定項目に
ついては表示プロテクト手段(図示せず)によって展開
表示が規制されることになる。図16(b)(c)に示
す例であれば、ブロックAに関しては展開表示が規制さ
れていないが、ブロックBに関しては展開表示が規制さ
れている様子を示す。このような処理が、請求項6記載
の発明に相当し、顧客に見られたくない情報をプロテク
トできる。
【0058】さらに、本発明の第三の実施例を図19な
いし図29により説明する。本実施例は、請求項7ない
し10記載の発明に相当し、図3との対比では、子機1
C 中に中央処理装置(子機側制御手段)13と、外部記
憶制御回路14と、外部記憶装置(子機側記憶手段)1
5とが設けられ、子機1C 単独でも再生処理機能を持つ
ように構成されている。ここに、中央処理装置13は子
機1C 側の各回路6C,7C ,8C ,14に対して作業
指示を行ったり、データの入出力を行うものである。外
部記憶装置15はデータの格納・読出しが可能なICカ
ードやハードディスク等によるものであり、データ入出
力は外部記憶制御回路14により制御される。また、親
機1P 側においては、マイクロフォン等の音声入力器1
6と音声入力制御回路17とが付加されている。音声入
力器16は会話音声等の外部からの音声情報を取込むも
のであり、音声入力制御回路17によって、中央処理装
置11で取扱える形のデータに変換される。
【0059】また、本実施例の外部記憶装置9に格納さ
れているシーン情報には、図21に示すように、次のシ
ーンを選択決定するための釦情報とリンクするシーンN
o.情報とが含まれている。即ち、図22に示すような
あるプレゼンテーション画面表示の表示器4において、
キー表示部22には「適用事例」「見積り」といった次
のシーンを選択決定するための釦情報が指定自在に出現
する。併せて、任意シーンの記憶を指示するための「記
録」なる操作部、音声入力器16を介して音声情報の記
憶を指示するための「音声入力」なる操作部がキー表示
部22に出現する。
【0060】このような構成において、本実施例は、親
機1P と子機1C とを用いたプレゼンテーション中にお
いて、任意のシーンの情報(表示情報及びその音声情
報)又は任意のシーン上映時の外部からの音声情報を子
機1C の外部記憶装置15に格納し得るようにしたもの
である。ここに、外部記憶装置15へのシーン対応の表
示情報及び音声情報の格納には、それらの情報を特徴付
ける付加情報も付加されるように設定されている。図2
3に格納データの構成図を示す(同図(a)は付加情報
ファイルを示し、同図(b)はデータファイルを示
す)。即ち、ファイル名には、「商品A概要」「商品A
説明」「商品A適用事例」等の見出しといった付加情報
が付加される。
【0061】しかして、子機1C の外部記憶装置15へ
の情報格納処理を図24に示すフローチャートを参照し
て説明する。まず、図22のようにあるシーンが表示さ
れ、次の入力待ちをしている状態で「記録」釦を押下す
ると、入力制御回路7を介して中央処理装置11にその
入力情報が送られる。この入力を受けて、中央処理装置
11ではそのシーンの表示情報や音声情報を特徴付ける
付加情報を決定し、かつ、これらの表示/音声情報ファ
イルを管理するための格納番号(図23参照)を決定
し、子機1C 側の中央処理装置13に送出するととも
に、この中央処理装置13により外部記憶制御回路14
を介して外部記憶装置15の付加情報ファイルに書込
む。さらに、外部記憶制御回路10を介して外部記憶装
置9から読込まれている現シーンの表示情報及び音声情
報をファイルとして、中央処理装置13により外部記憶
制御回路14を介して外部記憶装置15に書込む。この
時の表示/音声ファイル名及び付加情報の格納番号は、
シーケンシャルなユニークなものとされる。
【0062】同様にして、プレゼンテーション時にある
シーンが表示され、次の入力待ちをしている状態で、
「音声入力」釦を押下すると、入力制御回路7を介して
中央処理装置11にその入力情報が送られる。この入力
を受けて、中央処理装置11では音声入力制御回路17
を介して音声入力器18からの音声入力を制御する。即
ち、音声入力制御回路17では音声入力器18から取込
まれる音声入力を適当な音声情報に変換し、この中央処
理装置11の制御の下に外部記憶装置9に格納する。こ
の時、「音声入力」釦が再度押されると音声入力処理は
終了する。そして、その時のシーンとこの音声情報とを
関連付ける付加情報を決定し、かつ、その時のシーンの
格納番号を決定し、中央処理装置13に送出するととも
に、この中央処理装置13により外部記憶制御回路14
を介して外部記憶装置15の付加情報ファイルに書込
む。さらに、外部記憶装置9に格納されていた音声情報
をファイルとしてこの外部記憶装置15に書込む。
【0063】また、本実施例の場合も文字入力手段を有
しており、図11及び図12に示した場合と同様に、特
定キー操作等により、図25及び図26に示すように商
談用画面23C ,23P が出現するように構成されてい
る。この場合、このような商談用画面23C に関する情
報も外部記憶装置15に格納し得るものであり、画面に
は電卓用テンキー等とともに、「記録」「音声入力」と
いった釦表示部が出現するように設定されている。よっ
て、例えば「記録」釦を押下すると、子機1C側の表示
器4C に表示されている表示データをファイルとして、
中央処理装置13により外部記憶制御回路14を介して
外部記憶装置15に書込む。これにより、例えば親機1
P 側の表示器4P では図26に示した表示部分24のよ
うに顧客に知られたくない情報が表示されることがある
が、子機1C 側の外部記憶装置15に格納されるのはこ
のような情報がマスクされた子機1C 側の表示内容によ
るため、情報をプロテクトできる。
【0064】一方、このような外部記憶装置15に必要
な情報を格納した後の再生処理について図27に示すフ
ローチャートを参照して説明する。この再生処理は、子
機1C 単独で可能であり、接続ケーブル2は不要であ
る。よって、販売員はプレゼンテーション後に子機1C
のみを顧客に預けていけばよいものとなる。まず、再生
時には中央処理装置13により外部記憶制御回路14を
介して外部記憶装置15に格納されている付加情報ファ
イルを読出し、その中の格納番号と見出しとを一覧画面
27として図28に示すように表示器4C に表示させ
る。この一覧画面27内の「1.商品…」「2.商品
…」「3.商品…」等、及び、「終了」「再生」なる表
示区画部分は釦となっており、選択操作可能とされてい
る。これにより、対話的再生が可能とされている。ま
た、一覧画面27によりどのように情報が格納されてい
るかを把握し得るものとなり、再生選択等の操作がしや
すいものとなる。この状態で「終了」釦を押下すると再
生処理を終了する。「1.商品…」釦が押下されると、
付加情報の格納番号が決定され、同一格納番号のデータ
ファイルが決定される。そして、それらのデータファイ
ルを中央処理装置13が外部記憶制御回路14を介して
外部記憶装置15から読込み、表示情報に関しては表示
制御回路7C を介して表示器4C に再生表示し、音声情
報に関しては音声出力回路8C を介してスピーカ5C
ら再生出力する。図29にこのような再生画面28の一
例を示す。この場合、「終了」「次へ」なる表示区画に
よる釦のみが出現し、「次へ」釦を押下すると付加情報
の次の格納番号が決定され、その格納番号によって管理
されるデータファイルが上記のように読出され再生され
る。「終了」釦を押下すると、図28に示す一覧画面2
7に戻る。
【0065】一方、この一覧画面27において、「自動
再生」釦が押下されると、付加情報の最初の格納番号か
ら順次、格納番号によって管理されるデータファイルを
再生する。一つの格納番号から次の格納番号に処理を移
す際には、自動再生であるため、適当な待ち時間を入れ
て、間をとるようにするのがよい。
【0066】ところで、本実施例では、付加情報ファイ
ルを介して格納・再生処理を行うようにしたが、付加情
報ファイルを持たない場合であれば、格納時にデータフ
ァイル名としてシーケンシャルなユニークなファイル名
としているので、再生時において、このようなシーケン
シャルなファイル名順に連続又は対話的に再生処理する
ようにすればよい。
【0067】さらに、データファイルにそのデータのシ
ーンを特徴付けるようなデータが付加されている場合、
再生時に、各々のファイルから対応するデータを読込
み、上述した付加情報付きの場合と同様に一覧画面を提
示するようにしてもよい。
【0068】また、上述した説明では、任意のシーンに
関する情報等を子機1C 側の外部記憶装置15に格納
し、子機1C 側単独で再生し得るようにしたが、外部記
憶装置15に格納される情報全てを親機1P 側の外部記
憶装置9にもそのまま格納し、親機1P 側でもその内容
を再生し得るようにしてもよい。これによれば、顧客の
元に渡してある情報を親機1P 側で再生分析することに
より、顧客の興味事項等を見出すのに役立つものとな
る。
【0069】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、文字や画
像を表示する表示手段と、この表示手段上に積層させた
タッチパネル構造の入力手段と、音声情報を再生出力す
る音声出力手段とを各々備えた少なくとも2台の携帯型
機器を相互に接続して設け、これらの携帯型機器の内の
一台の携帯型機器を親機とし残りを子機として、文字や
画像や音声などの情報を格納する記憶手段と前記各手段
を制御する制御手段とを内蔵し、各表示手段に同じ又は
異なる情報を表示させる表示制御手段と、各入力手段か
ら同じ又は異なる情報を入力させる入力制御手段と、各
音声出力手段から同じ又は異なる音声を出力させる音声
出力制御手段とを設け、前記表示手段による表示内容を
前記入力手段を介して手書き入力する手書き入力手段
と、手書き入力された同じ情報を前記親機及び子機の表
示手段に表示させる手書き情報表示制御手段とを設けた
ので、その基本効果として、各々表示手段と入力手段と
音声出力手段とを備えた携帯型機器を複数台備えて、同
一又は異なる表示情報、音声出力情報等を出力し得るの
で、対面着座している販売員と顧客とが楽な姿勢で同時
に表示画面をクリアに見ることができ、かつ、再生音も
同時にクリアに聞き取ることができ、販売活動を効果的
に支援し得るものとなる上に、販売員は提供している表
示画面において顧客に強調したい事項やその場で思い付
いた事項等があった場合には、親機においてこれらの事
項を手書き入力手段でプレゼンテーション内容に加えて
メモ書き的に書込むことにより、子機側でもこれらの事
項を表示させることができるので、顧客に要点を明確に
伝達したり、理解の深まる説明をすることが可能とな
り、より効果的な販売活動を展開できる。
【0070】請求項2,3記載の発明によれば、親機の
表示手段上で選択指示された情報のみが子機側の表示手
段上で表示され、対応する音声が音声出力手段で出力さ
れ、さらには、選択指示された情報に関して位置変更、
字体変更等の変形を加えて強調表示されるようにしたの
で、顧客に複雑な操作を要求することなく販売員の操作
指示による主導の下に、分かりやすくて印象深いプレゼ
ンテーションを提供することができる。
【0071】請求項4記載の発明によれば、請求項2記
載の発明において、親機と子機との機能を入替える機能
入替え手段を親機に設けて、親機と子機との機能入替え
を可能としたので、子機側で操作を必要とする場合に容
易に対処できるものとなる。
【0072】この際、請求項5記載の発明によれば、請
求項4記載の発明において、機能入替え手段の入力が予
め設定されている許可情報に一致するかを判別する判別
手段と、判別結果が不一致の時には機能の入替えを禁止
するプロテクト手段を設けて、許可情報を伴って入替え
指定された場合のみ機能の入替えを許可し、それ以外の
場合には禁止させるようにしたので、許可情報を知らな
い顧客等の第三者が勝手に機能を入替えてしまうことを
防止でき、子機を通して知られたくない情報が洩れるこ
とを確実にプロテクトできる。
【0073】請求項6記載の発明によれば、請求項3記
載の発明において、子機の表示手段上で強調表示された
部分を押下することにより対応する詳細説明等の情報を
表示させる展開表示制御手段と、親機側での予め設定さ
れている許可情報の入力により前記展開表示制御手段に
よる展開表示を規制する表示プロテクト手段とを設けた
ので、子機側において強調表示部分に関して押下指示に
より対応する説明等への展開表示を可能として顧客に詳
細内容を提供し得るようにするが、この際にも、予め設
定されている許可情報を利用することで、顧客に見られ
たくない詳細情報の場合には表示プロテクト手段で展開
表示を規制することで対処することができる。
【0074】請求項7記載の発明によれば、子機側にも
格納手段と子機側制御手段と子機側再生制御手段とを設
け、プレゼンテーション時に必要とする任意場面の情報
を子機側記憶手段に格納しておき、後で子機単独でその
情報を連続的又は対話的に再生することができるように
したので、顧客の手元に子機を預けていくことにより、
任意の時に顧客が容易に商談における必要な情報のみを
再現確認することができる。
【0075】請求項8記載の発明によれば、請求項7記
載の発明の場合と同様であるが、特に、情報の格納につ
いて特定可能なコードデータを利用するようにしたの
で、商談中における任意場面の情報の格納処理時間を大
幅に短縮することができ、プレゼンテーションを伴う販
売活動をスムーズに運用させることができる。
【0076】請求項9記載の発明によれば、販売員と顧
客との会話といった外部からの音声入力を音声情報とし
てその場面に対応させて格納させておき、後で子機単独
で再生することができるようにしたので、プレゼンテー
ションのみではカバーできなかった補足説明等の会話も
任意の時に顧客が容易に再現確認することができる。
【0077】請求項10記載の発明によれば、請求項
7,8又は9記載の発明において、任意場面の情報等を
子機側記憶手段に格納する際に、それらの情報を特徴付
ける付加情報を伴うものとし、子機側での再生に先立
ち、一覧表示制御手段によってこれらの付加情報による
一覧を表示させるようにしたので、顧客は子機単独で再
生する場合に格納されている情報のあらましを知ること
ができ、必要な場面の再生処理が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例の子機側の商談用画面例
を示す平面図である。
【図2】外観構成を示す斜視図である。
【図3】ブロック図である。
【図4】格納されたシーン情報例を示す説明図である。
【図5】表示画面例を示す平面図である。
【図6】一時停止及びその再開処理例を示すフローチャ
ートである。
【図7】非同期再生時の入力処理を示すフローチャート
である。
【図8】再生方法選択画面例を示す平面図である。
【図9】同期再生中の再生情報データ例を示す説明図で
ある。
【図10】非同期再生中の再生情報データ例を示す説明
図である。
【図11】子機側の商談用画面例を示す平面図である。
【図12】親機側の商談用画面例を示す平面図である。
【図13】親機側の商談用画面例を示す平面図である。
【図14】本発明の第二の実施例を示すブロック図であ
る。
【図15】画面表示選択の様子を示す概略平面図であ
る。
【図16】画面表示選択の様子を示す概略平面図であ
る。
【図17】親機/子機機能入替え処理を示すフローチャ
ートである。
【図18】表示制御処理を示すフローチャートである。
【図19】本発明の第三の実施例を示すブロック図であ
る。
【図20】外観構成を示す斜視図である。
【図21】格納データ構造例を示す説明図である。
【図22】表示画面例を示す平面図である。
【図23】格納データ構造例を示す説明図である。
【図24】データ格納処理を示すフローチャートであ
る。
【図25】子機側の商談用画面例を示す平面図である。
【図26】親機側の商談用画面例を示す平面図である。
【図27】再生処理を示すフローチャートである。
【図28】一覧画面例を平面図である。
【図29】再生画面例を示す平面図である。
【符号の説明】
P 親機=携帯型機器 1C 子機=携帯型機器 3P ,3C 入力手段 4P ,4C 表示手段 5P ,5C 音声出力手段 9 記憶手段 11 制御手段 13 子機側制御手段 15 子機側記憶手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字や画像を表示する表示手段と、この
    表示手段上に積層させたタッチパネル構造の入力手段
    と、音声情報を再生出力する音声出力手段とを各々備え
    た少なくとも2台の携帯型機器を相互に接続して設け、
    これらの携帯型機器の内の一台の携帯型機器を親機とし
    残りを子機として、前記親機に文字や画像や音声などの
    情報を格納する記憶手段と前記各手段を制御する制御手
    段とを内蔵し、各表示手段に同じ又は異なる情報を表示
    させる表示制御手段と、各入力手段から同じ又は異なる
    情報を入力させる入力制御手段と、各音声出力手段から
    同じ又は異なる音声を出力させる音声出力制御手段とを
    設け、前記表示手段による表示内容を前記入力手段を介
    して手書き入力する手書き入力手段と、手書き入力され
    た同じ情報を前記親機及び子機の表示手段に表示させる
    手書き情報表示制御手段とを設けたことを特徴とする販
    売支援装置。
  2. 【請求項2】 文字や画像を表示する表示手段と、この
    表示手段上に積層させたタッチパネル構造の入力手段
    と、音声情報を再生出力する音声出力手段とを各々備え
    た少なくとも2台の携帯型機器を相互に接続して設け、
    これらの携帯型機器の内の一台の携帯型機器を親機とし
    残りを子機として、前記親機に文字や画像や音声などの
    情報を格納する記憶手段と前記各手段を制御する制御手
    段とを内蔵し、前記親機の表示手段上で選択指示された
    情報のみを子機の表示手段に表示させる表示制御手段
    と、子機の音声出力手段から表示情報に対応する音声の
    みを出力させる音声出力制御手段とを設けたことを特徴
    とする販売支援装置。
  3. 【請求項3】 親機側で選択指示された情報のみを、子
    機の表示手段上で位置変更、字体変更、修飾等の変形を
    加えて強調表示させる表示制御手段としたことを特徴と
    する請求項2記載の販売支援装置。
  4. 【請求項4】 親機と子機との機能を入替える機能入替
    え手段を親機に設けたことを特徴とする請求項2記載の
    販売支援装置。
  5. 【請求項5】 機能入替え手段の入力が予め設定されて
    いる許可情報に一致するかを判別する判別手段と、判別
    結果が不一致の時には機能の入替えを禁止するプロテク
    ト手段を設けたことを特徴とする請求項4記載の販売支
    援装置。
  6. 【請求項6】 子機の表示手段上で強調表示された部分
    を押下することにより対応する詳細説明等の情報を表示
    させる展開表示制御手段と、親機側での予め設定されて
    いる許可情報の入力により前記展開表示制御手段による
    展開表示を規制する表示プロテクト手段とを設けたこと
    を特徴とする請求項3記載の販売支援装置。
  7. 【請求項7】 文字や画像を表示する表示手段と、この
    表示手段上に積層させたタッチパネル構造の入力手段
    と、音声情報を再生出力する音声出力手段とを各々備え
    た少なくとも2台の携帯型機器を相互に接続して設け、
    これらの携帯型機器の内の一台の携帯型機器を親機とし
    残りを子機として、前記親機に文字や画像や音声などの
    情報を格納する記憶手段と前記各手段を制御する制御手
    段とを内蔵し、各表示手段に同じ又は異なる情報を表示
    させる表示制御手段と、各入力手段から同じ又は異なる
    情報を入力させる入力制御手段と、各音声出力手段から
    同じ又は異なる音声を出力させる音声出力制御手段とを
    設け、前記子機側に子機側記憶手段と子機単独で子機側
    の各手段を制御する子機側制御手段とを設け、前記親機
    又は子機の入力手段の操作によって任意場面における前
    記子機側の表示情報及び音声情報を前記子機側記憶手段
    に格納する格納手段と、この子機側記憶手段に格納され
    た情報を連続的又は対話的に子機の表示手段及び音声出
    力手段で再生させる子機側再生制御手段とを設けたこと
    を特徴とする販売支援装置。
  8. 【請求項8】 文字や画像を表示する表示手段と、この
    表示手段上に積層させたタッチパネル構造の入力手段
    と、音声情報を再生出力する音声出力手段とを各々備え
    た少なくとも2台の携帯型機器を相互に接続して設け、
    これらの携帯型機器の内の一台の携帯型機器を親機とし
    残りを子機として、前記親機に文字や画像や音声などの
    情報を格納する記憶手段と前記各手段を制御する制御手
    段とを内蔵し、各表示手段に同じ又は異なる情報を表示
    させる表示制御手段と、各入力手段から同じ又は異なる
    情報を入力させる入力制御手段と、各音声出力手段から
    同じ又は異なる音声を出力させる音声出力制御手段とを
    設け、前記子機側に子機側記憶手段と子機単独で子機側
    の各手段を制御する子機側制御手段とを設け、前記親機
    又は子機の入力手段の操作によって任意場面における前
    記子機側の表示情報及び音声情報を特定可能なコードデ
    ータとして前記記憶手段又は子機側記憶手段に格納する
    格納手段と、前記親機又は子機の入力手段に対する特定
    操作により前記記憶手段又は子機側記憶手段に格納され
    たコードデータに応じた実際の情報を前記記憶手段から
    読出して前記子機側記憶手段に格納する読出格納手段
    と、この子機側記憶手段に格納された実際の情報を連続
    的又は対話的に子機の表示手段及び音声出力手段で再生
    させる子機側再生制御手段とを設けたことを特徴とする
    販売支援装置。
  9. 【請求項9】 文字や画像を表示する表示手段と、この
    表示手段上に積層させたタッチパネル構造の入力手段
    と、音声情報を再生出力する音声出力手段とを各々備え
    た少なくとも2台の携帯型機器を相互に接続して設け、
    これらの携帯型機器の内の一台の携帯型機器を親機とし
    残りを子機として、前記親機に文字や画像や音声などの
    情報を格納する記憶手段と前記各手段を制御する制御手
    段とを内蔵し、各表示手段に同じ又は異なる情報を表示
    させる表示制御手段と、各入力手段から同じ又は異なる
    情報を入力させる入力制御手段と、各音声出力手段から
    同じ又は異なる音声を出力させる音声出力制御手段とを
    設け、前記子機側に子機側記憶手段と子機単独で子機側
    の各手段を制御する子機側制御手段とを設け、前記親機
    又は子機の入力手段の操作によって任意場面における外
    部からの音声入力をその場面に対応付けた音声情報とし
    て前記子機側記憶手段に格納する格納手段と、この子機
    側記憶手段に格納された音声情報を場面表示に対応させ
    て子機の音声出力手段で再生させる子機側再生制御手段
    とを設けたことを特徴とする販売支援装置。
  10. 【請求項10】 任意場面の情報に対してそれらの情報
    を特徴付ける付加情報を伴って子機側記憶手段に格納す
    る格納手段とし、子機側再生制御手段による再生に先立
    って前記付加情報よりなる格納情報の一覧を子機の表示
    手段に選択自在に表示させる一覧表示制御手段を設けた
    ことを特徴とする請求項7,8又は9記載の販売支援装
    置。
JP26580792A 1992-10-05 1992-10-05 販売支援装置 Pending JPH06119354A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26580792A JPH06119354A (ja) 1992-10-05 1992-10-05 販売支援装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26580792A JPH06119354A (ja) 1992-10-05 1992-10-05 販売支援装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06119354A true JPH06119354A (ja) 1994-04-28

Family

ID=17422326

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26580792A Pending JPH06119354A (ja) 1992-10-05 1992-10-05 販売支援装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06119354A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006323566A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Space Live:Kk 商品及びサービス情報提供システム及びその方法
JP2014144493A (ja) * 2013-01-28 2014-08-14 Hitachi Power Solutions Co Ltd 親子機能搭載ロボット
JP2014146375A (ja) * 2014-04-17 2014-08-14 Mizuho Information & Research Institute Inc 説明支援システム及び説明支援方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006323566A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Space Live:Kk 商品及びサービス情報提供システム及びその方法
JP2014144493A (ja) * 2013-01-28 2014-08-14 Hitachi Power Solutions Co Ltd 親子機能搭載ロボット
JP2014146375A (ja) * 2014-04-17 2014-08-14 Mizuho Information & Research Institute Inc 説明支援システム及び説明支援方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5745782A (en) Method and system for organizing and presenting audio/visual information
JP4062931B2 (ja) 楽譜型情報処理装置、その制御方法およびプログラム
JPH0785243A (ja) データ処理方法
JPH06110424A (ja) 販売支援装置
JPH06110416A (ja) 販売支援装置
JP3449734B2 (ja) 情報再生装置および情報再生方法
JPH06119354A (ja) 販売支援装置
JP3409999B2 (ja) データ編集装置及びデータ編集方法
JPS61255187A (ja) ビデオテツクス通信システムの端末機器側でビデオテツクス画面情報と動画/静止画映像を連動してデイスプレイに表示する方法および装置
JPH06110421A (ja) 販売支援装置
JPH06110418A (ja) 販売支援装置
JP3975899B2 (ja) 音声再生機能を有する電子機器及びプログラム
JP2953730B2 (ja) 情報機器
JPH09161453A (ja) 音声出力制御装置
JP3031652B2 (ja) データ提供システム
JPH0713687A (ja) 手書き入力装置
JPH06110422A (ja) 販売支援装置
JPH076177A (ja) 携帯形電子読書装置
JP5146974B1 (ja) 番組画像作成方法およびその装置
JPH06110423A (ja) 販売支援装置
JPH06110419A (ja) 販売支援装置
JP3595292B2 (ja) 利用者曲目帳を記憶管理するカラオケ装置
JPH06309359A (ja) 携帯形電子読書装置
JPS63197212A (ja) マルチメデイア再生装置
JPH0778052A (ja) 手書き入力装置