JPH0610668A - ウォータポンプの取付構造 - Google Patents
ウォータポンプの取付構造Info
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- JPH0610668A JPH0610668A JP19620292A JP19620292A JPH0610668A JP H0610668 A JPH0610668 A JP H0610668A JP 19620292 A JP19620292 A JP 19620292A JP 19620292 A JP19620292 A JP 19620292A JP H0610668 A JPH0610668 A JP H0610668A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/22—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B67/00—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
- F02B67/04—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
- F02B67/06—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明の目的は、ウォータポンプをシリン
ダブロックの端面に取付けるエンジンにおいて、主オイ
ル通路の開放をポンプケースを取外すだけで実施させる
とともに、主オイル通路の一側を閉塞する盲栓を不要と
して部品点数を低減し、組立工数を低減することにあ
る。 【構成】 このため、この発明は、ウォータポンプが主
オイル通路の開口近傍に取付けられるエンジンにおい
て、ウォータポンプのポンプケースには主オイル通路の
開口を閉塞するオイル開口閉塞部を設けている。
ダブロックの端面に取付けるエンジンにおいて、主オイ
ル通路の開放をポンプケースを取外すだけで実施させる
とともに、主オイル通路の一側を閉塞する盲栓を不要と
して部品点数を低減し、組立工数を低減することにあ
る。 【構成】 このため、この発明は、ウォータポンプが主
オイル通路の開口近傍に取付けられるエンジンにおい
て、ウォータポンプのポンプケースには主オイル通路の
開口を閉塞するオイル開口閉塞部を設けている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ウォータポンプの取
付構造に係り、特にウォータポンプのポンプケースの一
部によって主オイル通路の開口を閉塞し得るウォータポ
ンプの取付構造に関する。
付構造に係り、特にウォータポンプのポンプケースの一
部によって主オイル通路の開口を閉塞し得るウォータポ
ンプの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジン、例えばV型エンジンにおいて
は、図10、11に示す如く、シリンダブロック102
の一次側シリンダバンク104と二次側シリンダバンク
106との略中央部位にクランク軸心方向に直線状の主
オイル通路(メインギャラリー)108を貫通して設
け、この主オイル通路108の一側開口近傍でシリンダ
ブロック102のクランク軸心方向の一側の端面にウォ
ータポンプ110を取付けた構造のものがある。前記主
オイル通路108には、オイルポンプ(図示せず)で圧
送された潤滑用のオイルが供給される。
は、図10、11に示す如く、シリンダブロック102
の一次側シリンダバンク104と二次側シリンダバンク
106との略中央部位にクランク軸心方向に直線状の主
オイル通路(メインギャラリー)108を貫通して設
け、この主オイル通路108の一側開口近傍でシリンダ
ブロック102のクランク軸心方向の一側の端面にウォ
ータポンプ110を取付けた構造のものがある。前記主
オイル通路108には、オイルポンプ(図示せず)で圧
送された潤滑用のオイルが供給される。
【0003】前記主オイル通路108の両端側の各開口
には、該各開口を閉塞する盲栓(プラグ)112が夫々
取付けられている。
には、該各開口を閉塞する盲栓(プラグ)112が夫々
取付けられている。
【0004】また、シリンダブロック102の端面に
は、図10に示す如く、ポンプ用空間114の周囲にポ
ンプ取付孔116、116、116、116が形成され
ている。このポンプ取付孔116、116、116、1
16には、ウォータポンプ110のポンプケース118
を固定するポンプ取付ボルト120、120、120、
120が取付けられている。このとき、ポンプケース1
18の一部は、図11に示す如く、前記盲栓112を覆
うように位置している。
は、図10に示す如く、ポンプ用空間114の周囲にポ
ンプ取付孔116、116、116、116が形成され
ている。このポンプ取付孔116、116、116、1
16には、ウォータポンプ110のポンプケース118
を固定するポンプ取付ボルト120、120、120、
120が取付けられている。このとき、ポンプケース1
18の一部は、図11に示す如く、前記盲栓112を覆
うように位置している。
【0005】また、このようなウォータポンプの取付構
造としては、例えば、実開平2−132811号公報に
開示されている。この公報に記載のものは、軸受部ボス
を略囲むように突出するリブを形成し、リブに縁部が対
応するようにタイミングベルトカバーには開口を形成
し、該開口の縁部はシール部材を介してリブの先端部の
シール面に当接するように構成し、ウォータポンプの軸
受部ボスの少なくとも一部がタイミングベルト室と同じ
軸方向位置に位置させたものである。
造としては、例えば、実開平2−132811号公報に
開示されている。この公報に記載のものは、軸受部ボス
を略囲むように突出するリブを形成し、リブに縁部が対
応するようにタイミングベルトカバーには開口を形成
し、該開口の縁部はシール部材を介してリブの先端部の
シール面に当接するように構成し、ウォータポンプの軸
受部ボスの少なくとも一部がタイミングベルト室と同じ
軸方向位置に位置させたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来、主オ
イル通路の開口の盲栓を取外したい場合には、ポンプケ
ースの一部が盲栓に覆うように位置しているので、盲栓
を取外す際に、盲栓の取外しが困難であったり、あるい
は、ポンプケースを取外し、そして、盲栓を取外さなけ
ればならず、盲栓の取外しが困難になるという不都合が
あった。
イル通路の開口の盲栓を取外したい場合には、ポンプケ
ースの一部が盲栓に覆うように位置しているので、盲栓
を取外す際に、盲栓の取外しが困難であったり、あるい
は、ポンプケースを取外し、そして、盲栓を取外さなけ
ればならず、盲栓の取外しが困難になるという不都合が
あった。
【0007】また、主オイル通路の開口を閉塞するため
に、盲栓を必要とするので、部品点数が増加するととも
に、組立工数が増加する不都合があった。
に、盲栓を必要とするので、部品点数が増加するととも
に、組立工数が増加する不都合があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、エンジンのシリンダブロ
ックにクランク軸心方向に貫通する主オイル通路を設
け、この主オイル通路の開口近傍で前記シリンダブロッ
クのクランク軸心方向の端面にウォータポンプを取付け
たウォータポンプの取付構造において、前記ウォータポ
ンプのポンプケースには前記主オイル通路の開口を閉塞
するオイル開口閉塞部を設けたことを特徴とする。
述の不都合を除去するために、エンジンのシリンダブロ
ックにクランク軸心方向に貫通する主オイル通路を設
け、この主オイル通路の開口近傍で前記シリンダブロッ
クのクランク軸心方向の端面にウォータポンプを取付け
たウォータポンプの取付構造において、前記ウォータポ
ンプのポンプケースには前記主オイル通路の開口を閉塞
するオイル開口閉塞部を設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】この発明の構成によれば、主オイル通路の開口
がポンプケースに設けたオイル開口閉塞部によって閉塞
されるので、主オイル通路の開口に盲栓を取付ける必要
がなく、組立工数が低減するとともに、主オイル通路の
開口を開放したい場合にはポンプケースを取外すだけで
よく、その作業が簡便である。
がポンプケースに設けたオイル開口閉塞部によって閉塞
されるので、主オイル通路の開口に盲栓を取付ける必要
がなく、組立工数が低減するとともに、主オイル通路の
開口を開放したい場合にはポンプケースを取外すだけで
よく、その作業が簡便である。
【0010】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
且つ具体的に説明する。図1〜図図9は、この発明の実
施例を示すものである。図1において、2はV型のエン
ジンである。このエンジン2は、V字形状のシリンダブ
ロック4の一次側、二次側シリンダバンク6、8に一次
側、二次側シリンダヘッド10、12を載置して構成さ
れた一次側、二次側エンジンバンク14、16を有して
いる。
且つ具体的に説明する。図1〜図図9は、この発明の実
施例を示すものである。図1において、2はV型のエン
ジンである。このエンジン2は、V字形状のシリンダブ
ロック4の一次側、二次側シリンダバンク6、8に一次
側、二次側シリンダヘッド10、12を載置して構成さ
れた一次側、二次側エンジンバンク14、16を有して
いる。
【0011】前記シリンダブロック4の下部には、クラ
ンクベアリングキャップ18が取付けられている。この
クランクベアリングキャップ18の下部には、オイルパ
ン(図示せず)が取付けられる。
ンクベアリングキャップ18が取付けられている。この
クランクベアリングキャップ18の下部には、オイルパ
ン(図示せず)が取付けられる。
【0012】前記シリンダブロック4とクランクベアリ
ングキャップ18には、クランク軸20が軸支して設け
られている。このクランク軸20の正面側端部には、駆
動側スプロケットであるクランクスプロケット22が固
定して取付けられている。
ングキャップ18には、クランク軸20が軸支して設け
られている。このクランク軸20の正面側端部には、駆
動側スプロケットであるクランクスプロケット22が固
定して取付けられている。
【0013】前記一次側シリンダヘッド10には、上部
の両端側において離間して位置し、つまり並列して一次
側吸気、一次側排気カム軸24、26が軸支して設けら
れている。一次側吸気、一次側排気カム軸24、26に
は、一次側吸気、一次側排気カムスプロケット28、3
0が固定して取付けられている。
の両端側において離間して位置し、つまり並列して一次
側吸気、一次側排気カム軸24、26が軸支して設けら
れている。一次側吸気、一次側排気カム軸24、26に
は、一次側吸気、一次側排気カムスプロケット28、3
0が固定して取付けられている。
【0014】また、前記二次側シリンダヘッド12に
は、上部の両端側において離間して位置し、つまり並列
して二次側吸気、二次側排気カム軸32、34が軸支し
て設けられている。二次側吸気、二次側排気カム軸3
2、34には、二次側吸気、二次側排気カムスプロケッ
ト36、38が固設されている。
は、上部の両端側において離間して位置し、つまり並列
して二次側吸気、二次側排気カム軸32、34が軸支し
て設けられている。二次側吸気、二次側排気カム軸3
2、34には、二次側吸気、二次側排気カムスプロケッ
ト36、38が固設されている。
【0015】前記一次側吸気、一次側排気カムスプロケ
ット28、30よりも一次側シリンダバンク6側の一次
側シリンダヘッド10には、一体的に構成された一次側
タイミングチェーンスプロケット40と一次側カムチェ
ーンスプロケット42とを支持する一次側アイドラ軸4
4が設けられる。
ット28、30よりも一次側シリンダバンク6側の一次
側シリンダヘッド10には、一体的に構成された一次側
タイミングチェーンスプロケット40と一次側カムチェ
ーンスプロケット42とを支持する一次側アイドラ軸4
4が設けられる。
【0016】前記二次側吸気カム軸32には、二次側タ
イミングチェーンスプロケット46が取付けられてい
る。
イミングチェーンスプロケット46が取付けられてい
る。
【0017】前記シリンダブロック4には、一次側、二
次側シリンダバンク6、8間に位置して中央側アイドラ
軸48が固定して設けられている。この中央側アイドラ
軸48には、中央側タイミングチェーンスプロケット5
0が設けられている。
次側シリンダバンク6、8間に位置して中央側アイドラ
軸48が固定して設けられている。この中央側アイドラ
軸48には、中央側タイミングチェーンスプロケット5
0が設けられている。
【0018】前記クランクスプロケット22と一次側タ
イミングチェーンスプロケット40と中央側タイミング
チェーンスプロケット50と二次側タイミングチェーン
スプロケット46とには、タイミングチェーン52が巻
掛けて設けられる。
イミングチェーンスプロケット40と中央側タイミング
チェーンスプロケット50と二次側タイミングチェーン
スプロケット46とには、タイミングチェーン52が巻
掛けて設けられる。
【0019】前記一次側カムチェーンスプロケット42
と一次側吸気、一次側排気カムスプロケット28、30
とには、一次側カムチェーン54が巻掛けて設けられ
る。
と一次側吸気、一次側排気カムスプロケット28、30
とには、一次側カムチェーン54が巻掛けて設けられ
る。
【0020】また、前記二次側吸気カムスプロケット3
6と二次側排気カムスプロケット38とには、二次側カ
ムチェーン56が巻掛けて設けられる。
6と二次側排気カムスプロケット38とには、二次側カ
ムチェーン56が巻掛けて設けられる。
【0021】前記クランク軸20の正面側端部には、前
記クランクスプロケット22と略同径のオイルポンプチ
ェーンスプロケット(図示せず)が設けられている。
記クランクスプロケット22と略同径のオイルポンプチ
ェーンスプロケット(図示せず)が設けられている。
【0022】オイルポンプチェーンスプロケットに巻掛
けられたオイルポンプチェーン58は、オイルポンプ6
0のオイルポンプスプロケット62に巻掛けられてい
る。
けられたオイルポンプチェーン58は、オイルポンプ6
0のオイルポンプスプロケット62に巻掛けられてい
る。
【0023】図3〜5に示す如く、前記シリンダブロッ
ク4の正面側の略中央部位には、クランク軸心方向Aに
主オイル通路(メインギャラリー)64が貫通して形成
されている。この主オイル通路64は、前記オイルポン
プ60によって圧送される潤滑用のオイルを各部に導く
ものである。
ク4の正面側の略中央部位には、クランク軸心方向Aに
主オイル通路(メインギャラリー)64が貫通して形成
されている。この主オイル通路64は、前記オイルポン
プ60によって圧送される潤滑用のオイルを各部に導く
ものである。
【0024】この主オイル通路64の一側の開口64a
近傍でシリンダブロック4の正面側の端面4Aには、図
3に示す如く、ウォータポンプ60を取付けるためのポ
ンプ用空間66が形成されている。
近傍でシリンダブロック4の正面側の端面4Aには、図
3に示す如く、ウォータポンプ60を取付けるためのポ
ンプ用空間66が形成されている。
【0025】このウォータポンプ60は、図6〜9に示
す如く、ポンプケース68を有している。このポンプケ
ース68は、前記ポンプ用空間66を覆うようにシリン
ダブロック4の端面4Aに取付けられるものであり、取
付フランジ部70と軸保持ハウジング部72とからな
る。この軸保持ハウジング部72には、ポンプ軸74が
回転可能に支持される。このポンプ軸74には、図示し
ないが、一端側にポンプ羽根が固定されるとともに、他
端側にはウォータポンププーリが連結される。
す如く、ポンプケース68を有している。このポンプケ
ース68は、前記ポンプ用空間66を覆うようにシリン
ダブロック4の端面4Aに取付けられるものであり、取
付フランジ部70と軸保持ハウジング部72とからな
る。この軸保持ハウジング部72には、ポンプ軸74が
回転可能に支持される。このポンプ軸74には、図示し
ないが、一端側にポンプ羽根が固定されるとともに、他
端側にはウォータポンププーリが連結される。
【0026】この実施例においては、前記ウォータポン
プ60のポンプケース68を利用して主オイル通路64
の正面側の開口64aを閉塞するものである。
プ60のポンプケース68を利用して主オイル通路64
の正面側の開口64aを閉塞するものである。
【0027】即ち、前記ポンプ用空間66の周囲でシリ
ンダブロック4の端面4Aには、図3に示す如く、ポン
プ取付孔76、76、76、76が形成されている。前
記ポンプケース68の取付フランジ部70には、これら
ポンプ取付孔76、76、76、76に対応してボルト
挿通孔78、78、78、78が形成されている。これ
らボルト挿通孔78、78、78、78にポンプ取付ボ
ルト80、80、80、80が挿通し、これらポンプ取
付ボルト80、80、80、80を前記ポンプ取付孔7
6、76、76、76に螺着することにより、ウォータ
ポンプ60がシリンダブロック4に取付けられるもので
ある。
ンダブロック4の端面4Aには、図3に示す如く、ポン
プ取付孔76、76、76、76が形成されている。前
記ポンプケース68の取付フランジ部70には、これら
ポンプ取付孔76、76、76、76に対応してボルト
挿通孔78、78、78、78が形成されている。これ
らボルト挿通孔78、78、78、78にポンプ取付ボ
ルト80、80、80、80が挿通し、これらポンプ取
付ボルト80、80、80、80を前記ポンプ取付孔7
6、76、76、76に螺着することにより、ウォータ
ポンプ60がシリンダブロック4に取付けられるもので
ある。
【0028】前記ポンプケース68の取付フランジ部7
0には、図6、9に示す如く、前記主オイル通路64の
開口64aを閉塞するオイル開口閉塞部82が一体的に
設けられる。このオイル開口閉塞部82の先端側には、
閉塞側ボルト挿通孔84が形成されている。前記シリン
ダブロック4の端面4Aには、図3に示す如く、この閉
塞側ボルト挿通孔84に対応して閉塞側ボルト取付孔8
6が形成されている。
0には、図6、9に示す如く、前記主オイル通路64の
開口64aを閉塞するオイル開口閉塞部82が一体的に
設けられる。このオイル開口閉塞部82の先端側には、
閉塞側ボルト挿通孔84が形成されている。前記シリン
ダブロック4の端面4Aには、図3に示す如く、この閉
塞側ボルト挿通孔84に対応して閉塞側ボルト取付孔8
6が形成されている。
【0029】前記閉塞側ボルト挿通孔84に閉塞側取付
ボルト88が挿通され、この閉塞側取付ボルト88が閉
塞側ボルト取付孔86に螺着することにより、ポンプケ
ース68が5本のボルトによってシリンダブロック4の
端面4Aに固定されるものである。
ボルト88が挿通され、この閉塞側取付ボルト88が閉
塞側ボルト取付孔86に螺着することにより、ポンプケ
ース68が5本のボルトによってシリンダブロック4の
端面4Aに固定されるものである。
【0030】前記主オイル通路68の他側の開口は、盲
栓(図示せず)によって閉塞されている。
栓(図示せず)によって閉塞されている。
【0031】次に、この実施例の作用を説明する。
【0032】ウォータポンプ60のポンプケース68を
シリンダブロック4に取付ける際には、取付フランジ部
70の各ボルト挿通孔78、78、78、78にポンプ
取付ボルト80、80、80、80を挿通するとともに
このポンプ取付ボルト80、80、80、80をポンプ
取付孔76、76、76、76に螺着し、また、閉塞側
ボルト挿通孔84に閉塞側取付ボルト88を挿通すると
ともにこの閉塞側取付ボルト88を閉塞側ボルト取付孔
86に螺着する。これにより、ポンプケース68は、シ
リンダブロック74の端面4Aに5本のボルトによって
固設される。
シリンダブロック4に取付ける際には、取付フランジ部
70の各ボルト挿通孔78、78、78、78にポンプ
取付ボルト80、80、80、80を挿通するとともに
このポンプ取付ボルト80、80、80、80をポンプ
取付孔76、76、76、76に螺着し、また、閉塞側
ボルト挿通孔84に閉塞側取付ボルト88を挿通すると
ともにこの閉塞側取付ボルト88を閉塞側ボルト取付孔
86に螺着する。これにより、ポンプケース68は、シ
リンダブロック74の端面4Aに5本のボルトによって
固設される。
【0033】このようにポンプケース68がシリンダブ
ロック4に取付けられると、主オイル通路64の開口6
4aが、図1、2、5に示す如く、オイル開口閉塞部8
2によって閉塞されることになる。
ロック4に取付けられると、主オイル通路64の開口6
4aが、図1、2、5に示す如く、オイル開口閉塞部8
2によって閉塞されることになる。
【0034】この結果、主オイル通路64の一側の開口
64aを閉塞するために、盲栓を不要とし、部品点数を
低減するとともに、組立工数を低減させることができ
る。
64aを閉塞するために、盲栓を不要とし、部品点数を
低減するとともに、組立工数を低減させることができ
る。
【0035】また、主オイル通路64の一側の開口64
aを開放したい場合には、ポンプケース68を取外すだ
けでよく、その作業が容易である。
aを開放したい場合には、ポンプケース68を取外すだ
けでよく、その作業が容易である。
【0036】更に、ポンプケース68が閉塞側取付ボル
ト88によっても固定されるので、ウォータポンプ60
の取付状態の強度を向上させることができる。
ト88によっても固定されるので、ウォータポンプ60
の取付状態の強度を向上させることができる。
【0037】
【発明の効果】以上詳細な説明から明らかなようにこの
発明によれば、ウォータポンプのポンプケースには主オ
イル通路の開口を閉塞するオイル開口閉塞部を設けたこ
とにより、主オイル通路の開放をポンプケースを取外す
だけで実施させることができるとともに、主オイル通路
を閉塞する盲栓を不要として部品点数を低減し、組立工
数を低減し得る。
発明によれば、ウォータポンプのポンプケースには主オ
イル通路の開口を閉塞するオイル開口閉塞部を設けたこ
とにより、主オイル通路の開放をポンプケースを取外す
だけで実施させることができるとともに、主オイル通路
を閉塞する盲栓を不要として部品点数を低減し、組立工
数を低減し得る。
【図1】V型のエンジンの正面図である。
【図2】ウォータポンプを取付けた状態のシリンダブロ
ックの正面図である。
ックの正面図である。
【図3】ウォータポンプの取付け前のシリンダブロック
の正面図である。
の正面図である。
【図4】図2の要部拡大図である。
【図5】図4の〓−〓線による断面図である。
【図6】ポンプケースの正面図である。
【図7】図6の〓−〓線によるポンプケースの断面図で
ある。
ある。
【図8】図6の〓−〓線によるポンプケースの断面図で
ある。
ある。
【図9】図8のポンプケースの右側面図である
【図10】従来においてウォータポンプの取付け前のシ
リンダブロックの正面図である。
リンダブロックの正面図である。
【図11】従来においてウォータポンプの取付けた状態
のシリンダブロックの正面図である。
のシリンダブロックの正面図である。
2 エンジン 4 シリンダブロック 60 ウォータポンプ 64 主オイル通路 68 ポンプケース 82 オイル開口閉塞部 84 閉塞ボルト挿通孔 86 閉塞ボルト取付孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】オイルポンプチェーンスプロケットに巻掛
けられたオイルポンプチェーン58は、オイルポンプ5
9のオイルポンプスプロケット62に巻掛けられてい
る。
けられたオイルポンプチェーン58は、オイルポンプ5
9のオイルポンプスプロケット62に巻掛けられてい
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】図3〜5に示す如く、前記シリンダブロッ
ク4の正面側の略中央部位には、クランク軸心方向Aに
主オイル通路(メインギャラリー)64が貫通して形成
されている。この主オイル通路64は、前記オイルポン
プ59によって圧送される潤滑用のオイルを各部に導く
ものである。
ク4の正面側の略中央部位には、クランク軸心方向Aに
主オイル通路(メインギャラリー)64が貫通して形成
されている。この主オイル通路64は、前記オイルポン
プ59によって圧送される潤滑用のオイルを各部に導く
ものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02B 75/22 F 7541−3G
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジンのシリンダブロックにクランク
軸心方向に貫通する主オイル通路を設け、この主オイル
通路の開口近傍で前記シリンダブロックのクランク軸心
方向の端面にウォータポンプを取付けたウォータポンプ
の取付構造において、前記ウォータポンプのポンプケー
スには前記主オイル通路の開口を閉塞するオイル開口閉
塞部を設けたことを特徴とするウォータポンプの取付構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19620292A JPH0610668A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | ウォータポンプの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19620292A JPH0610668A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | ウォータポンプの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0610668A true JPH0610668A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=16353897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19620292A Pending JPH0610668A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | ウォータポンプの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0610668A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0671098A (ja) | 1992-01-29 | 1994-03-15 | Ejnar Jensen & Soen As | アイロンローラなどの洗濯処理ユニットへフラットワーク物品を供給するための装置 |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP19620292A patent/JPH0610668A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0671098A (ja) | 1992-01-29 | 1994-03-15 | Ejnar Jensen & Soen As | アイロンローラなどの洗濯処理ユニットへフラットワーク物品を供給するための装置 |
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