JPH04316820A - 射出成形機 - Google Patents

射出成形機

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JPH04316820A
JPH04316820A JP11076391A JP11076391A JPH04316820A JP H04316820 A JPH04316820 A JP H04316820A JP 11076391 A JP11076391 A JP 11076391A JP 11076391 A JP11076391 A JP 11076391A JP H04316820 A JPH04316820 A JP H04316820A
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compression
molding
cavity
eject
mold
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Masato Yamamura
正人 山村
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Fanuc Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、圧縮成形を行う射出
成形機に関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形では、レンズなど、いわゆる厚
物成形において、成形品に均質な樹脂密度が要求される
場合や成形品表面に梨地模様など精密な模様を必要とす
るとき、射出・保圧の後に成形キャビティを圧縮する圧
縮成形が行われる。圧縮成形には、成形キャビティを形
成する一方の壁が圧縮コアで構成された圧縮成形用の金
型が使用され、保圧後にこのコアを圧縮用のエジェクト
ロッドで押圧してキャビティを縮小し、射出樹脂を圧縮
する。そして、2ヶ取り、4ヶ取りなど複数取り成形の
場合、それぞれの成形キャビティにおける圧縮コアにエ
ジェクトロッドが対応し、これらを一つの駆動機構で同
時に同じ力で駆動し、各成形キャビティで圧縮成形を行
うようになっている。
【0003】しかし、複数取り成形における各成形キャ
ビティが同一規模・同一形状でない場合には各成形キャ
ビティで必要とする圧縮力は異なるし、また、成形キャ
ビティが同一のものであっても充填される樹脂は、実際
には、重力の影響で下方のキャビティに充填されたもの
の方が密度が高くなっており、このような状態の各成形
キャビティを同じ力で圧縮しても、例えばレンズなどで
は光学的に屈折率が同一なレンズを得ることはできない
。さらに、金型における成形キャビティ内面と樹脂の馴
染みが不足して、上記内面における精緻な表面模様の転
写性が劣化することがある。なお、射出成形機は通常、
型締力50〜150tのクラスでで5本、それ以上のク
ラスで13本程度のエジェクトロッドを備えることがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、複数の成
形キャビティの各々を任意の圧縮力で、したがって、必
要に応じて各キャビティを均一に圧縮することができる
射出成形機の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】圧縮成形用金型における
成形キャビティの一方の壁を形成する圧縮コアに対応し
て複数の圧縮用のエジェクトロッドを備える。各エジェ
クトロッドをそれぞれ独立して駆動する圧縮駆動装置を
備える。
【0006】
【作用】圧縮駆動装置は、各々対応する圧縮用のエジェ
クトロッドを駆動して、圧縮コアを押圧し、成形キャビ
ティ内の樹脂を圧縮する。
【0007】
【実施例】図1は射出成形機における型締め部1の固定
プラテン2および可動プラテン3の部分を示し、両プラ
テン2,3の間には圧縮成形用の4ヶ取り金型4が取付
けられ、型締め状態にある。なお、リアプラテンやタイ
バーなど、型締め部1が通常備えているその他の構成は
図示を省略している。
【0008】可動プラテン3にはスプルーエジェクトロ
ッド5と圧縮用のエジェクトロッド6がこのプラテン3
を貫通して前後方向へ摺動自在に取付けられている。ス
プルーエジェクトロッド5は可動プラテン3の中央に、
圧縮用のエジェクトロッド6はその上下左右に等間隔で
4本が配置されている(図2)。圧縮用のエジェクトロ
ッド6の前部はスプライン部7に形成され、また、後部
はボールねじ部8に形成されており、ボールねじ部8に
はギア9を一体に備えたボールナット10が螺合されて
いる。
【0009】圧縮用のエジェクトロッド6は、スプライ
ン部7を可動プラテン3に設けた前後方向のスプライン
孔に嵌合して、前後方向にのみ摺動可能とされ、ボール
ナット10が可動プラテン3の後面に固定された環状の
軸受け体11に回動自在に軸着されることにより、可動
プラテン3に装着されている。一方、可動プラテン3の
四周面にはそれぞれサーボモータ12が固定され、その
出力軸に固定されたギア13と圧縮用のエジェクトロッ
ド6のボールナット10のギア9とがタイミングベルト
14により連動連結されている。この連動連結は、図2
のように各サーボモータ12と圧縮用のエジェクトロッ
ド6の間で個別に独立して行われる。圧縮用のエジェク
トロッド6のボールねじ部8とボールナット10、タイ
ミングベルト14、ギア9,13およびサーボモータ1
2とで一組の圧縮駆動装置を構成している。
【0010】スプルーエジェクトロッド5は、直動モー
ター15のモーター軸16で構成され、このモーター軸
16の前部は、上記の圧縮用のエジェクトロッド6の場
合と同様にスプライン部とされて、可動プラテン3の中
央に設けられた前後方向のスプライン孔に嵌合され、後
部はボールねじ部に形成されて、この部分にボールナッ
トと一体のローター16が螺合されている。すなわち、
直動モーター15が駆動されるとローター16の回転に
よって、スプルーエジェクトロッド5が前後に移動する
【0011】圧縮成形用金型4は、固定側取付け板17
、キャビティプレート18、コアプレート19および可
動側取付け板20を備えた3プレート構造になっていて
、固定側取付け板17にはスプルーを有するスプルーブ
ッシュ21が、キャビティプレート18にはキャビティ
ブロック22が、コアプレート19には圧縮コア23が
取付けられ、さらに、中央部にキャビティプレート18
、コアプレート19を前後方向に貫通する形でスプルー
エジェクトピン24が前後方向へ摺動自在に配置されて
いる。
【0012】固定側取付け板17とキャビティプレート
18との間には、スプルーにつながるランナ25が形成
され、さらにこのランナ25の末端はキャビティプレー
ト18とキャビティブロック22との間で形成され、そ
の先端が成形キャビティ26に開口するゲート27とさ
れている(図3)。なお、キャビティブロック22と圧
縮コア23は一対で、このような対が4個、上記のスプ
ルーエジェクトピン24を中心に等間隔で配置されてお
り、それぞれは対向することにより上記したレンズ用の
成形キャビティ26を形成している。
【0013】圧縮コア23は、フランジ部28を備えこ
れとコアプレート19間にばね29を備え、このばね2
9により常時、後方に付勢されている。圧縮コア23は
前後方向に摺動可能とされ、後面は可動プラテン3側に
露出している。
【0014】図3の状態、すなわち、圧縮コア23が圧
縮用のエジェクトピン6で押圧されていない非駆動状態
では、このコア23はばね29のよって後方へ付勢され
ており、その前面はキャビティブロック22の後面から
寸法dだけ後方に位置する。スプールエジェクトピン2
4は前後移動が可能で、後部に設けたフランジとコアプ
レート19間にばねが介在されて、常時後方に付勢され
ている。
【0015】この圧縮成形用金型4を固定プラテン2と
可動プラテン3に装着すると、上記の圧縮用のエジェク
トロッド6の先端は、それぞれ金型4における圧縮コア
23の後面に対向し、スプルーエジェクトロッド5はス
プルーエジェクトピン24の後面に対向する。なお、図
1において、符号30はロードセルで圧縮用のエジェク
トロッド6の前面に取付けられており、制御装置31に
接続されている。その他、金型に通常必要なガイドピン
やガイドロッドについては説明を省略する。
【0016】制御装置31は、射出成形装置が通常備え
ている数値制御装置(NC装置)であって、その制御機
能の一部を各サーボモータ12の位置制御、速度制御お
よびトルク制御に用いている。位置制御は圧縮用のエジ
ェクトロッド6を所定の後退位置に戻したり、場合によ
っては圧縮成形品を圧縮程度はともかく、肉厚を一定に
する時に実行され、速度制御は圧縮用のエジェクトロッ
ド6の前端が内スライドコア29の後端に当接する時の
設定速度や、設定された圧縮途中の経過調整時に実行さ
れ、トルク制御は上記ロードセル30からの圧力検出信
号に基づいて、成形キャビティ26内の圧力を設定値と
するために実行される。
【0017】射出作動では、型締め状態の圧縮成形金型
4において、非駆動状態にある圧縮コア23が作る成形
キャビティ26(図3)に樹脂が射出され、充満された
後保圧が行われる。所定時間の設定された保圧過程が終
了すると圧縮過程となり、各サーボモータ12が駆動さ
れ、それぞれ圧縮用のエジェクトロッド6を前方へ駆動
する。このため、圧縮コア23はばね29を圧縮して寸
法dの範囲を前進し、成形キャビティ26の容積を縮小
して樹脂を圧縮する(図4)。これにより精密成形と樹
脂密度の均一化が行われる。このとき、ロードセル30
からの圧力検出信号によりNC装置31は成形キャビテ
ィ26内部の圧力が設定値となるように個々に監視し、
対応するサーボモータ12のトルクを調整する。そして
、射出過程における冷却時間の経過後、サーボモータ1
2のトルクを0まで落とす。これにより、圧縮コア23
は寸法dだけ後退する。
【0018】なお、図面上、寸法dを大きく表示してい
るが、実際上はきわめて小さい。また、複数ある成形キ
ャビティ26の規模や形状によって圧縮力を調整する必
要のある時は、それぞれの対応する値をあらかじめNC
装置31に設定しておく。ついで、型開き過程となり、
まず、固定側取付け板17とキャビティプレート18間
に間隔が作られ、かつ、直動モーター15が駆動されて
スプルーエジェクトロッド5を前進し、スプルーエジェ
クトピン24を押出し、樹脂ランナを突き落とす。この
場合、成形キャビティ26内の成形品と樹脂ランナがつ
ながっておれば成形品も共に落下する。
【0019】さらに、キャビティプレート18とコアプ
レート19とが、すなわち、圧縮成形用金型4の固定側
部分から可動側部分が引き離され、成形品は金型4のパ
ーティング面に露出し落下する。各サーボモータ12お
よび直動モータ15は、さらに逆転されてスプルーエジ
ェクトロッド5、圧縮用のエジェクトロッド6がもとの
非駆動時の位置に戻される。
【0020】以上のように、この射出成形機は複数個取
りの圧縮成形用金型4に対応して、該金型4のそれぞれ
の成形キャビテイ26に対する圧縮成形を、各個、独立
して行うことができる。
【0021】以上は実施例である。圧縮成形用金型4の
構成および圧縮用のエジェクトロッド6とサーボモータ
12間の連動連結機構は任意である。圧縮兼用エジェク
トロッド6とこのための圧縮駆動装置は、圧縮成形用金
型の規模(例えば2ヶ取り)に応じて必要な数だけを使
用する。圧縮駆動装置の原動機はサーボモータに限らず
、通常の電動モータにトルク制御と位置決め制御機構を
付加して使用することもできる。
【0022】
【発明の効果】複数個取り圧縮成形用金型に対し、成形
キャビティごとに調整した圧縮力を付与することができ
、樹脂密度の均一な製品、表面の転写性に優れた成形品
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を破断して示す正面図。
【図2】可動プラテンを後方から見た側面図。
【図3】非駆動状態の要部を断面にて示す正面図。
【図4】駆動状態の要部を断面にて示す正面図。
【符号の説明】
1  型締め部                  
    4  圧縮成形用金型 12  サーボモータ               
 14  タイミングベルト 22  キャビティブロック          23
  圧縮コア26  成形キャビティ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  圧縮成形用金型における成形キャビテ
    ィの一方の壁を形成する圧縮コアに対応した複数の圧縮
    用のエジェクタロッドと各エジェクタロッドごとに独立
    してこれを駆動する圧縮駆動装置を備えていることを特
    徴とした射出成形機。
JP3110763A 1991-04-17 1991-04-17 射出成形機 Expired - Fee Related JP2649109B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000059705A1 (fr) * 1999-04-01 2000-10-12 Mitsui Chemicals, Inc. Procede de moulage par injection-compression et dispositif de moulage par injection-compression mettant en oeuvre ledit procede
WO2007025331A1 (en) * 2005-08-29 2007-03-08 Romar Engineering Pty Ltd Injection device for a cold runner block
DE102014008299A1 (de) 2013-06-07 2014-12-24 Fanuc Corporation Spritzgussmaschinensteuervorrichtung mit einer Hohlraumkompressionsfunktion

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JP3039530U (ja) * 1996-11-06 1997-07-22 敬三 吉田 靴下はかせ具

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