JP6738929B1 - バグフィルターの濾布洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】濾布洗浄装置を安価に製作し、且つ圧縮空気による濾布に対する洗浄効果を上げることを目的とする。【解決手段】一端部1aがエアホース2に着脱可能に固定される固定部材1と、固定部材1に回転自在に装着され回転部材4と、固定部材1に固定されて回転部材4を覆うカバー部材8と、を備え、回転部材4に設けられる複数の噴出口6は、回転部材4の軸芯Oと直交する第1仮想平面P上に形成され、回転部材4の軸芯Oから互いに等間隔に放射状に延びる複数の第1噴出口6Aと、第1仮想平面Pに対して軸芯O方向に変移して回転部材4の軸芯Oと直交する第2仮想平面Q上に形成され、回転部材4の軸芯Oから放射状に延びる複数の第1噴出口6Aに対して周方向の一方向側に偏倚して回転部材4の軸芯Oから外れた位置Oaから複数の第1噴出口6Aと平行となるように延びる複数の第2噴出口6Bと、を有してなる。【選択図】図2

Description

本発明は、濾過式集塵装置であるバグフィルターに用いられる濾布を洗浄するための濾布洗浄装置に関する。
従来、濾過式集塵装置であるバグフィルターに用いられる濾布の洗浄装置して、本発明に最も近似する従来技術として、下記特許文献1を挙げることができる。なお、濾布に圧縮空気を吹き付けて濾布を効果的に洗浄するために、パルス状の圧縮空気を濾布の内周面に吹き付けることによって、濾布の外周面に付着したダストを払い落として洗浄するようにしたパルス状圧縮空気ジェット式集塵装置は下記の特許文献2に示すように従来から知られている。
特許文献1に記載の従来技術は、圧縮空気供給源から供給される圧縮空気による反力を利用して回転部材を回転させ、該回転部材より噴出する圧縮空気を濾布の内周面に沿って周方向に移動させながら濾布の内周面全域にわたって均一に吹き付けるようにしたものであるが、濾布の内周面に吹き付ける圧縮空気の周方向への移動速度は、濾布に付着したダスト等によって最適の洗浄効率を挙げるように調整されなければならない。そこで、特許文献1所載の従来技術は、回転部材に導入される圧縮空気を回転部材の軸芯を通って放射状に設けた第1噴出口から圧縮空気を噴出させることによって該圧縮空気の第1噴出孔に負荷する摩擦抵抗による反力によって回転部材の回転を制御する、すなわちブレーキ作用を担う回転部材回転制御用第1噴出孔と、回転部材に導入される圧縮空気を回転部材の軸心から外れた位置に設けた第2噴出口から放射状に噴出させることによって、第2噴出孔に負荷する摩擦抵抗による反力によって回転部材の回転に対して回転駆動力を与える回転部材回転駆動用第2噴出孔とを設け、これら第1及び第2噴出孔を互いに制御することによって、圧縮空気の濾布の内周面に吹き付ける圧縮空気の周方向への移動速度を濾布のダスト付着状態に合わせて調整するようにしていた(特許文献1の図4に示す実施形態)。
特開2001−259557号公報 特公平8−6236号公報
本発明にあっても、上述のような回転部材回転制御用第1噴出孔と、これとは別個に回転部材回転駆動用第2噴出孔とを回転部材に設ける点では特許文献1所載の発明と同じである。しかし、特許文献1所載の発明にあっては、特に回転部材回転駆動用第2噴出孔の形成方法が複雑で製作費が高価につき実用的でなく、且つ圧縮空気が第2噴出孔から噴出する際に、圧縮空気が第2噴出孔の孔壁に衝突して大きな管内抵抗を受けて、 圧縮空気の噴出圧力を減退させ、洗浄効率を低下させるという致命的な難点があった。
本発明は、第1噴出口6Aと第2噴出口6Bの特に回転部材回転駆動用第2噴出孔を安価に製作して実用的とし、且つ回転部材回転駆動用の第2噴出孔に導入される圧縮空気が該第2噴出孔の孔壁に衝突しないため大きな管内抵抗を受けることがなく、該圧縮空気Gが第2噴出孔に対する円滑な摩擦抵抗による反力として、回転部材を円滑に回転駆動し、もって第2噴出孔から噴出される圧縮空気を濾布の内周面に効率的に吹き付け、回転部材回転制御用第1噴出孔の濾布に対する洗浄作用と相まって、濾布に対する洗浄効率を上げることができるバグフィルターの濾布洗浄装置を提案することを目的とするものである。
上記目的を達成するための手段を図面の参照符号を付して示せば、請求項1の発明に係るバグフィルターの濾布洗浄装置は、一端部1aがエアホース2に着脱可能に連結され、一端部1aから他端部1bに向けて貫通する貫通孔3を有する筒状の固定部材1と、
前記固定部材1に回転自在に装着され、前記固定部材1の貫通孔3に連通する連通空間5と、前記連通空間5から壁面4aを貫通して外周面側に延びる複数の噴出口6と、を有する有底筒状の回転部材4と、前記固定部材1に固定され、前記回転部材4の外周面を覆うとともに、前記複数の噴出口6に臨むように開口する複数の窓部7を有する筒状のカバー部材8と、を備え、前記複数の噴出口6は、前記回転部材4の軸芯Oと直交する第1仮想平面P上に形成され、前記回転部材4の軸芯Oから互いに等間隔に放射状に延びる複数の第1噴出口6Aと、前記第1仮想平面Pに対して軸芯O方向に変移して前記回転部材4の軸芯Oと直交する第2仮想平面Q上に形成され、前記回転部材4の軸芯Oから放射状に延びる前記複数の第1噴出口6Aに対して周方向の一方向側に偏倚して前記回転部材4の軸芯Oから外れた位置Oaから前記複数の第1噴出口6Aと平行となるように延びる複数の第2噴出口6Bと、を有し、前記エアホース2から供給されたパルス状の圧縮空気Gが、前記貫通孔3及び前記連通空間5を介して、前記複数の第1噴出口6Aと前記複数の第2噴出口6Bから噴出することによって、前記回転部材4を所要の回転速度で回転させるとともに、前記複数の第1噴出口6A及び前記複数の第2噴出口6Bから噴出するパルス状の圧縮空気Gを、前記筒状のカバー部材8の前記窓部7を介して、これに対面する濾布Sの内周面Saに吹き付けることによって、該濾布Sの外周面Sbに付着したダストCを払い落として洗浄するようにした構成からなるものである。
請求項2は、請求項1に記載のバグフィルターの濾布洗浄装置において、前記回転部材4の軸芯Oから互いに等間隔に放射状に延びる複数の第1噴出口6Aから噴出するパルス状の圧縮空気Gが摩擦抵抗による反力として各第1噴出口6Aに負荷することによって該回転部材4の回転に対して制動力として働き、前記回転部材4の軸芯Oから放射状に延びる前記複数の第1噴出口6Aに対して周方向の一方向側に偏倚した位置Oaにおいて、前記複数の各第1噴出口6Aと平行に延びる複数の各第2噴出口6Bから噴出するパルス状の圧縮空気Gが摩擦抵抗による反力として各第2噴出口6Bに負荷することによって該圧縮空気Gが回転部材4の回転に対して回転駆動力として働くようになっている構成からなるものである。
請求項3は、請求項1又は2に記載のバグフィルターの濾布洗浄装置において、前記複数の各第1噴出口6Aとこれに周方向に偏倚して平行に設けられる前記複数の各第2噴出口6Bとの間で、各第1噴出口6Aと各第2噴出口6Bとの間の周方向の各偏倚量Uが周方向に向けて漸次増加するように形成されてなる構成からなるものである。
請求項4は、請求項1〜3の何れかに記載のバグフィルターの濾布洗浄装置において、前記複数の第1噴出口6A及び前記複数の第2噴出口6Bに着脱可能に装着され、前記複数の第1噴出口6A及び前記複数の第2噴出口6Bから噴出するパルス状の圧縮空気Gの噴出量を調整する単数又は複数の調整部材9を備えてなる構成からなるものである。
以下に、本発明の効果について、図面の参照符号を付して説明すると、請求項1の発明に係るバグフィルターの濾布洗浄装置によれば、一端部1aがエアホース2に着脱可能に連結され、一端部1aから他端部1bに向けて貫通する貫通孔3を有する筒状の固定部材1と、前記固定部材1に回転自在に装着され、前記固定部材1の貫通孔3に連通する連通空間5と、前記連通空間5から壁面4aを貫通して外周面側に延びる複数の噴出口6と、を有する有底筒状の回転部材4と、前記固定部材1に固定され、前記回転部材4の外周面を覆うとともに、前記複数の噴出口6に臨むように開口する複数の窓部7を有する筒状のカバー部材8と、を備え、前記複数の噴出口6は、前記回転部材4の軸芯Oと直交する第1仮想平面P上に形成され、前記回転部材4の軸芯Oから互いに等間隔に放射状に延びる複数の第1噴出口6Aと、前記第1仮想平面Pに対して軸芯O方向に変移して前記回転部材4の軸芯Oと直交する第2仮想平面Q上に形成され、前記回転部材4の軸芯Oから放射状に延びる前記複数の第1噴出口6Aに対して周方向の一方向側に偏倚して前記回転部材4の軸芯Oから外れた位置Oaから前記複数の第1噴出口6Aと平行となるように延びる複数の第2噴出口6Bと、を有し、前記エアホース2から供給されたパルス状の圧縮空気Gが、前記貫通孔3及び前記連通空間5を介して、回転部材4の壁面4aを貫通して外周面側に延びる前記複数の第1噴出口6Aと前記複数の第2噴出口6Bから噴出することによって、前記回転部材4の回転を制御しながら、前記回転部材4を所要の回転速度で回転させるとともに、前記複数の第1噴出口6A及び前記複数の第2噴出口6Bから噴出するパルス状の圧縮空気Gを、前記筒状のカバー部材8の前記窓部7を介して、これに対面する濾布Sの内周面Saに吹き付けることによって、該パルス状の圧縮空気Gが濾布Sの内周面Saから外周面Sb側に貫通して、濾布Sの外周面Sbに付着したダストCをパルス状の圧縮空気Gによって強力に払い落とすことができ、しかも、回転部材4に形成された複数の第1噴出口6A及び複数の第2噴出口6Bから噴出するパルス状の圧縮空気Gは、回転部材4が回転しながら噴出されるため、濾布Sの内周面Saの全周にわたって均等に吹き付けられることになり、例えば、長期間の使用によって、濾布Sの外周面SbにダストCが強固に付着して濾布Sが目詰まりした場合であっても、確実に払い落として洗浄することができる。
特に、本発明にあっては、回転部材4の連通空間5に導入されたパルス状の圧縮空気Gは回転軸芯Oを通る半径方向に第1噴出口6Aを直線状に設け、回転軸芯Oから偏倚して軸芯Oから外れた位置Oaから第1噴出口6Aと平行する方向に第2噴出口6Bも直線状に設けるため、何れの第1噴出口6A及び第2噴出口6Bも回転部材4に直線状に孔開け貫通して形成するだけであるから製造が非常に容易であり、安価に製作することができ、実用的でもある。
しかも、第1噴出口6A及び第2噴出口6Bからパルス状の圧縮空気Gが噴出される際に、特に第2噴出口6Bが上述のように直線状に形成されており、圧縮空気が該第2噴出孔の孔壁に衝突することがないため、圧縮空気の噴出圧力を減退させることなく、濾布Sに吹き付けることができるため、洗浄効果を効率的に上げることができる。
請求項2の発明に係るバグフィルターの濾布洗浄装置によれば、前記回転部材4の軸芯Oから互いに等間隔に放射状に延びる複数の第1噴出口6Aから噴出するパルス状の圧縮空気Gが摩擦抵抗による反力として各第1噴出口6Aに負荷することによって該圧縮空気Gが回転部材4の回転に対して制動力(ブレーキ力)として働き、前記回転部材4の軸芯Oから放射状に延びる前記複数の第1噴出口6Aに対して周方向の一方向側に偏倚した位置Oaにおいて、前記複数の各第1噴出口6Aと平行に延びる複数の各第2噴出口6Bから噴出するパルス状の圧縮空気Gが摩擦抵抗による反力として各第2噴出口6Bに負荷することによって、該圧縮空気Gが回転部材4の回転に対して回転駆動力として働くようになっているため、回転部材4の回転に対して制動力(ブレーキ力)として働く作用と、回転部材4の回転に対して回転駆動力として働く作用との合力作用によって、回転部材4を有効に回転制御しながら確実に回転させることができ、パルス状の圧縮空気Gを濾布Sの全面にわたって周方向に変位しながら良好に吹き付けて濾布Sの全面に対する鈞一な洗浄効果を有効に達成することができる。
請求項3の発明によれば、前記複数の各第1噴出口6Aとこれに周方向に偏倚して平行に設けられる前記複数の各第2噴出口6Bとの間で、各第1噴出口6Aと各第2噴出口6Bとの間の周方向の各偏倚量Uが周方向に向けて漸次増加するように形成されてなるため、各第1噴出口6Aと各第2噴出口6Bとの間の周方向の各偏倚量Uが周方向に向けて漸次増加する最も偏倚量Uの増大した位置の第2噴出口6Bからパルス状の圧縮空気Gが噴出する噴出量によって回転部材4の回転駆動力が大きく、これに対し、各第1噴出口6Aと各第2噴出口6Bとの間の周方向の各偏倚量Uが周方向に向けて漸次増加する偏倚量Uのうち、偏倚量Uの最も少ない位置にある第2噴出口6Bからからパルス状の圧縮空気Gが噴出する噴出量では回転部材4の回転駆動力が小さく、回転部材4の周方向の一方向側に噴出されるパルス状の圧縮空気Gの噴出量が、周方向の他方向側に向けて漸次増加することに合わせて、回転部材4の回転駆動力が増大することになり、パルス状の圧縮空気による一種の回転羽根作用によって回転部材4を円滑に回転させることができる。
請求項4の発明によれば、単数又は複数の調整部材9を複数の第1噴出口6Aに装着して単数又は複数の第1噴出口6Aを塞ぐことによってパルス状の圧縮空気Gの噴出量Dが少なくなって、回転部材4の回転に対して制動力(ブレーキ力)として働く作用が弱くなり、第2噴出口6Bの作用と相まって回転部材4の回転速度を速めることができる。
これに対し、単数又は複数の調整部材9を複数の第2噴出口6Bに装着して単数又は複数の第2噴出口6Bを塞ぐことによってパルス状の圧縮空気Gの噴出量が少なくなって、回転部材4の回転に対してその回転駆動力として働く作用が弱くなり、第1噴出口6Aの作用と相まって回転部材4の回転速度を遅くすることができる。
更に又、本発明によれば、単数又は複数の調整部材9の装着位置を回転部材4の第1噴出口6Aと第2噴出口6Bの互いに対面する噴出口6A,6Bの位置としたり、互いに隣り合う位置とすることによっても回転部材4の回転速度を制御することができる。
特に本発明によれば、前記複数の第1噴出口6A及び前記複数の第2噴出口6Bに着脱可能に装着され、前記複数の第1噴出口6A及び前記複数の第2噴出口6Bから噴出するパルス状の圧縮空気Gの噴出量を調整する単数又は複数の調整部材9を備えてなるため、上述のように、各第1噴出口6Aと各第2噴出口6Bとの間の周方向の各偏倚量Uが周方向に向けて漸次増加する最も偏倚量Uの増大した位置の第2噴出口6Bに調整部材9を装着して該第2噴出口6Bを塞ぐことによって、回転部材4からのパルス状の圧縮空気Gの噴出量が少ないなり、回転部材4の回転速度が減退されて、濾布Sの内周面Saに断続的に且つ集中的にパルス状の圧縮空気Gを吹き付けることができ、これよって濾布Sの外周面Sbに付着する堆積層の大きいダストCを効果的に離脱洗浄することができる。
これに対し、各第1噴出口6Aと各第2噴出口6Bとの間の周方向の各偏倚量Uが周方向に向けて漸次増加する最も偏倚量Uの少ない位置の第2噴出口6Bに調整部材9を装着して該第2噴出口6Bを塞ぐことによって、回転部材4の回転速度があまり減退することがないため、濾布Sの内周面Saに集中する度合いを少なくして周方向に順次変位させながらパルス状の圧縮空気を吹き付けることができ、濾布Sの外周面Sbに付着する堆積層の比較的に少ないダストCを効果的に且つ迅速に離脱洗浄させることができる。
このように,本発明によれば、第1噴出口6Aと第2噴出口6Bとに対する調整部材9の装着位置や装着本数を変更することによって、濾布Sの外周面Sbに付着するダストCの堆積層に合わせて最適の洗浄条件を達成することができることになる。
本発明の一実施形態に係るバグフィルターの濾布洗浄装置を例示する斜視図である。 同濾布洗浄装置の縦断面図である。 同濾布洗浄装置の第1噴出口が位置する第1仮想平面上で截断した横断面図である。 同濾布洗浄装置の第2噴出口が位置する第2仮想平面上で截断した横断面図である。 同濾布洗浄装置の第1仮想平面の第1噴出口に調整部材を装着した状態の第1仮想平面上で截断した横断面図である。 同濾布洗浄装置の第2仮想平面の第2噴出口に調整部材を装着した状態の第2仮想平面上で截断した横断面図である。 同濾布洗浄装置を濾布の開口部から円筒状内部に挿入し、パルス状の圧縮空気を噴出した使用状態を示す縦断面図である。 同濾布洗浄装置を圧縮空気供給源に接続した状態を示す説明図である。
以下に、本発明に係る濾布洗浄装置の一実施形態について、図面を参照して具体的に説明すると、図1及び、特に図2に示すように、一端部1a(図中上端部)から他端部1bに向けて貫通する貫通孔3を有する筒状の固定部材1には、その一端部1a側(図中上端部側)には外周面に雄ねじ部15を形成したエアホース連結筒部10が設けられ、このエアホース連結筒部10とエアホース2とは周知のエアーホース継手金具11によって連結される。このエアホース継手金具11は、継手用筒体12と該継手用筒体12に回転可能に連繋される継手用ナット13と、締付ナット14とからなり、継手用筒体12にエアホース2の先端部をはめ込み、この上から締付ナット14を締め付けることによってエアホース2の先端部が継手用筒体12に連結され、この状態で、継手用ナット13をエアホース連結筒部10の雄ねじ部15にねじ込むことによってエアホース2は固定部材1に連結される。
固定部材1の他端部1b側(図中下端部側)はその肉厚部16に軸受17を介して有底筒状の回転部材4が回転可能に設けられている。軸受17は回転部材4側のスナップリング18と固定部材1側のスナップリング19によって取りつけられている。回転部材4には固定部材1の貫通孔3に連結する連通空間5を有し、該連通空間5に連通して回転部材4の肉厚な壁面4aを貫通して外周面側に延びる複数の噴出口6が設けられている。
固定部材1には、前記回転部材4の外周面を覆うとともに、前記複数の噴出口6に臨むように周方向に幅広く開口して、図3に示す実施形態では周方向に3つの窓部7(7a〜7c)を有する筒状のカバー部材8が設けられる。該カバー部材8は、図2に示すように、その一端部(上端部)に設けた固定用鍔片20を、固定部材1の肉厚部16に形成されている段部21と前記固定部材1のエアホース連結筒部10の外周面の前記雄ねじ部15にねじ込まれる固定用ナット22とに挟まれて固定部材1に固定されている。このカバー部材8は、後述のように回転部材4が濾布S保形用のリテーナー27(図7)に接触して回転部材4の回転を阻害するのを防止するために設けられる。
回転部材4の肉厚な壁面4aを貫通して外周面側に延びる複数の噴出口6は、図1〜図3に示すように、第1噴出口6Aと第2噴出口6Bとからなり、このうち第1噴出口6Aは、図2及び図3に示すように、前記回転部材4の軸芯Oと直交する第1仮想平面P上に形成され、軸芯Oを基点として、該軸芯Oから半径方向に延びる仮想半径線V(V1〜V6)上に互いに等間隔に放射状に延び、図3に示す実施形態では6つの第1噴出口6A1〜6A6からなるものである。
このように、回転部材4の連通空間5において、その軸芯Oに沿って流入するパルス状の圧縮空気Gは軸芯Oに直交して該軸芯Oから互いに等間隔に放射状に延びる複数の第1噴出口6A(6A1〜6A6)に対しては各第1噴出口6Aの管内抵抗を受けることが少なく複数の第1噴出口6A(6A1〜6A6)から噴出するパルス状の圧縮空気Gの噴出量Dが摩擦抵抗による反力として、該圧縮空気Gが各第1噴出口6A(6A1〜6A6)に負荷することによって該回転部材4の回転に対して制動力(ブレーキ力)として働くことになる。
又、第2噴出口6Bは、図2及び図4に示すように、前記第1仮想平面Pに対して軸芯O方向(図中下方向)に変移して前記回転部材4の軸芯Oと直交する第2仮想平面Q上に形成され、回転部材4の軸芯Oから半径方向に延びる前記仮想半径線V(V1〜V6)に対し、周方向の一方向側(すなわち、回転部材4の時計方向側或いは反時計方向側、図中では時計方向側)に偏倚して前記回転部材4の軸芯Oから外れた位置Oa(Oa1〜Oa6)から前記半径線と平行となる仮想偏倚線Y(Y1〜Y6)上に、すなわち、前記回転部材4の軸芯Oから放射状に延びる前記複数の第1噴出口6Aに対して周方向の一方向側に偏倚して前記回転部材4の軸芯Oから外れた位置Oaから前記複数の第1噴出口6Aと平行となるよう前記仮想偏倚線Y上に延び、図4に示す実施形態では6つの第2噴出口6B1〜6B6からなるものである。
このように、回転部材4の連通空間5において、その軸芯Oに沿って流入するパルス状の圧縮空気Gが回転部材4の軸芯Oから放射状に延びる前記複数の第1噴出口6Aに対して周方向の一方向側に偏倚した位置Oa(図中では軸芯Oから時計方向側に偏倚した位置Oa1〜Oa6)において、前記複数の各第1噴出口6A(6A1〜6A6)と平行に延びる複数の各第2噴出口6B(6B1〜6B6)から噴出するパルス状の圧縮空気Gが摩擦抵抗による反力として、該圧縮空気Gが各第2噴出口6Bに負荷することによって、前記第1噴出口6Aに対してはパルス状の圧縮空気Gが各第1噴出口6Aに受ける管内抵抗に比べて第2噴出口6Bで受ける管内抵抗が大きく、これがために、第2噴出口6Bを周方向に回転して管内抵抗の少ない第1噴出口6Aと同一の仮想半径線V上に近づけようとする回転駆動力(図中、反時計方向Zの回転駆動力)が働くことになる。そして、この回転駆動力は、前記複数の第2噴出口6Bが前記複数の第1噴出口6Aに対して周方向の一方向側に偏倚した偏倚量Uが大きいほど増大することになる。
更に、図3に示す実施形態の6つの第1噴出口6A1〜6A6と、これに対応する図4に示す実施形態の6つの第2噴出口6B1〜6B6との間の周方向の各偏倚量Uが周方向に向けて漸次増加するように形成されている。更に詳述すると、6A1〜6A6と6B1〜6B6との間の各偏倚量U1〜U6は、6A1と6B1〜6A3と6B3との間の各偏倚量U1〜U3と、これと軸芯Oを中心に点対称位置に設けられる6A4と6B4〜6A6と6B6との間の各偏倚量U4〜U6との2グループに分けられ、2グループが夫々周方向の各偏倚量U1〜U3及びU4〜U6が周方向に向けて漸次増加するように形成されている。実施形態では、第1グループの各偏倚量U1=2mm、U2=3mm、U3=4mmとし、第2グループの各偏倚量U4=2mm、U5=3mm、U6=4mmとしている。
このように回転部材4の点対称位置に夫々第2噴出口6Bを2グループに分けて夫々周方向の各偏倚量U1〜U3及びU4〜U6が周方向に向けて漸次増加するように形成することによって、一対の回転羽根による回転駆動作用によって回転部材4を効率的に円滑に回転駆動することができる。
更に、前記複数の第1噴出口6A及び前記複数の第2噴出口6Bに着脱可能に装着され、前記複数の第1噴出口6A及び前記複数の第2噴出口6Bから噴出するパルス状の圧縮空気Gの噴出量を調整する単数又は複数の調整部材9を備えてなる。
図3は、前記回転部材4の軸芯Oと直交する第1仮想平面P上に形成され、軸芯Oを基点として、該軸芯Oから半径方向に延びる仮想半径線V上に互いに等間隔に放射状に延び、図5に示す実施形態では、6つの第1噴出口6A1〜6A6の単数又は複数の何れかに棒状の調整部材9をねじ込んでなるものであるが、このように、単数又は複数の調整部材9を複数の第1噴出口6Aに装着して単数又は複数の第1噴出口6Aを塞ぐことによってパルス状の圧縮空気Gの噴出量が少なくなって、回転部材4の回転に対して制動力(ブレーキ力)として働く作用が弱くなり、第2噴出口6Bの作用と相まって回転部材4の回転速度を速めることができる。実施形態では第1噴出口6A4に調整部材9をねじ込んで該噴出口6A4を塞いている。
図4は、前述のように、前記第1仮想平面Pに対して軸芯O方向(図中下方向)に変移して前記回転部材4の軸芯Oと直交する第2仮想平面Q上に形成され、回転部材4の軸芯Oから半径方向に延びる前記仮想半径線V(V1〜V6)に対し、周方向の一方向側(すなわち、回転部材4の時計方向側或いは反時計方向側、図中では時計方向側))に偏倚して前記回転部材4の軸芯Oから外れた位置Oa(図中では、軸芯Oから時計方向に偏倚した位置Oa1〜Oa6)から前記仮想半径線Vと平行となる仮想偏倚線Y(Y1〜Y6
)上に、すなわち、前記回転部材4の軸芯Oから放射状に延びる前記複数の第1噴出口6Aに対して周方向の一方向側に偏倚して前記回転部材4の軸芯Oから外れた位置Oa(図中では、軸芯Oから時計方向に偏倚した位置Oa1〜Oa6)から前記複数の各第1噴出口6A(6A1〜6A6)と平行となるよう前記仮想偏倚線Y(Y1〜Y6)上に延び、図6に示す実施形態では、6つの第2噴出口6B1〜6B6の単数又は複数の何れかに棒状の調整部材9をねじ込んでなるものであるが、このように、単数又は複数の調整部材9を複数の第2噴出口6Bに装着して単数又は複数の第2噴出口6Bを塞ぐことによってパルス状の圧縮空気Gの噴出量が少なくなって、回転部材4の回転に対してその回転駆動力として働く作用が弱くなり、第1噴出口6Aの作用と相まって回転部材4の回転速度を遅くすることができる。実施形態では、6つの第2噴出口6B1〜6B6のうち、第2噴出口6B2及び6B5に整部材9をねじ込んで該噴出口6B2及び6B5を塞いている。
上述のように、各第1噴出口6Aと各第2噴出口6Bとの間の周方向の各偏倚量Uが周方向に向けて漸次増加する最も増大した偏倚量U(U3,U6)の位置の第2噴出口6B(6B3,6B6)に調整部材9を装着して該第2噴出口6Bを塞ぐことによって、回転部材4からのパルス状の圧縮空気Gの噴出量が少なくなり、回転部材4の回転速度が減退されて、濾布Sの内周面Saに集中的にパルス状の圧縮空気Gを吹き付けることができ、これよって濾布Sの外周面Sbに付着する堆積層の大きいダストCを効果的に離脱することができる。
これに対し、各第1噴出口6Aと各第2噴出口6Bとの間の周方向の各偏倚量Uが周方向に向けて漸次増加する最も少ない偏倚量U(U1,U4)の位置の第2噴出口6B(6B1,6B4)に調整部材9を装着して該第2噴出口6Bを塞ぐことによって、回転部材4からのパルス状の圧縮空気Gの噴出量があまり減退することなく、回転部材4の回転速度もあまり減退することがないため、濾布Sの内周面Saに集中する度合いを少なくして周方向に順次変位させながらパルス状の圧縮空気を吹き付けることによって濾布Sの外周面Sbに付着する堆積層の比較的に少ないダストCを効果的に且つ迅速に離脱させることができる。
更に又、単数又は複数の調整部材9の装着位置を回転部材4の第1噴出口6Aと第2噴出口6Bの互いに対面する噴出口6A,6Bの位置としたり、互いに隣り合う位置とすることによっても回転部材4の回転速度を制御することができる。
このように,第1噴出口6Aと第2噴出口6Bとに対する調整部材9の装着位置や装着本数を変更することによって、濾布Sの外周面Sbに付着するダストCの堆積層に合わせて最適の洗浄条件を達成することができることになる。
図7は、本発明に係る濾布洗浄装置を、集塵装置であるバグフィルター23に組み込んだ状態を示す使用状態を示すものである。バグフィルター23には、その上面に仕切板24が取りつけられ、この仕切板24には縦横にわたって多数の濾布取付孔25が設けられ、この濾布取付孔25に円筒形状とした細長い有底袋状の濾布Sをその上端部Scを開口させて取付金具26によって気密に取りつけ、これに濾布Sの円筒形状を保形するための骨組み構造のリテーナー27を上方より挿入配置し、且つ排ガス通過用のベンチュリー28を取り付けている。そして、バグフィルター23内の焼却排ガスが濾布Sの外周面Sbから内周面Sa側に通過して清浄な排気ガスのみが濾布Sを通過して濾布Sの内部に流入しベンチュリー28で排出速度を速めて清浄な焼却排気ガスが外部に排出されることになるが、この際に濾布Sの外周面Sbには焼却排ガスに含まれているダストCが、図示のように濾布Sの外周面Sbに付着することになる。
しかして、本発明に係る濾布洗浄装置のよってダストCを除去して洗浄するには、図7に示すように、エアホース2に気密的に連結された固定部材1と回転部材4とカバー部材8とを組み込んだ本装置を濾布Sの円筒状内部29に挿入し、前述のように回転部材4の多数の噴出口6からパルス状の圧縮空気Gを濾布Sの内周面Saから外周面Sb4aに突き抜けるように噴出させ、これによって外周面Sbに付着したダストCを剥離してバグフィルター23に設けた図示しない排出口より外部に放出される。
図8は、回転部材4内にパルス状の圧縮空気Gを圧送するための回路図であり、圧縮供給源であるエアーコンプレッサー30から供給ホース31によって減圧弁32を介して所要の圧力に減圧された圧縮空気はエアータンク33に送り込まれ、ここでエアータンク33に設置した電磁弁制御部34によって制御されるダイアフラム式電磁弁35によってパルス状の圧縮空気Gに変換され、エアホース2の先端部を前述のように周知のエアーホース継手金具11によって固定部材1に繋がれ、該固定部材1に回転可能に装備された回転部材4内にパルス状の圧縮空気Gが圧送され、このパルス状の圧縮空気Gによって回転部材4が所要の速度で回転させ、且つ作業者はエアホース2を持って回転部材4等の本装置を濾布Sの円筒状内部29に挿入してエアホース2によって本装置を濾布Sの円筒状内部で上下方向に変位させることによって、濾布Sの布Sの内周面Saの周方向全域及び上下方向全域にかけて該パルス状の圧縮空気Gを吹き付けることができ、これによって濾布Sの外周面Sbの全域に付着したダストCを確実に剥離除去して洗浄することができる。なお、回転部材4の外周面はカバー部材8によって覆われているが、これは回転部材4の回転の際に濾布Sを円筒状に保形するために該円筒状内部に取り付けた骨組み構造のリテーナー27に当って回転部材4の回転を阻害するのを防止するためであり、必要な部材である。なお又、作業者が回転部材4を濾布Sの円筒状内部29に挿入する際に、回転部材4を作業者が手動で回転させた状態で挿入することが好ましく、これによって回転部材4を円筒状内部29で継続して円滑に回転させることができる。
ここで、注意すべきは、回転部材4を回転させて噴出口6からパルス状の圧縮空気Gを濾布Sの内周面Saの吹き付けるのは、あくまでも該内周面Saの周方向全域に均一に該圧縮空気Gをいきわたらせるためである。このためにはパルス状の圧縮空気Gを濾布Sの外周面Sbに付着したダストCを剥離除去する程度に集中的に吹き付けながら周方向に変位し、且つ作業者の操作で上下方向に変位することが肝要である。もし、必要以上に回転部材4が回転すれば、これより噴出するパルス状の圧縮空気Gは濾布Sの内周面Saを滑るようにして濾布Sの表面を圧縮空気Gが周方向に通過するだけで、該圧縮空気Gを効果的に吹き付けることができず、濾布Sの外周面Sbに付着したダストCを剥離できない虞れが多分にある。
1 固定部材
1a 固定部材の一端部
1b 固定部材の他端部
2 エアホース
3 貫通孔
4 回転部材
4a 回転部材の壁面
5 連通空間
6 噴出口
6A 第1噴出口
6B 第2噴出口
7 窓部
8 カバー部材
9 調整部材
P 第1仮想平面
Q 第2仮想平面
O 回転部材の軸芯
Oa 軸芯から外れた位置
S 濾布
Sa 濾布の内周面
Sb 濾布の外周面
C ダスト
U 偏倚量

Claims (4)

  1. 一端部がエアホースに着脱可能に連結され、該一端部から他端部に向けて貫通する貫通孔を有する筒状の固定部材と、
    前記固定部材に回転自在に装着され、前記固定部材の貫通孔に連通する連通空間と、前記連通空間から壁面を貫通して外周面側に延びる複数の噴出口と、を有する有底筒状の回転部材と、
    前記固定部材に固定され、前記回転部材の外周面を覆うとともに、前記複数の噴出口に臨むように開口する複数の窓部を有する筒状のカバー部材と、を備え、
    前記複数の噴出口は、
    前記回転部材の軸芯と直交する第1仮想平面上に形成され、前記回転部材の軸芯から互いに等間隔に放射状に延びる複数の第1噴出口と、
    前記第1仮想平面に対して軸芯方向に変移して前記回転部材の軸芯と直交する第2仮想平面上に形成され、前記回転部材の軸芯から放射状に延びる前記複数の第1噴出口に対して周方向の一方向側に偏倚して前記回転部材の軸芯から外れた位置から前記複数の第1噴出口と平行となるように延びる複数の第2噴出口と、を有し、
    前記エアホースから供給されたパルス状の圧縮空気が、前記貫通孔及び前記連通空間を介して、前記複数の第1噴出口と前記複数の第2噴出口から噴出することによって、前記回転部材を所要の回転速度で回転させるとともに、前記複数の第1噴出口及び前記複数の第2噴出口から噴出するパルス状の圧縮空気を、前記筒状のカバー部材の前記窓部を介して、これに対面する濾布の内周面に吹き付けることによって、濾布の外周面に付着したダストを払い落として洗浄するようにしたバグフィルターの濾布洗浄装置。
  2. 前記回転部材の軸芯から互いに等間隔に放射状に延びる複数の第1噴出口から噴出するパルス状の圧縮空気の噴出量が摩擦抵抗による反力として各第1噴出口に負荷することによって圧縮空気が回転部材の回転に対して制動力として働き、前記回転部材の軸芯から放射状に延びる前記複数の第1噴出口に対して周方向の一方向側に偏倚した位置において、前記複数の各第1噴出口と平行となるように延びる複数の各第2噴出口から噴出するパルス状の圧縮空気の噴出量が摩擦抵抗による反力として各第2噴出口に負荷することによって該回転部材の回転に対して回転駆動力として働くようになっている請求項1に記載の濾布洗浄装置。
  3. 前記複数の各第1噴出口とこれに周方向に偏倚して平行に設けられる前記複数の各第2噴出口との間で、各第1噴出口と各第2噴出口との間の周方向の各偏倚量が周方向に向けて漸次増加するように形成されてなる請求項1又は2に記載のバグフィルターの濾布洗浄装置。
  4. 前記複数の第1噴出口及び前記複数の第2噴出口に着脱可能に装着され、前記複数の第1噴出口及び前記複数の第2噴出口から噴出するパルス状の圧縮空気の噴出量を調整する単数又は複数の調整部材を備えてなる請求項1〜3の何れかに記載の濾布洗浄装置。
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