JPH06118137A - 実装基板の検査装置 - Google Patents

実装基板の検査装置

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JPH06118137A
JPH06118137A JP4264439A JP26443992A JPH06118137A JP H06118137 A JPH06118137 A JP H06118137A JP 4264439 A JP4264439 A JP 4264439A JP 26443992 A JP26443992 A JP 26443992A JP H06118137 A JPH06118137 A JP H06118137A
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JP
Japan
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board
mounting board
mounting
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pin
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Withdrawn
Application number
JP4264439A
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English (en)
Inventor
Tomio Shimizu
富夫 清水
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPH06118137A publication Critical patent/JPH06118137A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基準孔と検査点との位置ズレがあっても、実
装基板の固定位置を変えることにより、正確な検査を実
行する。 【構成】 下フィクスチャー20の下面には、調整器3
0,40が固定されるとともに、基板位置決めピン51
を有する移動ボード50が移動自在に取り付けられる。
送りねじ33,43を回すことにより移動ボード50の
位置が変わり、下フィクスチャー20のピン孔21から
上方に突出している基板位置決めピン51の位置調整が
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は実装基板の検査装置に関
し、電子素子が実装されたプリント基板(これを「実装
基板」と称する)の電気的特性を正確・確実に検査でき
るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】プリント基板にIC等の電子素子を実装
した実装基板に対しては、実装後に、インサーキットテ
ストやファンクションテストが行なわれる。インサーキ
ットテストとは各電子素子が所要の特性、例えば抵抗や
インダクタンスやキャパシタンスを有しているかどうか
を調べるテストであり、ファンクションテストとは実装
基板に形成された電気回路が所要の入出力特性を有して
いるかどうかを調べるテストである。
【0003】インサーキットテストやファンクションテ
ストを行うためには、フィクスチャータイプの検査装置
が用いられる。このタイプの検査装置は図3に示すよう
に、上フィクスチャー1と下フィクスチャー2を備えて
いる。上フィクスチャー1は、四隅に位置決め孔3を有
するとともに下面に多数(1000〜2000本程度)
のコンタクトピン4を有しており、図示しない昇降機構
により上下動する。下フィクスチャー2は、四隅に位置
決めピン5を有するとともに、上面に多数(1000〜
2000本程度)のコンタクトピン6及び2本の基板位
置決めピン7を有しており、装置のベース8に固定され
ている。
【0004】図4は検査状態を示している。図4に示す
ように、実装基板10は、クリームはんだやはんだ槽を
使用して、基板11に電子素子(IC等)12を実装し
たものであり、基板11には2個の基準孔13が形成さ
れている。そこでまず基板位置決めピン7が基準孔13
を貫通する状態にして実装基板10の位置を決める。次
に位置決めピン5が位置決め孔3に嵌入するよう位置合
せをしつつ、上フィクスチャーャー1を降下させてい
く。こうすると、実装基板10の上面の検査点にコンタ
クトピン4の先端(下端)が接触し、実装基板10の下
面の検査点にコンタクトピン6の先端(上端)が接触す
る。逆に言うとコンタクトピン4,6の先端が検査点に
接するように、コンタクトピン4,6の設置位置を選ん
でコンタクトピン4,6を備えているのである。このよ
うに接触状態にして、各コンタクトピン4,6を介し
て、電圧をかけたり電流を通したりして各種テストを行
う。テスト終了後は上フィクスチャー1が上昇し、実装
基板10が取り外される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上下フィクスチャー
1,2に備えるコンタクトピン4,6の位置は、実装基
板10の検査点(あらかじめ決めているハンダ付位置や
電子素子の端子やランド等)を実測定し、測定した検査
点に合うように決定している。このようにして決定した
ピン位置にピン立てをしてコンタクトピン4,6を備え
ており、一旦ピン立てをしたコンタクトピン4,6の位
置は簡単には変更できない。
【0006】一方、実装基板10は、基板ベースに基準
孔13を形成し、基準孔13が形成された基板ベースに
配線パターンを形成し、配線パターンが形成された基板
11に電子素子12を実装して作製される。このため同
一の生産ロット(例えば2000〜3000枚)内の実
装基板10どうしであれば、基準孔13と、配線パター
ン上の検査点との相対的位置関係は同一である。しかし
生産ロットが異なると基準孔13を形成する位置がズレ
ることがあり、そうすると、前述した相対的位置関係が
ズレてくる。なお生産ロットとは、一括して多数の実装
基板10を生産する一単位をいい、同一の生産ロット内
であれば同一の位置で各製造作業が行なわれるため、配
線パターン位置と基準孔13との位置関係は一定にな
る。
【0007】上述したようにコンタクトピン4,6の位
置は固定しているのに対し、基準孔13と配線パターン
との位置関係は生産ロットが変わるとズレてくることが
あるため、生産ロットが変化したときに検査点位置が変
わり正確に各テストを行うことができなくなることがあ
る。
【0008】このため実際は良好な特性を有する実装基
板であっても、不良と判定してしまうことがある。不良
と判定された実装基板は破棄されるため無駄が多くな
る。
【0009】本発明は、上記従来技術に鑑み、基準孔と
配線パターンとの位置ズレや、基準孔と電子素子全体と
の位置ズレが発生して、基準孔と検査点との相対位置関
係がズレても、正確且つ確実に実装基板のテストを行う
ことのできる実装基板の検査装置を提供するものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の構成は、電子素子が実装され且つ基準孔が形成され
た実装基板の前記基準孔に、基板位置決めピンが嵌入し
て前記実装基板の位置決めをするとともに、コンタクト
ピンを有するフィクスチャーを用いて前記実装基板を挾
み、コンタクトピンの先端を実装基板の検査点に接触さ
せた状態で前記実装基板の電気的特性を検査する検査装
置において、前記基板位置決めピンを有し、実装基板の
基板面に対し平行な面内で移動可能なようにフィクスチ
ャーに取り付けられた移動ボードと、前記移動ボードを
移動させる調整器と、を有することを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明では調整器により移動ボードを動かすこ
とにより、基板位置決めピンの位置が調整され、実装基
板の基準孔と検査点との相対的位置ズレを解消すること
ができる。
【0012】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。
【0013】図1は本発明の第1実施例の要部を分解し
て示している。第1実施例では、下フィクスチャー20
の下面に、X方向調整器30及びY方向調整器40を固
定するとともに、基板位置決めピン51を備えた移動ボ
ード50をX方向及びY方向に微動可能に下フィクスチ
ャー20の下面に取り付けている。下フィクスチャー2
0には、基板位置決めピン51の径より大径なピン孔2
1が形成されており、基板位置決めピン51はピン孔2
1を貫通して下フィクスチャー20の上面から突出して
いる。このため2つの調整器30,40により移動ボー
ド50をX,Y方向に動かすことにより、基板位置決め
ピン51をX,Y方向に動かすことができる。この場
合、実装基板の基準孔と検査点とのズレ量に合せて、基
板位置決めピン51の移動量を決めることにより、コン
タクトピンの先端が正確に検査点に接触する。
【0014】ここで第1実施例を構成する各部の構成及
び動作を、更に詳述する。X方向調整器30では、L字
状に折曲された調整板31がボルト32により下フィク
スチャー20に締着されている。送りねじ33は、調整
板31のうち垂下している面に螺合しており、ドライバ
60等で回すことによりX方向に進退する。この送りね
じ33の先端は、移動ボード50の当接面52に当接し
ており、この当接面52と調整板31との間に引っぱり
ばね34を掛けている。
【0015】Y方向調整器40では、L字状に折曲され
た調整板41がボルト42により下フィクスチャー20
に締着されている。2本の送りねじ43は、調整板41
のうち垂下している面に螺合しており、ドライバ60等
で回すことによりY方向に進退する。この送りねじ43
の先端は、移動ボード50の当接面53に当接してお
り、この当接面53と調整板41との間に引っぱりばね
44を掛けている。
【0016】移動ボード50には、前述した基板位置決
めピン51及び当接面52,53が備えられている他、
ねじ孔54が形成されている。ボルト55は、下フィク
スチャー20に形成された孔22を貫通してねじ孔54
に螺合しており、ボルト55の径は孔22の径よりも小
さくなっている。このため、移動ボード50は下フィク
スチャー20の下面でX,Y方向に移動することができ
る。
【0017】下フィクスチャー20には、図示はしてい
ないが、コンタクトピンや、上フィクスチャーとの位置
決めをするための位置決めピンが備えられている。更
に、図示はしていないが、上フィクスチャー等、検査装
置として必要な各機構が備えられているが、これらは従
来のものと同様なので説明は省略する。
【0018】上述した構成となっている本実施例では、
送りねじ33を回すことにより基板位置決めピン51の
X方向位置の調整ができ、送りねじ43を回すことによ
り基板位置決めピン51のY方向位置の調整ができる。
また2本の送りねじ43の送り量を異ならせることによ
り、Y方向に関し、2本の基板位置決めピン51の相互
位置を異ならせることができ、いわば、ねじれたズレに
対しても対処することができる。よって実装基板の基準
孔と検査点との相対位置がズレたときには、このズレを
相殺するように基板位置決めピン51の位置調整をする
ことにより、正確にテストを行うことができる。
【0019】基準孔と検査点との相対位置ズレ量は、実
装基板を実測して求めてもよく、また、実装基板にカー
ボン紙をのせた状態で上下のコンタクトピンで挾み、コ
ンタクトピンの押し跡から求めるようにしてもよい。
【0020】なお図1に示す実施例において、送りねじ
33,43に、マイクロメータと同様な機構であって回
転量に応じた進退量を示す部品を付加するようにしても
よい。
【0021】なおコンタクトピンとしては、先端が細く
なっていく針状のものや、先端が複数に分かれて王冠形
となっているもの等がある。洗浄をした実装基板をテス
トするときにはどのようなタイプのコンタクトピンを用
いてもよいが、洗浄をしないタイプの実装基板をテスト
するときには、残留しているフラックスを確実に突き破
ってコンタクトピン先端が検査点に接触するように、針
状のコンタクトピンを用いることが望ましい。
【0022】図2は本発明の第2実施例を示す。第2実
施例では、第1実施例の構成に、カメラ71,画像処理
装置72,制御部73,モータ74,75,76を付加
している。
【0023】カメラ71は実装基板を撮影し、画像処理
装置72は撮影画像を処理して基準孔と検査点とのズレ
を求め、制御部73はモータ74,75,76を回転駆
動させて送りねじ31,41を回すことにより、前記ズ
レを無くすように基板位置決めピン51の位置調整をす
る。このため自動的にズレを無くしてテストを実行する
ことができる。
【0024】上述した実施例では両面実装型の実装基板
の検査をするため2つのフィクスチャーにより実装基板
を挾んでいた。ところで片面実装型の実装基板では、実
装面側に接触する1つのフィクスチャーと非実装面側に
接触する押え棒とで実装基板を挾んで検査をしているの
で、この場合には実装面側のフィクスチャーに、本発明
に係る移動ボード及び調整器を備えるようにする。
【0025】
【発明の効果】以上実施例とともに具体的に説明したよ
うに本発明によれば、実装基板の基準孔と検査点との相
対位置がズレていても、基準孔に嵌入する基板位置決め
ピンの位置を調整することができるようにしたため、前
記ズレを相殺して実装基板の検査点にコンタクトピン先
端が接触して正確・確実なテストを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の要部を示す分解斜視図。
【図2】本発明の第2実施例の要部を示す分解斜視図。
【図3】従来技術を示す斜視図。
【図4】従来技術を示す斜視図。
【符号の説明】
1 上フィクスチャー 2 下フィクスチャー 3 位置決め孔 4 コンタクトピン 5 位置決めピン 6 コンタクトピン 7 基板位置決めピン 8 ベース 10 実装基板 11 基板 12 電子素子 13 基準孔 20 下フィクスチャー 21 ピン孔 22 孔 30 X方向調整器 31 調整板 32 ボルト 33 送りねじ 34 引っぱりばね 40 Y方向調整器 41 調整板 42 ボルト 43 送りねじ 44 引っぱりばね 50 移動ボード 51 基板位置決めピン 52,53 当接面 54 ねじ孔 55 ボルト 60 ドライバ 71 カメラ 72 画像処理装置 73 制御部 74,75,76 モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子素子が実装され且つ基準孔が形成さ
    れた実装基板の前記基準孔に、基板位置決めピンが嵌入
    して前記実装基板の位置決めをするとともに、コンタク
    トピンを有するフィクスチャーを用いて前記実装基板を
    挾み、コンタクトピンの先端を実装基板の検査点に接触
    させた状態で前記実装基板の電気的特性を検査する検査
    装置において、 前記基板位置決めピンを有し、実装基板の基板面に対し
    平行な面内で移動可能なようにフィクスチャーに取り付
    けられた移動ボードと、 前記移動ボードを移動させる調整器と、を有することを
    特徴とする実装基板の検査装置。
JP4264439A 1992-10-02 1992-10-02 実装基板の検査装置 Withdrawn JPH06118137A (ja)

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JP4264439A JPH06118137A (ja) 1992-10-02 1992-10-02 実装基板の検査装置

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JPH06118137A true JPH06118137A (ja) 1994-04-28

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JP4264439A Withdrawn JPH06118137A (ja) 1992-10-02 1992-10-02 実装基板の検査装置

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Effective date: 20000104