JPH0671780A - 乗客コンベア用ハンドレールの製造方法及び製造装置 - Google Patents

乗客コンベア用ハンドレールの製造方法及び製造装置

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JPH0671780A
JPH0671780A JP4344642A JP34464292A JPH0671780A JP H0671780 A JPH0671780 A JP H0671780A JP 4344642 A JP4344642 A JP 4344642A JP 34464292 A JP34464292 A JP 34464292A JP H0671780 A JPH0671780 A JP H0671780A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高品質な乗客コンベア用ハンドレールを歩留
りよく製造する。 【構成】 帆布の積層体から断面略C字型の芯体4を形
成し、芯体4の上に直接化粧ゴム層を形成するゴム材5
aを押出機のヘッド17から押出す。ヘッド17はガイ
ドレール上の芯体4の貫通孔18及び融解したゴム材5
aの供給路20を備え、供給路20は芯体4の外周に対
応したC字型部を備える。押出端17dにおいては供給
路20と貫通孔18とを隔離する肉薄部23を芯体4と
の間に間隙23dを備えて設けられる。 【効果】 ゴム材を予め化粧ゴム層として作成しなくと
もよいため、異物等が混入せず歩留りよく効率よく製造
される。ゴム材が芯体と間隙を保って押出されるため芯
体の走行速度を変化させてゴム材は一定量が芯体上に押
出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエスカレータやオートラ
イン等の乗客コンベア用ハンドレールの製造方法とその
製造装置に係わり、精度よく製造し、作業効率を向上す
ることができる乗客コンベア用ハンドレールの製造方法
及びその製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、エスカレータあるいはオート
ライン等乗客をステップに載置して移動する乗客コンベ
アがある。乗客コンベアは乗客を載置して移動するステ
ップと共にエンドレスに移動して、乗客がバランスを失
わないように掴まるための手すり即ちハンドレールを設
けている。
【0003】ハンドレール1は図6に示すように、複数
枚の帆布2が積層されて断面略C字型に形成されたもの
に、補強のため帆布2の層間に鋼線等からなる複数のテ
ンションメンバー3を挟着させて耐久性を向上させた芯
体4上に、化粧ゴム層5が積層され、外観をよくしたも
のであって、エンドレスに回転駆動される機構に取付け
られて用いられている。
【0004】このような乗客コンベア用ハンドレールを
製造するには、テンションメンバー3を挟持して帆布を
積層して断面略C字型として、芯体4を形成する。一
方、別工程で化粧ゴム層を形成するためゴム材を帯状あ
るいは断面略C字型にした未加硫の化粧ゴム材を形成す
る。その後、未加硫のゴム材を芯体4上に載置して金型
(図示せず)内に配置し、加圧加熱して加硫接着し、芯
体4と化粧ゴム層5を一体化して形成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一旦成
形された化粧ゴム材は直に芯体4と一体化されて乗客コ
ンベア用ハンドレールには形成されず、暫くの期間保管
されるが、未加硫のため経時と共に変形を生じ、芯体4
上の形状、大きさと合わなくなってしまうこともあり、
そのため化粧ゴム材を必要以上に過多に成形しなければ
ならず、しかもその修正のため製造効率が悪くなること
もあった。
【0006】また、未加硫ゴムは表面にホコリを吸着し
やすく、保管中に成品に異物が混入してしまうこともあ
り、これを防止するため例えばフィルムシート等で被覆
する装置を用い、未加硫ゴム材をフィルムシートで被覆
したりしていた(特開昭62−189147号公報)。
しかしながら、これらの装置を用いるとフィルムシート
の取付け、取外しの分コストアップにも繋がり、また被
覆したフィルムシートがゴム材に付着して却って異物と
なってしまうこともあった。
【0007】また、帯状または断面略C字型のゴム材を
芯体4上に載置する作業は手作業で行っているため、製
造効率に限界があり、正常な位置からずれた位置に載置
してしまうこともあり、歩留りが悪くなってしまった。
その上、加工時間が長時間に及ぶため帆布が吸水し、接
着力の低下(耐久性の低下)をもたらしたり、変色、変
質等の原因になることもあった。
【0008】そして、芯体上に化粧ゴム材を載置して加
熱加硫装置(金型)に搬送する際に、芯体と化粧ゴム材
の接着は予め芯体4に含浸させたゴム系接着剤を用いる
が、温度が低いと接着力が不足し剥離してしまうため、
外周をプラスチックテープでテーピングする等の処理を
行わなければならず、手間がかかりコトスアップとなっ
てしまった。また、テーピングの際に芯体と化粧ゴム材
との位置ずれが生じることもあり、歩留りが悪くなって
しまった。
【0009】上記欠点を解消するため、本発明は良品質
のハンドレールを無駄を出さず、効率よく、しかも歩留
りよく製造できる乗客コンベア用ハンドレールの製造方
法及び製造装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の乗客コンベア用ハンドレールの製造方法
は、断面略C字型帆布の積層体の芯体と、芯体上に積層
された化粧ゴム層とからなる乗客コンベア用ハンドレー
ルを製造するに際し、芯体上に化粧ゴム層を形成するゴ
ム材を直接押出し、加熱加硫して一体化するものであ
る。
【0011】また、本発明の乗客コンベア用ハンドレー
ルの製造装置は、断面略C字型の帆布の積層体の芯体
と、芯体上に積層された化粧ゴム層とからなる乗客コン
ベア用ハンドレールの製造装置であって、化粧ゴム層を
形成するゴム材の押出機を備え、押出機はガイドレール
上に載置された芯体を貫通する貫通孔と、ガイドレール
上の芯体の外周に対応した断面略C字型の供給路とを備
えたヘッドを有し、ヘッドの押出端に供給路とガイドレ
ール上の芯体とを隔離する肉薄部を設けたものである。
更に、ヘッドから押出されたゴム材が芯体上で安定し
た位置に圧着ローラを備えたものである。
【0012】
【作用】断面略C字型に形成された芯体上に、直接化粧
ゴム層を形成する化粧ゴム材を芯体の外周全体に亘って
供給されるように押出す。芯体の外周全体に亘ってゴム
材を供給するには化粧ゴム材の押出機を用いる。押出機
のヘッドはゴム材の供給装置に接続された芯体の外周に
対応して設けられる断面略C字型の供給路を備えてい
る。また、押出ヘッドはガイドレールに載置された芯体
が挿通される貫通孔を有し、貫通孔を通過する芯体外周
に、断面略C字型の供給路から化粧ゴム材が押出被覆さ
れる。ヘッドの押出端においては供給路と芯体とが肉薄
部により隔離されているため、供給路から押出された化
粧ゴム材は芯体に対して位置ずれして送られることがな
い。しかも、芯体との間に微細な間隙を有して肉薄部を
設けたため、ヘッドから押出されるゴム材が芯体上に滑
らかに誘導される。しかも、ヘッドから押出されるゴム
材の量が環境変化により微妙に変化しても芯体の走行速
度を変化させ、芯体上のゴム材量を一定にすることがで
きる。そして間隙を有して押出されたゴム材が芯体上に
接触して安定した位置に設けられた圧着ローラによりゴ
ム材を芯体に押圧するため、化粧ゴム層の端部が波打ち
状態となったり、化粧ゴム層のねじれ等が生じることが
なく接着される。このように化粧ゴム層をゴム材を芯体
上に直接押出すことにより芯体と一体化して形成できる
ため、一旦形成された未加硫ゴム材を取扱ったり、搬送
したりする作業が省略され効率よく製造でき、しかも品
質のバラツキが生じることがなく、歩留りよく製造でき
る。
【0013】
【実施例】本発明の乗客コンベア用ハンドレールの製造
方法を適用した乗客コンベア用ハンドレールの製造装置
の一実施例を図面を参照して説明する。図1に示す乗客
コンベア用ハンドレールの製造装置Sは予めゴム系接着
剤を含浸させた複数の帆布2、テンションメンバーとな
る鋼線3をそれぞれ供給する供給部6と、鋼線3を間装
した帆布2を断面略C字型の芯体4に成形する芯体成形
部7と、押出機8を備えた化粧ゴム層成形部9とを備え
ている。
【0014】供給部6は鋼線3の本数に相当するテンシ
ョンメンバー供給部10を備え、それぞれのテンション
メンバー供給部10から供給される鋼線3を並列させる
ため、溝が形成されたローラを備えた並列ガイド11が
設けられている。更に、供給部6は帆布2の積層枚数に
相当する帆布供給部12が設けられている。帆布供給部
12は必要に応じて帆布2相互の接着を図るため、帆布
2に接着剤を塗布する接着剤供給装置(図示せず)が設
けられてもよい。更に、帆布供給部12から供給される
複数の帆布2を正確に積層させるガイド13が設けられ
る。
【0015】供給部6から鋼線3を間装して積層されて
供給される帆布2を断面略C字型に形成する芯体成形部
7は、多数のローラによりまず帆布2を断面略コ字型に
形成する予備成形部71と、断面略コ字型から折曲部分
を湾曲させ断面略C字型に成形する本成形部72とが備
えられている。予備成形部71には、帆布2の両縁を折
曲させるローラ71aが設けられている。本成形部72
は、図2に示すように平坦ローラ72a、屈曲ローラ7
2b、湾曲ローラ72cを備え、それぞれ空気圧あるい
は油圧等により積層された帆布2を断面略C字型のガイ
ドレール14に押圧し、断面略C字型に成形するように
なっている。本成形部72は、それ自体が帆布進行方向
に敷設されるレール15上を往復移動可能となってお
り、帆布の進行に従って移動しながら積層された帆布2
を断面略C字型に成形し、未処理の帆布の位置まで戻
り、順次芯体4を成形するようになっている。
【0016】芯体成形部7の下流には化粧ゴム層成形部
9が設けられている。化粧ゴム層成形部9は、化粧ゴム
層5を形成するゴム材を芯体4上に押出す押出機8を備
え、芯体成形部7により断面略C字型に形成された芯体
4を載置する断面略C字型のガイドレール14が延長さ
れて設けられている。押出機8は、図3、図4、図5に
示すように、予め混練された未加硫のゴム材5aを送り
出すスクリュー等を備えた本体16と、本体16から送
出されたゴム材5aを芯体4上に押出すヘッド17を有
している。ヘッド17は芯体4を載置したガイドレール
14を導入する導入部材17aと、ゴム材が供給される
ゴム供給路20を形成するためのゴム供給部材17b、
ゴム供給部材17bとヘッドの先端を接続する保持部材
17cと、押出端17dとで構成される。導入部材17
aには図3において右方向からガイドレール14上の芯
体4を導入するための貫通孔18が備えられ、更にその
周囲に芯体4が摺動しやすいように摺動部材19が取着
されている。導入部材17aの外周には溝が設けられ、
この溝からゴム供給路20を形成するためゴム供給部材
17bが密着して備えられている。ゴム供給路20は押
出機本体16からゴム材5aが供給されるように設けら
れ、図4(図3のAにおける断面)に示すように芯体4
の外周に対応したC字型部20aを有し、C字型部20
aにゴム材5aが一旦充満された後、押出されることに
より芯体4の外周に均一にゴム材5aが供給できるよう
になっている。ゴム供給部材17bの後端には、保持部
材17c及び保持部材17cに嵌合された押出端17d
が装着される装着部21が備えられ、保持部材17cが
固定ネジ22によりゴム供給部材17bに固定される構
造となっている。このような構成のためゴム材5aが押
出されて負荷されても、その位置を確実に保持できるよ
うになっている。保持部材17cは、ゴム供給路20の
C字型部20aを有し、押出端において貫通孔18に設
けられた摺動部材19とゴム供給路20とを隔離する肉
薄部23が設けられている。肉薄部23と芯体4間には
芯体4が摺動可能にするための微少な間隙23dを有し
て備えられる。保持部材17cに嵌合される押出端17
dはゴム供給路20のC字型部20aに接続される扇形
部20bを形成するための溝が設けられ、肉薄部23周
囲にゴム材5aを誘導し、図5(図3のBにおける断
面)に示すように、ゴム材5aは肉薄部23を介してゴ
ム材5aが芯体4の外周に間隙23d及び肉薄部23を
保持して(図3)帆布2上に押出されるようになってい
る。
【0017】尚、押出端17dの下流側には押出端17
dから間隙を保って押出されたゴム材5aが芯体4上で
安定する位置、例えば押出端17dから700〜100
0mm下流に圧着ローラ26が設けられる。押出成形さ
れた直後の化粧ゴム層5は芯体4に接着されずに芯体4
の走行運動により微少脈動しており、押出し後、700
mm程度移動したところで肉厚が均一になるという様相
を呈するため、この位置に設けられた圧着ローラ26に
よりゴム材5aが芯体4で移動しないように固定される
ようになっている。
【0018】更に、成形されたハンドレール1を巻取る
巻取部25が備えられている。このような構成のハンド
レール製造装置Sを用いてハンドレールを製造するに
は、供給部6から供給される鋼線3を挟持した帆布2が
ガイド13により正確に積層され位置合せされた後、芯
体成形部7の予備成形部71で断面略コ字型に折曲され
る。更に、本成形部72において断面略C字型になるよ
う平坦部成形ローラ72a、屈曲部成形ローラ72b、
湾曲部成形ローラ72cによりガイドレール14に押圧
されながら芯体4が形成される。その後、ガイドレール
14に載置されて化粧ゴム層成形部9の押出機8に送ら
れる芯体4は、押出機8のヘッド17の貫通孔18を通
過する。一方、押出機本体16から送出されたゴム材5
aがゴム供給路20に供給され、C字型部20aに満た
される。芯体4が貫通孔18を進行すると、C字型部2
0aに満たされたゴム材5aは、芯体4の外周に亘って
押出端17dより押出される。この時、ゴム供給路20
と貫通孔18間を隔離する肉薄部23により、ゴム材5
aは滑らかに芯体4上に均一に押出される。しかも、ヘ
ッド17はゴム供給部材17bの装着部21に固定ネジ
22で固定される保持部材17cに押出端17dが嵌合
されているため、形状保持に優れ、ゴム材5aが押出さ
れる。
【0019】ここで押出されるゴム材5aの吐出量は材
料粘土、温度条件等の環境変化により微妙に変動する。
しかし、ヘッドから押出された直後のゴム材5aは芯体
4間に、肉薄部23と間隙23dの距離を備えているた
め、芯体4に接触されない。そのため芯体4の走行速度
を自由に変化させることができるため、ゴム材5aの吐
出量を計量し、ゴム材5aの吐出量の変動を芯体4の走
行速度を変化させることにより吸収し、芯体上のゴム材
量を一定にすることができる。そして間隙23を有して
押出されたゴム材5a量が調整されて芯体上に接触して
微少脈動が停止され層厚が均一の状態になった時、圧着
ローラ26によりゴム材を芯体に固定させ、未加硫の化
粧ゴム層5が形成される。このため、化粧ゴム層が脈動
して端部が波打ち状態となったり、化粧ゴム層のねじれ
等が生じることがなく芯体4上に接着される。
【0020】その後、一旦、化粧ゴム層5の未加硫状態
で巻取部25に巻き取られ、別工程において、適宜加熱
加圧装置で未加硫化粧ゴム層5を加硫接着して、化粧ゴ
ム層5が形成され、完成されたハンドレール1が他の巻
取部に巻取られる。上記実施例は、芯体形成と、化粧ゴ
ム層とを一の装置により製造するハンドレールの製造装
置についての説明したが、本発明はこれに限定されず、
芯体を一旦形成した後、芯体上に直接ゴム材を押出し、
化粧ゴム層を形成するようにしてもよい。また、ゴム材
上に化粧ゴム層を押出被覆した後、化粧ゴム層を加硫す
る加熱装置をタンデムに配置するようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の乗客コンベア用ハンドレールの製造方法及び製造装
置によれば、ゴム材を芯体上に直接押出し化粧ゴム層を
形成するため、一旦成形された帯状のゴム材が変形した
り、ゴミが付着したりすることなく異物が混入しない高
品位な乗客コンベア用ハンドレールを製造することがで
きる。また、芯体上のゴム材の載置位置により化粧ゴム
層の位置ずれが生じることなく効率よく、歩留りよく製
造することができる。また、ヘッドから押出されるゴム
材が環境変化等により変動しても芯体の走行速度を変化
させて対応させることにより、一定量のゴム材が芯体上
に押出されるようにでき、化粧ゴム層の端部が波打ち状
態となることはなく、高品質な乗客コンベア用ハンドレ
ールを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の乗客コンベア用ハンドレールの製造装
置の一実施例を示す説明図。
【図2】同実施例の芯体成形部の一部を示す断面図。
【図3】同実施例の化粧ゴム層成形部の一部を示す断面
図。
【図4】図3に示す化粧ゴム層成形部のA視の断面図。
【図5】図3に示す化粧ゴム層成形部のB視の断面図。
【図6】乗客コンベア用ハンドレールの断面図。
【符号の説明】 1…………ハンドレール 2…………帆布 4…………芯体 5…………化粧ゴム層 5a…………ゴム材 8…………押出機 14…………ガイドレール 17…………ヘッド 17d…………押出端 18…………貫通孔 20…………ゴム供給路 20a…………C字型部 23…………肉薄部 23d…………間隙 S…………乗客コンベア用ハンドレール製造装置
フロントページの続き (72)発明者 中静 修一 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内 (72)発明者 丸山 茂 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面略C字型の帆布の積層体の芯体と、前
    記芯体上に積層された化粧ゴム層とからなる乗客コンベ
    ア用ハンドレールを製造するに際し、前記芯体上に化粧
    ゴム層を形成するゴム材を直接押出し、加熱加硫して一
    体化することを特徴とする乗客コンベア用ハンドレール
    の製造方法。
  2. 【請求項2】断面略C字型の帆布の積層体の芯体と、前
    記芯体上に積層された化粧ゴム層とからなる乗客コンベ
    ア用ハンドレールの製造装置であって、前記化粧ゴム層
    を形成するゴム材の押出機を備え、前記押出機はガイド
    レール上に載置された前記芯体を貫通する貫通孔と、前
    記ガイドレール上の前記芯体の外周に対応した断面略C
    字型の供給路とを備えたヘッドを有し、前記ヘッドの押
    出端に前記供給路と前記ガイドレール上の前記芯体とを
    隔離する肉薄部を設けたことを特徴とする乗客コンベア
    用ハンドレールの製造装置。
  3. 【請求項3】前記ヘッドから押出された前記ゴム材が前
    記芯体上で安定した位置に圧着ローラを備えたことを特
    徴とする請求項2に記載の乗客コンベア用ハンドレール
    の製造装置。
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