JPH06108019A - 転写用フィルム - Google Patents
転写用フィルムInfo
- Publication number
- JPH06108019A JPH06108019A JP4205465A JP20546592A JPH06108019A JP H06108019 A JPH06108019 A JP H06108019A JP 4205465 A JP4205465 A JP 4205465A JP 20546592 A JP20546592 A JP 20546592A JP H06108019 A JPH06108019 A JP H06108019A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- weight
- parts
- adhesive
- transfer film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J7/00—Adhesives in the form of films or foils
- C09J7/20—Adhesives in the form of films or foils characterised by their carriers
- C09J7/22—Plastics; Metallised plastics
- C09J7/24—Plastics; Metallised plastics based on macromolecular compounds obtained by reactions involving only carbon-to-carbon unsaturated bonds
- C09J7/241—Polyolefin, e.g.rubber
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J7/00—Adhesives in the form of films or foils
- C09J7/30—Adhesives in the form of films or foils characterised by the adhesive composition
- C09J7/38—Pressure-sensitive adhesives [PSA]
- C09J7/381—Pressure-sensitive adhesives [PSA] based on macromolecular compounds obtained by reactions involving only carbon-to-carbon unsaturated bonds
- C09J7/387—Block-copolymers
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Printing Methods (AREA)
- Decoration By Transfer Pictures (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、保存安定性に優れ、経時による接
着力の低下が少なく、表面の粗い密着性の悪い装飾用フ
ィルムやシリコン系剥離紙を用いた装飾用フィルムに対
しても、適度の密着性を有する、転写用フィルムに関す
る。 【構成】 本発明は、ポリオレフィン系フィルムに粘着
剤層を積層した転写用フィルムにおいて、該粘着剤層が
スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重
合体100重量部に対し、粘着付与剤を50−150重
量部、プロセスオイルを20−150重量部、シリコン
系粘着剤またはシランカップリング剤を0.01−5重
量部含む転写用フィルムに関する。
着力の低下が少なく、表面の粗い密着性の悪い装飾用フ
ィルムやシリコン系剥離紙を用いた装飾用フィルムに対
しても、適度の密着性を有する、転写用フィルムに関す
る。 【構成】 本発明は、ポリオレフィン系フィルムに粘着
剤層を積層した転写用フィルムにおいて、該粘着剤層が
スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重
合体100重量部に対し、粘着付与剤を50−150重
量部、プロセスオイルを20−150重量部、シリコン
系粘着剤またはシランカップリング剤を0.01−5重
量部含む転写用フィルムに関する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、保存安定性に優れ、経
時による接着力の低下が少なく、表面の粗い密着性の悪
い装飾用フィルムやシリコン系剥離紙を用いた装飾用フ
ィルムに対しても、適度の密着性を有する、転写用フィ
ルムに関する。
時による接着力の低下が少なく、表面の粗い密着性の悪
い装飾用フィルムやシリコン系剥離紙を用いた装飾用フ
ィルムに対しても、適度の密着性を有する、転写用フィ
ルムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、粘着剤層を有した装飾用フィルム
が、塗料による装飾に変わって、耐候性、視認性、経済
性の点から多用されている。かかるフィルムは、正確に
位置決めされなければならず、また迅速に処理される必
要がある。そこで、一般に、装飾用フィルムの張り付け
は、転写用フィルムを用いて行われる場合が多い。ここ
で、転写用フィルムとは、所定の大きさ、形状に切り文
字された装飾用フィルムを、所望の場所に、正確にかつ
迅速に転写することを可能とする粘着フィルムをいい、
一般に、ポリオレフィン系フィルム上に粘着剤層を積層
したものをいう。
が、塗料による装飾に変わって、耐候性、視認性、経済
性の点から多用されている。かかるフィルムは、正確に
位置決めされなければならず、また迅速に処理される必
要がある。そこで、一般に、装飾用フィルムの張り付け
は、転写用フィルムを用いて行われる場合が多い。ここ
で、転写用フィルムとは、所定の大きさ、形状に切り文
字された装飾用フィルムを、所望の場所に、正確にかつ
迅速に転写することを可能とする粘着フィルムをいい、
一般に、ポリオレフィン系フィルム上に粘着剤層を積層
したものをいう。
【0003】次に、装飾用フィルムとして、スコッチカ
ルフィルム(住友3M製)を用いた、転写用フィルムの
使用方法の一例を示す。 スコッチカルフィルムを、切り文字機械スコッチマス
ター(住友3M製)を用いて、所定の大きさ、形状に切
断する。 スコッチカルフィルムの不用部分を取り除く。 転写用フィルムを、スコッチカルフィルムの上に、ス
キージーを用いて張り付ける。 スコッチカルフィルムが転写用フィルムに転写した
後、転写用フィルムを引き剥がす。 スコッチカルフィルムが転写された転写フィルムを、
所望の位置に移動し、位置決めした後、張り付ける。 転写フィルムのみを引き剥がし、転写を終了する。
ルフィルム(住友3M製)を用いた、転写用フィルムの
使用方法の一例を示す。 スコッチカルフィルムを、切り文字機械スコッチマス
ター(住友3M製)を用いて、所定の大きさ、形状に切
断する。 スコッチカルフィルムの不用部分を取り除く。 転写用フィルムを、スコッチカルフィルムの上に、ス
キージーを用いて張り付ける。 スコッチカルフィルムが転写用フィルムに転写した
後、転写用フィルムを引き剥がす。 スコッチカルフィルムが転写された転写フィルムを、
所望の位置に移動し、位置決めした後、張り付ける。 転写フィルムのみを引き剥がし、転写を終了する。
【0004】ここで、従来の転写用フィルムに関して
は、例えば特開昭61−103975号公報に、ポリオ
レフィン系フィルムよりなる基材に、スチレン−エチレ
ン−スチレン−エチレンブロック共重合体(以下SEB
Sと略す)100重量部に対し、粘着付与性樹脂が0−
80重量部とを含有する粘着剤を積層した表面保護フィ
ルムが開示されている。しかし、このフィルムは、貯蔵
安定性に乏しく、経時で初期接着力が低下する等の問題
を有している。
は、例えば特開昭61−103975号公報に、ポリオ
レフィン系フィルムよりなる基材に、スチレン−エチレ
ン−スチレン−エチレンブロック共重合体(以下SEB
Sと略す)100重量部に対し、粘着付与性樹脂が0−
80重量部とを含有する粘着剤を積層した表面保護フィ
ルムが開示されている。しかし、このフィルムは、貯蔵
安定性に乏しく、経時で初期接着力が低下する等の問題
を有している。
【0005】また、特開昭63−189485号公報に
は、SEBSが5−25重量部、水添芳香族系石油樹
脂、水添脂肪族石油樹脂、水添テルペン系樹脂の内の少
なくとも、一種の粘着付与樹脂40−70重量部及び可
塑化オイルが含有され、可塑化オイル中のパラフィン系
成分とナフテン系成分の含有量が接着剤組成物中の10
−40重量部であるホットメルト接着剤組成物が開示さ
れている。しかし、このフィルムも、同様に経時および
老化試験で接着力が低下する等の問題を有している。
は、SEBSが5−25重量部、水添芳香族系石油樹
脂、水添脂肪族石油樹脂、水添テルペン系樹脂の内の少
なくとも、一種の粘着付与樹脂40−70重量部及び可
塑化オイルが含有され、可塑化オイル中のパラフィン系
成分とナフテン系成分の含有量が接着剤組成物中の10
−40重量部であるホットメルト接着剤組成物が開示さ
れている。しかし、このフィルムも、同様に経時および
老化試験で接着力が低下する等の問題を有している。
【0006】このように、従来の粘着剤は、経時および
老化試験で接着力が低下するなどの問題を有しており、
また、従来の転写用フィルムは、平滑表面に対しては、
比較的良好な密着力を示すものの、表面が粗いフィルム
に対しては、密着力に乏しく、転写用フィルムとしての
用をなさないという問題があった。更に、従来の転写用
フィルムは、シリコン系の基材に対して、密着力に乏し
く、装飾用フィルムの剥離紙として、シリコン系基材を
用いた場合には、装飾用フィルムが転写された転写フィ
ルムを、所望の位置に移動することが困難であり、高価
なテフロン系バッキング等を使用しなければならないと
いう問題があった。
老化試験で接着力が低下するなどの問題を有しており、
また、従来の転写用フィルムは、平滑表面に対しては、
比較的良好な密着力を示すものの、表面が粗いフィルム
に対しては、密着力に乏しく、転写用フィルムとしての
用をなさないという問題があった。更に、従来の転写用
フィルムは、シリコン系の基材に対して、密着力に乏し
く、装飾用フィルムの剥離紙として、シリコン系基材を
用いた場合には、装飾用フィルムが転写された転写フィ
ルムを、所望の位置に移動することが困難であり、高価
なテフロン系バッキング等を使用しなければならないと
いう問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これらの問
題を解決し、保存安定性、経時接着力にすぐれ、表面が
粗く、シリコン剥離紙を用いた装飾用フィルムに対して
も、優れた密着力を示す転写フィルムを提供するもので
ある。本発明は、ポリオレフィン系フィルムに粘着剤層
を積層した転写用フィルムにおいて、該粘着剤層がスチ
レン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体
100重量部に対して、粘着付与剤を50−150重量
部、プロセスオイルを20−150重量部、シリコン系
粘着剤またはシランカップリング剤を0.01−5重量
部含むことにより、上記問題を解決したものである。
題を解決し、保存安定性、経時接着力にすぐれ、表面が
粗く、シリコン剥離紙を用いた装飾用フィルムに対して
も、優れた密着力を示す転写フィルムを提供するもので
ある。本発明は、ポリオレフィン系フィルムに粘着剤層
を積層した転写用フィルムにおいて、該粘着剤層がスチ
レン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体
100重量部に対して、粘着付与剤を50−150重量
部、プロセスオイルを20−150重量部、シリコン系
粘着剤またはシランカップリング剤を0.01−5重量
部含むことにより、上記問題を解決したものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】ます、本発明の転写用フ
ィルムのベースとなる熱可塑性エラストマーとしては、
SEBSがのぞましい。通常のアクリル系粘着剤では、
凝集力向上のため架橋剤を必須とし、性能のばらつきが
大きいためであり、また、スチレン−ブタジエン−スチ
レンブロックポリマー(SBS)や、スチレン−イソプ
レン−スチレンブロックポリマー(SIS)は、耐熱
性、耐酸化性、耐候性等に問題があるためである。それ
に対して、SEBSは、スチレン部分で物理的架橋ドメ
インを形成し、凝集力にすぐれ、耐熱性、耐酸化性およ
びその接着力、粘着力等を考慮し、本発明に最適であ
る。このSEBSは、市場において容易に入手できるも
のであって、例えば、クレイトンGX1657,G16
50,G1652(以上シェル化学製、商品名)、タフ
テックH1041,H1051,H1052(以上旭化
成製、商品名)等が好ましい。また、本発明のSEBS
には、SEBSの変成品、たとえば、クレイトンFG1
901X,RP6501(以上シェル化学製、商品
名)、タフテックM1913,M1953(以上旭化成
製、商品名)等のSEBS中に、カルボキシル基やシラ
ノール基を有するものも使用することが可能である。
ィルムのベースとなる熱可塑性エラストマーとしては、
SEBSがのぞましい。通常のアクリル系粘着剤では、
凝集力向上のため架橋剤を必須とし、性能のばらつきが
大きいためであり、また、スチレン−ブタジエン−スチ
レンブロックポリマー(SBS)や、スチレン−イソプ
レン−スチレンブロックポリマー(SIS)は、耐熱
性、耐酸化性、耐候性等に問題があるためである。それ
に対して、SEBSは、スチレン部分で物理的架橋ドメ
インを形成し、凝集力にすぐれ、耐熱性、耐酸化性およ
びその接着力、粘着力等を考慮し、本発明に最適であ
る。このSEBSは、市場において容易に入手できるも
のであって、例えば、クレイトンGX1657,G16
50,G1652(以上シェル化学製、商品名)、タフ
テックH1041,H1051,H1052(以上旭化
成製、商品名)等が好ましい。また、本発明のSEBS
には、SEBSの変成品、たとえば、クレイトンFG1
901X,RP6501(以上シェル化学製、商品
名)、タフテックM1913,M1953(以上旭化成
製、商品名)等のSEBS中に、カルボキシル基やシラ
ノール基を有するものも使用することが可能である。
【0009】本発明において使用される粘着付与剤は、
SEBSと相溶性が良好で、無色透明でかつ、経時安定
性に優れたものが好ましく、特に水添系のものが、相溶
性、経時安定性が優れている点で好ましい。具体的に
は、水添ジシクロペンタジエン系石油樹脂(以下水添D
CPD)、水添テルベン、水添芳香族系石油樹脂、水添
αメチルスチレン等が挙げられる。また、これらの内
で、水添DCPDは、SEBSとの相溶性の点で特に優
れ、トーネックスECR231C(東燃化学製)、エス
コレッツE5380,E5300(以上エクソン化学
製)、イーストタックH100W,H130W(イース
トマン製)等が本発明に使用可能である。粘着付与剤の
添加量としては、SEBS100重量部に対して、50
−150重量部が適当である。表2に示したように、粘
着付与剤の添加量が50重量部未満では、接着力に乏し
く、接着力が老化試験で著しく低下するためである。ま
た、粘着付与剤の添加量が150重量部を越えると、保
存安定性に乏しくなり、凝集力が低下するためである。
SEBSと相溶性が良好で、無色透明でかつ、経時安定
性に優れたものが好ましく、特に水添系のものが、相溶
性、経時安定性が優れている点で好ましい。具体的に
は、水添ジシクロペンタジエン系石油樹脂(以下水添D
CPD)、水添テルベン、水添芳香族系石油樹脂、水添
αメチルスチレン等が挙げられる。また、これらの内
で、水添DCPDは、SEBSとの相溶性の点で特に優
れ、トーネックスECR231C(東燃化学製)、エス
コレッツE5380,E5300(以上エクソン化学
製)、イーストタックH100W,H130W(イース
トマン製)等が本発明に使用可能である。粘着付与剤の
添加量としては、SEBS100重量部に対して、50
−150重量部が適当である。表2に示したように、粘
着付与剤の添加量が50重量部未満では、接着力に乏し
く、接着力が老化試験で著しく低下するためである。ま
た、粘着付与剤の添加量が150重量部を越えると、保
存安定性に乏しくなり、凝集力が低下するためである。
【0010】一般にプロセスオイルは、ゴム成分の可塑
剤、粘着性付与剤、及び接着力向上剤として用いられ、
主成分は、パラフィン、ナフテン及び芳香族類である。
本発明に用いられるプロセスオイルは、特に限定される
ものではないが、経時安定性に優れ、SEBS、粘着付
与剤と相溶性が良いものが好ましい。具体的には、ナフ
テン系オイル、パラフィン系オイル、芳香族系オイルお
よびこれらの混合物等が挙げられる。これらのうち、特
にナフテン系オイルは、環分析において、芳香族成分が
1%以下であり、接着力の経時安定性に優れ、かつ相溶
性が良好な点で本発明に適している。具体的には、シェ
ルフレックス371N,451,22,26(以上シェ
ル化学製、商品名)等が使用可能である。また、本発明
におけるプロセスオイルの添加量は、SEBS100重
量部に対して、20−150重量部が適当であり、特に
好ましいのは、30−70重量部である。20重量部未
満では、保存安定性および接着力の経時安定性に劣り、
逆に150重量部を越えると、粘着剤の凝集力が低下
し、粘着剤の糊残りなどの問題を生じるためである。
剤、粘着性付与剤、及び接着力向上剤として用いられ、
主成分は、パラフィン、ナフテン及び芳香族類である。
本発明に用いられるプロセスオイルは、特に限定される
ものではないが、経時安定性に優れ、SEBS、粘着付
与剤と相溶性が良いものが好ましい。具体的には、ナフ
テン系オイル、パラフィン系オイル、芳香族系オイルお
よびこれらの混合物等が挙げられる。これらのうち、特
にナフテン系オイルは、環分析において、芳香族成分が
1%以下であり、接着力の経時安定性に優れ、かつ相溶
性が良好な点で本発明に適している。具体的には、シェ
ルフレックス371N,451,22,26(以上シェ
ル化学製、商品名)等が使用可能である。また、本発明
におけるプロセスオイルの添加量は、SEBS100重
量部に対して、20−150重量部が適当であり、特に
好ましいのは、30−70重量部である。20重量部未
満では、保存安定性および接着力の経時安定性に劣り、
逆に150重量部を越えると、粘着剤の凝集力が低下
し、粘着剤の糊残りなどの問題を生じるためである。
【0011】本発明において添加されるシリコン粘着剤
またはシランカップリング剤は、3つの大きな効果を有
する。一つは、装飾用フィルムの剥離紙として、シリコ
ン系基材を用いた場合でも、適当な密着力を得るためで
ある。すなわち、装飾用フィルムが転写された転写フィ
ルムを、容易に所望の位置に移動し、正確に位置決めを
することが可能である。従って、作業環境が悪い場合、
例えば、ビルの屋上等の風が強い場所でも、安心して、
装飾フィルムの張り付けが可能となった。また、2つめ
の効果は、SEBS/粘着付与剤/プロセスオイルから
なる組成物において、組成物の安定性を著しく向上させ
たことである。すなわち、従来、シリコン粘着剤を添加
しない組成物の系では、組成物の安定性に乏しく、大気
保存中に、粘着付与剤が表面に移行し、初期接着力が著
しく低下し、装飾フィルムの転写が不可能となるなどの
問題があった。なお、これらの現象は、フーリエ変換赤
外分光光度計により確認した。更に、3つめの効果は、
粘着剤の接着力低下を防止することである。この理由と
しては、シリコン粘着剤またはシランカップリング剤が
主に粘着剤表面において、脱水反応をおこし、粘着剤と
被着体表面で強固なシラノール結合をつくるためと考え
られる。したがって、老化試験後においても、優れた接
着力を維持し、特に耐湿試験において、その効果は絶大
なものがある。
またはシランカップリング剤は、3つの大きな効果を有
する。一つは、装飾用フィルムの剥離紙として、シリコ
ン系基材を用いた場合でも、適当な密着力を得るためで
ある。すなわち、装飾用フィルムが転写された転写フィ
ルムを、容易に所望の位置に移動し、正確に位置決めを
することが可能である。従って、作業環境が悪い場合、
例えば、ビルの屋上等の風が強い場所でも、安心して、
装飾フィルムの張り付けが可能となった。また、2つめ
の効果は、SEBS/粘着付与剤/プロセスオイルから
なる組成物において、組成物の安定性を著しく向上させ
たことである。すなわち、従来、シリコン粘着剤を添加
しない組成物の系では、組成物の安定性に乏しく、大気
保存中に、粘着付与剤が表面に移行し、初期接着力が著
しく低下し、装飾フィルムの転写が不可能となるなどの
問題があった。なお、これらの現象は、フーリエ変換赤
外分光光度計により確認した。更に、3つめの効果は、
粘着剤の接着力低下を防止することである。この理由と
しては、シリコン粘着剤またはシランカップリング剤が
主に粘着剤表面において、脱水反応をおこし、粘着剤と
被着体表面で強固なシラノール結合をつくるためと考え
られる。したがって、老化試験後においても、優れた接
着力を維持し、特に耐湿試験において、その効果は絶大
なものがある。
【0012】本発明におけるシリコン粘着剤またはシラ
ンカップリング剤の添加量は、SEBS100重量部に
対して、0.01−5重量部が適当であり、特に好まし
くは、0.1−1.0重量部である。また更に好ましい
のはシリコン粘着剤とシランカップリング剤の併用であ
り、シリコン粘着剤とシランカップリング剤の比が約
5:1から20:1の範囲である。これは、0.01重
量部未満では、シリコン粘着剤またはシランカップリン
グ剤の効果に乏しく、逆に5重量部を越えるとSEBS
との相溶性に乏しくなり、沈殿物等が生じる恐れがある
ためである。なお、一般には、SEBSまたは粘着付与
剤とシリコン系粘着剤は相溶性に乏しく、併用困難とい
われているが、本発明においては、添加量を厳密に規定
することやシランカップリング剤と併用することで、相
溶性の問題を解決した。更に、シリコン粘着剤として
は、特に限定されるものではないが、具体的には、KR
101−10,KR105,KR120(いずれも信越
シリコーン社製、商品名)等を用いることができる。
ンカップリング剤の添加量は、SEBS100重量部に
対して、0.01−5重量部が適当であり、特に好まし
くは、0.1−1.0重量部である。また更に好ましい
のはシリコン粘着剤とシランカップリング剤の併用であ
り、シリコン粘着剤とシランカップリング剤の比が約
5:1から20:1の範囲である。これは、0.01重
量部未満では、シリコン粘着剤またはシランカップリン
グ剤の効果に乏しく、逆に5重量部を越えるとSEBS
との相溶性に乏しくなり、沈殿物等が生じる恐れがある
ためである。なお、一般には、SEBSまたは粘着付与
剤とシリコン系粘着剤は相溶性に乏しく、併用困難とい
われているが、本発明においては、添加量を厳密に規定
することやシランカップリング剤と併用することで、相
溶性の問題を解決した。更に、シリコン粘着剤として
は、特に限定されるものではないが、具体的には、KR
101−10,KR105,KR120(いずれも信越
シリコーン社製、商品名)等を用いることができる。
【0013】また、シランカップリング剤としては、市
販のものが使用可能であり、2官能でも、3官能でも良
い。具体的には、3−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−グリ
シドキシプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプト
プロピルトリメトキシシラン、n−フェニル−3−アミ
ノプロピルトリメトキシシラン、3−クロロプロピルジ
メトキシメチルシラン、3−アミノプロピルジメトキシ
メチルシラン、ビニルトリエトキシシラン等が挙げられ
る。特に、3−アミノプロピルトリメトキシシランと3
−アミノプロピルトリエトキシシランは、3官能で、反
応速度が速く、かつアミノ基がSEBSと相溶性が良好
なため、本発明に好ましい。
販のものが使用可能であり、2官能でも、3官能でも良
い。具体的には、3−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−グリ
シドキシプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプト
プロピルトリメトキシシラン、n−フェニル−3−アミ
ノプロピルトリメトキシシラン、3−クロロプロピルジ
メトキシメチルシラン、3−アミノプロピルジメトキシ
メチルシラン、ビニルトリエトキシシラン等が挙げられ
る。特に、3−アミノプロピルトリメトキシシランと3
−アミノプロピルトリエトキシシランは、3官能で、反
応速度が速く、かつアミノ基がSEBSと相溶性が良好
なため、本発明に好ましい。
【0014】本発明において、粘着剤層の厚みは、表3
に示すように、20−70μmが好ましく、特に好まし
いのは30−50μmである。粘着剤層の厚みが20μ
m未満では、接着力、密着力に乏しくなり、逆に、70
μmを越えると、製造が困難になり、製造コストが上昇
するためである。なお、装飾フィルムの表面が粗い場
合、例えば、平均粗さで5μm以上のエンボスを有する
場合やサンドマット処理を施された場合には、粘着剤の
厚さとしては30−50μmが適当である。
に示すように、20−70μmが好ましく、特に好まし
いのは30−50μmである。粘着剤層の厚みが20μ
m未満では、接着力、密着力に乏しくなり、逆に、70
μmを越えると、製造が困難になり、製造コストが上昇
するためである。なお、装飾フィルムの表面が粗い場
合、例えば、平均粗さで5μm以上のエンボスを有する
場合やサンドマット処理を施された場合には、粘着剤の
厚さとしては30−50μmが適当である。
【0015】その他、本発明に用いられる基材として
は、伸び、弾性力、柔軟性、透明性、耐候性、耐熱性、
コスト等の点からポリオレフィン系のものが好ましく、
具体的には、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチ
レン−ポリプロピレン共重合体、ポリメチルペンテン等
が挙げられる。また、基材の厚みも特に限定されるもの
ではないが、作業等のし易さ、コスト等の点から、25
−100μmが望ましい。更に、その他、本発明には、
本発明の効果を損なわない範囲で、粘着剤に、酸化防止
剤、紫外線吸収剤、粘度調整剤、充填剤、増量剤等を添
加することができる。
は、伸び、弾性力、柔軟性、透明性、耐候性、耐熱性、
コスト等の点からポリオレフィン系のものが好ましく、
具体的には、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチ
レン−ポリプロピレン共重合体、ポリメチルペンテン等
が挙げられる。また、基材の厚みも特に限定されるもの
ではないが、作業等のし易さ、コスト等の点から、25
−100μmが望ましい。更に、その他、本発明には、
本発明の効果を損なわない範囲で、粘着剤に、酸化防止
剤、紫外線吸収剤、粘度調整剤、充填剤、増量剤等を添
加することができる。
【0016】
【実施例】以下に本発明の実施例を示すが、これ等は本
発明を限定するものではない。各例における特性は次の
測定法により判定した。 初期接着力 試料片を軟質塩ビをラミネートしたアルミニウム板に圧
着し、20℃,65%RH中で1時間保存後180°剥
離試験を行った。引き剥し速度は300mm/min.であ
る。なお、初期接着力として、実用上500g/inch以
上を要する。 経時接着力 試料片を65℃で1週間老化後と同様に接着力を測定
した。 接着力保持率 に対するの値が100%以上の場合◎、50%以上
の場合を○、他の場合を×で表示した。 フィルムへの密着性 前述した要領で作った切り文字に、転写用フィルムを貼
り付け圧着する。転写フィルムに切り文字が完全に貼り
付きアクリル基板上に問題なく転写できた場合を○、一
部不完全な場合を△、転写不可の場合を×とした。な
お、(a)塩化ビニルフィルム、(表面粗さが平均1μ
以下)(b)アクリルフィルム(c)シリコン処理フィ
ルムについて切り文字を行い評価した。更に、表3にお
いては、平均表面粗さが5μの塩化ビニルフィルムを使
用した。 老化後のフィルムへの密着性 試験片を65℃,95%RH条件で1週間老化後、と
同様の試験を行った。 貼り付け後の糊残り 切り文字をアルミニウム板に貼り付けた後、転写用フィ
ルムをラミネートし80℃で24時間老化後フィルムを
手で引き剥し基板とフィルムに糊残りしなかった場合を
○、他の場合を×とした。
発明を限定するものではない。各例における特性は次の
測定法により判定した。 初期接着力 試料片を軟質塩ビをラミネートしたアルミニウム板に圧
着し、20℃,65%RH中で1時間保存後180°剥
離試験を行った。引き剥し速度は300mm/min.であ
る。なお、初期接着力として、実用上500g/inch以
上を要する。 経時接着力 試料片を65℃で1週間老化後と同様に接着力を測定
した。 接着力保持率 に対するの値が100%以上の場合◎、50%以上
の場合を○、他の場合を×で表示した。 フィルムへの密着性 前述した要領で作った切り文字に、転写用フィルムを貼
り付け圧着する。転写フィルムに切り文字が完全に貼り
付きアクリル基板上に問題なく転写できた場合を○、一
部不完全な場合を△、転写不可の場合を×とした。な
お、(a)塩化ビニルフィルム、(表面粗さが平均1μ
以下)(b)アクリルフィルム(c)シリコン処理フィ
ルムについて切り文字を行い評価した。更に、表3にお
いては、平均表面粗さが5μの塩化ビニルフィルムを使
用した。 老化後のフィルムへの密着性 試験片を65℃,95%RH条件で1週間老化後、と
同様の試験を行った。 貼り付け後の糊残り 切り文字をアルミニウム板に貼り付けた後、転写用フィ
ルムをラミネートし80℃で24時間老化後フィルムを
手で引き剥し基板とフィルムに糊残りしなかった場合を
○、他の場合を×とした。
【0017】(実施例1)SEBS(シェル化学社製
クレイトンG1657)100重量部、水添DCPD
(東燃化学社製 トーネックスECR231C、軟化点
105℃)、100重量部、ナフテン系プロセスオイル
(シェル化学社製 シェルフレックス371N)50重
量部、シリコン系粘着剤(信越シリコン社製 KR12
0)1重量部、シランカップリング剤(日本ユニカー社
製 A1100)0.1重量部を組成とする粘着剤層
(40μm)を、50μm厚さのポリプロピレンフィル
ム上に形成して、転写用フィルムを製造した。この粘着
剤の特性は、表1に示すとおりであった。
クレイトンG1657)100重量部、水添DCPD
(東燃化学社製 トーネックスECR231C、軟化点
105℃)、100重量部、ナフテン系プロセスオイル
(シェル化学社製 シェルフレックス371N)50重
量部、シリコン系粘着剤(信越シリコン社製 KR12
0)1重量部、シランカップリング剤(日本ユニカー社
製 A1100)0.1重量部を組成とする粘着剤層
(40μm)を、50μm厚さのポリプロピレンフィル
ム上に形成して、転写用フィルムを製造した。この粘着
剤の特性は、表1に示すとおりであった。
【0018】(実施例2−11)表1に、粘着付与剤、
プロセスオイル、シリコン粘着剤およびシランカップリ
ング剤の種類、添加量を変えた実施例2−11の粘着剤
の特性を示す。
プロセスオイル、シリコン粘着剤およびシランカップリ
ング剤の種類、添加量を変えた実施例2−11の粘着剤
の特性を示す。
【0019】
【表1】
【0020】 G1657 :SEBS、クレイトン、(シェル化学) H1041 :SEBS、タフテック、(旭化成) ECR231C :水添DCPD、トーネックス、(東燃化
学) E5380 :水添DCPD、エスコレッツ、(エクソン
化学) T140 :テルペンフェノール、YSポリスター、
(安原油脂工業) Px1150 :テルペン、YSレジン、(安原油脂工
業) 371N,22,26,451:プロセスオイル、シェルフレックス、
(シェル化学) KR120,KR105 :シリコン系粘着剤、(信越シリコー
ン) A1100 :シランカップリング剤、(日本ユニカ
ー) KBM573,KBM403 :シランカップリング剤、(信越シリコ
ーン)
学) E5380 :水添DCPD、エスコレッツ、(エクソン
化学) T140 :テルペンフェノール、YSポリスター、
(安原油脂工業) Px1150 :テルペン、YSレジン、(安原油脂工
業) 371N,22,26,451:プロセスオイル、シェルフレックス、
(シェル化学) KR120,KR105 :シリコン系粘着剤、(信越シリコー
ン) A1100 :シランカップリング剤、(日本ユニカ
ー) KBM573,KBM403 :シランカップリング剤、(信越シリコ
ーン)
【0021】(比較例1−7)表2の比較例1−7は、
本発明の組成範囲から外れる粘着剤の特性を示す。
本発明の組成範囲から外れる粘着剤の特性を示す。
【0022】 表 2 比較例 1 2 3 4 5 6 7 SEBS G1657 G1657 G1657 G1657 G1657 G1657 G1657 100 100 100 100 100 100 100 TACK ECR231C ECR231C ECR231C ECR231C E5380 E5380 E5380 180 20 50 100 130 100 100 オイル 371N 371N 371N 371N 371N 371N 22 100 50 20 170 100 100 130 Si PSA KR120 KR120 KR120 KR120 KR120 KR120 KR105 0.005 0.005 10 0.1 0 0 0 SCA KBM430 KBM430 KBM430 KBM430 KBM430 KBM430 KBM430 0 0.01 0 0.02 0 0 0.005 INIT 0.7 0.6 0.7 1.2 1.3 1.2 1.2 AGED 0.1 0.2 0.3 0.3 0 0 0 RETAIN. × × × × × × × 密着Cl ○ ○ × ○ ○ ○ ○ AC ○ ○ × ○ ○ ○ ○ Si × × ○ ○ × × × 保存Cl × × × × × × × AC × × × × × × × Si × × △ △ × × × 糊残り ○ ○ ○ × ○ ○ ×
【0023】 表3 粘着剤厚みの影響 初期接着力(kgf/inch) 密着力 粗い表面 平滑面 粗い表面 平滑面 (平均粗さ5μ)(平均粗さ≦1μ) 粘着剤厚み 10μm 0.2 0.9 × ○ 20 0.5 1.1 ○ ○ 30 0.6 1.2 ○ ○ 40 0.8 1.0 ○ ○ 50 1.0 1.1 ○ ○ 60 1.1 1.1 ○ ○ 70 1.2 1.2 ○ ○ 80 1.2 1.2 ○ ○ 100 1.2 1.1 ○ ○ SEBS :G1657 :100 PTS TACK :ECR231C:100 〃 OIL :371N : 50 〃 SiPSA:KR120 :1.0 〃 SCA :A1100 :0.1 〃
【0024】
【発明の効果】この発明によって得られた転写フィルム
の粘着剤は、表1,3に示すように、保存安定性にすぐ
れ、接着力の経時による低下が少なく、表面が粗い装飾
用フィルムやシリコン剥離紙を用いた装飾用フィルムに
も適度の密着性を有している。
の粘着剤は、表1,3に示すように、保存安定性にすぐ
れ、接着力の経時による低下が少なく、表面が粗い装飾
用フィルムやシリコン剥離紙を用いた装飾用フィルムに
も適度の密着性を有している。
Claims (3)
- 【請求項1】 ポリオレフィン系フィルムに粘着剤層を
積層した転写用フィルムにおいて、該粘着剤層がスチレ
ン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体1
00重量部に対し、粘着付与剤を50−150重量部、
プロセスオイルを20−150重量部、シリコン系粘着
剤またはシランカップリング剤を0.01−5重量部含
むことを特徴とする転写用フィルム。 - 【請求項2】 前記粘着付与剤が、水添ジシクロペンタ
ジエンであり、プロセスオイルが、ナフテン系プロセス
オイルであることを特徴とする請求項1記載の転写フィ
ルム。 - 【請求項3】 前記粘着剤層の厚さが20−70μmで
あることを特徴とする請求項1または2記載の転写フィ
ルム。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20546592A JP3498970B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 転写用フィルム |
DE69317488T DE69317488T2 (de) | 1992-07-31 | 1993-07-27 | Transferfolie |
EP93111988A EP0581244B1 (en) | 1992-07-31 | 1993-07-27 | Transfer film |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20546592A JP3498970B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 転写用フィルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06108019A true JPH06108019A (ja) | 1994-04-19 |
JP3498970B2 JP3498970B2 (ja) | 2004-02-23 |
Family
ID=16507320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20546592A Expired - Fee Related JP3498970B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 転写用フィルム |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0581244B1 (ja) |
JP (1) | JP3498970B2 (ja) |
DE (1) | DE69317488T2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08323920A (ja) * | 1995-06-01 | 1996-12-10 | Hitachi Kasei Polymer Co Ltd | 表面保護化粧シート |
JP2002294183A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-09 | Lintec Corp | アプリケーションシートおよび塗装粘着シートの貼着方法 |
JP2007023225A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Nitto Denko Corp | 光学部材用粘着剤組成物、光学部材用粘着剤層、粘着型光学部材、その製造方法および画像表示装置 |
JP2012246394A (ja) * | 2011-05-27 | 2012-12-13 | Emulsion Technology Co Ltd | 粘着剤組成物およびこれを用いた塗膜層 |
JP2014040498A (ja) * | 2012-08-21 | 2014-03-06 | Panac Co Ltd | 自己粘着性フィルム、これを用いた飛散防止ガラスの製造方法 |
JP2016053157A (ja) * | 2014-09-03 | 2016-04-14 | 王子ホールディングス株式会社 | 粘着シート |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3202540A (en) * | 1960-05-19 | 1965-08-24 | Gen Motors Corp | Sealing strip comprising rubber base coated with rubbery cement containing silicone gum |
JPS63189486A (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-05 | Sanyo Chem Ind Ltd | 接着剤 |
JPH03504985A (ja) * | 1988-05-17 | 1991-10-31 | スウィフト・アドヒーシブズ・リミテッド | 感圧接着剤組成物 |
-
1992
- 1992-07-31 JP JP20546592A patent/JP3498970B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-07-27 EP EP93111988A patent/EP0581244B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-07-27 DE DE69317488T patent/DE69317488T2/de not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08323920A (ja) * | 1995-06-01 | 1996-12-10 | Hitachi Kasei Polymer Co Ltd | 表面保護化粧シート |
JP2002294183A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-09 | Lintec Corp | アプリケーションシートおよび塗装粘着シートの貼着方法 |
JP2007023225A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Nitto Denko Corp | 光学部材用粘着剤組成物、光学部材用粘着剤層、粘着型光学部材、その製造方法および画像表示装置 |
JP2012246394A (ja) * | 2011-05-27 | 2012-12-13 | Emulsion Technology Co Ltd | 粘着剤組成物およびこれを用いた塗膜層 |
JP2014040498A (ja) * | 2012-08-21 | 2014-03-06 | Panac Co Ltd | 自己粘着性フィルム、これを用いた飛散防止ガラスの製造方法 |
JP2016053157A (ja) * | 2014-09-03 | 2016-04-14 | 王子ホールディングス株式会社 | 粘着シート |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0581244B1 (en) | 1998-03-18 |
DE69317488D1 (de) | 1998-04-23 |
JP3498970B2 (ja) | 2004-02-23 |
EP0581244A2 (en) | 1994-02-02 |
DE69317488T2 (de) | 1998-08-27 |
EP0581244A3 (en) | 1994-12-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
ES2894247T3 (es) | Composiciones de polímero termoplástico acrílico laminado | |
KR102200965B1 (ko) | 자가-접착성 컴파운드 및 접착 테이프에서 이의 용도 | |
JP2713519B2 (ja) | 表面保護フィルム | |
JP6892854B2 (ja) | ホットメルト粘接着剤組成物 | |
JP2004162065A (ja) | 実質的に接着面における広範な延伸により残渣を残さず、かつ非破壊的に再度引き剥し可能である接着剤、及び少なくとも1層のpsaシート片へのその使用 | |
KR20110061494A (ko) | 표면 보호 시트 | |
JP2004162064A (ja) | 感圧接着剤とその製造方法 | |
JP2001279208A (ja) | アクリル系粘着剤組成物及びアクリル系粘着テープもしくはシート | |
WO2013021830A1 (ja) | 粘着テープ | |
JP3498970B2 (ja) | 転写用フィルム | |
JP3560006B2 (ja) | 表面保護フィルム | |
JPH09221649A (ja) | 感圧性接着剤および表面保護材 | |
KR102223585B1 (ko) | 점착성 수증기 배리어성 적층체 및 화상 표시장치 | |
JP5048964B2 (ja) | 表面保護フィルム | |
JP2000345120A (ja) | 表面保護フィルム | |
JP2018003035A (ja) | 粘接着剤組成物 | |
JP4288830B2 (ja) | 感圧性接着剤用アクリル系共重合体およびその用途 | |
JP3892936B2 (ja) | 自着性シート | |
JP2001234149A (ja) | 粘着剤組成物 | |
JP6892803B2 (ja) | 粘接着剤組成物 | |
JPS61103975A (ja) | 表面保護用接着フイルム | |
JP4993651B2 (ja) | 表面保護シート | |
WO2007063812A1 (ja) | 粘着剤組成物よびそれを用いてなる表面保護材 | |
JP2019094402A (ja) | 積層体および該積層体を有する粘接着製品 | |
JP2002167567A (ja) | 表面保護フィルム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081205 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091205 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101205 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |