JPH06114004A - 電子内視鏡のコネクタ抜け検出装置 - Google Patents
電子内視鏡のコネクタ抜け検出装置Info
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- JPH06114004A JPH06114004A JP4292058A JP29205892A JPH06114004A JP H06114004 A JPH06114004 A JP H06114004A JP 4292058 A JP4292058 A JP 4292058A JP 29205892 A JP29205892 A JP 29205892A JP H06114004 A JPH06114004 A JP H06114004A
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- scope
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コネクタ抜け検出のための短ピンが設けられ
ていない場合のコネクタ抜けを検出し、上記短ピンが設
けられている場合でもコネクタ抜け状態を確実に検出で
きるようにする。 【構成】 コネクタ13に設けられた短ピンの抜けを検
出する短ピン抜け検出回路18と、電子内視鏡側のスコ
ープID信号を検出するスコープID検出回路19と、
アダプタIDを検出するアダプタID検出回路20とを
設け、これらの何れかの検出に基づいてコネクタ抜け状
態であると判定された時は、固体撮像素子への駆動ライ
ンを停止する。上記コネクタ13に短ピンが設けられて
いない場合には、スコープID又はアダプタIDの検出
によって、コネクタ抜けを検出する。これにより、CC
D等の故障を防止できる。
ていない場合のコネクタ抜けを検出し、上記短ピンが設
けられている場合でもコネクタ抜け状態を確実に検出で
きるようにする。 【構成】 コネクタ13に設けられた短ピンの抜けを検
出する短ピン抜け検出回路18と、電子内視鏡側のスコ
ープID信号を検出するスコープID検出回路19と、
アダプタIDを検出するアダプタID検出回路20とを
設け、これらの何れかの検出に基づいてコネクタ抜け状
態であると判定された時は、固体撮像素子への駆動ライ
ンを停止する。上記コネクタ13に短ピンが設けられて
いない場合には、スコープID又はアダプタIDの検出
によって、コネクタ抜けを検出する。これにより、CC
D等の故障を防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、体腔内等へ先端部を挿
入する電子内視鏡を外部プロセッサ装置等と接続する構
成におけるコネクタ抜け検出装置に関する。
入する電子内視鏡を外部プロセッサ装置等と接続する構
成におけるコネクタ抜け検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】医療分野及び工業分野で利用される電子
内視鏡装置が周知であり、この電子内視鏡装置は、スコ
ープとしての電子内視鏡がコネクタにて光源装置及び外
部プロセッサ装置に接続される構成となっている。そし
て、光源装置から供給された照射光を被観察体内へ導入
すれば、被観察体内の画像が固体撮像素子であるCCD
(Charge Coupled Device )により捉えられ、外部プロ
セッサ装置で画像処理することにより、例えば消化管等
のような体腔内をモニタ上で観察することができる。
内視鏡装置が周知であり、この電子内視鏡装置は、スコ
ープとしての電子内視鏡がコネクタにて光源装置及び外
部プロセッサ装置に接続される構成となっている。そし
て、光源装置から供給された照射光を被観察体内へ導入
すれば、被観察体内の画像が固体撮像素子であるCCD
(Charge Coupled Device )により捉えられ、外部プロ
セッサ装置で画像処理することにより、例えば消化管等
のような体腔内をモニタ上で観察することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電子内視鏡
装置では使用中等において電子内視鏡のコネクタが外部
プロセッサ装置から外れると、サージ電流、スパイクノ
イズ等が生じ、これが上記CCDの故障の原因となると
いう問題がある。そこで、従来ではコネクタに、通常の
接続ピンよりも短い接続ピンを設け、この短ピンの結合
状態を検出することによって、コネクタ抜け(スコープ
抜け)を検出することが行われている。即ち、コネクタ
抜けが生じる際には他のピンが抜ける前に、上記短ピン
が抜けるので、この短ピンの抜けが検出された時点で、
CCDへの駆動ラインを遮断すれば、CCDへのサージ
電流等が防止できることになる。
装置では使用中等において電子内視鏡のコネクタが外部
プロセッサ装置から外れると、サージ電流、スパイクノ
イズ等が生じ、これが上記CCDの故障の原因となると
いう問題がある。そこで、従来ではコネクタに、通常の
接続ピンよりも短い接続ピンを設け、この短ピンの結合
状態を検出することによって、コネクタ抜け(スコープ
抜け)を検出することが行われている。即ち、コネクタ
抜けが生じる際には他のピンが抜ける前に、上記短ピン
が抜けるので、この短ピンの抜けが検出された時点で、
CCDへの駆動ラインを遮断すれば、CCDへのサージ
電流等が防止できることになる。
【0004】しかしながら、上記従来の短ピンの抜け検
出のみでは、コネクタ抜け状態の検出が不十分となる場
合があり、CCDの故障を完全に防止することができな
いという問題があった。例えば、コネクタの結合が中途
半端となり、短ピンが接続されていながら、他のピンの
接続が不十分となる場合がある。また、従来の古いタイ
プの電子内視鏡では上記短ピンが設けられていないもの
があり、この電子内視鏡を外部プロセッサ装置に接続し
て用いる場合には、コネクタ抜け状態を検出することが
できないという問題があった。
出のみでは、コネクタ抜け状態の検出が不十分となる場
合があり、CCDの故障を完全に防止することができな
いという問題があった。例えば、コネクタの結合が中途
半端となり、短ピンが接続されていながら、他のピンの
接続が不十分となる場合がある。また、従来の古いタイ
プの電子内視鏡では上記短ピンが設けられていないもの
があり、この電子内視鏡を外部プロセッサ装置に接続し
て用いる場合には、コネクタ抜け状態を検出することが
できないという問題があった。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、コネクタ抜け検出のための短ピン
が設けられていない場合のコネクタ抜けを検出し、上記
短ピンが設けられている場合でもコネクタ抜け状態を確
実に検出し、装置の故障を良好に防止できる電子内視鏡
のコネクタ抜け検出装置を提供することにある。
であり、その目的は、コネクタ抜け検出のための短ピン
が設けられていない場合のコネクタ抜けを検出し、上記
短ピンが設けられている場合でもコネクタ抜け状態を確
実に検出し、装置の故障を良好に防止できる電子内視鏡
のコネクタ抜け検出装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る電子内視鏡のコネクタ抜け検出装置
は、電子内視鏡側のID発生回路から供給されるスコー
プID信号を検出するスコープID検出回路を設け、こ
のスコープID検出回路の出力に基づいてコネクタ抜け
状態であると判定された時は、固体撮像素子への駆動ラ
インを停止させるようにしたことを特徴とする。第2請
求項の発明は、アダプタID信号を出力するID発生回
路を有するアダプタが、異なる種類の電子内視鏡を外部
プロセッサ装置へ接続するために、電子内視鏡のコネク
タに取り付けられる構成に対応して、上記アダプタから
供給されるアダプタID信号を検出するアダプタID検
出回路を設け、上記アダプタID検出回路又はスコープ
ID検出回路の何れか一方によりコネクタ抜け状態であ
ると判定された時に、固体撮像素子への駆動ラインを停
止させるようにしたことを特徴とする。第3請求項の発
明は、コネクタ部には他の接続ピンよりも短くしたピン
を取り付けると共に、この短ピンの抜け状態を検出する
短ピン抜け検出回路を設け、上記短ピン抜け検出回路、
スコープID検出回路又はアダプタID検出回路の何れ
か一方によりコネクタ抜け状態であると判定された時
に、固体撮像素子への駆動ラインを停止させるようにし
たことを特徴とする。
に、本発明に係る電子内視鏡のコネクタ抜け検出装置
は、電子内視鏡側のID発生回路から供給されるスコー
プID信号を検出するスコープID検出回路を設け、こ
のスコープID検出回路の出力に基づいてコネクタ抜け
状態であると判定された時は、固体撮像素子への駆動ラ
インを停止させるようにしたことを特徴とする。第2請
求項の発明は、アダプタID信号を出力するID発生回
路を有するアダプタが、異なる種類の電子内視鏡を外部
プロセッサ装置へ接続するために、電子内視鏡のコネク
タに取り付けられる構成に対応して、上記アダプタから
供給されるアダプタID信号を検出するアダプタID検
出回路を設け、上記アダプタID検出回路又はスコープ
ID検出回路の何れか一方によりコネクタ抜け状態であ
ると判定された時に、固体撮像素子への駆動ラインを停
止させるようにしたことを特徴とする。第3請求項の発
明は、コネクタ部には他の接続ピンよりも短くしたピン
を取り付けると共に、この短ピンの抜け状態を検出する
短ピン抜け検出回路を設け、上記短ピン抜け検出回路、
スコープID検出回路又はアダプタID検出回路の何れ
か一方によりコネクタ抜け状態であると判定された時
に、固体撮像素子への駆動ラインを停止させるようにし
たことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記の構成によれば、コネクタ抜け検出の短ピ
ンが設けられていない場合には、スコープID(識別情
報)又はアダプタIDが監視されることによって、コネ
クタ抜け状態を検出することができる。また、コネクタ
抜け検出の短ピンが設けられている場合は、判断要素と
してスコープID又はアダプタIDが加えられることに
なり、これによって検出が確実となる。
ンが設けられていない場合には、スコープID(識別情
報)又はアダプタIDが監視されることによって、コネ
クタ抜け状態を検出することができる。また、コネクタ
抜け検出の短ピンが設けられている場合は、判断要素と
してスコープID又はアダプタIDが加えられることに
なり、これによって検出が確実となる。
【0008】
【実施例】図1には、実施例に係る電子内視鏡のコネク
タ抜け検出装置の構成が示されている。図1において、
電子内視鏡10は挿入部11、操作部12、コネクタ1
3等から構成され、上記挿入部11の先端にCCDが配
設されている。この電子内視鏡10は、コネクタ13に
よって外部プロセッサ装置14に接続されており、この
外部プロセッサ装置14内には画像処理のためのプロセ
ス回路16、CCD駆動回路17が設けられている。こ
のCCD駆動回路17は、上記先端部のCCDに蓄積さ
れた画素信号を抽出するための各種の駆動パルスを形成
出力しており、プロセス回路16は、CCDから得られ
たビデオ信号に対して増幅、ガンマ処理等の画像処理を
することになる。
タ抜け検出装置の構成が示されている。図1において、
電子内視鏡10は挿入部11、操作部12、コネクタ1
3等から構成され、上記挿入部11の先端にCCDが配
設されている。この電子内視鏡10は、コネクタ13に
よって外部プロセッサ装置14に接続されており、この
外部プロセッサ装置14内には画像処理のためのプロセ
ス回路16、CCD駆動回路17が設けられている。こ
のCCD駆動回路17は、上記先端部のCCDに蓄積さ
れた画素信号を抽出するための各種の駆動パルスを形成
出力しており、プロセス回路16は、CCDから得られ
たビデオ信号に対して増幅、ガンマ処理等の画像処理を
することになる。
【0009】そして、この外部プロセッサ装置14内に
は、短ピンの抜け状態を電気的に検出する短ピン抜け検
出回路18、スコープID(識別情報)信号(実施例で
はシリアル信号)が入力されているか否かを検出するス
コープID検出回路19、アダプタID信号(同様にシ
リアル信号)が入力されているか否かを検出するアダプ
タID検出回路20が設けられる。また、これらの回路
を制御するマイクロコンピュータ(MPU)21が配設
され、このMPU21はコネクタ抜け状態であると判定
した時に、駆動停止信号をCCD駆動回路17へ供給す
る。
は、短ピンの抜け状態を電気的に検出する短ピン抜け検
出回路18、スコープID(識別情報)信号(実施例で
はシリアル信号)が入力されているか否かを検出するス
コープID検出回路19、アダプタID信号(同様にシ
リアル信号)が入力されているか否かを検出するアダプ
タID検出回路20が設けられる。また、これらの回路
を制御するマイクロコンピュータ(MPU)21が配設
され、このMPU21はコネクタ抜け状態であると判定
した時に、駆動停止信号をCCD駆動回路17へ供給す
る。
【0010】即ち、図2には最近の電子内視鏡のコネク
タ13及びその接続部分の構成が示されており、図示さ
れるように、接続のためのピン23A〜23Nが取り付
けられているが、このピン23において結線された端部
のピン23Aと23N(何れか一方でもよい)を他のピ
ンよりも短くしている。他方の外部プロセッサ装置14
側では、上記ピン23A〜23Nが差し込まれるピン受
け24A〜24Nが設けられ、短ピン23Aのピン受け
24Aは上記短ピン抜け検出回路18へ接続される。図
示のように、ピン受け24Aに所定の電圧Vccが与えら
れ、ピン受け24Nがアースに接続されており、このピ
ン受け24A,24Nに短ピン23A,23Nが接続さ
れると、閉ループが形成される。従って、この閉ループ
の遮断状態を検知することによって、短ピン23A,2
3Nの外れを検出することができる。
タ13及びその接続部分の構成が示されており、図示さ
れるように、接続のためのピン23A〜23Nが取り付
けられているが、このピン23において結線された端部
のピン23Aと23N(何れか一方でもよい)を他のピ
ンよりも短くしている。他方の外部プロセッサ装置14
側では、上記ピン23A〜23Nが差し込まれるピン受
け24A〜24Nが設けられ、短ピン23Aのピン受け
24Aは上記短ピン抜け検出回路18へ接続される。図
示のように、ピン受け24Aに所定の電圧Vccが与えら
れ、ピン受け24Nがアースに接続されており、このピ
ン受け24A,24Nに短ピン23A,23Nが接続さ
れると、閉ループが形成される。従って、この閉ループ
の遮断状態を検知することによって、短ピン23A,2
3Nの外れを検出することができる。
【0011】また、コネクタ13内にはピン23Bに接
続されたスコープID発生回路25が設けられ、このピ
ン23Bのピン受け24Bに上記スコープID検出回路
19が接続される。上記スコープID発生回路25は、
従来から電子内視鏡10に設けられ、電子内視鏡の識別
情報であるID信号を出力するものであり、これによっ
て外部プロセッサ装置14では個々の電子内視鏡10に
適合したCCDの駆動等の制御を行うようになってい
る。
続されたスコープID発生回路25が設けられ、このピ
ン23Bのピン受け24Bに上記スコープID検出回路
19が接続される。上記スコープID発生回路25は、
従来から電子内視鏡10に設けられ、電子内視鏡の識別
情報であるID信号を出力するものであり、これによっ
て外部プロセッサ装置14では個々の電子内視鏡10に
適合したCCDの駆動等の制御を行うようになってい
る。
【0012】図3には、古いタイプの電子内視鏡のコネ
クタ及びその接続部分の構成が示されており、この場合
は最近の外部プロセッサ装置に対応させるために、アダ
プタが用いられる。即ち、図のコネクタ27にはスコー
プID発生回路28が内蔵され、接続のためのピン29
が取り付けられるが、これには短ピンが設けられていな
い。そのため、このコネクタ27に接続するアダプタ3
0が取り付けられることになり、このアダプタ30に
は、一方の側面に上記ピン29のピン受け31が取り付
けられると共に、他方の側面には図2のコネクタピンと
同様に、短ピン32A,32Nを有するピン32A〜3
2Nが取り付けられる。
クタ及びその接続部分の構成が示されており、この場合
は最近の外部プロセッサ装置に対応させるために、アダ
プタが用いられる。即ち、図のコネクタ27にはスコー
プID発生回路28が内蔵され、接続のためのピン29
が取り付けられるが、これには短ピンが設けられていな
い。そのため、このコネクタ27に接続するアダプタ3
0が取り付けられることになり、このアダプタ30に
は、一方の側面に上記ピン29のピン受け31が取り付
けられると共に、他方の側面には図2のコネクタピンと
同様に、短ピン32A,32Nを有するピン32A〜3
2Nが取り付けられる。
【0013】また、このアダプタ30内にはアダプタI
D信号を出力するアダプタID発生回路33が設けら
れ、このアダプタID発生回路33はピン32Cに接続
される。そして、このアダプタ30が外部プロセッサ装
置14に接続されることになり、アダプタ30のピン3
2Cが挿入されるピン受け24Cに上記アダプタID検
出回路20が接続される。
D信号を出力するアダプタID発生回路33が設けら
れ、このアダプタID発生回路33はピン32Cに接続
される。そして、このアダプタ30が外部プロセッサ装
置14に接続されることになり、アダプタ30のピン3
2Cが挿入されるピン受け24Cに上記アダプタID検
出回路20が接続される。
【0014】上記実施例の構成によれば、図2の場合は
短ピン抜け状態の検出とスコープIDの検出の両者によ
って、コネクタ抜け状態が判断され、図3の場合は図2
の構成にアダプタIDの検出が加えられた形でコネクタ
抜けが判定される。そして、このコネクタ抜けは、短ピ
ン抜け状態の検出、スコープIDの検出及びアダプタI
Dの検出の三者のうち何れかによって、コネクタ抜け状
態が判定された時に、CCD駆動を停止状態とすること
になる。
短ピン抜け状態の検出とスコープIDの検出の両者によ
って、コネクタ抜け状態が判断され、図3の場合は図2
の構成にアダプタIDの検出が加えられた形でコネクタ
抜けが判定される。そして、このコネクタ抜けは、短ピ
ン抜け状態の検出、スコープIDの検出及びアダプタI
Dの検出の三者のうち何れかによって、コネクタ抜け状
態が判定された時に、CCD駆動を停止状態とすること
になる。
【0015】図4には、上記図3の場合のMPU21の
動作が示されており、上記短ピン抜け検出回路18、ス
コープID検出回路19、アダプタID検出回路20
は、短い所定時間毎に検出動作を繰り返し、実施例では
同一状態が3回検出された時に、その状態を確定するよ
うになっている。ここで、スコープIDやアダプタID
は、例えば8ビットのシリアル信号で送出されるので、
検出回路はこのシリアル信号送出時に”High”レベルと
なったときに、ID信号が入力されていないことを検出
する。また、これらのID信号をパラレル信号で送出す
る場合もあり、この場合は並列に並べられているピンの
出力の全てが”High”レベルとなったときに、ID信号
の不送出状態を検出する。
動作が示されており、上記短ピン抜け検出回路18、ス
コープID検出回路19、アダプタID検出回路20
は、短い所定時間毎に検出動作を繰り返し、実施例では
同一状態が3回検出された時に、その状態を確定するよ
うになっている。ここで、スコープIDやアダプタID
は、例えば8ビットのシリアル信号で送出されるので、
検出回路はこのシリアル信号送出時に”High”レベルと
なったときに、ID信号が入力されていないことを検出
する。また、これらのID信号をパラレル信号で送出す
る場合もあり、この場合は並列に並べられているピンの
出力の全てが”High”レベルとなったときに、ID信号
の不送出状態を検出する。
【0016】そして、ステップ101では、短ピン抜け
検出回路18にて短ピン32A,32Nの抜けが検出さ
れたか否かが判定され、ここで”Y(YES )”の場合は
ステップ104へ移行し、”N(NO)”の場合はステッ
プ102へ移行する。このステップ102では、検出し
たスコープIDが適正値であったか否かが判定され、”
N”の場合はステップ104へ移行し、”Y”の場合は
ステップ103へ移行する。次のステップ103では、
検出したアダプタIDが適正値であったか否かが判定さ
れ、同様に”N”の場合はステップ104へ移行する。
そうして、ステップ104では、駆動停止信号がCCD
駆動回路17へ供給されることになり、短ピン抜け状態
が検出された時、スコープIDが検出されなかった時及
びアダプタIDが検出されなかった時の何れかに該当す
る場合には、CCD駆動が停止状態とされる。
検出回路18にて短ピン32A,32Nの抜けが検出さ
れたか否かが判定され、ここで”Y(YES )”の場合は
ステップ104へ移行し、”N(NO)”の場合はステッ
プ102へ移行する。このステップ102では、検出し
たスコープIDが適正値であったか否かが判定され、”
N”の場合はステップ104へ移行し、”Y”の場合は
ステップ103へ移行する。次のステップ103では、
検出したアダプタIDが適正値であったか否かが判定さ
れ、同様に”N”の場合はステップ104へ移行する。
そうして、ステップ104では、駆動停止信号がCCD
駆動回路17へ供給されることになり、短ピン抜け状態
が検出された時、スコープIDが検出されなかった時及
びアダプタIDが検出されなかった時の何れかに該当す
る場合には、CCD駆動が停止状態とされる。
【0017】上記のCCD駆動の停止は、例えばCCD
駆動回路17からの駆動ラインをオープンにすること、
駆動ラインをアース(GND)に接続すること、駆動ラ
インでの信号送出が2値で構成される場合は2値の何れ
かに固定すること、駆動ラインでの信号送出が3値で構
成される場合は3値の何れかに固定することが考えられ
る。更には、外部プロセッサ装置14自体の電源を切断
することも可能である。
駆動回路17からの駆動ラインをオープンにすること、
駆動ラインをアース(GND)に接続すること、駆動ラ
インでの信号送出が2値で構成される場合は2値の何れ
かに固定すること、駆動ラインでの信号送出が3値で構
成される場合は3値の何れかに固定することが考えられ
る。更には、外部プロセッサ装置14自体の電源を切断
することも可能である。
【0018】このようにして、図4の判定動作が一定時
間毎に繰り返されることになるが、この動作は例えば映
像信号の垂直同期信号に同期させて行うことができ、こ
れによって、コネクタ抜けの監視が常時行われることに
なる。特に、図3においては、コネクタ27の抜けがス
コープIDの監視により検出され、アダプタ30の抜け
が短ピン32A,32Nの抜けの監視、アダプタIDの
監視により検出されることになる。
間毎に繰り返されることになるが、この動作は例えば映
像信号の垂直同期信号に同期させて行うことができ、こ
れによって、コネクタ抜けの監視が常時行われることに
なる。特に、図3においては、コネクタ27の抜けがス
コープIDの監視により検出され、アダプタ30の抜け
が短ピン32A,32Nの抜けの監視、アダプタIDの
監視により検出されることになる。
【0019】上記実施例では、図3に示されるように、
古いタイプの電子内視鏡については、アダプタ30を用
いるようにしたが、このアダプタ30を用いずに、スコ
ープIDのみを検出することによって、コネクタ抜けを
判定するようにしてもよい。また、アダプタ30に短ピ
ン32A,32Nを設けず、スコープID及びアダプタ
IDを検出することも可能である。
古いタイプの電子内視鏡については、アダプタ30を用
いるようにしたが、このアダプタ30を用いずに、スコ
ープIDのみを検出することによって、コネクタ抜けを
判定するようにしてもよい。また、アダプタ30に短ピ
ン32A,32Nを設けず、スコープID及びアダプタ
IDを検出することも可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コネクタ抜け検出用短ピンが設けられていない場合に
は、スコープID又はアダプタIDを検出し、コネクタ
抜け検出の短ピンが設けられている場合でも、判断要素
としてスコープID又はアダプタIDを加えることによ
って、コネクタ抜けの検出を確実とすることが可能とな
る。これによって、CCD等の破損を良好に防止するこ
とができる。
コネクタ抜け検出用短ピンが設けられていない場合に
は、スコープID又はアダプタIDを検出し、コネクタ
抜け検出の短ピンが設けられている場合でも、判断要素
としてスコープID又はアダプタIDを加えることによ
って、コネクタ抜けの検出を確実とすることが可能とな
る。これによって、CCD等の破損を良好に防止するこ
とができる。
【図1】本発明の実施例に係る電子内視鏡のコネクタ抜
け検出装置の構成を示すブロック図である。
け検出装置の構成を示すブロック図である。
【図2】上記電子内視鏡のコネクタ及びその接続部分の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図3】古いタイプの電子内視鏡のコネクタ及びその接
続部分の構成を示す図である。
続部分の構成を示す図である。
【図4】実施例のMPUでの動作を示すフローチャート
である。
である。
10 … 電子内視鏡、 13,27 … コネクタ、 14 … 外部プロセッサ装置、 18 … 短ピン抜け検出回路、 19 … スコープID検出回路、 20 … アダプタID検出回路、 23,29 … ピン、 23A,24N,32A,32N … 短ピン、 30 … アダプタ、 24,31 … ピン受け。
Claims (3)
- 【請求項1】 電子内視鏡側のID発生回路から供給さ
れるスコープID信号を検出するスコープID検出回路
を設け、このスコープID検出回路の出力に基づいてコ
ネクタ抜け状態であると判定された時は、固体撮像素子
への駆動ラインを停止させるようにした電子内視鏡のコ
ネクタ抜け検出装置。 - 【請求項2】 アダプタID信号を出力するID発生回
路を有するアダプタが、異なる種類の電子内視鏡を外部
プロセッサ装置へ接続するために、電子内視鏡のコネク
タに取り付けられる構成に対応して、上記アダプタから
供給されるアダプタID信号を検出するアダプタID検
出回路を設け、上記アダプタID検出回路又はスコープ
ID検出回路の何れか一方によりコネクタ抜け状態であ
ると判定された時に、固体撮像素子への駆動ラインを停
止させるようにした上記第1請求項記載の電子内視鏡の
コネクタ抜け検出装置。 - 【請求項3】 コネクタ部には他の接続ピンよりも短く
したピンを取り付けると共に、この短ピンの抜け状態を
検出する短ピン抜け検出回路を設け、上記短ピン抜け検
出回路、スコープID検出回路又はアダプタID検出回
路の何れか一方によりコネクタ抜け状態であると判定さ
れた時に、固体撮像素子への駆動ラインを停止させるよ
うにした上記第1又は第2請求項記載の電子内視鏡のコ
ネクタ抜け検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4292058A JPH06114004A (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 電子内視鏡のコネクタ抜け検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4292058A JPH06114004A (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 電子内視鏡のコネクタ抜け検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06114004A true JPH06114004A (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=17776999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4292058A Pending JPH06114004A (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 電子内視鏡のコネクタ抜け検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06114004A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002172116A (ja) * | 2000-12-08 | 2002-06-18 | Toshiba Corp | 超音波プローブおよび超音波診断装置 |
JP2002234404A (ja) * | 2001-02-09 | 2002-08-20 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 自動車内の電力供給システム |
JP2009189528A (ja) * | 2008-02-14 | 2009-08-27 | Fujinon Corp | 内視鏡用プロセッサ装置及び内視鏡システム |
JP2013039157A (ja) * | 2011-08-11 | 2013-02-28 | Olympus Medical Systems Corp | 超音波診断システム |
CN103079450A (zh) * | 2011-03-29 | 2013-05-01 | 奥林巴斯医疗株式会社 | 内窥镜用适配器、内窥镜用处理器和内窥镜系统 |
-
1992
- 1992-10-06 JP JP4292058A patent/JPH06114004A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002172116A (ja) * | 2000-12-08 | 2002-06-18 | Toshiba Corp | 超音波プローブおよび超音波診断装置 |
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JP2013039157A (ja) * | 2011-08-11 | 2013-02-28 | Olympus Medical Systems Corp | 超音波診断システム |
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