JPH0611633Y2 - 2入力用整合コネクタ - Google Patents

2入力用整合コネクタ

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Publication number
JPH0611633Y2
JPH0611633Y2 JP1988064494U JP6449488U JPH0611633Y2 JP H0611633 Y2 JPH0611633 Y2 JP H0611633Y2 JP 1988064494 U JP1988064494 U JP 1988064494U JP 6449488 U JP6449488 U JP 6449488U JP H0611633 Y2 JPH0611633 Y2 JP H0611633Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coaxial
output
balun transformer
connector
wire
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988064494U
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English (en)
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JPH01167705U (ja
Inventor
達生 加藤
Original Assignee
エスエムケイ株式会社
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Publication date
Application filed by エスエムケイ株式会社 filed Critical エスエムケイ株式会社
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はフィーダ線と同軸線という特性インピーダンス
の異なる2種類の入力線を選択的に接続できる2入力用
整合コネクタの改良に関するものである。
(従来技術) 従来の2入力用整合コネクタは、300Ω系の平衡フィ
ーダ線と75Ω系の不平衡同軸線との2種類の入力線を
接続することが可能なものとして、300Ω系の平衡フ
ィーダ線と接続した場合にはテレビジョン受信機と整合
を取り且つ平衡・不平衡変換をするためにバルントラン
スを介して75Ω系の不平衡出力同軸接栓と接続し、7
5Ω系の不平衡同軸線を接続した場合にはバルントラン
スが不要なので該バルントランスと出力同軸接栓を接続
している該バルントランスの出力リード線を切断するよ
うにしていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このような構造では75Ω系の不平衡同
軸線を接続した場合には、最早300Ω系の平衡フィー
ダ線を接続できず、非常に使い勝手が悪いという問題点
があった。
本考案の目的は、一旦一方の入力線を接続した後でも、
必要に応じて他方の入力線を容易に接続替えすることが
できる2入力用整合コネクタを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するための本考案の構成を説明する
と、本考案は絶縁ハウジングと絶縁カバーとから構成さ
れたコネクタの内部で、フィーダ線と同軸線とが接続可
能になっていて、前記フィーダ線が接続されたときはバ
ルントランスを介して出力用同軸接栓に入力信号を伝
え、前記同軸線が接続されたときは前記バルントランス
を介さないで前記出力用同軸接栓に入力信号を伝える2
入力用整合コネクタにおいて、前記出力用同軸接栓の中
心導体には前記バルントランスの出力用リード線又は前
記同軸線の中心導体のいずれか一方が選択的に着脱自在
に接続される接続用スリットが設けられ、前記バルント
ランスの出力側に対応した位置には前記同軸線の前記中
心導体が前記接続用スリットに接続されているときに前
記バルントランスの前記出力用リード線を着脱自在に絶
縁支持するスリット状に形成された絶縁係止具を絶縁ハ
ウジングに一体に形成することを特徴とする。
(作用) このように出力用同軸接栓の中心導体の接続用スリット
に、同軸線の中心導体又はバルントランスの出力リード
線のいずれかを差し込み接続するようにすると、他の入
力線を接続する必要が生じたときには先に接続している
線を接続用スリットから抜いて新たな線を該接続用スリ
ットに差し込み接続できる。従って、接続替えが簡単で
ある。また、同軸線の接続でバルントランスの出力リー
ド線が不要になった場合には、該出力リード線を絶縁係
止具に仮係止させることにより、次回の使用のために待
機させることができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図乃至第5図を参照して詳
細に説明する。
図示のように本実施例の2入力用整合コネクタは、絶縁
ハウジング1と、当該ハウジング1の開口部を閉塞する
ように図示しないフックで着脱自在に装着される絶縁カ
バー2とを有する。
絶縁ハウジング1の一端側には、フィーダ線3の導体3
a,3bを接続するためのフィーダ線接続端子4a,4
bと、これら端子4a,4bに螺合されていてフィーダ
線3の導体3a,3bを固定するための止めネジ5a,
5bとが設けられている。絶縁ハウジング1の他端側に
は、出力用同軸接栓6が貫通して支持されている。該出
力用同軸接栓6は、同軸配置された中心導体7と、外部
導体8と、これら両者の間に介在する絶縁スペーサ9と
を備えて構成されている。絶縁カバー2側に突出した中
心導体7の先端には、接続用スリット7aが形成されて
いる。また、絶縁カバー2側に突出した外部導体8に
は、中心導体10aと外部導体10bとからなる同軸線
10(第5図参照)の該外部導体10bを把持固定する
外部導体クランプ部8aと該同軸線10の絶縁被覆を把
持する絶縁被覆クランプ部8bとが一体に設けられてい
る。絶縁ハウジング1内には、整合及び平衡・不平衡変
換用のバルントランス11が設けられている。該バルン
トランス11の入力用リード線11a,11bはフィー
ダ線接続端子4a,4bに半田付け接続されている。該
バルントランス11の出力用両リード線11c,11d
のうちの一方の出力用リード線11cは出力用同軸接栓
6の中心導体7に設けられた接続用スリット7aに着脱
可能に差し込み接続され、他方の出力用リード線11d
は出力用同軸接栓6の外部導体8に半田付け接続されて
いる。出力用同軸接栓6の中心導体7に隣接して絶縁ハ
ウジング1には絶縁係止具12が立設されている。該係
止具12には、リード線係止スリット12aが設けられ
ている。絶縁ハウジング1と絶縁カバー2との合せ目に
は同軸線貫通孔13が設けられている。
このような2入力用整合コネクタは、フィーダ線3の導
体3a,3bをフィーダ線接続端子4a,4bに接続す
るときには、バルントランス11の出力用リード線11
cを第1図乃至第3図に示すように出力用同軸接栓6の
中心導体7に設けられた接続用スリット7aに差し込ん
で接続する。これによりフィーダ線3と出力用同軸接栓
6との間の平衡・不平衡変換とインピーダンス整合とが
バルントランス11で行われる。
一方、フィーダ線3の代りに同軸線10を接続するとき
には、バルントランス11の出力用リード線11cを出
力用同軸接栓6の中心導体7に設けられた接続用スリッ
ト7aから引き抜き、第5図に示すように絶縁係止具1
2のリード線係止スリット12aに差し込んで係止させ
る。同軸線10はその絶縁被覆を絶縁被覆クランプ部8
bでクランプさせ、その外部導体10bを外部導体クラ
ンプ部8aでクランプさせ、その中心導体10aを第5
図に示すように出力用同軸接栓6の中心導体7に設けら
れた接続用スリット7aに差し込んで接続する。この状
態では、バルントランス11は切り離され、同軸線10
が直接出力用同軸接栓6に接続される。
なお、上記実施例では出力リード線11c又は中心導体
10aが接続される兼用の接続用スリット7aを中心導
体7に設けた例について示したが、該中心導体7には一
対の専用の接続スリットを設けることもでき、このよう
にすると、線のサイズに容易に対応させることができ
る。
(考案の効果) 以上説明したように本考案に係る2入力用整合コネクタ
は、絶縁ハウジング内に出力用同軸接栓の中心導体に接
続用スリットを設けたので、フィーダ線の接続時にはバ
ルントランスの出力用リード線を、また同軸線の接続時
には該同軸線の中心導体をそれぞれ着脱自在にすること
が単にスリットに差し込むことで接続することができ
る。従って、フィーダ線と同軸線の接続替えを必要に応
じていつでも容易に行える利点がある。特に本考案では
絶縁ハウジング内にバルントランスの出力側に対応した
位置には絶縁係止具が設けられているので、同軸線の接
続時にはバルントランスの出力用リード線を単にスリッ
トに差し込むことで着脱自在に支持でき、次の接続に備
えて待機させることができ、その間出力用リード線の自
由端が過って他の外部導体と接触するということがな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案に係る2入力用整合コネクタ
の一実施例の絶縁カバーを外した状態の平面図及び側面
図、第3図は第1図のX−X線断面図、第4図は第1図
のY−Y線断面図、第5図は本実施例のコネクタの電気
回路図である。 1……絶縁ハウジング、2……絶縁カバー、3……フィ
ーダ線、3a,3b……導体、4a,4b……フィーダ
線接続端子、5a,5b……止めネジ、6……出力用同
軸接栓、7……中心導体、7a……接続用スリット、8
……外部導体、8a……外部導体クランプ具、10……
同軸線、10a……中心導体、10b……外部導体、1
1……バルントランス、同軸線、12……絶縁係止具、
12a……リード線係止スリット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁ハウジングと絶縁カバーとから構成さ
    れたコネクタの内部で、フィーダ線と同軸線とが接続可
    能になっていて、前記フィーダ線が接続されたときはバ
    ルントランスを介して出力用同軸接栓に入力信号を伝
    え、前記同軸線が接続されたときは前記バルントランス
    を介さないで前記出力用同軸接栓に入力信号を伝える2
    入力用整合コネクタにおいて、前記出力用同軸接栓の中
    心導体には前記バルントランスの出力用リード線又は前
    記同軸線の中心導体のいずれか一方が選択的に着脱自在
    に接続される接続用スリットが設けられ、前記バルント
    ランスの出力側に対応した位置には前記同軸線の前記中
    心導体が前記接続用スリットに接続されているときに前
    記バルントランスの前記出力用リード線を着脱自在に絶
    縁支持するスリット状に形成された絶縁係止具が前記絶
    縁ハウジングに一体に形成されていることを特徴とする
    2入力用整合コネクタ。
JP1988064494U 1988-05-18 1988-05-18 2入力用整合コネクタ Expired - Lifetime JPH0611633Y2 (ja)

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JP1988064494U JPH0611633Y2 (ja) 1988-05-18 1988-05-18 2入力用整合コネクタ

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JPH01167705U JPH01167705U (ja) 1989-11-27
JPH0611633Y2 true JPH0611633Y2 (ja) 1994-03-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5328344U (ja) * 1976-08-17 1978-03-10

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JPH01167705U (ja) 1989-11-27

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