JPH0611644U - 液体容器 - Google Patents

液体容器

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JPH0611644U
JPH0611644U JP553392U JP553392U JPH0611644U JP H0611644 U JPH0611644 U JP H0611644U JP 553392 U JP553392 U JP 553392U JP 553392 U JP553392 U JP 553392U JP H0611644 U JPH0611644 U JP H0611644U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓋付きの液体容器において、液体容器静置時
に蓋ロック装置3の操作部42の上面を蓋体2上面と同
一面となし得るようにしたものであっても、蓋体開放操
作を容易に行えるようにする。 【構成】 液体容器本体1の上部に設けた蓋体2を蓋ロ
ック装置3でロックするようにした液体容器において、
蓋ロック装置3の操作部42は、蓋体2側にあって該蓋
体の上面側から押下げてロック解除操作し得る如く設
け、しかも前記操作部42の上面を閉蓋状態において該
操作部42の全周に亘って蓋体2の上面と段差なしに同
一面となし得る如くするとともに、蓋体2に、前記操作
部42の非押下げ時には蓋体2上面と同一面となり且つ
該操作部3の押下げ操作に連動して蓋体2上面より上方
に突出する如く操作されるツマミ50を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばポンプ注液式液体容器のような蓋付きの液体容器に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
図12及び図13には、それぞれ従来の蓋付き液体容器が示されている。この 図12及び図13に示す各液体容器においては、蓋体2は液体容器本体1に対し て蓋ロック装置3でロックされている。
【0003】 図12に示す液体容器では、蓋ロック装置3の操作部142は蓋体2側にあっ て、非操作時には該操作部142の上面が全周に亘って蓋体2の上面と段差なし に同一面となるように設けられている。そして、図12の液体容器においては、 蓋体2の開放操作は、蓋ロック装置3の操作部142の上部側142aを蓋体内 方に押込んで該操作部142を鎖線142′で示すように傾動させ、その傾動さ せた操作部142′の下端縁142b′に指を掛けてそのまま上方に弧回動させ るようにして行う。
【0004】 又、図13に示す液体容器では、蓋ロック装置3の操作部142は、図12の 場合と同様に該操作部142の上面が蓋体2の上面と同一面となっており、しか も蓋体2の上面部分における、蓋ロック装置3の操作部142の下端縁142b が対応する位置に、指入れ用の凹部129を形成している。そして、図13の液 体容器においては、蓋体2の開放操作は、該凹部129内に指を入れて操作部1 42の下端縁142bに指を掛け、そのまま上動させることによって行う。尚、 操作部142の下端縁142bに指を掛けて上動させると、まず蓋ロック装置3 がロック解除操作され、それに続いて蓋体2を弧回動開放させることができる。
【0005】 尚、図12及び図13に示す各液体容器では、閉蓋状態において、蓋ロック装 置3の操作部142の上面が蓋体2の上面と同一面となっているが、このように 操作部142上面と蓋体2上面とを同一面とすると、該操作部142に直接物品 が衝突しにくくなり、蓋ロック装置3が不用意にロック解除操作されにくくなる という利点がある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、図12に示す従来の液体容器では、蓋体開放操作時に、蓋ロック装 置3の操作部142の上部側142aを押込んでロック解除させ、そのロック解 除状態を維持した状態で、該操作部142の下端縁142bに別の指を掛けて上 動させなければならず、その蓋体開放操作が面倒であるという問題があった。
【0007】 又、図13に示す従来の液体容器では、蓋体上面の凹部39内に指を入れて上 動させることにより、蓋体ロック解除操作に連続して蓋体2を開放させることが できるようになっているものの、該指入れ用の凹部129内にホコリがたまり易 いという問題があるほか、該凹部129が外部から見えるので意匠感(見映え) が悪くなるという問題もあった。
【0008】 本考案は、上記した従来の液体容器の問題点に鑑み、液体容器静置時に蓋ロッ ク装置の操作部上面を蓋体上面と同一面となし得るようにしたものであっても、 蓋体開放操作を容易に行えるようにすることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、液体容器本体の上部に設けた蓋体を蓋ロック装置でロックするよう にした液体容器において、蓋ロック装置の操作部は、蓋体側にあって該蓋体の上 面側から押下げてロック解除操作し得る如く設け、しかも前記操作部の上面を閉 蓋状態において該操作部の全周に亘って蓋体の上面と段差なしに同一面となし得 る如くするとともに、蓋体に、前記操作部の非押下げ時には蓋体上面と同一面と なり且つ該操作部の押下げ操作に連動して蓋体上面より上方に突出する如く操作 されるツマミを設けたことを特徴としている。
【0010】
【作用】
本考案の液体容器によれば、蓋ロック装置の操作部の上面を蓋体上面と同一面 になるようにした状態では、該操作部の上面がその全周に亘って蓋体上面と段差 なしに連続するようになる。又、そのように、蓋ロック装置の操作部上面を蓋体 上面と同一面とし得るようにしたものであっても、該操作部を押下げ操作したと きに、その押下げ操作に連動してツマミが蓋体上面より上方に突出するようにな り、蓋体開放操作時に該ツマミをつまんで行うことができる。
【0011】
【考案の効果】
本考案の液体容器では、閉蓋状態においては、蓋ロック装置の操作部の上面を 、その全周に亘って蓋体上面と段差なしに同一面となし得るので、このように該 操作部上面を蓋体上面と同一面とした状態では、該操作部に外部の物品が衝突し にくくなって蓋ロック装置が誤操作されにくくなり、しかも該操作部と蓋体との 間にホコリがたまりにくくなるとともに、見映えが良好となる。
【0012】 又、このように、蓋ロック装置の操作部の上面と蓋体上面とを同一面となし得 るようにしたものであっても、該操作部を押下げ操作すればツマミが蓋体上面よ り上方に突出するようにしているので、蓋体開放操作時には、蓋体上面より上方 に突出させたツマミ部分をつまめば、その蓋体開放操作が簡単に行えるという効 果がある。
【0013】
【実施例】
図1ないし図11を参照して本考案の実施例を説明すると、図1ないし図6に は本考案の第1実施例、図7ないし図11には同第2実施例の液体容器を示して いる。
【0014】 図1ないし図6に示す第1実施例の液体容器は、外ケース11内にステンレス 製の内容器12を収容し且つ外ケース11の上部に肩部材13を設けた液体容器 本体1と、該液体容器本体1の上部開口を閉塞する蓋体2とを有している。
【0015】 又、この実施例の液体容器は、電気湯沸かし型でしかもポンプ注液式のものが 採用されている。即ち、図2において下半分を図示省略しているが、内容器12 の底部下面に湯沸かし及び保温兼用の電気ヒータ(図示省略)を設けて、該内容 器12内の液体を加熱し得るようにし、さらに内容器12の底部から一連の液体 注出通路10を上方に延出させるとともに、液体注出通路10途中の基端寄り位 置に設けた汲上げポンプ(図示省略)により、内容器12内の液体を該液体注出 通路10を通して外部へ注出し得るようになっている。
【0016】 肩部材13には、4〜5cm程度の高さを有する環状の内周壁14が設けられて いる。この内周壁14の内部は、蓋体2を収容するための空所となっている。
【0017】 蓋体2は、容器状の底板21と該底板21の上部を覆う上板22とを有してい る。この蓋体2は、液体容器本体1(肩部材13)の後端上部において蝶番装置 9で弧回動開閉自在に枢着している。尚、閉蓋状態では、蓋体2の大部分の体積 が肩部材13内に収納され、しかも蓋体2の上面外周縁と肩部材13の開口縁と が連続するようになっている。
【0018】 蓋体2は、その前部を蓋ロック装置3でロックし得るようになっている。この 蓋ロック装置3は、蓋体2の底板21上において内外方向にスライド自在に設置 されたロック部材30と、該ロック部材30をロック解除方向に操作するための 操作部材40とを有している。
【0019】 ロック部材30は、枠体31の前面に左右2つの係止爪32,32と、該枠体 31の後端部に後述するカム板46が衝合するカム衝合部34をそれぞれ一体成 形して形成されている。又、このロック部材30は、スプリング33によって外 方に付勢されている。各係止爪32,32は蓋体底板21の前壁から外方に突出 している。そして、図2に示すように閉蓋状態において、ロック部材30の自由 状態では、各係止爪32,32が肩部材内周壁14に設けた爪受部15に係止さ れて、蓋体2がロックされるようになっている。
【0020】 操作部材40は、この第1実施例では、押ボタン41とカム部材45とを有し ている。押ボタン41は、長円形の板状部(蓋ロック装置3の操作部となる)4 2の下面に、その中央部に下向きの突棒43と該突棒43の外側を囲う円形筒状 の周壁44とをそれぞれ一体形成している。他方、カム部材45は、略楕円形の カム板46と、該カム板46の上部に押ボタン41の突棒43を上下にスライド させるため筒部47とを一体形成している。
【0021】 押ボタン41の突棒43とカム部材45の筒部47とは、該突棒43外面に設 けた縦凹溝43aと筒部47の筒穴48内面に設けた縦凸条48aとの嵌合によ り、該突棒43と筒部47とを上下スライド自在で且つ両者の相対回動を禁止す るように組付けられている。又、押ボタン板状部42の下面とカム板46との間 にはスプリング49が介設されていて、押ボタン41を上方に付勢している。さ らに、押ボタン41の突棒43とカム部材45の筒穴48との間には、該押ボタ ン41をカム部材45に対して1回押し下げる度に、押ボタン41が図2に示す 下動位置と図5又は図6に示す上動位置とで順次交互に係止されるような出没機 構が設けられている。尚、この種の出没機構としては、例えば芯出没式のボール ペン(1回押す度に芯が突出状態と没入状態とに交互に繰り返す)に設けられる 出没機構を採用してもよい。
【0022】 押ボタン41とカム部材45からなる操作部材40は、前記ロック部材30の 枠体31の上部に設置されている。又、押ボタン41は、その周壁44が蓋体上 板22に設けた筒壁23内に上下動及び回動自在に挿通され、且つ操作部42が 蓋体上板22の上面側に露出するようにして設置されている。尚、蓋体上板22 の筒壁23の上端部には、押ボタン41の長円形板状部(操作部)42とほぼ同 大きさの長円形で、該板状部42の長軸が液体容器の左右方向に向く姿勢のとき に該板状部42を嵌入し得る凹部24が設けられている。
【0023】 そして、この蓋ロック装置3は、カム部材45がロック部材30に作用しない 姿勢、即ち図3に示すようにカム板46がロック部材30のカム衝合部34に対 して非押圧状態で、且つ押ボタン41がカム部材45に対して下動位置にあると きには、図1及び図2に示すように押ボタン41の操作部42が蓋体上板22の 凹部24内に嵌入するように設置されている。このとき、該操作部42の上面は 、その全周に亘って蓋体上板22の上面と段差なしに同一面となる。又、ロック 部材30の各係止爪32,32は、爪受部15に係止されて蓋体2をロック状態 に維持している。
【0024】 この第1実施例の蓋ロック装置3では、図1及び図2に示す蓋体ロック状態( 押ボタン41の下動状態)から、押ボタン41の操作部42上面を1回押し下げ ると、該押ボタン41の下動状態でのロックが解除されて、スプリング49の付 勢力により該押ボタン41が図4及び図5に示すように上動位置まで上動せしめ られ、続いて該操作部42をつまんで角度約90°だけ水平回動させれば、図6 に示すように押ボタン41とともにカム部材45が水平回動せしめられて、カム 板46でロック部材30のカム衝合部34を押圧し、該ロック部材30をスプリ ング33の付勢力に抗して後退させてロック解除させることができるようになっ ている。そして、図6に示すロック解除状態で操作部42から指を離しても、蓋 ロック装置3はそのまま(ロック解除状態のまま)維持される。又、図6に示す ロック解除状態から、操作部42を角度約90°だけ水平回動させると、カム部 材45も水平回動せしめられてロック部材30への押圧力が解除され、該ロック 部材30がスプリング33の付勢力によってロック方向(前方向)に移動せしめ られてロック状態に維持されるようになっている。
【0025】 この第1実施例では、蓋ロック装置3の押ボタン41を蓋体開放操作用のツマ ミ50として兼用している。即ち、この第1実施例においては、図6に示すよう にロック部材30をロック解除させた状態では、押ボタン41の操作部42が蓋 体2の上面より上方に突出しており、該上方突出部分(操作部42)をツマミ5 0として指でつまんで上方に弧回動させることにより、蓋体2を開放操作し得る ようになっている。
【0026】 この第1実施例の液体容器では、図1及び図2に示すように押ボタン41を下 方に没入させておけば操作部42の上面が蓋体上面と段差なしに同一面となるの で、該操作部42に外部の物品等が不用意に衝突しにくくなって蓋ロック装置3 が誤操作されにくくなり、しかも蓋体2上面の押ボタン41設置部分にホコリが たまりにくくなる。又、このように、操作部42の上面を蓋体上面と段差なしに 同一面となし得るようにしたものであっても、蓋ロック装置3のロック解除状態 においては図6に示すように該操作部42が蓋体上面より上方に突出するように なり、その突出部分を蓋体開放操作用のツマミ50として利用できるので、蓋体 開放操作が容易に行える。
【0027】 次に、図7ないし図11に示す第2実施例の液体容器について説明する。この 第2実施例の液体容器では、蓋体開放操作用のツマミ51を蓋ロック装置3の押 ボタン41とは別体に形成しており、該ツマミ51を蓋ロック装置3のロック解 除操作に連動して蓋体2の上面より上方に突出するようにしている(詳細は後述 する)。
【0028】 又、この第2実施例で使用されている蓋ロック装置3は、図8及び図9に示す ように、蓋体底板21上において前後方向に進退可能に設置されたロック部材3 0と、該ロック部材30をロック解除操作するための押ボタン41とを有してい る。
【0029】 ロック部材30は、第1実施例の場合と同様にスプリング33でロック方向に 付勢されている。又、ロック部材30の枠体31上面には、その左右両側部寄り にカム面となる左右一対の傾斜面35,35が形成されている。
【0030】 押ボタン41の操作部42は、キャップ状に形成されている。この操作部42 の下面には、その左右両側部にそれぞれ下向き突出片63,63が形成されてい る。この押ボタン41は、操作部42を蓋体上板22に設けた窓穴25内で上下 動し得るように位置させ、しかも各下向き突出片63,63がそれぞれロック部 材30の各傾斜面35,35上に位置するようにして設置している。又、ロック 部材30が図8に示すロック位置(前進位置)にあるときには、押ボタン41の 各下向き突出片63,63がロック部材30の各傾斜面35,35上に載置され 、且つ操作部42の上面が蓋体上板22の上面と段差なしに同一面となるように 設計している。
【0031】 そして、この第2実施例の蓋ロック装置3では、図7及び図8に示す蓋ロック 状態から、押ボタン41の操作部42を押下げると、各下向き突出片63,63 が各傾斜面35,35を下方に押圧して、図11に示すようにロック部材30を ロック解除位置まで後退せしめ得るようになっている。
【0032】 又、このロック部材30の枠体31には、その左右両側部にそれぞれ後方に向 けて突出する左右一対の係止片36,36が一体形成されている。この各係止片 36,36は、後述するツマミ51を、下方没入状態でロックしたりロック解除 したりするためのもので、該各係止片36,36の後方端部にそれぞれ内向きの 係止棚部37,37が形成されている。又、図9に示すように、枠体31の後端 面31aと係止棚部37の前端縁37aとの間には、ツマミ51の厚さDより大 きい間隔Wをもつ空所38が形成されている。
【0033】 ツマミ51は、図9に示すように、例えば10mm程度の厚さDを有するブロッ ク状に形成されている。又、このツマミ51の左右両側面には、ロック部材30 の前記各係止棚部37,37を水平方向から係脱自在に嵌入せしめ得る切欠52 ,52が形成されている。
【0034】 そして、該ツマミ51は、蓋体底板21の上面からスプリング59で上方に付 勢した状態で、しかもツマミ上部が蓋体上板22に設けた窓穴26から上下に出 没し得るようにして設置されている。又、このツマミ51は、前記ロック部材3 0のロック位置(前進位置)あるいはロック解除位置(後退位置)によって、下 動位置でロックされたり(図7、図8)あるいはロック解除されて上動したり( 図10、図11)するようになっている。
【0035】 即ち、図8に示すように、ロック部材30がロック位置にあるときには、該ロ ック部材30の各係止棚部37,37の位置がツマミ51の上下動位置に重合し 、該各係止棚部37,37がそれぞれツマミ51両側面の各切欠52,52内に 嵌入している。この状態(図8の状態)では、ツマミ51はスプリング59によ って上方に付勢されているものの、各係止棚部37,37が切欠52,52内に 嵌入していることにより、該ツマミ51の上動は規制されている。さらにこの状 態(図8の状態)では、ツマミ51の上面が蓋体上板22の上面と同一面を形成 するようになっている。又、図8に示すロック状態から、押ボタン41の操作部 42を押下げると、ロック部材30がスプリング33に抗して後退してロック解 除せしめられ、そのとき各係止棚部37,37がツマミ51の切欠52,52か ら抜け出して該ツマミ51がスプリング59によって上動せしめられる(図10 、図11)。この状態(図10、図11の状態)では、ツマミ51がロック部材 30の空所38内にあって、ロック部材30がスプリング33によって前方向( ロック方向)に付勢されていても、係止棚部37,37の前縁部37aがツマミ 51の後面53に衝合しているため、該ロック部材30はロック解除状態のまま で維持される。又、この状態では、ツマミ51の上部が蓋体上板22の上面より 上方に突出している。さらに、図10及び図11の状態から、突出状態にあるツ マミ51をスプリング59に抗して押下げると、該ツマミ51の切欠52,52 の高さがロック部材30の係止棚部37,37の高さまで降下したときに、ロッ ク部材30がスプリング33によってロック方向に付勢されていることにより、 該ロック部材30が自動的に前進せしめられて蓋ロック状態に維持するとともに 、係止棚部37が切欠52内に嵌入してツマミ51を下動位置でロックするよう になる。
【0036】 従って、この第2実施例のものでは、蓋ロック状態(図7、図8)では、押ボ タン41の操作部42の上面とツマミ51の上面とが、それぞれ蓋体2の上面と 同一面を形成し、この状態から押ボタン41の操作部42を押下げると、ロック 部材30がロック解除状態に維持されるとともにツマミ51の上部が蓋体上面か ら上方に突出するようになり、該ツマミ51の上方突出部分を指でつまんで上方 に弧回動させれば、蓋体2を開放させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例にかかる液体容器の斜視図
である。
【図2】図1のIIーII断面図である。
【図3】図2の一部斜視図である。
【図4】図1の状態変化図である。
【図5】図4に対応する一部断面図である。
【図6】図5の状態変化図である。
【図7】本考案の第2実施例にかかる液体容器の斜視図
である。
【図8】図7のVIIIーVIII断面図である。
【図9】図8の一部分解斜視図である。
【図10】図7の状態変化図である。
【図11】図10に対応する一部断面図である。
【図12】従来の液体容器の斜視図である。
【図13】従来の液体容器の斜視図である。
【符号の説明】
1は液体容器本体、2は蓋体、3は蓋ロック装置、30
はロック部材、40は操作部材、41は押ボタン、42
は操作部、50及び51はそれぞれツマミである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体容器本体(1)の上部に設けた蓋体
    (2)を蓋ロック装置(3)でロックするようにした液
    体容器であって、前記蓋ロック装置(3)の操作部(4
    2)は、前記蓋体(2)側にあって該蓋体(2)の上面
    側から押下げてロック解除操作し得る如く設け、しかも
    前記操作部(42)の上面を閉蓋状態において該操作部
    (42)の全周に亘って蓋体(2)の上面と段差なしに
    同一面となし得る如くするとともに、前記蓋体(2)
    に、前記操作部(42)の非押下げ時には蓋体(2)上
    面と同一面となり且つ該操作部(3)の押下げ操作に連
    動して蓋体(2)上面より上方に突出する如く操作され
    るツマミ(50,51)を設けたことを特徴とする液体
    容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012200606A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Seb Sa 格納可能なグリップ部材に適合するリッドを具えたケトル

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