JPH06106692A - 加圧加熱殺菌用包装材料及びそれを用いた包装体 - Google Patents
加圧加熱殺菌用包装材料及びそれを用いた包装体Info
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Abstract
開封補助部材を更に設けずとも、手で直線的に引き裂け
るようにする。 【構成】 外層1、ナイロンフィルム2及びヒートシー
ル性樹脂層3が順次積層された加圧加熱殺菌用包装材料
において、ナイロンフィルム2として、芳香族系ポリア
ミドと6−ナイロンとからなる二軸延伸フィルムを使用
する。ナイロンフィルム2と、外層1又はヒートシール
性樹脂層3との間に、ガスバリヤー層を更に設けること
が好ましい。ガスバリヤー層としては、アルミニウム
箔、ポリ塩化ビニリデン層、酸化ケイ素薄膜、あるいは
熱可塑性樹脂フィルムに酸化ケイ素薄膜が形成された複
合フィルムを使用することができる。ヒートシール性樹
脂層3としては、ポリプロピレンフィルムが好ましい。
Description
通させるため、加工食品を密封する際に用いる加圧加熱
殺菌用包装材料に関する。より詳しくは、この発明は、
手で直線的に引き裂くことのできる易引き裂き性を有す
る加圧加熱殺菌用包装材料に関する。また、この加圧加
熱殺菌用包装材料を用いた包装体にも関する。
ごはん等を始めとする様々な加工食品が広く出回ってい
る。このような加工食品を常温流通させるためには、一
般に、予め加工食品を耐熱性材料からなる包装体に密封
し、加圧加熱殺菌(レトルト殺菌)処理を施すことがな
されている。
料としては、包装体の最外層にあたる部分から、ポリエ
チレンテレフタレートフィルム(外層)/アルミニウム
箔(ガスバリヤー層、遮光層)/ポリプロピレンフィル
ム(ヒートシール性樹脂層)という各層を、耐熱性のウ
レタン系接着剤でドライラミネーション法により積層さ
せたものが一般的に用いられている。
を向上させるために高圧高温のレトルト殺菌条件を選択
する場合や大型の包装体を得る場合には、耐衝撃性が十
分でなく、レトルト殺菌時に包装体の破損が発生した
り、大型の包装体の場合には運搬などの取扱中に包装体
の破損が発生するという問題があった。
アルミニウム箔とポリプロピレンフィルムとの間に、二
軸延伸した6−又は6,6−ナイロンフィルムを挟持さ
せることが行われている。
する従来の加圧加熱殺菌用包装材料を使用してレトルト
殺菌用包装体を形成した場合には、内容物を取り出す際
に、手で直線的に引き裂くことが非常に困難であるとい
う問題があった。例えば、二軸延した6−又は6,6−
ナイロンフィルムと低密度ポリエチレンフィルムとが積
層された構成を有する包装材料から形成された包装体を
横方向に引き裂いた場合、引裂き終了端において、引き
裂きの手前側では直線方向から数mmのずれが生じ、ま
た裏側では30〜40mmのずれが生じるという問題が
あった。この問題に対して、ナイロンフィルムを二軸延
伸状態ではなく、引き裂き方向に延伸した一軸延伸状態
のナイロンフィルムを使用することが考えられるが、こ
のようなナイロンフィルムは左右方向と上下方向とで熱
による収縮率が異なるため、寸法安定性が低く、そのた
めレトルト殺菌用包装材料としては用いることができな
いという欠点がある。
ンフィルムを有しながらも手で直線的に引き裂けるよう
にするために、レトルト殺菌用包装体の外面の開封予定
箇所、即ち手で引き裂く部分に、引き裂く方向に延伸し
たフィルムからなる開封補助部材を設けることが提案さ
れている(特公昭53−12216号公報)。
うに開封補助部材を設けると、レトルト殺菌用包装体の
製造コストが増大するという問題があり、また、その美
観が損なわれるという問題もあった。
を解決しようとするものであり、耐衝撃性に優れたナイ
ロンフィルムを用いた加圧加熱殺菌用包装体を、開封補
助部材を更に設けずとも、手で直線的に引き裂けるよう
にすることを目的とする。
は6,6−ナイロンフィルムの代わりに芳香族系ポリア
ミドと6−ナイロンとのポリマーブレンドの二軸延伸フ
ィルムを使用することにより上述の目的が達成できるこ
とを見出し、この発明を完成させるに至った。
ム及びヒートシール性樹脂層が順次積層された加圧加熱
殺菌用包装材料において、該ナイロンフィルムが芳香族
系ポリアミドと6−ナイロンとからなる二軸延伸フィル
ムであることを特徴とする加圧加熱殺菌用包装材料を提
供する。
明する。なお、図において同じ番号は同じ又は同等の構
成要素を示している。
断面図である。同図にあるように、この発明の加圧加熱
用包装材料は、外層1、ナイロンフィルム2及びヒート
シール性樹脂層3とから構成される。
ときにナイロンフィルム2よりも外側になる層であり、
レトルト殺菌条件に耐えることが必要であり、更に優れ
た印刷適性を有することが好ましい。このような、外層
1としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエス
テル、ナイロン等の可撓性の樹脂フィルム、好ましくは
ポリエチレンテレフタレートフィルムや二軸延伸ポリプ
ロピレンフィルムから構成することが好ましい。また、
外層1の厚みは特に限定されず、使用目的に応じて適宜
選択することができる。
ては、前述したように、芳香族系ポリアミドと6−ナイ
ロンとからなるフィルムであり、好ましくは、芳香族系
ポリアミドと6−ナイロンとを混練して製造されたフィ
ルムを使用する。この場合、二軸延伸したフィルムを使
用することが必要である。また、2軸延伸したフィルム
としては、幅方向に均一な引き裂き性を付与できる押し
出しチューブラー法により二軸延伸したものが好まし
い。これにより引き裂き性(直線カット性)を向上させ
ることができる。
従来の6−又は6,6−ナイロンフィルムに比べ約5割
も高い剛性を有するので、起立(自立)性に優れたスタ
ンディングパウチも実現することが可能となる。
である芳香族系ポリアミドとしては、使用目的等に応じ
て種々の芳香族系ポリアミドの中から選択することがで
きる。例えば、メタキシレンジアミンとアジピン酸とが
重縮合した半芳香族系ポリアミドを好ましく使用するこ
とができる。芳香族系ポリアミドと6−ナイロンとの配
合比は、使用する芳香族系ポリアミドの種類等により異
なるが、引き裂き性と、従来の6−又は6,6−ナイロ
ンフィルムと同等程度の耐衝撃性とを両立させる点か
ら、芳香族系ポリアミドが10〜90重量%、好ましく
は40〜60重量%であり、6−ナイロンが90〜10
重量%、好ましくは60〜40重量%である。
用目的に応じて適宜決定することができる。
ら包装材料のシーラント層として用いられているものと
同様の素材から構成することができ、例えばポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
アイオノマー等を使用することができる。また、ヒート
シール性樹脂層3の厚みは特に限定されず、必要に応じ
て適宜決定することができる。
(b)に示すように、ナイロンフィルム2と、外層1又
はヒートシール性樹脂層3との間に、ガスバリヤー層4
を設けることが好ましい。これにより、酸素及び水蒸気
を効率よく遮断することができ、内容物の劣化を防止す
ることができる。このようなガスバリヤー層4として
は、従来から包装材料にガスバリヤー性を付与するため
に用いられているものを使用することができ、例えばア
ルミニウム箔、ポリ塩化ビニリデン層、あるいは一酸化
ケイ素を主体とする一般式SixOy(x=1,2,y
=0,1,2,3)で表される酸化ケイ素薄膜を使用す
ることができる。
限はなく、使用目的に応じて適宜決定することができ
る。
スバリヤー性を達成するために要する膜厚が数百オング
ストローム程度で足り、従って一般的な真空蒸着法など
により低いランニングコストで形成することができると
いう長所がある。しかも光透過性であるので包装材料の
内容物を透視できるという長所もあり、また、焼却した
場合にもアルミニウム箔のような焼却残渣が残らないと
いう長所もある。このため、この発明においては、ガス
バリヤー層4として酸化ケイ素薄膜を適用することが好
ましい。この場合、酸化ケイ素薄膜をナイロンフィルム
2などに真空蒸着法などにより直接積層してもよいが、
図2(c)に示すように、予めポリエチレンテレフタレ
ートフィルムなどの熱可塑性樹脂フィルム4aに酸化ケ
イ素薄膜4bを真空蒸着法などにより形成した複合フィ
ルムをガスバリヤー層4として設けることが製造工程上
の点で好ましい。
法に従って製造することができる。例えば、ドライラミ
ネート法、ノンソルベントラミネート法、押し出しラミ
ネーション法、ニーラムラミネーション法、ウェットラ
ミネーション法、ホットメルトラミネーション法などに
より、或いはこれらの方法を組み合わせて夫々の層を積
層することにより製造することができる。なかでも、ド
ライラミネート法、ノンソルベントラミネート法、押し
出しラミネーション法、ニーラムラミネーション法が好
ましく、この場合、ウレタン系接着剤を0.5〜10g
/m2(ドライ)、好ましくは1.0〜5g/m2(ド
ライ)の量で用いることにより、更に引き裂き性を向上
させることができる。これは、ウレタン系接着剤からな
る接着層が伸びにくいために包装材料の引き裂きに追随
しやすいからである。従って、各層間の少なくとも一つ
の層間の接着をウレタン系接着剤により行うことが好ま
しい。
加圧加熱殺菌用包装材料は、従来と同様の方法により加
圧加熱殺菌用の包装体に加工することができる。例え
ば、図3(a)に示すように、この発明の加圧加熱殺菌
用包装材料10のヒートシール性樹脂層3を内側にして
矢印のように二つ折りにし、同図(b)に示すように開
口部5を除いて他の二つの端縁6aと6bとをヒートシ
ールすることにより得られる。或いは、図4(a)に示
すように、2枚のこの発明の加圧加熱用包装材料10a
と10bとを、ヒートシール性樹脂層3を内側にして矢
印のように重ね合わせ、同図(b)に示すように開口部
5を除いて他の三つの端縁6aと6bと6cとをヒート
シールすることにより得られる。その他、図示しない
が、通常のスタンディングパウチに加工することもでき
る。
構成の一部に芳香族系ポリアミドと6−ナイロンとから
なる二軸延伸フィルムを有するので、手で直線的に引き
裂くことが可能となる。
する。
ィルム(商品名;P60c:東レ株式会社製)上に、ウ
レタン系接着剤(商品名;A515/A−50:武田薬
品工業株式会社製)を3.5g/m2で塗工し、その上
にメタキシレンジアミンとアジピン酸とが重縮合した芳
香族ポリアミドに6−ナイロンを添加し、二軸方向に延
伸した厚さ15μmのナイロンフィルム(商品名;ユニ
アスロン:出光石油化学株式会社製)を積層した。更
に、そのナイロンフィルムに、前述したものと同じウレ
タン系接着剤で、厚さ60μmのポリプロピレンフィル
ム(商品名;ZK−93K:東レ株式会社製)をドライ
ラミネーション法により積層してこの発明の加圧加熱殺
菌用包装材料を製造した。
うな包装体(130×170mm、ヒートシール幅10
mm)を製造した。
の混合物200gを充填し、120℃、30分の条件で
レトルト殺菌試験(耐熱性、耐圧性、収縮性、耐衝撃
性)と引き裂き試験(直線カット性試験)を行った。そ
れぞれの試験方法及び評価は以下の通りである。レトルト殺菌試験 (耐熱性)レトルト殺菌条件下で包装体に破損が生じな
い場合を「○」、生じた場合を「×」で表す; (耐圧性)レトルト殺菌処理後に、50kgの静圧を1
分間かけ、包装体に破損が生じない場合を「○」、生じ
た場合を「×」で表す; (収縮性)レトルト殺菌条件下で縦横両方向の収縮率が
1.0%未満の場合を「○」、1.0%〜3.0%を場
合を「△」、3.0%を超える場合を「×」で表す; (耐衝撃性)レトルト殺菌処理後に、23℃において1
mの高さから平坦なコンクリートの上に3回、垂直落下
させ、包装体に破損が生じない場合を「○」、生じた場
合を「×」で表す;引き裂き試験 ヒートシール部にノッチを形成して手で引き裂き、引き
裂きの手前側及び裏側で、直線方向からのずれが5mm
未満の場合を「○」、5〜10mmの場合を「△」、1
0mmを超える場合を「×」で表す。
明らかなように、この発明の加圧加熱殺菌用包装材料及
び包装体は、優れたレトルト殺菌特性及び引き裂き特性
を有していた。
ンフィルムとの間に、厚さ9μmのアルミニウム箔を実
施例1で用いたものと同じ接着剤を用いて積層する以外
は実施例1と同様にして、この発明の加圧加熱殺菌用包
装材料を製造した。この包装材料から実施例1と同様に
包装体を製造し、同様の試験を行った。その結果を表1
に示す。表1から明らかなように、この発明の加圧加熱
殺菌用包装材料及び包装体は、優れたレトルト殺菌特性
及び引き裂き特性を有していた。しかも、アルミニウム
箔を層構成の中に有するので、優れたガスバリヤー性特
に酸素及び水蒸気バリヤー性を示していた。
テレフタレートとの間に、厚さ9μmのアルミニウム箔
を実施例1で用いたものと同じ接着剤を用いて積層する
以外は実施例1と同様にして、この発明の加圧加熱殺菌
用包装材料を製造した。この包装材料から実施例1と同
様に包装体を製造し、同様の試験を行った。その結果を
表1に示す。表1から明らかなように、この発明の加圧
加熱殺菌用包装材料及び包装体は、優れたレトルト殺菌
特性及び引き裂き特性を有していた。しかも、アルミニ
ウム箔を層構成の中に有するので、優れたガスバリヤー
性特に酸素及び水蒸気バリヤー性を示していた。
ィルム(商品名;P60c:東レ株式会社製)上にウレ
タン系インクを用いて印刷層を形成し、その印刷層上に
ウレタン系接着剤(商品名;A515/A−50:武田
薬品工業株式会社製)を3.5g/m2で塗工した。
リエチレンテレフタレートフィルム(商品名;P60
c:東レ株式会社製)の片面上に1500オングストロ
ーム厚の酸化ケイ素蒸着膜が形成された複合フィルム
を、そのポリエチレンテレフタレートフィルム面を重ね
て積層した。
着剤(商品名;A515/A−50:武田薬品工業株式
会社製)を3.5g/m2で塗工し、その上にメタキシ
レンジアミンとアジピン酸とが重縮合した芳香族ポリア
ミドに6−ナイロンを添加し、二軸方向に延伸した厚さ
15μmのナイロンフィルム(商品名;ユニアスロン:
出光石油化学株式会社製)を積層し、更に同じウレタン
系接着剤で、厚さ80μmのポリプロピレンフィルム
(商品名;ZK−93K:東レ株式会社製)をドライラ
ミネーション法により積層して、スタンディングパウチ
(胴部)用の加圧加熱殺菌用包装材料を製造した。
チ(胴部)用の加圧加熱殺菌用包装材料の印刷が施され
たポリエチレンテレフタレートフィルムに代えて、やは
り上述の複合フィルム(酸化ケイ素蒸着膜を形成した延
伸ポリエチレンテレフタレートフィルム)を使用し、酸
化ケイ素蒸着膜が内側となるように積層する以外は上述
した場合と同様にして、スタンディングパウチ(底部)
用の加圧加熱殺菌用包装材料を製造した。このようにし
て得られた材料を用いて通常のスタンディングパウチ
(190×140(底部幅40mm))を製造し、実施
例1と同様にレトルト殺菌試験と引き裂き試験を行っ
た。その結果を表1に示す。
らかなように、実施例1〜3で得られた包装体と同様に
優れた耐熱性、耐圧性、収縮性、耐衝撃性及び引き裂き
性を示した。特に、耐衝撃性については、4%酢酸を3
00ml入れ、室温下又は5℃で1.6mの高さから平
坦なコンクリートに自然落下させるという高負荷耐衝撃
性試験を行った場合でも、表2に示すように、レトルト
殺菌(温度120℃又は125℃、殺菌時間20分又は
30分)前後で、破袋するまでの落下回数は3回以上で
あり、優れた耐衝撃性を示した。
を10個用意し、30℃、70%RHという条件下での
酸素透過量(ml/m2・day・atm)を測定し
た。その測定結果の平均値を表2に示す。表2から明ら
かなように、スタンディングパウチの胴部及び底部と
も、レトルト殺菌(温度120℃又は125℃、殺菌時
間20分又は30分)前後で、実用上十分な酸素バリヤ
ー性といえる酸素透過量(4ml/m2・day・at
m)を下回っており、優れた酸素バリヤー性を示した。
ロン(商品名;ユニロンG101:出光石油化学株式会
社製)を用いる以外は実施例1を繰り返すことにより加
圧加熱殺菌用包装材料を得た。この包装材料から実施例
1と同様にして、包装体を製造して同様の試験を行っ
た。その結果を表1に合わせて示す。表1から明らかな
ように、この比較例の包装材料及び包装体は引き裂き性
に劣っていた。
2軸延伸フィルム(商品名;ユニロンG101:出光石
油化学株式会社製)を用いる以外は実施例2を繰り返す
ことにより加圧加熱殺菌用包装材料を得た。この包装材
料から実施例1と同様にして、包装体を製造して同様の
試験を行った。その結果を表1に合わせて示す。表1か
ら明らかなように、この比較例の包装材料及び包装体は
引き裂き性に劣っていた。
イロンフィルムを用いた加圧加熱殺菌用包装材料及び包
装体に、開封補助部材を更に設けずとも手で直線的に引
き裂ける性質を付与できた。
ある。
の断面図である。
説明図である。
製造方法の説明図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 外層、ナイロンフィルム及びヒートシー
ル性樹脂層が順次積層された加圧加熱殺菌用包装材料に
おいて、該ナイロンフィルムが芳香族系ポリアミドと6
−ナイロンとからなる二軸延伸フィルムであることを特
徴とする加圧加熱殺菌用包装材料。 - 【請求項2】 ナイロンフィルムと、外層又はヒートシ
ール性樹脂層との間に、ガスバリヤー層を更に設けた請
求項1記載の加圧加熱殺菌用包装材料。 - 【請求項3】 ガスバリヤー層が、アルミニウム箔、ポ
リ塩化ビニリデン層、酸化ケイ素薄膜、又は熱可塑性樹
脂フィルムに酸化ケイ素薄膜が形成された複合フィルム
である請求項2記載の加圧加熱殺菌用包装材料。 - 【請求項4】 ヒートシール性樹脂層がポリプロピレン
フィルムからなる請求項1乃至3のいずれかに記載の加
圧加熱殺菌用包装材料。 - 【請求項5】 各層間の少なくとも一つの層間の接着が
ウレタン系接着剤で行われた請求項1乃至4のいずれか
に記載の加圧加熱殺菌用包装材料。 - 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の加圧
加熱殺菌用包装材料のヒートシール性樹脂層を向かい合
わせて、開口部を除いてヒートシールすることにより得
られる包装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20717393A JP3355712B2 (ja) | 1992-08-11 | 1993-07-29 | 加圧加熱殺菌用包装材料及びそれを用いた包装体 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4-235215 | 1992-08-11 | ||
JP23521592 | 1992-08-11 | ||
JP20717393A JP3355712B2 (ja) | 1992-08-11 | 1993-07-29 | 加圧加熱殺菌用包装材料及びそれを用いた包装体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06106692A true JPH06106692A (ja) | 1994-04-19 |
JP3355712B2 JP3355712B2 (ja) | 2002-12-09 |
Family
ID=26516101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20717393A Expired - Lifetime JP3355712B2 (ja) | 1992-08-11 | 1993-07-29 | 加圧加熱殺菌用包装材料及びそれを用いた包装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3355712B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0880977A (ja) * | 1994-09-13 | 1996-03-26 | Dainippon Printing Co Ltd | 易開封性レトルトパウチ |
JP2006506253A (ja) * | 2002-11-15 | 2006-02-23 | フッタマキ ロンスベルク、ツバイヒニーダーラッスング デァ フッタマキ ドイチュラント ゲーエムべーハー ウント ツェーオー.カーゲー | 嵌入バリヤー層を有しチューブ及び類似なフォイル型包装に用いられる多層積層構造 |
JP2008074429A (ja) * | 2006-09-20 | 2008-04-03 | Toppan Printing Co Ltd | 高防湿性を有するバッグインボックス用内装袋 |
CN102502054A (zh) * | 2011-10-20 | 2012-06-20 | 利辛县宏达铝塑包装有限公司 | 一种铝箔复合袋及其制备方法 |
CN108819380A (zh) * | 2018-06-08 | 2018-11-16 | 金石包装(嘉兴)有限公司 | 一种可高温蒸煮杀菌的盖膜 |
-
1993
- 1993-07-29 JP JP20717393A patent/JP3355712B2/ja not_active Expired - Lifetime
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CN108819380A (zh) * | 2018-06-08 | 2018-11-16 | 金石包装(嘉兴)有限公司 | 一种可高温蒸煮杀菌的盖膜 |
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