JPH06106993A - サッシュレスドア型車のドアウェザーストリップ構造 - Google Patents

サッシュレスドア型車のドアウェザーストリップ構造

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JPH06106993A
JPH06106993A JP4256003A JP25600392A JPH06106993A JP H06106993 A JPH06106993 A JP H06106993A JP 4256003 A JP4256003 A JP 4256003A JP 25600392 A JP25600392 A JP 25600392A JP H06106993 A JPH06106993 A JP H06106993A
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door
retainer
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door weather
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Yasushi Emoto
裕史 江本
Shigeru Nakamura
茂 中村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホルダー部とドアガラス面との間の間隙発生
をなくして外観の向上を図ると共に、ドアウェザースト
リップの取付作業性の向上を図る。 【構成】 ドアウェザーストリップ21は固着部22に
よってリテーナ31の車外側の端部に一体に成形してあ
る。固着部22からリテーナ31と離間して車内側に延
びる本体部23を延設しており、この本体部23はドア
ガラス4と密接する中空のシールリップ26を備え、リ
テーナ31との間にビス32の挿入用の開口24を形成
する。本体部23の端末部には開口縁部2側のフランジ
部36又は17に係着する係合固定部25を形成してあ
る。固着部22の車外側の端部にはドアガラス4と略平
行に硬質部28を延設しており、その先端部近傍と本体
部23とに亘って軟質材からなるブリッジ部29を一体
に形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はサッシュレスドア型車の
ドアウェザーストリップ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は従来のサッシュレスドア型車の
ドアウェザーストリップ構造を示すもので、車体1の開
口縁部2には、ドアガラス4と密接して車室内,外をシ
ールするドアウェザーストリップ6をリテーナ8を介し
て装着してある。
【0003】リテーナ8はドアウェザーストリップ6の
帯状のベース部6aの両側縁部を抱持する溝部9,9
と、これら溝部9,9の縁部から延設されて、ドアウェ
ザーストリップ6の中空のシールリップ部7の側縁部を
支持する脚片10,10とを備え、ドアガラス4の全閉
時にこれら脚片10,10でシールリップ部7のずれ動
きを止め、該シールリップ部7でドアガラス4の周端縁
部を受けて適切なシール反力が得られるようにしてあ
る。
【0004】また、リテーナ8の車外側の脚片10の端
部にはドアガラス4と略平行に延設部11を形成すると
共に、該延設部11に弾性体12を一体成形してホルダ
ー部13を構成し、このホルダー部13によってドアガ
ラス4の周端縁の車外側への動きを拘束して、ドアガラ
ス4の振れ止めを行えるようにしてある。
【0005】また、この他図12に示すように、リテー
ナ8の車外側の脚片10に接合したドリップモール14
の下端に、ドアガラス4と略平行にホルダー部15を延
設し、このホルダー部15によって前述と同様にドアガ
ラス4の振れ止めを行えるようにしたものである。
【0006】これらの類似構造は、例えば実開平2−7
6520号公報に示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ドアガラス4を全閉し
た時のドアガラス4の車室内,外方向の位置は、ドアウ
ェザーストリップ6の反力とドアガラス4の車室内,外
方向の支持剛性の釣り合いで決まって来る。
【0008】しかし、このドアガラス4は図10に示す
ように、ドア本体3内のウエスト部分に配設した図外の
ガラススタビライザや、該ドア本体4のウエスト部分に
突出配置したコーナーピース5等で支持されているた
め、ドアガラス4の上縁部分と前,後縁部分とでは車室
内,外方向の支持剛性にバラツキが不可避的に生じてし
まう。
【0009】この結果、図11,12の何れの場合にあ
っても、ホルダー部13又は15と、ドアガラス4との
間の間隙Sが一定にならず見栄えを損なってしまう。
【0010】また、このような外観上の問題とは別に、
ドアウェザーストリップ6は、ベース部6aの両側縁部
をリテーナ8の溝部9,9に嵌め込んで取り付けるた
め、このドアウェザーストリップ6の取付けに際して
は、始めにリテーナ8を車体1の開口縁部2にビス等の
固着手段(図示省略)により取付けた後、ドアウェザー
ストリップ6のベース部6aをリテーナ8の両脚片1
0,10間に挿入し、そして、該ドアウェザーストリッ
プ6の全長に亘ってベース部6aの両側縁部を溝部9,
9にしごき入れて嵌装しなければならず、取付作業性が
悪くなってしまうことは否めない。
【0011】そこで、本発明はリテーナのホルダー部と
ドアガラスとの間に間隙を生じることがなく外観を向上
することができると共に、取付作業性を一段と向上する
ことができるサッシュレスドア型車のドアウェザースト
リップ構造を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1にあっては、車
体の開口縁部に固着手段により固定したリテーナに装着
したドアウェザーストリップは、リテーナの車外側の端
部内面に一体に固着された固着部と、該固着部からリテ
ーナと離間して車内側に延設されてリテーナとの間に前
記固着手段の挿入用の開口を形成すると共にドアガラス
を車内側から支承する本体部と、この本体部の端末部に
設けられてリテーナの車外側の端部よりも車内側に形成
されたフランジ部に係合する係合固定部と、前記固着部
の車外側の端部からドアガラスと略平行に延設されて先
端部がドアガラス周縁の外側面に当接する硬質部と、こ
の硬質部の先端部近傍から本体部に亘って連設されてド
アガラスの周端縁と当接する軟質材からなるブリッジ部
とを備えている。
【0013】請求項2にあっては、ドアウェザーストリ
ップの係合固定部を係合するフランジ部を、リテーナの
車内側の端部に形成してある。
【0014】請求項3にあっては、ドアウェザーストリ
ップの係合固定部を係合するフランジ部を、車体の開口
縁部を形成する車体構成材のアウタパネルとインナパネ
ルとの接合フランジ部としてある。
【0015】請求項4にあっては、ドアウェザーストリ
ップの硬質部を硬質弾性材料で形成してある。
【0016】請求項5にあっては、ドアウェザーストリ
ップの硬質部を内部に補強芯材を埋設した軟質弾性材料
で形成してある。
【0017】請求項6にあっては、硬質材の補強芯材を
リテーナの車外側の端部をドアガラスと略平行に曲折し
て延設して形成してある。
【0018】請求項7にあっては、硬質部の補強芯材を
延設したリテーナの車外側の端部にはドアガラスと略平
行に曲折した延設基部に近接して複数個のスリットを形
成してある。
【0019】請求項8にあっては、ドアウェザーストリ
ップの係合固定部には車体の開口縁部に延在する内装材
の端末を覆うリップを形成してある。
【0020】請求項9にあっては、リテーナの車外側の
端部と、その上面側に隣接したドリップモールの下端と
の間に形成される間隙を、ドアウェザーストリップの固
着部より延設した上方延設部で覆ってある。
【0021】請求項10にあっては、前述の上方延設部
にドリップモールの下端と係合するモール係合部を形成
してある。
【0022】
【作用】請求項1によれば、ドアガラスを上昇させて全
閉にすると、この上昇過程でドアガラスの周端縁がドア
ウェザーストリップの本体部に摺接してブリッジ部に向
けてガイドされ、該ブリッジ部に当接して撓み変形させ
る。
【0023】これにより、硬質部の先端はブリッジ部に
より車内側へ牽引されてドアガラス面に密接し、ドアウ
ェザーストリップの全周に亘って硬質部とドアガラス面
との間に間隙を生じることがなく、ドアガラスの車外側
への振れはこの硬質部の剛性とリテーナの支持剛性とに
よって確実に抑えられる。
【0024】また、ドアウェザーストリップの取付けに
際しては、このドアウェザーストリップは固着部によっ
てリテーナに一体に固着されているから、リテーナを該
リテーナとドアウェザーストリップの本体部との間に形
成される開口より固着手段を挿入して車体の開口縁部に
固着した後、該本体部の係合固定部を開口縁部側のフラ
ンジ部に係着させればよい。
【0025】従って、ドアウェザーストリップのリテー
ナへの係着部分が一側部のみとなり、しかも、係着固定
部のフランジ部への挿入作業となるから作業を簡単に、
かつ、迅速,適確に行うことができて取付不良を誘発す
ることもなくなる。
【0026】請求項2によれば、ドアウェザーストリッ
プの本体部の係着固定部を係着するフランジ部を、リテ
ーナの車内側の端部を延設して形成してあるので、本体
部の幅寸法を狭めてドアウェザーストリップ全体の幅寸
法を可及的に小さくすることができて、ドアガラス全閉
時におけるドアウェザーストリップの車内側露出面積を
小さくして見栄えを向上できると共に、ドアウェザース
トリップの小型化によりコストダウンを図れる。
【0027】請求項3によれば、ドアウェザーストリッ
プの本体部の係着固定部を係着するフランジ部を、開口
縁部を形成する車体構成材のアウタパネルとインナパネ
ルとの接合フランジ部を有効利用してあるため、リテー
ナの車内側の端部は略フラットに形成できてリテーナを
略への字状断面とすることができ、従って、リテーナの
成形性を向上できると共に小型化できてコスト的,重量
的に有利になると共に、車体の開口縁部の前,後方向の
屈曲形状に合わせて曲折成形し易く、リテーナの成形精
度を高められてドアウェザーストリップの取付け精度を
高めることができる。
【0028】請求項4によれば、ドアウェザーストリッ
プの硬質部を硬質弾性材料で形成してあるので、該硬質
部を固着部およびブリッジ部と共に一体同時押出し成形
が容易でドアウェザーストリップの成形性を些かも損な
うことがない。
【0029】請求項5によれば、ドアウェザーストリッ
プの硬質部を内部に補強芯材を埋設した軟質弾性材料で
形成してあるので、ドアガラス面の保護とドアガラスの
振れ止め剛性の確保との両立化を図ることができる。
【0030】請求項6によれば、補強芯材をリテーナの
車外側端部の延設部で形成してあるため、別部材を必要
とすることなくコスト的に有利に得ることができる。
【0031】請求項7によれば、補強芯材の曲折基部の
近傍に設けられた複数個のスリットの存在により、ドア
ガラス周端縁の当接によるブリッジ部の撓み変形に伴っ
て、硬質部のドアガラス面側への撓み変形追従性が向上
される。
【0032】請求項8によれば、内装材の端末をドアウ
ェザーストリップの係合固定部のリップで被覆できるた
め、ドアウェザーストリップの取付けと、内装材の端末
処理とを同時に行えて作業工数を削減してコストダウン
に大きく寄与することができる。
【0033】請求項9によれば、リテーナの車外側の端
部とドリップモールの下端との間隙が、ドアウェザース
トリップの固着部より延設した上方延設部で被覆される
ため、ドリップモールとの一体感が得られて見栄えを向
上することができる。
【0034】請求項10によれば、前述の上方延設部は
モール係合部によりドリップモールの下端に係合するた
め、ブリッジ部の撓み変形に伴う硬質部のドアガラス面
側への撓み変形によっても、上方延設部が車外側へ移動
してドリップモール下端との間に口開きを生じることが
なく、より一層外観を向上することができる。
【0035】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面と共に詳述す
る。
【0036】図1において、16は車体1の開口縁部2
の上縁側を構成するルーフサイドレールで、アウタパネ
ル16aとインナパネル16bとを接合フランジ17で
一体に接合して閉断面に形成してあり、この開口縁部
2、具体的にはアウタパネル16aの前記接合フランジ
17よりも車外側に形成した下面にドアウェザーストリ
ップ21をリテーナ31を介して取付けてある。
【0037】リテーナ31は固着手段、例えばビス32
により前記開口縁部2に固着してあり、その車外側の端
部にはコ字状の溝部33と、溝部33に続いて脚片34
とを一体に成形してある。
【0038】この実施例では前記脚片34の端部に更に
アウタパネル16aに接合したドリップチャンネル18
とルーフパネル19との接合部分を覆うドリップモール
35を一体に成形してあり、かつ、リテーナ31の車内
側の端部に接合フランジ17と略平行にフランジ部36
を一体に成形してある。
【0039】ドアウェザーストリップ21はリテーナ3
1の溝部33から脚片34の内面に亘って該リテーナ3
1と一体成形により固着した固着部22を有していて、
この固着部22の車内側の端部、具体的にはリテーナ3
1の溝部33に固着した部分から該リテーナ31より離
間して車内側に延びる本体部23を有している。
【0040】本体部23は前記固着部22の溝部33に
固着した部分から硬質弾性材料、例えば硬質ゴムをもっ
て略J字状に延設されて、車内側の端部を車外側へ開く
ことによってリテーナ31との間に前記ビス32の挿入
用の開口24を形成するようにしている(図1一点鎖線
の状態参照)。
【0041】この本体部23の車内側の端末部にはフラ
ンジ部36に差し込み係合する係合固定部25を形成し
てあって、前記開口24よりビス32を挿入してリテー
ナ31を開口縁部2に固着した後、係合固定部25をフ
ランジ部36に係合して固定してある。
【0042】また、本体部23の下端部には車外側へ向
けて軟質弾性材料、例えばスポンジゴムからなる中空の
シールリップ26を一体成形し、このシールリップ26
をドアガラス4の内側面に密接させて、該ドアガラス4
を車内側から支承して所要のシール反力が得られるよう
にしてあると共に、該下端部から車内側へ向けて装飾リ
ップ27を延設し、接合フランジ17を隠蔽するように
してある。
【0043】固着部22の前記脚片34の下面に一体成
形した部分は、後述する硬質部28のドアガラス4の外
側面側への撓み変形を促すためにシールリップ26と同
様にスポンジゴムで形成してある。
【0044】28はこの固着部22の車外側の端部から
ドアガラス4と略平行に延設されて先端部がドアガラス
4周縁の外側面に当接する硬質部で、本実施例にあって
は本体部23と同様に硬質弾性材料、例えば硬質ゴムを
もって一体に成形してあり、かつ、その外表面にモール
30を一体に設けてドリップモール35と一体感が得ら
れるようにしてある。
【0045】29は硬質部28の先端部近傍から本体部
23の中間部位に亘って連設されてドアガラス4の周端
縁と当接するブリッジ部で、このブリッジ部29はシー
ルリップ26と同様にスポンジゴムをもって一体に成形
して、ドアガラス4を上昇してその周端縁が当接すると
柔軟に撓み変形し得るようになっている。
【0046】以上の実施例構造によれば、ドアガラス4
を上昇させて全閉にすると、この上昇過程でドアガラス
4の周端縁がシールリップ26に摺接してブリッジ部2
9に向けてガイドされ、該ブリッジ部29に当接してブ
リッジ部29を上方へ撓み変形させる。
【0047】このブリッジ部29の撓み変形によって硬
質部28の先端はブリッジ部29により車内側へ牽引さ
れてドアガラス4の外側面に当接し、ドアウェザースト
リップ21の全周に亘って硬質部28とドアガラス4面
との間に間隙を生じることがなく、外観を一段と向上す
ることができる。
【0048】硬質部28はリテーナ31の脚片34の内
面に固着した固着部22の車外側の端部からドアガラス
4と略平行に延設されているので、前述のようにその先
端がドアガラス4の周縁に当接している状態で、車体の
振動あるいは高速走行時の負圧によりドアガラス4が車
外側へ振れようとしても、硬質部28自体の剛性とリテ
ーナ31の脚片34の支持剛性とによって、該ドアガラ
ス4の振れ止めを確実に行うことができる。
【0049】一方、ドアウェザーストリップ21の取付
けに際しては、本体部23の下端部を車外側へ開けば、
リテーナ31のフランジ部36との間に開口24が形成
されるから、この開口24よりビス32を挿入して、ビ
ス32によりリテーナ21を開口縁部2に固着した後、
本体部23の係合固定部25をフランジ部26に係着す
ればよい。
【0050】従って、ドアウェザーストリップ21のリ
テーナ31への係着部分が、この車内側の一側部のみと
なり、しかも、フランジ部36の下側から係合固定部2
5を差し込むだけの簡単な作業となり、かつ、係着状況
を目視確認できるから作業を容易に、かつ、迅速,適確
に行うことができる。
【0051】ここで、図1に示すように本体部23の固
着部22との連設基部の内側にノッチ37を設けておけ
ば、該本体部23の車外側への拡開作業をより容易に行
うことができる。
【0052】また、本実施例のように硬質部28を本体
部23と同様に硬質ゴムで形成すれば、この硬質部28
を含めてドアウェザーストリップ21をリテーナ31と
共に一体同時押出し成形することができてコスト的に有
利に得ることができる。
【0053】更に、リテーナ31の車内側の端部にフラ
ンジ部36を延設して、このフランジ部36に本体部2
3の係合固定部25を係着するようにしてあるので、本
体部23の幅寸法を可及的に小さくすることができて、
ドアガラス4の全閉時におけるドアウェザーストリップ
21の車内側露出面積を小さくして見栄えを向上できる
と共に、ドアウェザーストリップ21を小型化できてコ
ストダウンを図ることができる。
【0054】図2に示す実施例は、ドアウェザーストリ
ップ21の本体部23をルーフサイドレール16の接合
フランジ17と略同一位置まで車内側に延設して、この
接合フランジ17に本体部23の端部の係合固定部25
を係着して固定してある。
【0055】また、係合固定部25の下側にはリップ3
8を形成し、ルーフトリム,ピラーガーニッシュ等の内
装材39の端末を係合固定部25の下縁とリップ38と
の間に挿入保持し、該リップ38により内装材39の端
末を覆っている。
【0056】更に、この実施例にあっては硬質部28を
内部に補強芯材40を埋設した軟質弾性材料、例えばス
ポンジゴムで一体成形してある。
【0057】補強芯材40は図示するようにリテーナ3
1の車外側の端部(脚片34)から延設すれば、別部材
を用いることなくコスト的に有利に得ることができる。
【0058】この実施例では前述のようにリテーナ31
の車外側の端部に補強芯材40を延設してあるので、ド
リップチャンネル18には別部材からなるドリップモー
ル20を係着してある。
【0059】この実施例によれば、ドアウェザーストリ
ップ21の本体部23の係着固定部25を、ルーフサイ
ドレール16の接合フランジ17を有効利用して、該接
合フランジ17に係着してあるため、リテーナ31とし
ては図1に示した略チャンネル形断面のものと異なって
フランジ部36のない略への字状断面とすることがで
き、断面形状の単純化によりリテーナ31の成形性を向
上できると共に、リテーナ31の小型化によりコスト
的,重量的に有利となる。
【0060】このリテーナ31の略チャンネル形断面か
ら略への字状断面への断面形状の単純化によって、リテ
ーナ31を図3に示すように開口縁部2の前,後方向の
屈曲形状に合わせて曲折成形する場合に、コーナー部C
でのスプリングバック現象が小さく曲折成形し易くなる
ため、リテーナ31の成形精度を高められてドアウェザ
ーストリップ21の取付け精度を高めることができる。
【0061】また、係合固定部25の下側のリップ38
により内装材39の端末を隠蔽できて、この内装材39
の端末の隠蔽処理を、係合固定部25の接合フランジ1
7への係着作業と併せて同時に行うことができるので作
業工数,部品点数を削減でき、従って、コストダウンに
大きく寄与することができる。
【0062】特に、この実施例では係合固定部25とリ
ップ38との間の溝部分に内装材39の端末を挿入保持
して該端末を隠蔽処理しているので、内装材39の端末
で係合固定部25が接合フランジ17から抜け出るのを
抑えることができて、相互保持効果を得ることができ
る。
【0063】更に、硬質部28は補強芯材40を埋設し
たスポンジゴムで形成してあるため、ドアガラス4面の
保護とドアガラス4の振れ止め剛性の確保との両立化を
図ることができる。
【0064】前記実施例では内装材39の端末を係合固
定部25とリップ38との間の溝部分で挿入保持するよ
うにしているが、この他、図4に示すようにリップ38
を係合保持部25の車内側の側面より突設して、このリ
ップ38によって内装材39の端末を下面側から支持し
て隠蔽処理するようにしてもよい。
【0065】図5,6に示す実施例は、硬質部28の補
強芯材40を延設したリテーナ31の車外側端部である
脚片24に、ドアガラス4と略平行に曲折された補強芯
材40の曲折基部に近接して複数個のスリット41を設
けてある。
【0066】このように、補強芯材40を延設した脚片
34に補強芯材40の曲折基部に近接して複数個のスリ
ット41を設ければ、該脚片34の剛性がやわらげられ
て車内側への撓み性が向上し、ブリッジ部29がドアガ
ラス4の周端縁で突き上げられた時に、硬質部28のド
アガラス4面側への撓み変形の追従性を向上できる利点
がある。
【0067】スリット41はリテーナ31の全長に亘っ
て形成してもよいが、特に図3に示したコーナー部Cで
は補強芯材40,脚片34が曲折成形されて剛性が強ま
る傾向7となるから、このコーナー部Cを中心として前
後方向に所要の長さ範囲で部分的に設けてもよい。
【0068】図7に示す実施例は、ドアウェザーストリ
ップ21の固着部22の車外側の端部に、硬質部28と
反対側に向けて硬質ゴムからなる上方延設部42を一体
に成形し、この上方延設部42をドリップモール20の
下端部外面に当接させて、ドリップモール20の下端と
リテーナ31の車外側の端部との間に形成される間隙を
隠蔽し、ドリップモール20との一体感を出して外観を
向上できるようにしている。
【0069】ここで、図8に示すように上方延設部42
に、ドリップモール20の下端と係合するモール係合部
43を例えばV字溝状に形成すれば、硬質部28がドア
ガラス4面側に撓み変形した際に、上方延設部42が車
外側へ移動してドリップモール20の下端との間に口開
きを生じるのを防止でき、より一層外観を向上すること
ができる。
【0070】モール係合部43としては、前記V字状の
溝構造のものに替えて、図9に示すようにドリップモー
ル20の下端背面に当接する斜面部として形成しても同
様の効果を得ることができる。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば次に列挙する効果が得ら
れる。
【0072】(1)ドアガラスを上昇させてブリッジ部
を撓み変形させることにより、硬質部がドアガラス面側
に牽引されてドアガラス面と当接するので、ドアウェザ
ーストリップの全周に亘って硬質部とドアガラス面との
間に間隙を生じることがなく外観を向上することができ
る。
【0073】(2)硬質部はリテーナと一体の固着部の
車外側の端部からドアガラスと略平行に延設されている
ので、ドアガラスと当接した状態では硬質部自体の剛性
とリテーナによる支持剛性とにより、ドアガラスの振れ
止めを確実に行うことができる。
【0074】(3)ドアウェザーストリップは固着部に
よりリテーナに一体に固着されているので、車体の開口
縁部への取付けに際しては本体部とリテーナとの間に形
成される開口より固着手段を挿入してリテーナを開口縁
部に固着した後、本体部の車内側一側の係合固定部を開
口縁部側のフランジ部に係着すればよいから、ドアウェ
ザーストリップのリテーナへの係着部分がこの車内側の
一側部のみとなり、しかも、フランジ部へ係着固定部を
差し込むだけの簡単な作業で、かつ、係着状況を目視確
認できるので作業を容易に、かつ、迅速,適確に行うこ
とができる。
【0075】(4)係着固定部を係着するフランジ部を
リテーナの車内側の端部に延設することにより、本体部
の幅寸法を狭めてドアウェザーストリップ全体の幅寸法
を小さくすることができるので、ドアガラス全閉時にお
けるドアウェザーストリップの車内側露出面積を小さく
して見栄えを向上できると共に、ドアウェザーストリッ
プの小型化によりコストダウンを図ることができる。
【0076】(5)フランジ部を開口縁部を形成する車
体構成材のアウタパネルとインナパネルとの接合フラン
ジ部を有効利用すれば、リテーナの車内側の端部を略フ
ラットにしてリテーナを略への字状断面とすることがで
きるから、リテーナの成形性を向上できることと併せて
小型化できるのでコスト的におよび重量的に有利に得ら
れると共に、開口縁部の前,後方向の屈曲形状に合わせ
て曲折成形し易くなるので、リテーナの成形精度を高め
られてドアウェザーストリップの取付け精度を高めるこ
とができる。
【0077】(6)硬質部を硬質弾性材料で形成するこ
とにより、硬質部を含めてドアウェザーストリップをリ
テーナと共に一体同時押出し成形することができて成形
性を向上することができる。
【0078】(7)硬質部を内部に補強芯材を埋設した
軟質弾性材料で形成すれば、ドアガラス面の保護とドア
ガラスの振れ止め剛性の確保との両立化を図ることがで
きる。
【0079】(8)補強芯材をリテーナの車外側端部を
延設して形成すれば、別部材を必要とすることなくコス
ト的に有利に得ることができる。
【0080】(9)補強芯材の曲折基部の近傍に複数個
のスリットを形成することにより、リテーナの車外側の
端部の剛性がやわらげられて補強芯材の車内側への撓み
性が向上し、ブリッジ部の撓み変形に伴う硬質部のドア
ガラス面側への撓み変形追従性を向上することができ
る。
【0081】(10)係合固定部に車体の開口縁部に延
在する内装材の端末を覆うリップを一体に形成すること
により、ドアウェザーストリップの取付け作業と併せて
内装材の端末隠蔽処理を同時に行うことができるので、
作業工数を削減してコストダウンに大きく寄与すること
ができる。
【0082】(11)固着部にドリップモールの下端と
リテーナの車外側端部との間に形成される間隙を覆う上
方延設部を設けることにより、ドリップモールとの一体
感が得られて外観を向上することができる。
【0083】(12)上方延設部にドリップモールの下
端と係合するモール係合部を形成すれば、硬質部がドア
ガラス面側に撓み変形した際に、上方延設部が車外側に
撓み変形してドリップモール下端との間に口開きを生じ
るのを回避できるから、外観,品質感をより一層向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図のA−A線に相当す
る断面図。
【図2】本発明の第2実施例を示す断面図。
【図3】リテーナの略示的側面図。
【図4】本発明の第3実施例を示す断面図。
【図5】本発明の第4実施例を示す断面図。
【図6】同実施例のリテーナの斜視図。
【図7】本発明の第5実施例を示す断面図。
【図8】本発明の第6実施例を示す断面図。
【図9】本発明の第7実施例を示す断面図。
【図10】本発明の対象とするサッシュレスドア型車の
略示的側面説明図。
【図11】従来の構造を示す図10のA−A線に相当す
る断面図。
【図12】従来の異なる構造を示す図11と同様の断面
図。
【符号の説明】
1…車体 2…開口縁部 4…ドアガラス 20…ドリップモール 21…ドアウェザーストリップ 22…固着部 23…本体部 24…開口 25…係合固定部 28…硬質部 29…ブリッジ部 31…リテーナ 32…固着手段 36…フランジ部 38…リップ 39…内装材 40…補強芯材 41…スリット 42…上方延設部 43…モール係合部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の開口縁部にドアウェザーストリッ
    プをリテーナを介して固着手段により取付けた構造であ
    って、このドアウェザーストリップは、リテーナの車外
    側の端部内面に一体に固着された固着部と、該固着部か
    らリテーナと離間して車内側に延設されてリテーナとの
    間に前記固着手段の挿入用の開口を形成すると共にドア
    ガラスを車内側から支承する本体部と、この本体部の端
    末部に設けられてリテーナの車外側の端部よりも車内側
    に形成されたフランジ部に係合する係合固定部と、前記
    固着部の車外側の端部からドアガラスと略平行に延設さ
    れて先端部がドアガラス周縁の外側面に当接する硬質部
    と、この硬質部の先端部近傍から本体部に亘って連設さ
    れてドアガラスの周端縁と当接する軟質材からなるブリ
    ッジ部とを備えてなることを特徴とするサッシュレスド
    ア型車のドアウェザーストリップ構造。
  2. 【請求項2】 ドアウェザーストリップの係合固定部を
    係合するフランジ部が、リテーナの車内側の端部に形成
    されていることを特徴とする請求項1記載のサッシュレ
    スドア型車のドアウェザーストリップ構造。
  3. 【請求項3】 ドアウェザーストリップの係合固定部を
    係合するフランジ部が、車体の開口縁部を形成する車体
    構成材のアウタパネルとインナパネルとの接合フランジ
    であることを特徴とする請求項1記載のサッシュレスド
    ア型車のドアウェザーストリップ構造。
  4. 【請求項4】 硬質部が硬質弾性材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項1,2,3記載のサッシュレス
    ドア型車のドアウェザーストリップ構造。
  5. 【請求項5】 硬質部が内部に補強芯材を埋設した軟質
    弾性材料で形成されていることを特徴とする請求項1,
    2,3記載のサッシュレスドア型車のドアウェザースト
    リップ構造。
  6. 【請求項6】 補強芯材がリテーナの車外側の端部から
    ドアガラスと略平行に曲折して延設されていることを特
    徴とする請求項5記載のサッシュレスドア型車のドアウ
    ェザーストリップ構造。
  7. 【請求項7】 補強芯材を延設したリテーナの車外側の
    端部には、補強芯材の延設基部に近接して複数個のスリ
    ットが形成されていることを特徴とする請求項5又は6
    記載のサッシュレスドア型車のドアウェザーストリップ
    構造。
  8. 【請求項8】 ドアウェザーストリップの係合固定部に
    は車体の開口縁部に延在する内装材の端末を覆うリップ
    が形成されていることを特徴とする請求項1,2,3,
    4,5,6,7記載のサッシュレスドア型車のドアウェ
    ザーストリップ構造。
  9. 【請求項9】 リテーナの車外側の端部の上面側にドリ
    ップモールが隣接され、このドリップモールの下端とリ
    テーナの車外側の端部との間に形成される間隙を、ドア
    ウェザーストリップの固着部より延設した上方延設部で
    覆ったことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,
    6,7,8記載のサッシュレスドア型車のドアウェザー
    ストリップ構造。
  10. 【請求項10】 上方延設部にはドリップモールの下端
    と係合するモール係合部が形成されていることを特徴と
    する請求項9記載のサッシュレスドア型車のドアウェザ
    ーストリップ構造。
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