JPH06113632A - 苗植付装置 - Google Patents

苗植付装置

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Publication number
JPH06113632A
JPH06113632A JP26093492A JP26093492A JPH06113632A JP H06113632 A JPH06113632 A JP H06113632A JP 26093492 A JP26093492 A JP 26093492A JP 26093492 A JP26093492 A JP 26093492A JP H06113632 A JPH06113632 A JP H06113632A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washer
rod
planting
seedling
link plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP26093492A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Shinoda
光夫 信田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP26093492A priority Critical patent/JPH06113632A/ja
Publication of JPH06113632A publication Critical patent/JPH06113632A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 植付け作動時における騒音の発生を抑制する
とともに、座金とリンクプレートとの金属同士の衝突音
を抑制するようにする。 【構成】 苗植付爪2に沿って往復移動自在な苗押し出
し用ロッド9を出退自在に植付爪支持ケース1に装着
し、前記ロッド9のケース内方側端部と、植付爪支持ケ
ース1の駆動力を伝達して作動させる揺動レバー12の
揺動端部とを、リンクプレート11を介して連結し、ロ
ッド9のリンクプレート11連結箇所近傍に座金17を
外嵌装着し、座金17と植付爪支持ケース1内面との間
における位置決め接当箇所に夫々弾性緩衝体18,19
を介在させ、座金17側に設けた弾性緩衝体18を、座
金17にほぼ密着した状態でロッド9に圧入外嵌してあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、苗植付爪に沿って往復
移動自在な苗押し出し用ロッドを出退自在に植付ケース
に装着し、前記ロッドのケース内方側端部と、植付ケー
スの駆動力を伝達して作動させる揺動レバーの揺動端部
とを、リンクプレートを介して連結し、前記ロッドのリ
ンクプレート連結箇所近傍に座金を外嵌装着してある苗
植付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記苗植付装置において、従来では、例
えば特開平4−8211号公報に示されるように、植付
爪の作動に伴うカム機構により揺動駆動されるアームと
苗押し出し用ロッドとをリンクプレートを介して連動連
結し、ロッドの該プレート側箇所に座金を介してクッシ
ョンゴムを外嵌装着し、苗植付け作動に伴うロッドの摺
動作動限界をこのクッションゴムと植付ケース内面との
接当作用により規制するよう構成したものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構造は、植付
け作動に伴いバネ付勢力により勢いよく摺動移動する苗
押し出し用ロッドを植付爪の先端位置で確実に停止させ
るようにするとともに、その接当規制の際における金属
同志の接当衝撃による騒音の発生を抑制するためにクッ
ションゴムを介装したものである。ところが、上記従来
構造においては緩衝機能、防音機能を高めようとすれば
クッションゴムの硬度を低めに設定することが好ましい
が、このようにゴムの硬度を低いものにすると、衝突時
に潰し変形量が大になるとともに、上記したような苗植
付け作動は1圃場だけでも相当な回数になるものであっ
て長期間の作動におけるゴム自身の耐久性が問題とな
る。そこで、耐久性の向上を図るためにはゴムの硬度が
高いほどよいのであるが、このようにすると、硬度の高
いゴムと金属との衝突に起因する打撃音が大きくなると
ともに、上記した衝突に起因して座金とリンクプレート
との間における金属同士の衝突打撃音が発生するおそれ
があり、防音機能が低下するといった弊害があった。本
発明は上記不具合点を解消することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、冒
頭に記載した苗植付装置において、前記座金と前記植付
ケース内面との間における位置決め接当箇所に夫々弾性
緩衝体を介在させるとともに、前記座金側に設けた弾性
緩衝体を、前記座金にほぼ密着した状態で前記ロッドに
圧入外嵌してある点にある。
【0005】
【作用】苗押し出し用ロッドの摺動ストロークの位置規
制のための接当箇所における両側部夫々に弾性緩衝体を
介在させることで、耐久性を向上させるために硬度を高
いものに設定しても、金属と弾性体との接当に比べて衝
突作用時の衝撃力を双方で吸収することができ打撃音を
弱くさせることができ、しかも、緩衝体を確実に受け止
めるためにロッドに外嵌される座金が、ロッドに圧入状
態で外嵌装着される緩衝体により位置ずれが防止され、
座金とリンクプレートとの間に隙間が形成されにくくな
り、植付け作動に伴って座金とリンクプレートとの金属
同士の衝突による打撃音の発生を極力阻止できる。
【0006】
【発明の効果】従って、潰し変形量の少ない緩衝体を用
いて耐久性を向上させることができるものでありなが
ら、衝突時の打撃音を極力小さいものに抑制できるとと
もに、座金のガタつきに起因する座金とリンクプレート
との間の金属同士の衝撃音も小さいものに抑制でき、防
音機能や緩衝機能の向上を図ることが可能となった。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図1
に歩行型田植機における苗植付装置を示している。この
苗植付装置は、植付爪支持ケース1に取付けられた植付
爪2が、側面視でほぼ楕円軌跡を描きながら苗のせ台3
に載置されるマット苗4を一株づつ取り出して圃場面に
植付けるよう構成してある。詳述すると、植付爪支持ケ
ース1は、揺動アーム5と回転アーム6とによる揺動ク
ランク機構により上下動駆動するよう連結支持され、植
付爪支持ケース1に一体固定された植付爪2が、その先
端がほぼ楕円軌跡を描きながら苗のせ台3の下端付近と
圃場の間を上下に往復動し、苗のせ台3に載置されたマ
ット苗4の一株分を摺動レール7に形成した苗取り出し
口8から取り出し、圃場面に植付けるよう構成してあ
る。前記植付爪支持ケース1には、苗押し出し用の摺動
ロッド9を介して植付爪2に沿ってその長手方向に摺動
して植付爪2により保持された植付け用苗を圃場泥土内
に押し出す苗押し出し具10を設けてある。そして、前
記摺動ロッド9にリンクプレート11を介して押し出し
用操作アーム12〔揺動レバーの一例〕を支軸13の周
りで揺動自在に植付爪支持ケース1に内装してある。そ
して、この操作アーム12の途中部に苗押し出し具10
を植付爪2の先端位置まで押し出し操作するコイルバネ
14を備えるとともに、操作アーム12をコイルバネ1
4の付勢力に抗して引退側に操作する回転カム15を前
記回転アーム6と植付爪支持ケース1との連結枢支軸1
6に一体回動自在に取付けてある。このようにして、前
記苗押し出し具10は、植付爪2の苗取り出し時及び下
降時には植付爪2の基端側に位置し、植付爪2が圃場内
に突入する苗植付け時には作用位置になって植付爪2か
ら保持苗を押し出すよう、苗植付け作動に連動して摺動
操作されるよう構成してある。
【0008】そして、上記した摺動操作における苗押し
出し作用時に、摺動ロッド9を所定位置で接当規制する
よう構成してある。つまり、図2に示すように、摺動ロ
ッド9のリンクプレート連結箇所には座金17を介して
リング状の第1クッションゴム18〔弾性緩衝体の一
例〕を外嵌装着するとともに、前記作用位置でこの第1
クッションゴム18が接当して位置規制する第2クッシ
ョンゴム19〔弾性緩衝体の一例〕を植付爪支持ケース
1のロッド支持部端面20に位置させてロッド9に外嵌
装着してある。そして、前記第1クッションゴム18を
硬度の低い材質のゴムで薄く形成して接当衝撃時の打撃
音の吸収機能を発揮し、かつ、接当時の変形量を極力少
なくして耐久性を向上するとともに、第2クッションゴ
ム19を硬度の高い材質のゴムで形成して耐久性を高め
るとともに、厚く形成して接当時の衝撃に対する緩衝機
能を高め振動騒音の発生等を抑制するよう構成してあ
る。又、第1クッションゴム18は、座金17にほぼ密
着した状態でロッド9に圧入外嵌してある。つまり、ゴ
ム内径をロッド9の外径よりも小さくして弾性力により
圧接して位置保持するよう構成し、座金17のガタつき
が発生しないよう構成してある。
【0009】前記第1クッションゴム18を座金17に
焼付けて接着させるようにしてもよく、図3に示すよう
に、第2クッションゴム19の接当作用面に複数の小突
起tを形成するよう構成してもよい。
【0010】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】植付爪支持ケースの切欠側面図
【図2】クッションゴム配設部の切欠正面図
【図3】別実施例のクッションゴム配設部の切欠正面図
【符号の説明】
1 植付爪支持ケース 2 苗植付爪 9 ロッド 11 リンクプレート 12 揺動レバー 17 座金 18,19 弾性緩衝体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 苗植付爪(2)に沿って往復移動自在な
    苗押し出し用ロッド(9)を出退自在に植付爪支持ケー
    ス(1)に装着し、前記ロッド(9)のケース内方側端
    部と、植付爪支持ケース(1)の駆動力を伝達して作動
    させる揺動レバー(12)の揺動端部とを、リンクプレ
    ート(11)を介して連結し、前記ロッド(9)のリン
    クプレート(11)連結箇所近傍に座金(17)を外嵌
    装着してある苗植付装置であって、前記座金(17)と
    前記植付爪支持ケース(1)内面との間における位置決
    め接当箇所に夫々弾性緩衝体(18),(19)を介在
    させるとともに、前記座金(17)側に設けた弾性緩衝
    体(18)を、前記座金(17)にほぼ密着した状態で
    前記ロッド(9)に圧入外嵌してある苗植付装置。
JP26093492A 1992-09-30 1992-09-30 苗植付装置 Pending JPH06113632A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26093492A JPH06113632A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 苗植付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26093492A JPH06113632A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 苗植付装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06113632A true JPH06113632A (ja) 1994-04-26

Family

ID=17354806

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26093492A Pending JPH06113632A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 苗植付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06113632A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104094709A (zh) * 2013-04-07 2014-10-15 南京农业大学 弹性片推秧式栽植臂

Cited By (1)

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