JPH06113327A - 画像伝送方法、画像ディスプレイ方法、トランスミッタ、及びディスプレイシステム - Google Patents

画像伝送方法、画像ディスプレイ方法、トランスミッタ、及びディスプレイシステム

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JPH06113327A
JPH06113327A JP5150869A JP15086993A JPH06113327A JP H06113327 A JPH06113327 A JP H06113327A JP 5150869 A JP5150869 A JP 5150869A JP 15086993 A JP15086993 A JP 15086993A JP H06113327 A JPH06113327 A JP H06113327A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 改善されたディジタル画像プロセッサを製造
すること。 【構成】 全てのRGBデータがYUVデータヘ変換さ
れると、ピクセルごとのYUVデータはデータ変換手段
200へ送られ、データ変換手段200が、転送のため
にデータをフィルタリングし、量子化し、かつ符号化す
る。フィルター処理230は、YUVデータのピクセル
グループがDCT変換によってDCTデータへ変換され
るDCT処理である。DCT変換を実行するためのロー
−コラム処理は、k要素を有する一連続の1次元的なデ
ータベクトルを変換行列Aで乗算するが、この乗算の回
数は多すぎるが、本発明では、変換行列Aが、自明でな
い乗算の数を減少させる特定の方法によって因数分解さ
れるので、この回数が減少される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に画像処理の分野
に係り、特に、画像をディジタル式に表示し、かつ画像
のディジタル表示を伝送するための方法及び装置に関す
る。さらに、特に、本発明は、ディジタル画像の順方向
及び逆方向のDCT(DiscreteCosine Trans-form )
(離散余弦変換)を実行するための方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】視覚画像のディスプレイ(表示)及び伝
送は、現代の通信にとってその重要性を増している。特
に、現代のコンピュータ駆動ディスプレイが、映画で示
されているように、高速で連続的画像のシーケンス(順
序)を受信し、送信し、、かつディスプレイすることは
重要である。視覚ディスプレイ(表示装置)の品質は、
ディジタル方式で視覚画像を表示することによって改善
され得る。一般に、視覚画像は、画像を、ピクセルと呼
ばれる非常に小さな画素へ分割し、かつ各ピクセルに対
して色、及びピクセルの色の強度を表わす値を割り当て
ることによって表示され得る。例えば、典型的な8イン
チ( 20.32 cm )×10インチ( 25.4 cm)の視覚画像
は、各ピクセルが、さらに三個のサブピクセルへ分割さ
れる768×1024個のピクセルの2次元アレイ(配
列)へ分割され得る。これらの三個のサブピクセルは、
それぞれ3原色の、赤、緑、又は青のうちの一つと対応
する。各サブピクセルには、サブピクセルの色の強度レ
ベルと対応するディジタル値が割り当てられる。サブピ
クセルは、人間の眼が各サブピクセルを分解できない程
十分に小さい。むしろ、ピクセルによってビュアー(見
る者)へ提供される画像は、サブピクセルの色ごとの強
度値によって重み付けされる各サブピクセルと対応する
三色のいくつかのコンビネーションである。これによっ
て、視覚画像は、色の強度の値の三つの2次元行列によ
って表示される。
【0003】このディジタル画像は、そのピクセルが小
さいことによって、高品質の画像を提供することができ
る。しかしながら、ピクセルが小さくなるにつれて、同
一サイズの画像を生成するために、より多くのピクセル
を有し、かつ画像を記憶、操作、及び伝送するために、
より多くの強度値が必要とされる。より多くのピクセル
がより多くのデータを必要とする事実によって、伝送さ
れる各画像に対するデータの量がかなり大きくなるの
で、画像伝送能力も低下することになる。これによっ
て、この赤緑青(RGB)データを、有効に転送されか
つ記憶され得ると共に、ディスプレイのためにRGBデ
ータ内へ戻って再変換され得る他の形式のデータへ変換
するために、種々の努力が行なわれた。最も頻繁に選択
される新しい形式のデータは、RGB(赤緑青)データ
を、一つの輝度値と、二つのクロミナンス(色光度)値
に関連付ける。特に、輝度値は、単色ディスプレイへ画
像の正確な表示を提供するグレースケール上にピクセル
の強度を表わす。輝度値は、RGBデータの各輝度値を
重み付けし、次いでそれらの値を結合することによって
得られる。例えば、NTSC(National Television Sy
stem Committee−全国テレビシステム委員会)の標準輝
度値は、Rが赤の強度値であり、Gが緑の強度値であ
り、Bが青の強度値である、Y(輝度値)=0.299 R+
0.587 G+0.114 Bである。二つのクロミナンス値は、
これらの色が単色とはどの様に異なるかを示す情報を伝
える。例えば、NTSCの値は、U=Y−B及びV=Y
−Rである。RGBからYUVへの変換は、視覚強度情
報の大部分を輝度変数へ圧縮する。この効果は、ビュア
ー(見る者)が、画像の重要な部分を理解するが、全て
を理解しない単色モニター上のカラー画像を見ることに
類似している。多数のクロミナンスデータ及びいくらか
の輝度データが放棄されかつコード(符号)値と置換さ
れ得るように、YUVデータはディジタル式にフィルタ
リングされかつ符号化され得るので、この効果は、画像
表示するデータの量を縮小するために有用である。フィ
ルタリング処理を実行するためには色々な技術があり、
これらの技術のうちの最も一般的な技術は.DCT(Di
screte Cosine Transform )離散余弦変換である。DC
Tは、(6×6ピクセル又は8×8ピクセルなどの)Y
UVピクセルデータのローカルブロックを、このYUV
データ上で実行されるYUVからDCTへの変換から発
生するデータと置換する。これによって生じるDCTデ
ータは、非常に圧縮されており、従って容易に記憶され
又は転送され得る。YUVとDCTの変換は大きいが、
正確に反転することができず、これによって、圧縮デー
タは、たとえ再変換されたデータが元のディジタル画像
データと全く同じではなくとも、ディジタル化された画
像の非常に正確な表示へ戻って再変換され得る。
【0004】この画像変換処理に付随する基本的な問題
は、たとえディジタルデータが、YUVとDCTの変換
によって、便利に圧縮され得るとしても、各変換は、い
くつかの乗算、加算及び/又は減算を必要とすることに
ある。ここで問題となるのは、各乗算、加算又は減算を
コンピュータプロセッサが実行するのに時間がかかるこ
とである。ピクセルごとに複数の演算を処理すること、
及び画像当たり数千のピクセルを処理することによっ
て、かなりの量の処理時間が必要となる。一般的に、こ
の処理時間は、シーケンシャル画像がディスプレイされ
得る速度を劣化させる程、長い。ディスプレイ速度の劣
化は、動作中のオブジェクトをディスプレイするための
能力も劣化させる。これによって、高品質のモーション
ディスプレイを実行するためには、より少ない乗算工程
で済むように、プロセッサが乗算する速度を増すか、又
は変換処理が変更されるかのいづれかが行なわれなけれ
ばならない。乗算の速度を増すことでの従来の技術の試
行は、乗算演算とルックアップテーブルと置換すること
にある。一般的に、2進数システムにおける乗算は、各
乗算当たりの時間が多重の加算演算であるように、一連
のビットシフト(ケタ移動)と加算の演算であるので、
ルックアップテーブルは、多くは、加算又は減算よりず
っと遅い乗算演算に必要とされる時間を縮小させ得る。
さらに、ルックアップテーブルは実行しやすいが、専用
乗算ハードウェアは、専用固定小数点加算、減算、及び
シフトハードウェアよりもずっと複雑である。しかしな
がら、たとえルックアップテーブルが乗算演算の数(回
数)を減少させたとしても、可能性のあるルックアップ
テーブル自体の動作はあまり迅速ではない。さらに、多
くのコンピュータプロセッサは、プロセッサのパイプラ
イン構造のお陰で、多くの乗算を実行する時、乗算から
乗算までの時間使用において非常に有効である。ルック
アップテーブルがコンピュータプロセッサと結合して使
用される時、たとえ個々のルックアップテーブル演算が
乗算演算より速くとも、パイプライン構造は破壊され、
かつ画像処理の全体的能率は低下する。従って、ルック
アップテーブルは、画像処理の速度を増大させる点では
あまり有効ではなかった。
【0005】乗算演算の速度を改善すること以外に、従
来の技術は、DCT変換に要求される非トリビアル(自
明でない)乗算工程の数(回数)を減少させることも試
行した。非トリビアル乗算は2(two )以外の因数を掛
ける乗算である。2の因数を掛ける乗算は、2進システ
ムにおけるシフト(ケタ移動)演算である。従来の技術
においては、非トリビアル乗算は、DCTの方程式が、
DCTの方程式から因数分解され、かつDCT処理にお
いて他の処理と結合され得る固定定数を含むことを認め
ることによって(その回数が)圧縮された。この技術に
よって生じる問題は、乗算工程の数は圧縮されるが、圧
縮度が小さいことである。特に、一般に、除去された共
通因数は、乗算処理の数を減少させない他の非トリビア
ル因数を掛ける。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、改善
されたディジタル画像プロセッサを製造することにあ
る。
【0007】本発明のさらなる目的は、より高速なディ
ジタル画像プロセッサを製造することにある。
【0008】本発明のさらに他の目的は、改善された順
方向DCTを有するディジタル画像プロセッサを製造す
ることにある。
【0009】本発明のさらなる目的は、改善された逆方
向DCTを有するディジタル画像プロセッサを製造する
ことにある。
【0010】本発明のさらに他の目的は、乗算処理に必
要とされる時間を縮小する改善されたDCTを有するデ
ィジタル画像プロセッサを製造することにある。
【0011】本発明のさらに他の目的は、DCT処理に
おいて実行される乗算演算回数を縮小する改善されたD
CTを有するディジタル画像プロセッサを製造すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、非トリ
ビアル乗算が単一処理ステップで結合されるように、D
CT処理を再構成することによって達成される。
【0013】特に、pとqが互いに素であるk=pq点
にDCT処理の行−列適用を行なうためのDCTの方程
式は、順列行列と、pxp点とqxq点を有する行列間
のテンサー積と、pq点を有する任意ベクトルによる積
がpq−p−q+1の加算及び/又は減算を必要とする
行列(マトリックス)と、に因数分解される。テンサー
積は、次いで、(pq−p−q+1)/2の非トリビア
ル乗算を有する第1の因数、及び対角行列を展開するこ
とによって、非トリビアル乗算を除去するために、さら
に因数分解される。対角行列はデータのいかなるセット
に対しても唯一ではない。そのj,j番目の要素は、テ
ンサー積の因数分解の部分積から選択される。対角行列
の要素が一旦選択されると、残存する第1の因数が展開
される。因数分解が終了した時、対角行列はDCT処理
に続く量子化ステップへ吸収される。量子化ステップと
は、DCT出力データによる対角行列の乗算である。量
子化対角行列は、非トリビアル要素がデータを乗算する
ことによって、一つの乗算処理を形成するためにDCT
の対角行列と結合される。乗算ステップのこの結合によ
って、DCT処理における非トリビアル乗算の数が縮小
される。さらに、同一の因数分解技術が、DCTのk×
k行列の点への2次元直接応用に適用され得る。特に、
k×k点上の変換行列は、k点上の変換行列とk点上の
変換行列のテンサー積であると定義付けられる。これに
よって、因数自体とのテンサー積を生成するk点上での
変換行列の個々の因数を生じることができ、かつk点上
の因数分解が、k×k点上の変換行列で非トリビアル乗
算の回数を縮小することができることを示唆する。
【0014】
【実施例】図1は、本発明によるディジタル画像の形
成、伝送、及び提示(プレゼンテーション)のための装
置の実施例を示す。画像物体5からの光源10はレンズ
システム20によって光線ミラーシステムへ伝送され
る。レンズシステム20は、一般に、対物レンズ、実像
を形成するための集光レンズ、及び実像をミラーシステ
ムへ伝送するためのリレーレンズから構成される。ミラ
ーシステムは、ミラー40によって、青色光を、センサ
ー手段90へ伝送する青色反射ダイクロイックミラー3
0からなる。同様に、ミラーシステムは、ミラー60に
よって、赤色光を、センサー手段70へ伝送するために
赤色反射ダイクロイックミラー50を使用する。残りの
緑色光はミラーシステムを介して直接センサー80へ通
過する。各センサー手段は、各素子が光の強度レベルを
感知し、かつこの強度レベルをアナログ式電気信号へ変
換する光感知素子の2次元アレイである。赤色センサー
アレイ内の各素子は、特定素子に関する強度レベルを有
する赤色、緑色、及び青色を付加することによって、こ
の特定素子に対するレンズシステム20によって生成さ
れる合成光信号を生じるように、緑色と青色のセンサー
アレイ内に対応する素子を有している。センサー素子の
2次元アレイ内の各素子の出力は、A/D(アナログ−
ディジタル)変換器へ送られる。赤色センサー手段70
によって生成されるアナログ信号はA/D変換器100
へ送られ、緑色センサー手段80の出力はA/D変換器
110へ送られ、かつ青色センサー手段90の出力はA
/D変換器120へ送られる。A/D変換器は、アナロ
グ信号を、赤色、緑色、及び青色センサーにおける各素
子ごとの光の強度を表わすディジタル値の2次元行列へ
変換する。この実施例におけるA/D変換器の精度は8
ビットであるが、この精度は、4、6、又は10ビット
などの多様な値であってもよい。A/D変換器は、赤、
緑、青の三色の各色ごとに、行列内の各素子に対して、
所与の精度のある値を有するある2次元行列に関するデ
ータを生成する。RGBデータと呼ばれるカラーセンサ
ー出力を表わすディジタル値の行列の生成は、上記以外
の色々な従来の方法において行なわれ得る。例えば、従
来のコンピュータによって生成されたカラーデータの走
査手段又は人工的な生成は、RGBデータを生成する一
般的な方法である。これらの方法の全ては、RGBデー
タがカラーセンサー素子の2次元アレイの各素子に対す
る光の強度の物理的測定の表示であるという事実を共通
に有している。
【0015】一旦RGBデータが生成されると、データ
は変換されかつ符号化される。特に、RGBデータは、
Y値が、対応する赤色、緑色、及び青色センサー内の2
次元アレイ内の単一素子に関する合成RGBデータの輝
度値を表わす、YUVデータへ変換される。さらに、U
及びVの値は、この2次元アレイ内の単一素子に関する
合成RGBデータの(Y−青色)及び(Y−赤色)の値
をそれぞれ表わす。ディジタルRGBデータを含む三つ
の2次元行列は、一つの行列がYデータ、一つの行列が
Uデータ、及び一つの行列がVデータを有する三つの2
次元行列へ変換される。RGBデータは、YUVデータ
が、転送のために、RGBデータよりも有効に符号化さ
れ得るので、変換手段150によってYUVデータへ変
換される。特に、YUVデータへ変換されたRGBデー
タは、データを選択的にフィルタリングし、フィルタリ
ングされたデータを量子化し、かつ転送のために量子化
及びフィルタリングされたデータを符号化するデータ変
換手段200へ送られる。YUVデータの選択的フィル
タリングは、DCT(離散余弦変換)などのフィルタ手
段を介して達成される。DCTは画像を再生するために
必要とされるYUVデータの量を選択的に減少する。視
覚画像を再生するために、大量のU及びVデータを必要
としなくともよいように、RGBからYUVへの変換
は、視覚情報の実質的な量を、2次元アレイの各素子に
対する輝度変数へ圧縮した。DCTフィルタは、正確に
画像を再生するために必要とはされないYUVデータを
システマチックに除去すると共に結合する。
【0016】YUVデータは、DCTを介してフィルタ
リングされた後、量子化される。この量子化は、フィル
タリングされたYUVデータを正規化し、次いでこの正
規化されたデータを最も近似した2進整数へ四捨五入す
る(まめる)。大量のランダムデータよりも、正規化さ
れた分散を含む大量のデータを転送する方がもっと有効
であるので、このステップが必要となるのである。この
量子化処理は、YUVデータの各フィルタリングされた
ベクトルが、このYUVデータを正規化する定数によっ
て乗算される乗算ステップを含む。最後に、正規化され
たデータは、ハフマン(Huffman )符号化処理などの処
理によって、ディジタル転送のために符号化され、次い
で、符号化されたデータは、データチャネル250を介
して送られる電気又は光学的信号へ変換される。ハフマ
ン(又は同様の)符号化処理は、量子化されたYUVデ
ータを、便利に転送され得るシリアルビットストリーム
へ圧縮する。従来の電気的変換装置は、シリアルビット
ストリームを電気的信号へ変換し、電気的信号は、次い
で、電気信号を搬送するために送電線へ送られる。符号
信号変換装置は、シリアルビットストリームを、(光フ
ァイバケーブルなどの)光学的メディア又は(大気など
の)電磁的メディアへ入力される光学的又は電磁的信号
へ変換する、光学的又は電磁的装置であってもよい。
【0017】データチャネル250は、送信機(レシー
バ)、受信機(トランスミッタ)、及び相互接続メディ
アを備えている。相互接続メディアは、電気的又は光学
的であるか、或いは、衛星送信の場合には単なる環境
(大気)であり得る。従来のデータトランスミッタは、
相互接続メディアを介して、データを従来のデータ受信
機へ転送し、この受信機は、次いでこのデータを復号化
ユニットへ送る。データ変換手段200と協働するDC
Tフィルタ、正規化、及び符号化処理は、データ変換手
段300を介して反転することができる。データ変換手
段300は、符号化されたデータを復号化し、かつ基準
化除去(デスケール)し、かつ復号化されたデータ上で
逆DCT(IDCT)を実行する。IDCTは、処理を
開始したYUVデータと類似しているが同一ではない
Y′U′V′データを発生する。データ変換手段200
のハフマン符号化、正規化、及びDCTは反転すること
ができるが、量子化処理は完全に反転することはできな
い。データの一部が切り捨てられると、この切り捨てら
れた部分は回復することができないので、量子化処理は
完全には逆にならない。従って、逆DCT(IDCT)
が復号化されかつ基準化除去されたハフマンコード(符
号)上で実行される時、結果的に生じるY′U′V′デ
ータは、処理を開始したYUVデータとは同じではな
い。Y′U′V′データが発生した後、このY′U′
V′データは、Y′U′V′からR′G′B′データへ
の変換手段350へ送られる。変換手段350は、Y′
U′V′データをR′G′B′データへ変換し、R′
G′B′データは、次に、モニターへ送られる。モニタ
ー400は、R′G′B′データから画像を再生する。
再生された画像は、たとえ、RGBとR′G′B′のデ
ータが異なっていても、RGBデータを発生した元の画
像と本質的に一致しているように知覚される。
【0018】変換手段150とデータ変換手段200が
プロセッサ125を形成する。データ変換手段300及
び逆変換手段350は、逆プロセッサ275を形成す
る。プロセッサと逆プロセッサの両方への中心素子は、
RGBからYUVへの変換及び逆変換演算である。特
に、変換手段は、以下の関数式によって、RGBデータ
をYUVデータへ変換する。
【0019】Y=0.299R+0.587G+0.114B、及びU=Y
−Bであり、V=Y−Rである。
【0020】一旦、全てのRGBデータがYUVデータ
へ変換されると、ピクセルごとのYUVデータはデータ
変換手段200へ送られる。図2は、データ変換手段2
00が、転送のためにデータをフィルタリングし、量子
化し、かつ符号化することを示す。フィルター処理23
0は、YUVデータのピクセルグループがDCT変換を
介してDCTデータへ変換される、離散余弦変換(DC
T)処理である。DCT変換関数は、人間の眼が感知す
るデータのみが保持されるように、Y、U、及びVデー
タを重み付けする。特に、ピクセル値のY、U、及びV
の各行列は、6×6、8×8、12×12などのk×k
素子を有するピクセルのグループへ分けられる。各行列
ごとのピクセルの各グループ内のデータは、DCT変換
データによって置換される。例えば、(素子x(i,j)を
有する)Xが、Y、U、及びVの各行列内の36ピクセ
ル(6×6のピクセルのグループ化)の各ピクセル内部
でデータを表示するならば、これによって、DCTデー
タは、Γy = AXy tを生じ、
【0021】
【数49】
【0022】DCT変換は、Y、U、及びVデータの6
×6行列の各々で36個のピクセルの各々毎に繰り返さ
れる。DCT変換は、色々な実施例において実行され得
る。DCT変換手段のある実施例は、2段階の乗算処理
を実行する乗算器とメモリの結合である。特に、第1段
階テージは、Xの列(コラム)にAを掛け、かつ一時的
メモリにその結果を記憶する。即ち、変換行列Aは、k
素子を有する一連の1次元ベクトルに適用される。この
演算結果は、積行列AXを生成するために記憶される。
これによって生じた行列の行(ロー)は、データの1次
元ベクトルであり、各ベクトルは、最終積Γを生成する
ためにAt によって乗算される。この特定の処理は、D
CTを実行するための行−列(ロー−コラム)方法と呼
ばれる。この処理は、ルックアップテーブル、専用乗算
器、ALU(算術論理演算装置)、又はディジタルデー
タを操作するために好適な他の装置によって実行される
ことができる。
【0023】DCT変換機能を実行するためのロー−コ
ラム処理は、k素子を有する、一連続の1次元データベ
クトルを、変換行列Aに乗算する。この処理は、変換行
列がデータベクトルによって明示的に乗算される時の入
力データXのK×K行列に関して、2K3 の乗算及び2
2 (K−1)の加算/減算を必要とする。この乗算の
数は過度に大きい。この過剰乗算の問題は、変換行列A
が、非トリビアル乗算の数を減少させる特定の方法で因
数分解されるので、本発明の実施例において実質的に減
少する。特に、対角因数(係数)が後の量子化ステップ
へ吸収されることができ、かつ基準化又は尺度化(スケ
ーリング)された因数が、最少の非トリビアル乗算を有
するデータベクトルによって乗算され得るように、A
は、対角因数及び基準化された因数へ因数分解される。
k点上の1次元DCT変換行列、A k は最初は以下のよ
うに基準化される。
【0024】
【数50】
【0025】それらの入力値はDCT変換の定数ci
あり、
【0026】
【外25】
【0027】は残存係数である。点kの数は一般的に6
であり、これによってAk は典型的には6×6である
が、kは12や、他の数であってもよい。点kの数は、
一対の互いに素数の積でもある。これらの数が因数1以
外に共通の因数を共用しないならば、二つの数は互いに
素である。例えば、2と3は、3と4と同様に、互いに
素である。従って、我々は、p,qが互いに素であるk
=p,qを有することもあり、
【0028】
【外26】
【0029】は基準化された係数であり、かつEpqは初
期基準化行列である。
【0030】変換行列
【0031】
【外27】
【0032】は、DCTci の定数のみが因数分解され
るのではなく、非トリビアル乗算を生じる因数も除去さ
れるように、さらに基準化される。特に方程式(1)
は、以下のように書換えられる。
【0033】
【数51】
【0034】そして、この場合、Dk は、k×kの対角
行列を用いて、(Ek によって因数分解された定数c1
以外の)できるだけ多くの非トリビアル乗算を因数分解
するk×kの対角行列である第2の因数である。この処
理によって、YUVデータの部分集合によって乗算され
るべき行列Sk が生じ、かつYUVデータの部分集合に
よるその積の計算は、Ak が必要とするより、かなり少
ない非トリビアル乗算の数しか必要としない。Dk は、
後で、Ek と同様に、量子化処理へ吸収される。この因
数分解処理の用いることによって、Sk における非トリ
ビアル乗算の数は、6点のDCT処理に対して1回か
ら、12点のDCT処理に対して6回へと減少された。
【0035】
【数52】
【0036】Pは、順列行列であり、かつRは、pq点
を有する任意ベクトルを有する積が、pq−p−q+1
の加算及び/又は減算のみを使った計算を必要とする行
列である。行列Rは、素子がデータベクトル指数の値、
即ちμ=0乃至p−1、及びν=0乃至q−1の値に依
存して決定されるk×kの行列である。行列Rは、加算
行列であり、任意ベクトルによるその積は、加算及び減
算のみを含む。p及びqは互いに素であるので、全ての
整数τについては、
【0037】
【数53】
【0038】であるように、固有の整数μとνが存在し
ている。これによって、
【0039】
【数54】
【0040】である場合、0とk=pqの間の全ての整
数τが整数μとνの固有のペアと対応することができ
る。任意のk次元ベクトルv(τ)は、これによって、
順序付けが(0,0),(1,0),(2,0),....,(p−1,1), (0,
1),(1,1),(2,1),....,(p−1,1), (2,0),(2,1),(2,
2),....,(2,q−1),....,(0,q−1),(1, q−1),(2, q−
1),....,(p−1, q−1)であるいわゆる二重辞書式順序w
(μ,ν)へ順列化され得る。行列Rは、任意の二重辞
書式に順序付けられたベクトルwを乗算し、かつ出力ベ
クトル(Rw)を生成する行列である。この場合、 (5) (Rw)(τ)=w(μ,ν) μν=0である時、或いは、(μνがどちらも0でない
時)、出力値は以下のように決定される。即ち、
【0041】
【数55】
【0042】この因数分解は、以下に例として示されて
いる、それぞれ、p=3及びq=2,4に対応するk=
pq=6,12を有するデータ行列XでApqを乗算する
ための有効な処理を提供する。この処理は、定数によっ
て点毎にデータを有効に乗算する対角行列であるので、
【0043】
【外28】
【0044】による積は量子化ステップへ吸収される。
量子化処理は以下に説明されている。
【0045】
【外29】
【0046】による積は、それが量子化処理へ吸収され
るので決して明示的には計算されない。これによって、
これらの乗算ステップは変換処理から除去される。Tに
よる積は、(pq−p−q+1)/2の乗算を必要とす
る。Pが順列行列であるので、Pによる積は算術的演算
を全く含まない。Rによる積は、pq−p−q+1の加
算/減算を必要とする。計算の残りの部分は、各ケース
において明示的に決定され、かつ以下に示されているよ
うに、比較的計算が簡単である
【0047】
【外30】
【0048】による積を含む。
【0049】変換行列A6 及びA12に関する明示的因数
分解は、以下に図示されている。この因数分解は、対応
する
【0050】
【外31】
【0051】行列に関する量の選択に依存しており、従
って、因数分解は唯一ではない。にもかかわらず、他の
同様の因数分解が,本明細書中に記載されている乗算と
同様に有効な変換乗算を提供し得る。第1のステップで
は、これらの因数は、Apqの因数分解の決定において、
ブロックビルディングとして使用されるので、p=2、
3、4に対して、AP =Dp q を因数分解することで
ある。
【0052】
【数56】
【0053】
【数57】
【0054】
【外32】
【0055】による積は、明示的に計算されないという
よりは、以下に説明される基準化処理へ吸収される。従
って、6点の基準化されたDCT,S6 は、
【0056】
【数58】
【0057】の数式を有し、かつ非トリビアル乗算のみ
がT6 による積から生じる。S6 ×ベクトルの積の計算
は、従って、16回の加算/減算プラス2のケタ送り
(シフト)プラス1乗算を必要とする。
【0058】逆基準化変換S6 -1は、反転が行列変換で
あるように、(各kに対して)変換Ak が直交している
ので、基準化された変換S6 の転置(行列)と同様、簡
単に計算される。特に、
【0059】
【数59】
【0060】であり、この実行は、基準化された変換と
同数の乗算、加算/減算、及びシフト回数を用いる。或
いは、6点上の逆基準化されたDCTは、以下の直接反
転数式を介して得られる。
【0061】
【数60】
【0062】行列R6 -1の各列の入力値は、5個の0及
び1個の入力値1、又は4個の0,1個の入力値 0.5及
び1個の入力値−0.5 のいづれか一方である。これによ
って、0.5 と−0.5 の入力値もデスケーリング(基準化
除去)処理へ吸収される。スケール因数
【0063】
【外33】
【0064】が、上記の二つの因数分解において異なる
数式で現れ、かつこのスケール因数が、以下に説明され
るように、逆処理で異なるデスケーリング(基準化除
去)定数へ導かれることは明確であろう。
【0065】対等であるルート3と1.732も、1.
75=2−0.25によって良好に近似されるので、6
点上の順及び逆の基準化されたDCTは共に、ルート3
による全乗算を、2回のシフト及び減算と置換すること
によって良好に近似されることも評価されるべきであ
る。特に、6点逆DCTによって復号化されるべき画像
は、この種の近似的逆基準化DCTによって良好に復号
化され、かつこれによって生じる画像は、理想的に復号
化された画像とほぼ一致している。6点上のこの近似逆
基準化されたDCTの計算は、17回の加算/減算及び
4回のシフトを必要とする。同様の近似は、6点上の順
基準化されたDCTに関して行なわれ得る。これらの近
似的順及び逆基準化されたDCTは、各々が、乗算なし
で、204回の加算/減算と、48回のシフトを用い
る、近似的2次元順及び逆基準化されたDCTを生成す
るために、ロー−コラム形式で使用され得る。この性能
は、少なくとも48回の乗算と、ほぼ同数の加算/減算
及びシフトを必要とする変換演算の従来の技術の実行と
比べて有利に改善されている。
【0066】p=3、q=4であるとき12点上に提供
される因数分解処理の他の明示的な例が以下に示されて
いる。特に、
【0067】
【数61】
【0068】12点上の基準化されたDCTは、行列
【0069】
【数62】
【0070】に対応する。この因数分解によってS12
よる積を計算するためには、6回の乗算(T12に3回、
Kに3回。
【0071】
【外34】
【0072】の因数における乗算は量子化へ吸収され
る。)、49回の加算/減算(R12に6回、Φ2 に22
回、Φ1 に21回)、及び4回のシフト(Φ2 に対し
て)を必要とする。再び、6点変換におけるように、1
2点変換は直交行列であり、この逆はその転置行列であ
り、その積の計算は同じ回数の乗算、加算/減算、及び
シフトを必要とする。さらに、この種の変換の従来の実
行は、この実施例における6回の乗算に比較すると、少
なくとも23回の乗算、即ち同じ回数の加算/減算、及
びシフトを必要とする。
【0073】本発明は、DCTの乗算の回数をさらに減
少させる2次元DCT応用にも適用可能である。k×k
点上の2次元DCTは、行列表示が以下のテンサー積と
して与えられる線形演算子である。
【0074】
【数63】
【0075】因数である、
【0076】
【数64】
【0077】は、量子化ルーチンに吸収され得るこれら
の基準化因数に対応する対角行列である。
【0078】
【外35】
【0079】による積の計算は、ロー−コラム形式で行
なわれる。
【0080】
【外36】
【0081】及び
【0082】
【数65】
【0083】による積の計算もロー−コラム形式で行な
われるが、直接的に行なわれる。この直接的な方法は、
以下の実施例によって説明されている特定パラメータ
p,qに依存する。順列行列
【0084】
【外37】
【0085】による積の計算は算術演算を全く含まな
い。
【0086】特に、6×6点上で2次元基準化されたD
CTは、行列P6 、Φ1 、Φ2 、T 6 、R6 が1次元6
点の実施例において与えられた行列と同じであるところ
の、恒等式、
【0087】
【数66】
【0088】によって処理され得る。加算ステップは、
12×16=192回の加算/減算プラス12×2=2
4シフトを用いてロー−コラム形式で行なわれる。乗算
ステップは12回の乗算を用いてロー−コラム形式で、
又は
【0089】
【外38】
【0090】に関するテンサー恒等式に基づいてもっと
有効に、行なわれ得る。この行列は、ルート3である1
0個の入力と、3である2個の入力を除く全ての入力値
が1である対角入力を有する対角行列である。これによ
って、乗算段階の計算は、10回の乗算、2回のシフ
ト、及び2回の加算を用いて行なわれる。算術的には、
6×6点配列上の
【0091】
【外39】
【0092】による積は以下のように得られる。列(コ
ラム)1、2、3、4、5、6はT6によって乗算さ
れ、コラム5はルート3T6 によって乗算される。T6
による5回の積は、各々がルート3による5回の乗算を
用いるが、ルート3×T6 による積はルート3による5
回の積と、3による1回の積を使用し、後者は1シフト
及び1加算によって行なわれる。ここではまた、1次元
6点の実施例で記述されているように、ルート3による
積は、近似によって置換され得る。
【0093】ロー−コラム方法による12×12点上の
基準化されたDCT(SDCT)の2次元実施例は、1
次元DCT実施例において使用される算術的演算の回数
の24倍、従って、144回の乗算、1176回の加算
/減算、及び96回のシフトを必要とするであろう。直
接的テンサー積の数式を介する2次元DCT実施例は、
乗算の回数をさらに減少させる。全ての加算/減算のセ
クションは、ロー−コラム形式で行なわれ、これによっ
て1176回の計数は変わらない。
【0094】
【外40】
【0095】による積は、63回の乗算によって行なわ
れ、かつ
【0096】
【外41】
【0097】による積は54回の乗算と9回のシフトに
よって行なわれ得る。算術的には、12×12の入力配
列上の
【0098】
【外42】
【0099】による積は、以下のように得られる。コラ
ム1−9は各々が、9回の乗算によってT12を乗算さ
れ、コラム10は12回の乗算によって2β1 12が乗
算され、コラム11は、12回の乗算によって(β3
2β5 )T12が乗算され、コラム12は12回の乗算に
よって(β7 /2β2 )T12が乗算される。12×12
の入力配列上の式
【0100】
【外43】
【0101】による積は以下のように得られる。即ち、
コラム1、2、3、5、6、7、9、10、11は各々
3回の乗算によってKが乗算され 、コラム4、8、1
2は各々、9回の乗算及び3回のシフトによって(ルー
ト2/2K)が乗算される。これによって、12×12
点上のSDCTの2次元実行は、(12×12配列への
24回の1次元適用を用いたロー−コラム接近法におけ
る144回の乗算に比較すると)117回の乗算、11
76回の加算/減算、及び(ロー−コラムの実行におけ
る96回のシフトに比較すると)105回のシフトによ
って行なわれ得る。トレードオフ(交換)は、1次元ロ
ー−コラム方法を直接的2次元DCT実行にトレードす
ることにおいては、9シフト当たり27回の乗算とな
る。
【0102】SDCTデータが発生した後で、図2は、
SDCTデータが量子化ステップ235を介して量子化
されることを示している。量子化処理は、SDCTデー
タが基準化され、次いで最も近似した整数へ四捨五入さ
れる2工程処理である。基準化処理は、三つのY、U、
Vの行列ごとに、M×NのSDCTデータの値の各々
が、通常は、これっきり一度だけ経験的に予め定められ
かつ人間視覚システムの特徴を考慮する定数によって乗
算される。標準DCT圧縮方法においては、変換後にD
CTを介して変換されるY、U、Vの各行列におけるp
q×pqの各ブロックは、所定の量ηi,j ,0≦i,j
≦pq−1の逆数によって点毎に(ポイントワイズ)乗
算される。pq×pqの行列(ηi,j )はしばしば量子
化行列と呼ばれ、かつ点毎の乗算はスケーリング(基準
化)と呼ばれる。この行列は、種々のカラー平面Y、
U、Vごとに変化し得る。基準化行列の発生は、従来の
技術において公知である。DCTのブロック出力が
【0103】
【外44】
【0104】である場合、基準化後のブロック出力は
【0105】
【数67】
【0106】である。本発明は、基準化されたDCTを
使用し、かつ対角行列
【0107】
【外45】
【0108】を基準化処理へ吸収する。入力値が
【0109】
【数68】
【0110】であるpq×pqの基準化行列が導入さ
れ、このとき、di,j は、対角行列
【0111】
【外46】
【0112】の(jp+i)番目の入力値である。基準
化されたDCTの出力値
【0113】
【外47】
【0114】は、
【0115】
【数69】
【0116】を生じる新しい基準化行列からの入力値の
逆数によるポイントワイズ乗算によって基準化される。
数量bi,j 及び
【0117】
【外48】
【0118】は、十分に高精度な計算によって任意に近
似化され得る。被乗数に対応する精度を保持するため
に、(最高精度被乗数のビット数の約2倍の)十分なビ
ット数を有するディジタル乗算器が用いられる。
【0119】一旦DCTデータが量子化されると、図2
は、データがハフマン符号化のようなデータ符号化処理
240によって符号化されるのを示している。ハフマン
符号化は、参照テーブル内で実行され、かつ可変長コー
ドワードを入力データの固定長コードワードへ置き換え
る。符号化手段240は、ALU(算術論理演算装
置)、専用乗算器、又はシフト及び加算ユニット、或い
は、ディジタルデータを操作するための他の専用装置な
どの様々な符号化処理のディジタル実行も有することが
できる。データが符号化された後、データはディジタル
信号へ変換され、次いでデータドライバ(駆動機構)に
よってデータチャネル250を介して転送される。デー
タチャネルの媒体は電気的、光学的、又は電磁的であっ
てもよく、結果的には、個々のデータビットを信号パル
スへ(及びその逆へ)変換する変換装置は、電気的、電
子光学的、又は電磁性装置であり得る。同様に、データ
ドライバ(又はトランスミッタ)及びデータセンサ(レ
シーバ)も電気的、電子光学的、又は電磁性装置であり
得る。図3は、転送後、プロセッサ275は転送された
データを受け取り、かつデータ変換手段300が、逆基
準化されたDCT処理を復号化し、基準化除去し、かつ
転送されたデータへ適用することを示している。転送さ
れたデータは、逆ハフマン符号化処理などの逆符号化処
理325を介して最初に復号化される。一旦データが復
号化されると、このデータは、ブロック330でデスケ
ーリングされ、かつYUV形式のデータを発生するため
に、そこで、逆基準化されたDCT演算335を実行さ
せなければならない。一旦YUV形式のデータが発生す
ると、データをモニターへディスプレイするために、R
GB形式のデータを生成するために、逆RGB変換が発
生され得る。
【0120】図1のデータ変換手段300は、データ変
換手段200への相補手段である。図3は、データ変換
手段300をより詳細に示している。例えば、ハフマン
符号化方法が符号化処理240で使用される場合は、ハ
フマン復号化手段が、図3に示されている復号化処理3
25において用いられる。ここで、ハフマン復号化手順
は、ルックアップテーブル又はディジタルデータを操作
するために他の同様の装置で実行される。復号化処理の
出力は、量子化され、基準化されたDCTデータの三つ
のM×Nの行列である。データ変換手段300は、デス
ケーリング330と、逆基準化されたDCT(ISDC
T)変換335処理も含んでいる。デスケーリングステ
ップ330は、量子化処理におけるような乗算及び切捨
てステップとは対照的な、単なる乗算ステップである。
これは、一旦データが切捨てられたら、データの切捨て
部分は失われ、二度と検索することができないために生
じる。デスケーリング処理における乗算ステップは、復
号化されたデータの三つのM×Nの行列内の各素子を所
定の除数に乗算し、かつ圧縮処理の正規化処理を反転す
る。標準的DCT圧縮解除方法において、Γy 、Γu
Γv の各行列におけるpq×pqブロックの各々は、量
子化行列における入力値として表れる量ηi, j ,0≦
i,j≦pq−1によってポイントワイズで乗算され
る。このポイントワイズ乗算はデスケーリングと呼ばれ
る。復号化されたDCTデータのこの様なブロックがb
i,j であるとき、デスケーリング後のブロック出力は、
i,j =b i,j ηi,j である。本発明は、逆基準化され
たDCTを使用し、かつ対角行列
【0121】
【外49】
【0122】をデスケーリング処理へ吸収する。上記
(方程式15a及び15b)のように、反転処理は、転
置を介しての反転又は直接反転のいづれかに基づいて行
なわれる。方程式15aによって提案されるように、反
転が転置(行列)を介して実行される実施例において、
入力値が
【0123】
【数70】
【0124】であるpq×pqのデスケーリング行列が
用いられ、このとき、di,j は、対角行列
【0125】
【外50】
【0126】のうちの(jp+i)番目の入力値であ
る。ブロック入力値
【0127】
【外51】
【0128】は、
【0129】
【数71】
【0130】を生じる新しいデスケーリング行列からの
入力値によってポイントワイズに乗算される。方程式1
5bによって示されているように、反転が直接反転を介
して実行される実施例においては、入力値が、
【0131】
【数72】
【0132】であるpq×pqのデスケーリング行列が
用いられ、このとき、di,j は、対角行列
【0133】
【外52】
【0134】の内の(jp+i)番目の入力である。ブ
ロック入力値
【0135】
【外53】
【0136】は、
【0137】
【数73】
【0138】を生じる新しいデスケーリング行列からの
入力値によってポイントワイズに乗算される。両方法の
下で、量zi,j 及び
【0139】
【外54】
【0140】は、十分に高い精度によって計算すること
により任意に近似化される。被乗数と対応する精度を保
持するために、十分な(最高精度被乗数のビット数の約
2倍の)ビット数を有するディジタル乗算器が用いられ
る。直接反転に対応する第2の方法において、結果的に
生じるデスケーリング行列は順処理において用いられる
基準化行列と一致することは評価されるであろう。
【0141】デスケーリング処理330の後、ISDC
T処理335は、演算結果データに用いられる。本発明
の実施例においては、ISDCTの実行は、上記に説明
された転置方法を介して行なわれる。逆基準化された変
換行列の因数分解は、DCT行列が、その逆がその転置
を意味する直交演算であるので順SDCT変換と非常に
類似している。これは、逆変換行列を得るためには、個
々の因数は再計算されるより、むしろ再配列されること
のみが必要とされることを意味する。これによって生じ
るISDCT出力は、Y′、U′、及びV′データを有
する三つの行列を示す。Y′U′V′行列は、量子化損
失によって処理のエンコーダ(符号化装置)側における
YUVデータと正確には一致しないが、ほぼ一致してい
る。
【0142】一旦Y′U′V′データが発生すると、こ
のデータは、R′G′B′データへの変換されるため
に、変換手段300へ送られる。特に、変換手段は、以
下の機能即ちR′=Y′−V′及びG′=Y′+.19
4G′+.509B′及びB′=Y′−U′によって、
Y′U′V′データをR′G′B′データへ変換する。
R′G′B′行列は、量子化損失のために、処理を開始
したYUVデータと正確には一致しないが、ほぼ一致し
ている。
【0143】本明細書中に記載されている順SDCT処
理は、従来の順DCT技術によって処理される画像と視
覚的に一致している画像を生成するために、従来の技術
の逆DCT技術によって使用されることができる。同様
に、本明細書中に記載されている逆SDCT変換は、従
来の技術の逆カラー変換技術によって処理される画像と
視覚的に一致している画像を生成するために、従来の技
術の順DCT技術により使用されることができる。これ
は、特定の変換を実行するために使用される順DCT技
術が、逆変換を実行するために使用される技術から分離
していることを意味する。図4は、符号手段200から
の符号化されたデータが、本明細書中に記載されている
逆DCT変換手段とは異なる復号化、及び逆DCT変換
手段を有する他の画像処理システムによって別個に用い
られるように、記憶手段425内へ記憶され得ることを
示している。同様に、図5は、記憶手段425内に記憶
されたDCTデータは、記憶されたデータが本発明にお
いて記述されている順SDCT変換処理を利用していな
かったとしても、モニター上で表示するために本発明の
技術を用いて復号化されかつ変換され得ることを示して
いる。本発明による画像の記憶又は画像の表示のための
実施例において記憶手段425は、ディジタルデータを
記憶するための従来の技術の電気的、光学的、又は電磁
的記憶手段であり得る。
【0144】本発明は、特に、画像の拡大縮小のための
処理に適用可能である。とりわけ、画像データを生成す
る多くのスキャナーは、125dpi(ドット/イン
チ)の入力センサーを有し、かつ多くの画像ディスプレ
イは、92dpi(ドット/インチ)の出力を有する。
これによって、画像をその物理的サイズでディスプレイ
するためには125乃至92dpiのスケールが必要と
される。これは、3/4スケール(0.736 )に非常に近
似していると計算される。このスケールを実行し、かつ
高品質を保持するための近道は、性能ターゲットを得る
のを助長すると共に、正確な物理的サイズで画像をディ
スプレイすることによってシステム内に均一性を保つ時
に非常に有用である。DCT構成素子の先行6×6入力
値に用いられ、次いで3/4の因数によって点毎に基準
化された6×6点上の速い逆DCTも全く同様に動作す
る。点毎の基準化は、対角行列
【0145】
【外55】
【0146】における各素子を縮小因数(即ち、3/
4)で乗算し、かつ行列
【0147】
【外56】
【0148】をデスケーリングステップへ組み込むこと
によって、達成される。これは、逆DCTが、余弦であ
る基本的関数を用いて画像を復元するからである。2次
元の各々に沿って、8点の場合にも同様に、基本関数と
は、定数(DC(離散余弦)成分)、均等に離間された
8箇所でサンプリング(抽出)された余弦関数の半サイ
クル、均等に離間された8箇所で抽出された余弦関数に
おける全サイクル、均等に離間された8箇所で抽出され
た余弦関数における1サイクル半から、均等に離間され
た8箇所で抽出された余弦関数における3周半へ到るま
でを生成する。DCT係数とは、線形復元におけるこれ
らの基本関数に与えられる重み付けである。同じ係数に
よって最初の6のみが用いられた時、この復元は、DC
成分、均等に離間された6箇所で抽出される余弦関数の
半サイクル、均等に離間された6箇所で抽出される余弦
関数の全周、均等に離間された6箇所で抽出された余弦
関数の1周半から、均等に離間された6箇所で抽出され
た余弦関数の2周半に到るまでを生成する。この新しい
復元は、最高の二つの周波数成分を欠いており、かつそ
の補間は余弦曲線に沿った異なる箇所での抽出を介して
行なわれる。元のDCT係数におけるパワー(べき)が
64の値を用いて得られ、新しく復元された6×6は3
6の値を生じるので、3/4の均一基準化は好適な範囲
まで下がった最終強度値を生じる。さらに、その先行8
×8入力値がDCT成分であり、かつ残りが0である1
2×12の配列に用いられる12×12点上の迅速なD
CTは、通常に再生された画像のサイズの1.5倍の画
像を生成し、かつ画像データが、国際標準化機構の統合
写真専門化グループ(ISO/JPEG)から出現した
標準で記憶されている画像の場合と同様に、画像データ
がDCTドメイン(定義域)内で記憶される時は、有効
画像拡大装置として使用され得る。さらに、種々のサイ
ズのDCTは、画像が二つの互いに素であり、整数の積
であるサイズ6、12、又は他の合成値であるDCTに
よって処理される独立したアプリケーションにとって重
要である。
【0149】
【発明の効果】本発明は、改善されたディジタル画像プ
ロセッサを製造することにある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディジタル画像プロセッサシステ
ムの一つの実施例を示す図である。
【図2】本発明によるデータ変換手段の第1の実施例を
示す図である。
【図3】本発明によるデータ変換手段の第2の実施例を
示す図である。
【図4】本発明によるディジタル画像処理システムの他
の実施例を示す図である。
【図5】本発明によるディジタル画像処理システムのさ
らに他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
150 変換手段 200 データ変換手段 230 フィルター処理 235 量子化ステップ 240 データ符号化処理
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エリオット ネイル リンザー アメリカ合衆国10463、ニューヨーク州ブ ロンクス、アパートメント 3エイチ、ウ エストトゥーハンドレッドサーティーナイ ンス ストリート 600

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データチャネルを介して画像を伝送する
    ための方法であって、 RGB形式のデータで画像を表示するステップと、 前記RGB形式のデータをYUVデータヘ変換するステ
    ップと、 k=pqであり、pとqが互いに素の整数であり、因数
    分解された変換行列S k を、k点を有する前記YUVデ
    ータの複数の部分集合に乗算することによって、前記Y
    UVデータをDCTデータヘ変換するステップと、 を備え、 前記因数分解された変換行列Sk は、Rが上限でpq−
    p−q+1回の加算及び減算の少なくとも一方を用いて
    pq点を有する任意のベクトルによって積を生成し、P
    が順列行列を有し、p点(SP )上のSDCT行列とq
    点(Sq )上のSDCT行列との間のテンサー積が 【外1】 を生成し、p及びq点上でそれぞれ基準化された変換行
    列に関して、EP とEqが第1次因数であり、DP とD
    q が第2次因数であり、かつ 【数1】 であるところの 【数2】 であり、ここで、 【外2】 が、 【数3】 のj番目の行における任意の非零入力値から選択される
    各j,j番目の項を有するpq×pqの対角行列を備え
    る、 【数4】 の積であり、 前記DCTデータを量子化するステップと、 前記量子化されたDCTデータを、前記データチャネル
    を介して転送するための信号へ変換するステップと、 前記信号を前記データチャネルへ入力するステップと、 をさらに備える画像伝送方法。
  2. 【請求項2】 データチャネルを介して画像を伝送する
    ための方法であって、 RGB形式データで画像を表示するステップと、 前記RGB形式データをYUVデータヘ変換するステッ
    プと、 k=pqであり、pとqが互いに素の整数であり、因数
    分解された変換行列Sk を、k×k点を有する前記YU
    Vデータの複数の部分集合に乗算することによって、前
    記YUVデータをDCTデータヘ変換するステップと、 を備え、 前記因数分解された変換行列Sk は、Rが上限でpq−
    p−q+1回の加算及び減算の少なくとも一方を用いて
    pq点を有する任意のベクトルによって積を生成し、P
    が順列行列を有し、p点(SP )上のSDCT行列とq
    点(Sq )上のSDCT行列との間のテンサー積が 【外3】 を生成し、p及びq点上それぞれで基準化された変換行
    列に関して、EP とEqが第1次因数であり、DP とD
    q が第2次因数であり、かつ 【数5】 であるところの 【数6】 であり、ここで、 【外4】 が、 【数7】 のj番目の行における任意の非零入力値から選択される
    各j,j番目の項を有するpq×pqの対角行列を備え
    る、 【数8】 の積であり、 前記DCTデータを量子化するステップと、 前記量子化されたDCTデータを、前記データチャネル
    を介して転送するための信号へ変換するステップと、 前記信号を前記データチャネルへ印加するステップと、 をさらに備える画像伝送方法。
  3. 【請求項3】 モニターへ画像をディスプレイするため
    の方法であって、 前記画像を表示する符号化されたデータをデータチャネ
    ルから検知するステップと、 前記検知されたデータをDCT形式データへ復号化する
    ステップと、 前記DCT形式データを基準化除去するステップと、 k=pqであり、pとqが互いに素の整数であり、因数
    分解された変換行列St k を、k点を有する前記DCT
    データの複数の部分集合に乗算することによって、前記
    DCTデータをYUVデータヘ変換するステップと、 を備え、 前記因数分解された変換行列St k は、Rt が上限でp
    q−p−q+1の加算及び減算の少なくとも一方を用い
    てpq点を有する任意のベクトルによって積を生成し、
    t が順列行列を有し、p点(SP t )上のISDCT
    行列とq点(S q t )上のISDCT行列との間のテン
    サー積が 【外5】 を生成し、Tt が、p及びq点上のそれぞれで基準化さ
    れた変換行列に関して、EP とEq が第1次因数であ
    り、DP とDq が第2次因数であり、かつ 【数9】 であるところの 【数10】 の転置行列であり、かつ 【外6】 が、 【数11】 のj番目の行における任意の非零入力値から選択される
    各j,j番目の項を有するpq×pqの対角行列を備え
    る、 【数12】 の積であり、 前記YUVデータをRGB形式データへ変換するステッ
    プと、 前記画像を前記モニターへディスプレイするために、前
    記RGBデータを前記モニター入力へ入力するステップ
    と、 をさらに備える画像ディスプレイ方法。
  4. 【請求項4】 モニターへ画像をディスプレイするため
    の方法であって、 前記画像を表示する符号化されたデータをデータチャネ
    ルから検知するステップと、 前記検知されたデータをDCT形式データへ復号化する
    ステップと、 前記DCT形式データを基準化除去するステップと、 k=pqであり、pとqが互いに素の整数であり、因数
    分解された変換行列Sk -1を、k点を有する前記DCT
    データの複数の部分集合に乗算することによって、前記
    DCTデータをYUVデータヘ変換するステップと、 を備え、 前記因数分解された変換行列Sk -1は、R-1が上限でp
    q−p−q+1の加算及び減算の少なくとも一方を用い
    てpq点を有する任意のベクトルによって積を生成し、
    t が順列行列を有し、p点(SP -1)上のISDCT
    行列とq点(S q -1)上のISDCT行列との間のテン
    サー積が 【外7】 を生成し、p及びq点上のそれぞれで基準化された変換
    行列に関して、EP とE q が第1次因数であり、DP
    q が第2次因数であり、かつ 【数13】 であるところの 【数14】 であり、ここで、 【外8】 が、 【数15】 のj番目の行における任意の非零入力値から選択される
    各j,j番目の項を有するpq×pqの対角行列を備え
    る、 【数16】 の積であり、 前記YUVデータをRGB形式データへ変換するステッ
    プと、 前記画像を前記モニターへディスプレイするために、前
    記RGBデータを前記モニター入力へ入力するステップ
    と、 をさらに備える画像ディスプレイ方法。
  5. 【請求項5】 モニターへ画像をディスプレイするため
    の方法であって、 前記画像を表示する符号化されたデータをデータチャネ
    ルから検知するステップと、 前記検知されたデータをDCT形式データへ復号化する
    ステップと、 前記DCT形式データを基準化除去するステップと、 k=pqであり、pとqが互いに素の整数であり、因数
    分解された変換行列Sk t を、k×k点を有する前記D
    CTデータの複数の部分集合に乗算することによって、
    前記DCTデータをYUVデータヘ変換するステップ
    と、 を備え、 前記因数分解された変換行列Sk t は、Rt が上限でp
    q−p−q+1の加算及び減算の少なくとも一方を用い
    てpq点を有する任意ベクトルによって積を生成し、P
    t が順列行列を有し、p点(SP t )上のISDCT行
    列とq点(Sq t )上のISDCT行列との間のテンサ
    ー積が 【外9】 を生成し、Tt が、p及びq点上のそれぞれで基準化さ
    れた変換行列に関して、EP とEq が第1次因数であ
    り、DP とDq が第2次因数であり、かつ 【数17】 であるところの 【数18】 の転置行列であり、かつここで、 【外10】 が、 【数19】 のj番目の行における任意の非零入力値から選択される
    各j,j番目の項を有するpq×pqの対角行列を備え
    る、 【数20】 の積であり、 前記YUVデータをRGB形式データへ変換するステッ
    プと、 前記画像を前記モニターへディスプレイするために、前
    記RGBデータを前記モニター入力へ入力するステップ
    と、 をさらに備える画像ディスプレイ方法。
  6. 【請求項6】 モニターへ画像をディスプレイするため
    の方法であって、 前記画像を表示する符号化されたデータをデータチャネ
    ルから検知するステップと、 前記検知されたデータをDCT形式データへ復号化する
    ステップと、 前記DCT形式データを基準化除去するステップと、 を備え、 k=pqであり、pとqが互いに素の整数であり、因数
    分解された変換行列Sk -1をk×k点を有する前記DC
    Tデータの複数の部分集合に乗算することによって、前
    記DCTデータをYUVデータヘ変換するステップと、 前記因数分解された変換行列Sk -1は、R-1が上限でp
    q−p−q+1の加算及び減算の少なくとも一方を用い
    てpq点を有する任意ベクトルによって積を生成し、P
    -1が順列行列を有し、p点(SP -1)上のISDCT行
    列とq点(Sq -1)上のISDCT行列との間のテンサ
    ー積が 【外11】 を生成し、T-1がp及びq点上のそれぞれで基準化され
    た変換行列に関して、E P とEq が第1次因数であり、
    P とDq が第2次因数であり、かつ 【数21】 であるところの 【数22】 の逆であり、かつここで、 【外12】 が、 【数23】 のj番目の行における任意の非零入力値から選択される
    各j,j番目の項を有するpq×pqの対角行列を備え
    る、 ことより成る 【数24】 の積であり、 前記YUVデータをRGB形式データへ変換するステッ
    プと、 前記画像を前記モニターへディスプレイするために、前
    記RGBデータを前記モニター入力へ入力するステップ
    と、 をさらに備える画像ディスプレイ方法。
  7. 【請求項7】 データチャネルを介して画像を伝送する
    ためのトランスミッタであって、 RGB形式データをYUVデータヘ変換するための第1
    の変換手段と、 k=pqであり、pとqが互いに素の整数である因数分
    解された変換行列Skを、k点を有する前記YUVデー
    タの複数の部分集合に乗算することによって、 前記YUVデータをDCTデータヘ変換する第2の変換
    手段と、 を備え、 前記因数分解された変換行列Sk は、Rが上限でpq−
    p−q+1の加算及び減算の少なくとも一方を用いてp
    q点を有する任意のベクトルによって積を生成し、Pが
    順列行列を有し、p点(SP )上のSDCT行列とq点
    (Sq )上のSDCT行列との間のテンサー積が 【外13】 を生成し、p及びq点上でそれぞれ基準化された変換行
    列に関して、EP とEqが第1次因数であり、DP とD
    q が第2次因数であり、かつ 【数25】 であるところの 【数26】 であり、かつ、ここで 【外14】 が、 【数27】 のj番目の行における任意の非零入力値から選択される
    各j,j番目の項を有するpq×pqの対角行列を備え
    る、 【数28】 の積であり、 前記DCTデータを量子化する量子化手段と、 前記量子化されたDCTデータを、前記データチャネル
    を介して転送するための信号へ変換する変換手段と、 前記信号を前記データチャネルへ入力するドライバ手段
    と、 をさらに備えるトランスミッタ。
  8. 【請求項8】 データチャネルを介して画像を伝送する
    ためのトランスミッタであって、 RGB形式データをYUVデータヘ変換する第1の変換
    手段と、 k=pqであり、pとqが互いに素の整数であり、因数
    分解された変換行列Sk をk×k点を有する前記YUV
    データの複数の部分集合に乗算することによって、前記
    YUVデータをDCTデータヘ変換する第2の変換手段
    と、 を備え、 前記因数分解された変換行列Sk は、Rが上限でpq−
    p−q+1の加算及び減算の少なくとも一方を用いてp
    q点を有する任意のベクトルによって積を生成し、Pが
    順列行列を有し、p点(SP )上のSDCT行列とq点
    (Sq )上のSDCT行列との間のテンサー積が 【外15】 を生成し、p及びq点上それぞれで基準化された変換行
    列に関して、EP とEqが第1次因数であり、DP とD
    q が第2次因数であり、かつ 【数29】 であるところの 【数30】 であり、かつここで、 【外16】 が、 【数31】 のj番目の行における任意の非零入力値から選択される
    各j,j番目の項を有するpq×pqの対角行列を備え
    る、 【数32】 の積であり、 前記DCTデータを量子化する量子化手段と、 前記量子化されたDCTデータを、前記データチャネル
    を介して転送するための信号へ変換する変換手段と、 前記信号を前記データチャネルへ入力するドライバ手段
    と、 をさらに備えるトランスミッタ。
  9. 【請求項9】 モニターへ画像をディスプレイするため
    のディスプレイシステムであって、 前記画像を表示する符号化されたデータをデータチャネ
    ルから検知するセンサー手段と、 前記検知されたデータをDCT形式データへ復号化する
    デコーダ手段と、 前記DCT形式データを基準化除去するデスケーリング
    手段と、 k=pqであり、pとqが互いに素の整数であり、因数
    分解された変換行列S t k をk点を有する前記DCTデ
    ータの複数の部分集合に乗算することによって、前記D
    CTデータをYUVデータヘ変換する第1の変換手段
    と、 を備え、 前記因数分解された変換行列St k は、Rt が上限pq
    −p−q+1の加算及び減算の少なくとも一方を用いて
    pq点を有する任意ベクトルによって積を生成し、Pt
    が順列行列を有し、p点(SP t )上のISDCT行列
    とq点(Sq t)上のISDCT行列との間のテンサー
    積が 【外17】 を生成し、Tt が、p及びq点上のそれぞれで基準化さ
    れた変換行列に関して、EP とEq が第1次因数であ
    り、DP とDq が第2次因数であり、かつ 【数33】 であるところの 【数34】 の転置行列であり、かつここで、 【外18】 が、 【数35】 のj番目の行における任意の非零入力値から選択される
    各j,j番目の項を有するpq×pqの対角行列を備え
    る、 【数36】 の積であり、 前記YUVデータをRGB形式データへ変換するための
    第2の変換手段と、 前記画像を前記モニターへディスプレイするために、前
    記RGBデータを前記モニター入力へ用いるためのドラ
    イバ手段と、 をさらに備えるディスプレイシステム。
  10. 【請求項10】 モニターへ画像をディスプレイするため
    のディスプレイシステムであって、 前記画像を表示する符号化されたデータをデータチャネ
    ルから検知するセンサー手段と、 前記検知されたデータをDCT形式データへ復号化する
    デコーダ手段と、 前記DCT形式データを基準化除去するためのデスケー
    リング手段と、 k=pqであり、pとqが互いに素の
    整数であり、因数分解された変換行列Sk -1を、k点を
    有する前記DCTデータの複数の部分集合に乗算するこ
    とによって、前記DCTデータをYUVデータヘ変換す
    る第1の変換手段と、 を備え、 前記因数分解された変換行列Sk -1は、R-1が上限でp
    q−p−q+1の加算及び減算の少なくとも一方を用い
    てpq点を有する任意のベクトルによって積を生成し、
    t が順列行列を有し、p点(SP -1)上のISDCT
    行列とq点(S q -1)上のISDCT行列との間のテン
    サー積が 【外19】 を生成し、p及びq点上のそれぞれで基準化された変換
    行列に関して、EP とE q が第1次因数であり、DP
    q が第2次因数であり、かつ 【数37】 であるところの 【数38】 であり、ここで、 【外20】 が、 【数39】 のj番目の行における任意の非零入力値から選択される
    各j,j番目の項を有するpq×pqの対角行列を備え
    る、 【数40】 の積であり、 前記YUVデータをRGB形式データへ変換するための
    第2の変換手段と、 前記画像を前記モニターへディスプレイするために、前
    記RGBデータを前記 モニター入力へ入力するためのドライバ手段と、をさら
    に備えるディスプレイシステム。
  11. 【請求項11】 モニターへ画像をディスプレイするため
    のディスプレイシステムであって、 前記画像を表示する符号化されたデータをデータチャネ
    ルから検知するセンサー手段と、 前記検知されたデータをDCT形式データへ復号化する
    デコーダ手段と、 前記DCT形式データを基準化除去するためのデスケー
    リング手段と、 k=pqであり、pとqが互いに素の
    整数である因数分解された変換行列S t k を、k×k点
    を有する前記DCTデータの複数の部分集合に乗算する
    ことによって、前記DCTデータをYUVデータヘ変換
    する第1の変換手段と、 を備え、 前記因数分解された変換行列St k は、Rt が上限pq
    −p−q+1の加算及び減算の少なくとも一方を用いて
    pq点を有する任意ベクトルによって積を生成し、Pt
    が順列行列を有し、p点(SP t )上のISDCT行列
    とq点(Sq t)上のISDCT行列との間のテンサー
    積が 【外21】 を生成し、Tt が、p及びq点上のそれぞれで基準化さ
    れた変換行列に関して、EP とEq が第1次因数であ
    り、DP とDq が第2次因数であり、かつ 【数41】 であるところの 【数42】 の転置行列であり、かつ 【外22】 が、 【数43】 のj番目の行における任意の非零入力値から選択される
    各j,j番目の項を有するpq×pqの対角行列を備え
    る、 【数44】 の積であり、 前記YUVデータをRGB形式データへ変換するための
    第2の変換手段と、 前記画像を前記モニターへディスプレイするために、前
    記RGBデータを前記モニター入力へ入力するためのド
    ライバ手段と、 をさらに備えるディスプレイシステム。
  12. 【請求項12】 モニターへ画像をディスプレイするため
    のディスプレイシステムであって、 前記画像を表示する符号化されたデータをデータチャネ
    ルから検知するためのセンサー手段と、 前記検知されたデータをDCT形式データへ復号化する
    ためのデコーダ手段と、 前記DCT形式データを基準化除去するためのデスケー
    リング手段と、 k=pqであり、pとqが互いに素の
    整数である因数分解された変換行列Sk -1を、k×k点
    を有する前記DCTデータの複数の部分集合に乗算する
    ことによって、前記DCTデータをYUVデータヘ変換
    するための第1の変換手段と、 を備え、 前記因数分解された変換行列Sk -1は、R-1が上限でp
    q−p−q+1の加算及び減算の少なくとも一方を用い
    てpq点を有する任意のベクトルによって積を生成し、
    t が順列行列を有し、p点(SP -1)上のISDCT
    行列とq点(S q -1)上のISDCT行列との間のテン
    サー積が 【外23】 を生成し、T-1が、p及びq点上のそれぞれで基準化さ
    れた変換行列に関して、EP とEq が第1次因数であ
    り、DP とDq が第2次因数であり、かつ 【数45】 であるところの 【数46】 であり、ここで、 【外24】 が、 【数47】 のj番目の行における任意の非零入力値から選択される
    各j,j番目の項を有するpq×pqの対角行列を備え
    る、 【数48】 の積であり、 前記YUVデータをRGB形式データへ変換するための
    第2の変換手段と、 前記画像を前記モニターへディスプレイするために、前
    記RGBデータを前記モニター入力へ入力するためのド
    ライバ手段と、 をさらに備えるディスプレイシステム。
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