JPH06114901A - プラスチック引張試験片の射出成形方法およびその金型 - Google Patents

プラスチック引張試験片の射出成形方法およびその金型

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JPH06114901A
JPH06114901A JP29197292A JP29197292A JPH06114901A JP H06114901 A JPH06114901 A JP H06114901A JP 29197292 A JP29197292 A JP 29197292A JP 29197292 A JP29197292 A JP 29197292A JP H06114901 A JPH06114901 A JP H06114901A
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JP
Japan
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groove
plastic
section
parallel
test piece
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Seiji Tamura
精治 田村
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Japan Steel Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 断面寸法の減少や内部空洞の発生がないプラ
スチック引張試験片の成形方法を提供する。 【構成】中央の小断面の平行部溝25と、両端の大断面
の掴み部溝26、27と、平行部溝25と掴み部溝2
6、27との間を滑らかに接続している曲線部溝28、
29とからキャビテイ24が形成されている金型Kに、
溶融プラスチックを射出して、プラスチック引張試験片
Sを射出成形するに当たり、中央の平行部溝25に射出
された溶融プラスチックが冷却固化した後、曲線部溝2
9と掴み部溝27の溶融プラスチックが冷却固化すると
きの体積収縮に応じて、ゲート部23と反対側の掴み部
溝27内の溶融プラスチックを平行部溝25の方へコマ
13で押すようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中央に小断面の平行部
を、両端に大断面の掴み部を、そして平行部と掴み部と
の間に曲線部を有するプラスチック引張試験片を射出成
形により成形する成形方法およびその金形に関するもの
である。本発明は、
【0002】
【従来の技術】最近、プラスチックの用途は広がり、そ
れに伴い使用量も急激に増大し、複合材料における複数
原料の配合比まで考慮すると、プラスチックの種類は非
常に多く、その成形品も多岐にわたっている。このよう
なプラスチック成形品のコストを下げるために成形品の
長さ、幅、厚さ等の寸法を最小限に抑える努力がなされ
ている。このため、その種類に応じたプラスチックの物
性評価、特に強度の評価が重要視されている。鉄などの
金属で製作されている部品をプラスチックで製作する場
合、その強度を比較検討するための物性値として、最も
一般的に必要とされているのは引張強度である。
【0003】プラスチック引張強度を測定する方法に
は、JIS K7113「プラスチックの引張試験方
法」があり、それに使用されるJIS K7113の1
号試験片Sは、図4に示されているように、中央部に一
定の幅および厚さを有する小断面の平行部7と、平行部
7の両端部の掴み部8、9と、平行部7と掴み部8、9
とを接続している滑らかな曲線部10、11とから形成
されている。この試験片Sは、JIS K7113にも
規定されているように、射出成形または圧縮成形で製作
されるか、あるいは板状に成形した後に前述した形状に
機械加工により製作される。機械加工により製作する
と、多くの時間がかかり、工期と費用の面から多数の試
験片の需要には応じられない。また圧縮成形法も、製作
時間と寸法精度の面から多量製作には適さない。そこ
で、プラスチック引張試験片は、一般に射出成形法によ
り製作される傾向にある。
【0004】上記のJIS K7113に規定されてい
る引張試験片Sを射出成形法で成形する場合は、図4に
も示されているように、射出成形機のノズル(図示しな
い)から、スプルー1の先端部2、スプルー1、ランナ
ー3およびゲート5を経て試験片Sを成形するキャビテ
イに射出される。なお、他方のランナー4は、他の引張
試験片あるいは他の試験片を同時に成形するためのもの
であり、金型によっては複数段設けられたり、省略され
たりする場合もある。キャビテイに射出された、溶融プ
ラスチックは徐々に冷却され固化するが、プラスチック
特に結晶性のプラスチックは固化する際に大きな体積収
縮を生じるので、その収縮による試験片Sの断面寸法の
減少を防ぐために射出成形機から余分な溶融プラスチッ
クが補給される。
【0005】引張試験片Sで最も重要な部分は、中央の
平行部7であり、掴み部8、9を引張試験機で掴んで長
手方向に引っ張ったときの引張荷重を、平行部7の断面
積で除した値でもって引張強度を評価している。なお、
通常の引張試験においては、平行部7の両端に設けられ
た2本の標線12、12の間以外で破断した場合は正常
な試験とは見なされない。このように平行部7は重要な
部分であり、平行部7を通常の成形品と同様な状態に成
形することが重要であり、成形に際しては平行部7の冷
却が最優先される。実際には試験片Sの全体がほぼ同時
に冷却されることが多いが、平行部7は両端の掴み部
8、9および曲線部10、11に比較して断面積が小さ
いので、掴み部8、9および曲線部10、11より速く
冷却固化する。すなわち平行部7が冷却固化した後に、
掴み部8、9および曲線部10、11が冷却固化しなが
ら体積収縮する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ゲート5側
の掴み部8および曲線部10の体積収縮分に関しては、
射出成形機からスプルー1、ランナー3およびゲート5
を経て溶融プラスチックが補給されるので、格別問題は
ない。しかしながら、他方の曲線部11と掴み部9は、
ゲート5から離れており、その途中の平行部7は既に固
化しているので、溶融プラスチックは補給されない。こ
のため、曲線部11と掴み部9は体積収縮分に相当する
分だけ、断面積の寸法の減少、いわゆるヒケが生じた
り、あるいは内部に空洞すなわちボイドが生じたりす
る。特に掴み部9は、体積が大きく最後に固化するの
で、まだ充分に固化していない曲線部11の溶融プラス
チックを掴み部9の方へ引き寄せる作用をする。この作
用により曲線部11は、さらに断面寸法の減少や内部空
洞の発生度合いがひどくなる。
【0007】曲線部11の平行部7に近い部分の断面積
は、平行部7の断面積と同じ程度に小さいので、曲線部
11の断面寸法が減少したり、内部に空洞が生じると強
度が一層減少する。特に内部に微少な空洞が多数発生す
ると、すなわちざく巣の状態になると、高圧力下で高密
度に成形された平行部7よりも強度が落ちることにな
る。このように成形された試験片Sを、引張試験する
と、曲線部11の平行部7に近い部分が先に破断して正
常な試験ができなくなる。特に、大きな体積収縮を生じ
る結晶性プラスチック等の試験片を従来の方法で成形す
ると、前述したような断面寸法の減少や空洞が生じたり
するので、試験片を切断して内部の空洞の有無を確認し
ながら射出成形をする必要が生じる。それでも不良成形
品が混在することが考えられる。
【0008】この対策として、断面寸法の減少や内部空
洞の発生を抑えるために、通常の成形よりも高速高圧で
成形することが考えられるが、高速高圧で成形すると、
平行部7が高密度になりすぎて、正確な強度評価ができ
なくなる。本発明は、上記したような事情に鑑みてなさ
れたもので、断面寸法の減少や内部空洞の発生がないプ
ラスチック引張試験片の成形方法と、その金型を提供す
ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、中央に小断面の平行部を、両端に大断面の
掴み部を、そして前記平行部と掴み部との間に曲線部を
有するプラスチック引張試験片を、溶融プラスチックを
金型に射出して射出成形するに当たり、射出された溶融
プラスチックが冷却固化するとき、前記掴み部の体積を
前記平行部の方へ減少させるように構成される。請求項
2記載の発明は、中央の小断面の平行部溝と、両端の大
断面の掴み部溝と、前記平行部溝と掴み部溝との間を接
続している曲線部溝とからキャビテイが形成され、前記
一方の掴み部溝には、溶融プラスチックが射出されるゲ
ート部が連通し、前記他方の掴み部溝には、射出された
溶融プラスチックが固化するとき、前記他方の掴み部溝
内のプラスチックを、前記平行部溝の方へ押す押部材が
設けられている。
【0010】
【作用】小断面の平行部溝と、大断面の掴み部溝と、曲
線部溝とからキャビテイが形成されている金型に、ゲー
ト部を通して溶融プラスチックを射出する。そうする
と、溶融プラスチックは断面積の小さい平行部溝から徐
々に冷却固化する。断面積の大きい掴み部溝と曲線部溝
内の溶融プラスチックが冷却固化するとき、一方の掴み
部溝にはゲート部を介して溶融プラスチックが補充され
る。他方の掴み部溝内の溶融プラスチックは押部材で中
央の平行部溝の方へ押されながら固化する。冷却固化を
待って成形されたプラスチック引張試験片を取り出す。
【0011】
【実施例】本発明の実施に際しては、押部材をコマで実
施し、このコマをネジ機構により平行部の方へ駆動すよ
うに実施することもできる。このとき、ネジ機構を例え
ばトルクモータで駆動するともできる。しかしながら、
コマは板バネあるいはコイルスプリングの復元力で駆動
される実施例のみが示されている。
【0012】本発明の第1実施例から説明する。本実施
例に係わる金型Kも、図1に示されているように、固定
側金型15と、可動側金型16とから構成されている。
固定側金型15には、スプルー部21とランナー部22
の上半分の溝が設けられ、可動側金型16には、スプル
ー部21とランナー部22の下半分の溝と、ゲート部2
3とが設けられている。そして可動側金型16に前述し
た試験片Sを成形するためのキャビテイ24が形成され
ている。キャビテイ24は、図4に関して説明した形状
の試験片Sを形成するためのもので、中央の小断面の平
行部溝25、その両端の大断面の掴み部溝26、27お
よび平行部溝25と掴み部溝26、27とを滑らかに接
続している曲線部溝28、29とから構成されている。
なお、図1中の符号19は、空気抜き孔を、38はパー
テング面を、そして39、39はエジェクタピンをそれ
ぞれ示している。
【0013】ゲート部23と反対側の掴み部溝27は、
比較的長い。そしてその端部にコマ13が長手方向に移
動自在に設けられている。すなわちコマ13の断面は、
掴み部溝27より僅かに小さく、掴み部溝27内で軸方
向に駆動されるピストンの作用を奏する。コマ13の略
中心部には長手方向には長穴18が形成されている。そ
してこの長穴18に頭付きの抜け止めピン17のステム
部が挿入され、ネジ部が可動側金型16にネジ止めされ
ている。したがって、コマ13は掴み部溝27内を長手
方向に移動自在であるが、長穴18と抜け止めピン17
との相互作用により移動量が規制されている。掴み部溝
27の底壁とコマ13の底面との間で形成されている後
室部37には複数枚の板バネ14、14が介装されてい
る。これらの板バネ14、14は、溶融プラスチックが
射出されると射出圧で圧縮され、溶融プラスチックの圧
力が下がると復元して、コマ13を平行部溝25の方へ
駆動する。
【0014】次に上記実施例の作用を説明する。固定側
金型15に対して、可動側金型16を従来周知の方法に
より型締めする。そして、図に示されていない射出機に
より、スプルー部21、ランナー部22、ゲート部23
等を通して、平行部溝25と掴み部溝26、27と曲線
部溝28、29とから構成されているキャビテイ24
に、溶融プラスチックを射出する。そうすると、キャビ
テイ24に溶融プラスチックが充填される。この時、高
圧力の溶融プラスチックによりコマ13は、板バネ1
4、14に抗して後退し、後室部37内の複数枚の板バ
ネ14は圧縮された状態になる。最初に、小断面の中央
の平行部溝25内の溶融プラスチックが固化する。その
後、面積の比較的大きい掴み部溝26、27と曲線部溝
28、29内の溶融プラスチックが冷却固化する。この
時、冷却により体積が減少し圧力が減るが、一方の掴み
部溝26には、ゲート部23から溶融プラスチックが供
給される。他方は板バネ14、14の復元力によりコマ
13が図において、右方に押され、掴み部溝27の容積
を減少させる。これにより、掴み部溝26、27と曲線
部溝28、29内の溶融プラスチックは、一定の圧力に
保持された状態で固化する。冷却固化を待って可動側金
型16を開く。エジェクタピン39、39によりプラス
チック試験片Sが取り出される。以下、同様にして試験
片Sを成形する。
【0015】図2により本発明の第2実施例を説明す
る。なお、前述の実施例と同様な部材あるいは要素には
同じ参照符号を付けて重複説明はしない。本実施例によ
ると、掴み部溝27の底壁には断面積が絞られた小幅部
27’が形成され、この円筒部27’にコマ30のピス
トン部32が軸方向に移動自在に設けられている。コマ
30の本体部は、比較的幅の広い室35内に前述の実施
例と同様に、止めピン17で軸方向に移動自在に設けら
れている。なお、符号34は、室35の前方の空気を逃
がすための溝を示している。本実施例によると、ピスト
ン部32の断面積が小さくなっているので、板バネ1
4、14の復元力によりコマ30が図において、右方に
押されるときの溶融プラスチックの圧力を高く保持する
ことができる効果が得られる。
【0016】図3に示されている本発明の第3実施例
は、板バネ13の代わりにコイルスプリング36、36
が設けられている。コイルスプリング36、36は、コ
マ31と共に、可動側金型16に設けられているガイド
ピン40、40で長手方向に案内されるようになってい
る。本実施例によると、コマ31のピストン部33の断
面積が小さくなっているので、第2実施例と同様に、溶
融プラスチックの圧力を高く保持することができると共
に、コイルスプリング36、36の復元力でコマ31が
押されるので、コマ31が駆動される距離が長くなる。
したがって、コマ31のピストン部33の断面積は小さ
いが、体積収縮の大きいプラスチック試験片Sの成形に
も対応できる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、中央に
小断面の平行部を、両端に大断面の掴み部を、そして平
行部と掴み部との間に曲線部を有するプラスチック引張
試験片を、射出成形するに当たり、掴み部と曲線部が冷
却固化するとき、掴み部の体積を平行部の方へ減少させ
るので、掴み部および曲線部の断面寸法が減少すること
もないし、また内部に空洞が発生することもない。した
がって、本発明により成形されるプラスチック引張試験
片は、例え結晶性プラスチックでも平行部に近い曲線部
が先に破断するようなことはない。また、請求項2記載
の発明によると、他方の掴み部溝には射出された溶融プ
ラスチックが固化するとき、該プラスチックを平行部溝
の方へ押す押部材が設けられているので、この金型を使
用して、掴み部および曲線部の断面寸方が正常であると
共に、内部構造にも異常のないプラスチック引張試験片
を成形することができる。さらには、本発明による金型
は他方の掴み部溝に押部材が設けられているだけである
から、構造的にも簡単で、安価に提供できる効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】金型の第1実施例を示す図で、その(イ)は
(ロ)において矢印方向AーAで見た平面図、(ロ)は
断面図である。
【図2】金型の第2実施例の一部を示す図で、その
(イ)は(ロ)において矢印方向BーBで見た平面図、
(ロ)は断面図である。
【図3】金型の第3実施例の一部を示す図で、その
(イ)は(ロ)において矢印方向CーCで見た平面図、
(ロ)は断面図である。
【図4】プラスチック引張試験片の例を示す図で、その
(イ)は平面図、(ロ)は側面図である。
【符号の説明】
24 キャビテイ 25 平行部溝 26、27 掴み部溝 28、29 曲線部溝 13、30、31 コマ 14 板バネ 36 コイルスプリング
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】図2により本発明の第2実施例を説明す
る。なお、前述の実施例と同様な部材あるいは要素には
同じ参照符号を付けて重複説明はしない。本実施例によ
ると、掴み部溝27の底壁には断面積が絞られた小幅部
27’が形成され、この小幅部27’にコマ30のピス
トン部32が軸方向に移動自在に設けられている。コマ
30の本体部は、比較的幅の広い室35内に前述の実施
例と同様に、止めピン17で軸方向に移動自在に設けら
れている。なお、符号34は、室35の前方の空気を逃
がすための溝を示している。本実施例によると、ピスト
ン部32の断面積が小さくなっているので、板バネ1
4、14の復元力によりコマ30が図において、右方に
押されるときの溶融プラスチックの圧力を高く保持する
ことができる効果が得られる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、中央に
小断面の平行部を、両端に大断面の掴み部を、そして平
行部と掴み部との間に曲線部を有するプラスチック引張
試験片を、射出成形するに当たり、掴み部と曲線部が冷
却固化するとき、掴み部の体積を平行部の方へ減少させ
るので、掴み部および曲線部の断面寸法が減少すること
もないし、また内部に空洞が発生することもない。した
がって、本発明により成形されるプラスチック引張試験
片は、例え結晶性プラスチックでも平行部に近い曲線部
が先に破断するようなことはない。また、請求項2記載
の発明によると、他方の掴み部溝には射出された溶融プ
ラスチックが固化するとき、該プラスチックを平行部溝
の方へ押す押部材が設けられているので、この金型を使
用して、掴み部および曲線部の断面寸が正常であると
共に、内部構造にも異常のないプラスチック引張試験片
を成形することができる。さらには、本発明による金型
は他方の掴み部溝に押部材が設けられているだけである
から、構造的にも簡単で、安価に提供できる効果もあ
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央に小断面の平行部7を、両端に大断面
    の掴み部8、9を、そして前記平行部7と掴み部8、9
    との間に曲線部10、11を有するプラスチック引張試
    験片Sを、溶融プラスチックを金型に射出して射出成形
    するに当たり、 射出された溶融プラスチックが冷却固化するとき、前記
    掴み部9の体積を前記平行部7の方へ減少させる、こと
    を特徴とするプラスチック引張試験片Sの射出成形方
    法。
  2. 【請求項2】中央の小断面の平行部溝25と、両端の大
    断面の掴み部溝26、27と、前記平行部溝25と掴み
    部溝26、27との間を接続している曲線部溝28、2
    9とからキャビテイ24が形成され、 前記一方の掴み部溝26には、溶融プラスチックが射出
    されるゲート部23が連通し、 前記他方の掴み部溝27には、射出された溶融プラスチ
    ックが固化するとき、前記他方の掴み部溝27内のプラ
    スチックを、前記平行部溝25の方へ押す押部材13、
    30、31が設けられていることを特徴とするプラスチ
    ック引張試験片Sの射出成形用金型。
JP29197292A 1992-10-07 1992-10-07 プラスチック引張試験片の射出成形方法およびその金型 Pending JPH06114901A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104006995A (zh) * 2014-05-29 2014-08-27 扬州大学 用于扫描显微环境的纤维净浆试件成型方法
CN109716100A (zh) * 2016-07-11 2019-05-03 方向凡 材料样品、用于确定样品几何形状的方法、用于测定材料特性和/或材料特征值的方法、材料的应力应变曲线和产品

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CN109716100A (zh) * 2016-07-11 2019-05-03 方向凡 材料样品、用于确定样品几何形状的方法、用于测定材料特性和/或材料特征值的方法、材料的应力应变曲线和产品
CN109716100B (zh) * 2016-07-11 2022-07-01 方向凡 材料样品和用于确定样品几何形状的方法

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