JPH06115291A - ボールペン - Google Patents

ボールペン

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Publication number
JPH06115291A
JPH06115291A JP26222592A JP26222592A JPH06115291A JP H06115291 A JPH06115291 A JP H06115291A JP 26222592 A JP26222592 A JP 26222592A JP 26222592 A JP26222592 A JP 26222592A JP H06115291 A JPH06115291 A JP H06115291A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tip
case
ink
ball
pen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26222592A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Abe
真一 安部
Shohei Toyama
松平 外山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ZEBURA KK
Zebra Co Ltd
Original Assignee
ZEBURA KK
Zebra Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ZEBURA KK, Zebra Co Ltd filed Critical ZEBURA KK
Priority to JP26222592A priority Critical patent/JPH06115291A/ja
Publication of JPH06115291A publication Critical patent/JPH06115291A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 筆記に支障を及ぼすチップのガタ付きを完全
に取り除くことである。 【構成】 ペンケース1の先端部にチップ2を直接取り
付けて該ケース1内にインク3を充填する。それによ
り、チップ2の取付状態は剛となり、筆圧によるチップ
2のガタ付きを確実に防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボールペンの改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】一般に、ボールペンは図
4に例示した様に、ペンケース20と先端にチップ21を備
えた中芯22から構成され、中芯22をペンケース20内に挿
入内在させてチップ21をケース20の先端部から外部に突
出させた状態で中芯22をケース20内に掛止保持させるこ
とによって、チップ21が筆圧によりペンケース20内に入
り込んでしまう、或いは横振れ等のガタ付きが生じない
様になっている。ところが、この従来ボールペンは、中
芯22の先端側外周に取り付けたステッチと称されている
金属リング23をケース20の先端開口縁に付き当てた簡単
な掛止構造により中芯22をケース20に内在固定せしめて
いるため、使用者の取扱い上(筆圧等)のバラツキによ
って、チップ21がケース20内に入り込む或いは横振れ等
のガタ付きがどうしても生じてしまって、スムーズ且つ
安定した筆記が望めない等の不都合を有しているもので
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの様な従来
事情に鑑みてなされたもので、筆圧によるチップのガタ
付きを完全に取り除いたボールペンの提供を目的とす
る。
【0004】
【課題を達成するための手段】上記目的を達成するため
に本発明が講じる技術的手段は、ペンケースの先端部に
チップを取り付けて該ケース内にインクを充填したこと
を特徴とする
【0005】
【作 用】而して、上記した本発明の技術的手段によれ
ば、チップをペンケースの先端に直接取り付けてなるか
ら、チップの取付状態は剛となり、筆圧によるチップの
ガタ付きを確実に防ぐことができる。
【0006】
【実施例】本発明の実施の一例を図面に基づいて以下説
明すると、ペンケース1は塩化ビニール樹脂等の硬質合
成樹脂材料により成形し、その先端開口部にチップ2を
取り付けると共に内部にはインク3を直接充填せしめ
て、中芯不要のペン構造としてなる。又、ペンケース1
の後端開口部には内部インク3の逆流を防ぐ逆流防止機
構4を取り付けて、チップ2先端の転写ボール5と該転
写ボール5を保持する保持部とのインク3が出る隙間か
ら空気がペンケース1内に入り込んだ場合に生じるイン
ク3の外部流出を防止する様にしてある。
【0007】チップ2は、ペンケース1から供給されて
きたインク3を筆記用紙面に送り出す転写ボール5を先
端内部に内在させてなる周知の構造を呈し、その後端取
付部2aをペンケース1の先端開口部に嵌入せしめて該先
端開口部に直接取り付ける。
【0008】上記逆流防止機構4は、外気導入孔6を有
する弁座7を備え、この弁座7から適宜の間隔をおいて
ボール弁8の遊動量を規制するボール受け凸部9を備え
てこのボール受け凸部9と前記弁座7との間にボール弁
8を遊動自在に装入介在させる弁室10を構成して、ボー
ル弁8が自重により弁座7の外気導入孔6を塞ぐことに
よって、インク3の外部への流出を防ぐ所謂逆流を防ぐ
様になっている。弁座7及びボール受け凸部9はペンケ
ース1の後端開口部に嵌入装着する尾栓11内に、該尾栓
11の射出成形時に一体に形成備えられて尾栓11内に弁室
10を構成するもので、弁座7は、ペンケース1の後端開
口部に嵌入し得る程度の円筒筒状に成形された尾栓11の
後端開口内周面より該口縁方向に向け且つ軸芯方向に向
けて漸次テーパー状に形成し、そのテーパー底に外気導
入孔6を穿設してなる。ボール受け凸部9は、尾栓11の
筒方向略中途部位内周面に、週報項に適宜の間隔をおい
た数箇所(図面では3箇所)に突設して、ボール弁8を
各凸部9にて受け止める様にすると共に、各凸部9間に
は弁座7の外気導入孔6から流入してきた外気をペンケ
ース1内へと導く外気導入溝12を確保形成してなる(図
2参照)。
【0009】而して、以上の如く構成した本実施例のボ
ールペンによれば、チップ2をペンケース1の先端開口
部に直接取り付けてなるから、チップ2の取付状態は剛
となり、筆圧によるチップ2のガタ付きを確実に防止せ
しめて、筆記時の安定性とスムーズな筆記操作が期待で
きる。又、ボールペンの後端側を下向き状態すると、ボ
ール弁8が自重により弁座7上に乗り、該弁座7の外気
導入孔6を塞いでペンケース1内インク3の後端側への
逆流を防ぐ。即ちインク3の外部への流出を確実に防ぐ
ことができる。そして、ボールペンの後端側を上向きに
した筆記姿勢にすると、ボール弁8は図1に二点鎖線で
示した如く、自重にて弁座7から離れ外気導入孔6を開
いて、ペンケース1の後端側に外気が導入される状態と
なり、ペンケース1内インク3は大気圧のもとでチップ
2のインク通路2aを通ってチップ2先端の転写ボール5
に供給されるものである。弁座7から離れたボール弁8
はボール受止め凸部9により受け止められた状態で弁室
10に内在する。
【0010】図中13はペンケース1の後端側に注入内在
させたグリス等の高粘土液体であり、この高粘土液体13
を注入内在させておくことにより、インク3の後端側へ
の落下を防ぐことができると共に、ボール弁8への付着
により該ボール弁8が自重で弁座7上に乗った際に該弁
座7のテーパー面との密着性を向上させるシール機能を
発揮して該テーパー面に対するボール弁8の密着度がボ
ール弁8自体の自重との相乗効果により高められてイン
ク3の逆流防止をより完全なものとするものである。
【0011】図3はペンケース1の後端開口部に対する
逆流防止機構4を内臓する尾栓11の取付け形態の他の実
施例を示し、斯る実施例は尾栓11をペンケース1の後端
側内部に没入状に嵌入装着せしめると共に、その後方に
外気流入孔15を穿設した第2の筒状尾栓16を嵌入装着せ
しめて、弁座7の外気流入孔6からボール弁8が内在す
る弁室10にゴミ等の不純物が入り込むことによって生じ
る弁座7のテーパー面に対するボール弁8の密着性低下
を防止する様に構成したものである。
【0012】
【発明の効果】本発明のボールペンは叙上の如く、チッ
プをペンケースの先端に直接取り付けてケース内に充填
したインクを供給する様に構成してなるから、チップの
取付状態は剛となり、筆圧によるチップのガタ付きを確
実に防ぐことが出来る。従って、筆記時の安定性とスム
ーズな筆記操作が期待出来る。しかも、別当に製作され
る中芯が不要になる。即ち、部品点数の減少によってコ
ストも安くなることから、安価で提供することができ、
同時に部品点数の減少により組立工程数を軽減させて生
産性の向上も図り得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明ボールペンの実施の一例を示した縦断
面図
【図2】 図1のII−II線に沿えた拡大断面図
【図3】 他の実施例を示した縦断面図
【図4】 従来例を示した縦断面図
【符号の説明】
1…ペンケース 2…チップ 3…インク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペンケースの先端部にチップを取り付け
    て該ケース内にインクを充填したことを特徴とするボー
    ルペン。
JP26222592A 1992-09-30 1992-09-30 ボールペン Pending JPH06115291A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26222592A JPH06115291A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 ボールペン

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JP26222592A JPH06115291A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 ボールペン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06115291A true JPH06115291A (ja) 1994-04-26

Family

ID=17372821

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26222592A Pending JPH06115291A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 ボールペン

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JP (1) JPH06115291A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0911181A1 (en) 1997-10-15 1999-04-28 The Pilot Ink Co., Ltd. Writing implement

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0911181A1 (en) 1997-10-15 1999-04-28 The Pilot Ink Co., Ltd. Writing implement
US6010269A (en) * 1997-10-15 2000-01-04 The Pilot Ink Co., Ltd. Writing implement

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