JPS6324063Y2 - - Google Patents

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JPS6324063Y2
JPS6324063Y2 JP12707783U JP12707783U JPS6324063Y2 JP S6324063 Y2 JPS6324063 Y2 JP S6324063Y2 JP 12707783 U JP12707783 U JP 12707783U JP 12707783 U JP12707783 U JP 12707783U JP S6324063 Y2 JPS6324063 Y2 JP S6324063Y2
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JP
Japan
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frame member
joined
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front frame
belt line
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JP12707783U
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JPS6034073U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車体後部側面のベルトラインに沿つ
てベルトラインレインフオースメントを前後に配
置した自動車における後部車体構造に関するもの
である。
(従来技術) 従来より、サスペンシヨン荷重を支えるためお
よび衝突対策のためにベルトラインレインフオー
スメントを車体内側壁を構成するクオータパネル
外面に接合したものは知られている(例えば、実
開昭57−141169号公報参照)。ところが、このよ
うな構造のものにおいては、リヤフエンダはベル
トラインレインフオースメントと接合関係にない
ため、ドア開口部、特にセンタピラー付根部の強
度補強を行なう必要がある。このような要求を満
たすために、センタピラー内部に断面チヤンネル
状のステイフナーを接合したものも提案されてい
る(例えば、実開昭55−42636号公報)が、部品
点数の増大を招くという問題があつた。
(考案の目的) 本考案は、ベルトラインレインフオースメント
を前後に2分割し、前側をリヤフエンダに、後側
をクオータパネルに接合することによつて、内外
板一体の強固な車体構造を得るとともに、一部材
でリヤフエンダのセンタピラー付根部をも補強し
得るようにすることを目的とするものである。
(考案の構成) 本考案は、車体後部側面のベルトラインに沿つ
てベルトラインレインフオースメントを前後に配
置した自動車において、該ベルトラインレインフ
オースメントを前後に接合可能なフロントフレー
ムメンバとリヤフレームメンバとで構成するとと
もに、該フロントフレームメンバを、車体の外側
壁を構成するリヤフエンダ内面に接合する一方、
前記リヤフレームメンバを、車体の内側壁を構成
するクオータパネル外面に接合し且つこの状態で
前記フロントフレームメンバの後端と前記リヤフ
レームメンバの前端とを接合し、さらに前記クオ
ータパネルにおいて、前記フロントフレームメン
バとリヤフレームメンバとの接合位置に対応した
部位に接合作業用孔を設けた構成を特徴としてい
る。尚、本考案の実施態様として、前記フロント
フレームメンバの前端及びリヤフレームメンバの
後端を上方に曲折してセンタピラー及びリヤピラ
ー内部にそれぞれ臨ましめる延設部を設けること
もある。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して、本考案の実施例
にかかる自動車の後部車体構造を説明する。
車体1の後部側面のベルトライン2には、車体
1の外側壁を構成するリヤフエンダ3と車体1の
内側壁を構成するクオータパネル4との間にベル
トラインレインフオースメント5が前後に配置さ
れている。
該ベルトラインレインフオースメント5は、断
面略コ字状を呈し、フロントフレームメンバ5a
とリヤフレームメンバ5bとを前後に接合して構
成されている。つまり、ベルトラインレインフオ
ースメント5は、フロントフレームメンバ5aと
リヤフレームメンバ5bとに二分割され、且つフ
ロントフレームメンバ5aの後端部とリヤフレー
ムメンバ5bの前端部とを互いに重合溶接してい
るのである。
前記フロントフレームメンバ5aの前端は上方
に曲折されてセンタピラー6内部へ臨ましめられ
る延設部8を構成している。該延設部8は、セン
タピラー6内にてシールベルト取付用のアンカー
ナツトプレート10の下端付近にまで延出されて
いる。
前記リヤフレームメンバ5bの後端は上方に曲
折されてリヤピラー7内部へ臨ましめられる延設
部9を構成している。
しかして、前記フロントフレームメンバ5aは
リヤフエンダ3内面に接合される(第4図および
第5図参照)一方、前記リヤフレームメンバ5b
はクオータパネル4外面に接合され(第7図参
照)、その状態にて、フロントフレームメンバ5
aとリヤフレームメンバ5bとが、クオータパネ
ル4に形成された接合作業用孔11より溶接接合
されている。該接合作業用孔11は、車体構成後
においては、アームレスト逃し穴として利用され
る。符号12はサスペンシヨン荷重用の補強部材
である。
かかる構造とすると、リヤフエンダ3とクオー
タパネル4とがベルトラインレインフオースメン
ト5を介して一体化されることとなり、車体1側
面の剛性向上が著しい。又、センタピラー6の付
根部におけるリヤフエンダ3の強度補強をもはた
し得ることとなる。
(考案の効果) 叙上の如く、本考案によれば、ベルトラインレ
インフオースメントを前後に二分割されたフロン
トフレームメンバとリヤフレームメンバとによつ
て構成し、フロントフレームメンバを車体の外側
壁を構成するリヤフエンダ内面に接合し、リヤフ
レームメンバを車体の内側壁を構成するクオータ
パネル外面に接合した状態において、前記フロン
トフレームメンバの後端と前記リヤフレームメン
バの前端とを、クオータパネルに形成された接合
作業用孔からの接合作業により接合し得るように
したので、リヤフエンダとクオータパネルとで構
成される閉断面内に、リヤフエンダとクオータパ
ネルとの両方に接合されたベルトラインレインフ
オースメントが介在せしめられるにもかかわら
ず、一つの接合作業用孔からの接合作業によりフ
ロントフレームメンバとリヤフレームメンバとの
接合が行えることとなり、構造および接合作業が
著しく簡単となるとともに、車体側面の剛性を著
しく向上せしめることができるという実用的な効
果がある。
又、フロントフレームメンバをリヤフエンダに
接合するようにしたので、部品点数を増加させる
ことなく(即ち、従来例のように別部材での補強
を行なうことなく)、センタピラー付根部の補強
が行なえるという利点もある。
さらに、リヤフエンダーにフロントフレームメ
ンバを接合し、且つクオータパネルにリヤフレー
ムメンバを接合した状態での組付が可能となるの
で、リヤフエンダーとベルトラインレインフオー
スメントと、およびクオータパネルとベルトライ
ンレインフオースメントとの接合を、フランジ部
以外のフレーム面でも行えることとなり、車体の
剛性向上に大いに寄与することとなるという利点
もある。
尚、実施態様項2,3の如く、フロントフレー
ムメンバ前端及びリヤフレームメンバ後端を上方
に曲折延長して、それぞれセンタピラー及びリヤ
ピラー内部に臨ましめるようにすれば、センタピ
ラー及びリヤピラーの強度向上に寄与すること大
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかる自動車の後部
側面図、第2図は第1図におけるリヤフエンダの
側面図、第3図は第1図におけるクオータパネル
の側面図、第4図ないし第7図はそれぞれ第1図
のA−A、B−B、C−C及びD−D断面図であ
る。 1……車体、2……ベルトライン、3……リヤ
フエンダ、4……クオータパネル、5……ベルト
ラインレインフオースメント、5a……フロント
フレームメンバ、5b……リヤフレームメンバ、
6……センタピラー、7……リヤピラー、8,9
……延設部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 車体後部側面のベルトラインに沿つて略断面
    コ字状のベルトラインレインフオースメントを
    前後に配置した自動車において、該ベルトライ
    ンレインフオースメントがフロントフレームメ
    ンバとリヤフレームメンバとより構成され、該
    フロントフレームメンバが車体の外側壁を構成
    するリヤフエンダ内面に接合され、前記リヤフ
    レームメンバが車体の内側壁を構成するクオー
    タパネル外面に接合され、この状態で前記フロ
    ントフレームメンバの後端と前記リヤフレーム
    メンバの前端とが接合されていて、前記クオー
    タパネルには、前記フロントフレームメンバと
    リヤフレームメンバとの接合位置に対応した部
    位に接合作業用孔が設けられていることを特徴
    とする自動車の後部車体構造。 2 前記フロントフレームメンバが、前端を上方
    に曲折してセンタピラー内部へ臨ましめてなる
    延設部を有している前記実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の自動車の後部車体構造。 3 前記リヤフレームメンバが、後端を上方に曲
    折してリヤピラー内部へ臨ましめてなる延設部
    を有している前記実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の自動車の後部車体構造。
JP12707783U 1983-08-16 1983-08-16 自動車の後部車体構造 Granted JPS6034073U (ja)

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JP12707783U JPS6034073U (ja) 1983-08-16 1983-08-16 自動車の後部車体構造

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JP12707783U JPS6034073U (ja) 1983-08-16 1983-08-16 自動車の後部車体構造

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Publication Number Publication Date
JPS6034073U JPS6034073U (ja) 1985-03-08
JPS6324063Y2 true JPS6324063Y2 (ja) 1988-07-01

Family

ID=30288742

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JPS6034073U (ja) 1985-03-08

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