JP3438902B2 - 乗客コンベア用ハンドレールの製造方法及び製造装置 - Google Patents

乗客コンベア用ハンドレールの製造方法及び製造装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエスカレータやオートラ
イン等の乗客コンベア用ハンドレールの製造方法とその
製造装置に係わり、精度よく製造し、作業効率を向上す
ることができる乗客コンベア用ハンドレールの製造方法
及びその製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、エスカレータあるいはオート
ライン等乗客をステップに載置して移動する乗客コンベ
アがある。乗客コンベアは乗客を載置して移動するステ
ップと共にエンドレスに移動して、乗客がバランスを失
わないように掴まるための手すり即ちハンドレールを設
けている。
【0003】ハンドレール1は図6に示すように、複数
枚の帆布2が積層されて断面略C字型に形成されたもの
に、補強のため帆布2の層間に鋼線等からなる複数のテ
ンションメンバー3を挟着させて耐久性を向上させた芯
体4上に、化粧ゴム層5が積層され、外観をよくしたも
のであって、エンドレスに回転駆動される機構に取付け
られて用いられている。
【0004】このような乗客コンベア用ハンドレールを
製造するには、テンションメンバー3を挟持して帆布を
積層して断面略C字型として、芯体4を形成する。一
方、別工程で化粧ゴム層を形成するためゴム材を帯状あ
るいは断面略C字型にした未加硫の化粧ゴム材を形成す
る。その後、未加硫のゴム材を芯体4上に載置して金型
(図示せず)内に配置し、加圧加熱して加硫接着し、芯
体4と化粧ゴム層5を一体化して形成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一旦成
形された化粧ゴム材は直に芯体4と一体化されて乗客コ
ンベア用ハンドレールには形成されず、暫くの期間保管
されるが、未加硫のため経時と共に変形を生じ、芯体4
上の形状、大きさと合わなくなってしまうこともあり、
そのため化粧ゴム材を必要以上に過多に成形しなければ
ならず、しかもその修正のため製造効率が悪くなること
もあった。
【0006】また、未加硫ゴムは表面にホコリを吸着し
やすく、保管中に成品に異物が混入してしまうこともあ
り、これを防止するため例えばフィルムシート等で被覆
する装置を用い、未加硫ゴム材をフィルムシートで被覆
したりしていた(特開昭62−189147号公報)。
【0007】しかしながら、これらの装置を用いるとフ
ィルムシートの取付け、取外しの分コストアップにも繋
がり、また被覆したフィルムシートがゴム材に付着して
却って異物となってしまうこともあった。
【0008】また、帯状または断面略C字型のゴム材を
芯体4上に載置する作業は手作業で行っているため、製
造効率に限界があり、正常な位置からずれた位置に載置
してしまうこともあり、歩留りが悪くなってしまった。
その上、加工時間が長時間に及ぶため帆布が吸水し、接
着力の低下(耐久性の低下)をもたらしたり、変色、変
質等の原因になることもあった。
【0009】そして、芯体上に化粧ゴム材を載置して加
熱加硫装置(金型)に搬送する際に、芯体と化粧ゴム材
の接着は予め芯体4に含浸させたゴム系接着剤を用いる
が、温度が低いと接着力が不足し剥離してしまうため、
外周をプラスチックテープでテーピングする等の処理を
行わなければならず、手間がかかりコトスアップとなっ
てしまった。また、テーピングの際に芯体と化粧ゴム材
との位置ずれが生じることもあり、歩留りが悪くなって
しまった。
【0010】上記欠点を解消するため、本発明は良品質
のハンドレールを無駄を出さず、効率よく、しかも歩留
りよく製造できる乗客コンベア用ハンドレールの製造方
法及び製造装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の乗客コンベア用ハンドレールの製造方法
は、断面略C字型の帆布の積層体の芯体と、芯体上に積
層された化粧ゴム層とからなる乗客コンベア用ハンドレ
ールを押出機を用いて製造するに際し、芯体上に化粧ゴ
ム層を形成するゴム材を、押出機のヘッドの押出端に設
けられゴム材の供給路と芯体とを隔離する肉薄部を介し
て直接押出して一体化するものである。
【0012】また、本発明の乗客コンベア用ハンドレー
ルの製造装置は、断面略C字型の帆布の積層体の芯体
と、芯体上に積層された化粧ゴム層とからなる乗客コン
ベア用ハンドレールの製造装置であって、化粧ゴム層を
形成するゴム材の押出機を備え、押出機はガイドレール
上に載置された芯体を貫通する貫通孔と、ガイドレール
上の芯体の外周に対応した断面略C字型の供給路とを備
えたヘッドを有し、ヘッドの押出端に供給路とガイドレ
ール上の芯体とを隔離する肉薄部を設けたものである。
更に、ヘッドから押出されたゴム材が芯体上で安定し
た位置に圧着ローラを備えたものである。
【0013】
【作用】断面略C字型に形成された芯体上に、直接化粧
ゴム層を形成する化粧ゴム材を芯体の外周全体に亘って
供給されるように押出す。
【0014】芯体の外周全体に亘ってゴム材を供給する
には化粧ゴム材の押出機を用いる。押出機のヘッドはゴ
ム材の供給装置に接続された芯体の外周に対応して設け
られる断面略C字型の供給路を備えている。また、押出
ヘッドはガイドレールに載置された芯体が挿通される貫
通孔を有し、貫通孔を通過する芯体外周に、断面略C字
型の供給路から化粧ゴム材が押出被覆される。ヘッドの
押出端においては供給路と芯体とが肉薄部により隔離さ
れているため、供給路から押出された化粧ゴム材は芯体
に対して位置ずれして送られることがない。しかも、芯
体との間に微細な間隙を有して肉薄部を設けたため、ヘ
ッドから押出されるゴム材が芯体上に滑らかに誘導され
る。しかも、ヘッドから押出されるゴム材の量が環境変
化により微妙に変化しても芯体の走行速度を変化させ、
芯体上のゴム材量を一定にすることができる。そして間
隙を有して押出されたゴム材が芯体上に接触して安定し
た位置に設けられた圧着ローラによりゴム材を芯体に押
圧するため、化粧ゴム層の端部が波打ち状態となった
り、化粧ゴム層のねじれ等が生じることがなく接着され
る。このように化粧ゴム層をゴム材を芯体上に直接押出
すことにより芯体と一体化して形成できるため、一旦形
成された未加硫ゴム材を取扱ったり、搬送したりする作
業が省略され効率よく製造でき、しかも品質のバラツキ
が生じることがなく、歩留りよく製造できる。
【0015】
【実施例】本発明の乗客コンベア用ハンドレールの製造
方法を適用した乗客コンベア用ハンドレールの製造装置
の一実施例を図面を参照して説明する。
【0016】図1に示す乗客コンベア用ハンドレールの
製造装置Sは予めゴム系接着剤を含浸させた複数の帆布
2、鋼線等からなる複数のテンションメンバー3をそれ
ぞれ供給する供給部6と、テンションメンバー3を間装
した帆布2を断面略C字型の芯体4に成形する芯体成形
部7と、押出機8を備えた化粧ゴム層成形部9とを備え
ている。
【0017】供給部6はテンションメンバー3の本数に
相当するテンションメンバー供給部10を備え、それぞ
れのテンションメンバー供給部10から供給されるテン
ションメンバー3を並列させるため、溝が形成されたロ
ーラを備えた並列ガイド11が設けられている。更に、
供給部6は帆布2の積層枚数に相当する帆布供給部12
が設けられている。帆布供給部12は必要に応じて帆布
2相互の接着を図るため、帆布2に接着剤を塗布する接
着剤供給装置(図示せず)が設けられてもよい。更に、
帆布供給部12から供給される複数の帆布2を正確に積
層させるガイド13が設けられる。
【0018】供給部6からテンションメンバー3を間装
して積層されて供給される帆布2を断面略C字型に形成
する芯体成形部7は、多数のローラによりまず帆布2を
断面略コ字型に形成する予備成形部71と、断面略コ字
型から折曲部分を湾曲させ断面略C字型に成形する本成
形部72とが備えられている。予備成形部71には、帆
布2の両縁を折曲させるローラ71aが設けられてい
る。本成形部72は、図2に示すように平坦ローラ72
a、屈曲ローラ72b、湾曲ローラ72cを備え、それ
ぞれ空気圧あるいは油圧等により積層された帆布2を断
面略C字型のガイドレール14に押圧し、断面略C字型
に成形するようになっている。本成形部72は、それ自
体が帆布進行方向に敷設されるレール15上を往復移動
可能となっており、帆布の進行に従って移動しながら積
層された帆布2を断面略C字型に成形し、未処理の帆布
の位置まで戻り、順次芯体4を成形するようになってい
る。
【0019】芯体成形部7の下流には化粧ゴム層成形部
9が設けられている。化粧ゴム層成形部9は、化粧ゴム
層5を形成するゴム材を芯体4上に押出す押出機8を備
え、芯体成形部7により断面略C字型に形成された芯体
4を載置する断面略C字型のガイドレール14が延長さ
れて設けられている。
【0020】押出機8は、図3、図4、図5に示すよう
に、予め混練された未加硫のゴム材5aを送り出すスク
リュー等を備えた本体16と、本体16から送出された
ゴム材5aを芯体4上に押出すヘッド17を有してい
る。ヘッド17は芯体4を載置したガイドレール14を
導入する導入部材17aと、ゴム材が供給されるゴム供
給路20を形成するためのゴム供給部材17b、ゴム供
給部材17bとヘッドの先端を接続する保持部材17c
と、押出端17dとで構成される。導入部材17aには
図3において右方向からガイドレール14上の芯体4を
導入するための貫通孔18が備えられ、更にその周囲に
芯体4が摺動しやすいように摺動部材19が取着されて
いる。導入部材17aの外周には溝が設けられ、この溝
からゴム供給路20を形成するためゴム供給部材17b
が密着して備えられている。ゴム供給路20は押出機本
体16からゴム材5aが供給されるように設けられ、図
4(図3のAにおける断面)に示すように芯体4の外周
に対応したC字型部20aを有し、C字型部20aにゴ
ム材5aが一旦充満された後、押出されることにより芯
体4の外周に均一にゴム材5aが供給できるようになっ
ている。ゴム供給部材17bの後端には、保持部材17
c及び保持部材17cに嵌合された押出端17dが装着
される装着部21が備えられ、保持部材17cが固定ネ
ジ22によりゴム供給部材17bに固定される構造とな
っている。このような構成のためゴム材5aが押出され
て負荷されても、その位置を確実に保持できるようにな
っている。保持部材17cは、ゴム供給路20のC字型
部20aを有し、押出端において貫通孔18に設けられ
た摺動部材19とゴム供給路20とを隔離する肉薄部2
3が設けられている。肉薄部23と芯体4間には芯体4
が摺動可能にするための微少な間隙23dを有して備え
られる。保持部材17cに嵌合される押出端17dはゴ
ム供給路20のC字型部20aに接続される扇形部20
bを形成するための溝が設けられ、肉薄部23周囲にゴ
ム材5aを誘導し、図5(図3のBにおける断面)に示
すように、ゴム材5aは肉薄部23を介してゴム材5a
が芯体4の外周に間隙23d及び肉薄部23を保持して
(図3)帆布2上に押出されるようになっている。
【0021】尚、押出端17dの下流側には押出端17
dから間隙を保って押出されたゴム材5aが芯体4上で
安定する位置、例えば押出端17dから700〜100
0mm下流に圧着ローラ26が設けられる。押出成形さ
れた直後の化粧ゴム層5は芯体4に接着されずに芯体4
の走行運動により微少脈動しており、押出し後、700
mm程度移動したところで肉厚が均一になるという様相
を呈するため、この位置に設けられた圧着ローラ26に
よりゴム材5aが芯体4で移動しないように固定される
ようになっている。
【0022】更に、成形されたハンドレール1を巻取る
巻取部25が備えられている。
【0023】このような構成のハンドレール製造装置S
を用いてハンドレールを製造するには、供給部6から供
給されるテンションメンバー3を挟持した帆布2がガイ
ド13により正確に積層され位置合せされた後、芯体成
形部7の予備成形部71で断面略コ字型に折曲される。
更に、本成形部72において断面略C字型になるよう平
坦部成形ローラ72a、屈曲部成形ローラ72b、湾曲
部成形ローラ72cによりガイドレール14に押圧され
ながら芯体4が形成される。その後、ガイドレール14
に載置されて化粧ゴム層成形部9の押出機8に送られる
芯体4は、押出機8のヘッド17の貫通孔18を通過す
る。一方、押出機本体16から送出されたゴム材5aが
ゴム供給路20に供給され、C字型部20aに満たされ
る。芯体4が貫通孔18を進行すると、C字型部20a
に満たされたゴム材5aは、芯体4の外周に亘って押出
端17dより押出される。この時、ゴム供給路20と貫
通孔18間を隔離する肉薄部23により、ゴム材5aは
滑らかに芯体4上に均一に押出される。しかも、ヘッド
17はゴム供給部材17bの装着部21に固定ネジ22
で固定される保持部材17cに押出端17dが嵌合され
ているため、形状保持に優れ、ゴム材5aが押出され
る。
【0024】ここで押出されるゴム材5aの吐出量は材
料粘土、温度条件等の環境変化により微妙に変動する。
しかし、ヘッドから押出された直後のゴム材5aは芯体
4間に、肉薄部23と間隙23dの距離を備えているた
め、芯体4に接触されない。そのため芯体4の走行速度
を自由に変化させることができるため、ゴム材5aの吐
出量を計量し、ゴム材5aの吐出量の変動を芯体4の走
行速度を変化させることにより吸収し、芯体上のゴム材
量を一定にすることができる。そして間隙23を有して
押出されたゴム材5a量が調整されて芯体上に接触して
微少脈動が停止され層厚が均一の状態になった時、圧着
ローラ26によりゴム材を芯体に固定させ、未加硫の化
粧ゴム層5が形成される。このため、化粧ゴム層が脈動
して端部が波打ち状態となったり、化粧ゴム層のねじれ
等が生じることがなく芯体4上に接着される。
【0025】その後、一旦、化粧ゴム層5の未加硫状態
で巻取部25に巻き取られ、別工程において、適宜加熱
加圧装置で未加硫化粧ゴム層5を加硫接着して、化粧ゴ
ム層5が形成され、完成されたハンドレール1が他の巻
取部に巻取られる。
【0026】上記実施例は、芯体形成と、化粧ゴム層と
を一の装置により製造するハンドレールの製造装置につ
いての説明したが、本発明はこれに限定されず、芯体を
一旦形成した後、芯体上に直接ゴム材を押出し、化粧ゴ
ム層を形成するようにしてもよい。また、ゴム材上に化
粧ゴム層を押出被覆した後、化粧ゴム層を加硫する加熱
装置をタンデムに配置するようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の乗客コンベア用ハンドレールの製造方法及び製造装
置によれば、ゴム材を芯体上に直接押出し化粧ゴム層を
形成するため、一旦成形された帯状のゴム材が変形した
り、ゴミが付着したりすることなく異物が混入しない高
品位な乗客コンベア用ハンドレールを製造することがで
きる。また、芯体上のゴム材の載置位置により化粧ゴム
層の位置ずれが生じることなく効率よく、歩留りよく製
造することができる。また、ヘッドから押出されるゴム
材が環境変化等により変動しても芯体の走行速度を変化
させて対応させることにより、一定量のゴム材が芯体上
に押出されるようにでき、化粧ゴム層の端部が波打ち状
態となることはなく、高品質な乗客コンベア用ハンドレ
ールを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の乗客コンベア用ハンドレールの製造装
置の一実施例を示す説明図
【図2】同実施例の芯体成形部の一部を示す断面図
【図3】同実施例の化粧ゴム層成形部の一部を示す断面
【図4】図3に示す化粧ゴム層成形部のA視の断面図
【図5】図3に示す化粧ゴム層成形部のB視の断面図
【図6】乗客コンベア用ハンドレールの断面図
【符号の説明】
1…………ハンドレール 2…………帆布 4…………芯体 5…………化粧ゴム層 5a…………ゴム材 8…………押出機 14…………ガイドレール 17…………ヘッド 17d…………押出端 18…………貫通孔 20…………ゴム供給路 20a…………C字型部 23…………肉薄部 23d…………間隙 S…………乗客コンベア用ハンドレール製造装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸山 茂 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番 1号 昭和電線電纜株式会社内 (56)参考文献 特開 昭51−10585(JP,A) 特開 平4−106091(JP,A) 特開 平4−106092(JP,A) 特開 昭59−76237(JP,A) 特開 昭62−189147(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 47/00 - 47/96 B66B 21/00 - 31/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面略C字型の帆布の積層体の芯体と、前
    記芯体上に積層された化粧ゴム層とからなる乗客コンベ
    ア用ハンドレールを押出機を用いて製造するに際し、前
    記芯体上に前記化粧ゴム層を形成するゴム材を、前記押
    出機のヘッドの押出端に設けられ前記ゴム材の供給路と
    前記芯体とを隔離する肉薄部を介して直接押出して一体
    化することを特徴とする乗客コンベア用ハンドレールの
    製造方法。
  2. 【請求項2】断面略C字型の帆布の積層体の芯体と、前
    記芯体上に積層された化粧ゴム層とからなる乗客コンベ
    ア用ハンドレールの製造装置であって、前記化粧ゴム層
    を形成するゴム材の押出機を備え、前記押出機はガイド
    レール上に載置された前記芯体を貫通する貫通孔と、前
    記ガイドレール上の前記芯体の外周に対応した断面略C
    字型の供給路とを備えたヘッドを有し、前記ヘッドの押
    出端に前記供給路と前記ガイドレール上の前記芯体とを
    隔離する肉薄部を設けたことを特徴とする乗客コンベア
    用ハンドレールの製造装置。
  3. 【請求項3】前記ヘッドから押出された前記ゴム材が前
    記芯体上で安定した位置に圧着ローラを備えたことを特
    徴とする請求項2に記載の乗客コンベア用ハンドレール
    の製造装置。
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