JPH0611613A - カラーフィルタの遮光パターンおよび遮光パターン形成用塗料 - Google Patents

カラーフィルタの遮光パターンおよび遮光パターン形成用塗料

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JPH0611613A
JPH0611613A JP19335492A JP19335492A JPH0611613A JP H0611613 A JPH0611613 A JP H0611613A JP 19335492 A JP19335492 A JP 19335492A JP 19335492 A JP19335492 A JP 19335492A JP H0611613 A JPH0611613 A JP H0611613A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1μm以下の膜厚、好ましくは0.5μm以
下の薄い膜厚で、 光学濃度の高い遮光パターンおよび
パターン被膜形成用の塗料を提供することを目的とす
る。 【構成】 遮光性粒子として、粒子径が3μm以下で、
粒子径0.1μm以下の粒子群の量が40〜95重量
%、平均粒子径が0.05〜0.08μm、アスペクト比
が1:10以上であることを特徴とする層状格子構造を
持つ物質の粒子群を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー液晶表示装置、
エレクトロルミネッセンスディスプレイ、カラー蛍光表
示装置、プラズマディスプレイパネル、OAセンサー、
固体撮像素子等に用いられるカラーフィルタのブラック
マトリックスパターン、およびそのパターンを形成する
ための塗料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1は、液晶表示装置のカラーフィルタ
の構成例で、ガラス、プラスチックなどの透明基板1の
上に、光の3原色である赤、緑、青(以下、RGBとい
う)からなる画素3が規則的に配列され、各画素の周囲
に本発明に係る遮光性パターンが形成されている。カラ
ーフィルタの形成方法には、ホトリソ法を用いてパター
ン化した樹脂層を染色する染色法、予め着色されている
樹脂をホトリソ法を用いてパターン化する着色レジスト
法、銀塩写真をカラー発色させる銀塩写真法、色材を電
気泳動でパターン化する電着法、多層干渉膜をパターン
化する干渉膜法などがある。また、これらの方法を組み
合わせる複合法がある。
【0003】一方、液晶表示装置の画質の良否を表す基
準の一つとして、コントラスト比が挙げられる。コント
ラスト比とは、画素ドットがOFFのときの輝度と画素
ドットがONのときの輝度の比で表され、コントラスト
比の大きい画面ほど画質の評価は良い。また、特開昭6
2−280806号公報に記載されている分光ばらつき
が少ないものが画質が良い。コントラスト比を大きくす
るためには、画面の非画素部分に遮光パターンを設けて
光の漏洩を防ぎ、画素ドットがOFFのときの輝度を下
げる方法がある。このような遮光パターンは、クロム、
アルミニウム、タンタル等の金属、或いは酸化銅等の金
属酸化物を用いて蒸着法、スパッタリング或いはイオン
プレーティング法で基板に薄膜を形成し、ホトエッチン
グ法で選択除去してマトリックスを形成する。または黒
色の染料或いは顔料と樹脂を混合した塗料を用いホトリ
ソグラフィー法、印刷法、電着法などで塗布する方法に
よって形成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の液晶表示装置に
使われているカラーフィルタの遮光パターン形成手段の
うちで、金属或いは金属酸化物を真空蒸着、スパッタリ
ング、或いはイオンプレーティング法で基板に薄膜状に
付け、それをエッチングする方法では、カラーフィルタ
の基板を真空系に出し入れするため、スループット(操
作性)が悪く、装置も高価なため、 安価に遮光パター
ンを得ることは困難であった。 また、クロム、アルミ
ニウム、タンタル、酸化銅等の金属蒸着法では、薄膜が
得られるが透明基板側から見たときの反射が大きいとい
う欠点があった。
【0005】また、黒色顔料、例えばカーボンブラック
を分散させた光硬化性レジストを用い、ホトリソ法(特
開昭63−298304号)で作ったものは、光学濃度
を高くするために厚い膜厚を必要とした。例えば、ST
N(スーパーツイステッドネマチック)液晶表示装置用
の遮光パターンに必要な光学濃度(吸光度)2.2を得る
には、1.3〜1.5μmの膜厚を必要とした。ここで、
光学濃度とは、入射光量の10%光透過量を光学濃度
1、光透過量が1%を光学濃度2、 光透過量が0.1%
を光学濃度3とする遮光性を表す値で、数値が大きいほ
ど遮光性が良いことを示す。また、これらのレジスト
は、 一般的に有機溶剤に溶解したものが多く、 安全
性、衛生面など、作業環境的に取り扱い上の不都合があ
った。黒色顔料、例えばカーボンブラックを樹脂に分散
させた印刷インキを用い、印刷法で遮光パターンを作る
場合(特開昭62−153902号)は、遮光パターン
のエッジのシャープネス(切れ)が悪く、また表面も粗
く、 光学濃度を2.2にするためには膜厚1.5μm程
度を必要とした。パターン状に形成された樹脂を染料で
染色する方法の場合も、光学濃度を2.2にするためには
膜厚1.0〜1.2μmを必要とした。
【0006】TFT(薄膜トランジスタ)液晶表示装置
において必要とされる光学濃度3.0以上、好ましくは
3.5以上の遮光パターンは、 従来、金属或いは金属酸
化物を真空蒸着、スパッタリング、或いはイオンプレー
ティングで基板に付ける方法により作られており、カー
ボンブラック或いは2種以上の顔料を分散させた樹脂を
用いて印刷法あるいはホトリソ法で遮光パターンを形成
する方法は、塗膜が厚くなるので実用上用いられていな
い。
【0007】テレビ受像管に遮光パターンを黒鉛で作る
ことは、例えば特開昭49−32926号、特開昭53
−18381号公報等に記載されているように従来から
行われている。しかし、 テレビ受像管における遮光パ
ターンの形成は、 遮光面のうち直径約300μm程度
の穴をあけるものであり、パターンの線幅は太く、その
エッジもかなりぎざぎざであって、シャープネスが低か
った。このように、テレビ受像管に用いられた黒鉛の遮
光パターンは、液晶表示装置、固体撮像装置、OAセン
サー等で必要とされる高精細でシャープネスが高い条件
には適合していなかった。
【0008】上記のような状況に基づいて、本発明は、
1μm以下の膜厚、好ましくは0.5μm以下の薄い膜
厚で、光学濃度の高い遮光パターンおよびパターン被膜
形成用の塗料を提供することを目的としてなされたもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明においては、透明
基板上に密着形成された遮光パターンの層は、層状格子
構造を持つ物質の粒子群からなり、前記粒子の粒子径が
3μm以下で、粒子径0.1μm以下の粒子群の量が4
0〜95重量%、平均粒子径が0.05〜0.08μm、
およびアスペクト比が1:10以上であることを特徴と
するものである。また、本発明の遮光パターン形成用塗
料は、分散剤を含む水中に遮光性粒子がコロイド状に分
散した塗料であって、前記遮光性粒子が層状格子構造を
持つ物質からなり、 前記粒子の粒子径が3μm以下
で、粒子径0.1μm以下の粒子群の量が40〜95重
量%、平均粒子径が0.05〜0.08μm、およびアス
ペクト比が1:10以上であることを特徴とする。
【0010】層状格子構造を持つ物質としては、黒鉛、
二硫化モリブデン、二硫化タングステン、窒化硼素、弗
化黒鉛、硫化セレン、マイカ、タルク、エンスタタイト
等があり、これらを1種または2種以上組み合わせるこ
とができる。また、これらの層状格子構造物質と顔料や
染料を組み合わせることができる。顔料や染料は遮光パ
ターンの色調を変える場合に用いることができる。
【0011】層状格子構造物質は、ボールミル、ロール
ミル、サンドミル等の粉砕機を用いて薄片状に粉砕し、
粒度分布およびアスペクト比(粒子の厚さと幅寸法の
比)を整える。粉砕することにより層間が剥離し、薄片
状微粒子を得ることができる。なお、粒度分布は、光学
式粒度分布測定装置で測定した値である。この粒度分布
は、できるだけ微粒子のものであること、および能率よ
く経済的に得られることにより決定されたものである。
粒子が大きいと、光学濃度の高い被膜を得るには厚い被
膜が必要となる。具体的には、前記層状格子構造物質の
粒子の径が3μmより大きいと、遮光パターンの形状が
不均一になり好ましくない。また、粒子の大部分は径が
0.1μm以下であることが望ましく、 0.1μm以下
の粒子群の量が40重量%よりも少ないと、基板に対す
る接着力が弱くなり、95重量%よりも多いと生産性が
悪くなりいずれも好ましくない。更に、平均粒子径は前
記のように0.05〜0.08μmの範囲が好適であり、
この範囲よりも大きくなると遮光パターンの形状が不均
一になり、反対に小さい場合には生産性が悪くなるので
やはり好ましくない。アスペクト比は1:10以上にす
ることが必要であり、この値が1:10より小さくなる
と、形成した被膜の光学濃度を高くすることができな
い。因に、1:10以上とは短辺に対して長辺が10以
上であることをいう。このような細かい薄片状の粒子を
分散した塗料をガラス基板に塗布し乾燥すると、粒子は
基板表面に平らに重なり合って並び、薄く緻密な塗膜と
なり、また、透明基板との密着性が良好である。
【0012】塗料は、上記遮光性粉末をβ−ナフタレン
スルホン酸ソーダ、アルキルナフタレンスルホン酸ソー
ダ、リグニンスルホン酸ソーダ等の分散剤と共に水と混
合して得る。 分散剤の量は、粒子重量に対して0.5〜
20%が適当であり、分散剤の量が少ないと粒子の分散
が不完全であり、多すぎると塗膜の耐水性が悪くなった
り、塗膜が厚くなるなど欠点が生ずる。
【0013】水性塗料中の遮光性粉末含有量は、塗布方
法、塗布される透明板の大きさなどにより種々調整され
るので特定できないが、 2〜30重量%程度、 好まし
くは25重量%程度である。含有量が少ないと被膜が薄
すぎて光学濃度が小さくなる懸念があり、多すぎると塗
膜が厚くなり、厚みのばらつきも大きくなる。
【0014】次に、遮光パターンの形成方法を説明す
る。図1の透明基板1はガラス板、或いはSiO2 また
はSiNx を薄く被覆したガラス板、 光学用樹脂板
(例えばポリメチルメタクリレート、 ポリスチレン、
シクロヘキシルメタクリレート等)、 ポリメチルメタ
クリレート、 ポリエステル、ポリブチラール、ポリア
ミド、ポリイミド等の樹脂フィルム等の透明部材であ
る。上記透明基板1は、遮光パターンを遮光パターンが
適用されるべきものと一体的に形成する場合、 例え
ば、液晶表示装置の場合は、 ガラス板、またはITO
(インジウムティンオキサイド)がパターン状に設けら
れたガラス板、或いはマトリックス化された液晶層であ
り、固体撮像素子の場合はその受光面であり、カラーセ
ンサーの場合もその受光面である。
【0015】まず、透明基板1にホトレジストを塗布す
る。ホトレジストとしては、露光部が現像液で溶解す
る、いわゆるポジ型ホトレジストでも、未露光部が現像
液で溶解する、いわゆるネガ型ホトレジストでもよい。
また、ホトレジストとしては、通常、紫外線或いは近紫
外線、近赤外線、電子ビーム、およびイオンビーム等の
放射エネルギーに感応するものを用いることもできる。
【0016】ホトレジスト層を塗布しプリベーク(仮焼
き)を行った後の膜厚は2μm以下、好ましくは0.6μ
m以下である。 これは、後続工程で塗料をホトレジス
トパターン上に塗設する際に均一に塗設し、しかも塗膜
をエッチングにより下のホトレジストパターンに応じ
て、ホトレジストと共にリフトオフして剥離除去する
際、遮光パターン部のエッジのシャープネスを上げるた
めに重要なことである。また遮光パターンの線幅は、液
晶表示素子では10〜100μmであるが、位置合せ用
遮光パターンとして3〜8μmの線幅が必要な場合があ
り、このような微細線幅の遮光パターンが要求される場
合には、ホトレジストパターンを通常はポジレジストを
用いて、精密にシャープネスを高く作ることが特に重要
であり、膜厚も薄いことが好ましい。
【0017】塗布乾燥されたレジスト膜に、マスクを介
して露光したのち、アルカリや酸を含む水等で現像し、
乾燥するとホトレジストのパターンが得られる。上記の
マスクは、 ガラス板等の透明板上に Cr、Ni、Mo、
Ta、Zr、Ag、Cu 等の金属、或いはそれらの酸化物
により形成された遮光膜を備えたものが用いられる。
【0018】次に、ホトレジストパターンを設けた透明
基板に塗料を塗布、乾燥し、必要に応じてプリベークし
て塗膜を形成する。塗膜厚さは1μm以下である。遮光
パターンの必要な光学濃度に応じて厚さの下限は決めら
れ、TN(ツイステッドネマチック)或いはSTN(ス
ーパーツイストテッドネマチック)液晶表示素子の場合
は、 遮光パターンの光学濃度1.8以上、好ましくは
2.2以上、最も好ましくは2.5以上であるので、塗膜
の膜厚は0.16μm以上、好ましくは0.2μm以上、
最も好ましくは0.25μm以上とする。また、TFT
(薄膜トランジスタ)液晶表示素子の場合、遮光パター
ンの光学濃度は3.0以上、 より好ましくは3.5以上
であるので、 塗膜の厚さの下限は0.3μm以上、より
好ましくは0.37μm以上である。塗膜の厚さの上限
は、後続工程のRGBの着色画素を作る工程により決ま
るが、塗膜の厚さが薄いほど、例えばRGBの着色画素を
印刷法で作るときは、着色画素の厚みむらが少なくな
り、また、着色画素のエッジのシャープネス(切れ)が
鋭くなる。また、RGBの着色画素を顔料入りホトレジ
ストでホトファブリケーション法により作るとき、塗膜
の厚さが薄いほど、顔料入りレジストが遮光パターンの
上に均一に塗設できて、放射状のむら(ストリエーショ
ン)等の欠陥が少ない。更に、着色画素の表面の凹凸の
厚みむらが少なくなる。
【0019】塗膜を形成した後エッチング液に浸漬し、
現像液をスプレーして非遮光パターン部をホトレジスト
パターンと共に剥離除去して遮光パターンを形成する。
エッチング液としては、 ネガ型ホトレジストの場合
は、 水、或いは過酸化水素、次亜塩素酸のアルカリ金
属塩、ヨウ素酸のアルカリ金属塩のような酸化剤の少な
くとも1種を含む水溶液が用いられる。ポジ型ホトレジ
ストの場合は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水
酸化リチウム、 或いは水酸化テトラアルキルアンモニ
ウム(アルキル基としては メチル、エチル、イソプロ
ピル等)の如きいわゆる有機アルカリ等を水に溶解した
アルカリ性の水溶液が用いられ、アルカリ濃度は0.1
〜4重量%である。ポジ型ホトレジストがアルカリに溶
け難い場合は、再露光してポジ型ホトレジストをアルカ
リ性水溶液に更に溶け易くしてから、エッチング液を適
用すると効果を生ずる場合がある。 或いは、エッチン
グ液として有機溶剤、 例えばアセトン、エチルアルコ
ール、イソプロピルアルコール等のアルコール類、エチ
ルセロソルブ、或いはエチルセロソルブモノアセテート
の1〜20容量%を含むエッチング液が有効な場合もあ
る。
【0020】
【作用】本発明の遮光パターンの塗膜は、 塗膜厚0.1
5μmで吸光度 2.0以上を示し、塗膜厚0.3μmで
吸光度3.0以上を示し、塗膜が薄く、遮光率(吸光
性)の良い塗膜を形成することができ、外光や迷光によ
る誤動作を無くすことができる。これと比較して、従来
のカーボンブラックからなる遮光膜の場合、本発明の遮
光膜と同じ遮光率を得るには、塗膜厚を3〜4倍にしな
ければならない。
【0021】また、日本電色工業(株)製の変角光沢測定
装置(VP−1001DP型)を用い、ガラス面側から
角度45゜で光照射したときの遮光膜の光反射率は、 標
準黒色板を84として、従来のカーボンブラックでは2
52、金属クロム蒸着膜では756であるのに対して、
本発明の遮光膜のうち黒鉛塗膜の場合87であり、極め
て反射が少ない。
【0022】黒鉛、二硫化モリブデン、二硫化タングス
テン、窒化硼素、弗化黒鉛、硫化セレン、マイカ、タル
ク、エンスタタイト等の各被膜を備えた画像表示面は、
それぞれ固有の色調を持っているので、好みに応じて選
択し得る。
【0023】一方、本発明の塗料は、水中に薄片状で微
粒子の層状格子構造物質と、少量の分散剤を含有するも
ので、水ガラス等の無機結合剤や合成樹脂、天然樹脂な
どの有機結合剤を含まないため、塗膜が極めて薄く、耐
候性の良好な塗膜が得られる。また、本発明の塗料は、
水を媒体としたものであり、塗膜形成工程における火災
の危険がなく、人体に対する影響もなく、安全で衛生的
である。
【0024】更に、従来の有機溶剤型塗料を用いたとき
に必要とした溶剤回収設備や廃棄設備などに掛かる経費
が大幅に軽減される他、設備の清掃や塗料の希釈に通常
の水を使用できるため、これらの費用も節約できる。
【0025】
【実施例】
実施例1 粒径約5μmの鱗片状黒鉛をボール充填率50%、容量
5リットルのボールミルに入れ、毎分40回転で60時
間粉砕した。光学式粒度分布測定装置で測定した粒度
は、 粒子径1μm以下で0.1μm以下の粒子群が85
重量%、平均粒子径0.06μmであり、 粒子の平均ア
スペクト比は1:25であった。得られた粒子5重量部
にβ−ナフタレンスルホン酸ソーダ1重量部を加え、十
分に混合した後、純水94重量部の中に入れ、高速型撹
拌機(特殊機化工業(株)製、ホモミキサーM型)で約3
時間撹拌して黒鉛塗料を調製した。また、鱗片状黒鉛に
代えてカーボンブラックを用いて同様な塗料を調製し
た。これらの塗料を縦300mm、横300mm、厚さ
1mmの平滑なガラス板に回転数を100〜1000r
pmの範囲で任意に変えて塗布し乾燥した。それらの塗
膜の膜厚と光学濃度との関係を図2に示す。両者とも塗
膜の厚さが厚くなるほど光学濃度は上昇するが、本発明
に係る微粒子片黒鉛からなる塗膜は厚みが薄くても高い
光学濃度を示している。
【0026】実施例2 <塗料の調製>実施例1と同様にして粉砕された微粒子
鱗片状黒鉛19重量部にβ−ナフタレンスルホン酸ソー
ダ1重量部を加え、十分に混合した後、純水80重量部
の中に入れ、高速型撹拌機(特殊機化工業(株)製、ホモ
ミキサーM型)で約3時間撹拌し塗料を調製した。 <遮光性パターンの作製>二酸化珪素を薄膜塗設したア
ルカリガラス(厚さ1.1mm)を洗浄し、 これにネガ
型レジスト(NONCRON 60K、東京応化(株)製)
をスピンコーターで塗布、乾燥し、膜厚0.4μmのレ
ジスト膜をガラスに設けた。これを温度100℃のホッ
トプレートに90秒置いてから、超高圧水銀灯の光をポ
ジ型のブラックマトリックスのマスクを通して強度8m
J/cm2 で密着露光し、純水を用いて40℃で60秒
現像し、乾燥させた。これに前記の塗料をスピンナーで
塗布し、80℃で2分間乾燥して0.23μm厚さの実質
的な黒鉛層を得た。このものを、 pH2.0に調整した
5%過酸化水素水溶液に40℃で91秒間浸漬した。次
いで、純水をスプレーして、遮光性マトリックス以外の
ネガレジストと黒鉛層を除去した。ミクロ濃度計により
測定した遮光性マトリックスの光学濃度は 2.2であ
り、遮光パターンの画線のエッジ形状も、STN用液晶
パネルのブラックマトリックスとして使用するのに十分
であった。
【0027】実施例3 <遮光性パターンの調製>硼珪酸ガラス(コーニング社
製、商品名:7059、厚さ1.1mm)を洗浄、乾燥
し、これをHMDS(ヘキサメチルジシラザン)の蒸気
に60秒曝した後にポジ型のホトレジスト(東京応化
(株)製、商品名:OFPR−800)をスピンナーで塗布
し、乾燥し、 プリベークを90℃で2分間行い、膜厚
0.2μmのホトレジスト膜を形成した。これにネガ型
のブラックマトリックスのマスクを重ね、30μmのギ
ャップによるプロキシミティ露光を強度30mJ/cm
2の超高圧水銀灯で行い、 現像液(東京応化(株)製、商
品名:NMD−3、濃度2.8%)を用いて23℃で6
0秒現像し、乾燥した。これに実施例2で用いた塗料を
スピンナーで塗布し、80℃で2分間乾燥して厚さ0.
38μmの実質的な黒鉛層を得た。 このものを2%水
酸化ナトリウム水溶液に浸漬して、遮光性マトリックス
の非画線部の黒鉛層をポジレジストと共に剥離して、遮
光パターンを得た。ミクロ濃度計により遮光性膜の光学
濃度を測定したところ3.5であった。 遮光パターンの
画線のエッジ形状は実施例2よりシャープであり、TF
T用液晶パネルの遮光パターンとして十分なものであっ
た。
【0028】実施例4 実施例3における露光時のブラックマトリックスのマス
ク代わりに、ネガ型の解像力テストチャートのマスク
(凸版印刷(株)製、商品名:TOPPAN−TESTC
HART−NO1−N)を用い、他は実施例3と同様に
行った。得られた画像の解像力は、上記テストチャート
の3−3、 解像力5.0μmLPS(ラインパースペー
ス)を再現した。また、ベタ部分の光反射率を測定した
ところ、45゜入射の反射率は87であり、 厚さ150
0Åのクロム膜の756に比較して反射率が低く、不要
な光を固体撮像素子のセンサー部、或いは液晶表示パネ
ルの観察者に与えず、優れた遮光パターンであることを
示した。
【0029】実施例5 <塗料の調製>粒径約0.8μmの薄片状二硫化モリブ
デンをボール充填率50%、 容量5リットルのボール
ミルに入れ、毎分40回転で60時間粉砕した。得られ
た粉砕物平均粒子径は0.05μmであり、粒子径0.1
μm以下の粒子群の量が91重量%、平均アスペクト比
が1:21であった。この粉末17重量部にリグニンス
ルホン酸ソーダ2.6重量部を加え、 十分に混合した
後、純水80.4重量部の中に入れ、 高速型撹拌機で約
3時間撹拌して塗料を調製した。次に、実施例3の場合
と同様な手順で、硼珪酸ガラス基板に遮光性パターンを
形成した。ミクロ濃度計で測定した遮光性マトリックス
の光学濃度は3.0であった。 また、遮光性マトリック
スの画線のエッジ形状もTFT用液晶パネルの遮光パタ
ーンとして十分なものであった。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の遮光パ
ターンは、膜厚が薄く、基板との密着性および塗膜の耐
候性が良好で、しかも遮光性に優れているものであるか
ら、カラー液晶表示装置などの画像品質を一段と向上す
ることができる。また、この発明の遮光パターン用の塗
料は、無機結合剤や有機結合剤を含まない水分散塗料で
あるから、取り扱いが容易で衛生的であると共に、安価
に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラーフィルタの一部縦断面図である。
【図2】遮光パターンの膜厚と光学濃度との関係を示す
グラフである。
【符号の説明】
1 透明基板 2 遮光パターン層 3 画素
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年8月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】次に、遮光パターンの形成方法を説明す
る。図1の透明基板1はガラス板、或いはSiOまた
はSiNを薄く被覆したラス板、光学用樹脂板(例え
ばポリメチルメタクリレート、ポリスチレン、シクロヘ
キシルメタクリレート等)、ポリメチルメタクリレー
ト、ポリエステル、ポリブチラール、ポリアミド、ポリ
イミド等の樹脂フィルム等の透明部材である。上記透明
基板1は、遮光パターンを遮光パターンが適用されるべ
きものと一体的に形成する場合、例えば、液晶表示装置
の場合は、ガラス板、またはITO(インジウムティン
オキサイド)がパターン状に設けられたガラス板、或い
ITOがえマトリックス化されたカラーフィルタ素子
であり、特定のTFT液晶素子および固体撮像素子の場
合はその受光面であってもよく、また、カラーセンサー
の場合もその受光面である。更に、上記受光面上に絶縁
層を設けてもよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高島 茂男 千葉県印旛郡白井町冨士198 (72)発明者 坪井 當昌 東京都品川区南品川6丁目1番5号 東洋 紙業株式会社技術研究所内 (72)発明者 山根 浩 東京都品川区南品川6丁目1番5号 東洋 紙業株式会社技術研究所内 (72)発明者 小寺 薫雄 東京都品川区南品川6丁目1番5号 東洋 紙業株式会社技術研究所内 (72)発明者 青木 稔 徳島県板野郡松茂町中喜来字福有開拓308 −6 東洋紙業株式会社徳島工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板上に密着形成された規則的な図
    形の遮光パターンにおいて、遮光パターンの層は層状格
    子構造を持つ物質の粒子群からなり、前記粒子の粒子径
    が3μm以下で、 粒子径0.1μm以下の粒子群の量が
    40〜95重量%、平均粒子径が0.05〜0.08μ
    m、およびアスペクト比が1:10以上であることを特
    徴とするカラーフィルタの遮光パターン。
  2. 【請求項2】 前記層状格子構造を持つ物質は、黒鉛、
    二硫化モリブデン、二硫化タングステン、窒化硼素、弗
    化黒鉛、硫化セレン、マイカ、タルクおよびエンスタタ
    イトのいずれかであることを特徴とする請求項1に記載
    の遮光パターン。
  3. 【請求項3】 分散剤を含む水中に遮光性粒子がコロイ
    ド状に分散した塗料であって、前記遮光性粒子は層状格
    子構造を持つ物質からなり、前記粒子の粒子径が3μm
    以下で、 粒子径0.1μm以下の粒子群の量が40〜9
    5重量%、平均粒子径が0.05〜0.08μm、および
    アスペクト比が1:10以上であることを特徴とするカ
    ラーフィルタの遮光パターン形成用塗料。
  4. 【請求項4】 前記層状格子構造を持つ物質は、黒鉛、
    二硫化モリブデン、二硫化タングステン、窒化硼素、弗
    化黒鉛、硫化セレン、マイカ、タルクおよびエンスタタ
    イトのいずれかであることを特徴とする請求項3に記載
    の遮光パターン形成用塗料。
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