JP2002292512A - 回転穿穴具 - Google Patents

回転穿穴具

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JP2002292512A
JP2002292512A JP2001096005A JP2001096005A JP2002292512A JP 2002292512 A JP2002292512 A JP 2002292512A JP 2001096005 A JP2001096005 A JP 2001096005A JP 2001096005 A JP2001096005 A JP 2001096005A JP 2002292512 A JP2002292512 A JP 2002292512A
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Japan
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deburring
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blade
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Mitsuhiro Omi
満宏 大見
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OMIKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 穴あけ作業の終了後に直ちにバリ取り作業を
施すことができる回転穿穴具を提供する。 【解決手段】 ホールカッター11の円筒状をなすホル
ダー12に切削チップ14を取り付ける。切削チップ1
4の近傍に切削屑の排出溝12dを設ける。ホルダー1
2の大径部12aの上部にバリ取りチップ18を取り付
ける。ホールカッター11を回転させて穿穴ドリル16
により被穿穴物に孔を形成した後、切削チップ14によ
り大径の穴を形成する。その穴が形成された後、ホール
カッター11を引き上げる際にバリ取りチップ18によ
り穴の周縁に生じたバリを除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホールカッターや
穿孔ドリル等の回転穿穴具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ホールカッターにより被穿穴物
に穴開け作業を行うと、被穿穴物の穴の裏面側の周縁に
糸状や小片状のバリが発生する。穿穴作業が終わると、
ホールカッターは穴から引き離される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のホールカッター
は、バリ除去手段を備えていなかったので、穿穴作業の
終了後にリーマ等のバリ取り工具を用いてバリ取り作業
を行っていた。このため、バリ取り作業が面倒で、穴あ
け作業のコストの低減を図ることができないという問題
があった。
【0004】この発明の目的は、穴あけ作業の終了後に
直ちにバリ取り作業を施すことができ、作業コストを低
減することができる回転穿穴具を提供することにある。
この発明の別の目的は、上記の目的に加えて、回転バラ
ンスを保持しつつ穿穴作業を円滑に行うことができる回
転穿穴具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、回転駆動機器に取り外
し可能に連結される駆動係合部と、該駆動係合部に連結
された穿穴具本体と、該穿穴具本体に設けられた切削刃
とからなる回転穿穴具において、前記穿穴具本体に対し
被穿穴物の穿穴作業終了後に穿穴の周縁に形成されたバ
リを除去するバリ除去手段を設けたことを要旨とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記駆動係合部は穿穴具本体としての有蓋筒状のホ
ルダーの蓋部に連結され、前記ホルダーの下端周縁には
切削刃としての切削チップが設けられ、前記バリ除去手
段は、前記ホルダーの外周部に設けられていることを要
旨とする。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1におい
て、前記駆動係合部、穿穴具本体及び切削刃は、同一の
材料によりほぼ円柱状に形成された穿穴ドリルであっ
て、該穿穴ドリルの本体にバリ除去手段を設けたことを
要旨とする。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか一項において、前記バリ除去手段は、穿穴作業
中においては、被穿穴物の穿穴内周面により没入位置に
変位され、バリ取り作業中においては、バリ取り位置に
変位されるように構成されていることを要旨とする。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項4におい
て、前記バリ除去手段は、穿穴具本体に形成された収容
空間と、該収容空間において穿穴具本体の外周面から進
退可能に収容されたバリ取り刃体と、該バリ取り刃体の
突出位置を規制する規制部材と、前記バリ取り刃体を常
にはバリ取り位置に付勢する付勢手段とにより構成され
ていることを要旨とする。
【0010】請求項6に記載の発明は、請求項5におい
て、前記バリ取り刃体は、弾性材により付勢手段を兼用
するように形成されていることを要旨とする。請求項7
に記載の発明は、請求項5において、前記バリ取り刃体
は、遠心力によりバリ取り位置に変位されるように構成
されていることを要旨とする。
【0011】請求項8に記載の発明は、請求項2におい
て、前記バリ除去手段は、ホルダーの外周面に設けたバ
リ除去チップであることを要旨とする。請求項9に記載
の発明は、請求項2において、前記切削刃は、ホルダー
の下端周縁に一箇所のみに設けられた切削チップであっ
て、該切削チップと対応するようにホルダーには切削屑
の排出溝が形成され、前記切削チップ及び排出溝とホル
ダーの回転中心に関して点対称になるようにダミーの切
削チップと排出溝が形成されていることを要旨とする。
【0012】請求項10に記載の発明は、請求項9にお
いて、前記ダミーの切削チップはバリ取りチップとして
の機能を備えていることを要旨とする。請求項11に記
載の発明は、請求項2において、前記バリ除去手段は、
ホルダーの外周面に設けたバリ除去溝であることを要旨
とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の回転穿穴具をホ
ールカッターに具体化した一実施形態を図1〜図6に基
づいて説明する。
【0014】ホールカッター11を構成する穿穴具本体
としての有蓋円筒状のホルダー12は、下部に位置する
大径部12aと、その上部に一体形成された小径部12
bと、両者を連結するテーパ部12cとにより構成され
ている。前記小径部12bの上面中心部には、駆動係合
部としての係合軸13が一体に形成され、前記ホルダー
12の下端周縁には切削刃としての切削チップ14が取
り付けられている。前記切削チップ14と対応するよう
にホルダー12の大径部12a、小径部12b及びテー
パ部12cには切削屑を排出する排出溝12dが上下方
向に形成されている。
【0015】前記ホルダー12の小径部12b及び係合
軸13の中心部には、挿通孔15が上下方向に貫通形成
され、この挿通孔15には上下両端部に刃部16aを形
成した穿穴ドリル16が挿通されている。穿穴ドリル1
6の中間部に形成した扁平状の切欠面16bには、ホル
ダー12の小径部12bに形成したネジ孔12eに螺合
したセットボルト17の先端が押圧されている。
【0016】前記大径部12aの外周面S1と、小径部
12bの外周面S2は、テーパ部12cの外周テーパ面
S3により接続されている。図4に示すように大径部1
2aの内周面S4の下半分には下端ほど大径となるテー
パ内周面S5が形成されている。
【0017】前記大径部12aの外周面S1には、バリ
除去手段としてのバリ取りチップ18が取り付けられて
いる。このチップ18は図3に示すように本体18aの
外端縁に上端ほど外周面S1から突出方向に離隔するよ
うに傾斜した傾斜案内部18bを備え、傾斜案内部18
bの上端部にはバリ取り刃18cが上端ほど外周面S1
に接近するように傾斜して設けられている。
【0018】図2に示すように、切削チップ14はホル
ダー12の大径部12aの外周面S1よりも距離n1だ
け突出しているので、被穿穴物Wに対し大径部12aの
半径r1よりも大きい半径(r1+n1)の穴Wbを形
成するようになっている。
【0019】一方、バリ取りチップ18は大径部12a
の外周面S1から距離n2だけ突出し、かつこの突出距
離n2は、前記切削チップ14の突出距離n1よりも小
さく設定されている。又、バリ取りチップ18の上下方
向の取付位置は、図4に示すように切削チップ14から
上方に距離Lだけ離れているので、切削チップ14によ
る被穿穴物W(板厚がLよりも小さい)の穿穴作業中に
バリ取りチップ18が被穿穴物Wに接触することはな
い。
【0020】次に、前記のように構成したホールカッタ
ー11についてその動作を説明する。ホールカッター1
1は例えば携帯用の電動ドリルのチャックに係合軸13
を連結した状態で回転される。このホールカッター11
の穿穴ドリル16の先端部の刃部16aを被穿穴物Wに
押圧すると、図4に示すように刃部16aにより被穿穴
物Wに小径の孔Waが形成され、穿穴位置が設定され
る。
【0021】孔Waが形成された後は、ホルダー12の
切削チップ14により被穿穴物Wに孔Waよりも大径の
穴Wbが形成される。この穴Wbの形成が終了してもバ
リ取りチップ18は被穿穴物Wには到達せず、被穿穴物
Wの上面とバリ取りチップ18との間に所定の間隔が保
たれる。
【0022】ホールカッター11がさらに下方に移動さ
れると、バリ取りチップ18の本体18aが穴Wbの上
部周縁に接触される。このとき、バリ取りチップ18は
前記周縁から反力を受けるので、大径部12aは水平方
向に押圧される。このため、ホールカッター11全体が
水平方向に若干変位され、バリ取りチップ18は穴Wb
を通って図5に示すように下方に移動される。
【0023】その後、ホールカッター11が図6に示す
ように引き上げられると、バリ取りチップ18が穴Wb
の下側の周縁に接触され、該周縁に形成されたバリWv
が除去される。
【0024】次に、前記のように構成したホールカッタ
ー11の効果について説明する。 (1)前記実施形態では、ホルダー12の大径部12a
にバリ取りチップ18を取り付けたので、被穿穴物Wへ
の穴Wbの形成作業の後に、穴Wbの下端周縁に形成さ
れたバリWvを容易に除去することができる。
【0025】(2)前記実施形態では、大径部12aに
バリ取りチップ18を固定したので、構造を簡素化して
製造及び組み付け作業を容易に行うことができる。 (3)前記実施形態では、バリ取りチップ18の下部に
傾斜案内部18bを設けたので、穿穴作業が完了してバ
リ取りチップ18を穴Wbに進入して通過させる動作を
円滑に行うことができる。
【0026】(4)前記実施形態では、バリ取りチップ
18の上部にバリ取り刃18cを設けるとともに、下端
ほど突出量が多くなるように傾斜したので、ホールカッ
ター11を引き上げてバリ取り作業を行う際に、バリ取
りを円滑に行うことができるとともに、必要に応じて穴
Wbの下端周縁の面取り作業を行うことができる。
【0027】なお、前記各実施形態は次のように変更し
て具体化することもできる。以下の変更例においては、
前記実施形態と異なる構成を図示し、同一の構成は省略
又は簡略化した。
【0028】○ 図7に示す別例は、大径部12aの外
周面S1に設けた収容空間12gにバリ取りチップ18
を出没可能に収容し、大径部12aに形成したバネ室1
2hに前記バリ取りチップ18の基端部に一体に設けた
フランジ部18dに対し付勢手段としての板バネ21を
押圧するようにしている。前記バネ室12hの収容空間
12g側の内壁面がバリ取りチップ18の突出位置を規
制する規制部材としての機能を有する。
【0029】この別例では、被穿穴物Wへの穴Wbの穿
穴作業中に穴Wbの内周面によりバリ取りチップ18が
押圧力を受けると、収容凹所12g内にバリ取りチップ
18が没入するので、穿穴作業を円滑に行うことができ
る。
【0030】又、バリ取り作業中は、バリ取り刃18c
が穴Wbの下端周縁に押圧されると、バリWvが除去さ
れる。このときバリ取り刃18cに所定値以上の押圧力
が作用すると、バリ取りチップ18が没入するので、穴
Wbの周縁を切削し過ぎることはない。
【0031】○ 図8に示す別例は、大径部12aのバ
ネ室12hにおいてバリ取りチップ18を軸22により
回動可能に連結し、板バネ21により常には突出方向に
付勢している。バリ取りチップ18の突出位置は板バネ
21の基端取付部にバリ取りチップ18の基端部が当接
することにより規制される。この別例も図7に示す別例
と同様の効果がある。
【0032】○ 図9に示す別例は、大径部12aの排
出溝12dと対応してバリ取りチップ18を固定してい
る。この別例では除去されたバリを排出溝12dに導く
ことができるので、バリの飛散を防止することができ
る。
【0033】○ 図10に示す別例は、バリ取りチップ
18自体を弾性材により構成し、その基端部をボルト2
3により大径部12aのバネ室12hに取り付けたもの
である。
【0034】この別例ではバリ取りチップ18の交換を
容易に行うことができる。 ○ 図11及び図12に示す別例は、ホルダー12の大
径部12a及び小径部12bに対し、排出溝12dと同
形の排出溝12iをホルダー12の軸芯に関して排出溝
12dと点対称に設けている。排出溝12iには、切削
チップ14と同じ重量のダミーの切削チップを兼用する
バリ取りチップ18を接合固定している。
【0035】この別例では、ホールカッター11の重心
位置を回転軸線上に設定することができるので、ホール
カッター11の回転及び穿穴作業を円滑に行うことがで
きる。
【0036】○ 図13に示す別例は、前記駆動係合
部、穿穴具本体及び切削刃を、同一の材料によりほぼ円
柱状に形成した穿穴ドリルである。該穿穴ドリル31の
本体にバリ除去手段としてのバリ取りチップ18を設け
ている。
【0037】○ 図14に示す別例は、ホルダー12の
外周面に対しバリ除去手段としてのバリ除去溝32を設
けたものである。このように除去溝32のみの場合でも
そのエッジがバリに衝突することによりバリを除去する
ことができる。
【0038】○ 図示しないが、バリ取りチップ18を
ホルダー12の回転遠心力によりバリ取り位置に変位
し、非回転状態では、自由状態となるように構成しても
よい。 ○ 図示しないが、穿穴動作の終了直後にバリ取りチッ
プ18が円滑に穴を通過できるようにホルダー12の大
径部12aの外周面S1に、部分的に環状の凹状溝又は
凹状部を形成してもよい。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜11に
記載の発明は、穴あけ作業の終了後に直ちにバリ取り作
業を施すことができる。
【0040】請求項2記載の発明は、バリ除去手段をホ
ルダーの外周部に設けているので、その取付作業を容易
に行うことができる。請求項3記載の発明は、穿穴ドリ
ルによる穿穴動作の終了後にバリ取り作業を容易に行う
ことができる。
【0041】請求項4記載の発明は、穿穴作業及びバリ
取り作業を円滑に行うことができる。請求項5記載の発
明は、付勢手段によりバリ取り刃体をバリ取り位置に弾
性的に保持することができ、バリ取り作業を適正に行う
ことができる。
【0042】請求項6記載の発明は、バリ取り刃体が弾
性材により付勢手段を兼用するように形成されているの
で、部品点数を低減することができる。請求項7記載の
発明は、付勢手段を用いなくてもバリ取り刃体によりバ
リ取り作業を行うことができる。
【0043】請求項8記載の発明は、バリ除去手段の構
成をバリ除去チップにより簡素化でき、製造を容易に行
うことができる。請求項9記載の発明は、ホルダーの重
心がホルダーの回転軸線上に位置するので、ホルダーの
回転を円滑に行い、穿穴作業及びバリ取り作業を円滑に
行うことができる。
【0044】請求項10記載の発明は、ダミーの切削チ
ップにバリ除去機能を付与しているので、部品点数を低
減して構造を簡素化することができる。請求項11記載
の発明は、バリ除去手段がホルダーの外周面に設けたバ
リ除去溝であるため構造を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明をホールカッターに具体化した一実
施形態を示す斜視図。
【図2】 ホールカッターの横断面図。
【図3】 バリ取りチップの斜視図。
【図4】 穿穴作業を説明するための縦断面図。
【図5】 穿穴作業を説明するための縦断面図。
【図6】 穿穴作業を説明するための縦断面図。
【図7】 ホールカッターの別例を示す部分縦断面図。
【図8】 ホールカッターの別例を示す部分縦断面図。
【図9】 ホールカッターの別例を示す部分斜視図。
【図10】 ホールカッターの別例を示す部分縦断面
図。
【図11】 ホールカッターの別例を示す裏面図。
【図12】 ホールカッターの別例を示す部分斜視図。
【図13】 ホールカッターを穿穴ドリルに具体化した
正面図。
【図14】 ホールカッターの別例を示す斜視図。
【符号の説明】
11…ホールカッター、12…ホルダー、12a…大径
部、12b…小径部、12c…テーパ部、12d…排出
溝、13…係合軸、14…切削チップ、15…挿通孔、
16…穿穴ドリル、18…バリ除去手段としてのバリ取
りチップ、18a…本体、18b…傾斜案内部、18c
…バリ取り刃、32…バリ除去手段としてのバリ取り
溝。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動機器に取り外し可能に連結され
    る駆動係合部と、該駆動係合部に連結された穿穴具本体
    と、該穿穴具本体に設けられた切削刃とからなる回転穿
    穴具において、 前記穿穴具本体に対し被穿穴物の穿穴作業終了後に穿穴
    の周縁に形成されたバリを除去するバリ除去手段を設け
    たことを特徴とする回転穿穴具。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記駆動係合部は穿
    穴具本体としての有蓋筒状のホルダーの蓋部に連結さ
    れ、前記ホルダーの下端周縁には切削刃としての切削チ
    ップが設けられ、前記バリ除去手段は、前記ホルダーの
    外周部に設けられている回転穿穴具。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記駆動係合部、穿
    穴具本体及び切削刃は、同一の材料によりほぼ円柱状に
    形成された穿穴ドリルであって、該穿穴ドリルの本体に
    バリ除去手段を設けた回転穿穴具。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項において、
    前記バリ除去手段は、穿穴作業中においては、被穿穴物
    の穿穴内周面により没入位置に変位され、バリ取り作業
    中においては、バリ取り位置に変位されるように構成さ
    れている回転穿穴具。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記バリ除去手段
    は、穿穴具本体に形成された収容空間と、該収容空間に
    おいて穿穴具本体の外周面から進退可能に収容されたバ
    リ取り刃体と、該バリ取り刃体の突出位置を規制する規
    制部材と、前記バリ取り刃体を常にはバリ取り位置に付
    勢する付勢手段とにより構成されている回転穿穴具。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記バリ取り刃体
    は、弾性材により付勢手段を兼用するように形成されて
    いる回転穿穴具。
  7. 【請求項7】 請求項5において、前記バリ取り刃体
    は、遠心力によりバリ取り位置に変位されるように構成
    されている回転穿穴具。
  8. 【請求項8】 請求項2において、前記バリ除去手段
    は、ホルダーの外周面に設けたバリ除去チップである回
    転穿穴具。
  9. 【請求項9】 請求項2において、前記切削刃は、ホル
    ダーの下端周縁に一箇所のみに設けられた切削チップで
    あって、該切削チップと対応するようにホルダーには切
    削屑の排出溝が形成され、前記切削チップ及び排出溝と
    ホルダーの回転中心に関して点対称になるようにダミー
    の切削チップと排出溝が形成されている回転穿穴具。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記ダミーの切削
    チップはバリ取りチップとしての機能を備えている回転
    穿穴具。
  11. 【請求項11】 請求項2において、前記バリ除去手段
    は、ホルダーの外周面に設けたバリ除去溝である回転穿
    穴具。
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