JPH0610873A - ロータリ圧縮機 - Google Patents

ロータリ圧縮機

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JPH0610873A
JPH0610873A JP16732492A JP16732492A JPH0610873A JP H0610873 A JPH0610873 A JP H0610873A JP 16732492 A JP16732492 A JP 16732492A JP 16732492 A JP16732492 A JP 16732492A JP H0610873 A JPH0610873 A JP H0610873A
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JP
Japan
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oil
metal mesh
gas
supply mechanism
rotary compressor
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JP16732492A
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Takanao Kurabayashi
孝尚 倉林
Masao Mangyo
政男 萬行
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Refrigeration Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、冷蔵庫などに使用されるロータリ
圧縮機のガスと油の冷却に関し、放熱性が良くて熱が籠
もらないようにすることを目的とする。 【構成】 密閉容器21と、金属メッシュ22と、圧縮
要素23と、給油機構24と、油25とを備えるととも
に、前記密閉容器と前記金属メッシュを接触させ、圧縮
要素23と一体に配置された給油機構24から吐出され
るガスと油を前記金属メッシュにふりかけて冷却する構
成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫などに使用され
るロータリ圧縮機のガスと油の冷却に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、冷蔵庫などに使用されるロータリ
圧縮機(以下、圧縮機という)には放熱性が良くて熱が
籠もらない特性をもつものが要望されている。その背景
は、冷蔵庫のコンデンサ(放熱器)が意匠上の理由でキ
ャビネットの内側に入りウレタンと一体発泡されるので
放熱がわるい。
【0003】さらに、フロン規制により冷媒を従来のR
−12からR−134aに変更するためには圧縮機の温
度を下げなければ従来と同等の申請性が得られないなど
の理由による。
【0004】以下、図面を参照しながら、従来の圧縮機
の油冷却装置の一例について説明する。図3は特公昭6
1−47994号公報に示されているものである。
【0005】図3の中で、1は冷媒圧縮機本体で密閉ケ
ース2内には、電動モータ部3と、ロータリ式の圧縮機
構部4を一体化して収納してある。3aは電動モータの
ステータで密閉ケース2に圧入固定されている。
【0006】3bはロータである。5はロータ3bに圧
入したクランク軸6を軸支する主軸受5aを一体に有す
るサイドプレートである。このサイドプレート5は密閉
ケース2に軽圧入後、溶接などにより固定される。7は
クランク軸6の偏心部6aに設けた回転ピストン8を収
納するシリンダプレートである。9はクランク軸6を軸
支する軸受9aを一体に有するサイドプレートである。
【0007】12は圧縮室11を高圧側と低圧側に区割
するベーンで、12aはベーンスプリングである。13
は軸受9aにボルト10により共締めされるスプリング
ガイドで軸受9aに嵌合する取付基部13aと、下方に
曲がったオイル管13bとよりなる。オイル管13bの
上端は取付基部13aのクランク軸6と同芯に設けた開
口13cと連設し、下端は密閉ケース2の下方に貯留し
たオイル14に浸漬している。
【0008】15はクランク軸6の端部に形成したネジ
部6bにねじ込んで固着したコイルスプリングで、開口
13cよりオイル管13b内に延出し、先端はわずかに
円錐状の絞り部15aが形成されている。また、17は
吐出ガスを冷凍サイクル(図示せず)に導く吐出管、1
8は圧縮室11に直接連通した吸入管である。
【0009】かかる構成において、電動モータ部3に通
電されると、ロータ3b,クランク軸6,回転ピストン
8の回転により吸入管18から圧縮室11に吸引された
冷媒ガスが圧縮され、吐出弁(図示せず)をへて密閉ケ
ース2内に一旦吐出され、吐出管17をへて冷凍サイク
ルに送られる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、圧縮機が過酷に使用されると、オイルが
高温になり圧縮機に熱が籠もるという課題を有してい
た。
【0011】本発明は上記課題に鑑み、放熱が良好な圧
縮機を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の圧縮機は、横型に配置された密閉容器と、金
属メッシュと、圧縮要素と、給油機構と、油とを備える
とともに、前記密閉容器の側面に前記金属メッシュを接
触させ、前記給油機構から吐出される油を前記金属メッ
シュの上方から下にむかってふりかけてガスと油を冷却
するという構成を備えたものである。
【0013】
【作用】本発明は上記した構成によって、高温のガスと
油が温度の低い密閉容器の側面の金属メッシュで冷却さ
れることとなる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例の圧縮機について図
面を参照しながら説明する。なお、従来例と同一構成に
おいては同一符号を用いて、その詳細な説明を省略す
る。
【0015】図1,図2において、密閉容器21と、金
属メッシュ22と、圧縮要素23と、給油機構24と、
油25とを備えるとともに、前記密閉容器と前記金属メ
ッシュを接触させ、圧縮要素23と一体に配置された給
油機構24から吐出されるガスと油を前記金属メッシュ
にふりかけて冷却する。
【0016】この圧縮機は、横型に配置された密閉容器
21と、金属メッシュ22と、圧縮要素23と、給油機
構24と、油25とを備えるとともに、密閉容器の側面
21aに金属メッシュ22を接触させ、圧縮要素23と
一体に配置された給油機構24から吐出される油を金属
メッシュ22の上方から下にむかってふりかけて油25
を冷却することを特徴としている。金属メッシュ22
は、熱伝導の良好なアルミ系または銅系にしている。
【0017】この圧縮機が冷蔵庫に使用され過酷に使用
されると、オイルが高温になり圧縮機に熱が籠もる、す
なわち、冷蔵庫が40℃の周囲温度で運転されると圧縮
機各部の温度は概ね次のようになる。吐出ガス160
℃,モータ110℃,油100℃,密閉容器の側面86
℃。
【0018】このことはガスを密閉容器の側面にふりか
けると160−86=74℃の分だけガスを冷却できる
ことを示し、また、油を密閉容器の側面にふりかけると
100−86=14℃の分だけ油を冷却できることを示
しているので、前記のように密閉容器の側面21aに金
属メッシュ22を接触させ、給油機構24から吐出され
るガスと油を金属メッシュ22にむかってふりかけて冷
却するものである。
【0019】以上のような構成において、圧縮機が運転
を始めると圧縮要素23から吐出されたガスは吐出マフ
ラー26から孔27を通り、給油機構24のポンプ部2
8でガスと油25が混ざって、上端29から吐出され
る。吐出された油は金属メッシュ22と接触して冷却さ
れた後、密閉容器の底に溜る。一方、吐出されたガスは
金属メッシュ22によって油と分離され冷却された後、
金属メッシュホルダー29のガス孔30から出て吐出管
31から冷凍サイクル(図示せず)へ送られる。
【0020】したがって、圧縮機の密閉容器の側面から
良好な放熱作用が行われるから圧縮機の温度が下がる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は横型に配置された
密閉容器と、金属メッシュと、圧縮要素と、給油機構
と、油とを備えるとともに、前記密閉容器の側面に前記
金属メッシュを接触させ、圧縮要素と一体に配置された
前記給油機構から吐出される油を前記金属メッシュの上
方か下にむかってふりかけてガスと油を冷却するという
構成を備えることにより、高温のガスとオイルが温度の
低い密閉容器の側面の金属メッシュで冷却されるので圧
縮機の温度を下げることができる。また、ガスと油を前
記金属メッシュの上方から下にむかってふりかけると重
力によって密閉容器の側面一杯に拡がるので効果的に圧
縮機の温度を下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるロータリ圧縮機の要
部断面図
【図2】図1のA−B−C−D断面図
【図3】従来のロータリ圧縮機における要部断面図
【符号の説明】
21 密閉容器 21a 密閉容器の側面 22 金属メッシュ 23 圧縮要素 24 給油機構 25 油

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器と、金属メッシュと、圧縮要素
    と、給油機構と、油とを備えるとともに、前記密閉容器
    と前記金属メッシュを接触させ、前記給油機構から吐出
    されるガスと油を前記金属メッシュにふりかけて冷却す
    ることを特徴とするロータリ圧縮機。
  2. 【請求項2】 横型に配置された密閉容器と、金属メッ
    シュと、圧縮要素と、給油機構と、油とを備えるととも
    に、前記密閉容器の側面に前記金属メッシュを接触さ
    せ、前記給油機構から吐出されるガスと油を前記金属メ
    ッシュの上方から下にむかってふりかけて冷却すること
    を特徴とするロータリ圧縮機。
  3. 【請求項3】 金属メッシュは、熱伝導の良好なアルミ
    系または銅系であることを特徴とする請求項1,請求項
    2記載のロータリ圧縮機。
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