JPH0611574Y2 - プリント基板の実装ユニット - Google Patents

プリント基板の実装ユニット

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JPH0611574Y2
JPH0611574Y2 JP4915789U JP4915789U JPH0611574Y2 JP H0611574 Y2 JPH0611574 Y2 JP H0611574Y2 JP 4915789 U JP4915789 U JP 4915789U JP 4915789 U JP4915789 U JP 4915789U JP H0611574 Y2 JPH0611574 Y2 JP H0611574Y2
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JP
Japan
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printed circuit
circuit board
mounting case
spring member
mounting
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JP4915789U
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JPH02140888U (ja
Inventor
徹也 近藤
Original Assignee
株式会社ピーエフユー
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Publication date
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  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 プリント基板の実装ユニットに関し、 アース端子から実装ケースまでの距離を短くして、プリ
ント基板に流入する静電気を従来よりも確実に実装ケー
スにアースすることができるとともに、一個のバネ部材
で2枚のプリント基板のアースを行なうことができるプ
リント基板の実装ユニットを提供することを目的とし、 導電性の実装ケース内面にプリント基板を案内する複数
の案内部を形成し、これらの案内部により、前記実装ケ
ース内に前記プリント基板を所定間隔を置いて平行に実
装してなるプリント基板の実装ユニットにおいて、前記
プリント基板の両面に、アース端子を前記プリント基板
を介して対向して形成するとともに、前記実装ケース内
面の前記プリント基板間に位置する部分にバネ部材を固
着し、このバネ部材を、一枚の導電性金属板の両側部を
それぞれ折曲してコ字状に形成し、前記両側部の一部を
外方に突出する円弧状に折曲して形成され前記アース端
子にそれぞれ当接するバネ部と、前記両側部の間に形成
され前記実装ケース内面に固着される固定部とから構成
する。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、プリント基板の実装ユニットに係わり、特
に、プリント基板に流入する静電気を実装ケースにアー
スする機能を有するプリント基板の実装ユニットに関す
る。
〔従来の技術〕
一般に、コンピュータ等の電子機器には、その実装ケー
ス内に多数のプリント基板が所定間隔を置いて平行に実
装されている。
これらのプリント基板には、例えば、人間がスイッチ等
を操作する場合に、人間に帯電している静電気がスイッ
チ等から流入することがある。この静電気により回路が
誤動作を起こし、さらに、最悪の場合には使用している
集積回路等が破壊される虞がある。このため、従来で
は、プリント基板に流入する静電気を、プリント基板を
実装している実装ケースにアースすることが行なわれて
いる。
第7図は、このようなプリント基板の実装ユニットを示
すもので、符号11は、集積回路等の電子部品が実装さ
れるプリント基板を示している。このプリント基板11
の隅には、回路パターンに接続されたアース端子12が
形成されている。このアース端子12は、回路パターン
と同時に形成れたパターンにより形成されており、この
例では、アース端子12は、人間が接触するスイッチ等
の近傍に形成されている。
そして、プリント基板11の前面には導電性の前面金具
13が固着され、プリント基板11のアース端子12
が、前面金具13の接続部14と当接している。
また、前面金具13の上面には導電性の接触用バネ15
が配置されており、この接触用バネ15は、プリント基
板11が導電性を有するハット状の実装ケース17内に
実装されると、実装ケース17の内面に当接し、アース
端子12と実装ケース17とを電気的に導通する作用を
行なっている。
以上のように構成されたプリント基板の実装ユニットで
は、人間がスイッチ等を操作する場合に、スイッチ等か
らプリント基板11に流入する静電気を、アース端子1
2から、前面金具13,接触用バネ15を介して実装ケ
ース17にアースすることができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のプリント基板の実装ユ
ニットでは、スイッチ等からプリント基板11に流入す
る静電気を、アース端子12から前面金具13,接触用
バネ15を介して実装ケース17にアースしていたた
め、アース端子12から実装ケース17までの距離が長
くなり、これにより、アース端子12から実装ケース1
7までのインピーダンスが大きくなり、静電気を実装ケ
ース17に十分にアースすることができないという問題
があった。
また、前面金具13から静電気によるノイズが発生し、
このノイズが他の電子部品に悪影響を与える虞があると
いう問題があった。
さらに、このような従来のプリント基板の実装ユニット
では、一枚のプリント基板11のアースを一個の前面金
具13により行なう必要があり、複数のプリント基板1
1のアースを行なうには、それぞれに前面金具13を取
り付ける必要があるという問題があった。
本考案は上記のような問題点を解決するためになされた
もので、アース端子から実装ケースまでの距離を短くし
て、プリント基板に流入する静電気を従来よりも確実に
実装ケースにアースすることができるとともに、一個の
バネ部材で2枚のプリント基板のアースを行なうことが
できるプリント基板の実装ユニットを提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のプリント基板の実装ユニットは、導電性の実装
ケース内面にプリント基板を案内する複数の案内部を形
成し、これらの案内部により、前記実装ケース内に前記
プリント基板を所定間隔を置いて平行に実装してなるプ
リント基板の実装ユニットにおいて、前記プリント基板
の両面に、アース端子を前記プリント基板を介して対向
して形成するとともに、前記実装ケース内面の前記プリ
ント基板間に位置する部分にバネ部材を固着し、このバ
ネ部材を、一枚の導電性金属板の両側部をそれぞれ折曲
してコ字状に形成し、前記両側部の一部を外方に突出す
る円弧状に折曲して形成され前記アース端子にそれぞれ
当接するバネ部と、前記両側部の間に形成され前記実装
ケース内面に固着される固定部とから構成してなるもの
である。
〔作用〕
本考案のプリント基板の実装ユニットでは、バネ部材の
両側に形成されるバネ部が、2枚のプリント基板のアー
ス端子にそれぞれ当接し、プリント基板に流入する静電
気が、アース端子,バネ部材を介して実装ケースにアー
スされる。
〔実施例〕
以下、本考案の詳細を図面に示す一実施例について説明
する。
第1図は、本考案のプリント基板の実装ユニットの一実
施例を示すもので、図において、符号31は、集積回路
等の電子部品が実装されるプリント基板を示している。
このプリント基板31の両面の隅には、回路パターンに
接続されたアース端子33が形成されている。このアー
ス端子33は、プリント基板31の両面に、プリント基
板31を介して対向して形成されている。これらのアー
ス端子33は、回路パターンと同時に形成されたパター
ンにより形成され、また、人間が接触するスイッチ等の
近傍に形成されている。
一方、プリント基板31が実装される実装ケース35
は、一枚の導電性の金属をハット状に折曲して形成さ
れ、この実装ケース35の内面には、第2図及び第3図
に示すように、内方に突出する複数の案内部37がプレ
ス加工により形成されている。これらの案内部37は、
上下方向にプリント基板31の厚み程度の間隔を置いて
形成された2条の突出部39からなり、案内部37は、
プリント基板31の枚数分だけ上下方向に所定間隔を置
いて形成されている。これらの案内部37は、プリント
基板31を横にして案内するために、左右方向に所定間
隔を置いて複数形成されている。
実装ケース35の内面の2条の突出部39間には、第4
図に示すように、プリント基板31が横にして挿入さ
れ、突出部39により挾持されており、これにより、実
装ケース35に2枚のプリント基板31が上下方向に所
定間隔を置いて実装されている。
そして、実装ケース35内面のプリント基板31の間に
位置する部分には、バネ部材41が固着されている。こ
のバネ部材41は、第1図及び第5図に示すように、バ
ネ部材41の上下に形成されたバネ部43と、実装ケー
ス35内面に固着される固定部45とから構成されてい
る。
バネ部材41は、一枚の導電性金属板の両側部47をそ
れぞれ折曲してコ字状に形成されており、バネ部材41
のバネ部43は、両側部47の一部を外方に突出する円
弧状に折曲して形成されている。
また、バネ部材41の固定部45は、上下の両側部47
の間に形成されている。
そして、第4図に示したように、バネ部材41のバネ部
43が、バネ部材41の上下のプリント基板31を突出
部39に押圧し固定しており、バネ部材41のバネ部4
3と2枚のプリント基板31のアース端子33とがそれ
ぞれ当接し、実装ケース35とプリント基板31のアー
ス端子33とを電気的に導通している。
以上のように構成されたプリント基板の実装ユニットで
は、人間がスイッチ等を操作する場合に、人間に帯電し
ていた静電気がスイッチ等からプリント基板31に流入
すると、アース端子33からバネ部材41を介して実装
ケース35にアースされる。
しかして、以上のように構成されたプリント基板の実装
ユニットでは、プリント基板31の両面に、アース端子
33をプリント基板31を介して対向して形成するとと
もに、実装ケース35内面のプリント基板31間に位置
する部分にバネ部材41を固着し、このバネ部材41
を、バネ部材41の両側に形成されるバネ部43と、こ
れらのバネ部43の間に形成される固定部45とから構
成したので、バネ部材41の両側に形成されるバネ部4
3が、2枚のプリント基板31のアース端子33にそれ
ぞれ当接しており、プリント基板31に流入する静電気
が、アース端子33,バネ部材43を介して実装ケース
35にアースされ、アース端子33から実装ケース35
までの距離を従来よりも大幅に短くすることができ、従
って、アース端子33から実装ケース35までのインピ
ーダンスが小さくなり、静電気がアース端子33から実
装ケース35に流れ易くなり、プリント基板31に流入
する静電気を実装ケース35に従来よりも確実にアース
することができ、これにより、回路の誤動作を防止し、
集積回路等の電子部品の破壊を防止することができる。
また、アース端子33から実装ケース35までの距離を
従来よりも大幅に短くすることができるので、静電気に
よるノイズの発生を従来よりも確実に防止できることが
できる。
さらに、実装ケース35の内面に2条の突出部39から
なる案内部37を形成し、これらの突出部39間にプリ
ント基板31を挿入して挾持し、実装ケース35の内面
に配置されたバネ部材41のバネ部43により、バネ部
材41の上下の2枚のプリント基板31を突出部39側
に押圧し固定したので、バネ部材41のバネ部43とプ
リント基板31のアース端子33とが確実に当接するこ
とができるとともに、プリント基板31を実装ケース3
5内に確実に固定することができ、プリント基板31の
がたつきを防止することができる。
また、バネ部材41を、固定部45の上下にバネ部43
を配置して構成したので、一個のバネ部材41のバネ部
43と2枚のプリント基板31とを当接させることがで
き、2枚のプリント基板31の静電気を一個のバネ部材
41でアースすることができる。
さらに、この実施例では、プリント基板31の両面に、
アース端子33をプリント基板31を介して対向して形
成したので、バネ部材41に対するプリント基板31の
位置関係を逆転、即ち、上のプリント基板31をバネ部
材41の下側に実装し、下のプリント基板31をバネ部
材41の上側に実装しても、2枚のプリント基板31の
アース端子33とバネ部材41のバネ部43とを当接さ
せることができる。
尚、上記実施例では、アース端子33を、回路パターン
と同時に形成されたパターンにより形成した例について
説明したが、本考案は上記実施例に限定されるものでは
なく、第6図に示すように、アース端子51を、プリン
ト基板53を挿通するリング部材55により形成して
も、上記実施例とほぼ同様の効果を得ることができる。
また、リング部材55の代わりにネジを螺合させても、
上記実施例とほぼ同様の効果を得ることができる。そし
て、アース端子51がリング部材55やネジにより形成
される場合には、リング部材55,ネジとバネ部材とを
確実に接触させるこができ、静電気のアースを確実に行
なうことができる。
また、上記実施例では、プリント基板31を横にして実
装した例について説明したが、本考案は上記実施例に限
定されるものではなく、プリント基板を縦にして実装し
ても、上記実施例とほぼ同様の効果を得ることができ
る。
さらに、上記実施例では、2枚のプリント基板31を実
装ケース35内に実装した例について説明したが、本考
案は上記実施例に限定されるものではなく、実装ケース
内に3枚以上のプリント基板を実装しても良いことは勿
論である。
〔考案の効果〕
本考案のプリント基板の実装ユニットでは、プリント基
板の両面に、アース端子をプリント基板を介して対向し
て形成するとともに、実装ケース内面のプリント基板間
に位置する部分にバネ部材を固着し、このバネ部材を、
一枚の導電性金属板の両側部をそれぞれ折曲してコ字状
に形成し、両側部の一部を外方に突出する円弧状に折曲
して形成されアース端子にそれぞれ当接するバネ部と、
両側部の間に形成され実装ケース内面に固着される固定
部とから構成したので、バネ部材の両側に形成されるバ
ネ部が、2枚のプリント基板のアース端子にそれぞれ当
接しており、プリント基板に流入する静電気が、アース
端子,バネ部材を介して実装ケースにアースされ、アー
ス端子から実装ケースまでの距離を従来よりも大幅に短
くすることができ、これにより、プリント基板に流入す
る静電気を従来よりも確実に実装ケースにアースするこ
とができるとともに、一個のバネ部材で2枚のプリント
基板のアースを行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のプリント基板の実装ユニットの一実施
例を示す斜視図、 第2図は第1図の実装ケースの内面のバネ部材及びその
近傍を示す正面図、 第3図は第2図のIII−III線に沿う縦断面図、 第4図は第1図の実装ケースにプリント基板を実装した
状態を示す縦断面図、 第5図は第1図のバネ部材を示す斜視図、 第6図は第1図のアース端子の他の例を示す縦断面図、 第7図は従来のプリント基板の実装ユニットを示す斜視
図である。 図において、 31,53はプリント基板、 33,51はアース端子、 35は実装ケース、 37は案内部、 41はバネ部材、 43はバネ部、 45は固定部、 47は両側部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電性の実装ケース内面にプリント基板を
    案内する複数の案内部を形成し、これらの案内部によ
    り、前記実装ケース内に前記プリント基板を所定間隔を
    置いて平行に実装してなるプリント基板の実装ユニット
    において、前記プリント基板の両面に、アース端子を前
    記プリント基板を介して対向して形成するとともに、前
    記実装ケース内面の前記プリント基板間に位置する部分
    にバネ部材を固着し、このバネ部材を、一枚の導電性金
    属板の両側部をそれぞれ折曲してコ字状に形成し、前記
    両側部の一部を外方に突出する円弧状に折曲して形成さ
    れ前記アース端子にそれぞれ当接するバネ部と、前記両
    側部の間に形成され前記実装ケース内面に固着される固
    定部とから構成してなることを特徴とするプリント基板
    の実装ユニット。
JP4915789U 1989-04-26 1989-04-26 プリント基板の実装ユニット Expired - Lifetime JPH0611574Y2 (ja)

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JPH02140888U JPH02140888U (ja) 1990-11-26
JPH0611574Y2 true JPH0611574Y2 (ja) 1994-03-23

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