JP3076455B2 - 液晶表示素子 - Google Patents
液晶表示素子Info
- Publication number
- JP3076455B2 JP3076455B2 JP04261306A JP26130692A JP3076455B2 JP 3076455 B2 JP3076455 B2 JP 3076455B2 JP 04261306 A JP04261306 A JP 04261306A JP 26130692 A JP26130692 A JP 26130692A JP 3076455 B2 JP3076455 B2 JP 3076455B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- crystal display
- display device
- discharge
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/0213—Electrical arrangements not otherwise provided for
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/11—Printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
- H05K1/117—Pads along the edge of rigid circuit boards, e.g. for pluggable connectors
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示素子の電極構造
に関するものであって、特に静電気の放電を防止できる
電極構造に関するものである。
に関するものであって、特に静電気の放電を防止できる
電極構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より液晶表示素子等の平面型表示素
子は、主としてガラス基板、透明プラスチック基板上に
複数の表示パネルの主要構成部分を一度に形成し、後の
工程で個々に分割する製造方法が一般に採用されてい
る。図3はその一例であり、一枚のガラス基板10上に
分割するSEGセル基板11が2枚取りの状態で形成さ
れている。該分割基板11は、図4の端子部分拡大図に
示すようにその素子内部より両側端部に引き出された印
刷回路により形成される透明電極12の端部形状が尖角
となっており、SEGセル製造時のラビング工程等にお
いて生じた静電気を外部パターン12′へ放電し易く
し、中央分割部分13(図5にその拡大図を示す)にお
ける透明電極12,12間での放電14を防止してい
る。
子は、主としてガラス基板、透明プラスチック基板上に
複数の表示パネルの主要構成部分を一度に形成し、後の
工程で個々に分割する製造方法が一般に採用されてい
る。図3はその一例であり、一枚のガラス基板10上に
分割するSEGセル基板11が2枚取りの状態で形成さ
れている。該分割基板11は、図4の端子部分拡大図に
示すようにその素子内部より両側端部に引き出された印
刷回路により形成される透明電極12の端部形状が尖角
となっており、SEGセル製造時のラビング工程等にお
いて生じた静電気を外部パターン12′へ放電し易く
し、中央分割部分13(図5にその拡大図を示す)にお
ける透明電極12,12間での放電14を防止してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
おける端子形状も分割ライン15によって図6に示す通
り正規の寸法に裁断された際には、その分割ライン15
の機械的な裁断方法によってその端部形状が図7に示す
ように微細な鋭角状の凹凸が多数形成され、この状態で
次の工程が行われた際に他の装置や人体との接触により
静電気を生じると、当該電極端部より他の部材へ放電を
生じ易くなる。また反対に上記他の部材より静電気を導
入することもあり、特にその値が150V以上になった
際に図5に示すようにSEGセル基板11の中央分割部
分で隣接する透明電極12,12″の間で電位差を生じ
ると放電14が生じ、各種構成膜の破壊を行なうことが
ある。また透明電極12が帯電すると周囲の塵,埃を引
き寄せ、歩留りの低下を生じる。また、帯電した透明電
極は、液晶の配列に影響を及ぼすためコントラストの低
下等の表示品位にも影響を与える。本発明の目的は上記
欠点を除去するものであり、端子形状を静電気の放電が
行われ難い形状とすることにより、上記静電気の影響を
除去するものである。
おける端子形状も分割ライン15によって図6に示す通
り正規の寸法に裁断された際には、その分割ライン15
の機械的な裁断方法によってその端部形状が図7に示す
ように微細な鋭角状の凹凸が多数形成され、この状態で
次の工程が行われた際に他の装置や人体との接触により
静電気を生じると、当該電極端部より他の部材へ放電を
生じ易くなる。また反対に上記他の部材より静電気を導
入することもあり、特にその値が150V以上になった
際に図5に示すようにSEGセル基板11の中央分割部
分で隣接する透明電極12,12″の間で電位差を生じ
ると放電14が生じ、各種構成膜の破壊を行なうことが
ある。また透明電極12が帯電すると周囲の塵,埃を引
き寄せ、歩留りの低下を生じる。また、帯電した透明電
極は、液晶の配列に影響を及ぼすためコントラストの低
下等の表示品位にも影響を与える。本発明の目的は上記
欠点を除去するものであり、端子形状を静電気の放電が
行われ難い形状とすることにより、上記静電気の影響を
除去するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の液晶表示素子は、透明電極が形成されてい
る基板によって構成される液晶表示素子において、前記
透明電極は、その端部で幅が大きくなることなく、静電
気の放電を防止するために角部のない形状に形成されて
いることを特徴としている。
め、本発明の液晶表示素子は、透明電極が形成されてい
る基板によって構成される液晶表示素子において、前記
透明電極は、その端部で幅が大きくなることなく、静電
気の放電を防止するために角部のない形状に形成されて
いることを特徴としている。
【0005】
【作用】本発明の液晶表示素子によれば、帯電した部材
に他の部材を接近させると電位の高い部材より低い部材
に放電が生じる。このとき2つの部材に尖った部位が存
在すると放電が生じ易く、反対に2つの部位表面が滑ら
かであれば放電が生じ難くなるものとなる。したがって
透明電極の端部を本発明の如く角部のない形状とするこ
とにより放電を生じ難くし、他の部材へあるいは他の部
材からの静電気の放電を抑制することができるものであ
る。
に他の部材を接近させると電位の高い部材より低い部材
に放電が生じる。このとき2つの部材に尖った部位が存
在すると放電が生じ易く、反対に2つの部位表面が滑ら
かであれば放電が生じ難くなるものとなる。したがって
透明電極の端部を本発明の如く角部のない形状とするこ
とにより放電を生じ難くし、他の部材へあるいは他の部
材からの静電気の放電を抑制することができるものであ
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って説明
する。図1はガラス基板より分割後の液晶表示素子であ
って、その分割基板1において素子内部より端面に向け
て導出される透明電極2は、その先端形状を図2に拡大
図示する通り、その先端が基板分割時の分割ライン(基
板端部1a)より内側へ互いに交差しないように構成さ
れ、更に透明電極2を先端形状が円形やだ円形状、先端
角部の丸い四角形状あるいは三角形状等の角部のない形
状とすることにより、従来生じ易かった他の部材との放
電現象を防止することができる。実験によれば液晶表示
パネルの帯電が約300Vに達しても従来見られた放電
現象は生じず液晶パネルの静電気不良が激減した。尚、
分割ラインと交差しないように電極構造を変更したた
め、分割前の静電気対策が困難になることが想起される
が、分割ライン上近傍まで外部パターン12´となる透
明電極を形成すれば、分割前における放電部分の特定も
従来と殆ど効果に変わりがないものである。
する。図1はガラス基板より分割後の液晶表示素子であ
って、その分割基板1において素子内部より端面に向け
て導出される透明電極2は、その先端形状を図2に拡大
図示する通り、その先端が基板分割時の分割ライン(基
板端部1a)より内側へ互いに交差しないように構成さ
れ、更に透明電極2を先端形状が円形やだ円形状、先端
角部の丸い四角形状あるいは三角形状等の角部のない形
状とすることにより、従来生じ易かった他の部材との放
電現象を防止することができる。実験によれば液晶表示
パネルの帯電が約300Vに達しても従来見られた放電
現象は生じず液晶パネルの静電気不良が激減した。尚、
分割ラインと交差しないように電極構造を変更したた
め、分割前の静電気対策が困難になることが想起される
が、分割ライン上近傍まで外部パターン12´となる透
明電極を形成すれば、分割前における放電部分の特定も
従来と殆ど効果に変わりがないものである。
【0007】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、透明電極
の端部が静電気の放電を防止するために角部のない形状
に形成されていることにより、該電極形状を原因とする
静電気の放電を防止することができ、静電気の放電を原
因とする液晶表示パネルの破壊、表示品位の低下を防止
することができるものである。
の端部が静電気の放電を防止するために角部のない形状
に形成されていることにより、該電極形状を原因とする
静電気の放電を防止することができ、静電気の放電を原
因とする液晶表示パネルの破壊、表示品位の低下を防止
することができるものである。
【図1】本発明の電極構造を採用した液晶表示素子を示
す平面図。
す平面図。
【図2】本発明の電極構造の一実施例を示す図1の部分
拡大図である。
拡大図である。
【図3】基板分割前のガラス基板を示す平面図。
【図4】基板分割前の透明電極の電極構造を示す図3の
部分拡大図。
部分拡大図。
【図5】液晶表示パネル中央分割部分を示す図3の部分
拡大図。
拡大図。
【図6】従来の電極構造を採用した液晶表示素子を示す
平面図。
平面図。
【図7】従来の電極構造を示す図7の部分拡大図。
1 分割基板 1a 基板端部 2 透明電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−293331(JP,A) 特開 昭55−127096(JP,A) 特開 昭60−63521(JP,A) 特開 平3−149523(JP,A) 実開 昭55−24849(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 透明電極が形成されている基板によって
構成される液晶表示素子において、 前記透明電極は、その端部で幅が大きくなることなく、
静電気の放電を防止するために角部のない形状に形成さ
れていることを特徴とする液晶表示素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04261306A JP3076455B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 液晶表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04261306A JP3076455B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 液晶表示素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06112617A JPH06112617A (ja) | 1994-04-22 |
JP3076455B2 true JP3076455B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=17359962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04261306A Expired - Fee Related JP3076455B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 液晶表示素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3076455B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021177216A (ja) | 2020-05-08 | 2021-11-11 | 株式会社ジャパンディスプレイ | 表示装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6117654Y2 (ja) * | 1978-08-04 | 1986-05-29 | ||
JPS55127096A (en) * | 1979-03-23 | 1980-10-01 | Nippon Electric Co | Method of fabricating printed circuit board |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP04261306A patent/JP3076455B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06112617A (ja) | 1994-04-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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