JPH0611878U - 回転式洗浄ノズル - Google Patents

回転式洗浄ノズル

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JPH0611878U
JPH0611878U JP047391U JP4739192U JPH0611878U JP H0611878 U JPH0611878 U JP H0611878U JP 047391 U JP047391 U JP 047391U JP 4739192 U JP4739192 U JP 4739192U JP H0611878 U JPH0611878 U JP H0611878U
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JP
Japan
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cleaning
hole
injection hole
nozzle
diameter
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Withdrawn
Application number
JP047391U
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English (en)
Inventor
啓次 藤井
昭実 星野
Original Assignee
ヤマト科学株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被洗浄物のセット位置に関係なく同一の条件
で洗浄できる。 【構成】 洗浄用の噴射孔17と回転用の噴射孔23と
を有するノズル本体9a・11a・13aのほぼ中央部
位に、上下に貫通する貫通孔27を設け、その貫通孔2
7を、ポンプ43から送り出される洗浄水が送り込まれ
る流路を兼ねた主軸25に回転自在に嵌挿支持した回転
式洗浄ノズルにおいて、前記洗浄用の噴射孔17を、中
心部の貫通孔27側から外側へ向けて配置すると共に中
心側の噴射孔17の孔径が小さく、以下、外側へ向って
噴射孔17の孔径が順次大きくなることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、回転式洗浄ノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、フラスコや試験管等を洗浄する自動洗浄機にあっては、洗浄水が一箇所 に集中することなく、全体に当るよう洗浄ノズルを回転させながら洗浄を行なう ようになっており、洗浄ノズルの具体例を図8、図9に示している。
【0003】 図8、図9において、101は洗浄ノズルのノズル本体を示しており、ノズル 本体101には、洗浄用の洗浄水を上方へ向けて噴射する噴射孔103と、縦軸 となる主軸105を中心とする回転軌跡の接線方向へ向け噴射してノズル本体1 01に回転力を与える左右一対の回転用の噴射孔107とを有する形状となって いる。
【0004】 また、ノズル本体101のほぼ中央部位には上下に貫通する貫通孔109が設 けられ、その貫通孔109は、洗浄水が送り込まれる流路111を兼ねた前記主 軸105に対して回転自在に嵌挿され、上端部は、主軸105に螺合されたキャ ップ113のフランジ部115により、下端部は主軸105に設けられたフラン ジ部117により軸方向の動きが規制された状態で回転が可能となっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前記した如く図外のポンプから主軸105を介してノズル本体101内に洗浄 水が送り込まれることで、洗浄水は洗浄用の噴射孔103から勢いよく洗浄水が 噴射されるようになる。と同時に回転用の噴射孔107からも勢いよく洗浄水が 噴射され、その噴射圧による推力によってノズル本体101は縦軸となる主軸1 05を中心として回転するようになる。
【0006】 このノズル本体101の回転時において、洗浄用の噴射孔103の移動速度は ノズル本体101の中心部位から遠くなるに従って速くなる。このため被洗浄物 の単位面積当りに注がれる水の量は中心部より外側の方が少なくなるという不具 合があった。この場合、時間をかけて洗浄を行なう場合は、大きな影響は起きな いが、特に、コストの高い純水で洗浄を行なう場合、洗浄時間が非常に短いため にその洗浄度合は顕著となる。
【0007】 そこで、この考案は、中心部側から外側の全領域にわたって被洗浄物に対しほ ぼ均一な噴射量が得られる回転式洗浄ノズルを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この考案は、洗浄用の噴射孔と回転用の噴射孔と を有するノズル本体のほぼ中央部位に、上下に貫通する貫通孔を設け、その貫通 孔を、ポンプから送り出される洗浄水が送り込まれる流路を兼ねた主軸に回転自 在に嵌挿支持した回転式洗浄ノズルにおいて、前記洗浄用の噴射孔を、中心部の 貫通孔側から外側へ向けて配置すると共に中心側の噴射孔の孔径が小さく、以下 、外側へ向って噴射孔の孔径が順次大きくなっている。
【0009】
【作用】
かかる回転式洗浄ノズルによれば、主軸を介してノズル本体内に送り込まれた 洗浄水は、洗浄用の噴射孔から噴射するようになる。同時に回転用の噴射孔から 噴射され、その時の噴射圧による推力によってノズル本体は回転する。
【0010】 このノズル本体の回転時において、外側へ向って孔径が順次大きくなる噴射孔 によって中心側から外側の全領域にわたりほぼ同一の噴射量が得られるようにな る。
【0011】
【実施例】
以下、図1乃至図4の図面を参照しながら、この考案の一実施例を詳細に説明 する。
【0012】 図中1は自動洗浄機3の洗浄室を示している。
【0013】 洗浄室1は、上方洗浄部5と下方洗浄部7の上下2段に分かれていて、上方洗 浄部5には第1の洗浄ノズル9と第2の洗浄ノズル11が、下方洗浄部7には第 3の洗浄ノズル13がそれぞれ配置され、上方洗浄部5にあっては、第1・第2 洗浄ノズル9・11により上方と下方からの洗浄が可能となっている。また、下 方洗浄部7にあっては、第3洗浄ノズル13により下方からの洗浄が可能となっ ている。
【0014】 第1・第2・第3のノズル本体9a・11a・13aは、図4に示すようにプ レス加工され上下に二分割された上半部14と下半部16の各フランジ部14a ,16aをヘミング加工又はスポット溶接することで、断面横長のボックス状に 形成されている。
【0015】 ノズル本体9a・11a・13aの上面15には、洗浄用の噴射孔17が一列 の状態で設けられると共に前面19と後面21の外側寄りには、回転軌跡Wの接 線方向に沿って噴射する180度向きが異なる回転用の噴射孔23・23がそれ ぞれ設けられている。
【0016】 洗浄用の噴射孔17は、中心側の噴射孔17の孔径が小さく、以下、外側へ向 って噴射孔17の孔径が順次大きくなるよう設定されている。
【0017】 即ち、噴射孔17の直径dn を次の式により決定することで洗浄用の噴出孔を 形成したものである。
【0018】
【数1】 ここで、(n>2) d1 :洗浄ノズルの中心に最も近い孔の直径、 dn :洗浄ノズルの中心より外側に数えn番目の孔の直径、 L:洗浄ノズルの中心より最も近い孔までの距離、 a:各孔間のピッチ、 n:洗浄ノズルの中心より数えた孔の番号。
【0019】 これにより、噴射孔17の全領域にわたって単位時間あたりほぼ同一の噴射量 が得られるようになっている。
【0020】 この場合、噴射孔17は、必ずしも独立した丸孔タイプでなくてもよく、例え ば、図5に示すように噴射孔17を、中心から外側へ向って溝幅が拡がるスリッ トタイプであってもよい。このスリットタイプの場合には、上半部14のプレス 加工と同時に噴射孔17の成形が可能となり、加工性の面において大変好ましい ものとなる。
【0021】 また、変形例として、図6に示すように、矩形の窓孔24を等間隔で穿設した プレート26を図7に示すスリットタイプとした噴射孔17に対して、上面15 に重ね合せ結合することで、中心から外側へ向って孔径が順次大きくなる矩形の 噴射孔17が得られるようにしてもよい。
【0022】 また、ノズル本体9a・11a・13aの上面15及び下面16のほぼ中央部 位には、主軸25に対して回転自在に嵌挿支持された貫通孔27・27が設けら れている。
【0023】 上面側の貫通孔27には、軸孔29aを有する合成樹脂製の軸受部材29がビ ス31で一体に固着されている。軸受部材29と対応する主軸25側は、前記軸 受部材29の軸孔29aと回転自在に嵌挿し合う第1軸径部33となっている。
【0024】 下面側の貫通孔27には、主軸25が直接嵌挿支持され、貫通孔27と対応す る支軸25側は、第2軸径部35となっている。
【0025】 一方、主軸25の上端には、キャップ37のねじ部が螺合し、キャップ37の 鍔部39は軸受部材29の上面に作用している。これにより、主軸25とノズル 本体9a・11a・13aはキャップ37の鍔部39と、軸受部材29の段差部 41とによって上下方向の動きが規制された状態で回転自在に支持されている。
【0026】 第1・第2・第3洗浄ノズル9・11・13が回転自在に装着された主軸25 は、内部空間が流路となっていてポンプ43の吐出口45から延長されたパイプ 47と接続連通している。
【0027】 また、ポンプ43の取入口49には、洗浄室1の底部51に設けられた水槽5 3とパイプ55を介して接続連通している。
【0028】 水槽53は、洗浄水と、洗剤の入った洗剤タンク57からの洗剤水が洗浄室1 の底面を介して流れ込むようになっており、洗浄室1の底部51には供給弁59 によって開閉自在に制御される第1の洗浄水供給パイプ61が臨んでいる。
【0029】 また、洗剤タンク57には供給弁63によって開閉自在に制御される第2の洗 浄水供給パイプ65が接続している。
【0030】 このように構成された回転式洗浄ノズルによれば、ポンプ43から送り出され た洗浄水は主軸25を介してノズル本体9a・11a・13a内に送り込まれ、 洗浄用の噴射孔17から洗浄水が勢いよく噴射される。この場合、第1の洗浄ノ ズル9aからは下向きに噴射される。同時に、回転用の噴射孔23からも洗浄水 が勢いよく噴射され、その噴射圧による推力によってノズル本体9a・11a・ 13aは主軸25を支点として回転する。
【0031】 このノズル本体9a・11a・13aの回転時において、中心から離れた外側 にあっては、孔径が中心からの距離に比例して大きくなるため噴射量もそれに比 例して多くなり、被洗浄物に対する噴射孔17の通過時間が短くなることによる 水量の減少分をカバーする。したがって、ノズル本体9a・11a・13aの中 心寄り及び外側寄りにセットされた被洗浄物は位置に関係なく同一の条件で洗浄 されるようになる。
【0032】
【考案の効果】
以上、説明したように、この考案によれば、被洗浄物をセットする位置に関係 なく、同一の条件で確実に洗浄が行なえるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ノズル本体の平面図。
【図2】この考案を実施した自動洗浄機の全体の説明
図。
【図3】ノズル本体の切断側面図。
【図4】ノズル本体を上下に分割した切断面図。
【図5】洗浄用の噴射孔の変形例を示した図1と同様の
平面図。
【図6】プレートの平面図。
【図7】図5の実施例に図6のプレートを設けた図1と
同様の平面図。
【図8】従来例を示したノズル本体の切断面図。
【図9】従来例を示したノズル本体の平面図。
【符号の説明】
9a・11a・13 ノズル本体 17 洗浄用の噴射孔 23 回転用の噴射孔 25 主軸 27 貫通孔 29 軸受部材 29a 軸孔 33 第1軸径部 35 第2軸径部 43 ポンプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄用の噴射孔と回転用の噴射孔とを有
    するノズル本体のほぼ中央部位に、上下に貫通する貫通
    孔を設け、その貫通孔を、ポンプから送り出される洗浄
    水が送り込まれる流路を兼ねた主軸に回転自在に嵌挿支
    持した回転式洗浄ノズルにおいて、前記洗浄用の噴射孔
    を、中心部の貫通孔側から外側へ向けて配置すると共に
    中心側の噴射孔の孔径が小さく、以下、外側へ向って噴
    射孔の孔径が順次大きくなることを特徴とする回転式洗
    浄ノズル。
JP047391U 1992-07-07 1992-07-07 回転式洗浄ノズル Withdrawn JPH0611878U (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970506