JPH06115366A - 車両の制御装置 - Google Patents

車両の制御装置

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JPH06115366A
JPH06115366A JP26578292A JP26578292A JPH06115366A JP H06115366 A JPH06115366 A JP H06115366A JP 26578292 A JP26578292 A JP 26578292A JP 26578292 A JP26578292 A JP 26578292A JP H06115366 A JPH06115366 A JP H06115366A
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differential
differential limiting
control
force
wheel
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JP26578292A
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Hideji Hiruta
秀司 昼田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は悪路走行時における差動制限手段の焼
き付きによる不具合を防止する車両の制御装置を提供す
ることを主な目的とする。 【構成】車輪間若しくは車軸間デファレンシャルの差動
を制限する差動制限手段を備えた車両の制御装置におい
て、悪路を判定する悪路判定手段と、該悪路判定手段に
より悪路が判定された際、前記差動制限手段の差動制限
力を低下させる差動制限力制御手段とを備えたことを特
徴とする車両の制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の制御装置に係わ
り、特に差動制限手段を備えた4輪駆動車の制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、エンジンの駆動力を有効に路面に
伝えるために、4つの車輪全てに駆動力を配分する4輪
駆動車が実用化され、発達してきている。
【0003】この4輪駆動車には一般的に、旋回時等に
生じる各車輪間の差動回転を許容するため、フロントデ
ファレンシャル、センタデファレンシャル、リアデファ
レンシャルといった、差動装置が設けられているが、例
えば、ぬかるみ、雪道等で一輪だけがスリップした際な
どは、デファレンシャルが設けられているため、一輪だ
けが空転し、他の車輪に駆動力が伝えられなくなる恐れ
があった。
【0004】従って、以前からデファレンシャルに対し
差動制限を行って、この問題を解決する差動制限手段
(デフロック機構等)が考えられている。例えば、特開
昭61−287824号公報には、上記3つのデファレ
ンシャルに差動制限手段を設け、車両の走行状態に応じ
て、各差動制限手段の差動制限力を制御するように構成
されたものが開示されている。
【0005】一方で、各車輪のスキッド状態を検出し、
このスキッド状態に応じて、各車輪の制動力を制御し車
両の制動力を最大限に発揮し、かつ車両の走行安定性を
確保するものとしてアンチスキッドブレーキ装置がある
が、上記した差動制限手段によりデファレンシャルをロ
ックした4輪駆動車では、各車輪が同じ回転数で回転す
るため、スキッド状態を検出しにくい。よって特開昭6
1ー287824号公報には、アンチスキッドブレーキ
装置の機能を十分に発揮させるため、ブレーキペダルが
踏み込まれたことを条件としてデファレンシャルの差動
制限力を解除するよう差動制限手段を制御するものが開
示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した4
輪駆動車はエンジンの駆動力を有効に4輪に伝えること
ができるため、舗装を行っていない凹凸の激しい路面、
いわゆる悪路でも走行することが可能である。特に上記
した差動制限手段が設けてあるものであれば、差動制限
力を高めることによって、各車輪の空転も抑えて走破性
を高めることができるため、悪路走行時には差動制限力
を高めることが一般的であった。
【0007】しかしながら、上記した差動制限手段は、
一般的にデファレンシャルのケーシング内に設けられた
多板クラッチをアクチュエータにより締結若しくは解放
することにより差動制限力をコントロールしているため
に、多板クラッチの締結時に車輪側から大きな変動トル
クが入力されると、多板クラッチに対して大きな負荷が
かかってしまい、最悪の場合、クラッチの間にスリップ
が生じ、摩擦熱により、多板クラッチが焼き付き、差動
制限力のコントロールが不安定になるという問題があっ
た。特に悪路走行時は大きな変動トルクが入力されるこ
とが多く、この問題は顕著である。従って、本発明は悪
路走行時における差動制限手段の焼き付きによる不具合
を防止する車両の制御装置を提供することを主な目的と
する。
【0008】また、ブレーキONで差動制限力を解除す
ると、悪路走行時、走破性が悪化するという問題がある
ため、この問題をも解消する車両の制御装置を提供する
ことを他の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、下記のように構成されている。請求項1
記載の構成は、車輪間若しくは車軸間デファレンシャル
の差動を制限する差動制限手段を備えた車両の制御装置
において、
【0010】悪路を判定する悪路判定手段と、該悪路判
定手段により悪路が判定された際、前記差動制限手段の
差動制限力を低下させる差動制限力制御手段とを備えた
ことを特徴としている。
【0011】請求項2記載の構成は、請求項1記載の構
成において、各車輪のスキッド状態を検出し、このスキ
ッド状態に応じて各車輪の制動力を制御するアンチスキ
ッドブレーキ装置を備え、
【0012】前記差動制限力制御手段が、悪路判定手段
により出力される悪路判定信号と、前記アンチスキッド
ブレーキ装置の制御時該アンチスキッドブレーキ装置か
ら出力される制御信号とを受けた際、前記差動制限手段
の差動制限力を解除することを特徴としている。
【0013】請求項3記載の構成は、請求項1記載の構
成において、各車輪に対して制動力を与えるブレーキ装
置と、各車輪のスキッド状態を検出し、このスキッド状
態に応じて各車輪の制動力を制御するアンチスキッドブ
レーキ装置とを備え、前記差動制限力制御手段が、悪路
判定手段により出力される悪路判定信号と、
【0014】前記ブレーキ装置の作動時、ブレーキ装置
から出力される第1の制御信号と、前記アンチスキッド
ブレーキ装置の制御時、アンチスキッドブレーキ装置か
ら出力される第2の制御信号とを同時に受けた際、前記
差動制限手段の差動制限力を解除することを特徴として
いる。
【0015】請求項4記載の構成は、請求項1、2およ
び3記載の構成において、前記悪路判定手段は、車速を
検出する車速検出手段からの出力が所定車速以下とな
り、差動制限手段が差動制限力を高めている際、悪路を
判定するように構成されたことを特徴としている。請求
項5記載の構成は、車輪間若しくは車軸間デファレンシ
ャルの差動を制限する差動制限手段を備えた車両の制御
装置において、
【0016】各車輪に対して制動力を与えるブレーキ装
置と、各車輪のスキッド状態を検出し、このスキッド状
態に応じて各車輪の制動力を制御するアンチスキッドブ
レーキ装置と、車速を検出する車速検出手段と、
【0017】所定車速以下では、前記アンチスキッドブ
レーキ装置の制御時、アンチスキッドブレーキ装置から
出力される制御信号を受けた際、前記差動制限手段の差
動制限力を解除し、
【0018】所定車速以上では、前記ブレーキ装置の作
動時、ブレーキ装置から出力される制御信号を受けた
際、前記差動制限手段の差動制限力を解除する差動制限
力制御手段とを備えたことを特徴としている。
【0019】請求項6記載の構成は、請求項5記載の構
成において、差動制限手段として前輪間デファレンシャ
ルの差動を制限する第1差動制限手段と、後輪間デファ
レンシャルの差動を制限する第2差動制限手段と、車軸
間デファレンシャルの差動を制限する第3差動制限手段
とを備え、
【0020】差動制限力制御手段が所定車速以上で、ブ
レーキ装置から出力される制御信号を受けた際に、第1
差動制限手段の差動制限力を解除することを特徴として
いる。
【0021】請求項7記載の構成は、請求項5記載の構
成において、差動制限手段として前輪間デファレンシャ
ルの差動を制限する第1差動制限手段と、後輪間デファ
レンシャルの差動を制限する第2差動制限手段と、車軸
間デファレンシャルの差動を制限する第3差動制限手段
とを備え、
【0022】差動制限力制御手段が所定車速以上で、ブ
レーキ装置から出力される制御信号を受けた際に、第3
差動制限手段の差動制限力を解除することを特徴として
いる。
【0023】
【発明の効果】上記のように構成された本発明では下記
に示すような効果が得られる。
【0024】上記請求項1記載の構成においては、悪路
判定手段により悪路判定がなされた際、差動制限力を低
下させるため、悪路走行時に車輪側から変動トルクが入
力されても、差動制限手段が差動制限力を低下させてい
るため、クラッチの間のスリップによる、摩擦熱の発熱
量を少なくすることができ、多板クラッチが焼き付くこ
とを回避できる。したがって、差動制限手段による差動
制限力のコントロールが不安定になる等の不具合を防止
することができる。
【0025】さらに上記請求項2の構成においては、ア
ンチスキッドブレーキ装置の制御時に差動制限力を解除
するため、差動制限手段の発熱量を少なくすることがで
きると共に、各車輪間の差動を許容できるためアンチス
キッドブレーキ装置のアンチスキッド制御をより効果的
に行うことができる。また悪路走行時、使用頻度が多く
なるブレーキ装置がたとえ踏み込まれたとしても、差動
制限力を解除しないため悪路走破性を悪化させることは
ない。
【0026】上記請求項3の構成の本発明においては、
アンチスキッドブレーキ装置とブレーキ装置が同時に作
動した際に差動制限力を解除するため、請求項2と同様
の効果が得られるとともに、更に確実に各車輪のスキッ
ド状態がブレーキ装置によるスキッド状態であることを
を検出することができるため、例え突起乗り上げ時に生
じる車輪の減速度を検出しアンチスキッド装置が誤作動
した場合においても、差動制限力を低下させることがな
いため悪路走破性を悪化させることがなく、アンチスキ
ッド効果を得ることができる。
【0027】請求項4の構成の発明においては、請求項
1、2及び3の悪路判定手段が車速検出手段から所定車
速以下であることを検出し、かつ差動制限力が高められ
ている際、悪路を判定するために、別途、悪路を判定す
るためのセンサ等を設ける必要がない。
【0028】すなわち、その車両が悪路を走行している
と推定される車速の上限を所定車速としておれば、それ
以上の高速走行は悪路での走行でないとの推定ができる
ため、本発明ではその考えに基づき車速により悪路の判
定を行っている。よって上記した様に別途センサを設け
る必要がなくなるため、コストを低下させ、装置の簡略
化を行うことができる。
【0029】請求項5の発明においては、アンチスキッ
ドブレーキ装置から出力される制御信号を受けた際に差
動制限力を解除し、所定車速以上ではブレーキ装置から
出力される信号を受けた際に、差動制限力を解除するた
め低速時ではアンチスキッドブレ−キ装置が作動してい
なければ差動制限力は解除されない。よって悪路等を走
行する低速時においては、ブレーキ装置が作動しただけ
では差動制限力が解除されないため悪路等における走破
性は悪化しない。また、高速時においてはブレーキ装置
が作動したら即座に差動制限力を解除するため、アンチ
スキッドブレーキ装置の制御を効果的に行うことがで
き、高速時の走行安定性を高めることができる。従っ
て、低速時の悪路走破性と高速時の走行安定性を両立す
ることができる。
【0030】請求項6の構成の発明においては、前輪間
デファレンシャルの差動を制限する第1差動制限手段、
後輪間デファレンシャルの差動を制限する第2差動制限
手段、車軸間デファレンシャルの差動を制限する第3差
動制限手段を有するものが前提であり、所定車速以上で
ブレーキ装置から出力される信号を受けた際、第1差動
制限手段を解除するため、ブレーキ装置が作動した場
合、前輪間デファレンシャルの差動制限力のみが解除さ
れる。よって制動時接地荷重が大きくなり制動性能に大
きな影響力を持つ、前輪の差動制限力を解除するため、
前輪に対するアンチスキッドブレ−キ装置の制御を効果
的に行うことができる。また、他のデファレンシャルの
差動制限力を解除しないため、走破性についてもさほど
悪化させることがない。
【0031】請求項7の構成の発明においても、前輪間
デファレンシャルの差動を制限する第1差動制限手段、
後輪間デファレンシャルの差動を制限する第2差動制限
手段、車軸間デファレンシャルの差動を制限する第3差
動制限手段を有するものが前提であり、所定車速以上で
ブレ−キ装置から出力される信号を受けた際、第3差動
制限手段の差動制限力を解除するためブレ−キ装置が作
動した際、車軸間デファレンシャルの差動制限力が解除
される。よって前後輪間によりスキッド状態を検出しや
すくし、アンチスキッドブレ−キ装置の制御を効果的に
行うことができる。
【0032】また、前輪間及び後輪間の差動制限力がブ
レーキ装置が作動しただけでは変化しないため、操舵力
及びステア特性の急変が生じる恐れがなく、操縦安定性
を悪化させることがない。
【0033】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
て説明する。
【0034】図1は、本発明の車両の制御装置の全体構
成図である。先ず、図1に示された車両の動力伝達系を
説明する。10はエンジンであり、このエンジン10に
はトランスミッション11が接続され、このトランスミ
ッション11にはトランスファ12が接続されている。
このトランスファ12には、エンジン10からの出力を
前輪側に伝達するフロント・プロペラシャフト13及び
後輪側に伝達するリヤ・プロペラシャフト14がそれぞ
れ接続されている。このフロント・プロペラシャフト1
3には、フロント・アクスル15を介して前輪16が接
続されている。またリヤ・プロペラシャフト14には、
リヤ・アクスル17を介して後輪18が接続されてい
る。さらにトランスファ12にはセンタ・デファレンシ
ャル20(以下、センタデフという。)、フロント・ア
クスル15にはフロント・デファレンシャル21(以
下、フロントデフという。)、リヤ・アクスル17には
リヤ・デファレンシャル22(以下、リヤデフとい
う。)がそれぞれ設けられている。また各前輪16及び
各後輪18には、各車輪の車輪速を検出する車輪速セン
サ30がそれぞれ取り付けられている。31はブレーキ
スイッチであり、このブレ−キスイッチ31によりブレ
ーキのオン・オフを検出する。32はスロットルセンサ
であり、このスロットルセンサ32によりエンジン10
のスロットル開度を検出する。
【0035】40はエンジン用コントロール・ユニット
であり、このエンジン用コントロール・ユニット40に
はスロットルセンサ32からスロットル開度が入力され
る。41はアンチスキッドブレーキ装置用コントロール
・ユニット(以下、ABS用コントロール・ユニットと
いう。)であり、このABS用コントロール・ユニット
41には、車輪速センサ30から各車輪速が入力され
る。43はデファレンシャル用コントロール・ユニット
であり、このデファレンシャル用コントロール・ユニッ
ト43には、後述するデフロックのモード選択を行うマ
ニュアル・スイッチ44及びバッテリー45が接続され
ている。このデファレンシャル用コントロール・ユニッ
ト43には、スロットルセンサ32からスロットル開
度、ブレーキスイッチ31からブレーキ信号、ABS用
コントロール・ユニット41からアンチスキッドブレー
キ装置が作動しているか否かを示すABS信号及び各車
輪の車輪速、マニュアル・スイッチ44からモード信号
がそれぞれ入力される。これらの各入力された値に基づ
いて、デファレンシャル用コントロール・ユニット43
から、センタデフ20へセンタデフ電流、フロントデフ
21へはフロントデフ電流、リヤデフ22へはリヤデフ
電流がそれぞれ供給され、これらの電流値に基づいてセ
ンタデフ20、フロントデフ21及びリヤデフ22がア
ンロック状態、中間ロック状態、完全ロック状態となる
差動制限状態が決定される。
【0036】図2は、センタデフに設けられた電磁多板
クラッチを示す断面図である。センサデフ20には電磁
多板クラッチ50が設けられ、この電磁多板クラッチ5
0によりセンタデフ20がアンロック状態、中間ロック
状態、完全ロック状態とされる。この電磁多板クラッチ
50は、フロント・プロペラシャフト13とリヤ・プロ
ペラシャフト14との差動を制限できるものであれば、
どのような形式のものでもよい。その一例を図2に示
す。図2において電磁多板クラッチ50は複数枚のイン
ナディスクとアウタディスクとよりなるクラッチ板51
及びこのクラッチ板51へ押圧力を生じさせるアクチュ
エータ52から構成されている。また53は軸受、54
は一方のプロペラシャフトに伝達連結する伝動部材、5
5は他方のプロペラシャフトに伝動連結する伝動部材で
ある。アクチュエータ52は、ソレノイド56に電流が
流れる時に発生する磁力によってアーマチュア57がク
ラッチ板51を押圧するように構成されている。この電
磁多板クラッチ50においては、ソレノイド56に流れ
る電流とクラッチ板51を摩擦係合させる押圧力すなわ
ち電磁多板クラッチ50で発生するトルクとが比例関係
にあるので、センタデフ20の差動回転数を電流の増減
により連続的に変化させることができる。フロントデフ
21及びリヤデフ22においても、電磁多板クラッチが
設けられているが、図2に示すものと同様の構成のため
その説明は省略する。
【0037】次にマニュアル・スイッチ44により選択
された各モードにおける制御内容について説明する。マ
ニュアル・スイッチ44の「AUTO(Aモード)」に
おいては、フロントデフ21がアンロック状態、センタ
デフ20とリアデフ22がオートモード制御とされる。
「C(Cモード)」においては、フロントデフ21がア
ンロック状態、センタデフ20が完全ロック状態、リヤ
デフ22がオートモード制御とされる。「R(Rモー
ド)」においては、フロントデフ21がアンロック状態
とされる。「F(Fモード)」においては、フロントデ
フ21、センタデフ20、及びリヤデフ22の全てが完
全ロック状態とされる。
【0038】これらに各モードは、運転者により任意に
選択される。「Aモード」においては、フロントデフ2
1がアンロック状態とされているため、走破性に影響が
少なく操縦性が優れており、市街地などの通常路を走行
するオンロード走行に適している。一方、「Fモード」
においては、フロントデフ21、センタデフ20及びリ
ヤデフ22の全てが完全ロック状態とされているため、
操縦性は低下するが走破性に優れており、悪路などを走
行するオフロード走行に適している。「Cモード」及び
「Rモード」は、これらの間の特性を有し、運転者の好
みに応じて選択することができる。
【0039】次に、デファレンシャル用コントロール・
ユニット43によって行われるオートモード制御の内容
について、図3のフローチャートにより説明する。この
図における符号Pは、フローチャートにおける各ステッ
プを示す。
【0040】まずP10において各車輪速Nfr、Nf
l、Nrr、Nrlとスロットル開度TVOを入力す
る。ここで、Nfrは右前輪の車輪速、Nflは左前輪
の車輪速、Nrrは右後前輪の車輪速、Nrlは左後前
輪の車輪速をそれぞれ表している。次にP11におい
て、これらの各車輪速の内の最低値Nminを車体速度
SPとして定義する。次にP12おいて、回転差である
センタデフ差動回転数△Ncを求める。次にP13にお
いて制御電流値を制御電流マップに応じて求める。
【0041】この制御電流マップには4図、5図に示す
ように差動回転数△Nと車体速度VSPによって、制御電
流値I△Nを求める第1マップと、スロットル開度TV
Oと車体速度VSPにより、制御電流値ITVOを求める第
2マップの二つがあり、各々のマップからI△NとI
TVOを求める。第1マップのI△Nの特性ラインは二次
曲線的に差動回転数△Nの増大に応じて増加し、さらに
車速VSPの高まりに応じて減少するように構成されてい
る。また第2マップITVOの特性ラインは、スロットル
開度の増大に応じて、一定勾配で増加し、さらに車速V
SPの高まりに応じて増加するように構成されている。
【0042】次にP14において差動回転数に基づく制
御電流値I△Nがスロットル開度に基づく制御電流値I
TVOより大きいか否か判別する。I△NがITVOより大き
いか若しくは等しい場合P15に進み、I△Nをセンタ
デフの制御電流値Icとする。I△NがITVOより小さ
い場合P16へ進みITVOをセンタデフの制御電流値I
cとする。最後にP17において制御電流値Icをセン
タデフに出力する。このフローチャートによってセンタ
デフの制御電流値が決定される。
【0043】リヤデフのオートモード制御についても基
本的にセンタデフのオートモード制御と同様のフローチ
ャートで行われており、P12で求める回転差の算出式
を変更することにより行われる。すなわち、リヤデフ差
動回転数△NrをNrrからNrlを差し引いた値の絶
対値として求め、リヤデフへの制御電流値Irを決定し
ている。次に、本発明の特徴部分である、悪路走行時お
よびABS差動時の制御内容について説明する。
【0044】6図は本制御の制御ブロック図である。6
図に示すように前記したデファレンシャル用コントロー
ルユニット43には、差動制限力制御手段43aと、車
速検出手段43bと、悪路判定手段43cとを備えてい
る。
【0045】差動制限力制御手段43aは、悪路判定手
段43cから悪路判定信号、ABS用コントロールユニ
ット41からABS信号、ブレーキセンサ31から、ブ
レーキ信号を受けるようにされ、車速検出手段43b
は、4つの車輪速センサ30から各々の車輪速信号を受
け、悪路判定手段43cは、車速検出手段43bから車
速信号、マニュアルスイッチ44からモード信号を受け
るように構成され、差動制限力制御手段から、フロント
デフ21、センタデフ20、リヤデフ22に対して各々
制御電流が出力されるように構成されている。7〜10
図が、本制御のフローチャートであり、このフローチャ
ートに従って制御が行われる。
【0046】7図が本制御のメインフローチャートを示
した図で、8図がFモードにおけるフロントデフ、リヤ
デフ、センタデフに対する制御フローチャートを示した
もの、9図がRモードにおける、リヤデフ、センタデフ
に対する制御フローチャートを示したもの、10図がC
モードにおける、センタデフに対する制御フローチャー
トを示したものである。まず、7図のメインフローチャ
ートに基づき、本制御内容を説明する。
【0047】はじめに、P20において、各デフ20、
21、22の差動制限状態が設定されるモード信号と、
ABS用コントロールユニット41が作動した場合、O
NとなるABS信号と、ブレーキが作動した場合、ブレ
ーキスイッチ31により検出されONとなるとブレーキ
信号と、各車輪速(Nfr、Nfl、Nrr、Nrl)
とを読み込む。
【0048】次に、P21において最高車輪速Nmax
を本制御時における推定車体速VABSとして定義する。
次にP22においてFモードであるか否かが判別され、
Fモードであれば後述するFRC制御に入る。Fモード
でなければ、P23においてさらに、Rモードであるか
否かが判別され、Rモードであれば同様に後述するRC
制御に入る。Rモードでなければ、P24においてさら
に、Cモードであるか否かが判別され、Cモードであれ
ば同様に後述するC制御に入る。Cモードでなければ、
本制御は行われずに、リターンされる。次に、8図のフ
ローチャートに基づきFRC制御を説明する。
【0049】まず、P301において推定車体速VABS
が、25km/h以上か否かを判別する。25km/h以上であ
ればP302へ進み、25km/h以下であればP303へ
進む。P302においては、さらに推定車体速VABS
60km/h以上か否かを判別する。60km/h以下であれば
P304へ進み、60km/h以上であればP305へ進
む。このP302、P303の2つのステップにより、
低速域、中速域、高速域の3つの走行域を判別する。
【0050】次に、25km/h以下の低速域と判別される
とP303において、ブレーキ信号がONか否かが判定
される。ONであればP306に進み、ONでなければ
メインフローチャートにもどる。
【0051】次に、P306において、ABS信号がO
Nか否かが判定され、ONであればP307に進むが、
ONでなければP303同様メインフローチャートにも
どる。
【0052】このように、P303でブレーキ信号がO
N、P306でABS信号がONの際、P307におい
て、フロントデフの制御電流値If、リヤデフの制御電
流値Ir、センタデフの制御電流値Icが0とされ、各
デフへの制御電流値が0となる。したがって、低速時に
は、ブレーキ信号と、ABS信号が同時に入力されなけ
れば、各デフの差動制限力は解除されない。
【0053】次に、25km/h以上で60km/h以下の中速
域と判定されると、P301においてブレーキ信号がO
Nか否かが判定される。ブレーキ信号がONならば、P
308に進み、ブレーキ信号がONでなければメインフ
ローチャートにもどる。
【0054】次に、P308においてフロントデフの制
御電流値Ifが0とされ、フロントデフの差動制限力が
解除される。さらにP309において、ABS信号がO
Nか否かが判定され、ABS信号がONであればP31
0に進み、リヤデフの制御電流値Irとセンタデフの制
御電流値Icを0とし、リヤデフとセンタデフの差動制
限力が解除される。ABS信号がONでなければ、P3
04同様メインフローチャートにもどる。したがって、
中速時にはブレーキ信号が入力された際、フロントデフ
の差動制限力を解除し、ABS信号がさらに入力された
際、センタデフとリヤデフの差動制限力を解除するよう
にされている。
【0055】次に、60km/h以上の高速域と判定される
と、P305においてブレーキ信号がONか否かが判定
される。ブレーキ信号がONならば、P311に進み、
ブレーキ信号がONでなければ、メインフローチャート
にもどる。次にP310においてフロントデフの制御電
流値Ifとリヤデフの制御電流値Irとを0として、フ
ロントデフとリヤデフの差動制限力を解除する。さらに
P312において、ABS信号がONか否かが判定さ
れ、ABS信号がONであればP313に進み、センタ
デフの制御電流値Icを0とし、センタデフの差動制限
力を解除する。ABS信号がONでなければ、P304
同様メインフローチャートにもどる。このように、0〜
25km/hの低速時ではブレーキ信号とABS信号とが同
時に入力された際に差動制限力が解除されるため、たと
え、ブレーキスイッチがONとなっても差動制限力が解
除されないため、低速時における走破性を悪化させな
い。なお、差動制限力を高めて、低速走行が行われる場
合、悪路走行であるとの判定がデファレンシャルユニッ
トの中で行われたときに、P303,P306でのブレ
ーキ,ABSの判定に拘らず無条件に、上記P307で
悪路判定時の差動制限力の解放を行うようにして、各デ
フ20、21、22の多板クラッチの保護を行うように
することも考えられる。
【0056】25〜60km/hの中速域ではブレーキ信号
が入力された際に、フロントデフの差動制限力が解除さ
れ、さらにABS信号が入力された際にセンタデフとリ
ヤデフの差動制限力を解除するため、制動初期において
前輪間の差動制限力を解除することにより、制動時、接
地荷重が大きくなり制動性能に大きな影響力をもつ前輪
に対するアンチスキッドブレーキ装置の制御を効果的に
行えると共にABS信号が入力されるまで、センタデ
フ、リヤデフを解除させないため、走破性についても大
きく悪化することはない。60km/h以上の高速域では、
ブレーキ信号が入力された際、フロントデフとリヤデフ
の差動制限力を解除させ、さらにABS信号が入力され
た際にセンタデフの差動制限力を解除するため、高速走
行時左右輪間の差動制限力を解除するため、一方側の車
輪がスキッド状態に入り、車両のヨー方向の働きが不安
定になりそうになっても、その前アンチスキッドブレー
キ装置を作動させ、スキッド状態を早期に解消させるこ
とができるため、高速走行時の走行安定性を高められ
る。次に、9図のフローチャートに基づき、RC制御を
説明する。
【0057】まず、P41において、推定車速が60km
/h以上か否かが判別され、60km/h以上のときP42
に、60km/h以下のときP43に進む。次に、60km/h
以上でP42に進んだ後において、まず、ブレーキ信号
がONか否かが判別され、ONであればP44に進み、
リヤデフ制御電流値Irが0とされる。否であればメイ
ンフローチャートにもどる。
【0058】次に、P45においてABS信号ONか否
かが判別され、ONであればP46でセンタデフ制御電
流値Icが0とされる。否であれば同様メインフローチ
ャートにもどる。
【0059】60km/h以下でP43に進んだ後、まずP
43においてブレーキ信号ONか否かが判別され、ON
であればP47に進み、否であればメインフローチャー
トにもどる。
【0060】次に、P47においては、ABS信号ON
か否かが判別され、ONであればP48に進み、リヤデ
フの電流値、センタデフの電流値を0とする。否であれ
ば、P43同様メインフローチャートにもどる。従っ
て、車速VABSが60km/h以下ではブレーキ信号とAB
S信号が同時に入力された際に、リアデフ、センタデフ
の差動制限力が解除され、60km/h以上では、ブレーキ
信号が入力された際にリアデフ,ABS信号が入力され
た際に、センタデフが解除されるようになっている。よ
って、低速時の走破性と高速時の走行安定性を両立でき
る。
【0061】次に、10図のフローチャートに基づき、
C制御を説明する。この制御については、P51、P5
2において、各信号を判別し、ブレーキ信号とABS信
号が同時に入力された際、センタデフの電流値を0とす
るため走破性を高めている。次に、第2実施例を11図
から13図に示すフローチャートにより説明する。本実
施例については、第1実施例とメインフローチャートを
同一のもので行うように構成され、FRC制御、RC制
御、C制御が異なるものである。まず、FRC制御を1
1図のフローチャートに基づいて説明する。
【0062】はじめに、P61において推定車速VABS
が25km/h以上か否かが判別され、25km/h以上の際、
P62に進み、否の際、P63に進む。否の際のP63
以降のフローチャートについては8図のP32と同一の
流れなのでここでの説明は、省略する。25km/h以上の
際のP62について、ブレーキ信号がONか否かが判定
され、ONの場合、P64に進み、センタデフの電流値
を0とし、センタデフの差動制限力を解除する。
【0063】次に、P65において、ABS信号がON
か否かが判定され、ONの場合、P66においてフロン
トデフとリヤデフの電流値を0とし、フロントデフとリ
ヤデフの差動制限力を解除する。否の場合は、P62同
様メインフローチャートにもどる。従って、25km/h以
上の際はブレーキ信号により、センタデフの差動制限力
が解除され、さらにABS信号が入力されることによ
り、リヤ、フロントデフの差動制限力が解除されるよう
になっている。よって、前後輪間で差動させることによ
り、スキッド状態を検出しやすくし、操縦安定性を悪化
させることがない。
【0064】12図は、RC制御のフローチャートであ
るが、11図とほぼ同一であるため異なる部分の説明だ
けを行う。P71におけるデフの制御電流値をP66に
比してフロントデフ制御電流値Ifをなくしており、ま
た、P72においてもP67に比してフロントデフ制御
電流値Ifをなくしたものである。13図のC制御のフ
ローチャートについても、基本的な流れは同一であり、
制御対象とするデフをセンタデフだけにしたものであ
る。よって、本実施例においても低速時の走破性と高速
時の走行安定性を両立することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両の制御装置の全体構成を示す全体
構成図である。
【図2】センタデフに設けられた電磁多板をクラッチを
示す断面図である。
【図3】「Aモード」のオートモード制御におけるフロ
ーチャートである。
【図4】「Aモード」のオートモード制御における差動
回転数に基づく制御電流I△Nを求めるマップである。
【図5】「Aモード」のオートモード制御におけるスロ
ットル開度に基づく制御電流ITVOを求めるマップであ
る。
【図6】悪路走行時およびABS作動時の制御に関する
制御のブロック図である。
【図7】悪路走行時およびABS作動時のメインフロー
チャートである。
【図8】第1実施例のFRC制御のフローチャートであ
る。
【図9】第1実施例のRC制御のフローチャートであ
る。
【図10】第1実施例のC制御のフローチャートであ
る。
【図11】第2実施例のFRC制御のフローチャートで
ある。
【図12】第2実施例のRC制御のフローチャートであ
る。
【図13】第2実施例のC制御のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
16 前輪 18 後輪 20 センタ・デファレンシャル(センタデフ) 21 フロント・デファレンシャル(フロントデフ) 22 リヤ・デファレンシャル(リヤデフ) 30 車輪速センサ 31 ブレーキスイッチ 32 スロットルセンサ 41 アンチスキッドブレーキ装置用コントロール・ユ
ニット 43 デファレンシャル用コントロール・ユニット 44 マニュアル・スイッチ 50 電磁多板クラッチ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輪間若しくは車軸間デファレンシャルの
    差動を制限する差動制限手段を備えた車両の制御装置に
    おいて、 悪路を判定する悪路判定手段と、該悪路判定手段により
    悪路が判定された際、前記差動制限手段の差動制限力を
    低下させる差動制限力制御手段とを備えたことを特徴と
    する車両の制御装置。
  2. 【請求項2】各車輪のスキッド状態を検出し、このスキ
    ッド状態に応じて各車輪の制動力を制御するアンチスキ
    ッドブレーキ装置を備え、 前記差動制限力制御手段が、悪路判定手段により出力さ
    れる悪路判定信号と、前記アンチスキッドブレーキ装置
    の制御時該アンチスキッドブレーキ装置から出力される
    制御信号とを受けた際、前記差動制限手段の差動制限力
    を解除することを特徴とする請求項1記載の車両の制御
    装置。
  3. 【請求項3】各車輪に対して制動力を与えるブレーキ装
    置と、各車輪のスキッド状態を検出し、このスキッド状
    態に応じて各車輪の制動力を制御するアンチスキッドブ
    レーキ装置とを備え、 前記差動制限力制御手段が、悪路判定手段により出力さ
    れる悪路判定信号と、前記ブレーキ装置の作動時、ブレ
    ーキ装置から出力される第1の制御信号と、前記アンチ
    スキッドブレーキ装置の制御時、アンチスキッドブレー
    キ装置から出力される第2の制御信号とを同時に受けた
    際、前記差動制限手段の差動制限力を解除することを特
    徴とする請求項1記載の車両の制御装置。
  4. 【請求項4】前記悪路判定手段は、車速を検出する車速
    検出手段からの出力が所定車速以下となり、差動制限手
    段が差動制限力を高めている際、悪路を判定するように
    構成されたことを特徴とする請求項1、2及び3記載の
    車両の制御装置。
  5. 【請求項5】車輪間若しくは車軸間デファレンシャルの
    差動を制限する差動制限手段を備えた車両の制御装置に
    おいて、 各車輪に対して制動力を与えるブレーキ装置と、各車輪
    のスキッド状態を検出し、このスキッド状態に応じて各
    車輪の制動力を制御するアンチスキッドブレーキ装置
    と、車速を検出する車速検出手段と、 所定車速以下では、前記アンチスキッドブレーキ装置の
    制御時、アンチスキッドブレーキ装置から出力される制
    御信号を受けた際、前記差動制限手段の差動制限力を解
    除し、 所定車速以上では、前記ブレーキ装置の作動時、ブレー
    キ装置から出力される制御信号を受けた際、前記差動制
    限手段の差動制限力を解除する差動制限力制御手段とを
    備えたことを特徴とする車両の制御装置。
  6. 【請求項6】差動制限手段として前輪間デファレンシャ
    ルの差動を制限する第1差動制限手段と、後輪間デファ
    レンシャルの差動を制限する第2差動制限手段と、車軸
    間デファレンシャルの差動を制限する第3差動制限手段
    とを備え、 差動制限力制御手段が所定車速以上で、ブレーキ装置か
    ら出力される制御信号を受けた際に、第1差動制限手段
    の差動制限力を解除することを特徴とする請求項5記載
    の車両の制御装置。
  7. 【請求項7】差動制限手段として前輪間デファレンシャ
    ルの差動を制限する第1差動制限手段と、後輪間デファ
    レンシャルの差動を制限する第2差動制限手段と、車軸
    間デファレンシャルの差動を制限する第3差動制限手段
    とを備え、 差動制限力制御手段が所定車速以上で、ブレーキ装置か
    ら出力される制御信号を受けた際に、第3差動制限手段
    の差動制限力を解除することを特徴とする請求項5記載
    の車両の制御装置。
JP26578292A 1992-10-05 1992-10-05 車両の制御装置 Pending JPH06115366A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004284419A (ja) * 2003-03-19 2004-10-14 Nissan Motor Co Ltd 差動制限制御装置
KR101249216B1 (ko) * 2004-10-14 2013-04-03 콘티넨탈 테베스 아게 운트 코. 오하게 전자 제어 가능 차동 락의 락킹 정도를 제어하는 방법 및 디바이스

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