JPH06106972A - 厚み変化を有する長尺物の製造方法 - Google Patents
厚み変化を有する長尺物の製造方法Info
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- JPH06106972A JPH06106972A JP25637192A JP25637192A JPH06106972A JP H06106972 A JPH06106972 A JP H06106972A JP 25637192 A JP25637192 A JP 25637192A JP 25637192 A JP25637192 A JP 25637192A JP H06106972 A JPH06106972 A JP H06106972A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 インライン製造を可能とし、かつ、最終成形
品の外観品質をも向上した厚み変化を有する長尺物の製
造方法を提供すること。 【構成】 長尺物としての自動車用ウインドモールの左
右側頭部12Vを押出直後に所定範囲だけ圧潰して厚み
変化を付与し、冷却後に所定長さに切断する。この場合
において、自動車用ウインドモールに埋設される金属ワ
イヤ22を緊張した状態で、その供給長さを測定するこ
とにより、自動車用ウインドモールの押圧範囲及び切断
長さを決定する。 【効果】 製造効率が向上し、良質な製品を安定して得
ることができる。
品の外観品質をも向上した厚み変化を有する長尺物の製
造方法を提供すること。 【構成】 長尺物としての自動車用ウインドモールの左
右側頭部12Vを押出直後に所定範囲だけ圧潰して厚み
変化を付与し、冷却後に所定長さに切断する。この場合
において、自動車用ウインドモールに埋設される金属ワ
イヤ22を緊張した状態で、その供給長さを測定するこ
とにより、自動車用ウインドモールの押圧範囲及び切断
長さを決定する。 【効果】 製造効率が向上し、良質な製品を安定して得
ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、自動車のフロ
ントガラスと窓枠との隙間に装着される自動車用ウイン
ドモール等の厚み変化を有する長尺物の製造方法に関
し、特に、フロントガラスの左右側領域が上側領域と異
なる断面形状に成形された自動車用ウインドモールのイ
ンライン製造に好適である。
ントガラスと窓枠との隙間に装着される自動車用ウイン
ドモール等の厚み変化を有する長尺物の製造方法に関
し、特に、フロントガラスの左右側領域が上側領域と異
なる断面形状に成形された自動車用ウインドモールのイ
ンライン製造に好適である。
【0002】
【従来の技術】この種の自動車用ウインドモールとし
て、例えば、図11乃至図13に示すものがある。
て、例えば、図11乃至図13に示すものがある。
【0003】図11は自動車のフロントガラスと窓枠と
の隙間に装着された自動車用ウインドモールの全体を示
す斜視図、図12は従来の厚み変化を有する長尺物の製
造方法により製造される自動車用ウインドモールの一次
成形品を示す側面図、図13は従来の厚み変化を有する
長尺物の製造方法により製造される自動車用ウインドモ
ールの最終成形品を示す側面図である。
の隙間に装着された自動車用ウインドモールの全体を示
す斜視図、図12は従来の厚み変化を有する長尺物の製
造方法により製造される自動車用ウインドモールの一次
成形品を示す側面図、図13は従来の厚み変化を有する
長尺物の製造方法により製造される自動車用ウインドモ
ールの最終成形品を示す側面図である。
【0004】図11において、自動車用ウインドモール
は、フロントガラス1の左右両側縁と窓枠2との隙間に
装着される左右側領域Vと、フロントガラス1の上側縁
と窓枠2との隙間に装着される上側領域Hとを具備し、
これらは合成樹脂材料で形成されている。また、図13
に示すように、ワイパー(図示略)により払拭された雨
水がサイドウインド3側へ溢出しないように、前記左右
側領域Vの左右側頭部103Vは、上側領域Hの上側頭
部103Hよりもフロントガラス1の表面から高く突出
されるとともに、上側領域Hの上側頭部103Hは、自
動車の空力特性を考慮してフロントガラス1の表面か
ら、車体の屋根4の前縁に設けられた窓枠2の上面に滑
らかに連続する略平板状に形成されている。即ち、この
自動車用ウインドモールは、下端の支持片101と中央
の接合片102との間に自動車のフロントガラス1の周
縁部を挾持して、フロントガラス1に取付けられる。ま
た、フロントガラス1の左右両側縁に位置する左右側頭
部103Vは、接合片102から上方に離間され、接合
片102との間に凹状の案内部104を形成し、フロン
トガラス1の上側縁に位置する上側頭部103Hは、接
合片102上に密接して重合配置されている。
は、フロントガラス1の左右両側縁と窓枠2との隙間に
装着される左右側領域Vと、フロントガラス1の上側縁
と窓枠2との隙間に装着される上側領域Hとを具備し、
これらは合成樹脂材料で形成されている。また、図13
に示すように、ワイパー(図示略)により払拭された雨
水がサイドウインド3側へ溢出しないように、前記左右
側領域Vの左右側頭部103Vは、上側領域Hの上側頭
部103Hよりもフロントガラス1の表面から高く突出
されるとともに、上側領域Hの上側頭部103Hは、自
動車の空力特性を考慮してフロントガラス1の表面か
ら、車体の屋根4の前縁に設けられた窓枠2の上面に滑
らかに連続する略平板状に形成されている。即ち、この
自動車用ウインドモールは、下端の支持片101と中央
の接合片102との間に自動車のフロントガラス1の周
縁部を挾持して、フロントガラス1に取付けられる。ま
た、フロントガラス1の左右両側縁に位置する左右側頭
部103Vは、接合片102から上方に離間され、接合
片102との間に凹状の案内部104を形成し、フロン
トガラス1の上側縁に位置する上側頭部103Hは、接
合片102上に密接して重合配置されている。
【0005】従来、かかる自動車用ウインドモールを製
造するには、まず、押出工程において、押出成形機(図
示略)により合成樹脂を左右側領域Vの断面形状と同一
断面形状に押出成形する。次に、押出成形した押圧物を
冷却工程において冷却硬化した後、切断工程において左
右一対の左右側領域V及び上側領域Hを含む一定長さに
切断し、図12に示す一次成形品を得る。この一次成形
品は、その全長にわたって左右側領域Vと同一の断面形
状を有し、かつ、頭部103と接合片102との間に凹
状の案内部104が形成されている。その後、上記製造
ラインとは別ラインである接着剤塗布工程及び押圧工程
において、かかる一次成形品の上側領域Hとなる部分の
案内部104の表面に接着剤を塗布し、更に、当該部分
の頭部103を加圧ローラ等により下方に押圧して圧潰
し、接合片102上に密接して重合配置する。これによ
り、図13に示すように、一対の左右側頭部103V間
に上側頭部103Hが連続的に形成された最終成形品と
しての自動車用ウインドモールが完成する。
造するには、まず、押出工程において、押出成形機(図
示略)により合成樹脂を左右側領域Vの断面形状と同一
断面形状に押出成形する。次に、押出成形した押圧物を
冷却工程において冷却硬化した後、切断工程において左
右一対の左右側領域V及び上側領域Hを含む一定長さに
切断し、図12に示す一次成形品を得る。この一次成形
品は、その全長にわたって左右側領域Vと同一の断面形
状を有し、かつ、頭部103と接合片102との間に凹
状の案内部104が形成されている。その後、上記製造
ラインとは別ラインである接着剤塗布工程及び押圧工程
において、かかる一次成形品の上側領域Hとなる部分の
案内部104の表面に接着剤を塗布し、更に、当該部分
の頭部103を加圧ローラ等により下方に押圧して圧潰
し、接合片102上に密接して重合配置する。これによ
り、図13に示すように、一対の左右側頭部103V間
に上側頭部103Hが連続的に形成された最終成形品と
しての自動車用ウインドモールが完成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動車用ウイン
ドモールの成形方法は、上記のように、まず、押出工
程、冷却工程及び切断工程からなる製造ラインにおいて
一次成形品を得た後、接着剤塗布工程及び押圧工程から
なる別の製造ラインにおいて最終成形品を完成するた
め、最終成形品を得るためには、2つの異なる製造ライ
ンが必要となり、生産効率の点で改善する余地がある。
また、接着剤塗布工程において案内部104の表面に塗
布された接着剤が、押圧工程において重合された上側頭
部103H及び接合片102間の隙間から外部に漏出
し、最終成形品の外観品質を損なう可能性がある。
ドモールの成形方法は、上記のように、まず、押出工
程、冷却工程及び切断工程からなる製造ラインにおいて
一次成形品を得た後、接着剤塗布工程及び押圧工程から
なる別の製造ラインにおいて最終成形品を完成するた
め、最終成形品を得るためには、2つの異なる製造ライ
ンが必要となり、生産効率の点で改善する余地がある。
また、接着剤塗布工程において案内部104の表面に塗
布された接着剤が、押圧工程において重合された上側頭
部103H及び接合片102間の隙間から外部に漏出
し、最終成形品の外観品質を損なう可能性がある。
【0007】そこで、本発明においては、インライン製
造を可能とし、かつ、最終成形品の外観品質をも向上し
た厚み変化を有する長尺物の製造方法の提供を課題とす
るものである。
造を可能とし、かつ、最終成形品の外観品質をも向上し
た厚み変化を有する長尺物の製造方法の提供を課題とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる厚み変化
を有する長尺物の製造方法は、押出工程において、離間
して対向する一対のリップ状物間に凹部を形成する断面
形状の合成樹脂製の長尺物を押出成形するとともに、前
記長尺物の長さ方向に金属製のインサートを連続して埋
設固定し、インサート供給工程において、前記インサー
トを前記長尺物に供給し、測長工程において、前記イン
サートの前記長尺物への供給長さを、前記インサートが
前記長尺物に埋設される前に測定し、押圧工程におい
て、前記測長工程における前記インサートの供給長さの
測定値に基き、押出直後で軟化状態にある前記長尺物の
前記リップ状物の押圧範囲を決定し、前記押圧範囲の前
記リップ状物を押圧して互いに接合し、冷却工程におい
て、前記リップ状物を押圧接合された前記長尺物を冷却
硬化し、切断工程において、前記測長工程における前記
インサートの供給長さの測定値に基き、冷却硬化された
前記長尺物の切断位置を決定し、前記長尺物の前記切断
位置を切断するものである。
を有する長尺物の製造方法は、押出工程において、離間
して対向する一対のリップ状物間に凹部を形成する断面
形状の合成樹脂製の長尺物を押出成形するとともに、前
記長尺物の長さ方向に金属製のインサートを連続して埋
設固定し、インサート供給工程において、前記インサー
トを前記長尺物に供給し、測長工程において、前記イン
サートの前記長尺物への供給長さを、前記インサートが
前記長尺物に埋設される前に測定し、押圧工程におい
て、前記測長工程における前記インサートの供給長さの
測定値に基き、押出直後で軟化状態にある前記長尺物の
前記リップ状物の押圧範囲を決定し、前記押圧範囲の前
記リップ状物を押圧して互いに接合し、冷却工程におい
て、前記リップ状物を押圧接合された前記長尺物を冷却
硬化し、切断工程において、前記測長工程における前記
インサートの供給長さの測定値に基き、冷却硬化された
前記長尺物の切断位置を決定し、前記長尺物の前記切断
位置を切断するものである。
【0009】
【作用】本発明においては、押出工程で押出された離間
して対向する一対のリップ状物を、押圧工程で押圧して
互いに接合することにより、長尺物に厚み変化を付与で
きる。即ち、押出直後で軟化状態にある長尺物のリップ
状物を押圧して、リップ状物を互いに接合させるから、
リップ状物の接合はリップ状物自体の塑性変形により行
なえ、接着剤等の特別な手段を必要としない。このと
き、長尺物に埋設すべく供給される金属製のインサート
の供給長さを測定し、その測定値に基き、長尺物のリッ
プ状物の押圧範囲及び長尺物の切断位置を決定するた
め、合成樹脂製の長尺物自体を測長する場合のように、
冷却工程の前後の温度差による収縮により測定値に誤差
を生じるおそれはなく、長尺物の押圧範囲及び切断位置
を正確なものとすることができる。
して対向する一対のリップ状物を、押圧工程で押圧して
互いに接合することにより、長尺物に厚み変化を付与で
きる。即ち、押出直後で軟化状態にある長尺物のリップ
状物を押圧して、リップ状物を互いに接合させるから、
リップ状物の接合はリップ状物自体の塑性変形により行
なえ、接着剤等の特別な手段を必要としない。このと
き、長尺物に埋設すべく供給される金属製のインサート
の供給長さを測定し、その測定値に基き、長尺物のリッ
プ状物の押圧範囲及び長尺物の切断位置を決定するた
め、合成樹脂製の長尺物自体を測長する場合のように、
冷却工程の前後の温度差による収縮により測定値に誤差
を生じるおそれはなく、長尺物の押圧範囲及び切断位置
を正確なものとすることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例の厚み変化を有する
長尺物の製造方法によりインライン製造される長尺物に
ついて説明する。本実施例では、厚み変化を有する長尺
物として、左右側領域V及び上側領域Hからなる自動車
用ウインドモールを例示する。
長尺物の製造方法によりインライン製造される長尺物に
ついて説明する。本実施例では、厚み変化を有する長尺
物として、左右側領域V及び上側領域Hからなる自動車
用ウインドモールを例示する。
【0011】図1は自動車用ウインドモールの左右側領
域を示す断面図、図2は自動車用ウインドモールの上側
領域を示す断面図である。なお、図中、従来例と同一符
号及び同一記号は、従来例の構成部分と同一または相当
部分を示すものであるので、ここでは重複した説明を省
略する。
域を示す断面図、図2は自動車用ウインドモールの上側
領域を示す断面図である。なお、図中、従来例と同一符
号及び同一記号は、従来例の構成部分と同一または相当
部分を示すものであるので、ここでは重複した説明を省
略する。
【0012】本実施例の自動車用ウインドモールは、図
11に示すように、フロントガラス1の左右両側縁と窓
枠2との隙間に装着される左右側領域Vと、フロントガ
ラス1の上側縁と窓枠2との隙間に装着される上側領域
Hとが、合成樹脂材料を押出成形機から押出して長尺状
に一体に連続形成されている。
11に示すように、フロントガラス1の左右両側縁と窓
枠2との隙間に装着される左右側領域Vと、フロントガ
ラス1の上側縁と窓枠2との隙間に装着される上側領域
Hとが、合成樹脂材料を押出成形機から押出して長尺状
に一体に連続形成されている。
【0013】フロントガラス1の左右側領域Vは、合成
樹脂材料を押出成形機から押出して長尺状に一体に連続
形成し、この形態を自動車用ウインドモール自体の基本
的な形状とし、フロントガラス1の左右両側縁と窓枠2
との隙間に挿入される脚部11と、フロントガラス1の
左右両側部の表面側に配置される左右側頭部12Vとを
一体的に備えている。前記脚部11にはフロントガラス
1の周縁部裏面を支持する支持片13と、窓枠2の内面
2bに弾接する保持片14とが突設されている。また、
前記脚部11には、前記支持片13と対向してフロント
ガラス1の表面に接合する接合片15が一体形成されて
いる。この脚部11、支持片13及び保持片14は、接
着剤(図示略)によって車体の左右両側の窓枠2に固着
される。一方、前記左右側頭部12Vは、前記脚部11
の接合片15と対向して接合片15を上側から覆う形状
とされ、フロントガラス1への取付状態で、その上表面
が意匠面として視認されるように形成されている。
樹脂材料を押出成形機から押出して長尺状に一体に連続
形成し、この形態を自動車用ウインドモール自体の基本
的な形状とし、フロントガラス1の左右両側縁と窓枠2
との隙間に挿入される脚部11と、フロントガラス1の
左右両側部の表面側に配置される左右側頭部12Vとを
一体的に備えている。前記脚部11にはフロントガラス
1の周縁部裏面を支持する支持片13と、窓枠2の内面
2bに弾接する保持片14とが突設されている。また、
前記脚部11には、前記支持片13と対向してフロント
ガラス1の表面に接合する接合片15が一体形成されて
いる。この脚部11、支持片13及び保持片14は、接
着剤(図示略)によって車体の左右両側の窓枠2に固着
される。一方、前記左右側頭部12Vは、前記脚部11
の接合片15と対向して接合片15を上側から覆う形状
とされ、フロントガラス1への取付状態で、その上表面
が意匠面として視認されるように形成されている。
【0014】前記接合片15の先端(フロントガラス1
側端部)と前記左右側頭部12Vの先端との間には、ガ
ラス側案内部20Vとしての折曲片16が連続して一体
形成されている。前記折曲片16は、左右側頭部12V
側の内方に屈曲され、その屈曲部分の折曲状態を適宜変
更することにより、左右側頭部12Vのフロントガラス
1の表面からの突出状態、即ち、高さを調節可能とされ
ている。前記ガラス側案内部20Vとしての折曲片16
は、左右側頭部12Vのフロントガラス1側において、
フロントガラス1の左右側縁に沿って延び、かつ、フロ
ントガラス1側に向かって開口している。また、左右側
頭部12Vの窓枠2側には、左右側頭部12Vと接合片
15と折曲片16とにより、所定の断面形状の密閉され
た中空部17Vが形成されている。
側端部)と前記左右側頭部12Vの先端との間には、ガ
ラス側案内部20Vとしての折曲片16が連続して一体
形成されている。前記折曲片16は、左右側頭部12V
側の内方に屈曲され、その屈曲部分の折曲状態を適宜変
更することにより、左右側頭部12Vのフロントガラス
1の表面からの突出状態、即ち、高さを調節可能とされ
ている。前記ガラス側案内部20Vとしての折曲片16
は、左右側頭部12Vのフロントガラス1側において、
フロントガラス1の左右側縁に沿って延び、かつ、フロ
ントガラス1側に向かって開口している。また、左右側
頭部12Vの窓枠2側には、左右側頭部12Vと接合片
15と折曲片16とにより、所定の断面形状の密閉され
た中空部17Vが形成されている。
【0015】前記脚部11の窓枠2側の側部において
は、前記左右側頭部12Vより下部位置の上表面が前記
左右側頭部12Vの意匠面と段差を有して取付状態で視
認される意匠面となり、しかも、窓枠2の内面2bに弾
接するシール片18が連続形成されている。そして、前
記シール片18により、左右側頭部12Vより窓枠2側
において、フロントガラス1の左右側縁に沿って延び、
かつ、上方に開口する断面略コ字状の導水部19が形成
されている。なお、前記左右側頭部12Vの意匠面から
シール片18の意匠面にわたる表面層は、同一の軟質合
成樹脂材料にて形成され、均一な質感の意匠面を構成し
ている。
は、前記左右側頭部12Vより下部位置の上表面が前記
左右側頭部12Vの意匠面と段差を有して取付状態で視
認される意匠面となり、しかも、窓枠2の内面2bに弾
接するシール片18が連続形成されている。そして、前
記シール片18により、左右側頭部12Vより窓枠2側
において、フロントガラス1の左右側縁に沿って延び、
かつ、上方に開口する断面略コ字状の導水部19が形成
されている。なお、前記左右側頭部12Vの意匠面から
シール片18の意匠面にわたる表面層は、同一の軟質合
成樹脂材料にて形成され、均一な質感の意匠面を構成し
ている。
【0016】一方、上側領域Hは、図2に示すように、
フロントガラス1の上側縁と窓枠2との隙間に挿入され
る脚部11と、フロントガラス1の上側縁部の表面側に
配置される上側頭部12Hとを一体的に備えている。前
記脚部11は、前記左右側領域Vの脚部11と同様の構
成であり、支持片13、保持片14及び接合片15が形
成されており、脚部11、支持片13及び保持片14
は、接着剤を介して車体の屋根4の前縁の窓枠2に固着
される。
フロントガラス1の上側縁と窓枠2との隙間に挿入され
る脚部11と、フロントガラス1の上側縁部の表面側に
配置される上側頭部12Hとを一体的に備えている。前
記脚部11は、前記左右側領域Vの脚部11と同様の構
成であり、支持片13、保持片14及び接合片15が形
成されており、脚部11、支持片13及び保持片14
は、接着剤を介して車体の屋根4の前縁の窓枠2に固着
される。
【0017】前記上側頭部12Hは、前記左右側頭部1
2Vと同一形状で押出成形した後、その押出成形したも
の(以下、押出物99という)を、押出成形直後に圧潰
によりその厚さ方向に変形させて形成される。即ち、前
記上側頭部12Hは、左右側頭部12Vよりも前記接合
片15により接近した状態で対向し、また、前記接合片
15の先端側と前記上側頭部12Hの先端側との間に
は、前記左右側領域Vの折曲片16が屈曲部分にて屈曲
されて重合状態で配置され、変形ガラス側案内部20H
となっている。即ち、前記変形された上側頭部12H、
前記接合片15及び前記折曲片16が、フロントガラス
1上において、互いに積層状態となっている。よって、
上側頭部12Hのフロントガラス1側には、前記左右側
頭部12Vにおけるような折曲片16からなるガラス側
案内部20Vは形成されず、上側頭部12Hの窓枠2側
にのみ、変形された上側頭部12Hと接合片15と変形
ガラス側案内部20Hにより、左右側頭部12Vの中空
部17Vよりも小断面積で異なる断面形状の密閉された
変形中空部17Hが形成されている。
2Vと同一形状で押出成形した後、その押出成形したも
の(以下、押出物99という)を、押出成形直後に圧潰
によりその厚さ方向に変形させて形成される。即ち、前
記上側頭部12Hは、左右側頭部12Vよりも前記接合
片15により接近した状態で対向し、また、前記接合片
15の先端側と前記上側頭部12Hの先端側との間に
は、前記左右側領域Vの折曲片16が屈曲部分にて屈曲
されて重合状態で配置され、変形ガラス側案内部20H
となっている。即ち、前記変形された上側頭部12H、
前記接合片15及び前記折曲片16が、フロントガラス
1上において、互いに積層状態となっている。よって、
上側頭部12Hのフロントガラス1側には、前記左右側
頭部12Vにおけるような折曲片16からなるガラス側
案内部20Vは形成されず、上側頭部12Hの窓枠2側
にのみ、変形された上側頭部12Hと接合片15と変形
ガラス側案内部20Hにより、左右側頭部12Vの中空
部17Vよりも小断面積で異なる断面形状の密閉された
変形中空部17Hが形成されている。
【0018】これにより、上側頭部12Hの上表面であ
る意匠面が、左右側頭部12Vの上表面である意匠面よ
りもフロントガラス1に対して低く位置する。また、本
実施例の自動車用ウインドモールは、左右側頭部12V
と上側頭部12Hとの境界部分において、フロントガラ
ス1に対するその高さを、前記左右側頭部12Vの高さ
から上側頭部12Hの高さへと徐々に変化させ、前記左
右側頭部12Vと上側頭部12Hとの間の境界部分に不
連続線が生じないようにしている。
る意匠面が、左右側頭部12Vの上表面である意匠面よ
りもフロントガラス1に対して低く位置する。また、本
実施例の自動車用ウインドモールは、左右側頭部12V
と上側頭部12Hとの境界部分において、フロントガラ
ス1に対するその高さを、前記左右側頭部12Vの高さ
から上側頭部12Hの高さへと徐々に変化させ、前記左
右側頭部12Vと上側頭部12Hとの間の境界部分に不
連続線が生じないようにしている。
【0019】前記脚部11の窓枠2側の側部には、前記
左右側領域Vの場合と同様に、前記上側頭部12Hより
下部位置に、その上表面が前記上側頭部12Hの意匠面
と段差を有して取付状態で視認される意匠面となり、し
かも、窓枠2の内面2bに弾接するシール片18が連続
形成されている。前記シール片18により、上側頭部1
2Hより窓枠2側において、フロントガラス1の上側縁
に沿って延び、かつ、上方に開口する断面略コ字状の導
水部19が形成されている。これにより、上側領域H及
び左右側領域Vの全長にわたって、上側頭部H及び左右
側頭部Vより窓枠2側に導水部19が連続して形成され
ている。なお、前記上側頭部12Hの意匠面からシール
片18の意匠面にわたる表面層は、図示した本実施例に
おいては、同一の軟質合成樹脂材料にて形成され、均一
な質感の意匠面を形成している。
左右側領域Vの場合と同様に、前記上側頭部12Hより
下部位置に、その上表面が前記上側頭部12Hの意匠面
と段差を有して取付状態で視認される意匠面となり、し
かも、窓枠2の内面2bに弾接するシール片18が連続
形成されている。前記シール片18により、上側頭部1
2Hより窓枠2側において、フロントガラス1の上側縁
に沿って延び、かつ、上方に開口する断面略コ字状の導
水部19が形成されている。これにより、上側領域H及
び左右側領域Vの全長にわたって、上側頭部H及び左右
側頭部Vより窓枠2側に導水部19が連続して形成され
ている。なお、前記上側頭部12Hの意匠面からシール
片18の意匠面にわたる表面層は、図示した本実施例に
おいては、同一の軟質合成樹脂材料にて形成され、均一
な質感の意匠面を形成している。
【0020】なお、図1及び図2において、22は補強
及び伸縮防止用にインサートされた金属ワイヤである。
また、図示の例では、フロントガラス1に接触する接合
片15の先端下面、保持片14、シール片18及び左右
側頭部12V及び上側頭部12Hの意匠面からシール片
18の意匠面に至る表面層は、軟質の合成樹脂材料によ
り、それ以外の前記脚部11及び左右側頭部12V及び
上側頭部12Hは硬質の合成樹脂材料により共押出成形
されているが、例えば、少なくともフロントガラス1ま
たは窓枠2に当接する一部または全部を軟質合成樹脂材
料にて、それ以外の部分を硬質合成樹脂材料にて形成す
ることも可能である。
及び伸縮防止用にインサートされた金属ワイヤである。
また、図示の例では、フロントガラス1に接触する接合
片15の先端下面、保持片14、シール片18及び左右
側頭部12V及び上側頭部12Hの意匠面からシール片
18の意匠面に至る表面層は、軟質の合成樹脂材料によ
り、それ以外の前記脚部11及び左右側頭部12V及び
上側頭部12Hは硬質の合成樹脂材料により共押出成形
されているが、例えば、少なくともフロントガラス1ま
たは窓枠2に当接する一部または全部を軟質合成樹脂材
料にて、それ以外の部分を硬質合成樹脂材料にて形成す
ることも可能である。
【0021】次に、上記のように構成された自動車用ウ
インドモールをインライン製造するための製造装置を説
明し、併せて、その製造装置を使用した自動車用ウイン
ドモールの製造方法を説明する。
インドモールをインライン製造するための製造装置を説
明し、併せて、その製造装置を使用した自動車用ウイン
ドモールの製造方法を説明する。
【0022】図3は本発明の一実施例の厚み変化を有す
る長尺物の製造方法により製造される自動車用ウインド
モールの製造装置の概略側面図である。
る長尺物の製造方法により製造される自動車用ウインド
モールの製造装置の概略側面図である。
【0023】図に示すように、押出成形機41の前段に
は供給リール31が配設されるとともに、供給リール3
1にはインサートとしての金属ワイヤ22が巻回され、
その先端を押出成形機41内に供給可能となっている。
なお、本実施例の金属ワイヤ22としては、周囲に接着
剤を塗布済の黄銅線が使用されるが、これは金属製で、
かつ、インサートとして使用可能なものであればよい。
押出成形機41内には測長機32が配設され、前記供給
リール31から供給される金属ワイヤ22の長さを測定
して、押出成形機41の押出ヘッド42に移送する。こ
れにより、押出ヘッド42から押出される左右側領域V
と同一断面形状の押出物99の長さ方向に、金属ワイヤ
22が連続して埋設固定される。
は供給リール31が配設されるとともに、供給リール3
1にはインサートとしての金属ワイヤ22が巻回され、
その先端を押出成形機41内に供給可能となっている。
なお、本実施例の金属ワイヤ22としては、周囲に接着
剤を塗布済の黄銅線が使用されるが、これは金属製で、
かつ、インサートとして使用可能なものであればよい。
押出成形機41内には測長機32が配設され、前記供給
リール31から供給される金属ワイヤ22の長さを測定
して、押出成形機41の押出ヘッド42に移送する。こ
れにより、押出ヘッド42から押出される左右側領域V
と同一断面形状の押出物99の長さ方向に、金属ワイヤ
22が連続して埋設固定される。
【0024】押出成形機41の押出ヘッド42の近傍に
は受治具43と加圧ローラ44が配設されている。加圧
ローラ44は同図の二点鎖線位置と実線位置との間で移
動制御される。そして、押出ヘッド42から左右側領域
Vが押出されるときには、加圧ローラ44が退避位置で
ある鎖線位置に退避し、左右側領域Vが押出ヘッド42
の押出形状と同一の自動車用ウインドモール形状、つま
り、図1に示す断面形状に成形される。また、上側領域
Hが形成されるときには、加圧ローラ44が加圧位置で
ある実線位置方向に移動配置され、押出ヘッド42から
押出直後で軟化状態にある自動車用ウインドモールの頭
部(左右側頭部12V)が加圧ローラ44により圧潰さ
れる。なお、前記加圧ローラ44を上下動させる移動手
段として、本実施例では、加圧ローラ44の軸44aに
エアシリンダ(図示略)のピストン軸の先端を接続する
とともに、エアシリンダをソレノイドバルブにより駆動
する構成を採用している。このとき使用される前記受治
具43と加圧ローラ44は、前記エアシリンダ及びソレ
ノイドバルブ等とともに本実施例の押圧成型機50を構
成する。
は受治具43と加圧ローラ44が配設されている。加圧
ローラ44は同図の二点鎖線位置と実線位置との間で移
動制御される。そして、押出ヘッド42から左右側領域
Vが押出されるときには、加圧ローラ44が退避位置で
ある鎖線位置に退避し、左右側領域Vが押出ヘッド42
の押出形状と同一の自動車用ウインドモール形状、つま
り、図1に示す断面形状に成形される。また、上側領域
Hが形成されるときには、加圧ローラ44が加圧位置で
ある実線位置方向に移動配置され、押出ヘッド42から
押出直後で軟化状態にある自動車用ウインドモールの頭
部(左右側頭部12V)が加圧ローラ44により圧潰さ
れる。なお、前記加圧ローラ44を上下動させる移動手
段として、本実施例では、加圧ローラ44の軸44aに
エアシリンダ(図示略)のピストン軸の先端を接続する
とともに、エアシリンダをソレノイドバルブにより駆動
する構成を採用している。このとき使用される前記受治
具43と加圧ローラ44は、前記エアシリンダ及びソレ
ノイドバルブ等とともに本実施例の押圧成型機50を構
成する。
【0025】この上側領域Hが形成されるとき、自動車
用ウインドモールの頭部(左右側頭部12V)内の中空
部17Vが頭部(左右側頭部12V)の変形を許容して
いる。これにより、上側領域Hが図2に示す断面形状に
成形され、上側頭部12Hに左右側頭部12Vの中空部
17Vより小断面積で異なる断面形状の変形中空部17
Hが形成される。これと同時に、上側頭部12Hの折曲
片16が屈曲部分にて屈曲されてその外面を互いに重合
して変形ガラス側案内部20Hとするとともに、接合片
15上に重合する。
用ウインドモールの頭部(左右側頭部12V)内の中空
部17Vが頭部(左右側頭部12V)の変形を許容して
いる。これにより、上側領域Hが図2に示す断面形状に
成形され、上側頭部12Hに左右側頭部12Vの中空部
17Vより小断面積で異なる断面形状の変形中空部17
Hが形成される。これと同時に、上側頭部12Hの折曲
片16が屈曲部分にて屈曲されてその外面を互いに重合
して変形ガラス側案内部20Hとするとともに、接合片
15上に重合する。
【0026】押圧成型機50としての受治具43と加圧
ローラ44を通過した押出成形品100は、冷却水槽4
5に送られ、ここで冷却硬化されて前述した形状に保持
される。更に、押出成形品100は引出ローラ46によ
り引出されて切断機47側に移送される。切断機47に
到来するまでに、硬化させて、通常の商品とした押出成
形品100は、切断機47により所定の長さ、即ち、フ
ロントガラス1の左右両側縁及び上側縁の合計の長さに
切断され、最終成形品としての自動車用ウインドモール
とされる。
ローラ44を通過した押出成形品100は、冷却水槽4
5に送られ、ここで冷却硬化されて前述した形状に保持
される。更に、押出成形品100は引出ローラ46によ
り引出されて切断機47側に移送される。切断機47に
到来するまでに、硬化させて、通常の商品とした押出成
形品100は、切断機47により所定の長さ、即ち、フ
ロントガラス1の左右両側縁及び上側縁の合計の長さに
切断され、最終成形品としての自動車用ウインドモール
とされる。
【0027】更に、本発明の一実施例における自動車用
ウインドモールの製造装置の測長機32及び加圧ローラ
44について詳述し、併せて加圧ローラ44及び切断機
47の制御系について説明する。
ウインドモールの製造装置の測長機32及び加圧ローラ
44について詳述し、併せて加圧ローラ44及び切断機
47の制御系について説明する。
【0028】図4は本発明の一実施例による厚み変化を
有する長尺物の製造方法において使用される測長機を示
す側面図、図5は本発明の一実施例による厚み変化を有
する長尺物の製造方法において使用される測長機の挾圧
手段を示す正面図、図6は本発明の一実施例による厚み
変化を有する長尺物の製造方法において使用される測長
機の測長ローラを示す正面図である。図7乃至図9は本
発明の一実施例による厚み変化を有する長尺物の製造方
法において使用される押圧成型機50の概略構成図で、
図7は押圧解除状態を、図8は押圧状態を示す説明図、
図9は同じく押圧状態を示す側面図である。そして、図
10は本発明の一実施例による厚み変化を有する長尺物
の製造方法において使用される製造装置の制御回路図で
ある。
有する長尺物の製造方法において使用される測長機を示
す側面図、図5は本発明の一実施例による厚み変化を有
する長尺物の製造方法において使用される測長機の挾圧
手段を示す正面図、図6は本発明の一実施例による厚み
変化を有する長尺物の製造方法において使用される測長
機の測長ローラを示す正面図である。図7乃至図9は本
発明の一実施例による厚み変化を有する長尺物の製造方
法において使用される押圧成型機50の概略構成図で、
図7は押圧解除状態を、図8は押圧状態を示す説明図、
図9は同じく押圧状態を示す側面図である。そして、図
10は本発明の一実施例による厚み変化を有する長尺物
の製造方法において使用される製造装置の制御回路図で
ある。
【0029】測長機32は、前記供給リール31寄りに
挾圧手段33を配置している。挾圧手段33は、図5に
示すように、固定軸34を前記供給リール31からの金
属ワイヤ22と直交する方向に配置するとともに、固定
軸34の長さ方向略中央に金属ワイヤ22を挿通可能な
挿通孔34aを有している。前記固定軸34の挿通孔3
4aの一側には円板状の固定板35が固定されるととも
に、他側には円板状の移動板36が対向配置されてい
る。移動板36は、ばね部材37により固定板35に向
けて付勢され、固定軸34の挿通孔34aを通過する金
属ワイヤー22を固定板35との間で弾性的に挾圧す
る。一方、測長機32の前記押出成形機41寄りには図
6に示す測長ローラ38がその回動軸38aを前記挾圧
手段33の固定軸34と同一方向に配置され、周方向に
凹設された案内溝38bに前記挾圧手段33からの金属
ワイヤ22を巻き掛けるようになっている。これによ
り、供給リール31からの金属ワイヤ22が、挾圧手段
33と測長ローラ38との間で所定の張力を付与されて
緊張状態とされ、前記押出ヘッド42へと移送されて、
前記押出物99内に埋設されて押出される。
挾圧手段33を配置している。挾圧手段33は、図5に
示すように、固定軸34を前記供給リール31からの金
属ワイヤ22と直交する方向に配置するとともに、固定
軸34の長さ方向略中央に金属ワイヤ22を挿通可能な
挿通孔34aを有している。前記固定軸34の挿通孔3
4aの一側には円板状の固定板35が固定されるととも
に、他側には円板状の移動板36が対向配置されてい
る。移動板36は、ばね部材37により固定板35に向
けて付勢され、固定軸34の挿通孔34aを通過する金
属ワイヤー22を固定板35との間で弾性的に挾圧す
る。一方、測長機32の前記押出成形機41寄りには図
6に示す測長ローラ38がその回動軸38aを前記挾圧
手段33の固定軸34と同一方向に配置され、周方向に
凹設された案内溝38bに前記挾圧手段33からの金属
ワイヤ22を巻き掛けるようになっている。これによ
り、供給リール31からの金属ワイヤ22が、挾圧手段
33と測長ローラ38との間で所定の張力を付与されて
緊張状態とされ、前記押出ヘッド42へと移送されて、
前記押出物99内に埋設されて押出される。
【0030】測長ローラ38の回動軸38aには図10
に示すロータリエンコーダ39が接続され、測長ローラ
38の回転量に対応するパルスを出力する。また、ロー
タリエンコーダ39のパルス出力は、図10に示すよう
に、移動距離演算手段61に入力されてカウンタにより
計数され、移動距離演算手段61により金属ワイヤ22
の移動距離、即ち、測長ローラ38により移送された金
属ワイヤ22の供給長さが演算される。このとき、金属
ワイヤ22は挾圧手段33及び測長ローラ38間を緊張
状態で移送されるため、ロータリエンコーダ39のパル
ス出力は測長ローラ38を通過する金属ワイヤ22の長
さと正確に比例し、その測定に誤差を生じることはな
い。
に示すロータリエンコーダ39が接続され、測長ローラ
38の回転量に対応するパルスを出力する。また、ロー
タリエンコーダ39のパルス出力は、図10に示すよう
に、移動距離演算手段61に入力されてカウンタにより
計数され、移動距離演算手段61により金属ワイヤ22
の移動距離、即ち、測長ローラ38により移送された金
属ワイヤ22の供給長さが演算される。このとき、金属
ワイヤ22は挾圧手段33及び測長ローラ38間を緊張
状態で移送されるため、ロータリエンコーダ39のパル
ス出力は測長ローラ38を通過する金属ワイヤ22の長
さと正確に比例し、その測定に誤差を生じることはな
い。
【0031】ここで、上記した押出物99の押出時にお
いて、金属ワイヤ22の周面に塗布された接着剤が、押
出時の合成樹脂の溶融熱により溶解され、押出物99が
冷却硬化されると再度硬化して、押出物99内で金属ワ
イヤ22と合成樹脂とを接着保持し、互いの位置ずれを
防止している。これにより、押出ヘッド42から押出さ
れた押出物99は、冷却による温度差による収縮を金属
ワイヤ22により規制され、押出物99及び押出成形品
100の長さは、埋設された金属ワイヤ22の長さと同
一となる。よって、押出物99の押出長さ及び押出物9
9の冷却後の押出成形品100の移送長さは、常に金属
ワイヤ22の供給長さと同一となるため、金属ワイヤ2
2の供給長さを測定することにより、押出物99の押圧
範囲、即ち、加圧ローラ44による押圧開始位置及び押
圧解除位置の決定、並びに押出成形品100の切断位置
を決定することができる。
いて、金属ワイヤ22の周面に塗布された接着剤が、押
出時の合成樹脂の溶融熱により溶解され、押出物99が
冷却硬化されると再度硬化して、押出物99内で金属ワ
イヤ22と合成樹脂とを接着保持し、互いの位置ずれを
防止している。これにより、押出ヘッド42から押出さ
れた押出物99は、冷却による温度差による収縮を金属
ワイヤ22により規制され、押出物99及び押出成形品
100の長さは、埋設された金属ワイヤ22の長さと同
一となる。よって、押出物99の押出長さ及び押出物9
9の冷却後の押出成形品100の移送長さは、常に金属
ワイヤ22の供給長さと同一となるため、金属ワイヤ2
2の供給長さを測定することにより、押出物99の押圧
範囲、即ち、加圧ローラ44による押圧開始位置及び押
圧解除位置の決定、並びに押出成形品100の切断位置
を決定することができる。
【0032】まず、移動距離演算手段61は、演算結果
に基き、金属ワイヤ22の移動距離が指定された長さに
なるとソレノイドバルブ及びエアシリンダを駆動して、
左右側頭部12Vから上側頭部12Hに、また、上側頭
部12Hから左右側頭部12Vに、加圧ローラ44の高
さを製品形状に合わせ変化させるよう制御を行なう。
に基き、金属ワイヤ22の移動距離が指定された長さに
なるとソレノイドバルブ及びエアシリンダを駆動して、
左右側頭部12Vから上側頭部12Hに、また、上側頭
部12Hから左右側頭部12Vに、加圧ローラ44の高
さを製品形状に合わせ変化させるよう制御を行なう。
【0033】即ち、ロータリエンコーダ39のパルス出
力は、金属ワイヤ22の移動距離に比例するが、これは
自動車用ウインドモールを押出ヘッド42から押出した
距離と同一であるため、結果として、自動車用ウインド
モールの押出した距離に比例するロータリエンコーダ3
9のパルス出力が、移動距離演算手段61に入力される
ことになり、そこで自動車用ウインドモールの移動距離
が計算される。そして、自動車用ウインドモールの移動
距離が押出開始後指定された距離長になると、移動距離
演算手段61はソレイノイドバルブ及びエアシリンダを
駆動して、加圧ローラ44を下動させ、左右側頭部12
Vから上側頭部12Hに移行するように、製品形状に合
わせ押圧力を増加させて、左右側頭部12Vの高さを上
側頭部12Hの高さになるように製品形状に合わせ圧力
を調整する。その後、移動距離演算手段61は、ソレノ
イドバルブ及びエアシリンダを介して、加圧ローラ44
が上側頭部12Hに相当する距離の間は押圧位置を維持
するよう圧力制御する。
力は、金属ワイヤ22の移動距離に比例するが、これは
自動車用ウインドモールを押出ヘッド42から押出した
距離と同一であるため、結果として、自動車用ウインド
モールの押出した距離に比例するロータリエンコーダ3
9のパルス出力が、移動距離演算手段61に入力される
ことになり、そこで自動車用ウインドモールの移動距離
が計算される。そして、自動車用ウインドモールの移動
距離が押出開始後指定された距離長になると、移動距離
演算手段61はソレイノイドバルブ及びエアシリンダを
駆動して、加圧ローラ44を下動させ、左右側頭部12
Vから上側頭部12Hに移行するように、製品形状に合
わせ押圧力を増加させて、左右側頭部12Vの高さを上
側頭部12Hの高さになるように製品形状に合わせ圧力
を調整する。その後、移動距離演算手段61は、ソレノ
イドバルブ及びエアシリンダを介して、加圧ローラ44
が上側頭部12Hに相当する距離の間は押圧位置を維持
するよう圧力制御する。
【0034】これによって、加圧ローラ44が図7の待
機位置から図8の押圧位置に変位し、押出物99の頭部
(左右側頭部12V)内の中空部17Vが頭部(左右側
頭部12V)の変形を許容しているから、押出ヘッド4
2から押出直後で軟化状態にある押出物99の頭部(左
右側頭部12V)が加圧ローラ44により圧潰される。
これによって、上側領域Hは図2及び図8に示す断面形
状に成形され、上側頭部12Hに左右側頭部12Vの中
空部17Vより小断面積で異なる断面形状の変形中空部
17Hが形成される。これと同時に、上側頭部12Hの
折曲片16が屈曲部分にて屈曲されてその外面を互いに
重合して変形ガラス側案内部20Hとするとともに、接
合片15上に重合される。なお、上記した左右側頭部1
2Vから上側頭部12Hへの変形は、その塑性変形を利
用して行なうため、折曲片16表面への接着剤の塗布等
の特別な工程は不要である。
機位置から図8の押圧位置に変位し、押出物99の頭部
(左右側頭部12V)内の中空部17Vが頭部(左右側
頭部12V)の変形を許容しているから、押出ヘッド4
2から押出直後で軟化状態にある押出物99の頭部(左
右側頭部12V)が加圧ローラ44により圧潰される。
これによって、上側領域Hは図2及び図8に示す断面形
状に成形され、上側頭部12Hに左右側頭部12Vの中
空部17Vより小断面積で異なる断面形状の変形中空部
17Hが形成される。これと同時に、上側頭部12Hの
折曲片16が屈曲部分にて屈曲されてその外面を互いに
重合して変形ガラス側案内部20Hとするとともに、接
合片15上に重合される。なお、上記した左右側頭部1
2Vから上側頭部12Hへの変形は、その塑性変形を利
用して行なうため、折曲片16表面への接着剤の塗布等
の特別な工程は不要である。
【0035】ここで、前記加圧ローラ44が回転せず停
止している場合は、押出物99の移動に伴い、押出物9
9と加圧ローラ44の周面との間に抵抗を生じるため、
図9中二点鎖線で示すように、加圧ローラ44の上流に
て押出物99の上面形状に歪が生じて皺となり、製品不
良の原因となる可能性がある。しかし、本実施例では、
図9に示すように、加圧ローラ44は押出物99の移送
に伴い従動回転するようになっているため、押出物99
との間の抵抗を低減して、押出物99の所定断面形状を
維持し、また、押出物99を押圧及び圧潰する方向への
加重を容易にしている。
止している場合は、押出物99の移動に伴い、押出物9
9と加圧ローラ44の周面との間に抵抗を生じるため、
図9中二点鎖線で示すように、加圧ローラ44の上流に
て押出物99の上面形状に歪が生じて皺となり、製品不
良の原因となる可能性がある。しかし、本実施例では、
図9に示すように、加圧ローラ44は押出物99の移送
に伴い従動回転するようになっているため、押出物99
との間の抵抗を低減して、押出物99の所定断面形状を
維持し、また、押出物99を押圧及び圧潰する方向への
加重を容易にしている。
【0036】なお、前記受治具43には受ガイド43a
を有し、自動車用ウインドモールの支持片13と接合片
15との間の位置設定を行ない、本実施例では、支持片
13と接合片15との間の位置を自動車用ウインドモー
ルの基準位置としている。
を有し、自動車用ウインドモールの支持片13と接合片
15との間の位置設定を行ない、本実施例では、支持片
13と接合片15との間の位置を自動車用ウインドモー
ルの基準位置としている。
【0037】そして、自動車用ウインドモールの押圧距
離が押圧開始後指定された距離長になると、上記とは逆
に、移動距離演算手段61はソレイノイドバルブ及びエ
アシリンダを駆動制御して、加圧ローラ44を上動さ
せ、上側頭部12Hから左右側頭部12Vに移行するよ
うに、製品形状に合わせ押圧力を減少させて、上側頭部
12Hの高さを左右側頭部12Vの高さになるように製
品形状に合わせ圧力を調整する。その後、移動距離演算
手段61は、最終的にソレノイドバルブ及びエアシリン
ダを駆動停止して、加圧ローラ44を図8の押圧位置か
ら図7の待機位置に復帰させ、以後の左右側領域Vの形
成を許容する。
離が押圧開始後指定された距離長になると、上記とは逆
に、移動距離演算手段61はソレイノイドバルブ及びエ
アシリンダを駆動制御して、加圧ローラ44を上動さ
せ、上側頭部12Hから左右側頭部12Vに移行するよ
うに、製品形状に合わせ押圧力を減少させて、上側頭部
12Hの高さを左右側頭部12Vの高さになるように製
品形状に合わせ圧力を調整する。その後、移動距離演算
手段61は、最終的にソレノイドバルブ及びエアシリン
ダを駆動停止して、加圧ローラ44を図8の押圧位置か
ら図7の待機位置に復帰させ、以後の左右側領域Vの形
成を許容する。
【0038】押圧成型機50としての受治具43と加圧
ローラ44を通過し、引出ローラ46によって引出され
た押出成形品100は、冷却水槽45に送られ、ここで
冷却硬化され、前述した所定の断面形状に保持され、更
に図示しない搬送・引出ローラにより切断機47へと移
送され、所定の長さに切断される。
ローラ44を通過し、引出ローラ46によって引出され
た押出成形品100は、冷却水槽45に送られ、ここで
冷却硬化され、前述した所定の断面形状に保持され、更
に図示しない搬送・引出ローラにより切断機47へと移
送され、所定の長さに切断される。
【0039】即ち、移動距離演算手段61は、測長機3
2のロータリエンコーダ39のパルス出力により、現
在、押出成形品100の何れの個所が切断機47部分に
位置するか判断している。そして、移動距離演算手段6
1は、ロータリエンコーダ39のパルス出力により、上
側頭部12Hを中央として両側に左右側頭部12Vが所
定長さ位置するように、押出成形品100の長さ、即
ち、フロントガラス1の左右両側縁及び上側縁の合計の
長さを測定し、移送方向先端側に位置する左右側領域V
の先端から切断機47を通過した押出成形品100の長
さがその長さになったとき、切断機47を動作させる。
これにより、押出成形品100が切断され、本実施例の
自動車用ウインドモールが完成する。以後、上記した手
順が必要回数反復される。
2のロータリエンコーダ39のパルス出力により、現
在、押出成形品100の何れの個所が切断機47部分に
位置するか判断している。そして、移動距離演算手段6
1は、ロータリエンコーダ39のパルス出力により、上
側頭部12Hを中央として両側に左右側頭部12Vが所
定長さ位置するように、押出成形品100の長さ、即
ち、フロントガラス1の左右両側縁及び上側縁の合計の
長さを測定し、移送方向先端側に位置する左右側領域V
の先端から切断機47を通過した押出成形品100の長
さがその長さになったとき、切断機47を動作させる。
これにより、押出成形品100が切断され、本実施例の
自動車用ウインドモールが完成する。以後、上記した手
順が必要回数反復される。
【0040】なお、本実施例では、切断機47が1台の
使用態様を前提に説明した。しかし、本発明を実施する
場合には、2台の切断機を使用し、上側頭部12Hの長
さの中央を中心として、同時に押出成形品100の両側
の左右側頭部12Vを切断することも可能である。
使用態様を前提に説明した。しかし、本発明を実施する
場合には、2台の切断機を使用し、上側頭部12Hの長
さの中央を中心として、同時に押出成形品100の両側
の左右側頭部12Vを切断することも可能である。
【0041】こうして成形された自動車用ウインドモー
ルは、自動車製造ラインに搬入されて、車体の窓枠2と
フロントガラス1との隙間に装着される。この場合、フ
ロントガラス1の左右側領域V及び上側領域Hの脚部1
1は、フロントガラス1の左右両側縁及び上側縁と窓枠
2との隙間に連続して挿着され、接着剤により窓枠に固
着される。すると、図1に示すように、左右側領域Vの
左右側頭部12Vが、フロントガラス1の表面から高く
突出した状態で、フロントガラス1の左右両側縁部に配
置されて、そのシール片18を窓枠2の内面2bに弾接
させて窓枠2との隙間を覆うとともに、窓枠2との間に
導水部19を形成する。また、図2に示すように、上側
領域Hの上側頭部12Hが、フロントガラス1の表面か
ら低く突出した状態で、フロントガラス1の上側縁部に
配置されて、そのシール片18を窓枠2の内面2bに弾
接させて窓枠2との隙間を覆うとともに、窓枠2との間
で前記左右側領域Vの導水部19と連続する導水部19
を形成する。
ルは、自動車製造ラインに搬入されて、車体の窓枠2と
フロントガラス1との隙間に装着される。この場合、フ
ロントガラス1の左右側領域V及び上側領域Hの脚部1
1は、フロントガラス1の左右両側縁及び上側縁と窓枠
2との隙間に連続して挿着され、接着剤により窓枠に固
着される。すると、図1に示すように、左右側領域Vの
左右側頭部12Vが、フロントガラス1の表面から高く
突出した状態で、フロントガラス1の左右両側縁部に配
置されて、そのシール片18を窓枠2の内面2bに弾接
させて窓枠2との隙間を覆うとともに、窓枠2との間に
導水部19を形成する。また、図2に示すように、上側
領域Hの上側頭部12Hが、フロントガラス1の表面か
ら低く突出した状態で、フロントガラス1の上側縁部に
配置されて、そのシール片18を窓枠2の内面2bに弾
接させて窓枠2との隙間を覆うとともに、窓枠2との間
で前記左右側領域Vの導水部19と連続する導水部19
を形成する。
【0042】なお、上記説明では、自動車用ウインドモ
ールが自動車製造ラインにおいてフロントガラス1と窓
枠2との隙間に装着されるが、自動車用ウインドモール
をフロントガラス1に先付けしたのち、その組立部品を
自動車製造ラインに搬入し、自動組付機を使用して車体
に組付けることも可能である。
ールが自動車製造ラインにおいてフロントガラス1と窓
枠2との隙間に装着されるが、自動車用ウインドモール
をフロントガラス1に先付けしたのち、その組立部品を
自動車製造ラインに搬入し、自動組付機を使用して車体
に組付けることも可能である。
【0043】このように、本実施例の自動車用ウインド
モール等の厚み変化を有する長尺物の製造方法は、フロ
ントガラス1と窓枠2との隙間に連続して装着され、下
部に支持片13を形成した脚部11と、前記脚部11に
連続形成され、前記脚部11の支持片13とともに前記
フロントガラス1を挾持する接合片15と、前記脚部1
1に連続形成され、前記フロントガラス1と窓枠2との
隙間から露出する頭部12とを具備する自動車用ウイン
ドモールにおいて、前記フロントガラス1の左右側領域
Vの左右側頭部12Vと前記接合片15との間を離間し
て凹状の案内部20Vを形成する断面形状の押出物99
を合成樹脂を押出して成形するとともに、接着剤を周面
に塗布済のインサートとしての金属ワイヤ22を前記押
出物99に供給して、その長さ方向に連続して埋設固定
し、一方、前記金属ワイヤ22の前記押出物99への供
給長さを、前記金属ワイヤ22が前記押出物99に埋設
される前に測定し、前記金属ワイヤ22の供給長さの測
定値に基き、押出直後で軟化状態にある前記押出物99
の前記左右側頭部12Vの押圧範囲を決定し、前記押圧
範囲の前記左右側頭部12Vを押圧して接合片15上に
重合して接合することにより上側頭部12Hを形成し、
その後、前記上側頭部12Hを接合片15上に押圧接合
された前記押出物99を冷却硬化して押出成形品100
とし、前記金属ワイヤ22の供給長さの測定値に基き、
冷却硬化された前記押出成形品100の切断位置を決定
し、前記押出成形品100の前記切断位置を切断して自
動車用ウインドモールを形成するものである。
モール等の厚み変化を有する長尺物の製造方法は、フロ
ントガラス1と窓枠2との隙間に連続して装着され、下
部に支持片13を形成した脚部11と、前記脚部11に
連続形成され、前記脚部11の支持片13とともに前記
フロントガラス1を挾持する接合片15と、前記脚部1
1に連続形成され、前記フロントガラス1と窓枠2との
隙間から露出する頭部12とを具備する自動車用ウイン
ドモールにおいて、前記フロントガラス1の左右側領域
Vの左右側頭部12Vと前記接合片15との間を離間し
て凹状の案内部20Vを形成する断面形状の押出物99
を合成樹脂を押出して成形するとともに、接着剤を周面
に塗布済のインサートとしての金属ワイヤ22を前記押
出物99に供給して、その長さ方向に連続して埋設固定
し、一方、前記金属ワイヤ22の前記押出物99への供
給長さを、前記金属ワイヤ22が前記押出物99に埋設
される前に測定し、前記金属ワイヤ22の供給長さの測
定値に基き、押出直後で軟化状態にある前記押出物99
の前記左右側頭部12Vの押圧範囲を決定し、前記押圧
範囲の前記左右側頭部12Vを押圧して接合片15上に
重合して接合することにより上側頭部12Hを形成し、
その後、前記上側頭部12Hを接合片15上に押圧接合
された前記押出物99を冷却硬化して押出成形品100
とし、前記金属ワイヤ22の供給長さの測定値に基き、
冷却硬化された前記押出成形品100の切断位置を決定
し、前記押出成形品100の前記切断位置を切断して自
動車用ウインドモールを形成するものである。
【0044】したがって、本実施例は、押出物99の左
右側頭部12Vを接合片15に向けて押圧して接合し、
上側頭部12Hとすることにより、押出物99に厚み変
化を付与して左右側頭部12V及び上側頭部12Hを連
続的に形成できる。即ち、押出直後で軟化状態にある押
出物99の左右側頭部12Vを押圧して、接合片15上
に接合させるから、左右側頭部12V及び接合片15の
接合はこれら自体の塑性変形により行なえ、カラス側案
内部20Vに接着剤を塗布して接着する等の特別な手段
を必要としない。その結果、接着剤塗布工程等の余分な
工程を削減して製造効率を向上し、かつ、接着剤が変形
後に変形ガラス側案内部20Hから漏出して、外観品質
を損なう等の不都合を防止できる。このとき、押出物9
9に埋設すべく供給される金属ワイヤ22の供給長さを
測定し、その測定値に基き、押出物99の左右側頭部1
2Vの押圧範囲及び押出成形品100の切断位置を決定
するため、押出物99または押出成形品100自体を測
長する場合のように、冷却工程の前後の温度差による収
縮により測定値に誤差を生じるおそれはなく、押出物9
9の押圧範囲及び押出成形品100の切断長さを正確な
ものとすることができる。その結果、最終成形品たる自
動車用ウインドモールの寸法精度を向上して、製品不良
を防止することができ、良質な製品を安定して得ること
ができる。
右側頭部12Vを接合片15に向けて押圧して接合し、
上側頭部12Hとすることにより、押出物99に厚み変
化を付与して左右側頭部12V及び上側頭部12Hを連
続的に形成できる。即ち、押出直後で軟化状態にある押
出物99の左右側頭部12Vを押圧して、接合片15上
に接合させるから、左右側頭部12V及び接合片15の
接合はこれら自体の塑性変形により行なえ、カラス側案
内部20Vに接着剤を塗布して接着する等の特別な手段
を必要としない。その結果、接着剤塗布工程等の余分な
工程を削減して製造効率を向上し、かつ、接着剤が変形
後に変形ガラス側案内部20Hから漏出して、外観品質
を損なう等の不都合を防止できる。このとき、押出物9
9に埋設すべく供給される金属ワイヤ22の供給長さを
測定し、その測定値に基き、押出物99の左右側頭部1
2Vの押圧範囲及び押出成形品100の切断位置を決定
するため、押出物99または押出成形品100自体を測
長する場合のように、冷却工程の前後の温度差による収
縮により測定値に誤差を生じるおそれはなく、押出物9
9の押圧範囲及び押出成形品100の切断長さを正確な
ものとすることができる。その結果、最終成形品たる自
動車用ウインドモールの寸法精度を向上して、製品不良
を防止することができ、良質な製品を安定して得ること
ができる。
【0045】ところで、上記実施例の押圧成型機50の
加圧ローラ44は、図6及び図7に示すように、その中
心軸を通る断面が台形状をなすよう形成しているが、押
圧成型機50の加圧ローラ44は、その中心軸を通る断
面が、上側領域Hの脚部11の断面形状の意匠面に近似
させたシルエットライン(外形線)を有するよう構成し
てもよい。また、加圧ローラ44を上下動させる移動手
段をソレノイドバルブ及びエアシリンダの組合わせでは
なく、電動機の出力シャフトにボールネジを切り、出力
シャフトのボールネジを加圧ローラ44の軸44aを支
持する支持体(図示略)に螺合して、移動制御する構成
とすることもできる。
加圧ローラ44は、図6及び図7に示すように、その中
心軸を通る断面が台形状をなすよう形成しているが、押
圧成型機50の加圧ローラ44は、その中心軸を通る断
面が、上側領域Hの脚部11の断面形状の意匠面に近似
させたシルエットライン(外形線)を有するよう構成し
てもよい。また、加圧ローラ44を上下動させる移動手
段をソレノイドバルブ及びエアシリンダの組合わせでは
なく、電動機の出力シャフトにボールネジを切り、出力
シャフトのボールネジを加圧ローラ44の軸44aを支
持する支持体(図示略)に螺合して、移動制御する構成
とすることもできる。
【0046】また、上記実施例では、インサートとして
の金属ワイヤ22の供給長さを測定するために、金属ワ
イヤ22を緊張した状態でロータリエンコーダ39によ
り測長したが、押出物99に埋設される金属ワイヤ22
の長さを正確に測定可能な構成であればよく、接触式ま
たは非接触式の検出手段の使用が可能である。そして、
上記実施例では、厚み変化を有する長尺物として図1及
び図2に示す断面形状の自動車用ウインドモールを示し
たが、例えば、折曲片16を省略して、左右側領域Vで
は左右側頭部12及び接合片15間の全空間をガラス側
案内部20Vとするとともに、上側領域Hでは上側頭部
12H及び接合片15の全体を接合した自動車用ウイン
ドモール、または、シール片18を窓枠2の内面2bで
はなく上面に当接させて導水部19を省略した自動車用
ウインドモール等、厚み変化を必要とする長尺物であれ
ば、他の長尺物に適用可能である。
の金属ワイヤ22の供給長さを測定するために、金属ワ
イヤ22を緊張した状態でロータリエンコーダ39によ
り測長したが、押出物99に埋設される金属ワイヤ22
の長さを正確に測定可能な構成であればよく、接触式ま
たは非接触式の検出手段の使用が可能である。そして、
上記実施例では、厚み変化を有する長尺物として図1及
び図2に示す断面形状の自動車用ウインドモールを示し
たが、例えば、折曲片16を省略して、左右側領域Vで
は左右側頭部12及び接合片15間の全空間をガラス側
案内部20Vとするとともに、上側領域Hでは上側頭部
12H及び接合片15の全体を接合した自動車用ウイン
ドモール、または、シール片18を窓枠2の内面2bで
はなく上面に当接させて導水部19を省略した自動車用
ウインドモール等、厚み変化を必要とする長尺物であれ
ば、他の長尺物に適用可能である。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明にかかる厚み変化
を有する長尺物の製造方法は、押出工程において、離間
して対向する一対のリップ状物間に凹部を形成する断面
形状の合成樹脂製の長尺物を押出成形するとともに、前
記長尺物の長さ方向に金属製のインサートを連続して埋
設固定し、インサート供給工程において、前記インサー
トを前記長尺物に供給し、測長工程において、前記イン
サートの前記長尺物への供給長さを、前記インサートが
前記長尺物に埋設される前に測定し、押圧工程におい
て、前記測長工程における前記インサートの供給長さの
測定値に基き、押出直後で軟化状態にある前記長尺物の
前記リップ状物の押圧範囲を決定し、前記押圧範囲の前
記リップ状物を押圧して互いに接合し、冷却工程におい
て、前記リップ状物を押圧接合された前記長尺物を冷却
硬化し、切断工程において、前記測長工程における前記
インサートの供給長さの測定値に基き、冷却硬化された
前記長尺物の切断位置を決定し、前記長尺物の前記切断
位置を切断するものである。
を有する長尺物の製造方法は、押出工程において、離間
して対向する一対のリップ状物間に凹部を形成する断面
形状の合成樹脂製の長尺物を押出成形するとともに、前
記長尺物の長さ方向に金属製のインサートを連続して埋
設固定し、インサート供給工程において、前記インサー
トを前記長尺物に供給し、測長工程において、前記イン
サートの前記長尺物への供給長さを、前記インサートが
前記長尺物に埋設される前に測定し、押圧工程におい
て、前記測長工程における前記インサートの供給長さの
測定値に基き、押出直後で軟化状態にある前記長尺物の
前記リップ状物の押圧範囲を決定し、前記押圧範囲の前
記リップ状物を押圧して互いに接合し、冷却工程におい
て、前記リップ状物を押圧接合された前記長尺物を冷却
硬化し、切断工程において、前記測長工程における前記
インサートの供給長さの測定値に基き、冷却硬化された
前記長尺物の切断位置を決定し、前記長尺物の前記切断
位置を切断するものである。
【0048】したがって、押出工程で押出された離間し
て対向する一対のリップ状物を、押圧工程で押圧して互
いに接合することにより、長尺物に厚み変化を付与でき
る。即ち、押出直後で軟化状態にある長尺物のリップ状
物を押圧して、リップ状物を互いに接合させるから、リ
ップ状物の接合はリップ状物自体の塑性変形により行な
え、接着剤等の特別な手段を必要としない。その結果、
接着塗布工程等の余分な工程を削減して製造効率を向上
し、かつ、接着剤の漏出による外観品質の悪化等の不都
合を防止できる。このとき、長尺物に埋設すべく供給さ
れる金属製のインサートの供給長さを測定し、その測定
値に基き、長尺物のリップ状物の押圧範囲及び長尺物の
切断位置を決定するため、合成樹脂製の長尺物自体を測
長する場合のように、冷却工程の前後の温度差による収
縮により測定値に誤差を生じるおそれはなく、長尺物の
押圧範囲及び切断位置を正確なものとすることができ
る。その結果、最終成形品の寸法精度を向上して、製品
不良を防止することができる。
て対向する一対のリップ状物を、押圧工程で押圧して互
いに接合することにより、長尺物に厚み変化を付与でき
る。即ち、押出直後で軟化状態にある長尺物のリップ状
物を押圧して、リップ状物を互いに接合させるから、リ
ップ状物の接合はリップ状物自体の塑性変形により行な
え、接着剤等の特別な手段を必要としない。その結果、
接着塗布工程等の余分な工程を削減して製造効率を向上
し、かつ、接着剤の漏出による外観品質の悪化等の不都
合を防止できる。このとき、長尺物に埋設すべく供給さ
れる金属製のインサートの供給長さを測定し、その測定
値に基き、長尺物のリップ状物の押圧範囲及び長尺物の
切断位置を決定するため、合成樹脂製の長尺物自体を測
長する場合のように、冷却工程の前後の温度差による収
縮により測定値に誤差を生じるおそれはなく、長尺物の
押圧範囲及び切断位置を正確なものとすることができ
る。その結果、最終成形品の寸法精度を向上して、製品
不良を防止することができる。
【図1】図1は本発明の一実施例による厚み変化を有す
る長尺物の製造方法により製造される自動車用ウインド
モールの左右側領域を示す断面図である。
る長尺物の製造方法により製造される自動車用ウインド
モールの左右側領域を示す断面図である。
【図2】図2は本発明の一実施例による厚み変化を有す
る長尺物の製造方法により製造される自動車用ウインド
モールの上側領域を示す断面図である。
る長尺物の製造方法により製造される自動車用ウインド
モールの上側領域を示す断面図である。
【図3】図3は本発明の一実施例による厚み変化を有す
る長尺物の製造方法により製造される自動車用ウインド
モールの製造装置の概略側面図である。
る長尺物の製造方法により製造される自動車用ウインド
モールの製造装置の概略側面図である。
【図4】図4は本発明の一実施例による厚み変化を有す
る長尺物の製造方法において使用される測長機を示す側
面図である。
る長尺物の製造方法において使用される測長機を示す側
面図である。
【図5】図5は本発明の一実施例による厚み変化を有す
る長尺物の製造方法において使用される測長機の挾圧手
段を示す正面図である。
る長尺物の製造方法において使用される測長機の挾圧手
段を示す正面図である。
【図6】図6は本発明の一実施例による厚み変化を有す
る長尺物の製造方法において使用される測長機の測長ロ
ーラを示す正面図である。
る長尺物の製造方法において使用される測長機の測長ロ
ーラを示す正面図である。
【図7】図7は本発明の一実施例による厚み変化を有す
る長尺物の製造方法において使用される押圧成型機の押
圧解除状態を示す概略正面図である。
る長尺物の製造方法において使用される押圧成型機の押
圧解除状態を示す概略正面図である。
【図8】図8は本発明の一実施例による厚み変化を有す
る長尺物の製造方法において使用される押圧成型機の押
圧状態を示す概略正面図である。
る長尺物の製造方法において使用される押圧成型機の押
圧状態を示す概略正面図である。
【図9】図9は本発明の一実施例による厚み変化を有す
る長尺物の製造方法において使用される押圧成型機の押
圧状態を示す概略側面図である。
る長尺物の製造方法において使用される押圧成型機の押
圧状態を示す概略側面図である。
【図10】図10は本発明の一実施例による厚み変化を
有する長尺物の製造方法において使用される製造装置の
制御回路図である。
有する長尺物の製造方法において使用される製造装置の
制御回路図である。
【図11】図11は自動車のフロントガラスと窓枠との
隙間に装着された自動車用ウインドモールの全体を示す
斜視図である。
隙間に装着された自動車用ウインドモールの全体を示す
斜視図である。
【図12】図12は従来の厚み変化を有する長尺物の製
造方法により製造される自動車用ウインドモールの一次
成形品を示す側面図である。
造方法により製造される自動車用ウインドモールの一次
成形品を示す側面図である。
【図13】図13は従来の厚み変化を有する長尺物の製
造方法により製造される自動車用ウインドモールの最終
成形品を示す側面図である。
造方法により製造される自動車用ウインドモールの最終
成形品を示す側面図である。
12V 左右側頭部(リップ状物) 15 接合片(リップ状物) 20V ガラス側案内部(凹部) 22 金属ワイヤ(インサート) 99 押出物(長尺物) 100 押出成形品(長尺物)
Claims (1)
- 【請求項1】 離間して対向する一対のリップ状物間に
凹部を形成する断面形状の合成樹脂製の長尺物を押出成
形するとともに、前記長尺物の長さ方向に金属製のイン
サートを連続して埋設固定する押出工程と、 前記インサートを前記長尺物に供給するインサート供給
工程と、 前記インサートの前記長尺物への供給長さを、前記イン
サートが前記長尺物に埋設される前に測定する測長工程
と、 前記測長工程における前記インサートの供給長さの測定
値に基き、押出直後で軟化状態にある前記長尺物の前記
リップ状物の押圧範囲を決定し、前記押圧範囲の前記リ
ップ状物を押圧して互いに接合する押圧工程と、 前記リップ状物を押圧接合された前記長尺物を冷却硬化
する冷却工程と、 前記測長工程における前記インサートの供給長さの測定
値に基き、冷却硬化された前記長尺物の切断位置を決定
し、前記長尺物の前記切断位置を切断する切断工程とを
具備することを特徴とする厚み変化を有する長尺物の製
造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25637192A JPH06106972A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 厚み変化を有する長尺物の製造方法 |
| US08/013,807 US5395563A (en) | 1992-02-05 | 1993-02-04 | Manufacturing method and apparatus for forming an elongate body having thickness change |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25637192A JPH06106972A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 厚み変化を有する長尺物の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06106972A true JPH06106972A (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=17291764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25637192A Pending JPH06106972A (ja) | 1992-02-05 | 1992-09-25 | 厚み変化を有する長尺物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06106972A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005335540A (ja) * | 2004-05-27 | 2005-12-08 | Tokai Kogyo Co Ltd | 車両用窓縁モール |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6393619A (ja) * | 1986-10-06 | 1988-04-23 | Hashimoto Forming Co Ltd | ウインドモールディングおよびその製造方法 |
| JPH01269613A (ja) * | 1988-04-20 | 1989-10-27 | Hashimoto Forming Ind Co Ltd | ウインドウモールディングおよびその製造方法 |
-
1992
- 1992-09-25 JP JP25637192A patent/JPH06106972A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6393619A (ja) * | 1986-10-06 | 1988-04-23 | Hashimoto Forming Co Ltd | ウインドモールディングおよびその製造方法 |
| JPH01269613A (ja) * | 1988-04-20 | 1989-10-27 | Hashimoto Forming Ind Co Ltd | ウインドウモールディングおよびその製造方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005335540A (ja) * | 2004-05-27 | 2005-12-08 | Tokai Kogyo Co Ltd | 車両用窓縁モール |
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