JPH0610556Y2 - デイスクプレ−ヤ付音響機器 - Google Patents

デイスクプレ−ヤ付音響機器

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JPH0610556Y2
JPH0610556Y2 JP1987037405U JP3740587U JPH0610556Y2 JP H0610556 Y2 JPH0610556 Y2 JP H0610556Y2 JP 1987037405 U JP1987037405 U JP 1987037405U JP 3740587 U JP3740587 U JP 3740587U JP H0610556 Y2 JPH0610556 Y2 JP H0610556Y2
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JP
Japan
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disc
unit
player
tray
turntable
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JP1987037405U
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JPS63146394U (ja
Inventor
睦好 今井
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はラジオ部、テープ部等複数の機能を有する複合
音響機器の内、ディスクプレーヤ部を有するディスクプ
レーヤ付音響機器に関する。
(ロ)従来の技術 近年コンパクトディスク(以下CDと称す)の開発が進
み、これに伴ってCDプレーヤ部、ラジオ部、テープ部
等を一体化した持ち運び可能な複合音響機器の商品化が
進んでいる。斯種従来の機器では一台でCDプレーヤ、
ラジオ等複数の再生モードを実現することができるが、
一方では複数機能の一体化に伴い、各部はその構成等に
大きな制約を受けている。
CDプレーヤ部においては例えばディスクは本体キャビ
ネットに配された蓋体を開放して装置本体内に装着され
ており、更にこの蓋体にはディスクをターンテーブルに
押圧するクランプ部材が配設され、ディスクをターンテ
ーブルに載置した後、斯かる蓋体を閉塞することにより
前記クランプ部材によりディスクをターンテーブルに押
圧して再生可能としている(実開昭60-741(G11B 17
/028参照))。また一般的にCDプレーヤ部の機構部を
制御する回路部は機構部とは別に内部シャーシに装着さ
れている。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 以上の様に従来機器ではCDプレーヤ部はディスクを装
着する装着機構が本体側と蓋体側とに分離しており、更
に回路部も内部シャーシに別途取り付けられる構成であ
るので、CDプレーヤ部は組立て工程中に機構部、回路
部等を順次内部シャーシに組込まなければならず、作業
性の悪いものであった。また、CDプレーヤ部はピック
アップ等各部の調節を必要とするため、斯様に各部を組
立てた後では調節等が困難となり、更に主要部の検査等
により不良が生じると、一々機器を再度分解しなければ
ならなかった。
(ニ)問題点を解決するための手段 上記問題点に鑑み本考案は、少なくともディスクプレー
ヤ部を有するディスクプレーヤ付音響機器において、デ
ィスクプレーヤ部を構成する機構部及び回路部を、本体
キャビネットの一部を構成する単一の基板上に並設して
装着せしめ、而してディスクプレーヤ部を他の機能部に
対して独立せしめる構成とした。
(ホ)作用 ディスクプレーヤ部は機器本体に組み込まれる前に単一
の基板に装着され、独立した機能部を構成する。そして
斯かるディスクプレーヤ部に電源を供給し、更にディス
クをセットして再生動作等を行なわせ、各部の波形等を
調節及び検査した後、斯様に一体化されたディスクプレ
ーヤ部を機器本体に組み込む。
(ヘ)実施例 以下本考案の一実施例について説明する。第1図は本体
機器の外観を示す図で()はCDプレーヤ部、(2)
はテーププレーヤ部、(3)は操作部、(4)はラジオ
チューニング用ノブである。図示の如くCDプレーヤ部
)は本体機器の下部に位置付けられ、即ち斯かるC
Dプレーヤ部()は本体機器のボトムリッド(5)に
装着されている。
上記CDプレーヤ部()を第2図に示し、以下にその
構成について詳説する。
(6)は支持シャーシで、ピックアップ(7)がシャフ
ト(8)(8)を介して摺動自在に支持されると共にタ
ーンテーブル(9)及びこのターンテーブル(9)を駆
動するスピンドルモータ(図示せず)が装着されてい
る。(10)はこの支持シャーシ(6)の上面を覆うカバー
で、前記ピックアップ(7)及びターンテーブル(9)
が外部に臨む長孔(11)及び開口(12)が穿設されている。
このカバー(10)はネジ(13)(13)(13)(13)により支持シャ
ーシ(6)の上面に取り付けられている。斯様にピック
アップ(7)、ターンテーブル(9)等が装着された支
持シャーシ(6)はゴムダンパー(14)(14)(14)(14)を介
してボトムリッド(5)のボス(15)(15)(15)(15)にネジ
止めされる。前記ゴムダンパー(14)(14)(14)(14)は支持
シャーシ(6)をボトムリッド(5)に対して弾性的持
ち上げる様作用し、外部振動が支持シャーシ(6)に伝
わる前に吸収するものである。
(16)はディスク搬送用のトレーで、開口(17)を有すると
共に側壁(18)(18)に穿設された案内孔(19(19)、(19)(19)
を介してリフター(20)を支持している。即ちリフター(2
0)にはその両側面にピン(21)(21)、(21)(21)が穿設さ
れ、このピン(21)(21)、(21)(21)を前記案内孔(19(19)、
(19)(19)に嵌入せしめることによりリフター(20)がトレ
ー(16)に対して斜め方向に摺動自在に支持されている。
斯かるリフター(20)はトレー(16)との間にバネが張架さ
れることにより矢印A方向に付勢されており、これによ
りリフター(20)はトレー(16)に対して斜め上の位置に位
置付けられている。またリフター(20)にはディスクを収
納及び載置する収納部(20a)、この収納部(20a)に穿設さ
れた開口(20b)、及び収納部(20a)近傍に植設された位置
決めピン(20c)(20c)が設けられている。そしてトレー(1
6)には底面に2つの軸受けが配設されており、この軸受
けにシャフト(21)(21)を挿入した後、このシャフト(21)
(21)を支持枠(22)(22)に取付け、更にこの支持枠(22)(2
2)をボトムリッド(5)のネジ孔(23)(23)(23)、(24)(2
4)(24)に螺着することにより、前記トレー(16)はボトム
リッド(5)に対してB−B′方向に摺動自在に支持さ
れている。
(25)はL字状のクランプレバーで、その折曲部に回動軸
(26)が配設され、この回動軸(26)をボトムリッド(5)
の支持ボス(27)(27)の軸受け(28)(28)に係合させ、更に
ネジ(29)(29)により回動軸(26)の抜け止めをすることに
より支持ボス(27)(27)によって回動自在に支持されてい
る。斯かるクランプレバー(25)にはその回動端にスタビ
ライザー(30)が回動自在に支持され、更に回動軸(26)の
近傍には突起(31)が設けられている。
(32)はリフター(20)規制用の規制部材で、ボトムリッド
(5)のボス(33)に螺着されている。
以上の様に構成される各機構部のボトムリッドへの装着
状態を第3図を参照して説明する。
上述の如く支持シャーシ(6)はボトムリッド(5)に
弾性的に支持されている。斯かる支持シャーシ(6)を
挾んでシャフト(21)(21)が平行に配設され、そのシャフ
ト(21)(21)によってトレー(16)が摺動自在に支持されて
いる。第3図はトレー(16)が引き出されたディスク装着
状態を示している。トレー(16)が搬入される場合は
トレー(16)及びリフター(20)が支持シャーシ(6)の上
部を通って搬入が進む。クランプレバー(25)はその回動
軸(26)がシャフト(21)と平行になる様にトレー(16)の側
方に配設され、回動端のスタビライザー(30)はターンテ
ーブル(9)に対向している。また斯かるディスク装着
状態においてはクランプレバー(25)は突起(31)がトレー
(16)の側壁(18)に当接して回動が規制されているため、
スタビライザー(30)はターンテーブル(9)から離間し
ている(非クランプ状態)。尚、この時リフター(20)は
前述の様にバネによってトレー(16)の斜め上の位置に位
置付けられている。
この状態からディスクをリフター(20)の収納部(20a)に
収納してトレー(16)を押し込むと、トレー(16)はターン
テーブル(9)とスタビライザー(30)との間を通って移
動される。この時、リフター(20)の上面に植設された2
つの位置決めピン(20c)(20c)の間をスタビライザー(30)
が通ることによって、スタビライザー(30)の端縁が斯か
る位置決めピン(20c)(20c)の何れか一方に当接してスタ
ビライザー(30)のクランプレバー(25)に対する位置ずれ
が修正される。そして更にトレー(16)が押し込まれてデ
ィスクの中心孔がターンテーブル(9)の真上に位置付
けられるタイミングでリフター(20)の端縁が規制部材(3
2)に当接し移動を規制される。またこれと同じタイミン
グでクランプレバー(25)の突起(31)がトレー(16)の側壁
(18)のカム部(18a)に達する。そしてその後更にトレー
(16)を押し込むと、リフター(20)は規制部材(32)による
移動規制とトレー(16)の案内孔(19)(19)、(19)(19)との
作用により真下に変移され、ディスクがターンテーブル
(9)に載置される。更にこの時クランプレバー(25)は
その突起(31)が前記カム部(18a)上を通るため、ターン
テーブル方向に回動され、スタビライザー(30)が前述の
ターンテーブル上に載置されたディスクの上面に当接す
る。斯かるスタビライザー(30)には磁石が装着されてお
り、一方、ターンテーブル(9)は磁性体で構成されて
いるため、このスタビライザー(30)とターンテーブル
(9)との間に働く磁石によりディスクはこれらの間に
挾着される。以上の様にしてディスクの装着がなされ、
ディスクは再生可能となる。
ところで、ボトムリッド(5)には上述の機構部の側部
に斯かる機構部を制御するためのCD回路部を有するプ
リント基板(34)がネジ(35)(35)(35)(35)によって螺着さ
れている。(36)は斯かるCD回路部に電源を供給するた
めの電源ライン、(37)(38)は機構部のピックアップ
(7)、スピンドルモータ(図示せず)、及び各部スイ
ッチ等に接続され、制御信号等の伝送を行なうための信
号伝送ラインである。また、CDプレーヤ部以外の機能
部等との信号の送受はターミナル(39)を介して行なわれ
る。
以上の様にボトムリッド(5)に前記CD機構部と斯か
るCD回路部とを装着し、信号伝送ライン(37)(38)を各
部に接続することによりCDプレーヤ部()が完成す
る。斯様に組立てられたCDプレーヤ部()の各部ボ
リウム調節、及び波形検査をする場合は、前記電源ライ
ン(36)に電源を供給すると共に上述の手順によってディ
スクを装着し、その後、ディスクを通常の再生モードに
設定して行なわれる。そして各部の調節及び検査が行な
われた後、ボトムリッド(5)を機器本体に取り付ける
ことにより、CDプレーヤ部()の装着が完了する。
(ト)考案の効果 以上本考案に依れば、ディスクプレーヤ部を構成する機
構部及び回路部が、本体キャビネットの一部を構成する
単一の基板上に並設して装着されることによって機器本
体の他の機能部とは独立して1つの機能部を構成するの
で、機器本体に斯かるディスクプレーヤ部を組み込む
際、単一の基板上で前もってディスクプレーヤ部の各部
の調整及び検査を他の機能部に対して独立して行なうこ
とができる。更に基板を機器本体に装着するだけでディ
スクプレーヤ部の装着が完了するため、作業性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
図は何れも本考案の一実施例を示すもので、第1図は装
置本体の外観斜視図、第2図はCDプレーヤ部の分解斜
視図、第3図はCDプレーヤ部のボトムリッド取付け時
の斜視図である。 ()……CDプレーヤ部、(5)……ボトムリッド
(基板)、(7)……ピックアップ、(9)……ターン
テーブル、(16)……トレー、(20)……リフター、(25)…
…クランプレバー、(34)……プリント基板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともディスクプレーヤ部を有するデ
    ィスクプレーヤ付音響機器において、 ディスクプレーヤ部を構成する機構部及び回路部を、本
    体キャビネットの一部を構成する単一の基板上に並設し
    て装着し、而してディスクプレーヤ部を他の機能部に対
    して独立させたことを特徴とするディスクプレーヤ付音
    響機器。
JP1987037405U 1987-03-13 1987-03-13 デイスクプレ−ヤ付音響機器 Expired - Lifetime JPH0610556Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987037405U JPH0610556Y2 (ja) 1987-03-13 1987-03-13 デイスクプレ−ヤ付音響機器

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Publication Number Publication Date
JPS63146394U JPS63146394U (ja) 1988-09-27
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ID=30848703

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0419670Y2 (ja) * 1985-03-20 1992-05-06
JPS61199069U (ja) * 1985-06-03 1986-12-12

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JPS63146394U (ja) 1988-09-27

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