JP2957918B2 - 動作機構の取り付け装置 - Google Patents

動作機構の取り付け装置

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JP2957918B2
JP2957918B2 JP2980495A JP2980495A JP2957918B2 JP 2957918 B2 JP2957918 B2 JP 2957918B2 JP 2980495 A JP2980495 A JP 2980495A JP 2980495 A JP2980495 A JP 2980495A JP 2957918 B2 JP2957918 B2 JP 2957918B2
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真司 坂本
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Sanyo Denki Co Ltd
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トレイを摺動すること
で信号記録媒体を再生可能な位置に搬送する再生装置に
おいて、信号記録媒体を再生する再生機構、トレイ及び
該トレイの駆動機構の各種動作機構が設置された設置台
をシャーシにネジ止め固定することにより各種動作機構
をシャーシに取り付ける動作機構の取り付け装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ディスク等の信号記録媒体を再生する信
号記録媒体再生装置においては、周知の如く、トレイを
用いて信号記録媒体を搬送し、信号記録媒体を再生機構
上に装着するタイプのものが主流の1つとして存在して
いる。
【0003】このようなトレイタイプの信号記録媒体再
生装置においては、一般に信号記録媒体を再生する再生
機構が設置された設置台にトレイが摺動可能に支持され
ると共に、該設置台にトレイを駆動する為の駆動機構が
設置され、該設置台上で前記トレイの駆動が行われるよ
うに成されている。
【0004】このようにすることにより信号記録媒体再
生装置の各種動作機構部分の全てを前記設置台上に集中
して設けて構成することが出来、キット販売に好適であ
ると共に、信号記録媒体再生装置の組立て作業の簡略化
が図れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、動作機構部
分を集中して設けた設置台は、各種の大きさの信号記録
媒体再生装置に共通に設置させるようにするので、該設
置台の外形をむやみに大型化するわけにはいかず、該設
置台の幅をトレイの幅よりわずかに広いだけに設定した
構成を採用する必要が生じる。
【0006】この場合、前記設置台を信号記録媒体再生
装置のシャーシに固定する為のネジ止め箇所を該設置台
のトレイで覆われる部分に設ける必要が生じてしまい、
その結果、シャーシ側からのネジ止めにより該設置台を
固定することになる為、該設置台の位置合わせが困難と
なると共に、多くの場合においてトレイの下方に設置台
が位置する関係から信号記録媒体再生装置を裏返してネ
ジ止め固定を行わなければならず、作業性に問題があっ
た。
【0007】本発明は、前述の問題点を解決した動作機
構の取り付け装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、トレイが摺動
可能に支持されていると共に、再生機構が設置された設
置台と、該設置台がネジ止めにより固定されるシャーシ
と、該設置台に形成され、該設置台を該シャーシにネジ
止めする為のネジをガイドするガイド孔と、該ガイド孔
へのネジの挿入口を確保するべく前記トレイに形成され
た挿通孔とを具備している。
【0009】また、前記挿通孔は、トレイが前面パネル
から突出した開放位置の摺動限界まで変位した状態にお
いて該前面パネルから突出しない位置で前記ガイド孔と
対向する位置に形成されている。
【0010】また、前記挿通孔にトレイの下面に延長さ
れるガイド部分を形成し、該挿通孔を前記ガイド孔に接
近させている。
【0011】
【作用】本発明は、設置台を信号記録媒体再生装置のシ
ャーシに固定する為のネジ止め箇所を該設置台のトレイ
で覆われる部分に設ける場合において、トレイにネジを
挿通させる挿通孔を形成し、トレイの上側から設置台の
ネジ止めを可能にしている。そして、設置台固定に用い
られるネジを所定のネジ止め箇所に導くべく設置台に前
記挿通孔に対向されるガイド孔を形成している。
【0012】また、前記挿通孔の形成位置を該挿通孔と
ガイド孔との位置合わせが容易となる位置とすると共
に、該挿通孔が露出されない位置としている。また、ト
レイの摺動空間を確保する為にガイド孔を突出して形成
できない範囲に、トレイの下面に延長されるガイド部分
を挿通孔に形成することで、該挿通孔に挿通されるネジ
が円滑にガイド孔に導かれるようにしている。
【0013】
【実施例】図1及び図2は、共に信号記録媒体としてC
D(コンパクトディスク)を用いるCDプレーヤに対応
した本発明に係る動作機構の取り付け装置を示してお
り、図1はトレイ1が前面パネル2から突出した状態の
開放位置に変位した状態を示す端面図であり、一方、図
2はトレイ1が収納位置に変位した状態を示す平面図で
ある。
【0014】同図において、3はトレイ1が摺動可能に
支持されている設置台であり、該設置台3にはトレイ1
を摺動駆動するべくトレイ1の裏面に形成されたラック
4に噛合されるピニオンギア5を備える駆動機構(図示
せず)が設けられている。
【0015】6はディスク7を回転させるターンテーブ
ル8及びディスク7の信号読み取りを行う為の光ピック
アップ9が取り付けられたメカベースであり、該メカベ
ース6は前記ターンテーブル8及び光ピックアップ9と
共に再生機構を構成している。
【0016】前記設置台3には、各側面内側にそれぞれ
トレイ1の摺動方向に対して手前側と奥側の2箇所に第
1及び第2ガイド溝10及び11が形成されており、前
記メカベース6には、各側面外側にそれぞれ前記第1及
び第2ガイド溝10及び11にそれぞれ挿入されガイド
される被ガイド突起12及び13が形成されている。す
なわち、前記メカベース6は、前記第1及び第2ガイド
溝10及び11に添ってスライドされながら昇降される
べく斜め方向に変位可能であり、ターンテーブル8への
ディスク装着を行う装着位置とディスク搬送路から前記
ターンテーブル8が退避された退避位置との間を変位可
能に前記設置台3に支持されている。
【0017】また、前記設置台3には、シャーシ14に
固定されるべく前後にそれぞれネジ止め用のネジ挿入孔
が形成されたボス状脚15,16が左右両側に設けられ
ている。そして、前方の各ボス状脚15の上方には、該
ボス状脚15のネジ挿入孔より大径で同軸のガイド孔1
7が形成されている。
【0018】シャーシ14には、前記ボス状脚15,1
6に対向する各位置にネジ18が螺合されるネジ穴が形
成されたボス19が形成されている。一方、トレイ1に
は、前記ガイド孔17への挿入口となる挿通孔20が各
ガイド孔17に対応して形成されており、該各挿通孔2
0はトレイ1が前面パネル2から突出した開放位置の摺
動限界まで変位した状態で前記ガイド孔17と対向する
位置に形成されている。そして、前記挿通孔20は、前
面パネル2から突出しない位置に設定されている。
【0019】21はディスク7をターンテーブル8上に
圧着する為の圧着部材であり、ターンテーブル8のディ
スク載置面に対向されるべくドーナツ状のマグネット2
2が備えられている。前記圧着部材21は、設置台3の
各側面間に架設された架設板23に形成された楕円状の
長孔24に遊嵌されており、該長孔24の楕円の長径方
向に変位自在に支持されている。
【0020】次に設置台3に設けられた動作機構の各動
作について説明する。今、図1に示す如く、トレイ1が
開放位置にあるとする。このとき、メカベース6の被ガ
イド突起12及び13はそれぞれ第1及び第2ガイド溝
10及び11の最下点に達しており、メカベース6、す
なわち再生機構は退避位置に変位されている。
【0021】この開放状態にある状態からトレイ1がラ
ック4及びピニオンギア5による駆動によりトレイ1の
収納位置への摺動変位が行われる。そして、やがて、ト
レイ1上のディスク7の中心孔が再生機構のターンテー
ブル8に対向する位置付近までトレイ1の摺動変位が進
むと、係合突起25が被係合突起26に当接される。そ
の為、その後にトレイ1が摺動変位されると、トレイ1
の摺動変位に伴ってメカベース6が前記被係合突起26
を介してトレイ1の摺動変位方向に押圧される。
【0022】前記メカベース6がトレイ1の摺動変位に
より押圧されると、被ガイド突起12及び13がそれぞ
れ第1及び第2ガイド溝10及び11内をトレイ1の摺
動変位方向側に変位される。その為、再生機構は、第1
及び第2ガイド溝10及び11のガイド方向に添って退
避位置から装着位置に変位されるべく上昇される。
【0023】再生機構の上昇が行われると、トレイ1の
孔1a部分を介してターンテーブル8がトレイ1より上
方に変位される。その為、ターンテーブル8上にディス
ク7が載置され、該ディスク7がトレイ1上から離間さ
れる。そして、更に再生機構の上昇が行われると、ター
ンテーブル8の中央の突部が圧着部材21の中央の凹部
に挿入され、圧着部材21によりディスク7がターンテ
ーブル8上に圧着され、再生機構は装着位置への変位が
完了される。
【0024】再生機構が装着位置に変位される時点にお
いて、トレイ1は収納位置への摺動変位が完了されるの
で、駆動機構の動作が停止され、トレイ1の摺動変位が
終了される。この時点において、被ガイド突起12及び
13がそれぞれ第1及び第2ガイド溝10及び11内の
頂上の平坦部に達しており、トレイ1のロックが行われ
るので、再生機構は図3に示した装着位置に変位された
状態で安定される。
【0025】次に、設置台3をシャーシ14に固定する
組立て作業について説明する。まず、トレイ1を開放位
置の摺動限界まで変位した状態にする。この状態におい
て、各挿通孔20はそれぞれガイド孔17と対向するの
で、挿通孔20にネジ18を挿入すると、ネジ18はガ
イド孔17に挿入される。
【0026】ここで、挿通孔20は、トレイ1の厚みよ
り下方に突出したガイド部分が形成され、トレイ1の摺
動空間を確保する為にガイド孔17を突出して形成でき
ない範囲において前記挿通孔20がトレイ1の下面に延
長されるように成されている。その為、前記挿通孔20
とガイド孔17との間には、わずかな間隙が形成される
だけであるので、挿通孔20に挿入されたネジ18は前
記間隙から外部に外れること無く導かれて円滑にガイド
孔17に挿入されることになる。
【0027】ガイド孔17に挿入されたネジは、ボス状
脚15のネジ挿入孔に導かれるので、ネジ止め作業を行
うことにより位置合わせされたシャーシ14のボス19
のネジ穴に螺合される。
【0028】一方、後方のボス状脚16のネジ挿入孔に
は、直接ネジ18を挿入し、ネジ止め作業を行うことに
より前記ネジ18が位置合わせされたシャーシ14のボ
ス19のネジ穴に螺合される。
【0029】したがって、前述の如く、各ボス状脚1
5,16のネジ挿入孔を介して各ボス19のネジ穴にそ
れぞれネジ18を螺合させることにより設置台3をシャ
ーシ14に固定する組立て作業が完了する。
【0030】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明は、設置台を信
号記録媒体再生装置のシャーシに固定する為のネジ止め
箇所を該設置台のトレイで覆われる部分に設ける場合に
おいて、トレイにネジを挿通させる挿通孔を形成してト
レイの上側から設置台のネジ止めを可能にすると共に、
該設置台にガイド孔を形成しているので、設置台をシャ
ーシに固定する際に信号記録媒体再生装置を裏返す必要
がないと共に、自動的にネジがネジ止め箇所に導かれ、
ネジ止め作業の機械化が可能であり、組立て作業が容易
であると共に、故障の際のサービス性の向上が図れる。
【0031】また、前記挿通孔はトレイが前面パネルか
ら突出した開放位置の摺動限界まで変位した状態におい
て該前面パネルから突出しない位置で前記ガイド孔と対
向する位置に形成されているので、挿通孔とガイド孔と
の位置合わせが容易であると共に、信号記録媒体再生装
置の使用状況時には該挿通孔が露出されず、外観の美観
を損なうことがない。
【0032】また、トレイの摺動空間を確保する為にガ
イド孔を突出して形成できない範囲に、トレイの下面に
延長されるガイド部分を挿通孔に形成しているので、ネ
ジ止め作業時に挿通孔に挿入させるネジが該挿通孔とガ
イド孔の間から脱落することが防止され、ネジを確実に
ガイド孔に挿入させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る動作機構の取り付け装置を示し、
トレイが前面パネルから突出した状態の開放位置に変位
した状態を示す端面図である。
【図2】本発明に係る動作機構の取り付け装置を示し、
トレイが収納位置に変位した状態を示す平面図である。
【図3】トレイが収納位置に変位した状態を示し、本発
明の説明の為に供する端面図である。
【符号の説明】
1 トレイ 3 設置台 6 メカベース 8 ターンテーブル 14 シャーシ 15,16 ボス状脚 17 ガイド孔 19 ボス 20 挿通孔

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】摺動可能に支持されたトレイに信号記録媒
    体を装着し、そのトレイを摺動することで信号記録媒体
    を搬送して再生機構への装着を行う信号記録媒体再生装
    置において、前記トレイが摺動可能に支持されていると
    共に、前記再生機構が設置された設置台と、該設置台が
    ネジ止めにより固定されるシャーシと、該設置台に形成
    され、該設置台を該シャーシにネジ止めする為のネジを
    ガイドするガイド孔と、該ガイド孔へのネジの挿入口を
    確保するべく前記トレイに形成された挿通孔とを具備し
    た動作機構の取り付け装置。
  2. 【請求項2】前記挿通孔は、トレイが前面パネルから突
    出した開放位置の摺動限界まで変位した状態において該
    前面パネルから突出しない位置で前記ガイド孔と対向す
    る位置に形成されていることを特徴とする請求項1記載
    の動作機構の取り付け装置。
  3. 【請求項3】前記挿通孔にトレイの下面に延長されるガ
    イド部分を形成し、該挿通孔を前記ガイド孔に接近させ
    たことを特徴とする請求項1記載の動作機構の取り付け
    装置。
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JPH08221969A JPH08221969A (ja) 1996-08-30
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WO2005027112A1 (ja) * 2003-09-09 2005-03-24 Pioneer Corporation 記録媒体駆動装置
JP2007149199A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディスク装置
JP2009211768A (ja) * 2008-03-04 2009-09-17 Sony Corp ディスク記録及び/又は再生装置

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