JPH06111717A - カラー受像管の蛍光面形成方法 - Google Patents

カラー受像管の蛍光面形成方法

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JPH06111717A
JPH06111717A JP25615792A JP25615792A JPH06111717A JP H06111717 A JPH06111717 A JP H06111717A JP 25615792 A JP25615792 A JP 25615792A JP 25615792 A JP25615792 A JP 25615792A JP H06111717 A JPH06111717 A JP H06111717A
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JP
Japan
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color
phosphor
diols
picture tube
glass panel
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JP25615792A
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English (en)
Inventor
Koji Sugimoto
浩二 杉本
Shigeki Kawaguchi
重樹 川口
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 蛍光面形成時において、ガラスパネル22の
内面に付着した蛍光体粒子からなる絵素24、25、2
6に各々他の蛍光体粒子が混入しないカラー受像管の蛍
光面形成方法の提供。 【構成】 カラー受像管のガラスパネル22の内面に塗
布する蛍光体スラリー中にジオール類を添加し、その各
々における添加量比率を規定して、蛍光面を形成する。
この場合、ジオール類は、水溶性のテトラエチレングリ
コール、プロパンジオール、エチレングリコール、トリ
エチレングリコール、ブタンジオール、ペンタンジオー
ルの中から選ばれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー受像管の蛍光面
形成方法に係わり、特に、蛍光体粒子を受像管のガラス
パネル内面に強力に付着させるようにし、さらに蛍光体
粒子の混入を防ぐようにしたカラー受像管の蛍光面形成
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー受像管の蛍光面の形成方法
としては、例えば、特公昭63−37930号に開示の
ものがある。ここに開示されている方法は、始めに、受
像管のガラスパネル内面に、少なくとも接着強化材であ
るコロイダルシリカと、ポリビニルアルコール等の水溶
性高分子と、ポリスチレン粒子と、水からなる懸濁液を
用いて下塗り層を被着させ、次に、この下塗り層の上
に、予め調合しておいたポリビニルアルコールと重クロ
ム酸アンモニウムとの混合液からなる感光液に、例え
ば、緑の蛍光体領域を構成させる蛍光体粒子を懸濁させ
て形成したスラリーを塗布し、その後、このスラリーの
塗布部分をシャドウマスクを介して露光することにより
露光部分のみを硬化させ不溶化とし、続く現像において
前記不溶化部分以外の部分を除去する手段を採用して、
受像管のガラスパネル内面に緑の絵素パターンを形成し
ている。次いで、前記手段と同様の手段を用いて順次青
及び赤の絵素パターンを受像管のガラスパネル内面に形
成し、その結果、緑、青、赤の3色の絵素がモザイク状
に配列された蛍光面を形成するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来のカラー受像管の蛍光面の形成方法においては、前
記蛍光体粒子からなる絵素を受像管のガラスパネル内面
に形成するに当たって、蛍光体粒子の付着力はそれ程強
くないので、前記蛍光面を形成する工程での温水等を用
いた現像工程等において付着した蛍光体粒子からなる絵
素が剥がれることがある。そして、次に形成する蛍光体
粒子が上記の剥がれたところに付着する。例えば、緑の
絵素パターンの上に青の蛍光体粒子が付着し、カラー受
像管の色度むらが発生し、色再現における全面均一性が
損なわれるという問題が生じるようになる。
【0004】本発明は、このような問題点を除去するも
のであって、その目的は、蛍光面形成時の現像工程等の
処理において、ガラスパネル内面に付着した蛍光体粒子
からなる絵素が剥がれることのないカラー受像管の蛍光
面形成方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的の達成のため
に、本発明は、カラー受像管のガラスパネル内面に塗布
する蛍光体スラリー中にジオール類を添加し、そのジオ
ール類の添加量を規定する。特に、緑、青、赤における
添加比率を規定し、蛍光体粒子が、他色の絵素パターン
に付着させないようにする手段を備える。
【0006】また、前記目的の達成のために、本発明
は、前記ジオール類として、テトラエチレングリコー
ル、プロパンジオール、エチレングリコール、トリエチ
レングリコール、ブタンジオール、ペンタンジオールの
中から選ばれたものを用いてなる付随的な手段を備え
る。
【0007】
【作用】前記手段によれば、カラー受像管のガラスパネ
ル内面に形成する絵素パターンに同色の蛍光体粒子を強
固に付着させるために、蛍光体スラリー中にジオール類
を添加しているので、重クロム酸アンモニウムの光反応
に基づいて、蛍光体スラリーにより形成した塗布膜中の
ポリビニルアルコールとの架橋が蛍光体スラリー中に添
加したジオール類によって促進され、蛍光体粒子が強固
に付着されるようになる。また、この各色におけるジオ
ール類の添加量を規定しているので、蛍光体粒子が他色
の絵素パターンに付着しないようになる。
【0008】また、前記ジオール類として水溶性のテト
ラエチレングリコール、プロパンジオール、エチレング
リコール、トリエチレングリコール、ブタンジオール、
ペンタンジオールの中の1種を用いているので、蛍光体
スラリーの中にジオール類を有効に混ぜ合わせることが
できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0010】図1は、本発明による蛍光面形成方法が適
用されるカラー受像管の一例を示す概略構成図である。
【0011】図1において、1はパネル部、2はファン
ネル部、3はネック部、4は蛍光面(画面)、5はシャ
ドウマスク、6は磁気シールド、7は偏向ヨーク、8は
ピュリテイ調整マグネット、9はセンタービームスタテ
ィックコンバーゼンス調整マグネット、10はサイドビ
ームスタティックコンバーゼンス調整マグネット、11
は電子銃、Bcはセンタービーム、Bsはサイドビーム
である。
【0012】このようなカラーブラウン管のコンバーゼ
ンス調整(スタティックコンバーゼンス)は、まず2本
のサイドビームBs、Bsのコンバーゼンスを取った
後、センタービームBcと前記サイドビームBsのコン
バーゼンス点とを集中させるようにしている。
【0013】また、パネル部1の外表面には、必要によ
り反射、帯電を防止する例えばSnO2、In23等を
含む薄膜が一層または多層に形成されている。さらに図
示しないがファンネル部2、ネック部3の内表面には黒
鉛等からなる内装導電膜が被着されており、導電膜とし
てはアークを抑制することを目的として黒鉛に2酸化チ
タンTiO2等を加え、その抵抗値を抑制している。な
お、この導電膜は高圧端子(図示せず)と電子銃11と
を電気的に接続している。
【0014】次に、図2は、図1に示すカラー受像管の
蛍光面及びシャドウマスクの一部の詳細構造の一例を示
す一部開放斜視図である。
【0015】図2において、12は光吸収細条、13は
赤の蛍光体細条、14は緑の蛍光体細条、15は青の蛍
光体細条、16はスリット条透孔、17はブリッジ部で
あり、その他、図1に示された構成要素と同じ構成要素
には同じ符号を付けている。
【0016】図2に示すように、パネル部1の内面に形
成された蛍光面4は垂直方向に切れ目なく延在する光吸
収細条12を多数水平方向に並列配置させ、これら光吸
収細条12間にそれぞれ発光色が異なり、かつ垂直方向
全体に渡って切れ目なく延在するそれぞれ複数の赤の蛍
光体細条13、緑の蛍光体細条14、青の蛍光体細条1
5を水平方向に一定順序に多数配列しており、また、前
記パネル部1の内面に対応した曲面を有し、前記蛍光面
4に対面配置されたシャドウマスク5が設けられ、この
シャドウマスク5は、前記垂直方向全体に渡って切れ目
なく延在する蛍光体細条13、14、15に対応して垂
直方向に細長く、かつ、垂直方向にブリッジ部17を介
して多数分離形成されたスリット条透孔16を水平方向
に所定ピッチで列状に配列した構造を有している。
【0017】また、図3は、図1に示すカラー受像管の
蛍光面の一部の詳細構造の他の一例を示す平面図であ
る。
【0018】図3において、18は赤の蛍光体細点、1
9は緑の蛍光体細点、20は青の蛍光体細点、21は光
吸収膜であり、その他、図1に示された構成要素と同じ
構成要素には同じ符号を付けている。
【0019】この例においては、蛍光面4は、それぞれ
多数のドット状の赤の蛍光体細点18、緑の蛍光体細点
19、青の蛍光体細点20と、それら細点18乃至20
の周りを埋める光吸収膜21とからなっている。そし
て、この例の蛍光面4に用いられるシャドウマスク5
は、スリット状透孔16の代わりに丸孔透孔を有するも
のが用いられる。
【0020】なお、図1に示されるカラー受像管に用い
られるシャドウマスク5は、通常、鋼板材及び熱膨張係
数の小さなアンバー材等により形成され、ときには、熱
膨張を抑制するための材料、例えばビスマス等が被覆さ
れることもある。
【0021】続いて、図4は、本発明に係わる蛍光面形
成方法によりガラスパネル内面に形成された蛍光面を含
む部分の一部を拡大して示した構成断面図である。
【0022】図4において、22はガラスパネル、23
は下塗り層、24は緑の蛍光体絵素、25は青の蛍光体
絵素、26は赤の蛍光体絵素である。
【0023】そして、ガラスパネル22の内面には、最
初に、下塗り層23が塗布により被着され、その上に、
蛍光面4、具体的には、緑の蛍光体絵素24、青の蛍光
体絵素25、赤の蛍光体絵素26が交互に付着されてな
る構成になっている。
【0024】前記構成において、蛍光面4を形成させる
蛍光面形成方法の実施例について説明する。
【0025】始めに、下塗り層23を形成するための下
塗り液を用意する。この下塗り液は、下記の組成のもの
を調合することにより得ることができる。
【0026】 ポリスチレンラテックス 1.00重量% コロイダルシリカ 0.10重量% ポリビニルアルコール 0.10重量% 水 残部 ここにおいて、ポリスチレンラテックスは、ポリスチレ
ン、スチレンとスチレン型モノマーとの共重合体、スチ
レンとアクリル型モノマーとの共重合体、スチレンとブ
タジェン型モノマーとの共重合体、スチレンとブタジェ
ン型モノマー及びアクリル型モノマーとの共重合体の中
の少なくとも1種を含み、かつ、乳化剤によりこれらの
樹脂を粒子状態に乳濁した物質のことであって、例え
ば、サイデン化学社製サイビノール(商品名)が用いら
れる。また、コロイダルシリカは、接着強化剤として用
いられ、ポリビニルアルコールは、例えば、クラレ社製
ポバール(商品名)が用いられる。
【0027】前述のようにして得られた下塗り液は、以
下に述べるような塗布装置を用いることによりガラスパ
ネル内面に塗布される。
【0028】図5は、下塗り液をガラスパネル内面に塗
布するために用いる塗布装置の一例を示す概略構成図で
ある。
【0029】図5において、22はガラスパネル、27
はガラスパネル内面、28はノズル、29は塗布液噴出
孔である。
【0030】そして、ガラスパネル22は、図示されて
いない保持手段によって、ガラスパネル内面27を下に
した状態から角度θだけ傾いた状態に保持され、その際
に、ノズル28の塗布液噴出孔29はガラスパネル内面
27に対向するような位置にあるようにセットされる。
この場合、前記角度θとしては30乃至75度程度に選
ぶのが好ましい。
【0031】ここで、前記塗布装置を用いて下塗り液を
ガラスパネル内面27に塗布するには、まず、前記塗布
装置にセットする前にガラスパネル内面27をよく洗浄
し、次いで、この洗浄したガラスパネル内面27が下向
きになるようにセットし、かつ、ガラスパネル22のセ
ット角度θを調整し、その角度θが塗布装置の水平線に
対して30乃至75度傾いた状態になるようにする。こ
のようなセットが終了すると、続いて、ガラスパネル2
2の中心軸を軸心として毎分10乃至30回転させ、同
時に、ガラスパネル内面27に向かって前記下塗り液を
ノズル28の塗布液噴出孔29から一定圧力をもって一
定量噴射させる。そして、前記下塗り液がガラスパネル
内面27に均一に塗布された後は、前記下塗り液の噴射
を止め、ガラスパネル22の中心軸を軸心として今度は
毎分100乃至180回転させて余分な下塗り液を振り
切り、それによりガラスパネル内面27に均一な厚さの
下塗り層を形成させる。その後、ガラスパネル22を前
記塗布装置から外し、前記下塗り層をヒータ等により乾
燥させ、安定した下塗り層23を形成するものである。
【0032】前記下塗り層23の形成工程に続いて蛍光
面4の形成工程に移行するが、この蛍光面4の形成工程
は、通常、この種のカラー受像管で行われている工程と
同じ工程により実行されるもので、始めに、下塗り層2
3の上に第1色目の蛍光体を有している蛍光体スラリ
ー、例えば、緑の蛍光体を有している蛍光体スラリーを
塗布し、その後、前記塗布部分の乾燥、シャドウマスク
を用いた露光及び現像、再度の乾燥の各工程を経て第1
色目、例えば、緑の蛍光体絵素24を形成する。次に、
第1色目の蛍光体で行なったと同様の処理を第2色目、
例えば、青の蛍光体について行ない、青の蛍光体絵素2
5を形成し、それが終了したら再び第1色目の蛍光体で
行なったときと同様の処理を第3色目、例えば、赤の蛍
光体についても行なって赤の蛍光体絵素26を形成し、
その結果、それぞれ定められた位置に第1乃至第3色で
ある緑、青、赤の蛍光体絵素24、25、26からなる
蛍光面4が形成される。この時、各色において塗布する
蛍光体スラリー中にジオール類を添加し、そのジオール
類の添加量を第1色目(緑)≧第2色目(青),第1色
目(緑)≧第3色目(赤),第2色目(青)≧第3色目
(赤)のように規定する。
【0033】本実施例においては、ブタンジオールを使
用し、第1色目(緑)に、ポリビニールアルコールの重
量に対して25重量%、第2色目(青)にポリビニール
アルコールの重量に対して20重量%、第3色目(赤)
にポリビニールアルコールの重量に対して20重量%を
各々の蛍光体スラリーに添加して塗布している。
【0034】蛍光面4の形成後は、周知のように、樹脂
膜の塗布工程、メタルバック工程、ベーキング工程、電
子銃の封止工程、排気工程、補強工程等を経てカラー受
像管が製造されるものである。
【0035】この場合、ジオール類としてブタンジオー
ルを用いた例について述べているが、本発明において用
いられるジオール類は、前述のものに限定されるもので
はなく、水溶性のものであればそれ以外のもの、例え
ば、エチレングリコール、トリエチレングリコール、テ
トラエチレングリコール、1,3−プロパンジオール、
ペンタンジオール等を用いることができる。
【0036】また、ジオール類の添加量として、ジオー
ル類がポリビニールアルコールの重量に対して1.0乃
至35.0重量%の範囲内であれば、前記実施例で述べ
たものと同様の機能を発揮できるものである。
【0037】なお、前記ジオール類の含有量を前記の範
囲に選んだ理由は、ポリビニールアルコールに対して
1.0重量%以下になると、ジオール類を用いたための
技術的意義が薄れ、また、ポリビニールアルコールに対
して35.0重量%を超えると、蛍光体スラリーにより
形成した塗布膜中のポリビニールアルコールとの架橋の
促進が阻害されるようになるためである。
【0038】また、前述の実施例においては、同じく下
塗り液の組成として、ポリスチレンラテックス及びコロ
イダルシリカの各含有量をそれぞれ1.0重量%及び
0.1重量%の例を挙げているが、これらの含有量につ
いても前述の例に限られるものではなく、それらの機能
が発揮される範囲内で適宜選ぶことができるものである
ことは勿論である。
【0039】さらに、下塗り液をガラスパネル内面27
に塗布するための塗布装置についても、図5に示す塗布
装置に限られるものではなく、適宜種々の塗布装置を用
いることができるものである。
【0040】このように、本実施例による蛍光面形成方
法によれば、蛍光体スラリー中にジオール類を添加し、
その添加量を第1色目よりも第2色目、第1色目よりも
第3色目及び第2色目よりも第3色目の方を少なくする
かあるいは同じとすることで、前色の蛍光体粒子の付着
力を強くして、次色の蛍光体粒子が他色の絵素パターン
に付着されにくくなり、色再現による全面均一性が向上
する。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係わる蛍光
面形成方法によれば、蛍光体スラリー中にジオール類を
添加しているので、重クロム酸アンモニウムの光反応に
基づいて、蛍光体スラリーにより形成される塗布膜中の
ポリビニールアルコールとの架橋が水溶性のジオール類
により促進される。そして、ジオール類の添加量を第1
色目より第2色目、第1色目よりも第3色目、第2色目
より第3色目の方を少なくするかあるいは同じとするこ
とにより、前色よりも次色の架橋促進を弱くして前色へ
の蛍光体粒子の付着を防止し、カラー受像管の色度むら
が少なくなって、色再現の全面均一性を著しく改良でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による蛍光面形成方法が適用されるカラ
ー受像管の一例を示す概略構成図である。
【図2】図1に示すカラー受像管の蛍光面及びシャドウ
マスクの一部の詳細構造の一例を示す一部開放斜視図で
ある。
【図3】図1に示すカラー受像管の蛍光面の一部の詳細
構造の他の一例を示す平面図である。
【図4】本発明に係わる蛍光面形成方法により形成され
た蛍光面を含む部分の一部を拡大して示した構成断面図
である。
【図5】下塗り液をガラスパネル内面に塗布する塗布装
置の一例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 パネル部 2 ファンネル部 3 ネック部 4 蛍光面(画面) 5 シャドウマスク 6 磁気シールド 7 偏向ヨーク 8 ピュリテイ調整マグネット 9 センタービームスタティックコンバーゼンス調整マ
グネット 10 サイドビームスタティックコンバーゼンス調整マ
グネット 11 電子銃 12 光吸収細条 13 赤の蛍光体細条 14 緑の蛍光体細条 15 青の蛍光体細条 16 スリット条透孔 17 ブリッジ部 18 赤の蛍光体細点 19 緑の蛍光体細点 20 青の蛍光体細点 21 光吸収膜 22 ガラスパネル 23 下塗り層 24 緑の蛍光体絵素 25 青の蛍光体絵素 26 赤の蛍光体絵素 27 ガラスパネル内面 28 ノズル 29 塗布液噴出孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数色の絵素パターンをガラスパネル内面
    に形成するカラー受像管の蛍光面形成方法において、前
    記ガラスパネル内面に、少なくとも蛍光体粒子とポリビ
    ニルアルコールとジオール類とを組成とする蛍光体スラ
    リーを塗布し、前記ジオール類の添加量を各色毎に規定
    して蛍光面を形成することを特徴とするカラー受像管の
    蛍光面形成方法。
  2. 【請求項2】前記、蛍光体スラリー中に添加するジオー
    ル類の添加量を、各色の絵素パターンを形成するにつれ
    て順次少なくするか、または同じとすることを特徴とす
    る請求項1記載のカラー受像管の蛍光面形成方法。
  3. 【請求項3】前記ジオール類は、テトラエチレングリコ
    ール、プロパンジオール、エチレングリコール、トリエ
    チレングリコール、ブタンジオール、ペンタンジオール
    の中から選ばれたものであることを特徴とする請求項1
    記載のカラー受像管の蛍光面形成方法。
JP25615792A 1992-09-25 1992-09-25 カラー受像管の蛍光面形成方法 Pending JPH06111717A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100331452B1 (ko) * 2000-05-29 2002-04-09 김순택 잔류 유기물 저감을 위한 형광체 스크린 형성 방법

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