JPH06118134A - 集積回路試験システム - Google Patents

集積回路試験システム

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JPH06118134A
JPH06118134A JP4357266A JP35726692A JPH06118134A JP H06118134 A JPH06118134 A JP H06118134A JP 4357266 A JP4357266 A JP 4357266A JP 35726692 A JP35726692 A JP 35726692A JP H06118134 A JPH06118134 A JP H06118134A
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flop
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不良点カバー範囲が高度な組込み自己試験モ
ードで実施できる集積回路の試験システムを提供する。 【構成】 フリップフロップ141ないし14nと一部は
走査連鎖161ないし16kを有する集積回路で各自己ル
ープする非走査連鎖フリップフロップ146を初期化可
能非走査フリップフロップ69と置換して試験を行う。
この回路を初期化し、非操作モードに入れ、第1の試験
ベクトルを走査連鎖フリップフロップによりシフトさせ
先にラッチされたビットをシフトし出させる。操作モー
ドに戻し、第2の試験ベクトルをその入力に加え、応答
がその出力に現れ、ビットが走査連鎖フリップフロップ
にシフトされる。集積回路の応答をその走査連鎖フリッ
プフロップからシフトされたビットで圧縮する。このプ
ロセスを所定サイクル数の間繰返すことにより回路の不
良点が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は集積回路の試験方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル集積回路は、通常多数の個々
の回路エレメントからできており、これらは例えばゲー
トのように事実上組合せエレメントや例えばフリップフ
ロップのように事実上逐次エレメントである。集積回路
におけるこの組合せと逐次の両方の回路エレメントの試
験は、試験ベクトルのパターンを生成し、続いてこのベ
クトルをこの集積回路の入力に加えることにより行われ
る。加えられた試験ベクトルのパターンによりこのベク
トルに対する集積回路の応答を存在する可能性のある不
良点の非常に正確な表示とすることができる。
【0003】試験ベクトル選択は、試験パターン生成と
よく呼ばれるものであるが、これは組合せ回路エレメン
トに対する直接のタスクである。しかし、逐次回路エレ
メントに対しては、試験パターン生成はさらにもっと複
雑であり、というのは時間上エレメントからエレメント
へ既知の値を広げる必要があるからである。多数の逐次
エレメントを含有する集積回路を試験するタスクを単純
化するために、“部分走査試験”として知られる方法が
開発されたが、これについては米国特許第5,043,
986号、1991年8月27日発行、ブイ・ディ・ア
グラワル(V.D.Agrawal)ら、現在譲受人米
国電話電信会社ベル研究所、に開示されており参照のこ
と。
【0004】この特許に開示のように、集積回路の部分
走査試験の実施は、まずこの集積回路内のメモリエレメ
ント(例えば、フリップフロップ)の選択された集まり
を分離し、そしてそれらのエレメントを連鎖に結合する
ことにより行われる。各メモリエレメントは次のように
して選択される。それは集積回路を試験モードにしてお
いてその間、選択されたメモリエレメントの出力からそ
の入力へ実質上すべてのフィードバックパスがその連鎖
におけるメモリエレメントの数により限定ずみの選択さ
れたサイクル長より小さくなるように行われる。試験モ
ードにしておいてその間、試験データをこの集積回路の
選択されたメモリエレメントの連鎖に走査する。
【0005】いったん試験データを入力すると、この集
積回路は非試験モードに戻され、そのため選択されたメ
モリエレメントは通常の方法で先に受信された試験デー
タに応答することができる。ある時間間隔の後に、試験
モードは再入力され、選択されたメモリエレメントの応
答は分析用に収集される。アグラワルらの前記特許に記
載の部分走査方法により、不良点のカバー範囲は非常に
高度で、説明の方法でメモリエレメントのわずか10な
いし30パーセントが試験(走査)された場合でも、非
常に高いものである。ところが、回路基板により担持さ
れる個々の集積回路の部分走査試験の実施は、広いレベ
ルで、または高いレベルで、例えばシステムやフィール
ドのレベルでは難しいものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、不良点のカバ
ー範囲が高度で、さらに回路基板レベル以上で組込み自
己試験モードで実施できる集積回路試験方法が要望され
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】簡潔に言えば、本発明の
試験する集積回路には複数のフリップフロップがあり、
その選択されたグループ(すなわち、走査フリップフロ
ップの集まり)は部分走査試験をするために少なくとも
1つの連鎖で配置されている。本発明の試験方法は、各
自己ループする非走査フリップフロップを初期化できる
(例えばリセットできる)フリップフロップで置換する
ことにより行われる。自己ループするフリップフロップ
とは非走査フリップフロップであって、その出力がその
入力にフィードバックされるが、ここでは直接かまたは
1つ以上の組合せエレメントを通りフィードバックされ
るが、フリップフロップのいずれかを通るものではな
い。
【0008】試験を開始するには、まず集積回路を既知
の状態に初期化し、次に非操作(試験)モードに入れ
る。この集積回路を試験モードにしながらその間、第1
の試験ベクトルのビットをこの集積回路内の第1のレジ
スタから走査フリップフロップへ走査する。同時に、そ
の走査フリップフロップに先に記憶されたビットをこの
集積回路内に設けられた第2のレジスタに記憶するよう
にシフトし出す。いったん第1の試験ベクトルビットが
走査フリップフロップへ走査され、そして先に記憶され
たビットがそこから走査されると、この集積回路は通常
の操作モードに入れられる。その後、第2の試験ベクト
ルを第1のレジスタから集積回路の入力へ加える。
【0009】集積回路の入力における第2の試験ベクト
ルに応答しておよび走査フリップフロップへシフトされ
た第1の試験ベクトルのビットに応答し、この集積回路
は出力信号を生成するが、それはこの集積回路の非走査
部分に出力に現れ、一方同時に非走査部分からのビット
は各走査フリップフロップへラッチされる。この集積回
路の出力信号はその走査フリップフロップから先に走査
されたビットで圧縮される。次のステップは所定サイク
ル数の間繰返される。それは(a)走査フリップフロッ
プの連鎖へ連続する第1の試験ベクトルのビットを走査
するステップと、(b)この集積回路の入力に連続する
第2の試験ベクトルを加えるステップと、(c)その走
査フリップフロップから先に走査されたビットでこの集
積回路を圧縮するステップとである。
【0010】所定サイクル数の終わりに、この圧縮され
たデータを分析して、この集積回路(走査フリップフロ
ップの連鎖を含め)における不良点を求め、それがある
場合にはそれを決める。本発明の試験方法は、回路基板
レベル以上で重複する集積回路の試験を容易に行うため
に組込み自己試験モードで実施することのできる集積回
路の部分走査試験を考慮するものである。組込み自己試
験の機能は、この集積回路が既知状態に初期化されるこ
とができるようにこの集積回路における自己ループする
非走査フリップフロップの各々を初期化可能のフリップ
フロップで置換することにより容易に実施される。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の関連する既知の集積回路1
0の試験方法を示すが、ここで集積回路10は複数の組
合せエレメント(すなわち、ゲート)121、122、1
3・・・12mと逐次エレメント(フリップフロップ)
141、142、143・・・14n(ただしmとnは整
数)からできている。好ましい実施例では、それぞれm
は4に、nは8に等しいが、それ以上または以下である
場合もありうる。1つ以上のフリップフロップ、例えば
フリップフロップ146は自己ループしているものであ
り、すなわちその出力はその入力にフィードバックさ
れ、ここで直接または1つ以上の組合せエレメント(図
示せず)を通りフィードバックされるがフリップフロッ
プのいずれかを通りフィードバックされることは決して
ないものである。
【0012】組合せエレメント121ないし12mおよび
逐次エレメント141ないし14nのそれぞれの数ならび
にエレメントが相互接続される方法は、集積回路10に
より行われる特定の機能により左右される。しかし、後
述のように本発明の試験方法は集積回路10の特定の配
置には左右されないことを付記する。図2に示すように
集積回路10は、前記米国特許第5,043,986号
の示す方法でその部分走査試験を容易に実施できるよう
に再配置できる。図2の好ましい実施例では、走査フリ
ップフロップ161、162・・・16kの集まり各々は
図1のフリップフロップ141、142・・・14kの対
応するものの代りに置換されたもので(ただしkはmよ
り小さい整数)、好ましい実施例ではkは4に等しい。
【0013】図2にほとんどみられるように、各走査フ
リップフロップ、例えば走査フリップフロップ161
はD型フリップフロップ18からできており、そのD入
力はマルチプレクサ20の出力信号で与えられる。この
マルチプレクサ20にはその第1の入力で信号データ
(DATA)が入るが、これは走査フリップフロップよ
り置換されたフリップフロップの入力に通常入れられる
信号を表す。マルチプレクサ20の第2の入力には信号
走査データ(SCANDATA)が入れられるが、これ
は第1の試験ベクトルの連続するビットを有するもので
ある。フリップフロップ18にマルチプレクサ20によ
り送られる2つの入力信号のうちの特定の1つはこのマ
ルチプレクサに加えられた制御信号SMCNの状態に左
右される。
【0014】図2において、走査試験を行うためには、
走査フリップフロップ161ないし16kは示されるよう
に少なくとも1つの連鎖で結合される。(ここで多重走
査連鎖もまた可能である。)実際の走査試験中に、SM
CN信号(図3参照)が現れ、そして次に第1の試験ベ
クトルのビットは連続するクロックサイクルの間走査フ
リップフロップ161ないし16kの連鎖を通り逐次シフ
トされる。試験ベクトル・ビットが走査フリップフロッ
プ161ないし16kの連鎖に走査されていた間集積回
路10は非操作モードに入れられていたのであるが、前
記逐次シフトの後に、この集積回路10は、操作モード
に入れられ、そのためこの集積回路はその試験ベクトル
のビットに応答する。
【0015】集積回路10が走査フリップフロップ16
1ないし16kに先に走査された試験ベクトルビットに応
答する間ビットは集積回路の残りの部分から各走査フリ
ップフロップに走査される。操作モード中走査フリップ
フロップ161ないし16kへシフトされたビットは、集
積回路10の動作を示すものであり、そしてシフトし出
されて集積回路における不良点を求め、不良点がある場
合にはそれを決めることができる。わずか10ないし3
0パーセントのフリップフロップ141ないし144を前
記のように走査フリップフロップ161ないし16kの対
応するものと置換することにより行われるこの部分走査
試験は高度に不良点カバーができるが、この部分走査試
験方法は回路基板レベル以上で実施するのは非常に難し
い。
【0016】図4に示すシステム26は、本発明により
回路基板レベル以上で試験を容易に実施するのに集積回
路10内に導入され、組込み自己試験でこの集積回路の
部分走査試験を行うシステムである。このシステム26
には第1の記憶装置28があるが、これは線形フィード
バックシフトレジスタ(LFSRと略す)の形で集積回
路10内にあり、走査フリップフロップ161ないし1
kの連鎖へマルチプレクサ29を通り信号走査データ
(すなわち、第1の試験ベクトル)を送るものである。
マルチプレクサ29は、LFSR28から送られた信号
走査データを外部送付の試験データにより多重化する役
目をするが、ここでそのデータは通常米国電気電子学会
1149.1境界走査試験標準規格に従い動作する外部
境界走査システム30からの試験データ入力(TDIと
略す)信号の形を取るものである。
【0017】またLFSR28は、集積回路の非走査部
分(すなわち、図2に示す組合せエレメント121ない
し12mおよび非走査フリップフロップ144ないし14
n)へ別の試験ベクトルを送るために集積回路10のプ
ライマリ入力にマルチプレクサ31を通り結合される。
説明のために、集積回路10の非走査部分を図4ではブ
ロック32で示す。マルチプレクサ31は、LFSR2
8からの試験ベクトルかまたは通常の動作データかのい
ずれかを選択的に非走査部分32へ通す。別のエレメン
トとして示されているが、米国電気電子学会1149.
1境界走査試験標準規格に従い境界走査試験を容易に実
施するのに集積回路内に設けられた境界走査セル33の
選択されたグループによりLFSR28は実際上再配置
されることもある。
【0018】試験システム26にはまた集積回路10内
に設けられた第2のレジスタ34があり、このレジスタ
は、多重入力シフトレジスタ(MISRと略す)の形を
取り、これは走査フリップフロップ161ないし16k
連鎖の出力信号や試験中集積回路10のプライマリ出力
で生成されたデータ(非走査部分32の出力で示され
る)を圧縮(すなわち、論理的に結合)する役目をする
ものであり、これらについては後述する。LFSR28
と同様に、MISR34も境界走査セル33の集まりに
より再配置することができる。走査フリップフロップ1
1ないし16kの連鎖の出力信号は、MISR34へ送
られ、これはまたマルチプレクサ36の第1の入力へ送
られるが、その第2の入力は境界走査セル33の連鎖の
出力により入れられる。
【0019】マルチプレクサ36は、境界走査試験のた
めに集積回路10の試験データ出力(TDOと略す)信
号としての役目をはたす出力信号を生成する。このTD
O信号は外部試験システム30へ送られる。試験システ
ム26の中心部にはコントローラ38があり、これは外
部試験システム30から送られた試験モード選択信号
(TMSと略す)と試験クロック信号(TCKと略す)
に応答し組込み自己試験モードで集積回路10の部分走
査試験を始動し制御するものである。このTMS信号と
TCK信号は、集積回路10内の試験アクセス・ポート
(TAPと略す)39を通りコントローラ38に結合さ
れるが、このTAPは米国電気電子学会1149.1試
験標準規格に従い構成されている。TMS信号に応答し
て、TAP39は信号スタートBISTを生成してコン
トローラ38に試験を始動させる。
【0020】図5にコントローラ38のブロック略図を
示す。コントローラ38内にはクロック制御回路40が
あり、これは1組のクロック信号NSTCKとSTCK
を生成する。信号NSTCKは図2の非走査フリップフ
ロップ144ないし14nをクロックするクロック信号
としての役目をし、一方信号STCKは図4の走査フリ
ップフロップ161ないし16kおよび図4のLSFR
28とMISR34をクロックする役目をする。図5の
クロック制御回路40には3入力ORゲート42があ
り、これにその3つの入力の各々において外部で生成さ
れたリセット(RESET)信号、通常(NORMA
L)信号および初期化(INIALIZATION)信
号の集まりの中の別々の1つが入れられる。
【0021】リセット信号は非走査フリップフロップ1
4ないし14nの各々のリセット中に発行され、初期化
信号は初期化目的のために発行されるがこれについては
後に詳述する。一方通常信号は集積回路10の通常(非
試験)動作を行うために発行される。ORゲート42の
出力はANDゲート44の第1の入力に入る。このAN
Dゲート44ではその第2の入力はマルチプレクサ46
の出力が入るが、ここでその第1の入力はシステムクロ
ック信号CKで、その第2の入力は試験クロック信号
(TCKと略す)がそれぞれ入る。このシステムクロッ
ク信号CKは集積回路10の外部で動作するクロック
(図示せず)により生成され、一方TCK信号は外部境
界走査試験システム30により生成される。
【0022】ANDゲート44により生成される出力信
号は図2の非走査フリップフロップ144ないし14n
クロックする信号NSTCKを形成し、一方マルチプレ
クサ46の出力信号は図4の走査フリップフロップ16
1ないし16kをクロックするSTCK信号としての役目
をする。図5のコントローラ38内には有限状態機械4
8があり、これは3つの別々のカウンタ50、52、5
4を制御するがこれらの信号は動作のシーケンスを指示
するものである。実際には、有限状態機械48は5状態
機械を有し、これは周知の方法を用いてつくることがで
きる。有限状態機械48の状態は図6にほぼ例示されて
いる。
【0023】図6にみられるように、図5の状態機械4
8は、(図6のステップ56により示されるが)初期化
状態の間に試験を開始するようにアクティブとなる。初
期化状態56は図4のTAP39から信号スタート(S
TART)_BISTを状態機械48が受信すると入力
される。図6の初期化状態56の間には図5のカウンタ
54は図5の状態機械48からの信号C1_スタートに
より初期化され、所定の間隔でカウントし始める。この
時に、有限状態機械48は信号SMCNを生成して図4
の走査フリップフロップ161ないし16kを初期化しか
つ非走査部分32をリセットする(図2参照)。またL
FSR28とMISR34も(ともに図4の)リセット
される。通常LFSR28が第1に後述のように初期化
される。
【0024】次に、走査フリップフロップ161ないし
16kの連鎖は、まずSMCN信号を論理“0”にセッ
トし、その後にS回(ただしSは走査フリップフロップ
の数を示す)、走査フリップフロップをクロックして既
知の値の一連のビットを走査することにより初期化され
る。次に、非走査部分32は下記のようにリセットされ
る。それは信号SMCNを論理“0”にセットし、NT
CKとSTCKの両信号をDサイクルの間クロックする
ことによりリセットされるが、ここでDは自己ループし
ないフリップフロップ144ないし14nの最大の数を示
し、いずれも向けられたパスは図4の非走査部分32の
プライマリ入力からプライマリ出力までトラバースでき
るものである。このようにして、Dサイクルの後、非走
査フリップフロップ144ないし14nは初期化されるこ
とができる。
【0025】最後に、MISR34は下記のように初期
化される。初期化所要合計時間(クロックのサイクルの
項で)はL+S+D+Mの和に等しく、ここでLはLS
FR28の長さでありMはMISRの長さである。図4
のLSFR28を初期化する方法にはいくつか可能であ
るが、1つの特に有効な方法を図7に示す。実際には、
図7のLSFR28はフリップフロップ571、572
・・57L(ここでLは整数である)の連鎖からできて
おり、その各個の出力はその連鎖の次に続くフリップフ
ロップの入力に入れられる。連鎖の最後のフリップフロ
ップ(フリップフロップ57L)の出力は、最初のフリ
ップフロップ571へフィードバックされる。
【0026】一連の排他的OR(XOR)ゲート5
1、582・・・58p(ここでpはLより小さい整数
である)の各々は、最後のフリップフロップ57Lから
の出力信号に対するものは除き、フリップフロップ57
2・・・57Lの中から選択された個別の1つへそれぞれ
先行するフリップフロップ571ないし57L-1の中の対
応する1つから送られた入力信号を有する。XORゲー
ト581ないし58pの数と配置はLFSR28と関係付
けられた特定の多項式に左右される。図7のLFSR2
8の初期化を有効に行うために、2入力ORゲート59
がそのLSFRのフィードバックパスに入れられるが、
ここで、最後のフリップフロップ57Lの出力が2OR
ゲート入力の1つに入れ、一方その出力がXORゲート
581ないし58pの対応する第1の入力に入るように行
われる。
【0027】ORゲート59の第2の入力には図5のコ
ントローラ38から信号INIT_CTLが入る。初期
化状態56の間には信号INIT_CTLが発行され、
クロック信号STCKはLサイクルの間クロックされ
る。このようにして、一連の既知の値はフリップフロッ
プ571ないし57Lへラッチされる。図8においては、
MISR34を、図7のLFSR28と本質的に同じよ
うに初期化することができる。図8にみられるように、
MISR34はフリップフロップ601ないし60M(た
だしMは整数である)の連鎖からできており、ここでそ
の各個の出力はその連鎖の次に続くフリップフロップの
入力に入れられる。一連の排他的OR(XOR)ゲート
611、612・・・61q(ただしqはMより小さい整
数である)の各々は、最後のフリップフロップ60M
らの出力信号に対するものは除き、MISR34への入
力信号の対応する1つとフリップフロップ612・・・
61Mから選択された個別の1つへそれぞれ先行するフ
リップフロップ611ないし61M-1の中の対応する1つ
から送られた入力信号を有する。
【0028】XORゲート611ないし61qの数と配置
はMISR34と関係付けられた特定の多項式に左右さ
れる。MISR34の有効な初期化ができるように、2
入力ORゲート62をこのMISRのフィードバックル
ープに設けるが、ここでこれは最後のフリップフロップ
60Mの出力は第1のORゲート出力へ入り、一方その
出力はXORゲート611ないし61qの各々の入力へ入
るように行う。ORゲート62の第2の入力には、図5
のコントローラ38からINIT_CTL信号が入る。
初期化の間には、INIT_CTL信号が現れ、一方S
TCK信号はM回クロックされ既知のビットをフリップ
フロップ601ないし60Mの別々の1つにラッチする。
【0029】図6において、図5のカウンタ54がいっ
たんカウントするのを完了すると、このカウンタは信号
C1_エンド(END)を生成し、これは図5の状態機
械48へ入り、それによりこの機械が走査状態62を入
力する。(図6の初期化状態62はC1_エンド信号が
現れない限りその間アクティブのままであるが、この状
態を初期化状態の上にC1_エンドの表示を有するルー
プ矢印で示す。)走査状態62のエントリの際、図5の
状態機械48は信号C2_スタートを生成し、これによ
り図5のカウンタ52がカウントするのを開始する。状
態機械48は、カウンタ52がカウントしている間には
図6の走査状態62のままである。
【0030】走査状態にある間には、図4の走査フリッ
プフロップ161ないし16kは信号STCKによりクロ
ックされる。同時にSCMN信号を発行しそのため第1
の試験ベクトル(信号走査データを有する)の連続する
ビットが走査フリップフロップ161ないし16kへ走査
される。走査フリップフロップ161ないし16kはクロ
ックされ、その間、その走査フリップフロップへ先に走
査されたビットを図4のMISR34へ逐次シフトす
る。図5のカウンタ52がカウントし終ると、そのカウ
ンタは信号C2_エンドを生成し、これにより図5の有
限状態機械48が図6に示す通常状態64を入力し、こ
の時信号C3_スタートが生成されそれによりカウンタ
50がカウントし始める。
【0031】このようにして、状態機械48は、信号C
2_エンドが現れるまで図6の走査状態62のままであ
り、この状態を走査状態の横に並んだC2_エンドの表
示を有するループ矢印で示す。通常状態64の間には、
図4のマルチプレクサ31は、LFSF28から図4の
非走査部分32へ第2の試験ベクトルを通すように動作
する。さらに、SMCN信号は現時点で表明されていな
いため図4の走査フリップフロップ161ないし16k
各々は現時点で非走査部分32からの信号に応答する。
またこの時、通常信号を発行しこれにより図3のクロッ
ク回路40が信号NSTCKにより一回図4の集積回路
10の非走査部分32をクロックするようにされ、その
ため第2の試験ベクトルのビットはそこに入力される。
【0032】第2の試験ベクトルのビットの受信の際
に、集積回路10はそのプライマリ出力(すなわち、非
走査部分32の出力)で応答を生成し、同時にビットは
同様に非走査部分から走査フリップフロップ161ない
し16kの連鎖の各々へシフトされる。非走査部分32
の出力における応答信号を走査フリップフロップ161
ないし16kの連鎖から先にシフトされたビットでMI
SR34において圧縮する。図6の通常状態64は、図
5のカウンタ50がカウントし終ると終了し、信号C3
_エンドを生成し、その際に図6の走査状態62を再入
力し、図5のカウンタ52を信号C2_スタートにより
再初期化する。走査状態62の間には図4の走査フリッ
プフロップ161ないし16kを非操作モードすなわち
“試験”モードに入れ、そのため後続する第1の試験ベ
クトルのビットを通常状態60へ再エントリするのに備
えてそこで走査することができる。
【0033】通常状態64への再エントリの際に、後続
する第2の試験ベクトルを入力するために図4の非走査
部分32をクロックするステップを繰返す。図6の走査
状態62と通常状態64の間のそれぞれの遷移プロセス
は、図5のカウンタ50がカウントし終る回数により決
められる間隔の間継続する。この間隔の終りに、図3の
状態機械48は、図6の通常状態64から待ち状態66
へ遷移し、その際に図5の状態機械48は信号BIST
_ダン(DONE)を生成し、この信号は図4の外部試
験システム30へ送られ、試験の完了を表す。
【0034】図6の待ち状態を入力し、そして図5の状
態機械48によりセット間隔の間それを保持し、それに
より図4のMISR34に記憶された圧縮応答データが
外部試験システム30によりアクセスされるように行
う。図4のMISR34のアクセスに続き、図5の状態
機械48はリセット状態68(図6参照)を入力し、そ
の間に組込み自己試験動作を行う。すなわち、リセット
状態68の間には、図4の集積回路10はその通常(非
試験)モードまたは従来の部分走査モードで動作する。
図5の状態機械48は、スタート_BIST信号が表明
されない限り(リセット状態の上にスタート_BIST
の表示を有するループ矢印により示される)リセット状
態68のままである。
【0035】いったんスタート_BIST信号が現れる
と、前述のように図6の初期化状態56は入力される。
本発明の組込み自己試験モードで部分走査試験を行うよ
りむしろ図2で説明した従来の方法で集積回路10を部
分走査試験するほうが望ましい場合もいくつかある。妨
害なく部分走査試験をできるようにするために、図5の
状態機械48は、外部で生成された走査制御信号走査
(SCAN)_CTLに応答し、それがリセット状態の
間に受信されると、従来の部分走査試験を始動し、一方
それにより状態機械48は状態を変えることができぬよ
う一時的に阻止される。リセット状態68の間では、走
査フリップフロップ161ないし16kを図4の試験シス
テム26と無関係に走査することができる。
【0036】本発明による組込み自己試験モードで集積
回路10の部分走査試験を有効に行うためには、図2の
非走査フリップフロップ144ないし14nを既知の(す
なわち、初期の)状態にしなければならない。説明した
ように、このような初期化を通常図6の初期化状態56
の間に図5の状態機械48により行う。ところが、図1
や図2のフリップフロップ146のような自己ループす
る非走査フリップフロップが1つ以上あると、適切な初
期化を一般に行うことができないことが分かった。この
理由は自己ループすることによるものであるが、フリッ
プフロップ146の出力がそのフリップフロップの入力
に現れ、このデバイスをリセットする能力を変えてしま
うためである。
【0037】この問題を克服するためには、図9に示す
ように初期化可能のフリップフロップユニット69で各
自己ループするフリップフロップを置換することが望ま
しいことが分った。(注意すべきことは、初期化可能の
フリップフロップユニット69とその置換の際にフリッ
プフロップ146と関係付けられたフィードバックルー
プもありうることである。)初期化可能のフリップフロ
ップユニット69には従来のD型エッジトリガフリップ
フロップ70があり、そのD入力にはANDゲート71
の出力が入れられるが、これは信号データと信号SMC
Nの組によりその2つの入力の各々において与えられた
ものである。この信号データは通常のデータを表わすが
これは、そうでなければ図1と図2のフリップフロップ
146に与えられたであろうものである。
【0038】信号SMCNは、図6の初期化状態56の
間に図5のコントローラ38により生成される。このよ
うにして、SMCN信号が現れると、その信号は信号デ
ータ(フリップフロップ出力からフィードバック信号を
含む)により論理的にANDされ、フリップフロップ1
6を実際に初期化することが保証される。以上の説明
は組込み自己試験モードで集積回路10の部分走査試験
する試験システム26とその使用方法である。本発明の
利点は、回路基板(図示せず)上の多重集積回路10の
試験を図4の境界走査試験システム30により容易に行
うことができることであり、それは他のものと並列する
各このような集積回路にTDI、TCKおよびTMSの
信号を単に入力するだけでできる。
【0039】ここで注意として、試験システム26では
境界走査試験システム30からスタート_BIST信号
に応答するものとして説明したが、他のソースによりこ
のスタート_BISTが生成されることもあることであ
る。以上の説明は、本発明の一実施例に関するもので、
この技術分野の当業者であれば、本発明の種々の変形例
が考え得るが、それらはいずれも本発明の技術的範囲に
包含される。
【0040】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば不良
点のカバー範囲が高度で、組込み自己試験モードで有効
に集積回路試験を実施でき不良点を指示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術による集積回路のブロック略図であ
る。
【図2】従来技術により集積回路をどのように部分走査
試験するかを示す図1の集積回路のブロック略図であ
る。
【図3】図2の回路内の従来技術の走査フリップフロッ
プのブロック略図である。
【図4】本発明の組込み自己試験モードで図2の集積回
路の部分走査試験を行う試験システムのブロック略図で
ある。
【図5】図4の試験システム内で行われるコントローラ
のブロック図である。
【図6】図5のコントローラ内の状態機械の状態図であ
る。
【図7】図4の試験システム内の線形フィードバックシ
フトレジスタのブロック略図である。
【図8】図4の試験システム内の多重入力シフトレジス
タのブロック略図である。
【図9】図2の集積回路の自己ループする非走査フリッ
プフロップを置換する初期化可能のフリップフロップの
ブロック略図である。
【符号の説明】
10 集積回路 121 ゲート(組合せエレメント) 122 ゲート(組合せエレメント) 123 ゲート(組合せエレメント) 12m ゲート(組合せエレメント) 141 フリップフロップ(逐次エレメント) 142 フリップフロップ(逐次エレメント) 143 フリップフロップ(逐次エレメント) 144 フリップフロップ(逐次エレメント) 145 フリップフロップ(逐次エレメント) 146 フリップフロップ(逐次エレメント) 147 フリップフロップ(逐次エレメント) 148 フリップフロップ(逐次エレメント) 14k フリップフロップ(逐次エレメント) 14n フリップフロップ(逐次エレメント) 161 走査フリップフロップ 162 走査フリップフロップ 16k 走査フリップフロップ 18 フリップフロップ 20 マルチプレクサ 26 試験システム 28 (記憶装置)線形フィードバックシフトレジスタ
(LFSR) 29 マルチプレクサ 30 外部境界走査試験システム 31 マルチプレクサ 32 (集積回路の)非走査部分 33 境界走査セル 34 多重入力シフトレジスタ(MISR) 36 マルチプレクサ 38 コントローラ 39 試験アクセスポート(TAP) 40 クロック制御回路 42 ORゲート 44 ANDゲート 46 マルチプレクサ 48 有限状態機械 50 カウンタ 52 カウンタ 54 カウンタ 56 ステップ(初期化状態) 571 フリップフロップ 572 フリップフロップ 57L フリップフロップ 581 XORゲート 582 XORゲート 58P XORゲート 59 (2入力)ORゲート 601 フリップフロップ 602 フリップフロップ 603 フリップフロップ 60m フリップフロップ 611 XORゲート 612 XORゲート 613 XORゲート 61q XORゲート 62 (2入力)ORゲート、ステップ(走査状態) 64 ステップ(通常状態) 66 ステップ(待ち状態) 68 ステップ(リセット状態) 69 (初期化可能、非走査)フリップフロップユニッ
ト 70 D型エッジトリガフリップフロップ 71 ANDゲート

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のフリップフロップを含有する集積
    回路を試験する方法において、そのフリップフロップの
    うちから選択されたあるグループはこの集積回路の部分
    走査試験を行うため走査連鎖に配置され、この試験方法
    は、 (a)自己ループする各非走査連鎖フリップフロップを
    初期化可能の非走査連鎖フリップフロップで置換するス
    テップと、 (b)各フリップフロップを既知状態に初期化するステ
    ップと、 (c)この集積回路を非操作モードに入れるステップ
    と、 (d)第1の試験ベクトルをその走査連鎖フリップフロ
    ップへシフトし、その一方で同時に先にその走査連鎖フ
    リップフロップへシフトされたビットを走査するステッ
    プと、 (e)この集積回路を通常操作モードに戻すステップ
    と、 (f)この集積回路が応答を生成し各走査連鎖フリップ
    フロップにビットをシフトするように、集積回路に第2
    の試験ベクトルを加えるステップと、 (g)この集積回路の動作を表示するビットのストリー
    ムを生成するようにその走査連鎖フリップフロップから
    シフトされたビットでこの集積回路の応答を圧縮するス
    テップとを有することを特徴とする集積回路試験方法。
  2. 【請求項2】 (c)ないし(g)のステップを所定回
    数繰返すことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 第1の試験ベクトルをシフトするステッ
    プは、 この集積回路において第1の記憶レジスタからこの第1
    の試験ベクトルのビットを読取るステップと、 そこにおけるこの第1の試験ベクトルをシフトするため
    に走査連鎖フリップフロップを繰返しクロックするステ
    ップを有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 第2の試験ベクトルのビットを加えるス
    テップは、 第1の記憶レジスタからこの第2の試験ベクトルのビッ
    トを読取るステップと非走査連鎖フリップフロップを一
    回クロックするステップとを有することを特徴とする請
    求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 圧縮するステップは、集積回路からの応
    答ビットおよび走査フリップフロップからシフトされた
    ビットをこの集積回路内の多重入力シフトレジスタに入
    力するステップを有することを特徴とする請求項1に記
    載の方法。
  6. 【請求項6】 集積回路を初期化するステップは、逐
    次、第1のレジスタと、走査連鎖フリップフロップと、
    非走査連鎖フリップフロップと、そして第2のレジスタ
    とを初期化するステップを有することを特徴とする請求
    項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 複数のフリップフロップからできている
    集積回路を試験する試験システムにおいて、その少なく
    とも一部はこの集積回路の部分走査試験を行うため走査
    連鎖に配置され、 各自己ループする非走査フリップフロップを置換する初
    期化可能のフリップフロップと、 走査フリップフロップの連鎖に入力する第1の試験ベク
    トルとこの集積回路に入力する第2の試験ベクトルをそ
    れぞれ記憶する第1のレジスタ手段と、 (a)この集積回路を初期化し、(b)試験期間中に第
    1の試験レジスタから第1の試験ベクトルが走査フリッ
    プフロップの連鎖に加えられ第2の試験ベクトルがこの
    集積回路に加えられるようにそれぞれし、および(c)
    集積回路が応答を生成し、ビットがそれぞれ走査連鎖フ
    リップフロップの各々にシフトされるように、第1の試
    験ベクトルの受信に続いて走査フリップフロップの連鎖
    が非試験(通常)モードで動作し第2の試験ベクトルの
    受信に続いてこの集積回路が非試験(通常)モードで動
    作するようにそれぞれするコントローラ手段と、 走査連鎖フリップフロップからシフトされたビットでこ
    の集積回路により生成された応答を圧縮する手段とを有
    することを特徴とする試験システム。
  8. 【請求項8】 コントローラ手段は、 集積回路の連鎖をクロックしおよび非走査フリップフロ
    ップをクロックするクロック制御回路と、 第1のレジスタ手段、走査連鎖フリップフロップおよび
    この集積回路の動作を事前に選択ずみの間隔で制御する
    有限状態機械と、 各事前選択ずみの間隔において生成の信号を送るこの有
    限状態機械に結合された複数のカウンタを有することを
    特徴とする請求項7に記載のシステム。
  9. 【請求項9】 第1のレジスタは線形フィードバックシ
    フトレジスタを有することを特徴とする請求項7に記載
    のシステム。
  10. 【請求項10】 前記圧縮手段は多重入力シフトレジス
    タを有することを特徴とする請求項7に記載のシステ
    ム。
  11. 【請求項11】 各初期化可能フリップフロップは、 入力と出力を有するD型フリップフロップと、 このD型フリップフロップの入力へ初期化信号と通常の
    データを選択的に送るマルチプレクサを有することを特
    徴とする請求項7に記載のシステム。
  12. 【請求項12】 コントローラは外部境界走査試験シス
    テムからの制御信号に応答することを特徴とする請求項
    7に記載のシステム。
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