JPH0610926A - 装置あるいは設備の部品接合及び解体方式 - Google Patents

装置あるいは設備の部品接合及び解体方式

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JPH0610926A
JPH0610926A JP16573492A JP16573492A JPH0610926A JP H0610926 A JPH0610926 A JP H0610926A JP 16573492 A JP16573492 A JP 16573492A JP 16573492 A JP16573492 A JP 16573492A JP H0610926 A JPH0610926 A JP H0610926A
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JP
Japan
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joint
equipment
parts
shape memory
memory alloy
Prior art date
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Pending
Application number
JP16573492A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Matsumoto
弘 松本
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0610926A publication Critical patent/JPH0610926A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L2201/00Properties
    • C08L2201/12Shape memory

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】装置あるいは設備の組立てと解体を容易にす
る。 【構成】接合部3に形状記憶合金あるいは熱変形容易な
プラスチックを用い、解体方式は装置あるいは設備の全
体もしくは接続部を加熱または冷却しながら加振する。 【効果】廃棄物処理が容易となるため、リサイクル率が
向上し、環境保護の観点から極めて有効となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は家電品,自動車,OA機
器,家具等の広範囲にわたる装置あるいは設備、これら
の製造プロセスおよび使用済後の廃棄物処理プロセスと
して利用可能な装置あるいは設備の部品接合及び解体方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の家電品,自動車,OA機器,家具
等の装置あるいは設備は、多数の部品が溶接,ねじ止
め,ボルト締め,嵌め込み固定,ピン固定などの方法で
接合されていたが、組立てに時間がかかるばかりでな
く、使用済み後の廃棄物処理においても解体に多大の時
間,エネルギ,経費がかかることが問題となっていた。
このため、また、リサイクル率の向上も限界に達し、環
境保護の観点からも大きな問題となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記装置ある
いは設備の組立てと解体を容易にすることにより従来の
問題を解決することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】そのための手段は、接合
方式として従来方式のかわりに、接合部に形状記憶合金
あるいは熱変形容易なプラスッチックを用い、解体方式
として装置あるいは設備の全体もしくは接続部を加熱ま
たは冷却しながら加振することを特徴とする。
【0005】
【作用】接合部に用いた形状記憶合金あるいはプラスチ
ックは装置あるいは設備の使用温度域、即ち、常温にお
いて接合機能を発揮し、接合部を加熱若しくは冷却する
ことにより使用温度域を外れた場合、即ち、高温域若し
くは低温域で接合機能が低下する。これにより、装置あ
るいは設備の組立ておよび解体が極めて容易になる。
【0006】
【実施例】図1は、従来方式ではねじ止めやボルト締め
を採用していた接合部に本発明を適用した例を示す。即
ち、部品1と部品2との接合部3に形状記憶合金あるい
は熱変形容易なプラスチックを用いてロック型接合とし
た例である。この場合、常温ではロックが掛かり、高温
または低温では接合部が変形しロックが外れる。
【0007】図2は、従来方式では溶接,ねじ止め,ボ
ルト締め,嵌め込み固定などが採用されていた接合部に
本発明を適用した例を示す。即ち、部品4と部品5との
接合部6に形状記憶合金あるいは熱変形容易なプラスチ
ックを用いて締付型接合とした例である。この場合、常
温では締め付けが効き、高温または低温では接合部が変
形して締め付けが緩み両部品が外れる。
【0008】図3は、従来方式ではピン固定が採用され
ていた接合部に本発明を適用した例を示す。即ち、部品
7と部品8との接合部にピン11とこれをばね9で支持
する挿入型接合の例である。ここで、ばね9には形状記
憶合金あるいは熱変形容易なプラスチックを用いてい
る。この場合、常温ではばね9が伸びた状態にあり結合
機能が効き、高温または低温ではばね9が縮み結合部が
外れる。
【0009】以上に図示したものは本発明の実施例は一
例に過ぎないが、形状記憶合金あるいは熱変形容易なプ
ラスチックの性質を利用すれば、種々の構造を持つ結合
部にも本発明が適用可能である。
【0010】次に、本発明を適用した上記装置接合部を
有する装置あるいは設備が使用済みとなり、廃棄物とし
て解体処理が必要となったときの解体方法について説明
する。図4は、その解体プロセスの構成を示すものであ
る。廃棄物運搬車12により持ち込まれた使用済みの装
置あるいは設備13は、まずベルトコンベア等の搬送装
置14に乗せられ解体室15に搬入される。解体室15
では、搬入された装置あるいは設備を加熱もしくは冷却
することにより、形状記憶合金あるいは熱変形容易なプ
ラスチックにより接合されていた各部品の接合部の接合
力を弱めると共に、装置あるいは設備を加振することに
より解体室15をでる時にはばらばらの部品16に解体
される。解体後の部品16はリサイクル物質運搬車17
により次のリサイクルプロセス(図示しない)に送られ
る。解体室15における加熱もしくは冷却のための熱源
は、電気,ガス,重油等種々のものを使用することが可
能であり、対象に応じて選択すれば良い。また、加振方
法としては、機械的方法を採用することが望ましいが、
電磁気的方法も利用可能である。勿論、落下による加振
も有効な方法である。
【0011】
【発明の効果】本発明の第1の効果は、廃棄物処理が容
易となるため、リサイクル率が向上し、環境保護の観点
から極めて有効となることである。
【0012】本発明の第2の効果は、廃棄物処理におけ
る解体の手間,エネルギ,経費を大幅に削減できること
である。
【0013】本発明の第3の効果は、部品の接合部の構
造が簡素されたため、組立ての手間が大幅に削減できる
ことにある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロック型接合の例を示す説明図。
【図2】締付型接合の例を示す説明図。
【図3】挿入型接合の例を示す説明図。
【図4】解体プロセスの構成の説明図。
【符号の説明】
1…部品、2…部品、3…接合部、4…部品、5…部
品、6…接合部、7…部品、8…部品、9…ばね、11
…ピン、12…廃棄物運搬車、13…使用済みの装置あ
るいは設備、14…搬送装置、15…解体室、16…部
品、17…リサイクル物質運搬車。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の部品を組立てることにより構成され
    る装置あるいは設備において、前記部品の接合部に形状
    記憶合金を適用することにより、前記形状記憶合金は前
    記装置あるいは前記設備の使用温度域、即ち常温におい
    て接合機能を発揮し、前記接合部を加熱若しくは冷却す
    ることにより前記使用温度域を外れた場合、即ち高温域
    若しくは低温域で接合機能が低下することを利用した装
    置あるいは設備の部品接合及び解体方式。
  2. 【請求項2】複数の部品からなる装置あるいは設備の前
    記部品の接合部に熱変形容易なプラスチックを用い、前
    記装置あるいは前記設備の解体時には前記接合部を加熱
    若しくは冷却することを利用した装置あるいは設備の部
    品接合及び解体方式。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、加熱時もしく
    は冷却時に前記装置あるいは前記設備に振動を加える解
    体方式。
  4. 【請求項4】請求項1または2において、加熱直後もし
    くは冷却直後に前記装置あるいは設備を落下させる解体
    方式。
  5. 【請求項5】請求項1または2に記載の部品接合方式を
    採用した装置あるいは設備の製造システム。
  6. 【請求項6】請求項1,2,3または4に記載の解体方
    式を採用した廃棄物処理システム。
  7. 【請求項7】請求項1または2に記載の前記部品の接合
    部に用いるための前記形状記憶合金若しくはプラスチッ
    クの形状を組立て時には常温で嵌め込み可能な構造と
    し、解体時には形状変化により嵌め込みが緩み、外れ易
    くなる構造とする製造プロセス。
  8. 【請求項8】請求項1または2に記載の前記部品の接合
    部に用いるための形状記憶合金若しくはプラスチックを
    造るための製造プロセス。
  9. 【請求項9】請求項1または2に記載の前記部品の接合
    部に用いるための形状記憶合金若しくはプラスチックを
    用いて請求項7に記載の前記接合部の構造をもつ部品を
    造るための製造プロセス。
  10. 【請求項10】請求項1または2において、家電品,自
    動車,OA機器,家具等の複数部品から構成される装置
    あるいは設備における溶接部,ねじ止め部,ボルト締め
    部,嵌め込み固定部,ピン固定部等による部品と部品の
    接合部に形状記憶合金もしくはプラスチックを用いる製
    造プロセス。
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