JPH06108946A - 蓄圧式燃料噴射装置 - Google Patents
蓄圧式燃料噴射装置Info
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- JPH06108946A JPH06108946A JP4260186A JP26018692A JPH06108946A JP H06108946 A JPH06108946 A JP H06108946A JP 4260186 A JP4260186 A JP 4260186A JP 26018692 A JP26018692 A JP 26018692A JP H06108946 A JPH06108946 A JP H06108946A
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- chamber
- common rail
- injector
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M63/00—Other fuel-injection apparatus having pertinent characteristics not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00; Details, component parts, or accessories of fuel-injection apparatus, not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M39/00 - F02M61/00 or F02M67/00; Combination of fuel pump with other devices, e.g. lubricating oil pump
- F02M63/02—Fuel-injection apparatus having several injectors fed by a common pumping element, or having several pumping elements feeding a common injector; Fuel-injection apparatus having provisions for cutting-out pumps, pumping elements, or injectors; Fuel-injection apparatus having provisions for variably interconnecting pumping elements and injectors alternatively
- F02M63/0225—Fuel-injection apparatus having a common rail feeding several injectors ; Means for varying pressure in common rails; Pumps feeding common rails
- F02M63/0275—Arrangement of common rails
- F02M63/0285—Arrangement of common rails having more than one common rail
- F02M63/0295—Arrangement of common rails having more than one common rail for V- or star- or boxer-engines
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M55/00—Fuel-injection apparatus characterised by their fuel conduits or their venting means; Arrangements of conduits between fuel tank and pump F02M37/00
- F02M55/02—Conduits between injection pumps and injectors, e.g. conduits between pump and common-rail or conduits between common-rail and injectors
- F02M55/025—Common rails
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M2200/00—Details of fuel-injection apparatus, not otherwise provided for
- F02M2200/31—Fuel-injection apparatus having hydraulic pressure fluctuations damping elements
- F02M2200/315—Fuel-injection apparatus having hydraulic pressure fluctuations damping elements for damping fuel pressure fluctuations
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コモンレール内での圧力波の伝播を低減す
る。 【構成】 コモンレール16に形成した移動室22にオ
リフィス部材26が内挿されており、このオリフィス部
材26はコイルスプリング30a、30bにより挟持さ
れると共に、移動室22の中間に保持される。第1イン
ジェクタ20aの噴射で第1分割室34aの圧力PAが
低下し、第2分割室34bと圧力差が生じても、該圧力
差にてオリフィス部材26が中立位置から第1分割室3
4a側へ移動する。このため圧力差は瞬時に解消され、
両分割室34a、34bの圧力差に起因する噴射量の制
御性の低下は防止される。 第1インジェクタ20aの
閉弁に伴う油撃作用により発生した圧力波の振動は、コ
イルスプリング30a、30bの緩衝作用で吸収され、
オリフィス孔28通過の際に減衰されるので、第2分割
室34bへは殆ど伝達されない。
る。 【構成】 コモンレール16に形成した移動室22にオ
リフィス部材26が内挿されており、このオリフィス部
材26はコイルスプリング30a、30bにより挟持さ
れると共に、移動室22の中間に保持される。第1イン
ジェクタ20aの噴射で第1分割室34aの圧力PAが
低下し、第2分割室34bと圧力差が生じても、該圧力
差にてオリフィス部材26が中立位置から第1分割室3
4a側へ移動する。このため圧力差は瞬時に解消され、
両分割室34a、34bの圧力差に起因する噴射量の制
御性の低下は防止される。 第1インジェクタ20aの
閉弁に伴う油撃作用により発生した圧力波の振動は、コ
イルスプリング30a、30bの緩衝作用で吸収され、
オリフィス孔28通過の際に減衰されるので、第2分割
室34bへは殆ど伝達されない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はディーゼルエンジンの
蓄圧式燃料噴射装置に関するものである。
蓄圧式燃料噴射装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】コモンレールを備えたディーゼルエンジン
の蓄圧式燃料噴射装置の従来技術としては、例えば特開
昭62−258160号公報がある。これら従来技術に
よるディーゼルエンジンの蓄圧式燃料噴射装置において
は、あるインジェクタが燃料噴射を終了する際の閉弁に
伴う油撃作用により生じた圧力波が他のインジェクタに
伝播する。この圧力波の伝播があると噴射直前のインジ
ェクタの圧力が変動し、そのためにエンジンの各気筒間
で燃料噴射量のばらつきが生じるという問題があった。
の蓄圧式燃料噴射装置の従来技術としては、例えば特開
昭62−258160号公報がある。これら従来技術に
よるディーゼルエンジンの蓄圧式燃料噴射装置において
は、あるインジェクタが燃料噴射を終了する際の閉弁に
伴う油撃作用により生じた圧力波が他のインジェクタに
伝播する。この圧力波の伝播があると噴射直前のインジ
ェクタの圧力が変動し、そのためにエンジンの各気筒間
で燃料噴射量のばらつきが生じるという問題があった。
【0003】出願人は既に、この圧力波の伝播を低減し
てエンジンの各気筒間での燃料噴射量のばらつきを防止
する技術として特願平3−99104号に記載の発明を
提案した。図6に示すように、この発明ではコモンレー
ル100の中央部にオリフィス102を備えたオリフィ
ス部材104を設けている。これにより分割形成された
分割室Aに属する、例えば第1気筒のインジェクタ10
6aでの噴射終了に伴う油撃による圧力波を、オリフィ
ス102にて減衰させて分割室B側への圧力波の伝播の
防止を図り、次の例えば第5気筒のインジェクタ106
eの噴射を安定させるものである。
てエンジンの各気筒間での燃料噴射量のばらつきを防止
する技術として特願平3−99104号に記載の発明を
提案した。図6に示すように、この発明ではコモンレー
ル100の中央部にオリフィス102を備えたオリフィ
ス部材104を設けている。これにより分割形成された
分割室Aに属する、例えば第1気筒のインジェクタ10
6aでの噴射終了に伴う油撃による圧力波を、オリフィ
ス102にて減衰させて分割室B側への圧力波の伝播の
防止を図り、次の例えば第5気筒のインジェクタ106
eの噴射を安定させるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特願平3−99104
号に記載の発明は油撃による圧力波の伝播防止に有効で
あるが、なお改良の余地があった。すなわち、圧力波の
伝播を低減するためにコモンレール100に設置された
オリフィス102の口径を絞りすぎると、オリフィス部
材104にて分割されて形成された複数の分割室A、B
間で圧力差を生じてしまい、コモンレール圧センサ10
8を1個設置しただけでは噴射量の制御性が低下する場
合があった。また、これを避けるためにオリフィス10
2の口径を拡大すると、前記圧力波の伝播を低減する効
果が充分に発揮されない場合があった。
号に記載の発明は油撃による圧力波の伝播防止に有効で
あるが、なお改良の余地があった。すなわち、圧力波の
伝播を低減するためにコモンレール100に設置された
オリフィス102の口径を絞りすぎると、オリフィス部
材104にて分割されて形成された複数の分割室A、B
間で圧力差を生じてしまい、コモンレール圧センサ10
8を1個設置しただけでは噴射量の制御性が低下する場
合があった。また、これを避けるためにオリフィス10
2の口径を拡大すると、前記圧力波の伝播を低減する効
果が充分に発揮されない場合があった。
【0005】本発明は噴射量の制御性を良好に維持し、
かつコモンレール内での圧力波の伝播を低減してエンジ
ンの各気筒間で燃料噴射量のばらつきを防止可能な蓄圧
式燃料噴射装置の提供を課題とする。
かつコモンレール内での圧力波の伝播を低減してエンジ
ンの各気筒間で燃料噴射量のばらつきを防止可能な蓄圧
式燃料噴射装置の提供を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための技術的手段】上記の課題を解決
するため、この発明の蓄圧式燃料噴射装置は、コモンレ
ールを備えた蓄圧式燃料噴射装置において、所定の移動
域内で前記コモンレールの軸方向に沿って移動可能に前
記コモンレール内に配置された可動隔壁と、前記可動隔
壁を前記移動域の端縁から遠ざける方向に付勢する付勢
手段と、前記可動隔壁にて分割されて形成される前記コ
モンレールの複数の分割室を連通する連通路と、前記各
分割室に連結されたインジェクタとを設けたことを特徴
とする。
するため、この発明の蓄圧式燃料噴射装置は、コモンレ
ールを備えた蓄圧式燃料噴射装置において、所定の移動
域内で前記コモンレールの軸方向に沿って移動可能に前
記コモンレール内に配置された可動隔壁と、前記可動隔
壁を前記移動域の端縁から遠ざける方向に付勢する付勢
手段と、前記可動隔壁にて分割されて形成される前記コ
モンレールの複数の分割室を連通する連通路と、前記各
分割室に連結されたインジェクタとを設けたことを特徴
とする。
【0007】
【作用】第1気筒のインジェクタが燃料を噴射すると、
このインジェクタが連結されているコモンレールの分割
室の圧力が低下し、また噴射終了時の閉弁による油撃作
用により圧力波が発生する。この際、該噴射したインジ
ェクタが連結されている分割室を形成している可動隔壁
は、この分割室と該可動隔壁を介してこれに隣接する分
割室との圧力差に応じて、移動域内で移動する。これに
より前記両分割室の圧力差は速やかに解消される。ま
た、油撃作用による圧力波はコモンレールの分割室を連
通する連通路により減衰されて他の分割室には殆ど伝わ
らない。このため他の分割室に連結されており、第1気
筒のインジェクタに続いて噴射する、例えば第5気筒の
インジェクタは正常の圧力で燃料を噴射する。前記移動
した可動隔壁は、付勢手段によって移動域の端縁から遠
ざけられるので前記第1インジェクタの噴射前の位置に
復帰する。隣接する分割室が連通路を介して連通してい
るので、この可動隔壁の復帰に際しては分割室相互の圧
力の変動は生じない。可動隔壁が第1インジェクタの噴
射前の位置に復帰するので第1インジェクタに続く噴射
においても上記と同様に作動できる。
このインジェクタが連結されているコモンレールの分割
室の圧力が低下し、また噴射終了時の閉弁による油撃作
用により圧力波が発生する。この際、該噴射したインジ
ェクタが連結されている分割室を形成している可動隔壁
は、この分割室と該可動隔壁を介してこれに隣接する分
割室との圧力差に応じて、移動域内で移動する。これに
より前記両分割室の圧力差は速やかに解消される。ま
た、油撃作用による圧力波はコモンレールの分割室を連
通する連通路により減衰されて他の分割室には殆ど伝わ
らない。このため他の分割室に連結されており、第1気
筒のインジェクタに続いて噴射する、例えば第5気筒の
インジェクタは正常の圧力で燃料を噴射する。前記移動
した可動隔壁は、付勢手段によって移動域の端縁から遠
ざけられるので前記第1インジェクタの噴射前の位置に
復帰する。隣接する分割室が連通路を介して連通してい
るので、この可動隔壁の復帰に際しては分割室相互の圧
力の変動は生じない。可動隔壁が第1インジェクタの噴
射前の位置に復帰するので第1インジェクタに続く噴射
においても上記と同様に作動できる。
【0008】第5気筒のインジェクタが燃料を噴射する
と、このインジェクタが連結されている分割室の圧力が
低下するが、上記と同様に可動隔壁が移動して隣接する
分割室との圧力差を速やかに解消する。また第5気筒の
インジェクタの燃料噴射の終了時の閉弁による油撃作用
による圧力波も上記と同様に減衰されて、このインジェ
クタが連結されている分割室以外の分割室には伝播しな
い。このため第5気筒に続いて噴射する、例えば第3気
筒のインジェクタは正常の圧力で燃料を噴射する。以下
同様に作動する。
と、このインジェクタが連結されている分割室の圧力が
低下するが、上記と同様に可動隔壁が移動して隣接する
分割室との圧力差を速やかに解消する。また第5気筒の
インジェクタの燃料噴射の終了時の閉弁による油撃作用
による圧力波も上記と同様に減衰されて、このインジェ
クタが連結されている分割室以外の分割室には伝播しな
い。このため第5気筒に続いて噴射する、例えば第3気
筒のインジェクタは正常の圧力で燃料を噴射する。以下
同様に作動する。
【0009】一つの分割室に連結されているインジェク
タの噴射に伴う該分割室と他の分割室との圧力差は可動
隔壁の移動によって速やかに解消され、該分割室間の圧
力差に起因する噴射量の制御性の低下が防止される。こ
のため、油撃作用による圧力波を充分に減衰可能な程度
に分割室を連通する連通路の口径を小さくすることがで
きる。したがって、噴射量の制御性を良好に維持し、か
つコモンレール内での圧力の伝播を低減してエンジンの
各気筒間で燃料噴射量のばらつきを防止可能である。
タの噴射に伴う該分割室と他の分割室との圧力差は可動
隔壁の移動によって速やかに解消され、該分割室間の圧
力差に起因する噴射量の制御性の低下が防止される。こ
のため、油撃作用による圧力波を充分に減衰可能な程度
に分割室を連通する連通路の口径を小さくすることがで
きる。したがって、噴射量の制御性を良好に維持し、か
つコモンレール内での圧力の伝播を低減してエンジンの
各気筒間で燃料噴射量のばらつきを防止可能である。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例を図面を参照
して説明する。図1に示すように、蓄圧式燃料噴射装置
10は、高圧の燃料を供給する高圧ポンプ12、高圧ポ
ンプ12からの燃料の通路となる一対の燃料パイプ14
a、14bを介して高圧ポンプ12に連結されているコ
モンレール16、このコモンレール16に噴射パイプ1
8a〜18fを介して連結されている第1インジェクタ
20a〜第6インジェクタ20fで構成されている。
して説明する。図1に示すように、蓄圧式燃料噴射装置
10は、高圧の燃料を供給する高圧ポンプ12、高圧ポ
ンプ12からの燃料の通路となる一対の燃料パイプ14
a、14bを介して高圧ポンプ12に連結されているコ
モンレール16、このコモンレール16に噴射パイプ1
8a〜18fを介して連結されている第1インジェクタ
20a〜第6インジェクタ20fで構成されている。
【0011】コモンレール16は、両端を閉じた円筒形
状で内部のほぼ中央部に円柱状空間の移動室22が形成
されている。この移動室22には、円盤状で移動室22
の壁面24を摺動可能な、本発明の可動隔壁としてのオ
リフィス部材26が内挿されている。このオリフィス部
材26には、軸方向に沿ってオリフィス部材26を貫通
するオリフィス孔28が設けられている。このオリフィ
ス孔28が本発明にいう連通路である。また、移動室2
2には、一対のコイルスプリング30a、30bがオリ
フィス部材26の図示左側および右側に各1個、移動室
22の軸方向に沿って装着されている。
状で内部のほぼ中央部に円柱状空間の移動室22が形成
されている。この移動室22には、円盤状で移動室22
の壁面24を摺動可能な、本発明の可動隔壁としてのオ
リフィス部材26が内挿されている。このオリフィス部
材26には、軸方向に沿ってオリフィス部材26を貫通
するオリフィス孔28が設けられている。このオリフィ
ス孔28が本発明にいう連通路である。また、移動室2
2には、一対のコイルスプリング30a、30bがオリ
フィス部材26の図示左側および右側に各1個、移動室
22の軸方向に沿って装着されている。
【0012】これらのコイルスプリング30a、30b
は、図示の状態ではばね長を短縮された状態、すなわち
圧縮状態にあり、オリフィス部材26を移動室22の端
縁から遠ざける方向に付勢している。ただし、一対のコ
イルスプリング30a、30bがオリフィス部材26に
及ぼす付勢力は、その方向が逆で互いに釣合っているの
で、オリフィス部材26は両コイルスプリング30a、
30bのいずれの側にも片寄っていない。以下、この状
態のオリフィス部材26の位置を中立位置と称する。
は、図示の状態ではばね長を短縮された状態、すなわち
圧縮状態にあり、オリフィス部材26を移動室22の端
縁から遠ざける方向に付勢している。ただし、一対のコ
イルスプリング30a、30bがオリフィス部材26に
及ぼす付勢力は、その方向が逆で互いに釣合っているの
で、オリフィス部材26は両コイルスプリング30a、
30bのいずれの側にも片寄っていない。以下、この状
態のオリフィス部材26の位置を中立位置と称する。
【0013】また、コモンレール16には移動室22に
連続して、移動室22よりも小径の一対の円柱状空間が
形成されており、移動室22とこれら円柱状空間とで蓄
圧室32を構成している。この蓄圧室32はオリフィス
部材26によって、図示左側の第1分割室34aと同右
側の第2分割室34bとに分割されている。第1分割室
34aには高圧ポンプ12からの燃料パイプ14aが連
結されているとともに、第1インジェクタ20a〜第3
インジェクタ20cが噴射パイプ18a〜18cを介し
て連結されている。同様に第2分割室34bには、燃料
パイプ14bおよび第4インジェクタ20d〜第6イン
ジェクタ20fが連結されている。これにより、高圧ポ
ンプ12からの高圧燃料を第1分割室34aおよび第2
分割室34bに均等に供給可能であるとともに、第1、
第2分割室34a、34bから第1〜第6インジェクタ
20a〜20fへ高圧燃料を供給可能である。
連続して、移動室22よりも小径の一対の円柱状空間が
形成されており、移動室22とこれら円柱状空間とで蓄
圧室32を構成している。この蓄圧室32はオリフィス
部材26によって、図示左側の第1分割室34aと同右
側の第2分割室34bとに分割されている。第1分割室
34aには高圧ポンプ12からの燃料パイプ14aが連
結されているとともに、第1インジェクタ20a〜第3
インジェクタ20cが噴射パイプ18a〜18cを介し
て連結されている。同様に第2分割室34bには、燃料
パイプ14bおよび第4インジェクタ20d〜第6イン
ジェクタ20fが連結されている。これにより、高圧ポ
ンプ12からの高圧燃料を第1分割室34aおよび第2
分割室34bに均等に供給可能であるとともに、第1、
第2分割室34a、34bから第1〜第6インジェクタ
20a〜20fへ高圧燃料を供給可能である。
【0014】さらに、コモンレール16の第2分割室3
4b側の端部には圧力センサ36が設置されており、蓄
圧室32内の圧力を検出可能となっている。この圧力セ
ンサ36の検出値は図示しないコントローラに入力され
て、コントローラによる各種の制御に用いられる。
4b側の端部には圧力センサ36が設置されており、蓄
圧室32内の圧力を検出可能となっている。この圧力セ
ンサ36の検出値は図示しないコントローラに入力され
て、コントローラによる各種の制御に用いられる。
【0015】なお、高圧ポンプ12、第1〜第6インジ
ェクタ20a〜20f、圧力センサ36等は周知の形式
のものを用いているので、これらの詳細な説明は省略す
る。次に上記構成の蓄圧式燃料噴射装置10において燃
料を噴射する際の作動について、図2を参照して説明す
る。
ェクタ20a〜20f、圧力センサ36等は周知の形式
のものを用いているので、これらの詳細な説明は省略す
る。次に上記構成の蓄圧式燃料噴射装置10において燃
料を噴射する際の作動について、図2を参照して説明す
る。
【0016】蓄圧式燃料噴射装置10の燃料噴射開始前
にては、第1分割室34aと第2分割室34bとの圧力
は等しく、オリフィス部材26は中立位置にある(図2
(1)参照)。この状態からコモンレール16の第1分
割室34aに連結されている第1インジェクタ20aが
燃料を噴射すると、該噴射に伴う燃料流出により第1分
割室34aの圧力PAが低下し、第2分割室34bの圧
力PBが相対的に高くなる。この第1分割室34aと第
2分割室34bとの圧力差により、オリフィス部材26
は中立位置から第1分割室34a側へ移動する。該移動
は、オリフィス部材26に作用する軸方向の力が釣合う
位置、すなわち第1分割室34aの圧力P A と第2分割
室34bの圧力PB との圧力差が事実上0となる位置で
停止する(図2(2)参照)。このように、第1インジ
ェクタ20aの燃料噴射に伴って第1分割室34aと第
2分割室34bとに圧力差が生じても、該圧力差に応じ
たオリフィス部材26の移動によって両分割室34a、
34bの圧力差は瞬時に解消される。このため、両分割
室34a、34bの圧力差に起因する噴射量の制御性の
低下は防止される。
にては、第1分割室34aと第2分割室34bとの圧力
は等しく、オリフィス部材26は中立位置にある(図2
(1)参照)。この状態からコモンレール16の第1分
割室34aに連結されている第1インジェクタ20aが
燃料を噴射すると、該噴射に伴う燃料流出により第1分
割室34aの圧力PAが低下し、第2分割室34bの圧
力PBが相対的に高くなる。この第1分割室34aと第
2分割室34bとの圧力差により、オリフィス部材26
は中立位置から第1分割室34a側へ移動する。該移動
は、オリフィス部材26に作用する軸方向の力が釣合う
位置、すなわち第1分割室34aの圧力P A と第2分割
室34bの圧力PB との圧力差が事実上0となる位置で
停止する(図2(2)参照)。このように、第1インジ
ェクタ20aの燃料噴射に伴って第1分割室34aと第
2分割室34bとに圧力差が生じても、該圧力差に応じ
たオリフィス部材26の移動によって両分割室34a、
34bの圧力差は瞬時に解消される。このため、両分割
室34a、34bの圧力差に起因する噴射量の制御性の
低下は防止される。
【0017】また、このオリフィス部材26の移動に応
じて、コイルスプリング30aは圧縮方向に変形され、
コイルスプリング30bは圧縮を緩和する方向に変形さ
れ、それぞれ該変形に応じた付勢力をオリフィス部材2
6に及ぼす。このため、前記のようにして第1分割室3
4aの圧力PAと第2分割室34bの圧力PBとの圧力が
釣合った後は、オリフィス部材26はコイルスプリング
30a、30bから及ぼされる付勢力によって、速やか
に中立位置へ復帰させられる(図2(3)参照)。オリ
フィス孔28によって第1分割室34aと第2分割室3
4bとが連通されているので、このオリフィス部材26
の移動は、第1分割室34aと第2分割室34bの圧力
差を0に保持したまま行われる。オリフィス部材26が
速やかに中立位置に復帰するので、第1インジェクタ2
0aに続く第5インジェクタ20eの噴射に際しても、
上記と同様の作動が可能となる。
じて、コイルスプリング30aは圧縮方向に変形され、
コイルスプリング30bは圧縮を緩和する方向に変形さ
れ、それぞれ該変形に応じた付勢力をオリフィス部材2
6に及ぼす。このため、前記のようにして第1分割室3
4aの圧力PAと第2分割室34bの圧力PBとの圧力が
釣合った後は、オリフィス部材26はコイルスプリング
30a、30bから及ぼされる付勢力によって、速やか
に中立位置へ復帰させられる(図2(3)参照)。オリ
フィス孔28によって第1分割室34aと第2分割室3
4bとが連通されているので、このオリフィス部材26
の移動は、第1分割室34aと第2分割室34bの圧力
差を0に保持したまま行われる。オリフィス部材26が
速やかに中立位置に復帰するので、第1インジェクタ2
0aに続く第5インジェクタ20eの噴射に際しても、
上記と同様の作動が可能となる。
【0018】一方、第1インジェクタ20aにおける噴
射終了時の閉弁に伴う油撃作用により圧力波が発生す
る。この圧力波の振動は第1分割室34aを伝播してオ
リフィス部材26に伝達するが、オリフィス部材26に
接続されているコイルスプリング30a、30bが発揮
する緩衝作用によって吸収される。また、オリフィス孔
28を通過する圧力波は、該通過の際に減衰される(図
2(2)参照)。したがって、第1分割室34aに連結
されている第1インジェクタ20aでの油撃作用で生じ
た圧力波は、第2分割室34bへは殆ど伝達されない。
このため第2分割室34bに連結されており、第1イン
ジェクタ20aに続いて噴射する第5インジェクタ20
eの燃料噴射は前記第1インジェクタ20aの噴射に伴
う圧力波の影響を受けない。
射終了時の閉弁に伴う油撃作用により圧力波が発生す
る。この圧力波の振動は第1分割室34aを伝播してオ
リフィス部材26に伝達するが、オリフィス部材26に
接続されているコイルスプリング30a、30bが発揮
する緩衝作用によって吸収される。また、オリフィス孔
28を通過する圧力波は、該通過の際に減衰される(図
2(2)参照)。したがって、第1分割室34aに連結
されている第1インジェクタ20aでの油撃作用で生じ
た圧力波は、第2分割室34bへは殆ど伝達されない。
このため第2分割室34bに連結されており、第1イン
ジェクタ20aに続いて噴射する第5インジェクタ20
eの燃料噴射は前記第1インジェクタ20aの噴射に伴
う圧力波の影響を受けない。
【0019】第1インジェクタ20aの噴射に続いて、
第5インジェクタ20e、第3インジェクタ20c、第
6インジェクタ20f、第2インジェクタ20bおよび
第4インジェクタ20dの順で噴射を繰り返すが、いず
れの噴射に際しても直前の噴射による圧力波の影響を受
けない。
第5インジェクタ20e、第3インジェクタ20c、第
6インジェクタ20f、第2インジェクタ20bおよび
第4インジェクタ20dの順で噴射を繰り返すが、いず
れの噴射に際しても直前の噴射による圧力波の影響を受
けない。
【0020】また、各噴射に伴う第1分割室34aと第
2分割室34bとの圧力差は瞬時に解消されるので、該
圧力差に起因する噴射量の制御性の低下は防止される。
このため、オリフィス孔28の口径を充分小さくして、
上記圧力波減衰効果を一層向上させることが可能とな
る。
2分割室34bとの圧力差は瞬時に解消されるので、該
圧力差に起因する噴射量の制御性の低下は防止される。
このため、オリフィス孔28の口径を充分小さくして、
上記圧力波減衰効果を一層向上させることが可能とな
る。
【0021】なお、本発明の可動隔壁の取付け方法の例
を図3に示しているので、これらについて説明する。図
3(1)に示す例は、端部に雄ネジ部50を設けた第1
部材52と、雄ネジ部50と螺合可能な雌ネジ部54と
雌ネジ部54に連なる移動室56を設けた第2部材58
とでコモンレールを構成する例である。取付け手順とし
ては、まず移動室56内に、図示右側から順に、コイル
スプリング60a、可動隔壁としてのオリフィス部材6
2およびコイルスプリング60bを挿入した状態とす
る。次いで、この第2部材58と第1部材52とを、雌
ネジ部54と雄ネジ部50との螺合にて接合する。
を図3に示しているので、これらについて説明する。図
3(1)に示す例は、端部に雄ネジ部50を設けた第1
部材52と、雄ネジ部50と螺合可能な雌ネジ部54と
雌ネジ部54に連なる移動室56を設けた第2部材58
とでコモンレールを構成する例である。取付け手順とし
ては、まず移動室56内に、図示右側から順に、コイル
スプリング60a、可動隔壁としてのオリフィス部材6
2およびコイルスプリング60bを挿入した状態とす
る。次いで、この第2部材58と第1部材52とを、雌
ネジ部54と雄ネジ部50との螺合にて接合する。
【0022】図3(2)の例はで、まず両端部に雌ネジ
部70を設けたコモンレール72内にコイルスプリング
74a、74bおよびオリフィス部材76を挿入しす
る。この後、コモンレール72内に、円柱部78と一対
の脚部80a、80bとを備えた支持部材82を、円柱
部78を中側にして左右から各1本対向させて挿入す
る。さらに、コモンレール72の雌ネジ部70に螺合可
能な雄ネジ部84を設けたプラグ86にてコモンレール
72の左右両端を密閉するとともに、オリフィス部材7
6を所定位置に収納させる。
部70を設けたコモンレール72内にコイルスプリング
74a、74bおよびオリフィス部材76を挿入しす
る。この後、コモンレール72内に、円柱部78と一対
の脚部80a、80bとを備えた支持部材82を、円柱
部78を中側にして左右から各1本対向させて挿入す
る。さらに、コモンレール72の雌ネジ部70に螺合可
能な雄ネジ部84を設けたプラグ86にてコモンレール
72の左右両端を密閉するとともに、オリフィス部材7
6を所定位置に収納させる。
【0023】以上、本発明の一実施例と可動隔壁の取付
け例について説明したが、本発明はこれら実施例等にい
ささかも限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲でさまざまに実施できる。例えば、図4
(1)、(2)に示すように可動隔壁90をコモンレー
ル92内部形状に応じた板状部材として該板状部材の外
縁部に連通路94を形成する構成としてもよい。
け例について説明したが、本発明はこれら実施例等にい
ささかも限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲でさまざまに実施できる。例えば、図4
(1)、(2)に示すように可動隔壁90をコモンレー
ル92内部形状に応じた板状部材として該板状部材の外
縁部に連通路94を形成する構成としてもよい。
【0024】あるいは、図5(1)〜(3)に示すよう
に可動隔壁96をコモンレール98内形状に応じた板状
部材として、連通路99をコモンレール98の内壁に形
成してもよい。この場合、図5(2)に例示するよう
に、コモンレール98内壁に形成される溝状の連通路9
9の本数を任意の位置から変化させることや、図5
(3)に例示するように、該溝状の連通路99の断面積
を任意に変化させることも可能である。これら図5
(2)、(3)に示す例では、可動隔壁96の中立位置
からの変位量が大きくなると、それに応じて連通路99
の流路断面積が大きくなる。このため油撃によって生ず
る圧力波の減衰効果を可動隔壁96の変位に応じて変化
させることができるとともに、可動隔壁96を挟む分割
室間の差圧の収束を早めることが可能となる。
に可動隔壁96をコモンレール98内形状に応じた板状
部材として、連通路99をコモンレール98の内壁に形
成してもよい。この場合、図5(2)に例示するよう
に、コモンレール98内壁に形成される溝状の連通路9
9の本数を任意の位置から変化させることや、図5
(3)に例示するように、該溝状の連通路99の断面積
を任意に変化させることも可能である。これら図5
(2)、(3)に示す例では、可動隔壁96の中立位置
からの変位量が大きくなると、それに応じて連通路99
の流路断面積が大きくなる。このため油撃によって生ず
る圧力波の減衰効果を可動隔壁96の変位に応じて変化
させることができるとともに、可動隔壁96を挟む分割
室間の差圧の収束を早めることが可能となる。
【0025】なお、上記の実施例では可動隔壁をコモン
レール内に1枚だけ設置しているが、複数枚の可動隔壁
を設置してもよい。また、可動隔壁の形状も円盤状に限
定されず、コモンレール内部形状に応じた形状とすれば
よい。
レール内に1枚だけ設置しているが、複数枚の可動隔壁
を設置してもよい。また、可動隔壁の形状も円盤状に限
定されず、コモンレール内部形状に応じた形状とすれば
よい。
【0026】
【効果】以上の説明から明らかなように、本発明の蓄圧
式燃料噴射装置によれば、噴射量の制御性を良好に維持
し、かつコモンレール内での圧力の伝播を低減してエン
ジンの各気筒間で燃料噴射量のばらつきを防止可能であ
る。
式燃料噴射装置によれば、噴射量の制御性を良好に維持
し、かつコモンレール内での圧力の伝播を低減してエン
ジンの各気筒間で燃料噴射量のばらつきを防止可能であ
る。
【図1】 実施例の蓄圧式燃料噴射装置の平面図であ
る。
る。
【図2】 実施例の蓄圧式燃料噴射装置におけるオリフ
ィス部材の作動の説明図である。
ィス部材の作動の説明図である。
【図3】 本発明における可動隔壁のコモンレールへの
取付け方法の例示図である。
取付け方法の例示図である。
【図4】 連通路を可動隔壁の外縁部に形成する例の説
明図で、(1)はコモンレールの軸方向に沿った縦断面
図、(2)は(1)のA−A断面図である。
明図で、(1)はコモンレールの軸方向に沿った縦断面
図、(2)は(1)のA−A断面図である。
【図5】 連通路をコモンレール内壁に形成する例の説
明図であり、(1)は4本の連通路を設けた例、(2)
は中立位置付近に2本、その外側部分に各4本の連通路
を設けた例、(3)は連通路の断面積を変化させた例の
説明図である。
明図であり、(1)は4本の連通路を設けた例、(2)
は中立位置付近に2本、その外側部分に各4本の連通路
を設けた例、(3)は連通路の断面積を変化させた例の
説明図である。
【図6】 従来技術の蓄圧式燃料噴射装置のコモンレー
ル付近の説明図である。
ル付近の説明図である。
10・・・蓄圧式燃料噴射装置、16・・・コモンレー
ル、20a〜20f・・・第1インジェクタ〜第6イン
ジェクタ、22・・・移動室、26・・・オリフィス部
材、28・・・オリフィス孔、30a、30b・・・コ
イルスプリング、32・・・蓄圧室、34a・・・第1
分割室、34b・・・第2分割室。
ル、20a〜20f・・・第1インジェクタ〜第6イン
ジェクタ、22・・・移動室、26・・・オリフィス部
材、28・・・オリフィス孔、30a、30b・・・コ
イルスプリング、32・・・蓄圧室、34a・・・第1
分割室、34b・・・第2分割室。
Claims (1)
- 【請求項1】 コモンレールを備えた蓄圧式燃料噴射装
置において、 所定の移動域内で前記コモンレールの軸方向に沿って移
動可能に前記コモンレール内に配置された可動隔壁と、 前記可動隔壁を前記移動域の端縁から遠ざける方向に付
勢する付勢手段と、 前記可動隔壁にて分割されて形成される前記コモンレー
ルの複数の分割室を連通する連通路と、 前記各分割室に連結されたインジェクタとを設けたこと
を特徴とする蓄圧式燃料噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26018692A JP3149565B2 (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 蓄圧式燃料噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26018692A JP3149565B2 (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 蓄圧式燃料噴射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06108946A true JPH06108946A (ja) | 1994-04-19 |
JP3149565B2 JP3149565B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=17344530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26018692A Expired - Fee Related JP3149565B2 (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 蓄圧式燃料噴射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3149565B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001018385A1 (de) * | 1999-09-08 | 2001-03-15 | Robert Bosch Gmbh | Kraftstoffhochdruckspeicher |
JP2003262295A (ja) * | 2002-03-08 | 2003-09-19 | Denso Corp | オリフィス形成部材及びその製造方法 |
EP1435455A1 (de) * | 2002-12-30 | 2004-07-07 | Robert Bosch Gmbh | Dämpfungselement für einen Hochdruckspeicher |
FR2892469A1 (fr) * | 2005-10-24 | 2007-04-27 | Renault Sas | Dispositif d'injection de carburant haute pression dans des cylindres d'un moteur a combustion interne |
FR2895033A3 (fr) | 2005-12-21 | 2007-06-22 | Renault Sas | Dispositif d'injection pour un moteur a combustion interne |
EP1903211A3 (en) * | 2006-09-22 | 2010-08-25 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Fuel supply system for engine |
JP2020153365A (ja) * | 2019-02-07 | 2020-09-24 | ドクター エンジニール ハー ツェー エフ ポルシェ アクチエンゲゼルシャフトDr. Ing. h.c. F. Porsche Aktiengesellschaft | 内燃機関の燃料噴射システム用の収集圧力管路 |
CN116044631A (zh) * | 2023-03-31 | 2023-05-02 | 哈尔滨工程大学 | 一种基于多级阻容缓冲降低压力波动的电控共轨喷油器 |
-
1992
- 1992-09-29 JP JP26018692A patent/JP3149565B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001018385A1 (de) * | 1999-09-08 | 2001-03-15 | Robert Bosch Gmbh | Kraftstoffhochdruckspeicher |
JP2003262295A (ja) * | 2002-03-08 | 2003-09-19 | Denso Corp | オリフィス形成部材及びその製造方法 |
EP1435455A1 (de) * | 2002-12-30 | 2004-07-07 | Robert Bosch Gmbh | Dämpfungselement für einen Hochdruckspeicher |
FR2892469A1 (fr) * | 2005-10-24 | 2007-04-27 | Renault Sas | Dispositif d'injection de carburant haute pression dans des cylindres d'un moteur a combustion interne |
FR2895033A3 (fr) | 2005-12-21 | 2007-06-22 | Renault Sas | Dispositif d'injection pour un moteur a combustion interne |
EP1903211A3 (en) * | 2006-09-22 | 2010-08-25 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Fuel supply system for engine |
JP2020153365A (ja) * | 2019-02-07 | 2020-09-24 | ドクター エンジニール ハー ツェー エフ ポルシェ アクチエンゲゼルシャフトDr. Ing. h.c. F. Porsche Aktiengesellschaft | 内燃機関の燃料噴射システム用の収集圧力管路 |
CN116044631A (zh) * | 2023-03-31 | 2023-05-02 | 哈尔滨工程大学 | 一种基于多级阻容缓冲降低压力波动的电控共轨喷油器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3149565B2 (ja) | 2001-03-26 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |