JPH06114674A - 穿孔屑排出用の回転翼 - Google Patents

穿孔屑排出用の回転翼

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JPH06114674A
JPH06114674A JP29792592A JP29792592A JPH06114674A JP H06114674 A JPH06114674 A JP H06114674A JP 29792592 A JP29792592 A JP 29792592A JP 29792592 A JP29792592 A JP 29792592A JP H06114674 A JPH06114674 A JP H06114674A
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JP
Japan
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drill bit
rotary blade
boring
drilling
splash
Prior art date
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Pending
Application number
JP29792592A
Other languages
English (en)
Inventor
Masuo Ishihara
益夫 石原
Yoshiaki Ono
芳章 小野
Takeo Sanada
健男 真田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Drive It Co Ltd
Original Assignee
Japan Drive It Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 穿孔具によって天井等に穿孔する際、穿孔具
のドリルビットの周囲を有底筒体で覆って飛散する穿孔
屑を捕捉し排出するための穿孔屑処理装置に好適に使用
できる穿孔屑排出用の回転翼の提供。 【構成】 この回転翼33は、側部24に穿孔屑の排出
部25を設けた有底筒体21の底部22から穿孔具のド
リルビット7を挿通してその周囲を覆う際、ドリルビッ
ト7の有底筒体21内における部分に装着する貫通孔3
7を有し、さらに前記有底筒体21内に導入される穿孔
屑をその周辺に撥ね飛ばすための翼35、36を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は穿孔具のドリルビットの
周囲を有底筒体で覆い、飛散する穿孔屑を捕捉し排出す
るようにした穿孔屑処理装置に好適に使用できる穿孔屑
排出用の回転翼に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から建物の天井等の高所に穿孔する
場合は、穿孔具スタンドに穿孔具を取りつけ、床上から
遠隔操作により穿孔する方法が採用されているが、この
方法により天井等に穿孔する際、穿孔具のドリルビット
の周囲から穿孔屑が飛散して落下するので、通常この穿
孔屑を捕捉し適宜排出するようにした穿孔屑処理装置が
提案されている。従来そのような穿孔屑処理装置として
ドリルビットの周囲を覆うカバーに吸引装置のホースの
端を接続した吸引式穿孔屑処理装置が知られている。し
かしこの装置は長い吸引ホースおよび吸引装置等の設備
を必要する上に、作業性に劣り装置の価格も高いという
問題があった。そこで本出願人はこのような従来の装置
の問題点を解決した新しい穿孔屑処理装置を発明して先
に出願した(特願平4−216338号)。
【0003】この先に出願した装置の要部は図6に示す
ように、底部1に挿通孔2を設けると共に側部3に穿孔
屑の排出部4を設けた有底筒体5と、その有底筒体5の
上部の開口部12から軸方向に延長した蛇腹体13有
し、その穿孔具6のドリルビット7が有底筒体5の挿通
孔2から蛇腹体13内に挿通されるようになっている。
そしてこの穿孔具6は穿孔具固定手段8、9により穿孔
具スタンドの中空ポール10に固定され、有底筒体5の
下部は取付部11を介して穿孔具固定手段8に取り付け
られている。また、穿孔屑の排出部4の先端部は中空ポ
ール10に接続され、排出される穿孔屑がその中に収容
されるようになっている。なお、前記取付部11には穿
孔具6のドリルチャック14を操作するための開口部1
5が設けられている。そしてドリルビット7の先端を天
井等に当接して穿孔する際、ドリルビット7の周囲に飛
散する穿孔屑は蛇腹体13および有底筒体5に捕捉さ
れ、有底筒体5の排出部4から中空ポール10に排出さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の穿孔屑処理装置
は簡単な構造で且つ穿孔屑を効率良く捕捉することがで
きる上、その取扱も容易であるという優れた効果を有す
るものである。しかしこの装置は有底筒体内に導入され
た穿孔屑の排出性が必ずしもスムースではなかった。そ
こで本発明は上記の穿孔屑処理装置において、その有底
筒体に導入された穿孔屑を強制的にその排出部から排出
するのに好適な回転翼の提供を課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の穿孔屑排出用の回転翼は、側部に穿孔屑の排出部を
設けた有底筒体の底部から穿孔具のドリルビットを挿通
してその周囲を覆う際、前記ドリルビットの有底筒体内
に配置され、ドリルビットの元部に着脱自在に且つ回り
止めされて貫通する貫通孔を有し、前記有底筒体内に導
入される穿孔屑をその周辺に撥ね飛ばすための翼を有す
ることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明の穿孔屑排出用の回転翼は、上記有底筒
体内におけるドリルビットに装着することにより、回転
翼は高速で回転するドリルビットと同じ速度で回転され
る。そして有底筒体内に導入された穿孔屑は、この回転
翼により周辺に撥ね飛ばされて側部に設けた排出部から
効率良く排出される。
【0007】
【実施例】次に図面により本発明の実施例を説明する。
図1は本発明の穿孔屑排出用の回転翼を取り付けた穿孔
屑処理装置の一例を示す部分断面図である。穿孔屑処理
装置20は有底筒体21を有している。この有底筒体2
1の底部22の中央に挿通孔23が設けられると共に、
側部24に穿孔屑の排出部25が設けられている。有底
筒体21の上部における開口部26から軸方向に延長さ
れて蛇腹体27が設けられている。また、有底筒体21
の底部22には、必要により中央から周辺に向かって深
くなる環状の傾斜面28が形成されている。
【0008】図2は、図1に示すこのような傾斜面28
が形成された有底筒体21の拡大断面図である。底部2
2の中央に設けられた挿通孔23の周縁に上方へ突出し
た環状突起29が設けられており、この環状突起29の
周囲の平坦な環状の底面30を介し、中央から周辺に向
かって深くなる傾斜とされた環状の傾斜面28が形成さ
れている。しかしこの平坦な環状の底面30を省略して
環状突起29の周囲から始まる環状の傾斜面28を形成
してもよい。なお環状突起29は省略することもでき
る。
【0009】図3は有底筒体の他の例を示す拡大断面図
である。図2の場合と同様に有底筒体21の底部22の
中央に設けられた挿通孔23の周縁に上方へ突出した環
状突起29が設けられ、その周囲の平坦な環状の底面3
0を介して中央から周辺に向かって浅くなる傾斜とされ
た環状の傾斜面28が形成されている。図1において、
穿孔具6は穿孔具固定手段8等により穿孔具スタンドの
中空ポール10に固定され、有底筒体21の下部は取付
部11を介して前記穿孔具固定手段8に固定されてい
る。この取付部11には穿孔具6のドリルチャック14
を操作するための開口部15が設けられている。
【0010】この例におけるドリルチャック14は、そ
のチャックカバー31を下方に押し下げることによりド
リルビット7をワンタッチで着脱できる構造のものであ
る。すなわち、取付部11に形成された開口部15から
作業者が指を挿入し、チャックカバー31を下方にスラ
イドすると、その内面に形成された鋼球保持部の中間拡
大部に鋼球32が位置する。そのため該鋼球は半径方向
外方に移動可能となり、それにより鋼球32がドリルビ
ット7の係合溝から外れ、ドリルビット7をチャック先
端から着脱可能になる。なお、他の一般に知られたドリ
ルチャックであっても、前記開口部15からドリルビッ
ト7の着脱作業を行うことができる。
【0011】上記のようにドリルビット7をドリルチャ
ック14に取り付ける前に、予め本発明の穿孔屑排出用
の回転翼33をドリルチャック14に嵌着等によりしっ
かり装着しておく。すなわち回転翼33を嵌着したドリ
ルビット7をドリルチャック14に取り付けたとき、図
1に示すように回転翼33が有底筒体21の底部22に
近接又は接触する位置に嵌着しておく。図4は本発明の
回転翼33の一例を示す拡大斜視図である。回転翼33
は例えば弾性を有し且つ耐磨耗性のあるゴムやプラスチ
ックから作られた細長い略楕円体の本体34を有し、そ
の本体34の長手方向左右の部分はそれぞれ先端部が円
弧状とされた翼35、36を形成している。そして本体
34は上下面が平坦面で側面が下方に縮小するテーパ面
の形状とされている。しかしこの翼は一つまたは三つ以
上とすることもできる。また、回転翼の外形形状は長方
体であってもよい。
【0012】さらに本体34の中央には段差を有する貫
通孔37が設けられている。この貫通孔37の上部の小
径孔38の内径は、ドリルビット7の後部の把持部分の
外径よりわずかに小径とされ、該把持部分の先端から回
転翼33を嵌着できるようになっている。貫通孔37の
下部の大径孔39の内径は、図2に示した該底部22に
おける環状突起29の外径よりわずかに大径とされ、図
1のように回転翼33が有底筒体21の底部22に近接
する位置に嵌着されたとき、環状突起29がその大径孔
39に遊挿するようになっている。
【0013】このような環状突起29と大径孔39との
嵌合により、有底筒体21の底部22に導入された穿孔
屑がその挿通孔23からドリルチャック14側に流出す
ることをより確実に防止している。なお有底筒体21の
底部22に環状突起29を設けない場合は、回転翼33
の貫通孔37は小径孔38のみにより構成される。
【0014】有底筒体21の側部24に設けられた穿孔
屑の排出部25は、該側部24から下方に傾斜する筒体
により構成され、その排出部25の付け根の下縁は有底
筒体21の底部22近傍の高さに位置している。また、
排出部25の先端部は蛇腹体40を介して穿孔具スタン
ドの中空ポール10に接続されている。次に上記した装
置の作用を説明すると、先ず図5に示すように穿孔具ス
タンドの中空ポール10に穿孔具6を穿孔具固定手段8
により固定すると共に、穿孔屑処理装置20を取り付け
ておく。
【0015】次にドリルビット7の後端から回転翼33
を装着した後、ドリルビット7をその後端から穿孔屑処
理装置内に挿通して図1のようにドリルチャック14に
取り付ける。次に穿孔具スタンドの中空ポール10を上
昇し天井等の被穿孔対象面にドリルビット7の先端を当
接すると、ドリルビット7の周囲は有底筒体21および
蛇腹体27により完全に覆われる。この状態で穿孔具6
を遠隔操作により起動し、ドリルビット7を回転して穿
孔を開始するが、蛇腹体27の縮小作用によって、ドリ
ルビット7は被穿孔対象面にスムースに没していくこと
ができる。
【0016】穿孔により発生する穿孔屑は蛇腹体27か
ら有底筒体21内に導入される。導入された穿孔屑は有
底筒体21に落下するが、回転するドリルビット7と共
に回転翼33が回転し、それによって有底筒体21の底
部22の穿孔屑が強制的に周辺に撥ね飛ばされるので、
排出部25からよりスムースに且つ迅速に穿孔屑が排出
される。なお、有底筒体21の底部22に周辺に向かっ
て傾斜する環状の傾斜面を形成した場合には、有底筒体
21の底部22上に落下した穿孔屑はドリルビット7の
回転に伴う振動および傾斜効果等によりスムースに周辺
に移動されるので、さらに排出効果を高めることができ
る。
【0017】このようにして所定深さの穿孔が完了した
後、穿孔具スタンドの中空ポール10を下降して被穿孔
対象面からドリルビット7を抜き出す。次いで他の穿孔
場所に移動し上記操作を繰り返す。なお中空ポール10
内に収集された穿孔屑は、例えば底部付近の側部に開閉
式の排出扉を設け、内部の貯溜状態を見て適宜排出する
ように構成することができる。また、排出部25からの
穿孔屑を中空ポール10内に落下させず、別の収集容器
等を用意してそれに排出するようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明の穿孔屑排出用の回転翼は以上の
ような構成としたので、有底筒体21内におけるドリル
ビットに装着することにより、回転翼は高速で回転する
ドリルビットと同じ速度で回転され、有底筒体内に導入
された穿孔屑はこの回転翼により周辺に撥ね飛ばされて
側部に設けた排出部から効率良く排出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の穿孔屑排出用の回転翼をドリルビット
に装着し、穿孔屑処理装置と組み合わせた状態を示す部
分断面図。
【図2】図1に示す穿孔屑処理装置に使用する有底筒体
21の部分拡大断面図。
【図3】図1に示す穿孔屑処理装置に使用する有底筒体
21の他の例を示す部分拡大断面図。
【図3a】図3のA−A矢視断面図。
【図4】図1に示す穿孔屑処理装置に使用する回転翼3
3の部分拡大斜視図。
【図5】本発明の穿孔屑排出用の回転翼をドリルビット
7に装着し、穿孔屑処理装置と組み合わせる手順を示す
分解斜視図。
【図6】本出願人が先に発明した穿孔屑処理装置を示す
部分断面図。
【符号の説明】
1 底部 2 挿通孔 3 側部 4 排出部 5 有底筒体 6 穿孔具 7 ドリルビット 8 穿孔具固定手段 9 穿孔具固定手段 10 中空ポール 11 取付部 12 開口部 13 蛇腹体 14 ドリルチャック 15 開口部 20 穿孔屑処理装置 21 有底筒体 22 底部 23 挿通孔 24 側部 25 排出部 26 開口部 27 蛇腹体 28 傾斜面 29 環状突起 30 底面 31 チャックカバー 32 鋼球 33 回転翼 34 本体 35 翼 36 翼 37 貫通孔 38 小径孔 39 大径孔 40 蛇腹体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側部24に穿孔屑の排出部25を設けた
    有底筒体21の底部22から穿孔具のドリルビット7を
    挿通してその周囲を覆う際、前記ドリルビット7の有底
    筒体21内に配置され、前記ドリルビットの元部に着脱
    自在に且つ回り止めされて貫通する貫通孔37を有し、
    前記有底筒体21内に導入される穿孔屑をその周辺に撥
    ね飛ばすための翼35、36を有する穿孔屑排出用の回
    転翼。
JP29792592A 1992-10-09 1992-10-09 穿孔屑排出用の回転翼 Pending JPH06114674A (ja)

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JP29792592A JPH06114674A (ja) 1992-10-09 1992-10-09 穿孔屑排出用の回転翼

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JP29792592A JPH06114674A (ja) 1992-10-09 1992-10-09 穿孔屑排出用の回転翼

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JPH06114674A true JPH06114674A (ja) 1994-04-26

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JP29792592A Pending JPH06114674A (ja) 1992-10-09 1992-10-09 穿孔屑排出用の回転翼

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JP (1) JPH06114674A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013094818A (ja) * 2011-11-01 2013-05-20 Tipman Co Ltd ノズルクリーナ
US20220097149A1 (en) * 2020-09-28 2022-03-31 Phillips Screw Company Debris ejection techniques for drilling tools

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