JPH06111773A - 細管形蛍光ランプおよびバックライト装置 - Google Patents
細管形蛍光ランプおよびバックライト装置Info
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- JPH06111773A JPH06111773A JP4262018A JP26201892A JPH06111773A JP H06111773 A JPH06111773 A JP H06111773A JP 4262018 A JP4262018 A JP 4262018A JP 26201892 A JP26201892 A JP 26201892A JP H06111773 A JPH06111773 A JP H06111773A
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Abstract
度が得られる長寿命の蛍光ランプおよびこのランプを装
着したバックライト装置を提供することを目的とする。 【構成】 放電電極2を有するガラス管バルブ1の内径
が2mm以下で管璧負荷が900×10-6W/mm2 以
上の細管形蛍光ランプにおいて、バルブ1内に水銀を放
電空間容積100mm3 当り200mg/W/mm2 以
上封入したことを特徴とする細管形蛍光ランプならびに
この細管形蛍光ランプを光源としたバックライト装置で
ある。
Description
のOA機器や表示機器において使用される細管形蛍光ラ
ンプおよびこのランプを装着したバックライト装置に関
する。
る。)などのバックライト装置に使用される従来の細径
化された蛍光ランプは入力が少なく管璧負荷が陰極降下
部分を含めて700〜800×10-6W/mm2 程度、
このときの封入水銀量は放電空間容積100mm3 当り
160〜180mg/(W/mm2 )程度で、所定の輝
度、寿命ともに問題はなかった。
ンプに要求される輝度が高くなり、その入力も増加し管
璧負荷は1300〜1500×10-6W/mm2 程度に
まで増加していて、要求寿命を満足するランプがなかな
か得られない状況で、特に寿命とともに発光色が仕様か
らズレていく問題が新たに見つかり、これに対する改善
が要求されている。
明者は種々の試行を重ねた結果、バルブ管内に封入する
水銀量に着目した。これはランプが寿命経過にしたがい
発光色が封入ガスの色調に近づいていることから水銀量
に問題があることが分かった。
中にバルブ管内の不純ガスによる水銀化合物の生成、バ
ルブ管内面に塗布された蛍光体層へのもぐり込みやバル
ブ管内金属とのアマルガム形成などにより消耗されるこ
とがにより水銀不足が定格寿命時間内に起こることが分
かった。水銀量の不足によりこのような問題が生ずるこ
とはこれまで認識されていなかったことである。
命中は所定の輝度が得られる長寿命の蛍光ランプおよび
このランプを装着したバックライト装置を提供すること
を目的とする。
るガラス管バルブの内径が2mm以下で管璧負荷が90
0×10-6W/mm2 以上の細管形蛍光ランプにおい
て、バルブ内に水銀を放電空間容積100mm3 当り2
00mg/(W/mm2 )以上封入したことを特徴とす
る細管形蛍光ランプならびにこの細管形蛍光ランプを光
源としたバックライト装置である。
中存在するので、寿命中は所定の光特性が得られる。
する。図1はLCDのバックライトなどに使用される冷
陰極放電ランプを示し、このランプは直管形の外径が約
3.5mm、内径が約2mm、全長が約150mmのガ
ラス管バルブ1の両端にニッケルメッキした鉄板製の冷
陰極2を取付けた電極棒3、3がそれぞれ封着されてい
る。
る被層4および青色、緑色、赤色に発光領域を有する蛍
光体を混合した3波長形蛍光体層5が重層形成されてい
る。また、このバルブ1内にはアルゴンとネオンとの混
合希ガスが約60トールと水銀が封入されている。
6W、電極2、2間における管璧負荷は約1600×1
0-6W/mm2 である。また、放電空間容積は電極2、
2間の容積で定義され、この値は約500mm3 であ
る。
管璧負荷1W/mm2 当たり500mg〜1250mg
と種々量を変えて封入してランプを製作した。この水銀
量は放電空間容積1003 当り100〜200mgに相
当する。
プを反射鏡および光拡散板からなるバックライト装置
(図示しない。)内に収容し、高周波電源から電極棒
3、3を通じ冷陰極2、2に周波数30KHZ、100
0V(実効値)の高周波電力を供給することにより行っ
た。このランプはバルブ1内に封入され蒸発した水銀原
子が電離、励起し、このため水銀から紫外線が放射さ
れ、この紫外線は蛍光体層5にて可視光に変換されてバ
ルブ1の外部に放射される。
定格寿命とは点灯0時間時の光束、輝度を100%と
し、点灯経時後この光束、輝度が50%になった時間を
いう。)は10000時間であるが、図2に示すように
封入する水銀量によりその寿命は異なる。
りの水銀量/(管壁負荷)(mg/(W/mm2 ) )
を、横軸に点灯寿命(時間)を示し、上記のように寿命
10000時間以上を合格とすると、図2からも明らか
なように、点灯中の水銀消耗を考慮してその水銀量は放
電空間容積100mm3 当り200mg/ (W/mm2)
以上が必要であることが分かった。
の寸法、蛍光体が異なる他の電力のランプを試作し同じ
試験を行こなったが同様な結果を得た。
プでは単に水銀の無駄となるので、カラーLCD用など
ガラス管バルブの管内径が2mm以下で管璧負荷が高い
900×10-6W/mm2 以上のランプにおいて著しい
効果がある。
い。たとえば、ランプは冷陰極蛍光ランプに限らず、熱
陰極蛍光ランプにも適用が可能である。
るいは長円形などでもよく、直管形に限らずU字形、W
字形、環形などに屈曲してあってもよい。
バックライトに限らず、他の表示装置の表示用や照明用
としても使用できることはいうまでもない。
特性を低下させることなく10000時間以上の寿命の
蛍光ランプが得られ、この蛍光ランプが使用されるLC
Dや表示装置などの視認性を向上できるとともに長時間
交換などの必要がないので、保守なども容易となる。
正面図。
Claims (4)
- 【請求項1】 放電電極を有するガラス管バルブの内径
が2mm以下で管璧負荷が900×10-6W/mm2 以
上の細管形蛍光ランプにおいて、バルブ内に水銀を放電
空間容積100mm3 当り200mg/W/ (mm2 )
以上封入したことを特徴とする細管形蛍光ランプ。 - 【請求項2】 上記放電電極が冷陰極であることを特徴
とする請求項1に記載の細管形蛍光ランプ。 - 【請求項3】 上記放電電極が熱陰極であることを特徴
とする請求項1に記載の細管形蛍光ランプ。 - 【請求項4】 上記請求項1ないし請求項3に記載の細
管形蛍光ランプを光源としたことを特徴とするバックラ
イト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26201892A JP3203804B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 細管形蛍光ランプおよびバックライト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26201892A JP3203804B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 細管形蛍光ランプおよびバックライト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06111773A true JPH06111773A (ja) | 1994-04-22 |
JP3203804B2 JP3203804B2 (ja) | 2001-08-27 |
Family
ID=17369879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26201892A Expired - Fee Related JP3203804B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 細管形蛍光ランプおよびバックライト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3203804B2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP26201892A patent/JP3203804B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3203804B2 (ja) | 2001-08-27 |
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