JPH06118522A - コンタクトガラスを備えた装置 - Google Patents
コンタクトガラスを備えた装置Info
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- JPH06118522A JPH06118522A JP4293678A JP29367892A JPH06118522A JP H06118522 A JPH06118522 A JP H06118522A JP 4293678 A JP4293678 A JP 4293678A JP 29367892 A JP29367892 A JP 29367892A JP H06118522 A JPH06118522 A JP H06118522A
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- JP
- Japan
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- contact glass
- sheet
- film
- motor
- roll
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンタクトガラスを取り外したりすることな
しに、装置内部側の、清掃のしにくいコンタクトガラス
面を、常に、汚れのない清浄な面に維持し得るようにし
て、原稿の読み取りに支障を来たさないようにした、コ
ンタクトガラスを備えた装置を提供することである。 【構成】 コンタクトガラス1の裏面1Aに密接するよ
うに、透明なフィルム4を設け、このフィルム4がトナ
ーなどで汚れたとき、この汚れたフィルム部分が巻取側
ロール部4Bに巻き取られるように、又、清浄なフィル
ム部分が面1Aに供出されるように、フィルム4を移動
可能に構成する。
しに、装置内部側の、清掃のしにくいコンタクトガラス
面を、常に、汚れのない清浄な面に維持し得るようにし
て、原稿の読み取りに支障を来たさないようにした、コ
ンタクトガラスを備えた装置を提供することである。 【構成】 コンタクトガラス1の裏面1Aに密接するよ
うに、透明なフィルム4を設け、このフィルム4がトナ
ーなどで汚れたとき、この汚れたフィルム部分が巻取側
ロール部4Bに巻き取られるように、又、清浄なフィル
ム部分が面1Aに供出されるように、フィルム4を移動
可能に構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿が接するコンタク
トガラスを備えた装置に関するものである。
トガラスを備えた装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写装置、ファクシミリ、イメ
ージスキャナなどの装置では、原稿を読み取り走査する
場合、かかる原稿をコンタクトガラス上に載せ、これを
静止状態に保持している。この場合には、読み取り光学
系を走行移動させているのであるが、これに対し、読み
取り光学系を固定し、原稿の方をコンタクトガラス上に
おいて移動させ乍ら、原稿を読み取るようにしたものも
ある。
ージスキャナなどの装置では、原稿を読み取り走査する
場合、かかる原稿をコンタクトガラス上に載せ、これを
静止状態に保持している。この場合には、読み取り光学
系を走行移動させているのであるが、これに対し、読み
取り光学系を固定し、原稿の方をコンタクトガラス上に
おいて移動させ乍ら、原稿を読み取るようにしたものも
ある。
【0003】いずれの場合も、コンタクトガラスには原
稿が接するようになっているのであるが、このようなコ
ンタクトガラスを備えた装置では、装置本体内に位置す
るコンタクトガラス面が、トナーや塵埃などで汚れた場
合、この汚れを落とすのに、専門のサービスマンなど
が、コンタクトガラスを外す必要があって、この種の作
業が誠に厄介なものとなっていた。
稿が接するようになっているのであるが、このようなコ
ンタクトガラスを備えた装置では、装置本体内に位置す
るコンタクトガラス面が、トナーや塵埃などで汚れた場
合、この汚れを落とすのに、専門のサービスマンなど
が、コンタクトガラスを外す必要があって、この種の作
業が誠に厄介なものとなっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、コン
タクトガラスを取り外したりすることなしに、装置内部
側の、清掃のしにくいコンタクトガラス面を、常に、汚
れのない清浄な面に維持し得るようにして、原稿の読み
取りに支障を来たさないようにした、コンタクトガラス
を備えた装置を提供することにある。
タクトガラスを取り外したりすることなしに、装置内部
側の、清掃のしにくいコンタクトガラス面を、常に、汚
れのない清浄な面に維持し得るようにして、原稿の読み
取りに支障を来たさないようにした、コンタクトガラス
を備えた装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、原稿が接するコンタクトガラスを備えた装
置において、透明なシート状体を備え、このシート状体
が、装置本体内に位置するコンタクトガラス面を被うシ
ート状体となっていて、新たなシート状体部分が、前記
コンタクトガラス面に供出され、且つ、そのコンタクト
ガラス面において今まで使用されていたシート状体部分
が、そのコンタクトガラス面から退避可能となるよう
に、前記シート状体を移動自在に構成した、コンタクト
ガラスを備えた装置を提案するものである。
成するため、原稿が接するコンタクトガラスを備えた装
置において、透明なシート状体を備え、このシート状体
が、装置本体内に位置するコンタクトガラス面を被うシ
ート状体となっていて、新たなシート状体部分が、前記
コンタクトガラス面に供出され、且つ、そのコンタクト
ガラス面において今まで使用されていたシート状体部分
が、そのコンタクトガラス面から退避可能となるよう
に、前記シート状体を移動自在に構成した、コンタクト
ガラスを備えた装置を提案するものである。
【0006】なお、シート状体は、このシート状体をロ
ール状に巻き付けたロール部から供出され、巻き取り側
のロール部に巻き取られるものとなっていると、効果的
である。
ール状に巻き付けたロール部から供出され、巻き取り側
のロール部に巻き取られるものとなっていると、効果的
である。
【0007】又、巻き取り側のロール部が、手動ハンド
ルの回転によって駆動されるものとなっていると、効果
的である。
ルの回転によって駆動されるものとなっていると、効果
的である。
【0008】更に、巻き取り側のロール部が、モータの
回転によって駆動され、このモータは、予め定めた画像
形成枚数をカウントする度毎に、間欠作動するものとな
っていると、効果的である。
回転によって駆動され、このモータは、予め定めた画像
形成枚数をカウントする度毎に、間欠作動するものとな
っていると、効果的である。
【0009】更に、巻き取り側のロール部が、モータの
回転によって駆動され、このモータは、予め定めた、シ
ート状体の光透過度を検出する度毎に、間欠作動するも
のとなっていると、効果的である。
回転によって駆動され、このモータは、予め定めた、シ
ート状体の光透過度を検出する度毎に、間欠作動するも
のとなっていると、効果的である。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って詳細に
説明する。
説明する。
【0011】図1において、符号1は、透明なコンタク
トガラスを示し、このコンタクトガラス1は、コンタク
トガラス受け2,3に不動状態に支持されている。コン
タクトガラス1の下位には、透明なシート状体の一構成
例である透明フィルム4が配設されている。コンタクト
ガラス1の上面には原稿5が載置され、この原稿5は、
矢印a方向に走行駆動される読み取り光学系6によっ
て、読み取られる。
トガラスを示し、このコンタクトガラス1は、コンタク
トガラス受け2,3に不動状態に支持されている。コン
タクトガラス1の下位には、透明なシート状体の一構成
例である透明フィルム4が配設されている。コンタクト
ガラス1の上面には原稿5が載置され、この原稿5は、
矢印a方向に走行駆動される読み取り光学系6によっ
て、読み取られる。
【0012】符号9は、電子写真複写装置やファクシミ
リやイメージスキャナなどの、コンタクトガラスを備え
た装置の本体内部空間を示し、コンタクトガラス1の両
面のうち、符号1Aで示す部分が、その内部に位置する
コンタクトガラス面となっている。フィルム4は、コン
タクトガラス1の両端側に配された一対のフィルムガイ
ドローラ7,8間に掛け渡され、この状態で、コンタク
トガラス面1Aに隙間なく接触している。すなわち、フ
ィルム4はコンタクトガラス面1Aを被っているのであ
る。これによって、コンタクトガラス面1A自体が、ト
ナーなどで汚れることはなくなる。
リやイメージスキャナなどの、コンタクトガラスを備え
た装置の本体内部空間を示し、コンタクトガラス1の両
面のうち、符号1Aで示す部分が、その内部に位置する
コンタクトガラス面となっている。フィルム4は、コン
タクトガラス1の両端側に配された一対のフィルムガイ
ドローラ7,8間に掛け渡され、この状態で、コンタク
トガラス面1Aに隙間なく接触している。すなわち、フ
ィルム4はコンタクトガラス面1Aを被っているのであ
る。これによって、コンタクトガラス面1A自体が、ト
ナーなどで汚れることはなくなる。
【0013】フィルム4は、これをロール状に巻き付け
たロール部4Aから供出され、巻取側ロール部4Bに巻
き取られるようになっている。すなわち、フィルム4
は、予備フィルムとしてロール部4Aに蓄えられると共
に、巻取側のロール部4Bの方に巻き取られるようにな
っているのである。
たロール部4Aから供出され、巻取側ロール部4Bに巻
き取られるようになっている。すなわち、フィルム4
は、予備フィルムとしてロール部4Aに蓄えられると共
に、巻取側のロール部4Bの方に巻き取られるようにな
っているのである。
【0014】巻取側のロール部4Bには、これと共軸一
体のギア12が設けられ、このギア12にはアイドルギ
ア13が噛み合い、このギア13には手動ハンドル10
の基端に設けたギア14に噛み合っている。ハンドル1
0を図示矢印方向に手動で回転させると、上述の各ギア
を介して、ロール部4Bが時計方向に回転し、この回転
により、フィルム4がロール部4Bの方に巻き取られ
る。
体のギア12が設けられ、このギア12にはアイドルギ
ア13が噛み合い、このギア13には手動ハンドル10
の基端に設けたギア14に噛み合っている。ハンドル1
0を図示矢印方向に手動で回転させると、上述の各ギア
を介して、ロール部4Bが時計方向に回転し、この回転
により、フィルム4がロール部4Bの方に巻き取られ
る。
【0015】装置本体の内部9には、トナーや塵埃など
が浮遊しており、これがフィルム4に付着したりして、
この付着量が増すようになると、フィルム4の面(装置
本体内9側の面)に、汚れが目立つようになる。このよ
うになると、読み取り走査に支障を来たし、電子写真複
写装置などの場合には、よりクリアな画像が得られなく
なったりする。
が浮遊しており、これがフィルム4に付着したりして、
この付着量が増すようになると、フィルム4の面(装置
本体内9側の面)に、汚れが目立つようになる。このよ
うになると、読み取り走査に支障を来たし、電子写真複
写装置などの場合には、よりクリアな画像が得られなく
なったりする。
【0016】フィルム4の、かような汚れが視覚的に把
握されたとき、ハンドル10を上述した如く回転させれ
ば、コンタクトガラス面1Aにおいて今まで使用されて
いたフィルム部分(汚れを生じているフィルム部分)
が、ロール部4Bの方に巻き取られてコンタクトガラス
面1Aから退避し、これに代って、自動的に、新たな、
汚れていないフィルム部分が、ロール部4Aの方からコ
ンタクトガラス面1Aに向けて供出される。
握されたとき、ハンドル10を上述した如く回転させれ
ば、コンタクトガラス面1Aにおいて今まで使用されて
いたフィルム部分(汚れを生じているフィルム部分)
が、ロール部4Bの方に巻き取られてコンタクトガラス
面1Aから退避し、これに代って、自動的に、新たな、
汚れていないフィルム部分が、ロール部4Aの方からコ
ンタクトガラス面1Aに向けて供出される。
【0017】なお、フィルム4の奥行き方向の幅は、コ
ンタクトガラス1の、その方向の幅と同じになってい
る。このようなフィルムを巻き取る場合には、フィルム
ガイドローラ7,8間に掛け渡されるフィルム部分の長
さに略等しい長さだけ、フィルムが巻き取られるよう
に、ハンドル10を回転させる。
ンタクトガラス1の、その方向の幅と同じになってい
る。このようなフィルムを巻き取る場合には、フィルム
ガイドローラ7,8間に掛け渡されるフィルム部分の長
さに略等しい長さだけ、フィルムが巻き取られるよう
に、ハンドル10を回転させる。
【0018】コンタクトガラス面1Aを被っているフィ
ルム4は、このように、移動自在に構成されているの
で、コンタクトガラス面1Aの部位にあるフィルム部分
が汚れた場合には、即座に、新しい清浄なフィルム部分
をコンタクトガラス面1Aに供出させることができる。
ルム4は、このように、移動自在に構成されているの
で、コンタクトガラス面1Aの部位にあるフィルム部分
が汚れた場合には、即座に、新しい清浄なフィルム部分
をコンタクトガラス面1Aに供出させることができる。
【0019】従来は、コンタクトガラス面1Aが汚れた
場合、コンタクトガラス1をコンタクトガラス受け2,
3から外し、その面1Aを清掃していたのであるが、本
実施例においては、そのようなコンタクトガラスの外り
外し作業は不要である。又、コンタクトガラス面1A
を、所定のクリーニング部材によって払拭清掃するよう
なことも、しないで済む。いずれにしても、コンタクト
ガラス面1Aを、常に汚れのない清浄な面とすることが
でき、原稿の読み取りに支障を来たさないようにするこ
とができ、電子写真複写装置などの装置では、よりクリ
アな画像を得ることができる。なお、このコンタクトガ
ラス面に、透明なフィルムを貼りつけるようにした技術
が、例えば、実開昭59−94337号公報に示されて
いる。
場合、コンタクトガラス1をコンタクトガラス受け2,
3から外し、その面1Aを清掃していたのであるが、本
実施例においては、そのようなコンタクトガラスの外り
外し作業は不要である。又、コンタクトガラス面1A
を、所定のクリーニング部材によって払拭清掃するよう
なことも、しないで済む。いずれにしても、コンタクト
ガラス面1Aを、常に汚れのない清浄な面とすることが
でき、原稿の読み取りに支障を来たさないようにするこ
とができ、電子写真複写装置などの装置では、よりクリ
アな画像を得ることができる。なお、このコンタクトガ
ラス面に、透明なフィルムを貼りつけるようにした技術
が、例えば、実開昭59−94337号公報に示されて
いる。
【0020】上記実施例は、フィルム4の供出側をロー
ル部4Aとし、同様に巻取側をロール部4Bとしたもの
であるが、このようなロール部構成とすると、その供給
部が占める空間と、巻き取り部が占める空間とを、より
コンパクトにすることができる。又、フィルムの巻き取
りを、手動ハンドルで行うようにすると、モータなどの
駆動手段が不要になり、コスト的にも有利になる。
ル部4Aとし、同様に巻取側をロール部4Bとしたもの
であるが、このようなロール部構成とすると、その供給
部が占める空間と、巻き取り部が占める空間とを、より
コンパクトにすることができる。又、フィルムの巻き取
りを、手動ハンドルで行うようにすると、モータなどの
駆動手段が不要になり、コスト的にも有利になる。
【0021】図2に示す実施例は、図1に示すギア14
やハンドル15の代りに、モータ15を取り付けるよう
にしたものであり、この他の構成は図1のものと同じで
ある。
やハンドル15の代りに、モータ15を取り付けるよう
にしたものであり、この他の構成は図1のものと同じで
ある。
【0022】モータ15のギア15Aはアイドルギア1
3に噛み合っており、モータ15の回転は、アイドルギ
ア13やギア12などを介して、ロール部4Bに伝達さ
れ、これが回転することで、フィルム4が巻き取られ
る。いずれにしても、巻取側のロール部4Bが、モータ
15の回転によって駆動されるようになっているのであ
る。
3に噛み合っており、モータ15の回転は、アイドルギ
ア13やギア12などを介して、ロール部4Bに伝達さ
れ、これが回転することで、フィルム4が巻き取られ
る。いずれにしても、巻取側のロール部4Bが、モータ
15の回転によって駆動されるようになっているのであ
る。
【0023】モータ15は、カウンタ16の付いたモー
タコントローラ17によって、回転作動させられたり、
その回転が止められたりするようになっている。
タコントローラ17によって、回転作動させられたり、
その回転が止められたりするようになっている。
【0024】ここで、例えば、電子写真複写装置のよう
な装置では、コピーを継続して行ってゆくうちに、フィ
ルム4がトナーなどで汚れるようになる。この汚れ度合
が、どの位のときに、コピー品質に影響を与えるように
なるかについて、予め把握しておくことは可能であり、
勿論、この場合の限界コピー枚数も把握することが可能
である。
な装置では、コピーを継続して行ってゆくうちに、フィ
ルム4がトナーなどで汚れるようになる。この汚れ度合
が、どの位のときに、コピー品質に影響を与えるように
なるかについて、予め把握しておくことは可能であり、
勿論、この場合の限界コピー枚数も把握することが可能
である。
【0025】このような限界コピー枚数を、カウンタ1
6がカウントしたとき、モータコントローラ17を介し
てモータ15を回転させ、フィルム4を前述した長さだ
け巻き取る。いずれにしても、かかるモータ15は、予
め定めた画像形成枚数をカウントする度毎に、間欠作動
されるものとなるのである。この実施例によれば、フィ
ルム4が自動的に巻き取られ、これに伴って、清浄なフ
ィルム部分が自動的にコンタクトガラス面に供出される
ので、常に、原稿の読み取りに支障を来たさないように
することができ、電子写真複写装置などの場合は、いつ
も、クリアな画像を得ることができる。いずれにして
も、フィルムが汚れているか、いないかなどに、気を病
む必要がなくなるのである。
6がカウントしたとき、モータコントローラ17を介し
てモータ15を回転させ、フィルム4を前述した長さだ
け巻き取る。いずれにしても、かかるモータ15は、予
め定めた画像形成枚数をカウントする度毎に、間欠作動
されるものとなるのである。この実施例によれば、フィ
ルム4が自動的に巻き取られ、これに伴って、清浄なフ
ィルム部分が自動的にコンタクトガラス面に供出される
ので、常に、原稿の読み取りに支障を来たさないように
することができ、電子写真複写装置などの場合は、いつ
も、クリアな画像を得ることができる。いずれにして
も、フィルムが汚れているか、いないかなどに、気を病
む必要がなくなるのである。
【0026】図3に示す実施例は、モータ15を、予め
定めた、フィルム4の光透過度を検出する度毎に、間欠
作動させるようにしたものである。
定めた、フィルム4の光透過度を検出する度毎に、間欠
作動させるようにしたものである。
【0027】この図において、符号18で示すものは原
稿の側縁部を当てるためのスケールであり、この内部の
コンタクトガラス1上には白色の光反射テープ19が貼
り付けられている。装置本体の内部9には、光反射テー
プ19に対向するように、ランプ21と、濃度センサ2
2が設けられ、このうちのランプ21からの光はフィル
ム4及びコンタクトガラス1を透過し、光反射テープ1
9で反射して、濃度センサ22に入射する。この際、フ
ィルム4が汚れていると、センサ22に入射する光量が
減るようになる。
稿の側縁部を当てるためのスケールであり、この内部の
コンタクトガラス1上には白色の光反射テープ19が貼
り付けられている。装置本体の内部9には、光反射テー
プ19に対向するように、ランプ21と、濃度センサ2
2が設けられ、このうちのランプ21からの光はフィル
ム4及びコンタクトガラス1を透過し、光反射テープ1
9で反射して、濃度センサ22に入射する。この際、フ
ィルム4が汚れていると、センサ22に入射する光量が
減るようになる。
【0028】いずれにしても、かかる検知構成によっ
て、フィルム4が汚れていない場合の入射光量(光透過
度)と、現時点での入射光量(光透過度)を互いに比較
することで、現時点では、どの位、フィルム4が汚れて
いるかを検出することができるのである。なお、この種
の装置では、フィルム4は局部的ではなく、その全体
(コンタクトガラス面1Aが位置するフィルム部分全
体)が汚れる傾向となるため、図3に示すように位置
で、フィルムの汚れ度合を検出するようにしても差し支
えない。
て、フィルム4が汚れていない場合の入射光量(光透過
度)と、現時点での入射光量(光透過度)を互いに比較
することで、現時点では、どの位、フィルム4が汚れて
いるかを検出することができるのである。なお、この種
の装置では、フィルム4は局部的ではなく、その全体
(コンタクトガラス面1Aが位置するフィルム部分全
体)が汚れる傾向となるため、図3に示すように位置
で、フィルムの汚れ度合を検出するようにしても差し支
えない。
【0029】画質に悪影響を与えるようなフィルムの汚
れ度合については、先にも述べた如く、その把握が可能
であり、フィルムが、かような汚れ度合になったとき、
モータコントローラ17を介して、モータ15を回転作
動させる。この場合、勿論、モータ15としては、前述
した長さだけ、フィルムが巻き取られ、清浄なフィルム
部分がコンタクトガラス面1Aに供出されるように、そ
の回転持続時間が定められる。
れ度合については、先にも述べた如く、その把握が可能
であり、フィルムが、かような汚れ度合になったとき、
モータコントローラ17を介して、モータ15を回転作
動させる。この場合、勿論、モータ15としては、前述
した長さだけ、フィルムが巻き取られ、清浄なフィルム
部分がコンタクトガラス面1Aに供出されるように、そ
の回転持続時間が定められる。
【0030】この実施例においても、電子写真複写装置
などの場合には常にクリアな画像を得ることができ、フ
ィルムが汚れているか、いないかについて、何ら気を病
むこともない。
などの場合には常にクリアな画像を得ることができ、フ
ィルムが汚れているか、いないかについて、何ら気を病
むこともない。
【0031】ところで、この種の装置の設置場所の環境
の違いによって、フィルムの汚れ具合に差異を生じる場
合がある。この場合、前述の実施例では、モータ15を
作動させるきっかけとなるカウント枚数の設定を、機械
的に変えたりする必要が出て来る場合がある。
の違いによって、フィルムの汚れ具合に差異を生じる場
合がある。この場合、前述の実施例では、モータ15を
作動させるきっかけとなるカウント枚数の設定を、機械
的に変えたりする必要が出て来る場合がある。
【0032】図3に示した実施例の場合は、フィルムの
汚れそのものを検出するので、設置場所の違いに拘ら
ず、フィルムの汚れに応じて、適確にそれを供出するこ
とができ、フィルムを無駄に消費することもない。
汚れそのものを検出するので、設置場所の違いに拘ら
ず、フィルムの汚れに応じて、適確にそれを供出するこ
とができ、フィルムを無駄に消費することもない。
【0033】
【発明の効果】請求項1に記載の構成によれば、コンタ
クトガラスを取り外したりすることなしに、装置内部側
の、コンタクトガラス面を、常に、汚れのない清浄な面
とすることができ、原稿の読み取りに支障を来たさない
ようにすることができる。
クトガラスを取り外したりすることなしに、装置内部側
の、コンタクトガラス面を、常に、汚れのない清浄な面
とすることができ、原稿の読み取りに支障を来たさない
ようにすることができる。
【0034】請求項2に記載の構成によれば、シート状
体の供出側と、巻取側との構成空間をコンパクトにする
ことができる。
体の供出側と、巻取側との構成空間をコンパクトにする
ことができる。
【0035】請求項3に記載の構成によれば、モータな
どの駆動手段が不要になり、コスト的に有利になる。
どの駆動手段が不要になり、コスト的に有利になる。
【0036】請求項4に記載の構成によれば、シート状
体の汚れなどに留意することなく、常に、清浄なシート
状体をコンタクトガラス面に供出することができる。
体の汚れなどに留意することなく、常に、清浄なシート
状体をコンタクトガラス面に供出することができる。
【0037】請求項5に記載の構成によれば、シート状
体の汚れなどに留意することなく、常に、清浄なシート
状体をコンタクトガラス面に供出することができる。
又、環境の差異に拘らず、適確に、清浄なシート状体部
分をコンタクトガラス面に供出させることができ、この
際、シート状体を無駄に消費することもない。
体の汚れなどに留意することなく、常に、清浄なシート
状体をコンタクトガラス面に供出することができる。
又、環境の差異に拘らず、適確に、清浄なシート状体部
分をコンタクトガラス面に供出させることができ、この
際、シート状体を無駄に消費することもない。
【図1】本発明一実施例装置の概略断面構成図である。
【図2】別実施例装置の概略断面構成図である。
【図3】更に別の実施例装置の概略断面構成図である。
1 コンタクトガラス 1A コンタクトガラス面 4 シート状体としてのフィルム 4A ロール部 4B ロール部 5 原稿 10 手動ハンドル 15 モータ
Claims (5)
- 【請求項1】 原稿が接するコンタクトガラスを備えた
装置において、透明なシート状体を備え、このシート状
体が、装置本体内に位置するコンタクトガラス面を被う
シート状体となっていて、新たなシート状体部分が、前
記コンタクトガラス面に供出され、且つ、そのコンタク
トガラス面において今まで使用されていたシート状体部
分が、そのコンタクトガラス面から退避可能となるよう
に、前記シート状体を移動自在に構成したことを特徴と
するコンタクトガラスを備えた装置。 - 【請求項2】 シート状体は、このシート状体をロール
状に巻き付けたロール部から供出され、巻き取り側のロ
ール部に巻き取られるものとなっている請求項1に記載
のコンタクトガラスを備えた装置。 - 【請求項3】 巻き取り側のロール部が、手動ハンドル
の回転によって駆動されるものとなっている請求項2に
記載のコンタクトガラスを備えた装置。 - 【請求項4】 巻き取り側のロール部が、モータの回転
によって駆動され、このモータは、予め定めた画像形成
枚数をカウントする度毎に、間欠作動するものとなって
いる請求項2に記載のコンタクトガラスを備えた装置。 - 【請求項5】 巻き取り側のロール部が、モータの回転
によって駆動され、このモータは、予め定めた、シート
状体の光透過度を検出する度毎に、間欠作動するものと
なっている請求項2に記載のコンタクトガラスを備えた
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4293678A JPH06118522A (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | コンタクトガラスを備えた装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4293678A JPH06118522A (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | コンタクトガラスを備えた装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06118522A true JPH06118522A (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=17797817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4293678A Pending JPH06118522A (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | コンタクトガラスを備えた装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06118522A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007325203A (ja) * | 2006-06-05 | 2007-12-13 | Toshiba Corp | 光学的画像読取装置及びその装置による画像読取方法 |
-
1992
- 1992-10-07 JP JP4293678A patent/JPH06118522A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007325203A (ja) * | 2006-06-05 | 2007-12-13 | Toshiba Corp | 光学的画像読取装置及びその装置による画像読取方法 |
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