JP2539592B2 - 撮像用カメラ - Google Patents

撮像用カメラ

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JP2539592B2 JP59048924A JP4892484A JP2539592B2 JP 2539592 B2 JP2539592 B2 JP 2539592B2 JP 59048924 A JP59048924 A JP 59048924A JP 4892484 A JP4892484 A JP 4892484A JP 2539592 B2 JP2539592 B2 JP 2539592B2
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    • H04N25/134Arrangement of colour filter arrays [CFA]; Filter mosaics characterised by the spectral characteristics of the filter elements based on three different wavelength filter elements

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はテレビジョン撮像用カメラ、特に単板(シ
ングルチップ)式固体テレビジョン撮像用カメラの色フ
イルタとこの撮像用カメラから引出された映像信号の処
理に関する。
〔発明の背景〕
MOS型またはCCD型装置のような固体画像感知器の実用
化によって、ただ1つの画像感知器(イメージセンサ)
を用いて複数の色を持つ画像を感知する色符号化計画の
問題が見直されて来た。固体感知器固有の寸法形状の安
定性により、ビデイコンやサチコンのような撮像管では
実現が不可能であった計画が可能になる。多くの色符号
化フイルタが開発されているが、これらの従来法のフイ
ルタは一般に解像度と漏話の問題を有し、そのためある
程度高品質の単板式固体撮像システムに使用するには不
適当であった。
フレーム転送型(フイールド転送型ともいう)の電荷
結合装置(CCD)では、結像領域全体が感光性を持ち、
各画素が、垂直チャンネルストップによって水平方向
に、また2相、3相または4相の信号が印加される水平
ゲートによって垂直方向に、画定されている。この各画
素を垂直方向に画定する方法を採用した結果、1つのフ
イールドと次のフイールド間で画素を垂直方向に一部重
ねることにより、正規のテレビジョン信号用の画像内の
各別の領域を掩う偶数フイールドと奇数フイールドの飛
越しが得られる。第1図はフレーム転送型の撮像器(イ
メージャ)10の一部で、水平破線は偶数フイールド用の
垂直方向における走査境界線を示し、水平実線は奇数フ
イールド用の垂直方向における走査境界線を示す。走査
線の番号は撮像器10の左右に示されている。2つのフイ
ールドの画素構造を垂直解像度1単位に相当する分だけ
垂直方向に偏倚した形に決めることによって擬似飛越が
得られる。この動作モードは、各フイールドにおいて1
つの画素が垂直解像度を垂直方向に2単位分組合わせた
形となるように、互に隣接する走査線からとった2単位
の垂直解像度を合計することと等価である。この動作モ
ードを採用した場合、垂直解像度は影響を受けないが、
垂直サンプリングのナイキスト周波数付近の垂直空間周
波数に対するコントラストは低下する。
この発明はフレーム転送型CCD以外の固体装置、例え
ばMOS型ダイオード配列感知器のような非重複型サンプ
リング素子による動作が可能な感知器にも適用し得る
が、その説明はフレーム転送型装置について行う。
1単位の垂直解像度へのアクセスの不可能なフレーム
転送型CCDの非重複飛越しモードは、利用可能な色符号
化パタンの選択に過酷な境界条件があることを示してい
る。例えば第2a図は色符号化パタンの古典的な1例、い
わゆるベイヤーパタンの赤、緑、青をR、G、Bで示し
たものを示すが、これはR+GとB+Gの2つの型の信
号だけが二者択一的に発生され、G+Gのような第3の
型の信号がないため、フレーム転送型CCD用としては適
していない。完全な色信号を得るには少なくとも3種の
信号が必要である。
フレーム転送型CCDに適する色符号化パタンはすべて
第2b図に示すように黄、緑、シアン(Ye、G、Cy)の3
色周期縞のような垂直縞パタンである。しかし、垂直縞
パタンはこの縞状フイルタ周波数のすべての空間周波数
を除去するための、すなわちエリアシングを除去するた
めの光学的低域濾波を必要とするため、水平解像度が比
較的低い。第2図に示すような3画素周期に対しては、
理論的解像度の限界はb/w(単色)チップのそれの2/3で
あるが、実際はそれより低く、b/w解像度の約50%であ
る。
解像度は、符号化用に結像面の、第2の次元(方向)
を用いることにより、すなわち水平および垂直の両方向
において光透過特性が変るような色フイルタ・パタンを
用いることにより、改善することができる。これができ
てなおフレーム転送型CCDに合う種類の符号化パタンが
米国特許第3982274号明細書に示されている(第2c図参
照)。ここでは第2c図の第1組と第3組の各下側のテレ
ビジョン線上の全画素がJの色で示されるように、パタ
ンの線1つおきに一様な色になっている。ここでK、
L、Jは一般色である。このため映像信号中の2つのフ
イールド(偶数と奇数)が同じ測色組成を有する。素子
KJ/LJおよびMJ/NJを含む各線がその両フイールドに発生
される。その様な両フイールドの唯一の差は、CCD信号
の生成には直接関係の無いことであるが、Jが他の素子
の上に現れるか下に現れるかである。(これは場合によ
ってフリッカを生ずることがある。)この型のパタンの
1つを第2d図に示す。ここでWは白色または無色であ
る。ルミナンスについては2方向に完全な解像度が得ら
れるが、クロミナンスについては複号用にIH遅延線を要
し、このためこのような遅延線を用いた撮像用カメラ
は、ある種の水平線状構造を有する被写体の画像におけ
る色ビートに相当敏感になる。このような現象を減ずる
ために、ここでも光拡散器(2次元型)が必要である。
第2e図は単板固体カラー撮像用カメラに用いられる今
1つの従来法の碁盤目フイルターパタンを示す。このパ
タンは1982年4月発行のアイ・イー・イー・イー・トラ
ンザクションズ・オン・エレクトロン・デバイシーズ
(IEEE Transactions on Electron Devices)第ED-29巻
第4号第745-50頁に青木氏等により記載されたもので、
黄、緑、シアン、白の各色フイルタ素子を有する色フイ
ルタにより4色の垂直周期性が与えられている。隣同士
の行では水平方向にパタンが2素子分ずれて、シアン素
子が垂直方向に2つの黄素子の間にあり、白素子が2つ
の緑素子の間に来る等のようになっている。このパタン
は、XYアドレス指定型MOS光ダイオード感知器用に用い
たとき、各フイルタ素子行を各光ダイオード行に整合さ
せると良好な性能を示す。すなわち同時に2列を走査す
ることにより、完全な色信号を(1H遅延線なしで)各走
査線に対して引出すことができる。しかしこのフイルタ
ーパタンはフレーム転送型CCDのような装置には有効で
ない。このフイルタ素子行の各対に対する垂直方向の色
の組合せはYe+CyとG+Wの2種類しかなく、どちらも
R+2G+Bになる点で測色学的には同じであることに注
意すべきである。従ってこのフイルターパタンを用いて
フレーム転送型CCDからクロミナンス信号を発生するこ
とはできない。ベイヤーパタンについて上述したよう
に、完全な色の再生には3種の信号が必要である。
米国特許第4288812号明細書には今1つの碁盤目状フ
イルタが記載されている。この特許では撮像器の画素領
域より小面積を覆うフイルタ素子が各行ごとにずれてい
る。このフイルタ構造はCCDフレーム転送装置には有効
であるが、これも複号に1H遅延線が必要である。
従って固体撮像器特に単板式フレーム転送型撮像器を
用いる撮像用カメラには、複雑な1水平線時間遅延線を
要せずにカラー画像を生成するに要する信号を生成し得
る色フイルタを備えることが望ましい。
〔発明の概要〕
この発明の原理によって従来法の撮像用カメラの諸問
題を克服する撮像用カメラが提供される。この撮像用カ
メラは被写体からの輻射エネルギに応じて発生される未
処理信号を供給する複数個の収集部(受光素子)を持つ
固体撮像器を有し、被写体とこの撮像器の間には、行を
なすように配列された色フイルタ素子を持つ色フイルタ
が挿入されている。このフイルタ素子の対をなす行は常
にすべての瞬間において固体撮像器の収集部の1つの行
と整列している。この色フイルタ素子の各行は一連の色
の繰返しを含み、隣同志の行は互いにずれており、隣接
2行からのフイルタ素子の組合せにより、少なくとも2
つの独立した色の組合せが得られる。また撮像器に結合
されたまたは結合し得る信号処理手段があってその未処
理信号から被写体をその色内容に関する情報を含めて表
わす処理済信号を発生するようになっている。
〔詳細な説明〕
第3図はこの発明によるパタンを持つフイルタ12がど
のようにして作られているかを示す。第1の線はP個の
色、例えばP=5としたときK、L、M、N、Oという
5色のシーケンスの繰返しによって形成されている。こ
の色K、L、M、N、Oは全部異っている必要はない
が、単板カラー撮像用カメラにおける完全な色解像度を
得るには、少なくとも3つは異った独立の色である必要
がある。スペクトル的に異なる2つのチャンネルへの分
離が行われる他の用途に対しては最低2色で充分であ
る。順番に並んだ各線は、それぞれその前の線を左へあ
る量Sだけずらして(シフトして)反復することにより
得られる。ここでO<S<Pで、第3図では第1行の色
Mと第2行の色Mを結ぶ矢印で示すようにS=2であ
る。このパタンは線P本ごとに垂直に反復するが、P/S
が整数であればその反復が早くなり、すなわち線P/S本
ごとに反復する。フレーム転送型CCDに用いるとき、映
像信号の各線は画素S個分だけ位相のずれた同じ測色学
的シーケンス(順列)例えばKM、LN、MO、NK、OLを含ん
でいる。従って各線は基本的に同じ処理を必要とする。
P、Sと色のシーケンスを任意に選ぶと、好ましいカ
ラー撮像系の得られないこともある。事実選ばれた任意
のパタンの殆んどで、画像の再生が認められないことが
ある。例えば、画像内の空間情報の構造が色符号化パタ
ンのそれと似ておれば、色のモアレ模様やビートのよう
な強いエリアシング効果を生ずることがある。一般に2
行の色のシーケンスの組合せでは少なくとも3つの独立
した色素子が必要で、すなわち隣接する2本の水平線か
らのフイルタ素子を組合せるときは、各走査ごとに少な
くとも3つの独立色が得られる必要がある。しかし、複
板(2チップ式)カラー撮像用カメラの場合は、例えば
もし一方の撮像器が1つの独立色を与え、他方の撮像器
が他の2つの独立色を与えるとすれば、必要な独立色が
2つだけのシフトパタンを使用することができる。独立
色とは互いに異なり測色学的に無関係な原色を言い、例
えば赤、緑、黄は、黄が赤と緑の組合せのため、3つの
独立色の悪い選択ということになる。一般に、この3つ
の独立色を与えるように偏移させたとき、P≧5で2≦
S≦P−2の場合に有用なパタンが得られることを発見
した。S=0、1、P−1のときは垂直または斜めの縞
状パタンが得られ、これについて特に有望な場合はまだ
見付かっていない。
シフトパタンのあるものはフレーム転送型CCD装置に
特に有用なことが判った。これを次に説明する。しかし
装置の画素の寸法が変ると他のシフトパタンの方がよく
適し、よい性能を挙げることもあることに注意すべきで
ある。
第4a図および第4b図はそれぞれP=6でS=2の2つ
のシフトパタンを示す。このパタンは垂直方向に線3本
ごとに反復して3×6色マトリックスを形成している。
第4a図のパタンはシアン(Cy)、緑(G)、白(W)の
3色を含んでいる。3色より成るフイルタは少量の場合
でも比較的容易に作ることができる。第4b図のパタンは
第4の色の黄(Ye)を含むがこれはフイルタを大量に作
るときそれほど経費の増大を示さない。第4a図および第
4b図のフイルタは、黄とシアンを重ねると緑になるので
黄とシアンのパタンを重ねて実現することができる。第
4a図および第4b図に示す形式に従って色フイルタを作る
技法の一例は、1983年7月11日付米国特許願第512541号
明細書に記載されている。これらの色を比較的容易に作
ることができることが上記の形式を選んだ最大の理由で
はない。より重要な理由は、フイルタの平均透過率で、
これはどちらの場合もほぼルミナンス信号Yに対する色
組成すなわちY=0.59G+0.30R+0.11Bである。この与
えられた色は良好な性能を与えるが、他の選択も可能
で、場合によっては更によいこともある。
これらのパタンを光拡散器なしでCCD撮像器に用いる
と、強い色ビートその他の人為現象が生ずる。特性がフ
イルタ素子2×2個の面積全体の平均に対応する2次元
拡散器を用いるとこのような現象が減り、満足な性能を
示すことが判った。この拡散器の帯域幅はCCD自身によ
るサンプリングのナイキスト周波数と一致するため、ル
ミナンス解像度は本質的に害されない。
第4図のパタンの性能がよい理由を説明することは困
難であるが、1つの理由は各種の色が表面全体にほぼ均
一に分布して縞模様の発生を大いに防いでいることにあ
ることは確かである。例えば、第4a図のパタンでは、赤
感知素子Wが6角形の頂点にある。これは第4a図の白色
素子のいくつかを点線で結んで6角形を形成して示す通
りである。中央の白色素子は他の6つの白色素子により
ほぼ同じ距離で包囲されていることが判る。これは周縁
近傍を除いて他の白色素子にもいえる。
色符号化パタンは良好な単板式カラー撮像用カメラの
基礎を形成するが、発生した映像信号のデマルチプレキ
シングも同等に重要で、カメラの綜合性能の実質的改善
は与えられたパタンの電子的処理を慎重に調節すること
により得られる。任意のシフトパタンのすべてに適用さ
れる一般的アナログ処理法の説明は困難であるが、デジ
タル形式で実現し得る一般的処理法は説明することがで
きる。
このデジタル処理法の説明のために次の量を導入す
る。
Si‥‥第1番目の画素(垂直解像度の2単位)から来る
色多重化信号。
Ck j1‥‥この処理を(完全に)説明する係数。kは同じ
線上の近隣画素の和算率で、−m≦k≦m。j=1、
2、3で、3つの色成分(R、G、BまたはI、Q、
Y)を表わす。l=1、2、・・Pで、処理における相
の違いを示す。
するとカラー画像を表わす3つの処理済信号vij(j=
1、2、3)は次式の演算により得られる。
ここでmは和算窓の幅を決定し、l=f(i)である。
f(i)は周期pの周期性関数で、画素iに対応するパ
タンの色のシーケンスにおける特定の場所を表わす値
1、2、・・Pを有する。例えば第4a図のパタンでl=
2は中央の素子Siが和でCyGの形を持ち、その左隣がGG
であることを意味し、l=3は右隣にGGを持つGWを意味
する。
第5図は単板式カラー撮像用カメラのブロック図を示
す。第5図の撮像用カメラの信号処理はデジタル技法で
行われる。像510はレンズ511によりCCD撮像器13上に結
像される。この撮像器はその上に碁盤目状の色フイルタ
514が形成され、例えばそのフイルタ514の色パタンは第
4a図の型のものである。像510と撮像器13の間には拡散
器516が挿入されてエリアシング効果(上記)を減ずる
ようになっている。CCD撮像器13はクロック発生器17の
制御の下にサンプリングされたアナログ信号を発生し、
これがアナログ・デジタル変換器(A/D)15によりデジ
タル信号に変換される。得られたデジタル信号は横型濾
波器70、72、74に印加される。各横型濾波器にはクロッ
ク発生器17の制御の下に係数用ROM518から1組の係数が
切換え印加される。R、G、Bの各信号を表わす濾波器
70、72、74の出力信号はそれぞれガンマ補正回路(γ)
42、44、46に印加され、その出力は合成NTSC信号を発生
するNTSC符号器48に印加される。
第6図には第5図の応用に使用する横型濾波器の詳細
が示されている。素子610〜618は直列の縦続遅延段(例
えば14段)で、それぞれA/D15(第5図)から印加され
る信号Siを1サンプル周期(1画素)遅らせる。入力信
号Siと各素子610〜618の出力信号はそれぞれ(例えば14
個の)係数乗算器620〜630に印加され、各乗算器は出力
信号Ck j1Si+kを発生する。ここでkは入力信号Siに加え
られた遅延の回数、Ck j1は各係数の値である。各係数乗
算器620〜630の出力信号は加算器632で合計されて濾波
器の出力信号vijとなる。係数ROM518は各係数の値を定
め、所要の区間ごとに供給する係数を変える。この係数
ROM518は種々のアドレスコードを介して周期的に循環
し、既知の係数を所定順序で乗算器に供給する記憶装置
とすることができる。第6図には1つの横型濾波器に対
する実施例を示したが、第5図の方式は、勿論同じ係数
ROMから供給される3つの濾波器(各色成分に付き1つ
ずつ)を要することに注意すべきである。
係数Ck j1は周期的に色パタンのシーケンスと同相で変
化する。各Ck j1は得られた画像をカメラの入力と比較す
ることによる若干の調節処理によって得ることができ
る。撮像用カメラのシミユレーション用の入力として用
いるもとの画像に対するviの最小自乗適合法により1組
の値が得られた。数学的適合はI、Q、Yスペースで行
われ、もとの画像のI値とQ値がNTSC標準に従って低域
濾波されたが、この手順は明らかにもとの画像に依存し
ている。無作為白色ノイズパタンを中実の着色領域と組
合せることにより最良の結果が得られたが、顔面や風景
等の一般の被写体を用いると結果はそれより不良であっ
た。
この1組の値は第4a図のP=6、S=2の場合でK=
15(−7≧m≧7)のときのR、G、B信号について後
記の付表Aに掲げてある。これらの値はシミユレーショ
ン機器を用いて得られたもので、第4a図と第4b図に示す
2つのシフトパタンに対して優れたカメラの性能が得ら
れた。付表AのK=15に対する係数値はこのデジタル処
理を完全に決定する合計K×3×P=15×3×6=270
個の係数を表わす。
第7図はアナログ回路網に適する第4a図のパタン用の
処理方式を示す。CCD撮像器13からの色符号化信号は公
知の増幅器、クランプ回路、ノイズ低減回路等(図式せ
ず)を介して縦続接続された2つの1画素遅延線14、16
に供給される。この撮像器13からの信号と遅延線14、16
の出力信号は3つの隣接画素からの画像値を表わすもの
で、クロミナンス信号と混合高周波(ミックスド・ハイ
ス)信号を引出してルミナンスに対する解像度を良好に
するために用いられる。詳言すれば、減算器18、20にお
いて中央の画素の値をその左右の画素の値からそれぞれ
差引き、加算器22は減算器18、20の出力信号を組合せて
信号Aを形成する。
クロミナンスチャンネル(第7図の左側)はサンプル
・アンド・ホールド回路24によりサンプリングされて6
画素区間ごとに2つのサンプル値を供給する。すなわち
スイッチ26、28は独立に切換えられ、信号は2つのクロ
ミナンスチャンネルC1、C2に交互に供給される。サンプ
ル・アンド・ホールド動作のサンプリング部分はスイッ
チ26または28の閉成時に起る。遅延線の中央素子が垂直
のGG素子(第4a図の線1、2参照)に対応するときは常
にスイッチ26または28が閉成する。すなわち垂直GG素子
の左右の素子がCyGのときは常にスイッチ26が閉成し、
垂直GG素子の左右の素子がWGのときは常にスイッチ28が
閉成する。従ってスイッチ26、28はそれぞれ6画素ごと
に1回閉成するが、それぞれ互いに離相している。従っ
て視野が均一な色のときはC1、C2がそれぞれ次の値を表
わす。バー(−)はテレビジョン方式のRGBと等価でな
い画素信号の値を示す。下述のように、、をR、
B、Gに変換するためマトリックス動作が行われる。
C1=(y)+(y)−2() =2(y−)=2 C2=()+()−2() =2(−)=2(+)=2+2 第3のクロミナンス成分C3はサンプル・アンド・ホー
ルド回路30を用いて(GG)値をサンプリングすることに
より得られる。従ってC3信号のクロミナンスサンプリン
グは6画素から2画素づつ行われる。遅延線32は1/2画
素の遅延を与えるが、この遅延線32は3つのクロミナン
スチャンネルの各信号を整合させるためのものである。
信号C1、C2はそれぞれ6組の画素から1画素サンプリン
グされる。従って信号C1、C2と信号C3の間には1.5画素
のずれが必要であるが、C1、C2に対するC3の1画素の遅
延は遅延線16により与えられ、残り1/2画素の遅延が32
により与えらえる。従って C3=2 である。
次に第7a図について信号C3の中心合せ(センタリン
グ)動作の説明を行う。第7a図はスイッチの閉成と各ク
ロミナンスチャンネルの信号の有無すなわちC1=、C2
=+、C3=を示す。スイッチ26の閉成後、信号
が6画素間存在し、スイッチ28の閉成後、信号+が
6画素間存在する。チャンネルでは、スイッチ30が6
画素間に2回閉成する。と+の組合せの中心はス
イッチ30の閉成時点の一方にある緑色信号の中心線に対
して1/2画素だけずれている。信号は画素遅延線16で
他の2信号に対して1画素だけ遅延されていることを想
起されたい。従ってと+の組合せの中心線をと
一致させるには、信号を(第7a図に示すように)さら
に1/2画素だけ遅延させる必要がある。この追加の1/2画
素の遅延は遅延線32で与えられる。
第8図は第7図のスイッチ26、28、30によってどのよ
うに信号のサンプリングが行われるかを説明するための
タイミング図である。波形図a〜rは各スイッチのサン
プリングを表わす(高レベルがスイッチ閉成を示す)。
例えば波形aについて言えば、スイッチ26がt0からt1
でとt6からt7まで(すなわち波形が高レベルのとき)閉
成され、従って第7図の信号Aがt0からt1までサンプリ
ングされて、そのt1時点の値がC1チャンネル用のコンデ
ンサ(図示せず)等の信号蓄積装置によりt1からt6まで
保持される。t0からt1まで、t1からt2まで等の期間は画
素信号期間中のサンプリングされたアナログ信号の周期
を表わし、t0はラスタの各水平走査線の始点時刻を表わ
す。波形a、b、c(およびg、h、iとm、n、o)
は奇数フイールドに対する水平走査の順序を示し、この
順序がそのフイールドの残部についても反復される。波
形d、e、f(およびj、k、lとp、q、r)は偶数
フイールドに対するものである。各走査線に対する波形
すなわちa、b、c等は各サンプル線について6サンプ
ル後反復する(すなわちt0〜t4が反復する)。
チャンネルC1、C2、C3の各信号は、サンプリングによ
り生ずる高い周波数を消去するために、次第にロールオ
フする約700KHzの遮断周波数を持つ低域濾波器(LPF)3
4、36、38で低域濾波される。
カラーテレビジョン方式にはすべて2つの基本端局動
作すなわち適当なピックアップ装置による撮像器からの
色情報の取出しと適当な画像再生装置によるその色情報
からの画像の再生がある。ピックアップ動作では一般に
画像からの光を特定の成分色に分解する必要があるが、
画像再生動作では一般に何等かの方法で組合されて信号
画像の映像を視聴者に複製する特定の成分色で画像を再
生する必要がある。画像再生装置に供給される画像情報
がその装置が画像の再構成に用いる成分色と合わなけれ
ば、もとの画像の忠実な再生ができないことはよく理解
できるから、ピックアップ装置が被写体の像から光を分
解する原色が再生装置で成分画像を形成する原色と対応
しなければ、忠実な再生をするためには、この方式に最
初取出した色情報を再生装置の原色に変換するためのマ
スク回路のような手段が必要である。この変換は最初取
出された信号を適当に混合して再生装置の原色に実質的
に対応する混合信号を生成することにより行うことがで
きる。
各画素位置(x,y)において色Cxyは黄、シアン等の色
を表わす。各色Cxyは3つの係数tk(Cxy)により特徴付
けることができる。ただしk=1、2、3でその画像位
置から取出された信号を表わす任意の画像入力Ik(xy)
に対してR、G、B原色によりその画素で発生される電
気出力Pxyを で定義する。各フイルタ素子の透過特性を示す係数t
k(Cxy)は被写体の照度(色温度T)とCCDのスペクト
ル応答が判れば任意のフイルタのスペクトル透過度につ
いて計算することができる。下表はT=3200°K(白熱
電灯)と薄型背面照明式CCDの代表的応答を仮定した
R、G、B原色に対する係数tkの代表的な非基準化値を
示す。
従ってマトリックス40はサンプル・アンド・ホールド
回路から取出されたクロミナンス信号C1、C2、C3を実質
的にテレビジョン信号に対応するR、G、B信号に変換
する。このマトリックス40はR、G、B信号を形成する
抵抗回路網により形成することができる。C1、C2、C3
らR、G、Bを引出す式は次の通りである。
R=−0.45C1+0.58C2-0.2C3 B=0.66C1+0.05C2-0.135C3 G=−0.18C1-0.135C2+0.36C3 このR、G、B信号はそれぞれ回路42、44、46でガンマ
補正されてマトリックス90に印加される。このマトリッ
クス90で低周波数のR、G、B信号が例えば抵抗マトリ
ックス回路網のような通常の回路網により組合されて低
周波数のルミナンス信号YLと赤の色差信号R−Yと青の
色差信号B−Yを生成する。
高周波数のルミナンス信号を生成するために別のいわ
ゆる混合高周波チャンネル(第7図の右側)が用いられ
る。この基本信号は連続する2つの画素を加算器50で加
算し(2画素の合計はエリアシングの低減を行い、ルミ
ナンスを表わす測色学的平衡を与えるために行われ
る)、得られた和信号を低域濾波器(LPF)34、36、38
で生じた遅延によって必要な等化用遅延線52に印加する
ことにより得られる。混合高周波信号の測色学的組成は
一定ではなく、第4a図のパタンについて図示のフイルタ
の線1では次の順序で周期的に(P=6)変わる。
(3y)、(2y)、(3)、(3
)、 (2y)、(3y)等 このため色と輝度の一様なフイールドでも、混合高周波
信号は一般にルミナンスチャンネルのフイルタを表わす
一定パタンに導く高周波数を含む。
第7図は上記の問題を解決する比較的簡単でシフトパ
タン以外の色符号化パタンに適用し得る方法を示す。こ
の原理は混合高周波チャンネルに低域濾波されたクロミ
ナンスチャンネル(C1、C2、C3)からの信号を加えて合
計信号が一定の測色学的組成を持つようにすることであ
る。第4a図のパタンについては、これはスイッチ54、56
を用いて信号3に1/2C1=を、信号3yに1/2
C2(+)を、それぞれ加え、1/2振幅減衰器58と加
算器60を用いて6dBを加え、第3の信号2yをそ
のままにしておくことにより達せられる。各スイッチを
閉成するための6画素の手順は56(閉成せず)、54(閉
成せず)、56(この手順を反復する)である。
第9図は混合高周波ルミナンス信号に一定の測光学的
組成を与えるスイッチ56、58の動作を理解するためのタ
イミング図である。波形a〜lは各スイッチのサンプリ
ング(高レベルがスイッチ閉成)を示す。この第9図の
時間は適当量遅延された画素信号期間中にサンプリング
された第8図のアナログ信号の時間に対応する。t0′は
ラスタの各水平走査線の始点時刻を表わし、t0′−t1
が加算器60の入力に最初の画素(4つのフイルタ素子か
ら取出された信号の合計)が生ずる時間を表わす。波形
a、b、cとg、h、iは奇数フイールドに対して反復
し、波形d、e、fとj、k、lは偶数フイールドに対
して反復する。さらに各波形は6サンプル(すなわち
t0′−t6′)ごとに反復する。容易に判るように、ここ
で混合高周波信号は一定の組成 2y=+4+2 を持つことになる。
、、が映像面では純粋なR、G、B信号ではな
く、上述のような次第にロールオフするスペクトル透過
特性を持つ代表的な非理想的フイルタを用いて得られた
ような信号であれば、このルミナンスに対する近似は良
好である。
この補正された混合高周波信号は次に理想的に低域濾
波器(LPF)34、36、38と相補的特性を持つ高域濾波器
(HPF)62により高域濾波された後、混合器92で低周波
数のルミナンス信号に加えられて広帯域ルミナンス信号
を形成する。色差信号とルミナンス信号は次にNTSC符号
器49に印加され、ここで公知の技法により合成カラーテ
レビジョン信号が発生される。高域濾波された信号は低
域濾波されたクロミナンス信号に要したようなガンマ補
正をしなくても充分であることが判った。
第7図のような第4a図のパタンに対する電子的処理の
長時間シミユレーションを行ったが、極めてよい性能を
示した。第4b図のパタンに対し第7図と同様の処理法の
シミユレーションも行ったが、このシミユレーションで
この信号対雑音比(約3dB)と対角線に沿うエリアシン
グには第4a図のパタンに比べて顕著な改善が見られた。
第10図は第4b図のパタンのアナログ符号化用の回路を
示す。図において第7図の素子に対応する素子には対応
する引用数字を付してある。この動作は第7図の回路の
動作と同様のため、簡単に説明する。互いに独立の3つ
の色成分信号C1、C2、C3は次のようにして得られる。ま
ず加算器64、68、増幅器66および差増幅器70により隣接
素子の加重和信号が2つ形成される。信号Aは重み1、
−2、1を有する隣接素子の加重和であり、信号Bは重
み1、2、1を有する素子の加重和である。サンプル・
アンド・ホールド回路24はこれらの信号を3画素周期
で、すなわち中心素子がYeYeまたはGGのときは常にサン
プリングする。スイッチ30は3画素ごとに閉成するが、
スイッチ26、28は交互に閉成する。すなわち、スイッチ
26は中心素子がYeYeのときは常に閉じ、スイッチ28は中
心素子がGGのときは常に閉じ、スイッチ30はスイッチ2
6、28と共に閉じる。第11図は第10図のスイッチ26、2
8、30により信号のサンプリングがどのように行われる
かを理解する助けとなるタイミング図を示す。波形a〜
rは各スイッチのサンプリングを示す。第11図の動作の
細部は第8図のそれと全く同様であるから、詳細な説明
は行わない。
視野の色が一様なときはC1、C2、C3が次の信号値を表
わす。
C1=y-4e+y=2−4 C2=e−4+e=2+4 C3=y+4e+y または e+4+e=8+2+4 信号C3は各クロミナンスチャンネルの各画素の中心合
せを行うため遅延線32で1.5画素だけ遅延される。3信
号C1、C2、C3はそれぞれ34、36、38で低域濾波されて低
周波数のクロミナンス信号を生成する。隣接画素信号の
和は何等補正回路を追加することなく混合高周波信号に
用いることができる。青色内容に対する小さな補正は行
っても良いが、スクリーン上の誤差はそれほど目立つも
のではない。低域濾波されたクロミナンス信号C1、C2
C3ははカラーマトリックス40で混合されてR、G、B信
号となり、これがガンマ補正されてマトリックス90に印
加される。ガンマ補正された信号はマトリックス90に印
加されて色差信号B−YとR−Yおよび低周波数のルミ
ナンス信号YLを形成する。低周波数と高周波数の両ルミ
ナンス信号は混合器92で加算されて広帯域ルミナンス信
号を生成する。このルミナンス信号と色差信号は符号器
49に印加されて合成NTSC信号を形成する。
CCDにおける垂直漏話(ある線からの信号が隣の線か
らの信号に入り込む現象)があるレベルになると、第4a
図または第4b図のパタンが青と緑の識別ができない2色
符号化パタンに劣化する。垂直漏話が問題なら、p=
8、s=2の第12図のパタンを用いると、1.5倍程度の
実質的にさらに大きい漏話を呈するCCD撮像器でも満足
な結果が得られ、少なくとも第4a図のそれに等しい性能
を挙げることができる。第12図の色シーケンスはG、C
y、G、Cy、W、G、W、Gである。この信号対雑音比
は第4b図のパタンの場合より実質的に向上する。この第
12図のパタンで発生された信号の処理に適するアナログ
のデマルチブレキシング法は見付かっていないが、第5
図の一般的デジタル処理法で極めて満足な結果が得られ
る。第12図のパタンから引出された信号を処理するため
の1組の係数を、p=8、s=2の場合のk=15(−7
≧m≧7)のR、G、B信号について後記の付表Bに示
す。
以上吾々は吾々自身を周期p≦8に制限して多数のシ
フトパタンを解析して来たが、p=8の異なるパタンの
総数は系統的検討に多過ぎる。第4a図、第4b図および第
12図について上述したシフトパタンの3つの特例は今日
まで吾々が最良と考えているものを表わすが、特にp>
8の場合にさらに良好なパタンがある可能性も可成り高
い。
【図面の簡単な説明】
第1図はフレーム転送型撮像器の一部を示す図、第2a
図、第2b図、第2c図、第2d図、第2e図は従来法の色符号
化フイルタを示す図、第3図は一般化された色を持つこ
の発明による色符号化フイルタの1実施例を示す図、第
4a図、第4b図はこの発明による碁盤目状色フイルターパ
タンを示す図、第5図はこの発明に用いるデジタル複合
回路を有するカラー撮像用カメラを示す図、第6図は第
5図のデジタル回路の詳細を示す図、第7図はこの発明
に用いるアナログ信号処理回路を持つカラー撮像用カメ
ラのブロック図、第7a図はその処理回路の一部を示す
図、第8図、第9図は第7図の信号処理回路の動作の説
明に用いる波形図、第10図はこの発明によるカラー撮像
用カメラの他の実施例を示す図、第11図は第10図の信号
処理回路の動作の説明に用いる波形図、第12図この発明
の原理による他の碁盤目状色フイルターパタンを示す図
である。 12……色フイルタ、13……撮像器、15、17、42、44、4
6、48、70、72、74、518……信号処理手段、18、20……
減算手段、26、28……第1のサンプリング手段、30……
第2のサンプリング手段、40……カラーマトリックス、
64……第1の和算手段、68……第2の和算手段、70……
減算手段、510……被写体、514……多色フイルタ、70、
72、74……横型濾波回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルドルフ・ハンス・モ−フ スイス国ツエ−ハ−8400ビンタ−ツ− ル・ライヘンベルクシユトラ−セ163

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオ信号の一連のフイールドを供給する
    フレーム転送型固体撮像器であって、感光性結像領域
    と、一連の線期間を含む各フィールド期間中各画素を表
    わす信号を発生させるために上記結像領域中に収集部の
    一連の水平線を画定する水平ゲートの配列とを含む上記
    固体撮像器と、 上記固体撮像器の前方に配置されており且つ複数の水平
    方向に配列された行をなすように配列された複数の色フ
    ィルタ素子を有する色フィルタと、を具備してなり、 各行中の上記色フィルタ素子は複数の色の同じ繰返しシ
    ーケンスをなすように配列されているが、所定の行中の
    上記繰返しシーケンス中の各色フイルタ素子の位置は直
    前の行中の上記繰返しシーケンス中の上記色フイルタ素
    子の位置に対して色フイルタ素子の所定個数Sだけ上記
    行方向にずれており、また上記所定の行の直後の行中の
    同じ繰返しシーケンス中の各色フィルタ素子の位置は上
    記所定の行中の対応する色フイルタ素子の上記所定個数
    Sだけ上記行方向にずれており、 所定フイールドにおける各線期間中、上記色フイルタ素
    子の隣接する水平方向に配列された行の各異なる対を通
    過した光は上記収集部の一連の水平線の各1本の線上に
    到達して一連の画素を表わす信号を発生させ、各信号は
    各隣接した色フィルタ素子行の垂直方向に整列された各
    フィルタ素子を通過した光の組合わせに応答し、 上記繰返しシーケンス中の色フィルタ素子の総数Pは5
    以上(すなわち、P≧5)であり、 上記各フィルタ素子の所定個数Sは2以上で且つP−2
    以下(すなわち、2≦S≦P−2)であり、 上記繰返しシーケンス中における色フィルタ素子は、少
    なくとも3種の相異なる光透過特性をもつ色フィルタ素
    子を含んでいる、 撮像用カメラ。
  2. 【請求項2】上記繰返しシーケンス中における色フイル
    タ素子の総数Pが6(P=6)で、上記色フイルタ素子
    の所定個数Sが2(S=2)である、特許請求の範囲
    (1)項に記載の撮像用カメラ。
  3. 【請求項3】A、BおよびCをそれぞれ異なった光透過
    特性を有する色フイルタ素子として、上記シーケンス
    が、A、B、A、A、C、Aの順番に配列された色フイ
    ルタ素子で構成されている、特許請求の範囲(2)項に
    記載の撮像用カメラ。
  4. 【請求項4】上記Aの色フイルタ素子が赤および青色光
    を通さず緑色光を透過させ、Bの色フイルタ素子は赤色
    光を通さず緑と青色光とを透過させ、上記Cの色フイル
    タ素子は赤、緑および青色光を透過させるものである、
    特許請求の範囲(3)項に記載の撮像用カメラ。
  5. 【請求項5】A、B、CおよびDをそれぞれ異なった光
    透過特性を有する色フイルタ素子として、上記シーケン
    スが、A、B、A、C、D、Cの順番に配列された色フ
    イルタ素子で構成されている、特許請求の範囲(2)項
    に記載の撮像用カメラ。
  6. 【請求項6】上記Aの色フイルタ素子が青色光は通さず
    赤および緑色光を通過させ、Bの色フイルタ素子が赤色
    光は通さず緑および青色光を透過させ、Cの色フイルタ
    素子が赤および青色光を通さず緑色光を透過させ、Dの
    色フイルタ素子が赤、緑および青色光を透過させるもの
    である、特許請求の範囲(5)項に記載の撮像用カメ
    ラ。
  7. 【請求項7】上記繰返しシーケンス中における色フイル
    タ素子の総数Pが8(P=8)であり、上記色フイルタ
    素子の所定個数Sが2(S=2)であることを特徴とす
    る、特許請求の範囲(1)項に記載の撮像用カメラ。
  8. 【請求項8】A、BおよびCをそれぞれ異なった光透過
    特性を有する色フイルタ素子として、上記シーケンス
    が、A、B、A、B、C、A、C、Aの順番に配列され
    た色フイルタ素子で構成された、特許請求の範囲(7)
    項に記載の撮像用カメラ。
  9. 【請求項9】Aの色フイルタ素子が赤および青色光を通
    さず緑色光を透過させ、Bの色フイルタ素子が赤色光を
    通さず緑および青色光を透過させ、Cの色フイルタ素子
    が赤、緑および青色光を透過させるものである、特許請
    求の範囲(8)項に記載の撮像用カメラ。
  10. 【請求項10】上記一連のフイールドの一つ置きの各フ
    イールドにおける上記一連の画素を表わす信号の発生に
    寄与する通過光の組合わせを決定する、隣接する色フイ
    ルタ素子行の複数の各対は、上記一連のフイールドの上
    記一つ置きのフイールドの相互間にあるフイールドにお
    ける上記一連の画素を表わす信号素子の発生に寄与する
    通過光の組合わせを決定する、隣接する色フイルタ素子
    行の複数の各対と異る、特許請求の範囲(1)項に記載
    の撮像用カメラ。
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