JPH0611798Y2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH0611798Y2
JPH0611798Y2 JP1985174968U JP17496885U JPH0611798Y2 JP H0611798 Y2 JPH0611798 Y2 JP H0611798Y2 JP 1985174968 U JP1985174968 U JP 1985174968U JP 17496885 U JP17496885 U JP 17496885U JP H0611798 Y2 JPH0611798 Y2 JP H0611798Y2
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JP
Japan
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platen roller
recording
recording head
heating elements
heating element
Prior art date
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JPS6283636U (ja
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泰之 田村
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Canon Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は画像パターンに応じて発熱する発熱素子を有す
る記録ヘッドを用いた記録装置に関する。
<従来の技術> 今日、ワードプロセッサ等が広く使用されているが、こ
のワードプロセッサのプリンタとしてはシリアルプリン
タが多く使用されている。
前記プリンタに使用する記録ヘッドは、平らな基板上に
グレース層を形成すると共に、該グレース層上に数十個
の発熱素子を一直線に配設して一文字程度の幅を有する
発熱記録ヘッドを構成してなり、該記録ヘッドを記録シ
ートの幅方向に走行させると共に、ヘッドの発熱素子を
画像パターン状に発熱させることによって所定記録を行
い、一行分の記録が終了するとプラテンローラによって
記録シートを前記ヘッドの走査方向と直角方向に一行分
搬送し、前記と同様の記録動作を行わせるものである。
<考案が解決しようとする問題点> 上記の如きプリンタにあっては、明瞭な記録画像を得る
には記録ヘッドに配設された数十個の発熱素子のそれぞ
れがインクリボン等を介して記録シートに均一に圧接す
る必要がある。
また、画像ムラのない記録品位の高い明瞭な記録を行う
には、発熱素子それぞれとプラテンローラの周面との距
離が略一定であることが必要である。
しかし、上記従来の記録ヘッドは発熱素子が平らな基板
上に一直線に配列されているのに対して、プラテンロー
ラは円柱状をしている。従って、両者を圧接すると、第
4図に示す如く、記録ヘッドAの中央部の接触圧は大き
く、両端部の接触圧は小さくなり、その結果、記録ヘッ
ドAの中央部では明瞭な記録がなされるが、端部では接
触圧不足により記録ムラを発生してしまう等の問題があ
る。
上記問題を解決するために、記録ヘッドAに対して直径
が極めて大きいプラテンローラ5を使用する方法、或い
はゴム硬度が軟らかいゴム製のプラテンローラ5を使用
する方法等がある。しかし、前者は装置が大型化してし
まい、後者ではプラテンローラ5が変形するために明瞭
な記録を行う得ないものであった。また記録ヘッドの基
板を前記プラテンローラ5の曲面に合わせて湾曲させれ
ば問題ないが、製造困難であることから実現性に乏しい
ものである。
本考案は上記従来の問題点を解決し、円柱状プラテンロ
ーラを使用した場合に、発熱素子が均一に記録シート等
と圧接し得る記録装置を提供せんとするものである。
また本発明は発熱素子それぞれとプラテンローラの周面
との距離が略一定である記録装置を提供せんとするもの
である。
<問題点を解決するための手段> 上記従来の問題点を解決する本考案に係る記録装置は、
プラテンローラと、平面状の基板を備える記録ヘッド
と、前記記録ヘッドを前記プラテンの軸方向へ移動させ
ると共に、記録を行う際に前記記録ヘッドを移動方向に
対して傾けて保持するキャリッジと、前記平面状の基板
上に、前記プラテンの軸方向とは直交する方向の中央部
に向かって前記プラテンから遠ざかる方向へ湾曲するよ
うに配列された複数の発熱素子と、を有し、前記平面状
の基板上の前記発熱素子それぞれと前記プラテンローラ
の周面との距離が略一定であることを特徴とするもので
ある。
<作用> 上記構成によれば、記録ヘッドを円柱状プラテンローラ
に対して若干傾けて圧接すると、記録ヘッドの発熱素子
がプラテンローラの面と垂直方向に多少湾曲する。その
結果、曲面形状のプラテンローラに支持されるインクリ
ボンや記録シート等に対して発熱素子全体が略均一に圧
接するものである。
また本考案に係る記録装置は、発熱素子それぞれとプラ
テンローラの周面との距離が略一定になるものである。
<実施例> 次に上記手段を適用した記録装置の一実施例を説明す
る。
第1図は記録ヘッドAの構成説明図である。図におい
て、1は記録ヘッドの基板であって、アルミナセラミッ
ク等を平面の方形状に形成してなり、その一側辺1a付
近にはグレース層2が湾曲して設けられている。また前
記グレース層2の頂点2aよりも若干側辺1aに寄った
位置には複数の発熱素子3が上下一列に配設され、その
それぞれに信号電極4a及び共通電極4bが接続され、
画像パターンに応じて前記信号電極4aに通電すること
によって発熱素子3が発熱する如く構成されている。
また前記一列の発熱素子3は中央部付近にあっては基板
1の中央寄りに位置し、上下端部に向かうに従って基板
1の側辺1a寄りに位置して全体的には基板1の中央に
向かって突出した湾曲形状に配設されている。
次に上記の如く構成された記録ヘッドAによって感熱転
写記録をする場合について説明する。
第2図は感熱記録装置の概略を示すものであって、円柱
状プラテンローラ5と記録ヘッドAがインクリボン6及
び記録シート7を介して圧接するように構成され、該記
録ヘッドAはプラテンローラ5の軸と平行に矢印a方向
に走行しながら発熱して記録シート7に所定画像を記録
すると共に、一行分の記録が終了するとプラテンローラ
5が記録シート7を前記記録ヘッドAの走行方向とは直
角方向に一行分搬送する如く構成されている。
上記記録装置において、前記構成の記録ヘッドAをプラ
テンローラ5に対して圧接する際に、発熱素子3の配列
方向とプラテンローラ5の軸方向が直角になるようにす
ると共に、該発熱素子3が設けられている側辺1aと反
対側の側辺が若干浮くように記録ヘッドAを多少角度を
もたせて圧接する。
上記の如く圧接すると、記録ヘッドAの発熱素子3が、
側辺1a付近において基板1の中央に向かって突出する
ように湾曲し、プラテンローラ5の軸方向とは直交する
方向の中央部に向かって前記プラテンローラ5から遠ざ
かる方向へ湾曲するように配列されているために、該配
列はプラテンローラ5の面に垂直な方向に多少湾曲する
ことになる。その結果、曲面形状のプラテンローラ5の
表面に対し、前記複数配設された発熱素子3の全体が均
一に圧接することになる。
従って、円柱状のプラテンローラ5を使用した場合であ
っても、インクリボン6に対して発熱素子3の列方向全
体が均一に圧接し、画像ムラ等がない明瞭な記録画像を
得ることが出来るものである。
また発熱素子それぞれとプラテンローラの周面との距離
が略一定として、画像ムラのない、記録品位の高い明瞭
な記録を行うことが出来るものである。
また前記記録ヘッドAの構成において、発熱素子3はグ
レース層2の頂点よりも多少側辺1a寄りに設けてある
ので、プラテンローラ5に対して記録ヘッドAを傾けた
とき前記発熱素子3はインクリボン6に確実に圧接す
る。
尚、前記発熱素子3の配列を湾曲させると、従来の如く
発熱素子を一直線に配列した場合と同様な画像パターン
発生器やドライブ回路を使用すると画像が歪んでしま
う。従って、画像パターン発生器を湾曲して配列された
発熱素子3に合うように設計する必要があるが、それは
画像パターン発生用のROMの内容を規則的にずらすだ
けの設計変更で容易に対処出来、従来より生産されてい
る文字等の画像パターンのデザインをそのまま利用する
ことが出来る。また、その他の方法としては発熱素子3
の湾曲に合わせて時分割駆動させることによって、各々
の発熱素子3を時間的にずらせて駆動させるようにして
もよく、いずれにしても容易な設計変更で対処し得るも
のである。
尚、前述の実施例では発熱素子3を2箇所で折れ曲がっ
た直線に沿って全体的には湾曲に配列した例を示した
が、他の実施例として例えば発熱素子3を一箇所で折れ
曲がった直線、即ち『く』字状に沿って湾曲に配列して
もよく、更には全体的になめらかな曲線に沿って湾曲に
配列してもよい。
また第3図に示す如く、側辺1aに平行な直線を段階的
に配列して全体として湾曲に配列する構成にしても同様
な効果を得ることが出来る。
更に第3図に示す如く、基板1の側辺1aを湾曲状に切
除する構成にすると、記録ヘッドAをプラテンローラ5
に対して角度をもたせて圧接する場合に効果的である。
<考案の効果> 本考案に係る記録装置は、平面状の記録ヘッドに配列し
た複数の発熱素子の列方向全体がプラテンローラに支持
されるインクリボンや記録シート等に対して均一に圧接
するようになると共に、発熱素子それぞれとプラテンロ
ーラの周面との距離を略一定にすることが出来るので、
画像ムラのない、記録品位の高い明瞭な記録を行うこと
が出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る記録ヘッドの構成説明
図、第2図は記録ヘッドの概略説明図、第3図は他の実
施例の説明図、第4図は従来技術の説明図である。 Aは記録ヘッド、1は基板、1aは側辺、2はグレース
層、3は発熱素子、4aは信号電極、4bは共通電極、
5はプラテンローラ、6はインクリボン、7は記録シー
トである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラテンローラと、 平面状の基板を備える記録ヘッドと、 前記記録ヘッドを前記プラテンローラの軸方向へ移動さ
    せると共に、記録を行う際に前記記録ヘッドを移動方向
    に対して傾けて保持するキャリッジと、 前記平面状の基板上に、前記プラテンローラの軸方向と
    は直交する方向の中央部に向かって前記プラテンローラ
    から遠ざかる方向へ湾曲するように配列された複数の発
    熱素子と、 を有し、 前記平面状の基板上の前記発熱素子それぞれと前記プラ
    テンローラの周面との距離が略一定であることを特徴と
    する記録装置。
JP1985174968U 1985-11-15 1985-11-15 記録装置 Expired - Lifetime JPH0611798Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985174968U JPH0611798Y2 (ja) 1985-11-15 1985-11-15 記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985174968U JPH0611798Y2 (ja) 1985-11-15 1985-11-15 記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6283636U JPS6283636U (ja) 1987-05-28
JPH0611798Y2 true JPH0611798Y2 (ja) 1994-03-30

Family

ID=31113850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985174968U Expired - Lifetime JPH0611798Y2 (ja) 1985-11-15 1985-11-15 記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0611798Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5522955A (en) * 1978-08-08 1980-02-19 Toshiba Corp Heat sensitive head
JPS59158271A (ja) * 1983-02-28 1984-09-07 Toshiba Corp サ−マルヘツド

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6283636U (ja) 1987-05-28

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