JPH06113310A - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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JPH06113310A
JPH06113310A JP4078240A JP7824092A JPH06113310A JP H06113310 A JPH06113310 A JP H06113310A JP 4078240 A JP4078240 A JP 4078240A JP 7824092 A JP7824092 A JP 7824092A JP H06113310 A JPH06113310 A JP H06113310A
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    • H04N25/13Arrangement of colour filter arrays [CFA]; Filter mosaics characterised by the spectral characteristics of the filter elements
    • H04N25/134Arrangement of colour filter arrays [CFA]; Filter mosaics characterised by the spectral characteristics of the filter elements based on three different wavelength filter elements

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カメラの出力から3種の成分色信号を取出す
のに1H遅延線の使用を必要としないデコード回路を用
いた、色符号化フィルタを使用した固体電子的撮像カメ
ラを提供する。 【構成】 デジタル処理技法を用いた形では、デジタル
横型フィルタの3つ組(70、72、74)として、係
数ROM(518)から抽出した乗算係数を用い、所望
の成分信号のセットを発生させる。アナログ処理技法を
用いた形では、サンプリングシステム(26、28、3
0)が、連続的に生じる画素の3つ組から抽出した信号
から、所望の成分信号のセットを発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】この発明は、テレビジョン撮像機(カメ
ラ)、特に単板式(シングルチップ)固体テレビジョン
撮像用カメラの色フィルタとこの撮像用カメラから引出
された映像信号の処理装置に関する。
【0002】MOS型またはCCD型装置のような固体
撮像器の実用化によって、ただ1つの画像感知器(イメ
ージセンサ)を用いて複数の色を持つ画像を関知する色
符号化方式に再び関心が高まった。固体撮像器固有の寸
法形状の安定性により、ビディコンやサチコンのような
撮像管では実現不可能であった計画が可能になる。多く
の色符号化フィルタが開発されているが、これらの従来
法のフィルタは一般に解像度と漏話の問題を有し、その
ためある程度高品質の単板式固体撮像方式には使用不適
であった。
【0003】フレーム転送型(フィールド転送型ともい
う)の電荷結合装置(CCD)では、結像領域全体が感
光性を持ち、各画素は、垂直チャンネルストップにより
水平方向に、また2相、3相または4相の信号が印加さ
れる水平ゲートにより垂直方向に、画定されている。こ
の各画素を垂直方向に画定する方法を採用した結果、1
つのフィールドと次のフィールド間で画素を垂直方向に
一部重ねることにより、正規のテレビジョン信号用の画
像内の別の領域を掩う偶数フィールドと奇数フィールド
の飛越しが得られる。
【0004】図1は、フレーム転送型の撮像器(イメー
ジャ)10の一部で、水平破線は偶数フィールド用の垂
直方向の走査境界線を示し、水平実線は奇数フィールド
用の垂直方向の走査境界線を示す。走査線の番号は撮像
器10の左右に示されている。垂直解像度1単位に対応
する垂直偏倚により2つのフィールドの画素構成を画定
することによって疑似飛越しが得られる。
【0005】この動作モードは1つの画素が各フィール
ドにおける垂直方向の2単位の垂直解像度の組合せであ
るような、互いに隣接する2走査線からの2単位の垂直
解像度を合計することと等価である。この垂直解像度の
限界はこれにより影響されないが、垂直サンプリングの
ナイキスト周波数付近の垂直空間周波数に対するコント
ラストが低下する。
【0006】この発明はフレーム転送型CCD以外の固
体装置、例えばMOS型ダイオード配列撮像器のような
非重複型サンプリング素子による動作が可能な撮像器に
も適用し得るが、その説明はフレーム転送型装置につい
て行う。
【0007】1単位の垂直解像度へのアクセスの不可能
なフレーム転送型CCDの非重複飛越しモードは、有用
な色符号化パタンの選択について苛酷な境界条件の存在
を意味している。例えば図2(a)は色符号化パタンの
古典的な1例、いわゆるベイヤ−パタンの赤、緑、青を
R、G、Bで示したものを示すが、これはR+G、B+
Gの2つの型の信号だけが二者択一的に発生され、G+
Gのような第3の型の信号がないため、フレーム転送型
CCD用の作用をしない。完全な色信号を得るには少な
くとも3種の信号が必要である。
【0008】フレーム転送型CCDに適する色符号化パ
タンはすべて図2(b)に示すように黄、緑、シアン
(Ye、G、Cy)の3色周期縞のような垂直縞パタン
である。しかし、垂直縞パタンはこの縞状フィルタ周波
数のすべての空間周波数を除去するための、すなわちエ
リアシングを除去するための、光学的低域濾波を必要と
するため、水平解像度が比較的低い。図2に示すような
3画素周期に対しては、理論的解像度の限界はb/w
(単色)チップのそれの2/3であるが、実際はそれよ
り低く、b/w解像度の50%である。
【0009】解像度は符号化用に結像面の第2の次元を
用いることにより改善することができる。これができて
なおフレーム転送型CCDに合う種類の符号化パタンが
米国特許第3982274号明細書に示されている(図
2(c)参照)。ここでは図2(c)の第1組と第3組
の各下側のテレビジョン線上の全画素がJの色で示され
るように、パタンの線1つおきに一様な色になってい
る。ここでK、L、Jは一般色である。
【0010】このため映像信号中の2つのフィールド
(偶数と奇数)が同じ測色組成を有する。素子KJ/L
JおよびMJ/NJを含む各線がその両フィールドに発
生されるが、その唯一の差はJがCCD信号の生成に無
関係な他の素子の上に現れるか下に現れるかである。
(これは場合によってフリッカを生ずることがある。)
【0011】この型のパタンの1つを2(d)に示す。
ここでWは白色または無色である。ルミナンスについて
は2方向に完全な解像度が得られるが、クロミナンスに
ついては復号用に1H遅延線を要し、このためこのよう
な遅延線を用いた撮像用カメラはある種の水平線状構造
を有する被写体の画像における色ビートに相当敏感にな
る。このような現象を減ずるために、ここでも光拡散器
(2次元型)が必要である。
【0012】図2(e)は単板式固体カラー撮像用カメ
ラに用いられる今1つの従来法の碁盤目フィルタ−パタ
ンを示す。このパタンは1982年4月発行のアイ・イ
ー・イー・イー・トランザクションズ・オン・エレクト
ロン・デバイシーズ(IEEE Transactio
ns on Electron Devices)第E
D−29巻第4号第745−50頁に青木等により記載
されたもので、黄、緑、シアン、白の各色フィルタ素子
を有する色フィルタにより4色の垂直周期性が与えられ
ている。
【0013】隣同志の列では水平方向にパタンが2素子
分ずれて、シアン素子が垂直方向に2つの黄素子の間に
あり、白素子が2つの緑素子の間に来る等のようになっ
ている。このパタンは各フィルタ素子列を各光ダイオー
ド列に整合させたときXYアドレス指定型MOS光ダイ
オード感知器用に良好な性能を示すことがある。すなわ
ち同時に2列を走査することにより、完全な色信号を
(1H遅延線なしで)各走査線に対して引出すことがで
きる。
【0014】しかしこのフィルタ−パタンはフレーム転
送型CCDのような装置には有用でない。このフィルタ
素子列の各対に対する垂直方向の色の組合せはYe+C
yとG+Wの2種類しかなく、どちらもR+2G+Bに
なる点で測色学的には同じであることに注意すべきであ
る。従ってこのフィルタ−パタンを用いてフレーム転送
型CCDからクロミナンス信号を発生することはできな
い。上述のように、ベイヤ−パタンに対しては完全な色
の再生に3種の信号が必要である。
【0015】米国特許第4288812号明細書には今
1つの碁盤目状フィルタが記載されている。この特許で
は撮像器の画素領域より小面積を覆うフィルタ素子が各
列ごとにずれている。このフィルタ構造はCCDフレー
ム転送装置には有用であるが、これも復号に1H遅延線
が必要である。
【0016】従って固体撮像器特に単板式フレーム転送
型撮像器を用いる撮像用カメラには、複雑な1水平線時
間遅延線を要せずにカラー画像を生成するに要する信号
を生成し得る色フィルタを備えることが望ましい。
【0017】
【発明の概要】この発明に利用される、従来法の撮像用
カメラの諸問題を克服した新しい撮像用カメラが提供さ
れる。この撮像用カメラは被写体からの輻射エネルギに
応じて発生される未処理信号を供給する複数個の収集部
(受光素子)を持つ固体撮像器を有し、被写体とこの撮
像器の間に列状に配置された色フィルタ素子を持つ色フ
ィルタが挿入される。このフィルタ素子の列の1対は常
にすべての瞬間において収集部の1つの列に整合する。
【0018】この色フィルタ素子の各列は一連の色の繰
返しを含み、隣同志の列は互いにずれており、隣接2列
からのフィルタ素子の組合せにより、少なくとも2つの
独立した色の組合せが得られる。また撮像器に結合され
たまたは結合し得る信号処理手段があってその未処理信
号から被写体をその色内容に関する情報を含めて表わす
処理済信号を発生するようになっている。
【0019】
【詳細な説明】図3はこの発明に利用できるパタンを持
つフィルタ12がどのようにして作られているかを示
す。第1の線はP個の色、例えばP=5でK、L、M、
N、Oを反復して画定されている。この色K、L、M、
N、Oは全部異なっている必要はないが、単板カラー撮
像用カメラにおける全色解像度には少なくとも3つは異
なった独立の色である必要がある。スペクトル的に異な
る2つのチャンネルへの分離が行われる他の用途には最
低2色で充分である。
【0020】それ以後の各線はその前の線を左へある量
Sだけずらして反復することにより得られる。ここで0
<S<Pで、図3では第1列の色Mと第2列の色Mを結
ぶ矢印で示すようにS=2である。このパタンは線P本
ごとに垂直に反復するが、P/Sが整数であればその反
復が早くなり、すなわち線P/S本ごとに反復する。フ
レーム転送型CCDに用いるとき、映像信号の各線はS
個の画素だけ位相のずれた同じ測色学的順列例えばK
M、LN、MO、NK、OLを含んでいる。従って各線
は基本的に同じ処理を必要とする。
【0021】P、Sと色の順列を任意に選ぶと、好まし
いカラー撮像系が得られないこともある。事実選ばれた
任意のパタンの殆どで、画像の再生が認められないこと
がある。例えば、画像内の空間情報の構造が色符号化パ
タンのそれと似ておれば、色のモアレ模様やビートのよ
うな強いエリアシング効果を生ずることがある。一般に
2列の色の順列の組合せでは少なくとも3つの独立色素
子が必要で、すなわち隣接する2本の水平線からのフィ
ルタ素子を組合せるときは、各走査ごとに少なくとも3
つの独立色が得られる必要がある。
【0022】しかし、2板式(2チップ)カラー撮像用
カメラの場合は必要な独立色が2つだけのシフトパタン
を用いればよく、例えば一方の撮像器が1つの独立色を
与えれば、他方の撮像器が他の2つの独立色を与える。
独立色とは互いに異なり、測色学的に無関係な原色を言
い、例えば、赤、緑、黄は、黄が赤と緑の組合せのた
め、3つの独立色の悪い選択である。
【0023】一般に、この3つの独立色を与えるように
偏移させるとき、P≧5で2≦S≦P−2の場合に有用
なパタンが得られることを発見した。S=0、1、P−
1のときは垂直または斜めの縞状パタンが得られ、これ
が特に有望という事例はまだ見付かっていない。
【0024】シフトパタンのあるものはフレーム転送型
CCD装置に特に有用なことが判った。これを次に説明
する。しかし装置の画素の寸法が変わると他のシフトパ
タンの方がよく適し、よい性能を挙げることもあること
に注意すべきである。
【0025】図4(a)および図4(b)はそれぞれP
=6でS=2の2つのシフトパタンを示す。このパタン
は垂直方向に線3本ごとに反復して3×6色マトリック
スを形成している。図4(a)のパタンはシアン(C
y)、緑(G)、白(W)の3色を含んでいる。3色よ
り成るフィルタは少量の場合でも比較的容易に作ること
ができる。図4(b)のパタンは第4の色の黄(Ye)
を含むがこれはフィルタを大量に作るときそれほど経費
の増大を示さない。図4(a)および図4(b)のフィ
ルタは、黄とシアンを重ねると緑になるので黄とシアン
のパタンを重ねて実現することができる。
【0026】図4(a)および図4(b)により色フィ
ルタを作る技法の例示のためには1983年7月11日
付米国特許願第512541号明細書を参照すればよ
い。これらの色を比較的容易に作ることができることが
これを選んだ最大の理由ではなく、フィルタの平均透過
率の方が重要で、これはどちらの場合もほぼルミナンス
信号Yに対する色組成すなわちY=0.59G+0.3
0R+0.11Bである。この与えられた色は良好な性
能を与えるが、他の選択も可能で、場合によっては更に
よいこともある。
【0027】これらのパタンを光拡散器なしでCCD撮
像器に用いると、強い色ビートその他の人為現象が生ず
る。特性が2対2フィルタ素子の面積全体の平均に対応
する2次元拡散器を用いるとこのような現象が減り、満
足な性能を示すことが判った。この拡散器の帯域幅はC
CD自身によるサンプリングのナイキスト周波数と一致
するため、ルミナンス解像度は本質的に害されない。
【0028】図4のパタンの性能がよい理由を説明する
ことは困難であるが、1つの理由は各種の色が表面全体
に多少均一に分布して縞模様の発生を大いに防いでいる
ことにあることは確かである。例えば、図4(a)のパ
タンでは、赤感知素子Wが6角形頂点にある。これは図
4(a)の白色素子のいくつかを点線で結んで6角形を
形成して示す通りである。中央の白色素子は他の6つの
白色素子によりほぼ同じ距離で包囲されていることが判
る。これは周縁近傍を除いて他の白色素子にもいえる。
【0029】色符号化パタンは良好な単板式カラー撮像
用カメラの基礎を形成するが、発生した映像信号のデマ
ルチプレキシシングも同等に重要で、カメラの綜合性能
の実質的改善は与えられたパタンの電子処理を慎重に調
節することにより得られる。任意のシフトパタンのすべ
てに適用される一般的アナログ処理法の説明は困難であ
るが、デジタル形式で実現し得る一般的処理法は説明す
ることができる。
【0030】このデジタル処理法の説明のために次の量
を導入する。 Si・・・・・第i番目の画素(垂直解像度の2単位)
から来る色多重化信号。 C k Jl・・・・この処理を(完全に)説明する係数。k
は同じく線上の近隣画素の和算率で、−m≦k≦mo
=1、2、3で、3つの色成分(R、G、BまたはI、
Q、Y)を表わす。l=1、2、・・・・Pで、処理に
おける相の違いを示す。
【0031】するとカラー画像を表わす3つの処理済信
号vij(j=1、2、3)は次式の演算により得られ
る。
【0032】
【数1】
【0033】ここでmは和算窓の幅を決定し、l=f
(i)である。f(i)は周期Pの周期性関数で、画素
iに対応するパタンの色の順列における特定の場所を表
わす値1、2、・・・・Pを有する。例えば図4(a)
のパタンでl=2は中央の素子Siが和でCyGの型を
持ち、その左隣がGGであることを意味し、l=3は右
隣にGGを持つGWを意味する。
【0034】図5は単板式カラー撮像用カメラのブロッ
ク図を示す。図5の撮像用カメラの信号処理はデジタル
技法で行われる。像510はレンズ511によりCCD
撮像器13上に結合される。この撮像器はその上に碁盤
目状の色フィルタ514が形成され、例えばそのフィル
タ514のカラーパタンは図4(a)の型のものであ
る。像510と撮像器13の間には拡散器516が挿入
されてエリアシング効果(上記)を減ずるようになって
いる。
【0035】CCD撮像器13はクロック発生器17の
制御の下にサンプリングされたアナログ信号を発生し、
これがアナログ・デジタル変換器(A/D)15により
デジタル信号に変換される。得られたデジタル信号は横
型濾波器70、72、74に印加される。各横型濾波器
にはクロック発生器17の制御の下に係数用ROM51
8から1組の係数が切換え印加される。R、G、Bの各
信号を表わす濾波器70、72、74の出力信号はそれ
ぞれガンマ補正回路(γ)42、44、46に印加さ
れ、その出力は合成NTSC信号を発生するNTSC符
号器48に印加される。
【0036】図6には図5の応用に使用する横型濾波器
の詳細が示されている。素子610〜618は直列の縦
続遅延断(例えば14段)で、それぞれA/D15(図
5)から印加される信号Siを1サンプル周期(1画
素)遅らせる。入力信号Siと各素子610〜618の
出力信号はそれぞれ(例えば14の)係数乗算器620
〜630に印加され、各乗算器は出力信号C k jli+k
を発生する。ここでkは入力信号Siに加えられた遅延
の回数、C k jlは各係数の値である。各係数乗算器62
0〜630の出力信号は加算器632で合成されて濾波
器の出力信号vijとなる。
【0037】係数ROM518は各係数の値を定め、所
要の区間ごとに供給する係数を変える。この係数ROM
518は種々のアドレスコードを介して周期的に循環
し、既知の係数を所定順序で乗算器に供給する記憶装置
とすることができる。図6には1つの横型濾波器に対す
る実施例を示したが、図5の方式は、勿論同じ係数RO
Mから供給される3つの濾波器(各色成分に付き1つず
つ)を要することに注意すべきである。
【0038】C k jlは周期的にカラーパタンの順列と同
相で変化する。各C k jlは得られた画像をカメラの入力
と比較することによる若干の調節処理によって得ること
ができる。撮像用カメラシミュレーション用の入力とし
て用いるもとの画像に対するvi の最小自乗適合法によ
り1組の値が得られた。
【0039】数学的適合はI、Q、Yスペースで行わ
れ、もとの画像のI値とQ値がNTSC標準に従って低
域低域濾波されたが、この手順は明らかにもとの画像に
依存している。無作為白色ノイズパタンを中実の着色領
域と組合せることにより最良の結果が得られたが、顔面
や風景等の一般の被写体を用いると結果はそれより良く
なかった。
【0040】この1組の値は図4(a)のP=6、S=
2の場合でK=15(−7≧m≧7)のときのR、G、
B信号について後記の表1に掲げてある。これらの値は
シミュレーション機器を用いて得られたもので、図4
(a)と図4(b)に示す2つのシフトパタンに対して
優れたカメラの性能が得られた。表1のK=15に対す
る係数値はこのデジタル処理を完全に決定する合計K×
3×P=15×3×6=270個の係数を表わす。
【0041】図7はアナログ回路網に適する図4(a)
のパタン用の処理方式を示す。CCD撮像器13からの
色符号化信号は公知の増幅器、クランプ回路、ノイズ逓
減回路等(図式せず)を介して縦続接続された2つの1
画素遅延線14、16に供給される。この撮像器13か
らの信号と遅延線14、16の出力信号は3つの隣接画
素からの画像値を表わすもので、クロミナンス信号と混
合高周波(ミックスド・ハイス)信号を引出してルミナ
ンスに対する解像度を良好にするために用いられる。詳
言すれば、減算器18、20において中央の画素の値を
その左右の画素の値からそれぞれ差引き、加算器22は
減算器18、20の出力信号を組合せて信号Aを形成す
る。
【0042】クロミナンスチャンネル(図7の左側)は
サンプル・アンド・ホールド回路24によりサンプリン
グされて6画素区間ごとに2つのサンプル値を供給す
る。すなわちスイッチ26、28は独立に切換えられ、
信号は2つのクロミナンスチャンネルC1、C2に交互
に供給される。サンプル・アンド・ホールド動作のサン
プリング部分はスイッチ26または28の閉成時に起こ
る。遅延線の中央素子が垂直のGG素子(図4(a)の
線1、2参照)に対応するときは常にスイッチ26また
は28が閉成する。
【0043】すなわち、垂直GG素子の左右の素子がC
yGのときは常にスイッチ26が閉成し、垂直GG素子
の左右の素子がWGのときは常にスイッチ28が閉成す
る。従ってスイッチ26、28はそれぞれ6画素ごとに
1回閉成するが、それぞれ互いに離相している。従って
視野が均一な色のときはC1、C2がそれぞれ次の値を
表わす。
【0044】バー(−)はテレビジョン方式のRGBと
等価でない画素信号の値を示す。下述のようにバーR、
バーB、バーGをR、B、Gに変換するためマトリック
ス動作が行われる。
【0045】
【数2】
【0046】第3のクロミナンス成分C3 はサンプル・
アンド・ホール回路30を用いて(GG)値をサンプリ
ングすることにより得られる。従ってC3 信号のクロミ
ナンスサンプリングは6画素から2つ行われる。遅延線
32は1/2画素の遅延を与えるが、この遅延線32は
3つのクロミナンスチャンネルの各信号を整合させるた
めのものである。
【0047】信号C1、C2はそれぞれ6組の画素から
1画素サンプリングされる。従って信号C1、C2と信
号C3の間には1.5画素のずれが必要であるが、C
1、C2に対するC3の1画素の遅延は遅延線16によ
り与えられ、残り1/2画素の遅延が遅延線32により
与えられる。従って G3 =2(バーG) である。
【0048】次に、図8について信号C3の中心合わせ
動作の説明を行う。図8はスイッチの閉成と各クロミナ
ンスチャンネルの信号の有無すなわちC1 =(バー
B)、C2 =(バーB)+(バーR)、G3 =(バー
G)を示す。スイッチ26の閉成後、信号(バーB)が
6画素間存在し、スイッチ28の閉成後、信号(バー
B)+(バーR)が6画素間存在する。(バーG)チャ
ンネルでは、スイッチ30が6画素間に2回閉成する。
(バーB)と(バーB)+(バーR)の組合せの中心は
スイッチ30の閉成時点の一方にある緑色信号の中心線
に対して1/2画素だけずれている。
【0049】信号(バーG)は画素遅延線16で他の2
信号に対して1画素だけ遅延されていることを想起され
たい。従って(バーB)と(バーB)+(バーR)の組
合せの中心線を(バーG)と一致させるには、信号(バ
ーG)を(図8に示すように)さらに1/2画素だけ遅
延させる必要がある。この追加の1/2画素の遅延は遅
延線32で与えられる。
【0050】図9は図7のスイッチ26、28、30に
よってどのように信号のサンプリングが行われるかを説
明するためのタイミング図である。波形図a〜rは各ス
イッチのサンプリングを表わす(高レベルがスイッチ閉
成を示す)。
【0051】例えば波形aについて言えば、スイッチ2
6がt0からt1までとt6からt7まで(すなわち波
形が高レベルのとき)閉成され、従って図7の信号Aが
t0からt1までサンプリングされて、そのt1時点の
値がC1チャンネル用のコンデンサ(図示せず)等の信
号蓄積装置によりt1からt6まで保持される。t0か
らt1まで、t1からt2まで等の期間は画素信号期間
中のサンプリングされたアナログ信号の周期を表わし、
t0はラスタの各水平走査の始点時刻を表わす。
【0052】波形a、b、c(およびg、h、iとm、
n、o)は奇数フィールドに対する水平走査の順序を示
し、この順序がそのフィールドの残部についても反復さ
れる。波形d、e、f(およびj、k、lとp、q、
r)は偶数フィールドに対するものである。各走査線に
対する波形すなわちa、b、c等は各サンプル線につい
て6サンプル後反復する(すなわちt0〜t6が反復す
る)。
【0053】チャンネルC1、C2、C3の各信号はサ
ンプリングにより生ずる高い周波数をなくするため次第
にロールオフする約700KHzの遮断周波数を持つ低
域濾波器(LPF)34、36、38で低域濾波され
る。
【0054】カラーテレビジョン方式にはすべて2つの
基本端子動作すなわち適当なピックアップ装置による撮
像器からの色情報の取出しと適当な画像再生装置による
その色情報からの画像の再生がある。ピックアップ動作
では一般に画像からの光を特定の成分色に分解する必要
があるが、画像再生動作では一般に何等かの方法で組合
わされて信号画像の映像を視聴者に複製する特定の成分
色で画像を再生する必要がある。
【0055】画像再生装置に供給される画像情報がその
装置が画像の再構成に用いる成分色と合わなければ、も
との画像の忠実な再生ができないことはよく理解できる
から、ピックアップ装置が被写体の像から光を分解する
原色が再生装置で成分画像を形成する原色と対応しなけ
れば、忠実な再生をするためには、この方式に最初取出
した色情報を再生装置の原色に変換するためのマスク回
路のような手段が必要である。この変換は最初取出され
た信号を適当に混合して再生装置の原色に実質的に対応
する混合信号を生成することにより行うことができる。
【0056】各画素位置(x、y)において色Cxy黄、
シアン等の色を表わす。各色Cxyは3つの係数tk (C
xy)により特徴付けることができる。ただしk=1、
2、3で、その画像位置から取出された信号を表わす任
意の画像入力Ik (xy)に対してR、G、B原色によりそ
の画素で発生される下記の電気出力Pxyで定義する。
【0057】
【数3】
【0058】各フィルタ素子の透過特性を示す係数tk
(Cxy)は被写体の照度(色温度T)とCCDのスペク
トル応答が判れば任意のフィルタのスペクトル透過度に
ついて計算することができる。下表2はT=3200°
K(白熱電灯)と薄型背面照明式CCDの代表的応答を
仮定したR、G、B原色に対する係数tk の代表的な非
規準化値を示す。
【0059】
【表2】
【0060】従ってマトリックス40はサンプル・アン
ド・ホールド回路から取出されたクロミナンス信号C
1、C2、C3を実質的にテレビジョン信号に対応する
R、G、B信号に変換する。このマトリックス40は
R、G、B信号を形成する抵抗回路網により形成するこ
とができる。C1、C2、C3からR、G、Bを引出す
式は次の通りである。
【0061】 R=−0.45C1+0.58C2−0.2C3 B= 0.66C1+0.05C2−0.135C3 G=−0.18C1+0.135C2+0.36C3
【0062】このR、G、B信号はそれぞれ回路42、
44、46でガンマ補正されてマトリックス90に印加
される。このマトリックス90で低周波数のR、G、B
信号が例えば抵抗マトリックス回路網のような通常の回
路網により組合されて低周波数のルミナンス信号YLと
赤の色差信号R−Yと青の色差信号B−Yを生成する。
【0063】高周波数のルミナンス信号を生成するため
に別のいわゆる混合高周波チャンネル(図7の右側)が
用いられる。この基本信号は連続する2つの画素を加算
器50で加算し(2画素の合計はエリアシングの低減を
行い、ルミナンスを表わす測色学的平衡を与えるために
行われる)、得られた和信号を低域濾波器(LPF)3
4、36、38で生じた遅延によって必要な等化用遅延
線52に印加することにより得られる。混合高周波信号
の測色学的組成は一定ではなく、図4(a)のパタンに
ついて図示のフィルタの線1では次の順序で周期的に
(P=6)変わる。
【0064】
【数4】
【0065】このため色と輝度の一様なフィールドで
も、混合高周波信号は一般にルミナンスチャンネルのフ
ィルタを表わす一定パタンに導く高周波数を含む。
【0066】図7は上記の問題を解決する比較的簡単で
シフトパタン以外の色符号化パタンに適用し得る方法を
示す。この原理は混合高周波チャンネルに低域濾波され
たクロミナンスチャンネル(C1、C2、C3)からの
信号を加えて合計信号が一定の測色学的組成を持つよう
にすることである。
【0067】図4(a)のパタンについてはこれはスイ
ッチ54、56を用いて信号3(バーG)(バーW)に
1/2C1=(バーB)を信号3(バーG)(バーC
y)に1/2C2〔(バーB)+(バーR)〕をそれぞ
れ加え、1/2振幅減衰器58と加算器60を用いて6
dBを加え、第3の信号2(バーG)(バーCy)(バ
ーW)をそのままにしておくことにより達せられる。各
スイッチを閉成するための6画素の手順は56(閉成せ
ず)、54(閉成せず)、56(この手順を反復する)
である。
【0068】図10は混合高周波ルミナンス信号に一定
の測光学的組成を与えるスイッチ56、58の動作を理
解するためのタイミング図である。波形a〜lは各スイ
ッチのサンプリング(高レベルがスイッチ閉成)を示
す。この図10の時間は適当量遅延された画素信号期間
中にサンプリングされた図9のアナログ信号の時間に対
応する。t0′はラスタの各水平走査線の始点時刻を表
わし、t0′−t1′が加算器60の入力に最初の画素
(4つのフィルタ素子から取出された信号の合計)が生
ずる時間を表わす。
【0069】波形a、b、cとg、h、iは奇数フィー
ルドに対して反復し、波形d、e、fとj、k、lは偶
数フィールドに対して反復する。さらに各波形は6サン
プル(すなわちt0′〜t6′)ごとに反復する。容易
に判るように、ここで混合高周波信号は下記の一定の組
成を持つことになる。
【0070】
【数5】
【0071】(バーR)、(バーG)、(バーB)が映
像面では純粋なR、G、B信号ではなく、上述のような
次第にロールオフするスペクトル透過特性を持つ代表的
な非理想的フィルタを用いて得られたような信号であれ
ば、このルミナンスに対する近似は良好である。
【0072】この補正された混合高周波信号は次に理想
的に低域濾波器(LPF)34、36、38と相補的特
性を持つ高域濾波器(HPF)62により高域濾波され
た後、混合器92で低周波数のルミナンス信号に加えら
れて広帯域ルミナンス信号を形成する。色差信号とルミ
ナンス信号は次にNTSC符号器49に印加され、ここ
で公知の技法により合成カラーテレビジョン信号が発生
される。高域濾波された信号は低域濾波されたクロミナ
ンス信号に要したようなガンマ補正をしなくても充分で
あることが判った。
【0073】図7のような図4(a)のパタンに対する
電子処理の長時間シミュレーションを行ったが、極めて
よい性能を示した。図4(b)のパタンに対し図7と同
様の処理法のシミュレーションも行ったが、このシミュ
レーションでこの信号対雑音比(約3dB)と対角線に
沿うエリアシングにおける図4(a)に対する顕著な改
善が見られた。
【0074】図11は図4(b)のパタンのアナログ符
号化用の回路を示す。図において図7の素子に対応する
素子には対応する引用数字を付してある。この動作は図
7の回路の動作と同様のため、簡単に説明する。互いに
独立の3つの色成分信号C1、C2、C3は次のように
して得られる。まず加算器64、68、増幅器66およ
び差増幅器70により隣接素子の加重和信号が2つ形成
される。
【0075】信号Aは重み1、−2、1を有する隣接素
子の加重和であり、信号Bは重み1、2、1を有する素
子の加重和である。サンプル・アンド・ホールド回路2
4はこれらの信号を3画素周期で、すなわち中心素子が
YeYeまたはGGのときは常にサンプリングする。ス
イッチ30は3画素ごとに閉成するが、スイッチ26、
28は交互に閉成する。すなわち、スイッチ26は中心
素子がYeYeのときは常に閉じ、スイッチ28は中心
素子がGGのときは常に閉じ、スイッチ30はスイッチ
26、28と共に閉じる。
【0076】図12は図11のスイッチ26、28、3
0により信号のサンプリングがどのように行われるかを
理解する助けとなるタイミング図を示す。波形a〜rは
各スイッチのサンプリングを示す。図12の動作の細部
は図9のそれと全く同様であるから、詳細な説明は行わ
ない。視野の色が一様なときはC1、C2、C3が常の
信号値を表わす。
【0077】
【数6】
【0078】信号C3は各クロミナンスチャンネルの各
画素の中心合わせを行うため遅延線32で1.5画素だ
け遅延される。3信号C1、C2、C3はそれぞれ3
4、36、38で低域濾波されて低周波数のクロミナン
ス信号を生成する。隣接画素信号の和は何等補正回路を
追加することなく混合高周波信号に用いることができ
る。青色内容に対する小さな補正は出来たが、スクリー
ン上の誤差はそれほど顕著でなかった。
【0079】低域濾波されたクロミナンス信号C1、C
2、C3はカラーマトリックス40で混合されてR、
G、B信号となり、これがガンマ補正されてマトリック
ス90に印加される。ガンマ補正された信号はマトリッ
クス90に印加されて色差信号B−YとR−Yおよび低
周波数のルミナンス信号YLを形成する。低周波数と高
周波数の両ルミナンス信号は混合器92で加算されて広
帯域ルミナンス信号を生成する。このルミナンス信号と
色差信号は符号器49に印加されて合成NTSC信号を
形成する。
【0080】CCDにおける垂直漏話(ある線からの信
号が隣の線からの信号に入り込む現象)があるレベルに
なると、図4(a)または図4(b)のパタンが青と緑
の識別ができない2色符号化パタンに劣化する。垂直漏
話が問題なら、p=8、s=2の図13のパタンを用い
ると、1.5倍程度の実質的にさらに大きな漏話を呈す
るCCD撮像器でも満足な結果が得られ、少なくとも図
4(a)のそれに等しい性能を挙げることができる。図
13の色順列はG、Cy、G、Cy、W、G、W、Gで
ある。この信号対雑音比は図4(b)のパタンの場合よ
り実質的に向上する。
【0081】この図13のパタンで発生された信号の処
理に適するアナログのデマルチプレキシング法は見付か
っていないが、図5の一般的デジタル処理法で極めて満
足な結果が得られる。図13のパタンから引出された信
号を処理するための1組の係数を、p=8、s=2の場
合のK=15(−7≦m≦7)のR、G、B信号につい
て後記の表3に示す。
【0082】以上吾々は吾々自信を周期p≦8に制限し
て多数のシフトパタンを解析して来たが、p=8の異な
るパタンの総数は系統的検討をするには多過ぎる。図4
(a)、図4(b)および図13について上述したシフ
トパタンの3つの特例は今日まで吾々が最良と考えてい
るものを表すが、特にp>8の場合にさらに良好なパタ
ンがあることも極めて可能性がある。
【0083】
【表1】
【0084】
【表3】
【図面の簡単な説明】
【図1】フレーム転送型撮像器の一部を示す図である。
【図2】(a)、(b)、(c)、(d)および(e)
は何れも従来法の符号化フィルタを示す図である。
【図3】一般化された色を持つ、この発明で利用される
色符号化フィルタを示す図である。
【図4】(a)、(b)は共にこの発明で使用される碁
盤目状色符号化フィルタパターンを示す図である。
【図5】この発明の装置を使用した、デジタル復号回路
を具えたカラー撮像用カメラを示す図である。
【図6】図5のデジタル復号回路の要部の詳細を示す図
である。
【図7】この発明による、アナログ式の信号処理回路を
持つカラー撮像用カメラのブロック図である。
【図8】図7の回路における各スイッチの動作と各チャ
ンネルの信号の関係を示す図である。
【図9】図7の信号処理回路の動作説明のための波形図
である。
【図10】図7の信号処理回路の動作説明のための波形
図である。
【図11】この発明によるまた別の信号処理装置を使用
したカラー撮像用カメラを示す図である。
【図12】図11の信号処理装置の動作説明のための波
形図である。
【図13】この発明で使用される碁盤目状色フィルタパ
タンの一例を示す図である。
【符号の説明】
12 色フィルタ 13 撮像器 15 A/D変換器(変換手段) 18、20 共に減算器(差信号形成手段) 26、28 共にスイッチ(第1のサンプリング手段) 30 スイッチ(第2のサンプリング手段) 40 カラーマトリックス(マトリックス手段) 64 加算器(第1の和算手段) 68 加算器(第2の和算手段) 70 差増幅器(減算手段) 70 横型濾波器(図5においては) 72 横型濾波器 74 横型濾波器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルドルフ ハンス モーフ スイス国 ツエーハー 8400 ビンターツ ールライヘンベルクシユトラーセ 163

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体からそれとの間に挿入した色符号
    化フィルタを通して受入れた輻射エネルギに応じて発生
    された未処理信号を供給する収集部の配列体を有する撮
    像器から引出された信号を処理する装置であって、1つ
    の収集部の左右両側の1対の収集部から供給される各信
    号からその1つの収集部から供給される信号を差引いて
    1対の差信号を形成する手段と、この差信号を交互にサ
    ンプリングする第1のサンプリング手段と、この第1の
    サンプリング手段と離相して動作し、上記1つの収集部
    からの信号をサンプリングする第2のサンプリング手段
    と、サンプリングされた上記1対の差信号と上記1つの
    収集部からの信号をそれぞれ受入れる3つの入力を有
    し、成分色信号を生成する色マトリックス手段とを含む
    映像信号処理装置。
  2. 【請求項2】 被写体からそれとの間に挿入した色符号
    化フィルタを通して受入れた輻射エネルギに応じて発生
    された未処理信号を供給する収集部の配列体を有する撮
    像器から引出された信号を処理する装置であって、1つ
    の収集部の左右両側の1対の収集部から供給される信号
    を合計して第1の和信号を形成する第1の和算手段と、
    この第1の和信号から上記1つの収集部から供給される
    未処理信号の加重値を差引いて差信号を形成する減算手
    段と、上記加重信号と上記第1の和信号を合計して第2
    の和信号を形成する第2の和算手段と、上記差信号と上
    記第2の和信号をサンプリングし、サンプリングした両
    信号を組合せて上記被写体の色内容に従うクロミナンス
    信号を発生させるサンプリングマトリックス手段とを含
    む映像信号処理装置。
  3. 【請求項3】 被写体との間に多色フィルタを有し、未
    処理信号を生成する固体撮像器からその被写体を表す少
    なくとも1つの信号を供給する装置であって、上記未処
    理信号を受けてこれをデジタル形式に変換するように結
    合された変換手段と、上記デジタル化未処理信号を濾波
    して上記信号を表す濾波済デジタル信号を生成する横型
    濾波回路とを含む映像信号処理装置。
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