JPH06119250A - メモリ情報保護回路及びメモリ情報保護方法 - Google Patents

メモリ情報保護回路及びメモリ情報保護方法

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JPH06119250A
JPH06119250A JP4269944A JP26994492A JPH06119250A JP H06119250 A JPH06119250 A JP H06119250A JP 4269944 A JP4269944 A JP 4269944A JP 26994492 A JP26994492 A JP 26994492A JP H06119250 A JPH06119250 A JP H06119250A
Authority
JP
Japan
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memory
cpu
address
access
information
Prior art date
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Application number
JP4269944A
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English (en)
Inventor
Atsuo Kobayashi
充生 小林
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NEC Platforms Ltd
Original Assignee
Nitsuko Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のデバイスのいずれかに状態不定が発生
しても、全体的不定を引き起こさないように、メモリに
書き込まれた情報を保護するメモリ情報保護方法及びメ
モリ情報保護回路を提供する。 【構成】 アドレスバス15a、ホールド許可信号用信
号線17b、及びメモリ13に接続され、CPU11が
デバイスA12に対してホールド許可信号を出力してい
るとき、デバイスA12からアドレスバス15aに出力
されたアドレス信号の上位アドレスを所定の固定アドレ
ス値に変更し、新たなアドレス信号としてメモリ13へ
送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置に関し、
特に、CPUと他のデバイスとの間で行う情報の送受を
メモリを介して行うダイレクトメモリアクセス方式を採
用した情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の情報処理装置は、図3に
示すような構成をしている。即ち、CPU31及び複数
のデバイス32(ここではデバイスAのみを示す)が、
アドレスバス33及びデータバス34を介してメモリ3
5に接続されている。また、複数のデバイス32は、そ
れぞれ信号線36を介してCPU31に接続されてい
る。
【0003】CPU31は、メモリ35に対し、アドレ
スバス33及びデータバス34を介して、情報の書き込
み及び読み出しが(後述のようにデバイス32にホール
ド許可信号を出力している場合を除き)自由に行える。
ここで、メモリ35は、例えばRAM(ランダム・アク
セス・メモリ)である。
【0004】また、複数のデバイス32も、それぞれメ
モリ35に対して情報の書き込み及び読み出しが可能で
ある。この場合、デバイス32は、信号線36を介して
CPU31にホールド要求(REQ)信号を出力し、C
PU31からホールド許可(ACK)信号が出力された
ときに、メモリ35に対する情報の書き込み及び読み出
しが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の情報処理装置で
は、デバイス32が、メモリ35の任意のアドレスに対
して書き込み及び読み出しができる。すなわち、上位装
置であるCPU31のみが使用する記憶領域に、下位装
置であるデバイス32が自由にアクセスすることができ
る。このことは、正常に動作している状態においては問
題とならない。
【0006】しかしながら、複数のデバイス32のうち
のいずれかが、何等かの原因(外乱等)で、状態不定に
陥いった場合には、その状態不定に陥ったデバイス32
からのアクセスにより、メモリ35内のCPU31のみ
が使用する記憶領域の情報が書き替えられてしまい、C
PU31の動作を不能にしてしまうという問題点があ
る。即ち、情報処理装置に、部分的に過ぎない状態不定
が発生した場合であっても、情報処理装置全体の状態不
定を引き起こしてしまうという問題点がある。
【0007】本発明は、複数のデバイス32のいずれか
に状態不定が発生しても、全体的状態不定を引き起こさ
ないように、メモリ35に書き込まれた情報を保護する
メモリ情報保護方法及びメモリ情報保護回路を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、書き込
み及び読み出しが可能なメモリと、該メモリにアドレス
バスを含むバスラインでそれぞれ接続され前記メモリへ
の情報の書き込み及び読み出しが可能なCPU及びデバ
イスと、前記CPUが前記デバイスに対して前記メモリ
への読み出し及び書き込みを許可するアクセス許可手段
とを有し、前記CPUと前記デバイスとの間で行われる
データの送受を前記メモリを介して行うダイレクトメモ
リアクセス(DMA)方式のデータ伝送装置に使用され
る前記メモリに書き込まれた情報を保護するメモリ情報
保護回路であって、前記アドレスバス、前記アクセス許
可手段、及び前記メモリに接続され、該アクセス許可手
段が許可信号を出力しているとき、前記アドレスバス上
を伝送されるアドレス信号の上位ビットを所定の値に変
更して前記メモリへ送出する上位アドレス変更手段を有
することを特徴とするメモリ情報保護回路が得られる。
【0009】また、本発明によれば、CPUと該CPU
とは異なるデバイスとの間で行われる情報の送受を、メ
モリを介して行うダイレクトメモリアクセス方式に適用
されるメモリ情報保護方法であって、前記デバイスから
前記メモリへのアクセスを行うときは、前記デバイスか
ら出力されたアドレス信号の上位ビットを所定の値に変
更してメモリに送出することによって、前記デバイスが
アクセスできる領域を制限し、該制限された領域以外の
領域へのアクセスを禁止して前記メモリに書き込まれて
いる情報を保護するメモリ情報保護方法が得られる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1に本発明の一実施例のブロック図を示す。本
実施例の情報処理装置は、CPU11、デバイスA1
2、及びメモリ13を有し、さらに、アドレス変換回路
14を有している。
【0011】CPU11及びデバイスA12は、アドレ
スバス15aを介してアドレス変換回路14に接続され
ている。そして、アドレス変換回路14は、アドレスバ
ス15bを介してメモリ13に接続されている。また、
CPU11及びデバイスA12は、データバス16を介
してメモリ13に接続されている。
【0012】CPU11とデバイスA12とは、信号線
17a及び17bを介して互いに接続されており、信号
線17bは、さらにアドレス変換回路14に接続されて
いる。
【0013】以下、この情報処理装置の動作を図1及び
図2を参照して説明する。CPU11の動作は従来と同
じである。また、アドレス変換回路14は、CPU11
から出力されたホールド許可(ACK)信号によって制
御され、ホールド許可信号が出力されていないときは、
バスライン15aを通して入力されたアドレス信号をそ
のままメモリ13へ出力する。これにより、CPU11
は、従来と同様に、メモリ13に対して自由にアクセス
することができる。
【0014】一方、デバイスA12も従来と同様に動作
する。即ち、CPU11へ信号線17aを介してホール
ド要求(REQ)信号を出力する。CPU11は、アド
レスバス15a及びデータバス16の使用を許可するホ
ールド許可(ACK)信号を信号線17bへ出力する。
ホールド許可信号を受け取ったデバイスA12は、メモ
リ13への書き込み或いは読み出しを行う。このとき、
アドレス変換回路14にも、ホールド許可信号が入力さ
れており、アドレス変換回路14は次のように動作す
る。
【0015】即ち、入力されたアドレス信号を、分離部
21において上位アドレスと下位アドレスに分離する。
そして、上位アドレスについては、選択部22が所定の
値か否かを判断する。選択部22は、上位アドレスが所
定の値であれば、そのまま上位アドレスを出力する。そ
して、合成部23で上位アドレスと下位アドレスとを合
成して、アドレスバス15bを介してメモリ13へ出力
する。また、選択部22は、上位アドレスが所定の値で
ない場合は、記憶部24に予め記憶させておいた固定ア
ドレス値を、新たな上位アドレスとして出力する。そし
て合成部23は新たな上位アドレスと下位アドレスと合
成し、メモリ13へ出力する。なお、アドレス選択回路
14の回路構成の簡略化のため、上位アドレスを所定値
と比較すること無く上位アドレスを固定アドレス値に変
更するようにしてもよい。
【0016】この様に、本実施例では、デバイスA12
から入力されたアドレス信号の上位ビットを強制的に固
定アドレス値にするので、メモリ13の予め定められた
領域以外へはアクセスすることができない。従って、デ
バイスA12が不定状態になり、CPU11のみが使用
するメモリ13内の領域へアクセスしようとしてもアク
セスすることができない。しかも、CPU11及びデバ
イスA12には、何等変更を加えることを必要としな
い。
【0017】なお、上記実施例では、デバイスA12に
ついてのみ説明したが、他のデバイスを複数有する場合
であっても同様である。この場合、各デバイスに対応し
て設けられたアドレス変換回路に設定される固定値は、
同一の場合も異なる場合もあるが、CPUのみが使用す
る領域を指定しない値にしておく必要がある。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、CPUとデバイスとの
間で行われる情報の送受を、メモリを介して行うダイレ
クトメモリアクセス方式において、CPUがデバイスに
メモリへのアクセスを許可するために出力するホールド
許可信号を受けて、アドレス信号の上位ビットを固定値
に変更してメモリへ出力するようにしたことで、デバイ
スは所定の領域以外へのアクセスが不可能となり、CP
Uのみが使用する領域に書き込まれたデータを保護する
ことができる。よって、一部のデバイス不定状態が装置
全体の不定状態を引き起こすことを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】図1の情報処理装置のアドレス変換回路の詳細
を示すブロック図である。
【図3】従来のダイレクトメモリアクセス方式を採用す
る情報処理装置のブロック図である。
【符号の説明】
11 CPU 12 デバイスA 13 メモリ 14 アドレス変換回路 15a アドレスバス 15b アドレスバス 16 データバス 17a 信号線 17b 信号線 21 分離部 22 選択部 23 合成部 24 固定アドレス値 31 CPU 32 デバイスA 33 アドレスバス 34 データバス 35 メモリ 36 信号線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書き込み及び読み出しが可能なメモリ
    と、該メモリにアドレスバスを含むバスラインでそれぞ
    れ接続され前記メモリへの情報の書き込み及び読み出し
    が可能なCPU及びデバイスと、前記CPUが前記デバ
    イスに対して前記メモリへの読み出し及び書き込みを許
    可するアクセス許可手段とを有し、前記CPUと前記デ
    バイスとの間で行われるデータの送受を前記メモリを介
    して行うダイレクトメモリアクセス(DMA)方式の情
    報処理装置に使用される前記メモリに書き込まれた情報
    を保護するメモリ情報保護回路であって、前記アドレス
    バス、前記アクセス許可手段、及び前記メモリに接続さ
    れ、該アクセス許可手段が許可信号を出力していると
    き、前記アドレスバス上を伝送されるアドレス信号の上
    位ビットを所定の値に変更して前記メモリへ送出する上
    位アドレス変更手段を有することを特徴とするメモリ情
    報保護回路。
  2. 【請求項2】 CPUと該CPUとは異なるデバイスと
    の間で行われる情報の送受を、メモリを介して行うダイ
    レクトメモリアクセス方式に適用されるメモリ情報保護
    方法であって、前記デバイスから前記メモリへのアクセ
    スを行うときは、前記デバイスから出力されたアドレス
    信号の上位ビットを所定の値に変更してメモリに送出す
    ることによって、前記デバイスがアクセスできる領域を
    制限し、該制限された領域以外の領域へのアクセスを禁
    止して前記メモリに書き込まれている情報を保護するメ
    モリ情報保護方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6202154B1 (en) 1997-04-16 2001-03-13 Hitachi,Ltd. Data transfer controller, microcomputer and data processing system
JP2016224975A (ja) * 2002-03-29 2016-12-28 インテル コーポレイション 安全な環境を初期化する命令を実行するシステムおよび方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031224