JPH061106B2 - 真空断熱品の真空封止装置 - Google Patents
真空断熱品の真空封止装置Info
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- JPH061106B2 JPH061106B2 JP59219269A JP21926984A JPH061106B2 JP H061106 B2 JPH061106 B2 JP H061106B2 JP 59219269 A JP59219269 A JP 59219269A JP 21926984 A JP21926984 A JP 21926984A JP H061106 B2 JPH061106 B2 JP H061106B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vacuum
- sealing
- metal fitting
- screw
- vacuum sealing
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J3/00—Processes of utilising sub-atmospheric or super-atmospheric pressure to effect chemical or physical change of matter; Apparatus therefor
- B01J3/03—Pressure vessels, or vacuum vessels, having closure members or seals specially adapted therefor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/02—Sealings between relatively-stationary surfaces
- F16J15/06—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces
- F16J15/08—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with exclusively metal packing
- F16J15/0881—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with exclusively metal packing the sealing effect being obtained by plastic deformation of the packing
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、真空断熱パイプや真空断熱タンク等、真空断
熱材を充填した二重構造体にて構成される真空断熱品の
真空封止装置に関する。
熱材を充填した二重構造体にて構成される真空断熱品の
真空封止装置に関する。
従来の技術 真空断熱品は、二重管等の二重構造体の内部に珪藻土等
の断熱材を充填した後にこの内部を真空状態としたもの
であり、このための真空排気部およびこの真空排気部の
真空封止装置が必要になる。第8図〜第10図は従来の
真空封止装置を示すものである。
の断熱材を充填した後にこの内部を真空状態としたもの
であり、このための真空排気部およびこの真空排気部の
真空封止装置が必要になる。第8図〜第10図は従来の
真空封止装置を示すものである。
第8図は第1の従来例を示し、(1)は板状、筒状等に形
成された第1の金属材料で、(2)は同様の第2の金属材
料で、両金属材料(1),(2)により二重構造体(3)が構成
されている。二重構造体(3)の内部には珪藻土等の真空
断熱材(4)が充填され、二重構造体(3)の外側部を構成す
る第1の金属体(1)部分に形成された排気口(5)を利用し
て、真空状態になるように排気されている。(6)は封止
栓で、ゴム製のOリング(7)を用いて排気口(5)を封止し
ている。ところが、このような構成であると、封止栓
(6)に作用する大気圧(8)のみでOリング(7)を圧縮する
ものであるため、真空気密の完全さや長期信頼性に問題
がある。
成された第1の金属材料で、(2)は同様の第2の金属材
料で、両金属材料(1),(2)により二重構造体(3)が構成
されている。二重構造体(3)の内部には珪藻土等の真空
断熱材(4)が充填され、二重構造体(3)の外側部を構成す
る第1の金属体(1)部分に形成された排気口(5)を利用し
て、真空状態になるように排気されている。(6)は封止
栓で、ゴム製のOリング(7)を用いて排気口(5)を封止し
ている。ところが、このような構成であると、封止栓
(6)に作用する大気圧(8)のみでOリング(7)を圧縮する
ものであるため、真空気密の完全さや長期信頼性に問題
がある。
第9図は第2の従来例を示し、本例では、第1金属材料
(1)に、銅、アルミ等の軟質金属チューブで構成される
排気口(9)を接続し、真空排気後にこの排気口(9)を封じ
切りして圧着させることにより真空封止を行なってい
る。ところが、本例によるものでは、排気口(9)の内面
のよじれや、圧着のための装置の刃のゆがみ等によっ
て、信頼性、強度に問題が生じるという欠点がある。
(1)に、銅、アルミ等の軟質金属チューブで構成される
排気口(9)を接続し、真空排気後にこの排気口(9)を封じ
切りして圧着させることにより真空封止を行なってい
る。ところが、本例によるものでは、排気口(9)の内面
のよじれや、圧着のための装置の刃のゆがみ等によっ
て、信頼性、強度に問題が生じるという欠点がある。
第10図は第3の従来例を示すものであり、本例では第1
の金属材料(1)にチューブ状の排気口(10)を接続し、真
空排気後にこの排気口(10)に封止用の樹脂(11)を充填し
ている。しかし、このようなものでは、アウトガスによ
る真空度の低下が予期される。
の金属材料(1)にチューブ状の排気口(10)を接続し、真
空排気後にこの排気口(10)に封止用の樹脂(11)を充填し
ている。しかし、このようなものでは、アウトガスによ
る真空度の低下が予期される。
発明が解決しようとする問題点 そこで本発明は、長期信頼性と十分な強度とを有するよ
うにし、しかも低コストで完全な真空封止が行なえる真
空封止装置を得ようとするものである。
うにし、しかも低コストで完全な真空封止が行なえる真
空封止装置を得ようとするものである。
問題点を解決するための手段 本発明は、真空断熱材を充填可能な二重構造体の内部に
連通する段付きの筒状の真空封止用金具と、この真空封
止用金具に前記二重構造体の外部から螺入される段付き
の封止ねじと、前記真空封止用金具の段部と封止ねじの
段部との間で圧縮される軟質金属製の環状のガスケット
とを有し、前記真空封止用金具は、前記封止ねじの螺入
部よりも内側に粉体用フィルタの収容空間を備え、前記
粉体用フィルタは、一対のメッシュ材の間にフィルタ材
が挟まれた構成であるようにしたものである。
連通する段付きの筒状の真空封止用金具と、この真空封
止用金具に前記二重構造体の外部から螺入される段付き
の封止ねじと、前記真空封止用金具の段部と封止ねじの
段部との間で圧縮される軟質金属製の環状のガスケット
とを有し、前記真空封止用金具は、前記封止ねじの螺入
部よりも内側に粉体用フィルタの収容空間を備え、前記
粉体用フィルタは、一対のメッシュ材の間にフィルタ材
が挟まれた構成であるようにしたものである。
作用 上記構成によると、封止ねじを締結してガスケットを圧
縮するだけで、簡単にかつ低コストで真空気密を完全に
保障できるとともに、長期にわたる信頼性および十分な
強度を有するものとすることができる。また真空封止用
金具における封止ねじの螺入部よりも内側に粉体用フィ
ルタを設けたため、封止ねじを螺入する前の真空排気時
に粉体状の真空断熱材を真空ポンプなどに吸引すること
を防止できる。フィルタ材は、金属メッシュで固定され
るため、真空排気時の気体の流れがあっても簡単には損
傷しない構成とすることができ、しかも粉体用フィルタ
は封止ねじの螺入部よりも内側に設けられているため、
ねじ部やガスケットが真空断熱材で汚れることがなく、
真空封止を信頼性の高いものとすることができる。
縮するだけで、簡単にかつ低コストで真空気密を完全に
保障できるとともに、長期にわたる信頼性および十分な
強度を有するものとすることができる。また真空封止用
金具における封止ねじの螺入部よりも内側に粉体用フィ
ルタを設けたため、封止ねじを螺入する前の真空排気時
に粉体状の真空断熱材を真空ポンプなどに吸引すること
を防止できる。フィルタ材は、金属メッシュで固定され
るため、真空排気時の気体の流れがあっても簡単には損
傷しない構成とすることができ、しかも粉体用フィルタ
は封止ねじの螺入部よりも内側に設けられているため、
ねじ部やガスケットが真空断熱材で汚れることがなく、
真空封止を信頼性の高いものとすることができる。
実施例 以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。第
1図、第2図において(21)は真空断熱管等の二重構造体
の外側壁部で、前述の従来の第1の金属材料(1)に相当
し、鋼板等により成形されている。(22)は真空断熱材で
ある。外側壁部(21)には貫通孔(23)が形成され、この貫
通孔(23)には、筒状の鋼製の真空封止用金具(24)の基端
側が接合されている。真空封止用金具(24)の先端側には
フランジ(25)が形成され、また、この金具(24)の内部に
は、先端側から順に、環状の段部(26)、めねじ部(27)お
よびめねじ部(27)より大径の環状のフィルタ収容空間(2
8)が形成されている。
1図、第2図において(21)は真空断熱管等の二重構造体
の外側壁部で、前述の従来の第1の金属材料(1)に相当
し、鋼板等により成形されている。(22)は真空断熱材で
ある。外側壁部(21)には貫通孔(23)が形成され、この貫
通孔(23)には、筒状の鋼製の真空封止用金具(24)の基端
側が接合されている。真空封止用金具(24)の先端側には
フランジ(25)が形成され、また、この金具(24)の内部に
は、先端側から順に、環状の段部(26)、めねじ部(27)お
よびめねじ部(27)より大径の環状のフィルタ収容空間(2
8)が形成されている。
真空封止用金具(24)には、二重構造体の外部すなわち
先端側から、鋼等の金属製の封止ねじ(29)が螺入されて
いる。この封止ねじ(29)には、真空封止用金具(24)の段
部(26)に対向する段部(30)と、六角穴(31)とが形成され
ている。(32)は両段部(26),(30)間に挾まれて圧縮され
る環状のガスケットで、銅、アルミ等軟質金属にて形成
されている。なお、第8図に示すように、真空封止用金
具(24)の段部(26)には、山形の環状突起(33)が形成さ
れ、小さな力でガスケット(32)を変形できるようにし
て、完全な気密性を得るように考慮されている。第3図
では環状突起(33)の山の角度が鈍角のものを例示してい
るが、この角度が65〜75度の範囲であると気密の信
頼性が最も高い。真空封止用金具(24)の段部(26)の内周
には面取り部(17)が形成され、また封止ねじ(29)の先端
には先細り形状のテーパ部(18)が形成されている。この
ように構成することで、封止ねじ(29)を真空封止用金具
(24)のめねじ部(27)にねじ込むときの作業が確実かつス
ムーズになる。
先端側から、鋼等の金属製の封止ねじ(29)が螺入されて
いる。この封止ねじ(29)には、真空封止用金具(24)の段
部(26)に対向する段部(30)と、六角穴(31)とが形成され
ている。(32)は両段部(26),(30)間に挾まれて圧縮され
る環状のガスケットで、銅、アルミ等軟質金属にて形成
されている。なお、第8図に示すように、真空封止用金
具(24)の段部(26)には、山形の環状突起(33)が形成さ
れ、小さな力でガスケット(32)を変形できるようにし
て、完全な気密性を得るように考慮されている。第3図
では環状突起(33)の山の角度が鈍角のものを例示してい
るが、この角度が65〜75度の範囲であると気密の信
頼性が最も高い。真空封止用金具(24)の段部(26)の内周
には面取り部(17)が形成され、また封止ねじ(29)の先端
には先細り形状のテーパ部(18)が形成されている。この
ように構成することで、封止ねじ(29)を真空封止用金具
(24)のめねじ部(27)にねじ込むときの作業が確実かつス
ムーズになる。
めねじ部(27)よりも内側のフィルタ収容空間(28)には、
粉体用フィルタ(34)が収容されている。この粉体用フィ
ルタ(34)は、一対の金属製のメッシュ(35),(36)の間に
セラミックウール等のフィルタ(37)が挾まれたものであ
り、真空断熱材(22)が粉体状の場合に真空排気にともな
ってこの断熱材(22)が排出されないようにされている。
メッシュ(35),(36)を設けることで、真空排気時間を短
縮させる効果もある。また、上記のようにセラミックウ
ールや金属を材料とすることにより、真空排気時のベー
キング熱に耐えるようにされている。
粉体用フィルタ(34)が収容されている。この粉体用フィ
ルタ(34)は、一対の金属製のメッシュ(35),(36)の間に
セラミックウール等のフィルタ(37)が挾まれたものであ
り、真空断熱材(22)が粉体状の場合に真空排気にともな
ってこの断熱材(22)が排出されないようにされている。
メッシュ(35),(36)を設けることで、真空排気時間を短
縮させる効果もある。また、上記のようにセラミックウ
ールや金属を材料とすることにより、真空排気時のベー
キング熱に耐えるようにされている。
このような構成によると、真空排気後に封止ねじ(29)を
真空封止用金具(24)に螺入してガスケット(32)を圧縮す
るだけの簡単な作業で真空封止が可能で、これにより低
コストで真空気密が完全に保障されるとともに、長期に
わたる信頼性が確保され、しかも十分な強度を有してい
る。したがって、埋設、架設断熱管等、外荷重や衝撃を
受けやすいものにも安心して使用できる。かつ、金属製
のガスケット(32)を利用しているため、真空排気時のベ
ーキング熱に対する耐熱性も十分である。また、真空排
気に要する時間は、封止ねじ(29)の径により異なるもの
ではあるが、前述の従来のものに比べてすぐれた真空排
気特性が得られる。
真空封止用金具(24)に螺入してガスケット(32)を圧縮す
るだけの簡単な作業で真空封止が可能で、これにより低
コストで真空気密が完全に保障されるとともに、長期に
わたる信頼性が確保され、しかも十分な強度を有してい
る。したがって、埋設、架設断熱管等、外荷重や衝撃を
受けやすいものにも安心して使用できる。かつ、金属製
のガスケット(32)を利用しているため、真空排気時のベ
ーキング熱に対する耐熱性も十分である。また、真空排
気に要する時間は、封止ねじ(29)の径により異なるもの
ではあるが、前述の従来のものに比べてすぐれた真空排
気特性が得られる。
第4図は真空封止作業のための装置を示すものである。
ここで、(38)は真空排気管で、ガスケット(39)を介して
真空封止用金具(24)のフランジ(25)に固定されている。
(40)は真空ポンプ等への接続口である。(41)は封止ねじ
(29)の六角穴(31)に係合する六角頭部(42)を有したコン
ロッドで、真空排気管(38)を貫通した外部にて回転操作
を受けることにより、封止ねじ(29)を回転可能となって
いる。(43)は気密シール用のOリングである。
ここで、(38)は真空排気管で、ガスケット(39)を介して
真空封止用金具(24)のフランジ(25)に固定されている。
(40)は真空ポンプ等への接続口である。(41)は封止ねじ
(29)の六角穴(31)に係合する六角頭部(42)を有したコン
ロッドで、真空排気管(38)を貫通した外部にて回転操作
を受けることにより、封止ねじ(29)を回転可能となって
いる。(43)は気密シール用のOリングである。
第4図において、真空排気を行なう場合は封止ねじ(29)
を真空排気管(38)内に預けておき、真空排気が完了した
時点でコンロッド(41)を操作することにより、この封止
ねじ(29)を真空封止用金具(24)に螺入し、ガスケット(3
2)を圧縮する。これにより封止が確実なものとなるの
で、真空排気管(38)を取外せば、作業は完了する。
を真空排気管(38)内に預けておき、真空排気が完了した
時点でコンロッド(41)を操作することにより、この封止
ねじ(29)を真空封止用金具(24)に螺入し、ガスケット(3
2)を圧縮する。これにより封止が確実なものとなるの
で、真空排気管(38)を取外せば、作業は完了する。
第5図〜第7図は本発明の他の実施例を示すものであ
る。すなわち、第5図に示す例においては、真空封止用
金具(24)を外側壁部(21)の内部に配置して、この金具(2
4)や封止ねじ(29)が製品から突出しないようにしてい
る。また第6図に示すものでは、封止ねじ(29)の段部(3
0)にも真空封止用金具(24)の段部(26)と同様の山形の環
状突起(44)が形成され、さらにガスケット(32)の変形を
容易して真空気密性を高めている。環状突起(44)は、そ
の山の角度が50〜60度の範囲にあると気密の信頼性
が最も高い。第7図は外側壁部(21)が厚肉の場合の実施
例を示し、本例ではこの外側壁部(21)自身に機械加工を
施すことにより、真空封止用金具を構成する段部(26)と
めねじ部(27)とを形成している。(38)は前述の真空排気
管である。この場合は、封止ねじ(29)を締結した後にア
ウトガスの小さなエポキシ系樹脂が使用して、封止ねじ
(29)のゆるみ止めを図るのが好ましい。
る。すなわち、第5図に示す例においては、真空封止用
金具(24)を外側壁部(21)の内部に配置して、この金具(2
4)や封止ねじ(29)が製品から突出しないようにしてい
る。また第6図に示すものでは、封止ねじ(29)の段部(3
0)にも真空封止用金具(24)の段部(26)と同様の山形の環
状突起(44)が形成され、さらにガスケット(32)の変形を
容易して真空気密性を高めている。環状突起(44)は、そ
の山の角度が50〜60度の範囲にあると気密の信頼性
が最も高い。第7図は外側壁部(21)が厚肉の場合の実施
例を示し、本例ではこの外側壁部(21)自身に機械加工を
施すことにより、真空封止用金具を構成する段部(26)と
めねじ部(27)とを形成している。(38)は前述の真空排気
管である。この場合は、封止ねじ(29)を締結した後にア
ウトガスの小さなエポキシ系樹脂が使用して、封止ねじ
(29)のゆるみ止めを図るのが好ましい。
なお、本発明は積層真空断熱、高真空断熱にも利用可能
で、真空断熱品としては、真空断熱パイプや真空断熱タ
ンク(民生用、LNG等極低温タンク、高温、高圧タン
ク等)の他に、食物輸送用コンテナ、断熱壁、プレハブ
冷蔵庫等が好適である。
で、真空断熱品としては、真空断熱パイプや真空断熱タ
ンク(民生用、LNG等極低温タンク、高温、高圧タン
ク等)の他に、食物輸送用コンテナ、断熱壁、プレハブ
冷蔵庫等が好適である。
発明の効果 以上述べたように本発明によると、次のような効果を得
ることができる。
ることができる。
真空封止を封止ねじの締結で行なうようにしたため、
比較的低コストで簡単に封止でき、真空封止を完全に施
すことができるとともに、長期にわたる信頼性および十
分な強度を得ることができる。
比較的低コストで簡単に封止でき、真空封止を完全に施
すことができるとともに、長期にわたる信頼性および十
分な強度を得ることができる。
ガスケットを軟質金属製のものとしたため、真空排気
時のベーキング熱に耐え、変形も容易である。
時のベーキング熱に耐え、変形も容易である。
真空封止用金具における封止ねじの螺入部よりも内側
に粉体用フィルタを設けたため、封止ねじを螺入する前
の真空排気時に粉体状の真空断熱材を真空ポンプなどに
吸引することを防止できる。
に粉体用フィルタを設けたため、封止ねじを螺入する前
の真空排気時に粉体状の真空断熱材を真空ポンプなどに
吸引することを防止できる。
フィルタ材は、金属メッシュで固定されるため、真空
排気時の気体の流れがあっても簡単には損傷しない構成
とすることができ、しかも粉体用フィルタは封止ねじの
螺入部よりも内側に設けられているため、ねじ部やガス
ケットが真空断熱材で汚れることがなく、真空封止を信
頼性の高いものとすることができる。
排気時の気体の流れがあっても簡単には損傷しない構成
とすることができ、しかも粉体用フィルタは封止ねじの
螺入部よりも内側に設けられているため、ねじ部やガス
ケットが真空断熱材で汚れることがなく、真空封止を信
頼性の高いものとすることができる。
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図はその立体
斜視図、第3図は第1図における要部拡大図、第4図は
真空排気管の取付状態図、第5図、第6図、第7図は本
発明の他の実施例を示す図、第8図、第9図、第10図は
従来例を示す図である。 (22)…真空断熱材、(24)…真空封止用金具、(25)…フラ
ンジ、(26)…段部、(27)…めねじ部、(28)…フィルタ収
容空間、(29)…封止ねじ、(30)…段部、(32)…ガスケッ
ト、(33)…環状突起、(34)…粉体用フィルタ、(38)…真
空排気管、(44)…環状突起
斜視図、第3図は第1図における要部拡大図、第4図は
真空排気管の取付状態図、第5図、第6図、第7図は本
発明の他の実施例を示す図、第8図、第9図、第10図は
従来例を示す図である。 (22)…真空断熱材、(24)…真空封止用金具、(25)…フラ
ンジ、(26)…段部、(27)…めねじ部、(28)…フィルタ収
容空間、(29)…封止ねじ、(30)…段部、(32)…ガスケッ
ト、(33)…環状突起、(34)…粉体用フィルタ、(38)…真
空排気管、(44)…環状突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 俊哉 兵庫県尼崎市大浜町2丁目26番地 久保田 鉄工株式会社武庫川製造所内 (56)参考文献 特開 昭59−26678(JP,A) 実開 昭54−138651(JP,U)
Claims (4)
- 【請求項1】真空断熱材を充填可能な二重構造体の内部
に連通する段付きの筒状の真空封止用金具と、この真空
封止用金具に前記二重構造体の外部から螺入される段付
きの封止ねじと、前記真空封止金具の段部と封止ねじの
段部との間で圧縮される軟質金属製の環状のガスケット
とを有し、前記真空封止用金具は、前記封止ねじの螺入
部よりも内側に粉体用フィルタの収容空間を備え、前記
粉体用フィルタは、一対のメッシュ材の間にフィルタ材
から挟まれた構成であることを特徴とする真空断熱品の
真空封止装置。 - 【請求項2】真空封止用金具の段部が山形の環状突起を
有することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
真空断熱品の真空封止装置。 - 【請求項3】封止ねじの段部が山形の環状突起を有する
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項に
記載の真空断熱品の真空封止装置。 - 【請求項4】真空封止用金具は、その先端に、真空排気
管と接続可能なフランジを有することを特徴とする特許
請求の範囲第1項から第3項までのいずれかに記載の真
空断熱品の真空封止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59219269A JPH061106B2 (ja) | 1984-10-17 | 1984-10-17 | 真空断熱品の真空封止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59219269A JPH061106B2 (ja) | 1984-10-17 | 1984-10-17 | 真空断熱品の真空封止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6197027A JPS6197027A (ja) | 1986-05-15 |
JPH061106B2 true JPH061106B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=16732875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59219269A Expired - Lifetime JPH061106B2 (ja) | 1984-10-17 | 1984-10-17 | 真空断熱品の真空封止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH061106B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5426198Y2 (ja) * | 1974-05-17 | 1979-08-30 | ||
JPS5937782Y2 (ja) * | 1978-02-16 | 1984-10-19 | 富士写真フイルム株式会社 | 防水カメラの密閉構造 |
JPS5744480Y2 (ja) * | 1978-03-20 | 1982-10-01 | ||
JPS5926678A (ja) * | 1982-08-03 | 1984-02-10 | Takuma Co Ltd | 密閉容器への真空逆止弁取付装置 |
-
1984
- 1984-10-17 JP JP59219269A patent/JPH061106B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6197027A (ja) | 1986-05-15 |
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