JPH06112617A - 印刷回路基板の電極構造 - Google Patents
印刷回路基板の電極構造Info
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- JPH06112617A JPH06112617A JP4261306A JP26130692A JPH06112617A JP H06112617 A JPH06112617 A JP H06112617A JP 4261306 A JP4261306 A JP 4261306A JP 26130692 A JP26130692 A JP 26130692A JP H06112617 A JPH06112617 A JP H06112617A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printed circuit
- substrate
- electrode structure
- circuit board
- shape
- Prior art date
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/0213—Electrical arrangements not otherwise provided for
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/11—Printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
- H05K1/117—Pads along the edge of rigid circuit boards, e.g. for pluggable connectors
Landscapes
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 一枚の基板を複数枚に分割して構成される分
割基板1の表示素子本体より導出される透明電極の端部
を分割ラインである基板端部1aと交差することのない
近傍にその端部形状が略円形状となるように形成し、静
電気発生時の該電極よりの放電を防止する。
割基板1の表示素子本体より導出される透明電極の端部
を分割ラインである基板端部1aと交差することのない
近傍にその端部形状が略円形状となるように形成し、静
電気発生時の該電極よりの放電を防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷回路基板の電極構造
に関するものであって、特に液晶表示素子等の平面型表
示素子を製造する際に用いるものに好適な形状を有する
ものである。
に関するものであって、特に液晶表示素子等の平面型表
示素子を製造する際に用いるものに好適な形状を有する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より液晶表示素子等の平面型表示素
子は、主としてガラス基板、透明プラスチック基板上に
複数の表示パネルの主要構成部分を一度に形成し、後の
工程で個々に分割する製造方法が一般に採用されてい
る。図3はその一例であり、一枚のガラス基板10上に
分割するSEGセル基板11が2枚取りの状態で形成さ
れている。該分割基板11は、図4の端子部分拡大図に
示すようにその素子内部より両側端部に引き出された印
刷回路により形成される透明電極12の端部形状が尖角
となっており、SEGセル製造時のラビング工程等にお
いて生じた静電気を外部パターン12′へ放電し易く
し、中央分割部分13(図5にその拡大図を示す)にお
ける透明電極12,12間での放電14を防止してい
る。
子は、主としてガラス基板、透明プラスチック基板上に
複数の表示パネルの主要構成部分を一度に形成し、後の
工程で個々に分割する製造方法が一般に採用されてい
る。図3はその一例であり、一枚のガラス基板10上に
分割するSEGセル基板11が2枚取りの状態で形成さ
れている。該分割基板11は、図4の端子部分拡大図に
示すようにその素子内部より両側端部に引き出された印
刷回路により形成される透明電極12の端部形状が尖角
となっており、SEGセル製造時のラビング工程等にお
いて生じた静電気を外部パターン12′へ放電し易く
し、中央分割部分13(図5にその拡大図を示す)にお
ける透明電極12,12間での放電14を防止してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
おける端子形状も分割ライン15によって図6に示す通
り正規の寸法に裁断された際には、その分割ライン15
の機械的な裁断方法によってその端部形状が図7に示す
ように微細な鋭角状の凹凸が多数形成され、この状態で
次の工程が行われた際に他の装置や人体との接触により
静電気を生じると、当該電極端部より他の部材へ放電を
生じ易くなる。また反対に上記他の部材より静電気を導
入することもあり、特にその値が150V以上になった
際に図5に示すようにSEGセル基板11の中央分割部
分で隣接する透明電極12,12″の間で電位差を生じ
ると放電14が生じ、各種構成膜の破壊を行なうことが
ある。また透明電極12が帯電すると周囲の塵,埃を引
き寄せ、歩留りの低下を生じる。また、帯電した透明電
極は、液晶の配列に影響を及ぼすためコントラストの低
下等の表示品位にも影響を与える。本発明の目的は上記
欠点を除去するものであり、端子形状を静電気の放電が
行われ難い形状とすることにより、上記静電気の影響を
除去するものである。
おける端子形状も分割ライン15によって図6に示す通
り正規の寸法に裁断された際には、その分割ライン15
の機械的な裁断方法によってその端部形状が図7に示す
ように微細な鋭角状の凹凸が多数形成され、この状態で
次の工程が行われた際に他の装置や人体との接触により
静電気を生じると、当該電極端部より他の部材へ放電を
生じ易くなる。また反対に上記他の部材より静電気を導
入することもあり、特にその値が150V以上になった
際に図5に示すようにSEGセル基板11の中央分割部
分で隣接する透明電極12,12″の間で電位差を生じ
ると放電14が生じ、各種構成膜の破壊を行なうことが
ある。また透明電極12が帯電すると周囲の塵,埃を引
き寄せ、歩留りの低下を生じる。また、帯電した透明電
極は、液晶の配列に影響を及ぼすためコントラストの低
下等の表示品位にも影響を与える。本発明の目的は上記
欠点を除去するものであり、端子形状を静電気の放電が
行われ難い形状とすることにより、上記静電気の影響を
除去するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の印刷回路基板の電極構造においては、基板
切断ラインと交差しないよう切断ラインの近傍にて端子
群となるべき印刷回路の配線をカットすると共に、該カ
ットされる印刷回路端部形状を角部のない略丸形形状と
している。
め、本発明の印刷回路基板の電極構造においては、基板
切断ラインと交差しないよう切断ラインの近傍にて端子
群となるべき印刷回路の配線をカットすると共に、該カ
ットされる印刷回路端部形状を角部のない略丸形形状と
している。
【0005】
【作用】本発明の電極構造によれば、帯電した部材に他
の部材を接近させると電位の高い部材より低い部材に放
電が生じる。このとき2つの部材に尖った部位が存在す
ると放電が生じ易く、反対に2つの部材表面が滑らかで
あれば放電が生じ難くなるものとなる。したがって透明
電極の電極構造を本発明の如く略円形状とすることによ
り放電を生じ難くし、他の部材へあるいは他の部材から
の静電気の放電を抑制することができるものである。
の部材を接近させると電位の高い部材より低い部材に放
電が生じる。このとき2つの部材に尖った部位が存在す
ると放電が生じ易く、反対に2つの部材表面が滑らかで
あれば放電が生じ難くなるものとなる。したがって透明
電極の電極構造を本発明の如く略円形状とすることによ
り放電を生じ難くし、他の部材へあるいは他の部材から
の静電気の放電を抑制することができるものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って説明
する。図1はガラス基板より分割後の液晶表示素子であ
って、その分割基板1において素子内部より端面に向け
て導出される印刷回路により形成された透明電極2に
は、その先端形状を図2に拡大図示する通り、その先端
が基板分割時の分割ライン(基板端部1a)より内側へ
互いに交差しないように構成され、更に透明電極2の印
刷パターンを先端形状が円形やだ円形状、先端角部の丸
い四角形状あるいは三角形状等の略円形状とすることに
より、従来生じ易かった他の部材との放電現象を防止す
ることができる。実験によれば液晶表示パネルの帯電が
約300Vに達しても従来見られた放電現象は生じず液
晶パネルの静電気不良が激減した。尚、分割ラインと交
差しないように電極構造を変更したため、分割前の静電
気対策が困難になることが想起されるが、分割ライン上
近傍まで外部パターン12′となる透明電極を形成すれ
ば、分割前における放電部分の特定も従来と殆ど効果に
変わりがないものである。
する。図1はガラス基板より分割後の液晶表示素子であ
って、その分割基板1において素子内部より端面に向け
て導出される印刷回路により形成された透明電極2に
は、その先端形状を図2に拡大図示する通り、その先端
が基板分割時の分割ライン(基板端部1a)より内側へ
互いに交差しないように構成され、更に透明電極2の印
刷パターンを先端形状が円形やだ円形状、先端角部の丸
い四角形状あるいは三角形状等の略円形状とすることに
より、従来生じ易かった他の部材との放電現象を防止す
ることができる。実験によれば液晶表示パネルの帯電が
約300Vに達しても従来見られた放電現象は生じず液
晶パネルの静電気不良が激減した。尚、分割ラインと交
差しないように電極構造を変更したため、分割前の静電
気対策が困難になることが想起されるが、分割ライン上
近傍まで外部パターン12′となる透明電極を形成すれ
ば、分割前における放電部分の特定も従来と殆ど効果に
変わりがないものである。
【0007】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、分割ライ
ン近傍に先端形状の略円形の電極構造を有するために、
該電極形状を原因とする静電気の放電を防止することが
でき、静電気の帯電を原因とする液晶表示パネルの破
壊、表示品位の低下を防止することができるものであ
る。
ン近傍に先端形状の略円形の電極構造を有するために、
該電極形状を原因とする静電気の放電を防止することが
でき、静電気の帯電を原因とする液晶表示パネルの破
壊、表示品位の低下を防止することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電極構造を採用した液晶表示素子を示
す平面図。
す平面図。
【図2】本発明の電極構造の一実施例を示す図1の部分
拡大図である。
拡大図である。
【図3】基板分割前のガラス基板を示す平面図。
【図4】基板分割前の透明電極の電極構造を示す図3の
部分拡大図。
部分拡大図。
【図5】液晶表示パネル中央分割部分を示す図3の部分
拡大図。
拡大図。
【図6】従来の電極構造を採用した液晶表示素子を示す
平面図。
平面図。
【図7】従来の電極構造を示す図7の部分拡大図。
1 分割基板 1a 基板端部 2 透明電極
Claims (2)
- 【請求項1】 所望の印刷回路が形成された基板を複数
枚の基板に分割し得る印刷回路基板であって、前記基板
を分割する為の切断ラインと交わるとともに基板分割後
には印刷回路における端子群となる印刷回路中の電極構
造において、前記切断ラインと交差しないよう切断ライ
ンの近傍にて端子群となるべき印刷回路の配線をカット
すると共に、該カットされる印刷回路端部形状を角部の
ない略丸形形状とすることを特徴とする印刷回路基板の
電極構造。 - 【請求項2】前記印刷回路基板が一枚の基板より多数枚
の基板を取り出すようにした液晶表示素子等の平面型表
示素子の基板であって、該基板上に構成された平面型表
示素子内部より引き出される透明電極の端部形状を前記
請求項1記載の形状となしたことを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の印刷回路基板の電極構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04261306A JP3076455B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 液晶表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04261306A JP3076455B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 液晶表示素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06112617A true JPH06112617A (ja) | 1994-04-22 |
JP3076455B2 JP3076455B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=17359962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04261306A Expired - Fee Related JP3076455B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 液晶表示素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3076455B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11635834B2 (en) | 2020-05-08 | 2023-04-25 | Japan Display Inc. | Display device |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5524849U (ja) * | 1978-08-04 | 1980-02-18 | ||
JPS55127096A (en) * | 1979-03-23 | 1980-10-01 | Nippon Electric Co | Method of fabricating printed circuit board |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP04261306A patent/JP3076455B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5524849U (ja) * | 1978-08-04 | 1980-02-18 | ||
JPS55127096A (en) * | 1979-03-23 | 1980-10-01 | Nippon Electric Co | Method of fabricating printed circuit board |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11635834B2 (en) | 2020-05-08 | 2023-04-25 | Japan Display Inc. | Display device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3076455B2 (ja) | 2000-08-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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