JPH0611891Y2 - 自動車のバックドア開口部スカート構造 - Google Patents

自動車のバックドア開口部スカート構造

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JPH0611891Y2
JPH0611891Y2 JP1987144301U JP14430187U JPH0611891Y2 JP H0611891 Y2 JPH0611891 Y2 JP H0611891Y2 JP 1987144301 U JP1987144301 U JP 1987144301U JP 14430187 U JP14430187 U JP 14430187U JP H0611891 Y2 JPH0611891 Y2 JP H0611891Y2
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JP
Japan
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skirt
frame
bracket
hole
fixed
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JP1987144301U
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JPS6448373U (ja
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茂二 泉田
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Subaru Corp
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Fuji Jukogyo KK
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動車のバックドア開口部スカート構造に
関するものである。
〔従来技術〕
一般に、第1図、第2図に示すように、バックドア2を
有する自動車においては、バックドア開口部のスカート
3が閉断面形になっており、これにリヤバンパステー貫
通孔4を設けている。そしてこのスカートまわりの構造
については、種々のものが案出されている(たとえば実
開昭57−69775号公報参照)。
第9図、第10図は、従来例のスカートまわりの詳細構
造を示し、U字状断面形のフレーム6が、スカート8
(スカートインナ9とスカートアウタ10とを結合して
閉断面形になっている)を貫いて固着してあり、フレー
ム6の上面にはフロア12を取付ける。
さらにフレーム6の内にフロア12に近接して、リヤバ
ンパ14のステー15を取付けるブラケット18を固着
する。そしてステー15を、スカートアウタ10に設け
た貫通孔10aおよびスカートインナ9に設けた貫通孔
9aを通して、ブラケット18の下面に当てがい、フロ
ア12に設けた作業孔12aを通して差込んだ取付ボル
ト20により、ステー15をブラケット18に取付け
る。なお作業孔12aにはグロメット22を嵌め込んで
塞いでおく。
この構造においては、車外のほこりがスカートアウタ1
0の貫通孔10aから侵入し、U字状のフレーム6の上
方から閉断面形のスカート8の内に入り、車室内に回り
込むようになるという問題点があった。
またリヤバンパ14と取付ボルト20との距離L(第
10図)が長いから、ステー15が大型化し、さらに衝
突時のモーメント入力が大きくなるという問題点があっ
た。
〔考案の目的〕
この考案は、前記の問題点に対して、これを解消する自
動車のバックドア開口部スカート構造を提供するように
したものである。
〔考案の構成〕
この考案は、上記した事情を考慮してなされたもので、
バックドア開口部に閉断面形スカート構造を持つものに
おいて、閉断面形のスカートの前部と後部とに貫通孔を
開口して、リヤバンパステーを挿入するためのリヤパン
パステー貫通部を設け、スカート内の前後部間に亘って
スカート天井から貫通孔周りをまわる略形の別物フレ
ームを固着するとともに、前記リヤバンパステー貫通部
方向に亘って前記貫通孔の上部に沿うブラケットを、ス
カートに固着したフレーム内からスカート内の前記別物
フレームにかけて固着し、前記ブラケットのフレーム対
応部分とスカート内対応部分とに、前記ステーの取付部
を設けるとともに、該ブラケットと別物フレームとを、
スカート内から前記リヤバンパステー貫通部を仕切る隔
壁としたことを特徴とする自動車のバックドア開口部ス
カート構造である。
〔実施例〕
この考案の詳細を、第3図〜第8図に示す実施例につい
て説明すると、次のとおりである。
U字状断面形のフレーム25は、スカート27(スカー
トインナ28とスカートアウタ29とを結合して閉断面
形になっている)を貫くことなく、フレーム25の後縁
に設けたフランジ25aが、スカートインナ28の前面
28aに固着する。
そしてスカート27の内に、U字状断面形の別物フレー
ム32を設けるとともに、これに蓋をするようにブラケ
ット34を設ける。
別物フレーム32は、上部フランジ32aをスカートイ
ンナ28の内の天井に固着し、後端32bをスカートア
ウタ29の後部貫通孔29aのまわりに設けたフランジ
29bに固着し、また側方と下方にはり出したフランジ
32cを、スカートインナ28の前面28aの内側に固
着する。
ブラケット34は、両側のフランジ34aを別物フレー
ム32の両方の肩部32dにそれぞれ固着し、前部34
bはスカートインナ28の貫通孔28bを潜って前方に
延び、フロア36に固着する。なおフロア36はフレー
ム25の上面を覆いスカートインナ28に固着する。
そしてリヤバンパ38のステー39を、後部貫通孔29
aおよび前部の貫通孔28bを通して、ブラケット34
の下面に当てがい、スカートインナ28の作業孔28c
およびフロア36の作業孔36aを通して差込んだ取付
ボルト41により、ステー39をブラケット34に取付
ける。なお作業孔28cおよび36aにはグロメット4
2を嵌め込んで塞いでおく。
この構造において、別物フレーム32とブラケット34
とをもって、リヤバンパステー39の貫通部が形成さ
れ、フレーム25の内部に連通するようになり、スカー
ト27は別物フレーム32とブラケット34とに仕切ら
れて、ステー39の貫通部とは連通しないものになる。
すなわちリヤバンパステーの貫通部となるフレーム断面
形とスカート断面形とは、互に隔壁室化したものにな
る。
〔考案の効果〕
この考案は、前述のように、リヤバンパステーの貫通部
となるフレーム断面形とスカート断面形とは、互に隔壁
室化したものになるから、スカートの後部貫通孔から侵
入した車外のほこりは、別物フレーム32とブラケット
34の内にあってスカートの内に入ることがなく、従っ
て車室内に回り込むようなことがない。
また前述のように、バンパステーの取付ボルト41をス
カート27の内に配置し、可及的に車体後方に位置させ
るようにしたから、リヤバンパ38と取付ボルト41と
の距離L(第4図)が短かくなり、ステー39が小型
化するとともに、衝突時のモーメント入力が小さくな
る。
またスカートインナ28と別物フレーム32とが固着さ
れるから、スカートアウタ29の集成前においてスカー
トインナ28の上面変形が防止され、また別物フレーム
32とブラケット34を設けることにより、スカートま
わりの断面形状の変形が防止される。
さらにステー39を取付ボルト41によりブラケット3
4に取付けるが、取付ボルト41を取付け損うような場
合(第8図)、ブラケット34のまわりは隔壁室化して
いるから、取付ボルト41はブラケット34上にとどま
り、スカート27の内に落下するようなことがない。
【図面の簡単な説明】 第1図は一般のバックドアを有する自動車の斜視図、第
2図は第1図A部の開口部スカートを示す拡大斜視図、
第3図〜第8図は本考案の実施例を示し、第3図はスカ
ートまわりの斜視図、第4図は第3図B−B線の断面
図、第5図はフレームの要部斜視図、第6図はスカート
の要部斜視図、第7図は別物フレームまわりの要部斜視
図、第8図はボルトの取付けミスを示す第3図C−C線
の断面図、第9図、第10図は従来例を示し、第9図は
スカートまわりの斜視図、第10図は第9図D−D線の
断面図である。 25…フレーム、27…スカート、 28…スカートインナ、28b…貫通孔、 29…スカートアウタ、29a…貫通孔、 32…別物フレーム、34…ブラケット、 38…リヤバンパ、39…ステー、 41…取付ボルト、 L…リヤバンパと取付ボルトの距離。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バックドア開口部に閉断面形スカート構造
    を持つものにおいて、閉断面形のスカートの前部と後部
    とに貫通孔を開口して、リヤバンパステーを挿入するた
    めのリヤパンパステー貫通部を設け、 スカート内の前後部間に亘ってスカート天井から貫通孔
    周りをまわる略形の別物フレームを固着するととも
    に、前記リヤバンパステー貫通部方向に亘って前記貫通
    孔の上部に沿うブラケットを、スカートに固着したフレ
    ーム内からスカート内の前記別物フレームにかけて固着
    し、 前記ブラケットのフレーム対応部分とスカート内対応部
    分とに、前記ステーの取付部を設けるとともに、該ブラ
    ケットと別物フレームとを、スカート内から前記リヤバ
    ンパステー貫通部を仕切る隔壁としたことを特徴とする
    自動車のバックドア開口部スカート構造。
JP1987144301U 1987-09-21 1987-09-21 自動車のバックドア開口部スカート構造 Expired - Lifetime JPH0611891Y2 (ja)

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