JPH0611902U - 切粉分離機能付ワーク搬出装置 - Google Patents

切粉分離機能付ワーク搬出装置

Info

Publication number
JPH0611902U
JPH0611902U JP5774992U JP5774992U JPH0611902U JP H0611902 U JPH0611902 U JP H0611902U JP 5774992 U JP5774992 U JP 5774992U JP 5774992 U JP5774992 U JP 5774992U JP H0611902 U JPH0611902 U JP H0611902U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
workpiece
swing arm
temporary
tray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5774992U
Other languages
English (en)
Inventor
隆保 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okuma Corp filed Critical Okuma Corp
Priority to JP5774992U priority Critical patent/JPH0611902U/ja
Publication of JPH0611902U publication Critical patent/JPH0611902U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Turning (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Feeding Of Workpieces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で加工サイクルタイムに影響のな
いワーク搬出途中において切粉の洗浄を行うことができ
る切粉分離機能付ワーク搬出装置を提供する。 【構成】 スイングアーム11先端のバケット12によ
り落下する加工済ワークWを受け、スイングアームが払
い出し位置に旋回すると、突出ピン21がレバー14に
当接して、ワーク仮受皿8がばね13の力に抗して旋回
して水平姿勢となり、ワークがバケットから転がり出て
ワーク仮受皿上に載り、洗浄ノズル15から切削液が勢
いよく噴出して洗浄を開始する。ワークの洗浄は次の加
工が終了又は終了する直前まで行われ、ワーク受け取り
のためスイングアームが旋回して払い出し位置を離れる
と、ワーク仮受皿がばねの力で傾斜姿勢となり、洗浄さ
れたワークが蓋6を押し開いてワーク受箱5内に払い出
される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は切粉分離機能を有するスイングアーム式ワーク搬出装置に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来、バーフィーダ等を利用して長尺のバー材を主軸穴後端から送り込み、突 っ切りによって順次完成品を切り落とすバー材加工用の旋盤に多く用いられるワ ーク搬出装置に、図4に示すようなスイングアーム式の通称ワークキャッチャー と呼ばれるワーク搬出装置がある。このものは流体圧シリンダにより旋回される スイングアーム101先端のバケット102を、チャック103に把持したワー クの真下に旋回して、切り落とされた加工済ワークを受け取り、スイングアーム を旋回して切粉カバーのドア104の前面に設けたワーク受箱105又は図示し ないワークコンベア上に払いだすものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたワーク搬出装置は切粉処理が完全でなく切粉が付着したま まの加工済ワークをバケットで受け取るため、ワーク受箱内で付着する切粉によ りワークに傷が付いたり、ワークコンベアに切粉が付着して故障の原因となると いう問題点を有していた。 本考案は従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、そ の目的とするところは、次のワークを加工している間に自動で切粉等の付着物を 洗い流すことのできる切粉分離機能付ワーク搬出装置を提供しようとするもので ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案における切粉分離機能付ワーク搬出装置は、 加工位置の真下で落下する加工済ワークをスイングアーム先端のバケットで受け 、前記スイングアームの旋回により前記ワークを切粉カバーの排出口より外部に 払いだすワーク搬出装置において、前記切粉カバー内の前記排出口の近くに払い 出し方向を向く傾斜姿勢とほぼ水平姿勢とに旋回可能に設けらればねにより常時 傾斜姿勢に付勢され底板に複数の切粉排出用スリット又は穴を有するワーク仮受 皿と、前記切粉カバー内の前記仮受皿の上方に設けられた洗浄ノズルと、該洗浄 ノズルに必要に応じて洗浄用液体を供給する手段とを含んでなり、スイングアー ムの払い出し位置への旋回によりほぼ水平姿勢となったワーク仮受皿上に一旦ワ ークを移載して洗浄を行うものである。
【0005】
【作用】
ワーク受取位置に旋回されたスイングアーム先端のバケットが落下する加工済 ワークを受取り、ワーク払い出し位置に旋回すると、ばねの力に抗してワーク仮 受皿がほぼ水平姿勢となり、バケット内のワークがワーク仮受皿上に載り、洗浄 ノズルより洗浄用液体が勢いよく噴出してワークに付着する切粉等の洗浄が行わ れる。次いで次の加工済ワークを受取るためスイングアームが払い出し位置を離 れると、ワーク仮受皿がばねにより傾斜姿勢となり、切粉カバーの排出口よりワ ークが外部に転がり出て、ワーク受箱内に収納される。
【0006】
【実施例】
実施例について図1〜図3を参照して説明する。 図1のNC旋盤において、主軸台1に回転可能に支持される主軸の先端にチャ ック2が嵌着されており、切粉カバーのドア3の前面下側に受棚4が固着され、 この受箱4上にワーク受箱5が取出し可能に載置されている。切粉カバーのドア 3にはこのワーク受箱5にワークWを払いだすための排出口3aが穿設されてお り、排出口3aは前側に開く旋回可能な蓋6により常時閉止されている。
【0007】 更にドア3の内側排出口3aの下側に、切粉が落ちる複数のスリット又は穴を 底板に有するワーク仮受皿8が設けられており、ワーク仮受皿8は主軸と平行な 支軸7を中心として、後述のスイングアーム11先端のバケット12よりワーク を受け取るほぼ水平姿勢と、ワーク受箱5にワークWを払いだす傾斜姿勢とに旋 回可能とされ、先端にレバー14が固着されている。 更にドア3の内側には、ワーク仮受皿8の上方及び両側を囲むように洗浄ノズ ル15が取付けられており、図示しない電磁切換弁を介して切削液が洗浄ノズル 15に供給されるようになっている。
【0008】 スイングアーム11は、チャック2とワーク仮受皿8のほぼ中央下側位置に回 転可能に設けられた旋回中心軸16の先端に下端部が固着されており、旋回中心 軸16の後端にレバー17が固着されている。レバー17は主軸台1の前端面に 上端部が回転可能に支持される流体圧シリンダ18のピストンロッド19の先端 に回転可能に連結されており、ピストンロッド19の上下動でバケット12がワ ーク受け取り位置aとワーク払い出し位置bとに旋回割出しされるようになって いる。更にスイングアーム11には突出ピン21が植設されており、この突出ピ ン21がワーク払い出し位置bでレバー14と当接して、ばね13の力に抗して ワーク仮受皿8をほぼ水平姿勢に旋回するようになっている。
【0009】 続いて本実施例の作用について説明する。 加工を完了したワークWはワーク受け取り位置aにあるスイングアーム11先 端の水抜き穴を有するバケット12内に落下する。バケット内に落下するワーク Wには細かい切粉が付着し、大きな切粉も一緒にバケット内に落下する。次いで 流体圧シリンダ18の後室に圧力流体が供給されてスイングアーム11がワーク 払い出し位置bに旋回すると、突出ピン21がレバー14に当接して、ワーク仮 受皿8がばね13の力に抗して旋回されほぼ水平姿勢となり、バケット12内の ワークWが転がり出てワーク仮受皿8上に載る。
【0010】 このスイングアーム11のワーク払い出し位置bへの旋回で図示しない近接ス イッチがONされて、電磁弁が切り換えられ、洗浄ノズル15からワークWに向 かって勢いよく切削液が噴出し、ワークの洗浄が行われる。そして洗い落とされ た切粉は底板のスリット又は穴を通って切削液とともに流れ出る。この洗浄中に 既に次の加工が開始されており、次の加工が終了又は終了する直前に流体圧シリ ンダ18の前室に圧力流体が供給されて、スイングアーム11が旋回しワーク払 い出し位置bを離れると、近接スイッチがOFFとなり電磁弁が切り換えられて 切削液の噴出が停止される。同時に仮受皿8がばね13の力で旋回して傾斜姿勢 となり、傾斜角を利用してワークWが自重で蓋6を押し開いてワーク受箱5内に 落下する。
【0011】
【考案の効果】
本考案は上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。 加工済ワークをスイングアーム先端のバケットで受けて、ワーク仮受皿に一旦 払い出し、次の加工が終わる直前までワークを洗浄してスイングアームのワーク 受け取り位置への移動で、ワーク仮受皿がばねの力で傾斜して外部にワークを払 いだすようにしたので、簡単な機構で次の加工時間中に自動的に洗浄を行うこと が可能となり、切粉によりワークが傷つくことがなくなり、ワークコンベア等搬 送機の故障が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の切粉分離機能付ワーク搬出装置を有
する旋盤の斜視図である。
【図2】切粉分離機能付ワーク搬出装置の側面図であ
る。
【図3】図2のワーク仮受皿部の拡大図である。
【図4】従来のワーク搬出装置付旋盤の斜視図である。
【符号の説明】
3 切粉カバーのドア 3a 排
出口 5 ワーク受箱 6 蓋 8 ワーク仮受皿 11 ス
イングアーム 12 バケット 13 ば
ね 15 洗浄ノズル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工位置の真下で落下する加工済ワーク
    をスイングアーム先端のバケットで受け、前記スイング
    アームの旋回により前記ワークを切粉カバーの排出口よ
    り外部に払いだすワーク搬出装置において、前記切粉カ
    バー内の前記排出口の近くに払い出し方向を向く傾斜姿
    勢とほぼ水平姿勢とに旋回可能に設けらればねにより常
    時傾斜姿勢に付勢され底板に複数の切粉排出用スリット
    又は穴を有するワーク仮受皿と、前記切粉カバー内の前
    記仮受皿の上方に設けられた洗浄ノズルと、該洗浄ノズ
    ルに必要に応じて洗浄用液体を供給する手段とを含んで
    なり、スイングアームの払い出し位置への旋回によりほ
    ぼ水平姿勢となったワーク仮受皿上に一旦ワークを移載
    して洗浄を行うことを特徴とする切粉分離機能付ワーク
    搬出装置。
JP5774992U 1992-07-24 1992-07-24 切粉分離機能付ワーク搬出装置 Pending JPH0611902U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5774992U JPH0611902U (ja) 1992-07-24 1992-07-24 切粉分離機能付ワーク搬出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5774992U JPH0611902U (ja) 1992-07-24 1992-07-24 切粉分離機能付ワーク搬出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0611902U true JPH0611902U (ja) 1994-02-15

Family

ID=13064547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5774992U Pending JPH0611902U (ja) 1992-07-24 1992-07-24 切粉分離機能付ワーク搬出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0611902U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012024851A (ja) * 2010-07-20 2012-02-09 Murata Machinery Ltd 工作機械
JP2014024144A (ja) * 2012-07-26 2014-02-06 Star Micronics Co Ltd 工作機械および製品排出方法
KR101599642B1 (ko) * 2014-11-28 2016-03-03 현대위아 주식회사 비산물 수거 장치
WO2021033430A1 (ja) * 2019-08-22 2021-02-25 スター精密株式会社 旋盤、及び、その切粉排出方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012024851A (ja) * 2010-07-20 2012-02-09 Murata Machinery Ltd 工作機械
JP2014024144A (ja) * 2012-07-26 2014-02-06 Star Micronics Co Ltd 工作機械および製品排出方法
KR101599642B1 (ko) * 2014-11-28 2016-03-03 현대위아 주식회사 비산물 수거 장치
WO2021033430A1 (ja) * 2019-08-22 2021-02-25 スター精密株式会社 旋盤、及び、その切粉排出方法
JP2021030355A (ja) * 2019-08-22 2021-03-01 スター精密株式会社 旋盤、及び、その切粉排出方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0734218B1 (en) Solid detergent dispenser for floor scrubber machine
JP2000052185A (ja) 工作機械用洗浄装置
JP4847262B2 (ja) 加工装置
JPH06165957A (ja) 自動塗装機
JP3150888B2 (ja) ウエハの分離搬送装置及び分離搬送方法
JPH0611902U (ja) 切粉分離機能付ワーク搬出装置
JP2002016124A (ja) ウェーハ搬送アーム機構
JPS60155398A (ja) 物をらせん状に切る方法と装置
US5325566A (en) Automatic wash station for cleaning magnetic disk heads
WO1988007420A1 (en) Mold lubricant discharging apparatus for knockout systems
JPS59194978A (ja) 自動巻取装置
JPH09314403A (ja) 工作機械のワーク搬出装置
JP2002103133A (ja) ブローチ盤
KR102636354B1 (ko) 칩 및 절삭유 처리가 가능한 스마트 팩토리 시스템
JPH0286886A (ja) 容器排出装置
JPH09253906A (ja) 搬送装置
JPH03228575A (ja) サンドブラスト装置における研磨材の間欠噴射装置
JP2586956B2 (ja) 中子除去方法
CN219053727U (zh) 一种用于数控车床的上下料装置
JP2005161485A (ja) 加工ラインの制御方法及び加工機
JPH0710442B2 (ja) 工作機械のアンローダ装置
JPH0357364Y2 (ja)
JPS6119850Y2 (ja)
JPS62246455A (ja) 切粉除去装置
JPH0533244Y2 (ja)