JPH0611879U - 洗浄機の自動運転装置 - Google Patents

洗浄機の自動運転装置

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JPH0611879U
JPH0611879U JP4742892U JP4742892U JPH0611879U JP H0611879 U JPH0611879 U JP H0611879U JP 4742892 U JP4742892 U JP 4742892U JP 4742892 U JP4742892 U JP 4742892U JP H0611879 U JPH0611879 U JP H0611879U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 噴射ノズルの開閉に応じて自動的に電動モー
タ、すなわちポンプの運転及び停止を行えるようにさ
れ、しかも、ポンプの脈動や外部振動等による誤操作並
びに電気的トラブルなどを少なくして信頼性の高い渇水
時自動停止機能を可能とし、また、全体を安価に構成す
ることができるとともに、部品交換等のメインテナンス
作業を容易に行うことができ、かつ、電気部品や配管部
品の耐久性を向上させるようにされた、洗浄機の自動運
転装置を提供する。 【構成】 アンローダ弁60のポンプ側及び開閉弁側に
各々圧力スイッチ51、52を設け、これ等二つの圧力
スイッチ51、52の圧力がともにゼロになった時点を
渇水状態として検出し、この時点から一定時間経過後に
電動モータ21の作動を停止させる限時動作接点を備え
たタイマを設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、高圧水を噴射して高圧洗浄を行う洗浄機の自動運転装置に関し、特 に噴射ノズルの開閉でポンプを駆動する電動モータ又はエンジンの回転を自動的 に制御するようになした洗浄機の自動運転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
水道栓や、タンク内の水を、例えば高圧ポンプを用いて高圧水を噴射し各種機 械等の高圧洗浄を行う洗浄装置においては、タンク内の水が空になった(いわゆ る渇水状態)にもかかわらず、それに気付かず継続してポンプを運転させてしま うことがある。この場合に、ポンプをそのまま運転させると、ポンプ内を流通す る水が無くなるために過熱等によりポンプが損傷してしまうことがある。
【0003】 このようなことから、タンク内にレベルスイッチあるいはフロースイッチを設 け、液がなくなってくる(液面がタンク底面近傍まで低下する)と、レベルスイ ッチ等の作動によりエンジン運転を自動的に停止させ、ポンプの運転を停止させ るようにしたものが考えられている(例えば、実公昭63ー34198号公報参 照)。
【0004】 また、高圧洗浄機において、噴射ノズルの開閉とポンプの運転及び停止を連動 させて制御を行い、噴射ノズルの不使用時にはアンローダ弁が作動し、ポンプを 無負荷にし自動的に停止させるようにしたものが、例えば、本考案の出願人の出 願に係わる実開平3ー86061号公報に基づく全文明細書に記載されている。
【0005】 そして、前記実開平3ー86061号公報に基づく全文明細書に記載された液 体噴射装置の構成(特に、その従来例として記載された前記公開公報の第4図に 係わる考案)に加え、さらにレベルスイッチや低圧センサ等の液量検出センサを 配管系路やタンク内に設けてポンプ駆動用の電動モータと電気的に連動させるこ とにより、渇水時の運転自動停止機能を持たせるようにした高圧洗浄機が考えら れている。図4はそのような従来の渇水時のポンプ停止機能を備えた洗浄機Sの 流体回路及び電気回路の一例を模式的に示すものである。
【0006】 図4において、洗浄機Sの電動モータ1により駆動されるプランジャ式等の高 圧ポンプ2は、その吸入側はタンク3内の水を導く吸入管路4と接続され、吐出 側は吐出管路5を介してアンローダ弁6のインポート6aに接続され、前記アン ローダ弁6のアウトポート6bはノズル管路7を介して噴射ガン8に接続されて いる。このアンローダ弁6は、前記ノズル管路7内の圧力が所定圧力以上となっ たときに作動するようになっている。さらに、前記アンローダ弁6のバイパスポ ート6cは、戻し管路9を介して前記タンク3に接続されている。そして、前記 噴射ガン8の先端には扇形ノズル8a及び直進ノズル8bが切替え自在に設けら れ、前記ノズル管路7からの水を噴射させるようになっている。前記噴射ガン8 の内部には、前記噴射ノズル8a,8bからの噴射を制御する開閉弁8cが設け られ、トリガレバー(図示せず)に連動させて開閉するようになっている。なお 、前記タンク3内の前記吸入管路4との接続部分には、水中の異物を除去するた めのストレーナ10が備えられている。
【0007】 前記吐出管路5には、該管路5内の圧力が所定圧力以上となったときに電気接 点が閉じるとともに、所定圧力以下のときには開くようになされた常開接点から なる圧力スイッチ11が介装されている。他方、前記ノズル管路7には、該管路 7内の圧力が所定圧力以上となったときに電気接点が開くとともに、所定圧力以 下のときには閉じるようになされた常閉接点からなる圧力スイッチ12が接続さ れている。そして、これらの圧力スイッチ11、12は、リレー(図示せず)を 介して電動モータ1に接続されている。前記圧力スイッチ11及び12はOR回 路を構成し、そのどちらかが閉じていれば、手動電源スイッチ(図示せず)を入 れることにより前記電動モータ1が作動してポンプ2が駆動される構成になって いる。以上の構成は、前記実開平3ー86061号公報に基づく全文明細書に記 載された従来技術に関するものとほぼ同様である。
【0008】 すなわち、このような構成によると、先ず洗浄機Sの始動前には、前記手動電 源スイッチは切られていて、開閉弁8cが閉、アンローダ弁6が不作動、吐出管 側圧力スイッチ11が開、ノズル管側圧力スイッチ12が閉となっている。 このような状態で前記手動電源スイッチを入れ前記電動モータ1を作動させる と、前記ポンプ2が駆動され、前記タンク3内の水は、ストレーナ10→吸入管 路4→ポンプ2→吐出管路5→アンローダ弁6→ノズル管路7→噴射ガン8の経 路で送り出される。時間の経過にともなって次第に、前記吐出管路5内及びノズ ル管路7内の圧力が高まっていき、先ず前記吐出管路5内の圧力が所定圧力に達 し前記吐出管路側圧力スイッチ11が閉じ、次に前記ノズル管路側圧力スイッチ 12が開く。前記開閉弁8cは閉じられたままの状態では、前記ノズル管路7内 の圧力はさらに上昇し、やがて所定の作動圧力に達して前記アンローダ弁6が作 動し、それまで前記アンローダ弁6のインポート6aに流入しアウトポート6b から吐出されていた水が、今度はバイパスポート6cから吐出して前記戻し管路 9から前記タンク3に戻される。したがって、前記ポンプ2は無負荷となり、そ の結果、前記吐出管路5内の圧力が所定圧力以下となって前記吐出管路側圧力ス イッチ11が開き、前記ノズル管路側圧力スイッチ12も開いていることから、 前記電動モータ1は停止し、したがって前記ポンプ2も停止する。
【0009】 次に、洗浄作業を行うためにトリガレバーを操作すると、前記開閉弁8cが開 き前記ノズル管路7内の高圧水が前記ノズル8a又は8bから噴射される。こう して、前記ノズル管路7内の圧力は所定圧力以下となり、前記ノズル管路側圧力 スイッチ12は閉じて前記電動モータ1を作動させ、前記ポンプ2を駆動する。 したがって、タンク3内の水は、ストレーナ10→吸入管路4→ポンプ2→吐出 管路5→アンローダ弁6→ノズル管路7→噴射ガン8の経路で送り出され、洗浄 作業を行うことができる。前記ポンプ2が再び駆動されて間もなく、前記吐出管 路5内及びノズル管路7内の圧力が上昇していき、先ず前記吐出管路5内の圧力 が所定圧力に達して前記吐出管路側圧力スイッチ11が閉じ、次に前記ノズル管 路7内の圧力が所定圧力に達して前記ノズル管路側圧力スイッチ12が開き、前 記ポンプ2は運転を続け、継続して高圧洗浄作業を行うことを可能とする。
【0010】 その後、洗浄作業を中断するためにトリガレバーの操作を中止すると、前記開 閉弁8cが閉じ噴射は中断される。こうして、前記ノズル管路7内の圧力は次第 に上昇していき、所定圧力に達すると前記アンローダ弁6が作動を始め、それま で前記アンローダ弁6のインポート6aに流入しアウトポート6bから吐出され ていた水が、今度はバイパスポート6cから吐出して前記戻し管路9から前記タ ンク3に戻される。したがって、前記ポンプ2は無負荷となり、その結果、前記 吐出管路5内の圧力が所定圧力以下となって前記吐出管路側圧力スイッチ11は 開かれる。一方、前記ノズル管路7には高圧水が閉じ込められた状態を維持して いるので前記ノズル管路側圧力スイッチ12は開いている。このように、前記双 方の圧力スイッチ11、12が開いているので、前記電動モータ1は停止し、し たがって前記ポンプ2も停止する。
【0011】 そして、再び洗浄作業を行う場合には、前述したようにトリガレバーを操作し て開閉弁8cを開き、噴射ノズル8a又は8bにより高圧水の噴射が行われる。 以上説明したように、噴射ガン8の開閉弁8cの開閉作動と連動して自動的に 電動モータ1、すなわちポンプ2の運転及び停止を行わせることができる。 次に、図4の従来の洗浄装置Sにおいて、付加的に設けられた渇水時の運転停 止機能の構成について説明する。 図4において、前記ストレーナ10と前記ポ ンプ2とを接続する前記吸入管路4に、該管路4内の流量がゼロになると電気接 点が開く常閉接点からなるフロースイッチ13を設け、リレー(図示せず)を介 してポンプ駆動用の前記電動モータ1と電気的に接続されている。前記フロース イッチ13は、0〜2Kg/cm2程度の低圧力の変動を感知する低圧力スイッチから なる。このような付加的構成により、渇水時には前記ポンプ2に流入される前記 吸入管路4内の水はなくなる(ポンプ2内を水が通過しなくなる)ので、前記フ ロースイッチ13が作動して前記電動モータ1、すなわちポンプ2を自動的に停 止させることができ、過熱によるポンプの損傷を防止することができる。なお、 前記フロースイッチ13に換えて、レベルスイッチや低圧センサ等の液量検出セ ンサをタンク3内に設けてポンプ駆動用の電動モータ1と電気的に連動させるこ とにより、渇水時の運転自動停止機能を持たせるようにした高圧洗浄機も考えら れている。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】
このように、前記従来の渇水停止機能を備えた洗浄機Sにおいては、タンク内 の水がなくなる等の渇水時には電動モータ及びポンプを自動的に停止させること ができ、経済的な運転を可能とし、また、過熱によるこれら部材の損傷を防止す ることができる。しかしながら、前記フロースイッチ(またはレベルスイッチ) はわずかな圧力変動にも鋭敏に感応する低圧力センサから構成されているので、 これを電動モータ、すなわちポンプを停止させるための液量検知装置として用い た場合に、低圧の洗浄機には有効に機能するが、例えば、脈動が多く、非常に圧 力の変動幅が大きいプランジャポンプ等の高圧ポンプを用いた高圧洗浄機に採用 した場合には、ポンプ吐出圧力の脈動や外部振動による水面変動等のためスイッ チ作動が不安定になり、また誤作動等のトラブルを生じるという問題点があった 。したがって、前述のフロースイッチ及びレベルスイッチ等の低圧力スイッチは 、高圧の洗浄機における渇水事故対策としてのポンプ自動停止装置に用いるには 不向きであった。
【0013】 本考案は、このような問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、噴射 ノズルの開閉に応じて自動的に電動モータ、すなわちポンプの運転及び停止を行 えるようにされ、しかも、ポンプ吐出圧力の脈動や外部振動等による誤作動並び に電気的トラブルなどを少なくして信頼性の高い渇水時自動停止機能を可能とし 、前記フロースイッチ等を削除し、自動運転用の圧力スイッチのみにて構成させ るため、シンプル及び安価に構成することができるとともに、部品交換等のメイ ンテナンス作業を容易に行うことができ、かつ、電気部品や配管部品の耐久性を 向上させるようにされた、洗浄機の自動運転装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】 前記の目的を達成すべく、本考案に係わる洗浄機の自動運転装置は、基本的に は、高圧水を噴射ノズルから噴射させるポンプと、該ポンプを駆動する電動モー タと、前記噴射ノズルを開閉させる開閉弁と、該開閉弁に接続され前記ポンプ側 の管路内の圧力が所定圧力以上となったときに作動するアンローダ弁とを備えた 洗浄機において、前記アンローダ弁の前記ポンプ側及び前記開閉弁側に各々圧力 スイッチを設け、これ等二つの圧力スイッチにより渇水状態を検知せしめて前記 電動モータの作動を停止させる自動停止手段を備えたことを特徴とする。
【0015】 そして、より具体的な例としては、前記渇水状態は前記二つの圧力スイッチの 圧力がともにゼロになった状態として検出し、更には、前記自動停止手段は前記 渇水状態を検知した時点から一定時間経過後に前記電動モータの作動を停止させ る限時動作接点を備えたタイマからなることを特徴とする。
【0016】
【作用】
前述の特徴を備えた本考案の洗浄機の自動運転装置においては、アンローダ弁 のポンプ側及び開閉弁側に設けられた各々の圧力スイッチの作用により、開閉弁 の開閉作動と連動して自動的に電動モータ、すなわちポンプの運転及び停止を行 わせることができる。
【0017】 また、前記二つの圧力スイッチの圧力がともにゼロとなったことを検知して渇 水状態と判断し、その渇水状態と判断した時点から限時動作接点を備えたタイマ 一が作動して、一定時間経過後に前記電動モータの作動を停止させる。
【0018】
【実施例】
以下、図面により本考案の一実施例を説明する。 図1は本考案の洗浄機の自動運転装置の全体の概略を示す配管系統図、図2は 図1の電気系統要部のシーケンス図、図3は図2のシーケンス図に基づいた主要 部の作動のフローチャートである。
【0019】 図1において、本考案に係わる洗浄機の自動運転装置の主要部Hは、基本的に は前述の図4に示した従来技術の構成と同一である。すなわち、電動モータ21 により駆動されるプランジャ式等の、例えば常用圧力100Kg/cm2程度の高圧ポ ンプ22は、その吸入側はタンク30内の水を導く吸入管路40と接続され、吐 出側は吐出管路41を介してアンローダ弁60のインポート61に接続され、前 記アンローダ弁60のアウトポート62はノズル管路42を介して噴射ガン80 に接続されている。このアンローダ弁60は、前記ノズル管路42内の圧力が所 定圧力以上となったときに作動するようになっている。さらに、前記アンローダ 弁60のバイパスポート63は、戻し管路43を介して前記タンク30に接続さ れている。そして、前記噴射ガン80の先端には扇形ノズル81及び直進ノズル 82が切替え自在に設けられ、前記ノズル管路42からの水を噴射させるように なっている。前記噴射ガン80の内部には、前記噴射ノズル81,82からの噴 射を制御する開閉弁83が設けられ、トリガレバー(図示せず)に連動させて開 閉するようになっている。なお、前記タンク30内の吸入管路40入口部分には 、水中の異物を除去するためのストレーナ31が備えられ、また前記タンク30 底部にはドレンコック32が設けられている。
【0020】 前記吐出管路41には、該管路41内の圧力が所定圧力、例えば20Kg/cm2以 上となったときに閉じるとともに、所定圧力以下のときには開くようになされた 常開接点からなる、比較的高圧で作動する圧力スイッチ51が接続されている。 他方、前記ノズル管路42には、該管路42内の圧力が前記と同様の所定圧力以 上となったときに開くとともに、所定圧力以下のときには閉じるようになされた 常閉接点からなる圧力スイッチ52が接続されている。そして、これらの圧力ス イッチ51、52は、リレー(図示せず)を介して前記電動モータ21に接続さ れている。前記圧力スイッチ51及び52は、図2に示す如くOR回路を構成し 、そのどちらかが閉じていれば前記リレーを介して前記電動モータ21が作動し てポンプ22が駆動される構成になっている。
【0021】 以上の説明から明らかなように、本考案に係わる洗浄機の自動運転装置の主要 部Hは、基本的には前記従来技術と同一の構成であり、したがって該主要部Hに 係わる作用も前記従来技術のものと同一であり、ここでは重複する説明は省略す る。 本考案の洗浄機の自動運転装置の図示例には、以上の主要部Hの構成に加え、 さらにこの主要部Hへの給水系統が付設されている。すなわち、本実施例におい ては、水道栓45からの供給水をボイラ70で加熱して、前記噴射ガン80から 温水を噴射させるようになしたものである。前記水道栓45は給水管46を介し て前記ボイラ70に接続され、該給水管46には供給水量を調整するための給水 口47及び減圧弁48が設けられている。前記ボイラ70からの温水は、温水供 給管路49、並びに前記タンク30の供給口に備え付けられたオーバーフロー防 止用流量調整弁(ボールタップ弁)33を介して前記タンク30内に注入される ようになっている。また、ボイラ用燃料は、燃料ポンプ91の作用により、燃料 タンク90から燃料管路92を介して前記ボイラ70へと供給される。なお、7 1はバーナーユニット、72はバーナーユニットの作動を制御するサーモスタッ ト、91aは前記燃料ポンプ91及びバーナー用ブロワー91bを駆動する電動 モータ、そして93は燃料フィルターである。
【0022】 このように構成された給水系統によれば、前記水道栓45が開かれることによ り前記ボイラ70まで送出された水は、該ボイラ70のバーナーユニット71に より温められて温水供給管路49及び流量調整弁33を介してタンク30に注入 され、温水は該タンク30で大気に接触させることにより含有空気分が気泡とな って大気中に排出される。
【0023】 次に、図2及び図3により、本考案一実施例の自動停止手段を備えた洗浄機の 自動運転装置の作用について説明する。 図2は電気系統要部のシーケンス図、図3は図2のシーケンス図に基づいた主 要部の作動のフローチャートである。 電源を入れ、主モータ21のRUNスイッチをオンさせると、該主モータ21 は始動し高圧ポンプ22を駆動する。このとき、前記タンク30内に水がなけれ ば(渇水状態)、ポンプ側の前記圧力スイッチ51及び吐出側の前記圧力スイッ チ52に作用する圧力は共にゼロである。この渇水状態を検知した時点からタイ マT1が作動して、所定時間(たとえば50秒間)後に、前記圧力スイッチ51 及び52と無関係に前記モータ21の作動を停止させるようになっている。この 時間は猶予期間であり、モータの始動後に即、駆動を絶つと、機械系統及び電気 系統の故障を招き易く、また不経済的である等の理由からこれが設けられている 。なお、前記圧力スイッチ51及び圧力スイッチ52はOR回路を構成するので 、前記タイマT1の設定時間内は前記ノズル管路42側の圧力スイッチ52の作 用により前記ポンプ22は駆動され続ける。
【0024】 次に、前記猶予期間T1内に前記タンク30内に水が注入されると、前記ポン プ22の作用により水が吐出管路41→アンローダ60→ノズル管路42へと圧 送される。このときノズル(開閉弁)83は閉じられているので、前記ノズル管 路42内の圧力は次第に高まり、所定圧力に達して前記ノズル管路42側の圧力 スイッチ52は開く。前記吐出管路41内の圧力は一時的に高まるが、前記アン ローダ弁60の作用によりゼロとなり前記ポンプ側の圧力スイッチ51は開き、 その時点からタイマT2が作用し、一時停止遅延時間(例えば60秒)後にポン プ22は運転を停止する。
【0025】 次に、洗浄を行うために前記ノズル83を開くと、前記吐出管路41に水が流 入して圧力が次第に高まり所定圧力以上に達して、前記ポンプ側圧力スイッチ5 1は閉じ、前記モータ21により再びポンプ22は駆動される。他方、前記ノズ ル管路42に閉じ込められていた水は、一気に前記噴射ガン80から噴射される ので、前記ノズル管路42内の圧力は急減するが、再び上昇する。このように、 前記モータ22の手動RUNスイッチをオン・オフしなくても、前記ノズル83 の開閉操作により、前記モータ21は自動的に駆動又は停止される。
【0026】 以後、前記作動が繰り返されているうちに、何等かの理由により渇水状態とな ったときには、前記ポンプ側圧力スイッチ51、及び前記吐出側圧力スイッチ5 2で検知される圧力は共にゼロとなり、その時点からタイマT1が作動して所定 時間後にモータ21が停止し、したがってポンプ22は停止する。 また、運転ランプGLは、通常の自動運転中は点灯し続けるもので、その期間 中はモータ21が一時運転停止をしても消灯しない。この運転ランプGLが消え たときは、操作者が意識的にSTOPスイッチを切ったか、あるいは渇水状態等 何等かの異常を検知したかのどちらかである。
【0027】 なお、本実施例では、洗浄機の自動運転装置の付属装置としてボイラーを同時 に作動させたものであるが、他の付属装置を設けたものにも適用できることは勿 論である。
【0028】
【考案の効果】
噴射ノズルの開閉に応じて自動的に電動モータ、すなわちポンプの運転及び停 止を行えるようにされ、しかも、ポンプの脈動や外部振動等による誤操作並びに 電気的トラブルなどを少なくして信頼性の高い渇水時自動停止機能を可能とし、 また、全体を安価に構成することができるとともに、部品交換等のメインテナン ス作業を容易に行うことができ、かつ、電気部品や配管部品の耐久性を向上させ ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の洗浄機の自動運転装置の全体の概略
を示す配管系統図である。
【図2】 図1の電気系統要部のシーケンス図である。
【図3】 図2のシーケンス図に基づいた主要部の作動
のフローチャートである。
【図4】 従来の渇水時自動ポンプ停止機能を備えた洗
浄機Sの流体回路及び電気回路を模式的に示す図であ
る。
【符号の説明】
21 電動モータ 22 ポンプ 30 タンク 51 圧力スイッチ(ポンプ側) 52 圧力スイッチ(開閉弁側) 60 アンローダ弁 80 噴射ガン

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧水を噴射ノズル81、82から噴射
    させるポンプ22と、該ポンプ22を駆動する電動モー
    タ21と、前記噴射ノズル81、82を開閉させる開閉
    弁83と、該開閉弁83側のノズル管路42内の圧力が
    所定圧力以上となったときに作動するアンローダ弁60
    とを備えた洗浄機において、前記アンローダ弁60の前
    記ポンプ22側及び前記開閉弁83側に各々圧力スイッ
    チ51、52を設け、これ等二つの圧力スイッチ51、
    52により渇水状態を検知せしめて前記電動モータ21
    の作動を停止させる自動停止手段T1、T2、R1、R
    2を備えたことを特徴とする洗浄機の自動運転装置。
  2. 【請求項2】 前記渇水状態は、前記二つの圧力スイッ
    チ51、52の圧力がともにゼロになった状態として検
    出することを特徴とする請求項1記載の洗浄機の自動運
    転装置。
  3. 【請求項3】 前記自動停止手段は、前記渇水状態を検
    知した時点から一定時間経過後に前記電動モータ21の
    作動を停止させる限時動作接点を備えたタイマT1から
    なることを特徴とする請求項1又は2記載の洗浄機の自
    動運転装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3305414A4 (en) * 2015-06-05 2018-05-16 Istobal, S.A. Device for supplying water in a pressurised water system for use at washing facilities

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