JPH0611443B2 - カッタクランプ装置 - Google Patents
カッタクランプ装置Info
- Publication number
- JPH0611443B2 JPH0611443B2 JP60081422A JP8142285A JPH0611443B2 JP H0611443 B2 JPH0611443 B2 JP H0611443B2 JP 60081422 A JP60081422 A JP 60081422A JP 8142285 A JP8142285 A JP 8142285A JP H0611443 B2 JPH0611443 B2 JP H0611443B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter
- spindle
- face
- clamp device
- face gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C5/00—Milling-cutters
- B23C5/26—Securing milling cutters to the driving spindle
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Milling Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は工作機械におけるカッタのクランプ装置に関す
る。
る。
〈従来の技術〉 例えば、圧延されたストリップの幅方向両端面をトリミ
ング加工する場合の一つの方法として、ミリングカッタ
を用いて端面を切削するものがある。これはストリップ
の幅方向両側にサイドカッタ装置を配設し、そのスピン
ドルの先端にミリングカッタを取付けると共に、ミリン
グカッタの外周面に形成された切刃でストリップの両端
面を切削するものである。第３図に示すように、サイド
カッタ装置はフレーム（図示せず）に軸受２、３を介し
て回転自在に支持されたスピンドル１をギヤ４に連結し
た駆動装置（図示せず）により回転駆動し、スピンドル
１の先端に取付けたカッタ５を一体的に回転させるもの
である。
ング加工する場合の一つの方法として、ミリングカッタ
を用いて端面を切削するものがある。これはストリップ
の幅方向両側にサイドカッタ装置を配設し、そのスピン
ドルの先端にミリングカッタを取付けると共に、ミリン
グカッタの外周面に形成された切刃でストリップの両端
面を切削するものである。第３図に示すように、サイド
カッタ装置はフレーム（図示せず）に軸受２、３を介し
て回転自在に支持されたスピンドル１をギヤ４に連結し
た駆動装置（図示せず）により回転駆動し、スピンドル
１の先端に取付けたカッタ５を一体的に回転させるもの
である。
ここで、従来、カッタ５のスピンドル１への取付けは、
第３図に示すようなカッタクランプ装置を用いて行って
いた。図面において、スピンドル１の先端部には、スピ
ンドル１の軸線と平行な平滑な外周面を有した嵌入部1a
が突設され、この嵌入部1aが円盤状のカッタ５の中心に
形成された取付孔5aに嵌入して同心に位置決めすると共
に、嵌入部1aの外縁部にカッタ５の側面が当接する平坦
な刃物台1bがフランジ状に設けられている。また、スピ
ンドル１の回転中心部には軸方向に沿って孔1cが穿貫さ
れ、その孔1cに先端に押え部6aが穿設されたＴ字状のド
ローバー６が軸方向摺動可能且つ軸回りに回動可能に挿
着される。カッタ５にボルト８で取付けられた面板７は
回転中心部に角形孔7aが設けられており所定の相対回転
位置で挿通可能な角形断面を有し、相対回転させること
で押え部6aの端部が面板７と干渉して挿通不能となるよ
うになっている。尚、９はカッタ５と刃物台1bとの間に
介装されてスピンドル１からカッタ５へ回転トルクを伝
えるキーである。
第３図に示すようなカッタクランプ装置を用いて行って
いた。図面において、スピンドル１の先端部には、スピ
ンドル１の軸線と平行な平滑な外周面を有した嵌入部1a
が突設され、この嵌入部1aが円盤状のカッタ５の中心に
形成された取付孔5aに嵌入して同心に位置決めすると共
に、嵌入部1aの外縁部にカッタ５の側面が当接する平坦
な刃物台1bがフランジ状に設けられている。また、スピ
ンドル１の回転中心部には軸方向に沿って孔1cが穿貫さ
れ、その孔1cに先端に押え部6aが穿設されたＴ字状のド
ローバー６が軸方向摺動可能且つ軸回りに回動可能に挿
着される。カッタ５にボルト８で取付けられた面板７は
回転中心部に角形孔7aが設けられており所定の相対回転
位置で挿通可能な角形断面を有し、相対回転させること
で押え部6aの端部が面板７と干渉して挿通不能となるよ
うになっている。尚、９はカッタ５と刃物台1bとの間に
介装されてスピンドル１からカッタ５へ回転トルクを伝
えるキーである。
一方、ドローバー６の基端部にはばね受10が軸方向摺動
可能に取付けられており、ばね受10はドローバー６の基
端に螺着されたナット11によりドローバー６基端側への
移動が規制されている。また、スピンドル１の基端に固
定されたケース12内には皿ばね13が収納されると共に、
皿ばね13はばね受10に基端方向に向うばね力を与えてお
り、それによりドローバー６はばね受10を介して基端側
へ引張られるばね力を受けている。さらに、ばね受10の
端面に対向して流体圧シリンダ14がケース12に固定され
ており、図示しない流体圧力源から流体圧シリンダ14に
圧力流体を供給することによりその駆動軸14a がばね受
10に当接して、ばね受10を皿ばね13のばね力に抗して先
端側へ移動させてドローバー６と面板７の係合を解除す
るようになっている。
可能に取付けられており、ばね受10はドローバー６の基
端に螺着されたナット11によりドローバー６基端側への
移動が規制されている。また、スピンドル１の基端に固
定されたケース12内には皿ばね13が収納されると共に、
皿ばね13はばね受10に基端方向に向うばね力を与えてお
り、それによりドローバー６はばね受10を介して基端側
へ引張られるばね力を受けている。さらに、ばね受10の
端面に対向して流体圧シリンダ14がケース12に固定され
ており、図示しない流体圧力源から流体圧シリンダ14に
圧力流体を供給することによりその駆動軸14a がばね受
10に当接して、ばね受10を皿ばね13のばね力に抗して先
端側へ移動させてドローバー６と面板７の係合を解除す
るようになっている。
このような構成を有するカッタクランプ装置において、
先ずカッタ５をスピンドル１に取付けるときは、流体圧
シリンダ14を作動させてドローバー６と面板７との係合
を解除することによりドローバー６を軸方向に摺動可能
且つ軸回りに回動可能とした状態とし、カッタ５をホイ
スト等によりスピンドル１の上方部に位置させ、カッタ
５とドローバー６の相対回転位置を調節しつつカッタ５
を下降させることでドローバー６の押え部6aをカッタ５
に取付けられた面板７の角形孔7aに挿通すると共にスピ
ンドル１の嵌入部1aをカッタ５の取付孔5aに嵌入する。
次に、ドローバー６を手動にて90゜回動させて押え部6a
を角形孔7aに対して挿通不能とした後、流体圧シリンダ
14の流体圧を開放すると、皿ばね13によりばね受10が移
動してドローバー６が基端側へ引張られ、その押圧部6a
でカッタ５をスピンドル１の刃物台1bに押圧することで
カッタ５が固定される。
先ずカッタ５をスピンドル１に取付けるときは、流体圧
シリンダ14を作動させてドローバー６と面板７との係合
を解除することによりドローバー６を軸方向に摺動可能
且つ軸回りに回動可能とした状態とし、カッタ５をホイ
スト等によりスピンドル１の上方部に位置させ、カッタ
５とドローバー６の相対回転位置を調節しつつカッタ５
を下降させることでドローバー６の押え部6aをカッタ５
に取付けられた面板７の角形孔7aに挿通すると共にスピ
ンドル１の嵌入部1aをカッタ５の取付孔5aに嵌入する。
次に、ドローバー６を手動にて90゜回動させて押え部6a
を角形孔7aに対して挿通不能とした後、流体圧シリンダ
14の流体圧を開放すると、皿ばね13によりばね受10が移
動してドローバー６が基端側へ引張られ、その押圧部6a
でカッタ５をスピンドル１の刃物台1bに押圧することで
カッタ５が固定される。
一方、カッタ５をスピンドル１から取外すときは、流体
圧シリンダ14を作動させてドローバー６を開放し、その
後ドローバー６を手動にて90゜回動させて押え部6aを角
形孔7aに一致させて、ホイスト等でカッタ５を吊り上げ
て取外す。
圧シリンダ14を作動させてドローバー６を開放し、その
後ドローバー６を手動にて90゜回動させて押え部6aを角
形孔7aに一致させて、ホイスト等でカッタ５を吊り上げ
て取外す。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上記したカッタクランプ装置にあっては、スピンドル１
の軸線と平行な平滑な外周面を有した、すなわち、円筒
状インロ形の嵌入部1aでカッタ５を同心に位置決め（調
心）していたため、次のような問題があった。すなわ
ち、カッタ５の位置決めを高精度にするためには嵌入部
1a及び取付孔5aの寸法を高精度としておく必要がある
が、カッタ５の交換作業を自動化しようとした場合に、
カッタ自動交換装置に極めて高い精度が要求されコスト
的に不利となる。また、カッタ５の位置決めに係る嵌入
部1aの外周面は比較的面積が小さいため、この外周面が
摩耗し易く、カッタ５の位置決め精度が低下し易い。ま
た、加工中の切削熱等によりカッタ５と嵌入部1aとの間
に温度差が生じることから、実際には嵌入部1aと取付孔
5aとの寸法を一致させるとカッタ５の取付けができなく
なる。このため、熱膨張を考慮して嵌入部1aと取付孔5a
との寸法を決定しなければならないが、この寸法の決定
及び精度達成が極めて困難であった。
の軸線と平行な平滑な外周面を有した、すなわち、円筒
状インロ形の嵌入部1aでカッタ５を同心に位置決め（調
心）していたため、次のような問題があった。すなわ
ち、カッタ５の位置決めを高精度にするためには嵌入部
1a及び取付孔5aの寸法を高精度としておく必要がある
が、カッタ５の交換作業を自動化しようとした場合に、
カッタ自動交換装置に極めて高い精度が要求されコスト
的に不利となる。また、カッタ５の位置決めに係る嵌入
部1aの外周面は比較的面積が小さいため、この外周面が
摩耗し易く、カッタ５の位置決め精度が低下し易い。ま
た、加工中の切削熱等によりカッタ５と嵌入部1aとの間
に温度差が生じることから、実際には嵌入部1aと取付孔
5aとの寸法を一致させるとカッタ５の取付けができなく
なる。このため、熱膨張を考慮して嵌入部1aと取付孔5a
との寸法を決定しなければならないが、この寸法の決定
及び精度達成が極めて困難であった。
本発明は上記従来の事情に鑑みなされたもので、高精度
且つ容易にカッタ交換を行うことができるカッタクラン
プ装置を提供することを目的とする。
且つ容易にカッタ交換を行うことができるカッタクラン
プ装置を提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明のカッタクランプ装置は、回転駆動するスピンド
ル先端部のフランジ状をなす刃物台に円盤状のカッタを
押し付けて固定することで該カッタが前記スピンドルに
対して同心に取付けられたカッタクランプ装置におい
て、前記刃物台とカッタとの間に所定の隙間をもって嵌
合するガイドテーパ部を設けると共に、前記刃物台の回
転軸に対して直角をなす平面上に歯面の歯すじ方向が放
射状に形成された第１のフェースギヤを前記スピンドル
と同心に取付ける一方、前記カッタの回転軸に対して直
角をなす平面上に歯面の歯すじ方向が放射状に形成され
て前記第１のフェースギヤと噛み合う第２のフェースギ
ヤを該カッタと同心に取付けたことを特徴とする。
ル先端部のフランジ状をなす刃物台に円盤状のカッタを
押し付けて固定することで該カッタが前記スピンドルに
対して同心に取付けられたカッタクランプ装置におい
て、前記刃物台とカッタとの間に所定の隙間をもって嵌
合するガイドテーパ部を設けると共に、前記刃物台の回
転軸に対して直角をなす平面上に歯面の歯すじ方向が放
射状に形成された第１のフェースギヤを前記スピンドル
と同心に取付ける一方、前記カッタの回転軸に対して直
角をなす平面上に歯面の歯すじ方向が放射状に形成され
て前記第１のフェースギヤと噛み合う第２のフェースギ
ヤを該カッタと同心に取付けたことを特徴とする。
〈作 用〉 第１のフェースギヤと第２のフェースギヤとからなるフ
ェースギヤカップリングの自動調心特性により、カッタ
が高精度に位置決めされる。更に、両フェースギヤの噛
み合いによりカッタが位置決めされるため、耐摩耗性が
高いと共にカッタの取付け取外しに際してカッタとスピ
ンドル側との温度差による影響を受けない。
ェースギヤカップリングの自動調心特性により、カッタ
が高精度に位置決めされる。更に、両フェースギヤの噛
み合いによりカッタが位置決めされるため、耐摩耗性が
高いと共にカッタの取付け取外しに際してカッタとスピ
ンドル側との温度差による影響を受けない。
〈実施例〉 以下、本発明の一実施例に係るカッタクランプ装置を図
面を参照して説明する。尚、従来と同一部分については
同一符号を付して重複する説明は省略する。
面を参照して説明する。尚、従来と同一部分については
同一符号を付して重複する説明は省略する。
本実施例に係るカッタクランプ装置の要部断面構造を表
す第１図に示すように、刃物台1bの上面及びカッタ５の
下側面には互いに噛み合うフェースギヤ10、11がそれぞ
れボルト12、13により取付けられており、フェースギヤ
10はスピンドル１に、そしてフェースギヤ11はカッタ５
にそれぞれ同心状態に配設されている。フェースギヤ1
0、11は、第２図に示すように、歯面が放射状に延びる
多数の噛合歯10a, 11aを有した円環状のものであり、こ
れら一対のフェースギヤ10、11は回転トルクを伝達する
と共に自動調心機能を奏するフェースギヤカップリング
を構成している。また、カッタ５の取付孔5a及びスピン
ドル１の嵌入部1aは互いに対応したテーパー状に形成さ
れており、カッタ５をスピンドル１に取付ける際に、こ
れら取付孔5aと嵌入部1aとにより大まかな調心が行なえ
るが、フェースギヤ10、11の噛み合い時には嵌入部1aは
取付孔5a内に微小な隙間をもって位置し、フェースギヤ
カップリングによる自動調心機能を阻害しないようにな
っている。尚、第１図中、14、15は刃物台1bとフェース
ギヤ10との間及びカッタ５とフェースギヤ11との間にそ
れぞれ介装されて、刃物台1bからフェースギヤ10及びフ
ェースギヤ11からカッタ５へ回転トルクを伝達するキー
である。
す第１図に示すように、刃物台1bの上面及びカッタ５の
下側面には互いに噛み合うフェースギヤ10、11がそれぞ
れボルト12、13により取付けられており、フェースギヤ
10はスピンドル１に、そしてフェースギヤ11はカッタ５
にそれぞれ同心状態に配設されている。フェースギヤ1
0、11は、第２図に示すように、歯面が放射状に延びる
多数の噛合歯10a, 11aを有した円環状のものであり、こ
れら一対のフェースギヤ10、11は回転トルクを伝達する
と共に自動調心機能を奏するフェースギヤカップリング
を構成している。また、カッタ５の取付孔5a及びスピン
ドル１の嵌入部1aは互いに対応したテーパー状に形成さ
れており、カッタ５をスピンドル１に取付ける際に、こ
れら取付孔5aと嵌入部1aとにより大まかな調心が行なえ
るが、フェースギヤ10、11の噛み合い時には嵌入部1aは
取付孔5a内に微小な隙間をもって位置し、フェースギヤ
カップリングによる自動調心機能を阻害しないようにな
っている。尚、第１図中、14、15は刃物台1bとフェース
ギヤ10との間及びカッタ５とフェースギヤ11との間にそ
れぞれ介装されて、刃物台1bからフェースギヤ10及びフ
ェースギヤ11からカッタ５へ回転トルクを伝達するキー
である。
第３図〜第５図に示したものに較べて上記の部分的相違
がある本実施例のカッタクランプ装置においては、スピ
ンドル１の嵌入部1aをカッタ５の取付孔5aに嵌入させる
と、嵌入部1aと取付孔5aとのテーパー面により自動的に
大まかな調心がなされ、更に、フェースギヤ10、11の噛
み合いにより自動的に高精度に調心がなされ、カッタ５
をスピンドル１に高精度に同心に位置決めした状態で取
付けることができる。そして、この取付けに際し、カッ
タ５とスピンドル１側とに温度差が生じていたとして
も、フェースギヤ10、11の噛み合いは影響を受けること
がない。また、フェースギヤ10、11同志の噛み合い面積
が大きいので、位置決め精度の耐摩耗性が極めて高く、
長期の使用にあっても高精度な調心機能が維持される。
がある本実施例のカッタクランプ装置においては、スピ
ンドル１の嵌入部1aをカッタ５の取付孔5aに嵌入させる
と、嵌入部1aと取付孔5aとのテーパー面により自動的に
大まかな調心がなされ、更に、フェースギヤ10、11の噛
み合いにより自動的に高精度に調心がなされ、カッタ５
をスピンドル１に高精度に同心に位置決めした状態で取
付けることができる。そして、この取付けに際し、カッ
タ５とスピンドル１側とに温度差が生じていたとして
も、フェースギヤ10、11の噛み合いは影響を受けること
がない。また、フェースギヤ10、11同志の噛み合い面積
が大きいので、位置決め精度の耐摩耗性が極めて高く、
長期の使用にあっても高精度な調心機能が維持される。
尚、上記実施例は上記部分以外は第３図〜第５図に示し
たものと同一なカッタクランプ装置であるが、勿論、ド
ローバーによる押圧機構等に種々の変更を施すことがで
きる。
たものと同一なカッタクランプ装置であるが、勿論、ド
ローバーによる押圧機構等に種々の変更を施すことがで
きる。
〈発明の効果〉 本発明のカッタクランプ装置によれば、フェースギヤカ
ップリングの自動調心特性により容易にカッタを高精度
の同心に位置決めした状態でスピンドルに取付けること
ができると共に、回転軸に対して直角をなす平面上に歯
面の歯すじ方向が放射状をなすフェースギヤ同士の係合
により熱膨張しても歯形は変わらないのでカッタとスピ
ンドルの温度差に係らず、この位置決め精度及び取付性
を維持することができる。更に、位置決め精度に係わる
フェースギヤはその噛み合い面積が比較的大きいため、
位置決め精度の耐摩耗性が向上する。また、上記のこと
から、カッタ自動交換装置にそれ程高い精度を必要とせ
ずに低コストにてカッタ交換作業を自動化することがで
きる。
ップリングの自動調心特性により容易にカッタを高精度
の同心に位置決めした状態でスピンドルに取付けること
ができると共に、回転軸に対して直角をなす平面上に歯
面の歯すじ方向が放射状をなすフェースギヤ同士の係合
により熱膨張しても歯形は変わらないのでカッタとスピ
ンドルの温度差に係らず、この位置決め精度及び取付性
を維持することができる。更に、位置決め精度に係わる
フェースギヤはその噛み合い面積が比較的大きいため、
位置決め精度の耐摩耗性が向上する。また、上記のこと
から、カッタ自動交換装置にそれ程高い精度を必要とせ
ずに低コストにてカッタ交換作業を自動化することがで
きる。
第１図は本発明の一実施例に係るカッタクランプ装置の
要部断面図、第２図はフェースギヤカップリングの斜視
図、第３図は従来のカッタクランプ装置の断面図、第４
図はその平面図、第５図はその要部断面図である。 図面中、 １はスピンドル、 1bは刃物台、 ５はカッタ、 10，11はフェースギヤである。
要部断面図、第２図はフェースギヤカップリングの斜視
図、第３図は従来のカッタクランプ装置の断面図、第４
図はその平面図、第５図はその要部断面図である。 図面中、 １はスピンドル、 1bは刃物台、 ５はカッタ、 10，11はフェースギヤである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 迫田 重信 広島県三原市糸崎町5007番地 三菱重工業 株式会社三原製作所内 (72)発明者 木山 信雄 広島県三原市糸崎町5007番地 三菱重工業 株式会社三原製作所内 (56)参考文献 特開 昭59−219112（ＪＰ，Ａ) 実開 昭60−39436（ＪＰ，Ｕ) ［機械と工具］ 1972年４月号．工業調 査会発行 Ｐ．75〜79
Claims (1)
- 【請求項１】回転駆動するスピンドル先端部のフランジ
状をなす刃物台に円盤状のカッタを押し付けて固定する
ことで該カッタが前記スピンドルに対して同心に取付け
られたカッタクランプ装置において、前記刃物台とカッ
タとの間に所定の隙間をもって嵌合するガイドテーパ部
を設けると共に、前記刃物台の回転軸に対して直角をな
す平面上に歯面の歯すじ方向が放射状に形成された第１
のフェースギヤを前記スピンドルと同心に取付ける一
方、前記カッタの回転軸に対して直角をなす平面上に歯
面の歯すじ方向が放射状に形成されて前記第１のフェー
スギヤと噛み合う第２のフェースギヤを該カッタと同心
に取付けたことを特徴とするカッタクランプ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60081422A JPH0611443B2 (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | カッタクランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60081422A JPH0611443B2 (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | カッタクランプ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61241011A JPS61241011A (ja) | 1986-10-27 |
| JPH0611443B2 true JPH0611443B2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=13745919
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60081422A Expired - Fee Related JPH0611443B2 (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | カッタクランプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0611443B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ATE51551T1 (de) * | 1987-06-11 | 1990-04-15 | Gfm Fertigungstechnik | Spannvorrichtung zum befestigen eines scheibenfoermigen messerkopfes an einem werkzeugtraeger. |
| DE3807887A1 (de) * | 1988-03-10 | 1989-09-21 | Hertel Ag Werkzeuge Hartstoff | Werkzeugwechselhalter |
| US4919023A (en) * | 1988-03-22 | 1990-04-24 | Bloink Harry W | Quick-change tool adapter |
| US4929131A (en) * | 1989-03-24 | 1990-05-29 | Westhoff Toll And Die Company | Method and apparatus for a lineal machine tool |
| US4919574A (en) * | 1989-03-31 | 1990-04-24 | Illinois Tool Works Inc. | Tool holder retention system |
| US5061129A (en) * | 1990-08-01 | 1991-10-29 | The Cross Company | Clamping arrangement for a cutting tool |
| JP2582959Y2 (ja) * | 1992-12-17 | 1998-10-15 | オーエスジー株式会社 | アーバタイプ回転切削工具 |
| US5360301A (en) * | 1993-03-11 | 1994-11-01 | White Joseph P | Tapered cutter mounting |
| DE202008004462U1 (de) * | 2008-04-01 | 2008-07-31 | Kennametal Inc. | Werkzeug zum Dreh-Dreh-Räumen oder Außenfräsen |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59219112A (ja) * | 1983-05-25 | 1984-12-10 | Toyota Motor Corp | 工作機械のア−バ−取付構造 |
| JPS6039436U (ja) * | 1983-08-24 | 1985-03-19 | 三菱マテリアル株式会社 | クイツクチェンジ式工具保持装置 |
-
1985
- 1985-04-18 JP JP60081422A patent/JPH0611443B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| ［機械と工具１９７２年４月号．工業調査会発行Ｐ．７５〜７９ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61241011A (ja) | 1986-10-27 |
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