JPH06334986A - 重み付きコサイン変換方法 - Google Patents
重み付きコサイン変換方法Info
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- JPH06334986A JPH06334986A JP11731793A JP11731793A JPH06334986A JP H06334986 A JPH06334986 A JP H06334986A JP 11731793 A JP11731793 A JP 11731793A JP 11731793 A JP11731793 A JP 11731793A JP H06334986 A JPH06334986 A JP H06334986A
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- 239000011159 matrix material Substances 0.000 claims abstract description 89
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 19
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 12
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- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 6
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F17/00—Digital computing or data processing equipment or methods, specially adapted for specific functions
- G06F17/10—Complex mathematical operations
- G06F17/14—Fourier, Walsh or analogous domain transformations, e.g. Laplace, Hilbert, Karhunen-Loeve, transforms
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 対角マトリクスをコサイン変換後の係数に左
右から掛けたような形の重み付け演算を行う場合に、重
み付け用の対角マトリクスと、コサイン変換マトリクス
を予め掛け合わせておいて新しい変換マトリクスを得て
おき、この新しい変換マトリクスを用いて入力データの
変換を行うことで、回路規模を小さくでき、処理過程を
最小限とでき、コストの削減を図ることができるように
する。 【構成】 対角マトリクスWをコサイン変換後の係数C
に左右から乗じたような形の重み付け演算を行う場合
に、重み付け用の対角マトリクスWとコサイン変換マト
リクスFを予め乗算して得られる新たな変換マトリクス
Fwを用いて重み付きコサイン変換を行う。
右から掛けたような形の重み付け演算を行う場合に、重
み付け用の対角マトリクスと、コサイン変換マトリクス
を予め掛け合わせておいて新しい変換マトリクスを得て
おき、この新しい変換マトリクスを用いて入力データの
変換を行うことで、回路規模を小さくでき、処理過程を
最小限とでき、コストの削減を図ることができるように
する。 【構成】 対角マトリクスWをコサイン変換後の係数C
に左右から乗じたような形の重み付け演算を行う場合
に、重み付け用の対角マトリクスWとコサイン変換マト
リクスFを予め乗算して得られる新たな変換マトリクス
Fwを用いて重み付きコサイン変換を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば入力データを変
換符号化するようにした装置、例えばディジタルVT
R、各種データ伝送装置等の電子機器等に適用して好適
な重み付きコサイン変換方法に関する。
換符号化するようにした装置、例えばディジタルVT
R、各種データ伝送装置等の電子機器等に適用して好適
な重み付きコサイン変換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年ディジタルVTR、テレビ会議シス
テム等の伝送装置等においては、画像データを変換符号
化する技術が用いられている。変換符号化として最も良
く用いられているものとして例えば離散コサイン変換等
がある。この離散コサイン変換は周知のように、入力画
像データを直流成分から高次交流成分までの係数に変換
する変換であり、通常、この離散コサイン変換の後には
重み付け、量子化等の処理が行われる。量子化は離散コ
サイン変換等の変換符号化によって得られた係数データ
を所定の量子化レベルで量子化し、量子化係数を得る処
理である。
テム等の伝送装置等においては、画像データを変換符号
化する技術が用いられている。変換符号化として最も良
く用いられているものとして例えば離散コサイン変換等
がある。この離散コサイン変換は周知のように、入力画
像データを直流成分から高次交流成分までの係数に変換
する変換であり、通常、この離散コサイン変換の後には
重み付け、量子化等の処理が行われる。量子化は離散コ
サイン変換等の変換符号化によって得られた係数データ
を所定の量子化レベルで量子化し、量子化係数を得る処
理である。
【0003】一般的にこのように変換符号化され、量子
化されて得られた係数データはランレングスやハフマン
等の可変長符号化処理によって圧縮された後に記録媒体
に記録、或いは伝送される。
化されて得られた係数データはランレングスやハフマン
等の可変長符号化処理によって圧縮された後に記録媒体
に記録、或いは伝送される。
【0004】再生時、或いは伝送後においては、上述と
逆の手順、つまり、得られた符号化データを復号化した
後に、逆量子化処理して離散コサイン変換時に得られた
係数データを得、更にこの係数データに対して逆離散コ
サイン変換処理を施して元の画像データを得る。つま
り、上述したような一連の処理は記録データ、或いは伝
送データの情報量を少なくするために行われる。
逆の手順、つまり、得られた符号化データを復号化した
後に、逆量子化処理して離散コサイン変換時に得られた
係数データを得、更にこの係数データに対して逆離散コ
サイン変換処理を施して元の画像データを得る。つま
り、上述したような一連の処理は記録データ、或いは伝
送データの情報量を少なくするために行われる。
【0005】図4は従来のコサイン変換装置の例を示
し、以下、図4を参照して従来のコサイン変換装置につ
いて説明する。
し、以下、図4を参照して従来のコサイン変換装置につ
いて説明する。
【0006】図において、1は図示しないディジタルV
TR、或いは伝送装置本体回路からの記録、或いは伝送
すべき画像等のデータが供給される入力端子であり、画
像データはこの入力端子1を介してコサイン変換回路2
に供給される。
TR、或いは伝送装置本体回路からの記録、或いは伝送
すべき画像等のデータが供給される入力端子であり、画
像データはこの入力端子1を介してコサイン変換回路2
に供給される。
【0007】コサイン変換回路2に入力端子1を介して
供給される画像データは例えば直流成分から高次交流成
分の係数データに変換され、得られた係数データは重み
付け回路3に供給される。重み付け回路3に供給された
コサイン変換回路2からの係数データは、この回路にお
いて所定の乗数が掛けられて重み付けされ、更に量子化
回路4に供給されて所定の量子化レベルで量子化され、
出力端子5を介して図示しないディジタルVTRや伝送
装置の他の回路、例えばランレングスやハフマン等の可
変長符号化回路等に供給される。
供給される画像データは例えば直流成分から高次交流成
分の係数データに変換され、得られた係数データは重み
付け回路3に供給される。重み付け回路3に供給された
コサイン変換回路2からの係数データは、この回路にお
いて所定の乗数が掛けられて重み付けされ、更に量子化
回路4に供給されて所定の量子化レベルで量子化され、
出力端子5を介して図示しないディジタルVTRや伝送
装置の他の回路、例えばランレングスやハフマン等の可
変長符号化回路等に供給される。
【0008】ここで、上述したコサイン変換回路2にお
いては次の数1で示す演算によって入力データのコサイ
ン変換が行われている。
いては次の数1で示す演算によって入力データのコサイ
ン変換が行われている。
【0009】
【数1】
【0010】ここで、Dは2次元入力データ、Cは2次
元COS係数、Fは1次元のフォワードのコサイン変換
マトリクスである。
元COS係数、Fは1次元のフォワードのコサイン変換
マトリクスである。
【0011】またここで、数2にコサイン変換の値を示
す。
す。
【0012】
【数2】
【0013】さて、数1に示した各パラメータD、C及
びFは次に示す数3、数4及び数5のように表すことが
できる。
びFは次に示す数3、数4及び数5のように表すことが
できる。
【0014】
【数3】
【0015】
【数4】
【0016】
【数5】
【0017】尚、cfxはCOS関数を含む係数であ
る。
る。
【0018】また、逆変換は次の数6に示す性質を用い
ると、数7のように表すことができ、つまり、逆変換の
マトリクスは1次元のフォワードの変換マトリクスFを
転置したものとなることが分かる。尚、ここにcf−x
=−cfxである。
ると、数7のように表すことができ、つまり、逆変換の
マトリクスは1次元のフォワードの変換マトリクスFを
転置したものとなることが分かる。尚、ここにcf−x
=−cfxである。
【0019】
【数6】
【0020】
【数7】
【0021】一方、重み付け回路3においては次の数8
で示すような重み付けWyxが行われる。
で示すような重み付けWyxが行われる。
【0022】
【数8】
【0023】
【0024】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に、入力データをコサイン変換回路2において数1で示
す式でコサイン変換を行って係数データを得、この係数
データを重み付け回路3に供給し、この重み付け回路3
において係数データに対して数8で示すような重みの係
数を乗算するようにした場合、回路規模が大となり、処
理ステップ数も多くなるという不都合があった。
に、入力データをコサイン変換回路2において数1で示
す式でコサイン変換を行って係数データを得、この係数
データを重み付け回路3に供給し、この重み付け回路3
において係数データに対して数8で示すような重みの係
数を乗算するようにした場合、回路規模が大となり、処
理ステップ数も多くなるという不都合があった。
【0025】本発明はこのような点を考慮してなされた
もので、回路規模を小さくし、処理ステップ数を少なく
し、コストの削減を図ることのできる重み付きコサイン
変換方法を提案しようとするものである。
もので、回路規模を小さくし、処理ステップ数を少なく
し、コストの削減を図ることのできる重み付きコサイン
変換方法を提案しようとするものである。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明は、対角行列をコ
サイン変換後の係数に左右から乗じたような形の重み付
け演算を行う場合に、重み付け用の対角行列とコサイン
変換行列を予め乗算して得られる新たな変換行列を用い
て重み付きコサイン変換を行うようにしたものである。
サイン変換後の係数に左右から乗じたような形の重み付
け演算を行う場合に、重み付け用の対角行列とコサイン
変換行列を予め乗算して得られる新たな変換行列を用い
て重み付きコサイン変換を行うようにしたものである。
【0027】更に上述において本発明は、新たな変換行
列と入力データを演算することにより、1回の演算でコ
サイン変換及び重み付けを行うようにしたものである。
列と入力データを演算することにより、1回の演算でコ
サイン変換及び重み付けを行うようにしたものである。
【0028】
【作用】上述せる本発明の方法によれば、対角行列をコ
サイン変換後の係数に左右から乗じたような形の重み付
け演算を行う場合に、重み付け用の対角行列とコサイン
変換行列を予め乗算して得られる新たな変換行列を用い
て重み付きコサイン変換を行う。
サイン変換後の係数に左右から乗じたような形の重み付
け演算を行う場合に、重み付け用の対角行列とコサイン
変換行列を予め乗算して得られる新たな変換行列を用い
て重み付きコサイン変換を行う。
【0029】更に上述において本発明の方法によれば、
新たな変換行列と入力データを演算することにより、1
回の演算でコサイン変換及び重み付けを行う。
新たな変換行列と入力データを演算することにより、1
回の演算でコサイン変換及び重み付けを行う。
【0030】
【実施例】以下に、図1を参照して本発明重み付きコサ
イン変換方法の一実施例について詳細に説明する。
イン変換方法の一実施例について詳細に説明する。
【0031】この図1において、図4と対応する部分に
は同一符号を付し、その詳細説明を省略する。
は同一符号を付し、その詳細説明を省略する。
【0032】図1Aにおいて7はコサイン変換/重み付
け回路で、入力端子1を介して図示しないディジタルV
TRやテレビ会議システム等の伝送装置からの各種デー
タ(画像や音声データ等)をコサイン変換、例えば画像
にあっては直流成分から高次交流成分までの係数データ
に変換すると共に係数データに重み付けをも行う。この
コサイン変換/重み付け回路7の出力は量子化回路4に
供給され、この量子化回路4において所定の量子化レベ
ルで量子化された後に出力端子5を介して図示しない例
えばランレングスやハフマン等の可変長符号化回路等に
供給されて可変長符号化された後に、ディジタルVTR
の記録系や伝送装置等の本体回路等に供給される。
け回路で、入力端子1を介して図示しないディジタルV
TRやテレビ会議システム等の伝送装置からの各種デー
タ(画像や音声データ等)をコサイン変換、例えば画像
にあっては直流成分から高次交流成分までの係数データ
に変換すると共に係数データに重み付けをも行う。この
コサイン変換/重み付け回路7の出力は量子化回路4に
供給され、この量子化回路4において所定の量子化レベ
ルで量子化された後に出力端子5を介して図示しない例
えばランレングスやハフマン等の可変長符号化回路等に
供給されて可変長符号化された後に、ディジタルVTR
の記録系や伝送装置等の本体回路等に供給される。
【0033】また、図1Bにおいて9は入力端子8を介
して図示しないディジタルVTRの再生系やテレビ会議
システム等の伝送装置からの各種データ(画像や音声デ
ータ等)が例えば図示しない復号化回路で復号化された
データを逆量子化する逆量子化回路である。この逆量子
化回路9の出力データは逆コサイン変換/重み付け解除
回路10に供給される。
して図示しないディジタルVTRの再生系やテレビ会議
システム等の伝送装置からの各種データ(画像や音声デ
ータ等)が例えば図示しない復号化回路で復号化された
データを逆量子化する逆量子化回路である。この逆量子
化回路9の出力データは逆コサイン変換/重み付け解除
回路10に供給される。
【0034】この逆コサイン変換/重み付け解除回路1
0は、逆量子化回路9からのデータを逆コサイン変換す
ると共に重み付けを解除する。そしてこの逆コサイン変
換/重み付け解除回路10の出力は出力端子11を介し
て図示しないディジタルVTRの再生系や伝送装置の出
力系等に供給される。
0は、逆量子化回路9からのデータを逆コサイン変換す
ると共に重み付けを解除する。そしてこの逆コサイン変
換/重み付け解除回路10の出力は出力端子11を介し
て図示しないディジタルVTRの再生系や伝送装置の出
力系等に供給される。
【0035】本例においては、上述のように、コサイン
変換と重み付けを1回の処理で行えるようにすると共
に、逆コサイン変換と重み付けの解除を1回の処理で行
えるようにする。従って、コサイン変換/重み付け回路
7及び逆コサイン変換/重み付け解除回路10の構成が
夫々1つである。このようにコサイン変換/重み付け並
びに逆コサイン変換/重み付け解除を夫々1つの回路で
行うために、本例では以下に説明するように新たな変換
行列を用いるようにする。以下に新たな変換行列を得る
方法について説明する。
変換と重み付けを1回の処理で行えるようにすると共
に、逆コサイン変換と重み付けの解除を1回の処理で行
えるようにする。従って、コサイン変換/重み付け回路
7及び逆コサイン変換/重み付け解除回路10の構成が
夫々1つである。このようにコサイン変換/重み付け並
びに逆コサイン変換/重み付け解除を夫々1つの回路で
行うために、本例では以下に説明するように新たな変換
行列を用いるようにする。以下に新たな変換行列を得る
方法について説明する。
【0036】上述した数8で示す重みの値Wyxは対角
線に対する軸対称性、即ち、Wyx=Wxyを有し、こ
れを分解すると次のようになる。
線に対する軸対称性、即ち、Wyx=Wxyを有し、こ
れを分解すると次のようになる。
【0037】
【数9】
【0038】そして対角線に対する軸対称性を利用する
と、重み付け演算は水平、垂直方向に分解することがで
き、COS係数Cへの演算で表すと次の数10で示すこ
とができる。
と、重み付け演算は水平、垂直方向に分解することがで
き、COS係数Cへの演算で表すと次の数10で示すこ
とができる。
【0039】
【数10】
【0040】ここにCwは重み付けされたCOS係数の
マトリクスで、Wは次の数11に示すような対角マトリ
クスである。
マトリクスで、Wは次の数11に示すような対角マトリ
クスである。
【0041】
【数11】
【0042】この数11より、上述した数8の重みの係
数は次に示す数12で表すことができる。尚、数11に
おいて1/2はなくても良い。
数は次に示す数12で表すことができる。尚、数11に
おいて1/2はなくても良い。
【0043】
【数12】
【0044】分解された重み付けのマトリクスを変換マ
トリクスに取り込みには次の数13に示す式を用いる。
トリクスに取り込みには次の数13に示す式を用いる。
【0045】
【数13】
【0046】この数13から明かなように、変換マトリ
クスFを重み付きの変換マトリクスFwに変更すれば良
い。即ち、この変換マトリクスFwは数14のように表
すことができる。
クスFを重み付きの変換マトリクスFwに変更すれば良
い。即ち、この変換マトリクスFwは数14のように表
すことができる。
【0047】
【数14】
【0048】一方、逆変換はWの逆のマトリクスをW-1
とすれば、入力データDは次の数15で示すように表す
ことができる。
とすれば、入力データDは次の数15で示すように表す
ことができる。
【0049】
【数15】
【0050】この数15から明かなように、重み付きの
逆変換マトリクスF1/wは次の数16のように表すこと
ができる。
逆変換マトリクスF1/wは次の数16のように表すこと
ができる。
【0051】
【数16】
【0052】つまり、図1に示したコサイン変換/重み
付け回路7においては数14に示すような変換マトリク
スを用いて入力データのコサイン変換/重み付けを行う
ようにする。これによって入力データを1回の処理でコ
サイン変換、重み付けを行うことができる。
付け回路7においては数14に示すような変換マトリク
スを用いて入力データのコサイン変換/重み付けを行う
ようにする。これによって入力データを1回の処理でコ
サイン変換、重み付けを行うことができる。
【0053】そして、ディジタルVTRでは再生時、伝
送装置においては受信時にインバースDCTを行う際に
は、逆コサイン変換/重み付け解除回路10において、
数16に示す逆変換マトリクスを用いて再生、或いは受
信データの逆コサイン変換、重み付けの解除を行うよう
にする。これによって、再生、或いは受信データを1回
の処理で逆コサイン変換、重み付けの解除を行うことが
できる。
送装置においては受信時にインバースDCTを行う際に
は、逆コサイン変換/重み付け解除回路10において、
数16に示す逆変換マトリクスを用いて再生、或いは受
信データの逆コサイン変換、重み付けの解除を行うよう
にする。これによって、再生、或いは受信データを1回
の処理で逆コサイン変換、重み付けの解除を行うことが
できる。
【0054】ここで図2及び図3を参照して変換マトリ
クスの対称性について説明する。フォワードDCT(離
散コサイン変換)の変換マトリクスFは図2に示すよう
に、横方向の軸対称性/反対称性を有する。そして数1
4から明かなように、重み付けを含んだ変換マトリクス
Fwも同様な対称性を有する。
クスの対称性について説明する。フォワードDCT(離
散コサイン変換)の変換マトリクスFは図2に示すよう
に、横方向の軸対称性/反対称性を有する。そして数1
4から明かなように、重み付けを含んだ変換マトリクス
Fwも同様な対称性を有する。
【0055】また、インバースDCT(逆離散コサイン
変換)マトリクスFT は縦方向の軸対称性/反対称性を
有する。そして数16から明かなように、重みを含んだ
逆変換マトリクスF1/wもこれらと同様の性質がある。
変換)マトリクスFT は縦方向の軸対称性/反対称性を
有する。そして数16から明かなように、重みを含んだ
逆変換マトリクスF1/wもこれらと同様の性質がある。
【0056】従って、フォワードDCT、インバースD
CTの演算アルゴリズムでこれらのマトリクスの対称性
を利用するものでも、重み付け演算を取り込んだ変換を
実現することができることが分かる。
CTの演算アルゴリズムでこれらのマトリクスの対称性
を利用するものでも、重み付け演算を取り込んだ変換を
実現することができることが分かる。
【0057】数14から重み付けを含んだフォワードD
CTは次の数17及び数18に示すように分解すること
ができる。
CTは次の数17及び数18に示すように分解すること
ができる。
【0058】
【数17】
【0059】
【数18】
【0060】また、数16から重み付けを含んだインバ
ースDCTは数19及び数20に示すように分解するこ
とができる。
ースDCTは数19及び数20に示すように分解するこ
とができる。
【0061】
【数19】
【0062】
【数20】
【0063】以上の説明から明かなように、コサイン変
換をハードウエア出実現する場合、ハードウエア量の削
減を図るため変換マトリクスの対称性を利用したアルゴ
リズムがしばしば用いられる。上述の説明から明かなよ
うに、コサイン係数への重み付け演算がある場合でも、
変換マトリクスの対称性を利用できることが分かる。
換をハードウエア出実現する場合、ハードウエア量の削
減を図るため変換マトリクスの対称性を利用したアルゴ
リズムがしばしば用いられる。上述の説明から明かなよ
うに、コサイン係数への重み付け演算がある場合でも、
変換マトリクスの対称性を利用できることが分かる。
【0064】尚、変換マトリクスの対称性を崩すことな
くコサイン変換への重み付けを行う一般的な重み付け演
算は次の数21で示すように行うことができ、水平方向
と垂直方向での重みを独立して設定することができる。
くコサイン変換への重み付けを行う一般的な重み付け演
算は次の数21で示すように行うことができ、水平方向
と垂直方向での重みを独立して設定することができる。
【0065】
【数21】
【0066】ここに、W、W’は任意の対角マトリクス
である。
である。
【0067】このように、本例においては、数11に示
すような対角マトリクスWをコサイン変換後の係数Cに
左右から掛けたような形の重み付け演算、即ち、数20
に示すような演算を行う場合に、重み付け用の対角行列
Wと、コサイン変換行列Fを予め掛け合わせておいて数
14に示すような新しい変換行列Fwを得ておき、この
新しい変換行列を用いて入力データの変換を行うように
したので、回路規模を小さくでき、処理過程を最小限と
でき、コストの削減を図ることができる。
すような対角マトリクスWをコサイン変換後の係数Cに
左右から掛けたような形の重み付け演算、即ち、数20
に示すような演算を行う場合に、重み付け用の対角行列
Wと、コサイン変換行列Fを予め掛け合わせておいて数
14に示すような新しい変換行列Fwを得ておき、この
新しい変換行列を用いて入力データの変換を行うように
したので、回路規模を小さくでき、処理過程を最小限と
でき、コストの削減を図ることができる。
【0068】同様に、逆変換時においては、数16に示
すような新しい逆変換行列F1/wを得ておき、この新し
い変換行列を用いて入力データの変換を行うようにした
ので、回路規模を小さくでき、処理過程を最小限とで
き、コストの削減を図ることができる。
すような新しい逆変換行列F1/wを得ておき、この新し
い変換行列を用いて入力データの変換を行うようにした
ので、回路規模を小さくでき、処理過程を最小限とで
き、コストの削減を図ることができる。
【0069】尚、上述の実施例は本発明の一例であり、
本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成が取
り得ることは勿論である。
本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成が取
り得ることは勿論である。
【0070】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、対角行列をコ
サイン変換後の係数に左右から乗じたような形の重み付
け演算を行う場合に、重み付け用の対角行列とコサイン
変換行列を予め乗算して得られる新たな変換行列を用い
て重み付きコサイン変換を行うようにしたので、この方
法をハードウエアで実現した場合には回路規模を小さく
でき、これによって処理過程の簡略化、処理の高速化、
コストの削減を実現でき、またこの方法をソフトウエア
で実現した場合にはプログラムのステップ数を大幅に削
減でき、これによって処理過程の簡略化、処理の高速
化、コストの削減を実現することができる。
サイン変換後の係数に左右から乗じたような形の重み付
け演算を行う場合に、重み付け用の対角行列とコサイン
変換行列を予め乗算して得られる新たな変換行列を用い
て重み付きコサイン変換を行うようにしたので、この方
法をハードウエアで実現した場合には回路規模を小さく
でき、これによって処理過程の簡略化、処理の高速化、
コストの削減を実現でき、またこの方法をソフトウエア
で実現した場合にはプログラムのステップ数を大幅に削
減でき、これによって処理過程の簡略化、処理の高速
化、コストの削減を実現することができる。
【0071】更に上述において本発明によれば、新たな
変換行列と入力データを演算することにより、1回の演
算でコサイン変換及び重み付けを行うようにしたので、
上述の効果に加え、ハードウエア、ソフトウエアの何れ
に適用した場合においても処理ステップ数を最も少なく
でき、更に回路規模も最小とでき、これによって処理の
高速化、コストの低廉化を図ることができ、更に本体装
置の小型化を図ることができる。
変換行列と入力データを演算することにより、1回の演
算でコサイン変換及び重み付けを行うようにしたので、
上述の効果に加え、ハードウエア、ソフトウエアの何れ
に適用した場合においても処理ステップ数を最も少なく
でき、更に回路規模も最小とでき、これによって処理の
高速化、コストの低廉化を図ることができ、更に本体装
置の小型化を図ることができる。
【図1】本発明重み付きコサイン変換方法の一実施例を
示す構成図である。
示す構成図である。
【図2】本発明重み付きコサイン変換方法の一実施例の
説明に供する変換マトリクスの対称性を説明するための
説明図である。
説明に供する変換マトリクスの対称性を説明するための
説明図である。
【図3】本発明重み付きコサイン変換方法の一実施例の
説明に供する変換マトリクスの対称性を説明するための
説明図である。
説明に供する変換マトリクスの対称性を説明するための
説明図である。
【図4】従来のコサイン変換装置の例を示す構成図であ
る。
る。
4 量子化回路 7 コサイン変換/重み付け回路 9 逆量子化回路 10 逆コサイン変換/重み付け解除回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】ここで、Dは2次元入力データ、Cは2次
元COS係数、Fは1次元のフォワードのコサイン変換
行列である。
元COS係数、Fは1次元のフォワードのコサイン変換
行列である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】さて、数1に示した各パラメータD、C及
びFは次に示す数2、数3及び数4のように表すことが
できる。
びFは次に示す数2、数3及び数4のように表すことが
できる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【数2】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【数3】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【数4】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】尚、cfxは数5で示すような係数であ
る。尚、ここにcf−x=−cfxである。
る。尚、ここにcf−x=−cfxである。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】ここで、数5にコサイン変換の係数を示
す。
す。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】
【数5】
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】また、逆変換は次の数6に示す性質を用い
ると、数7のように表すことができ、つまり、逆変換の
行列は1次元のフォワードの変換行列Fを転置したもの
となることが分かる。
ると、数7のように表すことができ、つまり、逆変換の
行列は1次元のフォワードの変換行列Fを転置したもの
となることが分かる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】一方、重み付け回路3においては次の数8
で示すように、重み付けを行うための重みの係数Wと、
数3に示したCOS係数Cとで重み付け演算が行われる
ことにより、数3に示したCOS係数Cに対して重み付
けが行われる。
で示すように、重み付けを行うための重みの係数Wと、
数3に示したCOS係数Cとで重み付け演算が行われる
ことにより、数3に示したCOS係数Cに対して重み付
けが行われる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】ここで、数8に示す重み付けを行った結果
を、重みの値Wyxとする。
を、重みの値Wyxとする。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】ここにCwは重み付けされたCOS係数の
行列で、Wは次の数11に示すような対角行列である。
行列で、Wは次の数11に示すような対角行列である。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】この数11より、上述した数8の重みの値
は次に示す数12で示すことができる。尚、数11にお
いて1/2はなくても良い。
は次に示す数12で示すことができる。尚、数11にお
いて1/2はなくても良い。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】分解された重み付けの行列を変換行列に取
り込むには次の数13に示す式を用いる。
り込むには次の数13に示す式を用いる。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】この数13から明らかなように、変換行列
Fを重み付きの変換行列Fwに変更すれば良い。即ち、
この変換行列Fwは数14のように表すことができる。
Fを重み付きの変換行列Fwに変更すれば良い。即ち、
この変換行列Fwは数14のように表すことができる。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】一方、逆変換はWの逆の行列をW-1とすれ
ば、入力データDは次の数15で示すように表すことが
できる。
ば、入力データDは次の数15で示すように表すことが
できる。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】この数15から明らかなように、重み付き
の逆変換行列F1/wは次の数16のように表すことがで
きる。
の逆変換行列F1/wは次の数16のように表すことがで
きる。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】つまり、図1に示したコサイン変換/重み
付け回路7においては数14に示すような変換行列を用
いて入力データのコサイン変換/重み付けを行うように
する。これによって入力データを1回の処理でコサイン
変換、重み付けを行うことができる。
付け回路7においては数14に示すような変換行列を用
いて入力データのコサイン変換/重み付けを行うように
する。これによって入力データを1回の処理でコサイン
変換、重み付けを行うことができる。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】そして、ディジタルVTRでは再生時、伝
送装置においては受信時にインバースDCTを行う際に
は、逆コサイン変換/重み付け解除回路10において、
数16に示す逆変換行列を用いて再生、或いは受信デー
タの逆コサイン変換、重み付けの解除を行うようにす
る。これによって、再生、或いは受信データを1回の処
理で逆コサイン変換、重み付けの解除を行うことができ
る。
送装置においては受信時にインバースDCTを行う際に
は、逆コサイン変換/重み付け解除回路10において、
数16に示す逆変換行列を用いて再生、或いは受信デー
タの逆コサイン変換、重み付けの解除を行うようにす
る。これによって、再生、或いは受信データを1回の処
理で逆コサイン変換、重み付けの解除を行うことができ
る。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】変更
【補正内容】
【0054】ここで図2及び図3を参照して変換マトリ
クスの対称性について説明する。フォワードDCT(離
散コサイン変換)の変換行列Fは図2に示すように、横
方向の軸対称性/反対称性を有する。そして数14から
明らかなように、重み付けを含んだ変換行列Fwも同様
な対称性を有する。
クスの対称性について説明する。フォワードDCT(離
散コサイン変換)の変換行列Fは図2に示すように、横
方向の軸対称性/反対称性を有する。そして数14から
明らかなように、重み付けを含んだ変換行列Fwも同様
な対称性を有する。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】また、インバースDCT(逆離散コサイン
変換)行列FT は縦方向の軸対称性/反対称性を有す
る。そして数16から明らかなように、重みを含んだ逆
変換行列F1/wもこれらと同様の性質がある。
変換)行列FT は縦方向の軸対称性/反対称性を有す
る。そして数16から明らかなように、重みを含んだ逆
変換行列F1/wもこれらと同様の性質がある。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0063
【補正方法】変更
【補正内容】
【0063】以上の説明から明らかなように、コサイン
変換をハードウエアで実現する場合、ハードウエア量の
削減を図るため変換行列の対称性を利用したアルゴリズ
ムがしばしば用いられる。上述の説明から明らかなよう
に、コサイン係数への重み付け演算がある場合でも、変
換行列の対称性を利用できることが分かる。
変換をハードウエアで実現する場合、ハードウエア量の
削減を図るため変換行列の対称性を利用したアルゴリズ
ムがしばしば用いられる。上述の説明から明らかなよう
に、コサイン係数への重み付け演算がある場合でも、変
換行列の対称性を利用できることが分かる。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0064
【補正方法】変更
【補正内容】
【0064】尚、変換行列の対称性を崩すことなくコサ
イン変換への重み付けを行う一般的な重み付け演算は次
の数21で示すように行うことができ、水平方向と垂直
方向での重みを独立して設定することができる。
イン変換への重み付けを行う一般的な重み付け演算は次
の数21で示すように行うことができ、水平方向と垂直
方向での重みを独立して設定することができる。
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0066
【補正方法】変更
【補正内容】
【0066】ここに、W、W′は任意の対角行列であ
る。
る。
【手続補正25】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0067
【補正方法】変更
【補正内容】
【0067】このように、本例においては、数11に示
すような対角行列Wをコサイン変換後の係数Cに左右か
ら掛けたような形の重み付け演算、即ち、数20に示す
ような演算を行う場合に、重み付け用の対角行列Wと、
コサイン変換行列Fを予め掛け合わせておいて数14に
示すような新しい変換行列Fwを得ておき、この新しい
変換を用いて入力データの変換を行うようにしたので、
回路規模を小さくでき、処理過程を最小限とでき、コス
トの削減を図ることができる。
すような対角行列Wをコサイン変換後の係数Cに左右か
ら掛けたような形の重み付け演算、即ち、数20に示す
ような演算を行う場合に、重み付け用の対角行列Wと、
コサイン変換行列Fを予め掛け合わせておいて数14に
示すような新しい変換行列Fwを得ておき、この新しい
変換を用いて入力データの変換を行うようにしたので、
回路規模を小さくでき、処理過程を最小限とでき、コス
トの削減を図ることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 対角行列をコサイン変換後の係数に左右
から乗じたような形の重み付け演算を行う場合に、 重
み付け用の対角行列とコサイン変換行列を予め乗算して
得られる新たな変換行列を用いて重み付きコサイン変換
を行うようにしたことを特徴とする重み付きコサイン変
換方法。 - 【請求項2】 上記新たな変換行列と入力データを演算
することにより、1回の演算でコサイン変換及び重み付
けを行うようにしたことを特徴とする請求項1記載の重
み付きコサイン変換方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11731793A JPH06334986A (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | 重み付きコサイン変換方法 |
US08/812,761 US5957998A (en) | 1993-05-19 | 1997-03-06 | Discrete cosine transform method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11731793A JPH06334986A (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | 重み付きコサイン変換方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06334986A true JPH06334986A (ja) | 1994-12-02 |
Family
ID=14708764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11731793A Pending JPH06334986A (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | 重み付きコサイン変換方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5957998A (ja) |
JP (1) | JPH06334986A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008118693A (ja) * | 1997-11-05 | 2008-05-22 | Sony Corp | ディジタル信号変換方法およびディジタル信号変換装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6111989A (en) * | 1997-11-14 | 2000-08-29 | Sony Corporation | 1/4 size real time decoding of digital video |
US6104838A (en) * | 1997-11-14 | 2000-08-15 | Sony Corporation | 1/16 size real time decoding of digital video |
US6665344B1 (en) * | 1998-06-29 | 2003-12-16 | Zenith Electronics Corporation | Downconverting decoder for interlaced pictures |
US7123652B1 (en) * | 1999-02-24 | 2006-10-17 | Thomson Licensing S.A. | Sampled data digital filtering system |
US6590938B1 (en) | 1999-09-30 | 2003-07-08 | Conexant Systems, Inc. | DCT domain conversion of a higher definition signal to lower definition signal |
US6393154B1 (en) | 1999-11-18 | 2002-05-21 | Quikcat.Com, Inc. | Method and apparatus for digital image compression using a dynamical system |
US7082450B2 (en) * | 2001-08-30 | 2006-07-25 | Nokia Corporation | Implementation of a transform and of a subsequent quantization |
US7388999B2 (en) * | 2003-10-29 | 2008-06-17 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Transformations for denoising images |
GB2478834B (en) | 2009-02-04 | 2012-03-07 | Richard Furse | Sound system |
US8885701B2 (en) * | 2010-09-08 | 2014-11-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Low complexity transform coding using adaptive DCT/DST for intra-prediction |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4293920A (en) * | 1979-09-04 | 1981-10-06 | Merola Pasquale A | Two-dimensional transform processor |
FR2582424B1 (fr) * | 1985-05-22 | 1989-06-30 | Guichard Jacques | Circuit de calcul rapide de la transformee en cosinus, directe ou inverse, d'un signal discret |
US5347305A (en) * | 1990-02-21 | 1994-09-13 | Alkanox Corporation | Video telephone system |
US5164980A (en) * | 1990-02-21 | 1992-11-17 | Alkanox Corporation | Video telephone system |
US5128757A (en) * | 1990-06-18 | 1992-07-07 | Zenith Electronics Corporation | Video transmission system using adaptive sub-band coding |
CA2094524A1 (en) * | 1992-07-30 | 1994-01-31 | Ephraim Feig | Digital image processor for color image compression |
US5565921A (en) * | 1993-03-16 | 1996-10-15 | Olympus Optical Co., Ltd. | Motion-adaptive image signal processing system |
-
1993
- 1993-05-19 JP JP11731793A patent/JPH06334986A/ja active Pending
-
1997
- 1997-03-06 US US08/812,761 patent/US5957998A/en not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008118693A (ja) * | 1997-11-05 | 2008-05-22 | Sony Corp | ディジタル信号変換方法およびディジタル信号変換装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5957998A (en) | 1999-09-28 |
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