JPH061176B2 - 形状測定装置 - Google Patents

形状測定装置

Info

Publication number
JPH061176B2
JPH061176B2 JP60008706A JP870685A JPH061176B2 JP H061176 B2 JPH061176 B2 JP H061176B2 JP 60008706 A JP60008706 A JP 60008706A JP 870685 A JP870685 A JP 870685A JP H061176 B2 JPH061176 B2 JP H061176B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
psd
output
light
data
coordinate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60008706A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61167805A (ja
Inventor
健一 松井
光仁 亀井
利郎 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP60008706A priority Critical patent/JPH061176B2/ja
Publication of JPS61167805A publication Critical patent/JPS61167805A/ja
Publication of JPH061176B2 publication Critical patent/JPH061176B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は被検査物質体に光を走査して、該被検査物体
の形状を測定する形状測定装置に関し、特に形状計測に
不要なデータを予め削除し有効データのみを収集してシ
ステムのハードウェア量の大幅な改善を図るものであ
る。
[従来の技術] 被検査物の3次元形状を測定する手段として、従来より
光切断法が知られている。これはベルト状の光あるいは
走査光を被検査物体に投射し、光の帯が被測定物体の形
状に沿つて折れ曲るのをITV等のカメラで検出するもの
であるが、最近PSD(POSITION SENSITIVE DEVICE)という
素子が市販され、ITVの代用に利用されている。
このPSDは、素子上のX,Y平面に結像された光点の該
素子上の位置をX,Yアドレスとして出力するもので、
例えば走査光の軌跡を結像すると、その走査に伴う光の
移動がX,Yアドレスの連続アドレスの変化として出力
され検知することができる。
第3図はこのPSDと光走査を利用した3次元形状測定装
置の1例を示す。なお説明の都合上、ここでは切削バイ
トの刃先形状を計測する場合について説明する。同図に
おいて、(1)はバイト刃先、(2)は走査光、(3)は結像レ
ンズ、(4)はPSD素子、(5)はPSD素子(4)上に結像された
走査軌跡であり、上記PSD素子(4)はレンズ(3)によつて
結像された走査軌跡(5)内の光点の移動をアドレス変化
として出力し、該軌跡形状を読出すことができる。しか
し、この読出されたアドレス変化情報は例えば計算機の
メモリ等に一旦収納された後、被測定物体の形状が解析
される。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来例において該バイト刃先(1)は
常に検査のために定位置に置かれるという保証は無く、
ある程度の位置誤差を伴うケースが多い。したがつて、
走査光(2)はバイト刃先(1)の寸法よりも幅広く投射さ
れ、その内の1部をバイト刃先(1)が遮ぎる形になる。
このため、このような従来の装置においては、どの位置
からデータがスタートするか不明であり、光走査開始点
Aのタイミングから光走査終了点Bのタイミングまで、
連続でデータを計算機に取り込み、後に有効データ(刃
先プロフィールに関与している)のみを選択して処理す
ることになり、計算機に大規模なメモリを必要とすると
共に、まず有効データを探す必要があるため膨大な処理
時間を必要とする等の問題点があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、計算機のメモリ容量を必要データ分のみに削
除できると共にデータ処理時間を短縮できる形状測定装
置を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る形状測定装置は、PSD素子のX,Yアド
レスを発生させる以前の光電素子としての出力段階でデ
ータの有効性を確認して有効データのみを計算機に出力
するようにしたものである。
[作用] この発明においては、走査光中で被測定物体に光が照射
されていない部分では、PSDの光電素子としての出力が
0であることを利用して、該当する部分(時間領域)の
データ払出を禁止し、被測定物に走査光が入射した瞬間
からデータ取込みを開始する。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を第1,2図に基づいて説明
する。第1図はこの発明にかかる形状測定装置の信号処
理回路を示すブロツク構成図、第2図はPSD素子の動作
を説明する原理図で、図において、(X1),(X2),(Y1),
(Y2)はPSD(4)の電極、(6)はPSD(4)の電極、(6)はPSD(4)
上の光点、IX1,IX2,IY1,IY2は各電極のから取り出さ
れた出力電流、(7),(8)は電流−電圧変換および信号増
幅のための増幅器、(9)は減算器、(10)は加算器、(11)
は割算器、(12)はA/Dコンバータ、(13)はゲート回路、
(14)は適当なスライスレベルを持つ2値化回路、(13)は
2値化回路(14)の出力信号が“H”論理の時、計算機
(図示せず)のデータ取込みを許可し、“L”の時は禁
止するように働くゲート回路である。
第2図において、PSD(4)からは4本の信号線が出力され
ており、いま光点(6)が素子の中央にあれば、IX1
IX2,IY1=IY2となり、光電の移動に伴つて、その移動
点のX座標に対応してIX1とIX2、Y座標に対応してIY1
とIY2のそれぞれの出力が変化する。この時、IX1+IX2
あるいはIY1+IY2は光電素子としてのPSDが光点(6)の強
度に対応して発生する出力であり、したがって光点(6)
の強度に依存した値を示し、位置の変動に対しては不変
量となる。この時に(IX1-IX2)/(IX1+IX2)の値が光点(6)
のX座標、(IY1-IY2)/(IY1+IY2)の値の光(6)のY座標を
示すことが知られている。
しかして第1図は、この信号処理をX座標の処理で代表
して示したもので、IX1,IX2の電流信号は各々増幅器
(7),(8)で電圧変換および増幅された後に減算器(9)、
加算器(10)に同時に入力された後、減算器(9)と加算器
(10)の出力を割算器(11)に入力することにより、上記の
位置演算が施される。割算器(11)の出力として得られた
位置情報は、A/Dコンバータ(12)によつてデジタル情報
となり計算機に光点(6)のX座標として入力される。こ
の時、加算器(10)の出力をみると、光点(6)がPSD上にあ
る時は一定の出力を示し、光点(6)がPSD上から消失する
と、(光電素子上に光が無くなったことからIX1,IX2
に0となるため)0となる。
したがって該加算器(10)の出力を、光点(6)がPSD上に存
在している時は“H”、消失している時は“L”に弁別
出力できる2値化回路(14)を設けることにより、光点
(6)のPSD上の有無を検知できることは明らかである。ま
たこの2値化回路(14)の出力を制御入力とし、A/Dコン
バータ(12)の出力を信号入力とするゲート回路を設ける
ことにより、光点(6)がPSD上に無い時のデータ払い出し
を禁止することができることはいうまでもなく、したが
って、第3図の構成において、刃先(1)に走査光(2)が照
射されていない時(すなわちPSD上に刃先(1)上の走査光
軌跡が結像されていない時)の計算機へのデータ払い出
しを禁止できることは言うまでもない。また、この結
果、計算機に取込まれるデータは、刃先(1)の形状処理
に必要なデータのみとなり、計算機メモリの削除、これ
まで不要データの処理に要した処理時間の削除が同時に
実現することはいうまでもない。
なお、上記実施例ではX座標処理の場合について説明し
たが、Y座標処理の場合にも同様の処理が可能なことは
いうまでもない。また、PSD自身は1つの光電素子であ
り、IX1+IX2=0の時、必ずIY1+IY2=0となるので、X,Y
座標の処理においてデータの払い出しを禁止するための
2値化回路は、Xデータ、Yデータのとちらから一方を
観測して、X,Yの両方のデータを禁止することも可能
である。
また、第1図ではA/Dコンバータ(12)の出力データにゲ
ートをかけたが、2値化回路(14)の出力をそのまま計算
機に対する制御信号としてデータ読込の動作そのものを
禁止しても同様な効果が得られることは明らかである。
さらには、2値化回路(14)の出力で、A/Dコンバータ(1
2)の動作を禁止することによって同様な効果が得られ
る。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば被検査物体に走査光を
投射した際の該走査光の軌跡をPSD(POSITION SENSITIVE
DEVICE)素子上に結像することにより該PSD素子から得
られる座標データに基づいて該被検査物体の形状を測定
する形状測定装置において、上記PSD素子からの同一座
標に関する2つの信号の和を、PSD素子上の光点の有無
を示す情報として利用し、該PSD素子から得られる座標
データの内、同一座標に関する2つの信号の和が一定値
以下のときは光が被検査物体上に照射されてなく上記PS
D素子上から光が消失しているとして、PSD素子の座標デ
ータ払出しを禁止して不要データを削除することによ
り、データ蓄積用に必要な計算機メモリの削除および計
算機のデータ処理時間を短縮できる等の利点を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例としての信号処理回路のブ
ロック構成図、第2図はPSDカメラの動作原理を示す概
略図、第3図はこの発明に関する形状測定装置の基本構
成図である。 図において、(2)は走査光、 (3)は結像レンズ、 (4)PSD素子、 (5)はPSD上の走査軌跡、 (6)はPSD上の光点、 (7),(8)は増幅器、 (10)は加算器、 (11)は割算器、 (12)はA/Dコンバータ、 (13)はゲート回路、 (14)は2値化回路である。 なお、図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 利郎 兵庫県尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三 菱電機株式会社応用機器研究所内 (56)参考文献 特開 昭57−139607(JP,A) 実開 昭58−2622(JP,U)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検査物体に走査光を投射した際の該走査
    光の軌跡をPSD(POSITION SENSITIVE DEVICE)素子上に結
    像することにより該PSD素子から得られる座標データに
    基づいて該被検査物体の形状を測定する形状測定装置に
    おいて、上記PSD素子から出力される同一座標に関する
    2つの信号の和をとる加算手段と、該PSD素子から得ら
    れる座標データの内、同一座標に関する2つの信号の和
    が一定値以下のときは光が被検査物体上に照射されてな
    く上記PSD素子上から光が消失しているとして座標デー
    タの払出しを禁止する出力を送出すると共に、同一座標
    に関する2つの信号の和が一定値を越えるときは上記PS
    D素子上に光が存在しているとしてデータを払出す出力
    を送出する2値化回路とを備えたことを特徴とする形状
    測定装置。
  2. 【請求項2】光が被検査物体上に照射されていない時の
    座標データの払出しを禁止する手段として、該座標デー
    タのA/Dコンバータ回路の動作、該A/Dコンバータの出力
    を受け付けるゲート回路の動作、あるいは、計算機自身
    のデータ取込動作の内いずれかを該2値化回路の出力に
    より制御することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の形状測定装置。
JP60008706A 1985-01-21 1985-01-21 形状測定装置 Expired - Lifetime JPH061176B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60008706A JPH061176B2 (ja) 1985-01-21 1985-01-21 形状測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60008706A JPH061176B2 (ja) 1985-01-21 1985-01-21 形状測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61167805A JPS61167805A (ja) 1986-07-29
JPH061176B2 true JPH061176B2 (ja) 1994-01-05

Family

ID=11700378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60008706A Expired - Lifetime JPH061176B2 (ja) 1985-01-21 1985-01-21 形状測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH061176B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04143608A (ja) * 1990-10-05 1992-05-18 Nkk Corp 鋼板の平坦度測定装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57139607A (en) * 1981-02-23 1982-08-28 Hitachi Ltd Position measuring equipment
JPS6038170Y2 (ja) * 1981-06-29 1985-11-14 株式会社 三豊製作所 光電型エンコ−ダの異常検出回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61167805A (ja) 1986-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR890002287B1 (ko) 패턴 매칭방법 및 장치
KR100382577B1 (ko) 차륜 측정장치
JPS6170407A (ja) 距離測定装置
JPH0160767B2 (ja)
EP0316624A2 (en) Improved imaging and inspection apparatus and method
JPH061176B2 (ja) 形状測定装置
US6597805B1 (en) Visual inspection method for electronic device, visual inspecting apparatus for electronic device, and record medium for recording program which causes computer to perform visual inspecting method for electronic device
JPH113421A (ja) 線分の検出方法
JPH09198485A (ja) 回転指紋検出方法及び装置
JPS61200415A (ja) 微細パタ−ン検査装置
JP2787928B2 (ja) 画像信号処理方法
JPH05164569A (ja) 移動車の走行路検出装置
JP2959017B2 (ja) 円形画像判別方法
JP3052167B2 (ja) 異物分析方法
JPH06347415A (ja) パーティクル検査装置およびその検査方法
JPS6117904A (ja) パタ−ン検出装置
JPH07294223A (ja) 形状測定装置
JPH10227617A (ja) 微小線幅測定方法及び微小線幅測定装置
JPH02268372A (ja) マーク検出方法
JPH04172237A (ja) 表面傷検査装置
KR930009161B1 (ko) 이진 화상의 경계(境界)화소 검출회로
JPH0261133B2 (ja)
JPH1163989A (ja) 移動物体の位置計測方法及び位置計測プログラムを記録した記録媒体
JPH05126545A (ja) 形状測定装置
JPS62148838A (ja) 欠陥認識方法