JP2002230883A - トレー組込み型ディスク装置 - Google Patents

トレー組込み型ディスク装置

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JP2002230883A
JP2002230883A JP2001027162A JP2001027162A JP2002230883A JP 2002230883 A JP2002230883 A JP 2002230883A JP 2001027162 A JP2001027162 A JP 2001027162A JP 2001027162 A JP2001027162 A JP 2001027162A JP 2002230883 A JP2002230883 A JP 2002230883A
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top surface
disk
chassis
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JP2001027162A
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Tsutomu Ito
力 伊東
Kenji Nagano
兼治 長野
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メディアの面振れが起こってもそれとの干渉
を十分に回避可能なクリアランスを持つと共に、十分な
剛性を持つフィードシャーシを有するトレー組込み型デ
ィスク装置を提供する。 【解決手段】 フィードシャーシ(25)に移動可能に
取り付けられたピックアップ部(23)と、該フィード
シャーシ(25)に取り付けられたターンテーブル(2
4)とを有している。前記フィードシャーシ(25)
は、前記ピックアップ部(23)の一部および前記ター
ンテーブル(24)を除く部品の目隠しとしても働く天
面を持っている。前記フィードシャーシ(25)の前記
天面は、その高さ位置が、前記ターンテーブル(24)
の回転中心からの距離が遠ざかるにつれて低くなってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク装置に関
し、特にノート型パーソナルコンピュータ等に組み込ま
れるディスク装置のインシュレータ取付け構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のディスク装置は、構造上、大別
して次の2つのタイプに分けることができる。第1のタ
イプのディスク装置は、光ピックアップ、ディスクモー
タ、ターンテーブル等のディスク駆動・再生機構をトレ
ーに組み込んだ(搭載した)タイプであり、第2のタイ
プのディスク装置は、光ディスクのみをトレーに搭載
し、上記ディスク駆動・再生機構をユニット(筐体)側
に内蔵したタイプである。以下では、前者(第1のタイ
プのディスク装置)をトレー組込み型ディスク装置とも
呼び、後者(第2のタイプのディスク装置)をユニット
内蔵型ディスク装置とも呼ぶことにする。本発明はトレ
ー組込み型ディスク装置に係る。そのようなトレー組込
み型ディスク装置は、例えば、特開平9−44955号
公報(以下、「先行技術文献」と呼ぶ。)に開示されて
いる。
【0003】上記先行技術文献に記載されているような
従来のトレー組込み型ディスク装置は、トレーを収納可
能なメインシャーシと、トレーを支持するサブシャーシ
と、このサブシャーシの上部に取り付けられたフィード
シャーシと、このフィードシャーシに移動可能に取り付
けられたピックアップ部と、フィードシャーシに取り付
けられたターンテーブルとを備えている。フィードシャ
ーシは、ピックアップ部の一部およびターンテーブルを
除く部品の目隠しとしても働く天面を持っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】光ディスク等の対象メ
ディアの寸法および平坦度や、このメディアとフィード
シャーシの天面とのクリアランス等は、レッドブック等
で定められているが、実使用上、メディアの寸法や平坦
度が規格許容値ぎりぎりの寸法にずれていたり、メディ
アがターンテーブル上に載置された際に多少の傾きを生
じる場合がある。このような状態でメディアが回転する
と、所謂面振れを起こす。
【0005】面振れを起こした場合、メディアが天面に
干渉し、回転が阻害され、メディアが傷ついたり、メデ
ィアからのデータの読み出し/書き込みを失敗する等の
問題点がある。
【0006】従来、フィードシャーシまたは目隠し部材
は、多くが金属製であって、剛性が比較的高いため、そ
の厚さは比較的薄く、メディアと天面とのクリアランス
を、上記面振れが起こっても、メディアと天面とが干渉
しないような、十分な距離に設計することができた。
【0007】しかし、比較的多くの部品を搭載できると
共に、ピックアップ部の一部およびターンテーブルを除
く部品の目隠しとしても働く天面を持つ樹脂製のフィー
ドシャーシは、金属製と同等にまで薄くすることは、そ
の剛性上、困難であるのが実情である。
【0008】それ故、本発明の課題は、メディアの面振
れが起こってもそれとの干渉を十分に回避可能なクリア
ランスを持つと共に、十分な剛性を持つフィードシャー
シを有するトレー組込み型ディスク装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ディス
ク駆動・再生機構をトレー(12)に組み込んだタイプ
のトレー組込み型ディスク装置(10)であって、前記
トレーを収納可能なメインシャーシ(11)と、前記ト
レーに取り付けられて、天面がディスク載置面の一部と
されるフィードシャーシ(25)と、該フィードシャー
シ(25)に移動可能に取り付けられたピックアップ部
(23)と、前記フィードシャーシ(25)に取り付け
られたターンテーブル(24)とを有する前記トレー組
込み型ディスク装置において、前記フィードシャーシ
(25)の前記天面は、その高さ位置が、前記ターンテ
ーブル(24)の回転中心からの距離が遠ざかるにつれ
て低くなっていることを特徴とするトレー組込み型ディ
スク装置が得られる。
【0010】本発明によればまた、前記天面は、その高
さ位置が段階的に低くなっている前記トレー組込み型デ
ィスク装置が得られる。
【0011】本発明によればさらに、前記フィードシャ
ーシ(25)は、樹脂製である前記トレー組込み型ディ
スク装置が得られる。
【0012】上記括弧内の符号は、本発明の理解を容易
にするために付したものであり、一例にすぎず、これら
に限定されないのは勿論である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態によるトレー組込み型ディスク装置について
詳細に説明する。
【0014】図1および図2を参照して、本発明の一実
施の形態に係るディスク装置10について説明する。図
示のディスク装置10は、CD−ROMドライブ装置で
あって、ノート型パーソナルコンピュータ(図示せず)
および省スペース型デスクトップパーソナルコンピュー
タの筐体に内蔵されるタイプの装置である。また、図示
のディスク装置10は、後述するように、光ピックアッ
プ、ディスクモータ、ターンテーブル等のディスク駆動
・再生機構をトレー12に組み込んだ(搭載した)トレ
ー組込み型ディスク装置である。図1はトレー12がメ
インシャーシ(アウターケース)11内に収納されたデ
ィスク装着位置に移動した状態を示し、図2はトレー1
2がメインシャーシ(アウターケース)11外に引き出
されたディスク交換位置に移動した状態を示す。
【0015】ディスク装置10は、ディスク(CD−R
OM)(図示せず)を向かい入れるための上記トレー1
2と、このトレー12を支持するサブシャーシ13と、
トレー12を摺動自在に支持するトレー摺動機構14と
を有する。
【0016】トレー12は、ディスク(図示せず)の一
部がトレー12からはみ出るようにディスク外形よりも
横幅寸法が小さくなるように形成されている。また、ト
レー12は、トレー摺動機構14により手動操作にて図
中矢印A,Bで示すように、メインシャーシ11に対し
て前後方向に摺動可能に構成されている。図1ではトレ
ー12は矢印B方向に挿入され、ディスク装着位置に位
置しており、また、矢印A方向に引き出された図2で
は、トレー12に対してディスクを交換するディスク交
換位置に位置している。
【0017】トレー12は、図2(a)に示されるよう
に、ディスクを向かい入れるための空間を形成するディ
スク対向面12aと、ディスク対向面12aに穿設され
たピックアップ及びターンテーブル用の開口12bとを
有する。ディスク対向面12aは、横幅寸法がディスク
外径よりも小さくなっており、ディスクの約2/3の面
積をカバーするように形成されている。これにより、デ
ィスク装置10の小型化が可能になっている。
【0018】トレー12の前端には前面ベゼル(パネ
ル)15が固定されている。前面ベセル15はトレー1
2と一体的に矢印A、Bで示す前後方向に摺動する。前
面ベゼル15の中央よりやや右寄りには、トレー12を
引き出す際に後述するロック機構によるロックを解除さ
せるためのスイッチ釦16が設けられている。従って、
図1に示す状態でスイッチ釦16がオンに操作される
と、後述するように前面ベゼル15がメインシャーシ1
1に対してA方向に所定量突出する。これにより、トレ
ー12の引き出し操作を容易にしている。
【0019】メインシャーシ11の後部(背部)には、
回路基板17が配設されており、トレーの裏面には、ト
レー12に取りつけられた駆動ユニット18を支持する
サブシャーシ13が取り付けられる。前述したように、
トレー12は駆動ユニット18と共に矢印A,B方向に
移動するため、駆動ユニット18と回路基板17との接
続はフレキシブル基板19を用いて行っている。このフ
レキシブル基板19の回路基板側端部は、回路基板17
に配設されたコネクタ20に接続される。また、フレキ
シブル基板19の駆動ユニット側端部はモータベース2
1に配設されたコネクタ(ターミナル部)22に接続さ
れている。
【0020】次に、図1および図2に加えて図3をも参
照して、駆動ユニット18について説明する。駆動ユニ
ット18には、ピックアップ部23やターンテーブル2
4等が配設される。前述したように、駆動ユニット18
はトレー12に配設される。この駆動ユニット18は、
ターンテーブル24と、フィードシャーシ25と、この
フィードシャーシ25に移動可能に取り付けられたピッ
クアップ部23と、ピックアップ部23を所定のディス
ク半径方向に移動させるピックアップ駆動部26と、タ
ーンテーブル24を回転させるディスクモータ27等を
具備している。
【0021】トレー12は、上記駆動ユニット18を位
置決めするための複数個(本例では、3個)のボス13
1を持つ。一方、サブシャーシ13は、図2(a)に示
されるように、これら3個のボス131と対応する位置
に貫通孔121aを持つボス受け部121を有する。即
ち、組み立て時に、後述するように、トレー12のボス
131がサブシャーシ13のボス受け部121の貫通孔
121aに挿入される。
【0022】図4に示されるように、フィードシャーシ
25はトレー12の開口12bに嵌め込まれるが、この
際、サブシャーシ13とフィードシャーシ25との間に
はフィードシャーシ25での振動を吸収する防振部材6
0が複数個(本例では、3個)配設される。この防振部
材60はインシュレータとも呼ばれる。一方、フィード
シャーシ25は、3個のインシュレータ60をそれぞれ
取り付けるための3つのインシュレータ取付け部28を
持ち、これら3つのインシュレータ取付け部28は、ト
レー12のボス131と対応する位置に設けられてい
る。したがって、各インシュレータ60は、対応するイ
ンシュレータ取付け部28に取り付けられ、その中空部
にボス131が挿入された状態で、サブシャーシ13と
トレー12との間に配設される。
【0023】とにかく、フィードシャーシ25に取り付
けられたビップアップ部23及びターンテーブル24
は、防振部材(インシュレータ)60により振動が吸収
されるため、ターンテーブル24およびターンテーブル
上のディスクが回転する際の振動の影響が緩和される。
【0024】図4をも参照して、ピックアップ駆動部2
6について説明する。ピックアップ駆動部26は、ピッ
クアップ部23を矢印C,D方向(図1)に移動させる
機能を奏するものであり、フィードシャーシ25の下面
に設けられている。詳述すると、ビップアップ駆動部2
6は、駆動軸にギヤ30が配設されたピックアップ駆動
用モータ29と、ギヤ30と係合するギヤ31,32が
配設されたピックアップ駆動機構33と、このピックア
ップ駆動機構33を介して駆動されるリードスクリュー
34と、このリードスクリュー34と平行となるように
延在しピックアップ部23の移動をガイドするガイド部
35等より構成されている。
【0025】上記構成において、ピックアップ部23は
リードスクリュー34のネジ部に係合する係合部36を
有する。このため、ピックアップ駆動用モータ29が回
転し、この回転力に伴いピックアップ駆動機構33を介
してリードスクリュー34が回転駆動されると、ピック
アップ部23は所定のディスク半径方向(C,D方向)
に移動する。また、フィードシャーシ25には長穴25
aが形成されている。この長穴25aの形成位置は上記
ピックアップ部23の移動方向に対応するように構成さ
れている。従って、ピックアップ部23は、ディスクか
らのデータ読取り時において、その移動範囲(データ読
み取り範囲)にわたりディスクと対向するように移動す
る。
【0026】ここで、本実施の形態では、後述するロッ
ク機構によるロックを解除するために、このデータ読み
取り範囲よりもさらにディスク半径方向外側にピックア
ップ部23が移動するのを可能にするように、リードス
クリュー34およびガイド部35等は、ディスク半径方
向外側に若干(所定距離だけ)長く延在して構成されて
いる。
【0027】次に、図4を参照して、ロック機構40に
ついて詳細に説明する。ロック機構40は、トレー12
がディスク装着位置に移動したときにトレー12をメイ
ンシャーシ11に対してロックするための機構である。
ロック機構40は、メインシャーシ11の右側壁の前方
側で内側へ突出したロック部41と、トレー12の右側
前方端近傍に設けられて上記ロック部41と係合するロ
ックプレート(ロック部材)42と、このロックプレー
ト42をロック部41と係合する方向へ常時付勢する付
勢手段43とから構成されている。
【0028】ロックプレート42は、トレー12の裏面
から立設するロック軸421の回りを回転可能に軸承さ
れている。また、このロックプレート42は、上記ロッ
ク部41に係合する円筒部422を先端に有するアーム
部423と、付勢手段43に連結される連結アーム42
4とを有している。円筒部422はアーム423の先端
(自由端)側で立設したピン425の回りを回転可能に
取り付けられている。また、連結アーム424は、その
先端(自由端)で立設したピン426を有し、このピン
426に後述する付勢手段43が連結している。
【0029】一方、ロック部41は、略くの字形をして
おり、トレー12が矢印B方向に移動してきたときに円
筒部422が当接しつつ回転しながら乗り上げる傾斜部
411と、この傾斜部411に連続して円筒部422を
係止する係止部412とを持ち、これにより、トレー1
2がディスク装着位置に移動したときにトレー12をメ
インシャーシ11に対してロックするのを可能にしてい
る。
【0030】付勢手段43は、アームプレート44と、
コイルバネ45とから構成される。付勢手段43によ
り、ロックプレート42はロック部41と係合する方向
へ常時付勢されている。
【0031】ディスク装置10は、ロック機構40によ
るロックを解除するロック解除機構50を備えている。
ロック解除機構50は、ロック機構40と光ピックアッ
プ部23との間に配置され、スイッチ釦16のオン操作
に応答して、ロック機構40によるロックを解除するた
めのものである。
【0032】光ピックアップ部23の係合部36には、
ロック解除動作時に、ロック解除機構50と係合する係
合突起36aが形成されている。ここで、「ロック解除
動作」とは、スイッチ釦16のオン操作(ロック解除操
作)により、ピックアップ部23が上記データ読み取り
範囲よりも一旦ディスク半径方向外側へ移動した後にデ
ィスク半径方向内側へ移動するような動作のことをい
う。ロック解除機構50は、ロック解除動作時に係合突
起36aに係合するフックアーム51と、このフックア
ーム51の移動をガイドすると共に規制するガイド・規
制部52とから構成されている。
【0033】ロック解除機構50の詳しい構成および動
作については説明を省略するが、ロック解除機構50に
ついて知りたい方は、本出願人が平成11年10月18
日に出願した、平成11年特許願第295114号の
「トレー組込み型ディスク装置のロック解除機構」を参
照されたい。
【0034】フィードシャーシ25は、ガラスおよび/
またはカーボンを含む樹脂製である。さて、本発明は、
フィードシャーシ25の形状に特徴を有している。
【0035】図5(a)および(b)を参照して、フィ
ードシャーシ25は、ピックアップ部23(図1〜4)
の一部およびターンテーブル24(図1〜3)を除く部
品の目隠しとしても働く天面を持っている。フィードシ
ャーシ25の天面は、その高さ位置が、ターンテーブル
24の回転中心からの距離が遠ざかるにつれて低くなっ
ている。
【0036】より具体的には、フィードシャーシ25の
天面は、第1の天面251a、第2の天面25b、第3
の天面251cという4つの領域になっており、各高さ
位置が、ターンテーブル24の回転中心からの距離が遠
ざかるにつれて、段階的に低くなっている。また、第4
の天面251dは、光ディスクを臨むことはないもの
の、トレー12の下面に対するクリアランスを確保する
ために、第1の天面251aよりも若干低い。さらに、
ターンテーブルを取り囲む円形の切り欠きの周縁には、
切り欠き部分における補強のため、リブ天面251eが
形成されている。
【0037】第1の天面251aの高さを基準とする
と、第2の天面251bは−0.15mm、ならびに、
第3の天面251cは−0.35mmである。また、第
4の天面251dは−0.10mm、ならびに、リブ天
面251eは+0.20mmである。
【0038】また、ターンテーブル24の光ディスク載
置面(光ディスクの板面)とのクリアランスは、第1の
天面251aは1.2mm、第2の天面251bは1.
35mm、ならびに、第3の天面251cは1.55m
mである。
【0039】以上のように、フィードシャーシ25の天
面の高さ位置をターンテーブル24の回転中心からの距
離が遠ざかるにつれて低くなるようにしたのは、通常、
光ディスクの面振れ量が、その直径位置が外側な程大き
く、より大きいクリアランスを確保するためである。
【0040】ところで、フィードシャーシ25、特に、
第1の天面251a、第2の天面251b、および第3
の天面251cの裏面は、移動可能な光ピックアップ部
23を臨んでいるため、所定のクリアランス最小0.3
mmを確保している。したがって、基本的には、第1の
天面251a、第2の天面251b、および第3の天面
251cに対応する領域の各肉厚は、段階的に薄くなっ
ている。最も薄い第3の天面251cに対応する領域の
肉厚は0.75mmであるが、仮に天面全域に亘って
0.75mmの肉厚とする場合に比べ、本発明によるフ
ィードシャーシ25の剛性は大きい。
【0041】尚、以上の実施の形態では、フィードシャ
ーシ25の天面の高さ位置が段階的に低くなる例を挙げ
たが、本発明においては、フィードシャーシの天面の高
さ位置が連続的に低くなるように、即ち、傾斜するよう
に形成してもよい。この場合、フィードシャーシの射出
成形に関し、段階形状の場合よりも、ストレスなく射出
樹脂が金型内に行きわたるので、成形不良を起こしにく
いという作用効果が期待できる。
【0042】また、上述した実施の形態では、CD−R
OMドライブ装置に適用される場合を例に挙げて説明し
たが、本発明はこれに限定されず、CD−Rドライブ装
置やCD−RWドライブ装置、DVD−ROMドライブ
装置、DVD−Rドライブ装置、DVD−RWドライブ
装置、DVD−RAMドライブ装置にも適用できるのは
勿論である。
【0043】
【発明の効果】本発明によるトレー組込み型ディスク装
置は、ピックアップ部の一部およびターンテーブルを除
く部品の目隠しとしても働く天面を持つフィードシャー
シの天面は、その高さ位置が、ターンテーブルの回転中
心からの距離が遠ざかるにつれて低くなっているため、
フィードシャーシが、メディアの面振れが起こってもそ
れとの干渉を十分に回避可能なクリアランスを持つと共
に、十分な剛性を持っている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるトレー組込み型ディ
スク装置の構成を示す透視平面図である。
【図2】図1におけるトレー組込み型ディスク装置を、
トレーを引き出した状態で示す概略図で、(a)は透視
平面図、(b)は透視左側面図、(c)は透視右側面図
である。
【図3】図1に示したトレー組込み型ディスク装置に使
用される駆動ユニットを示す図で、(a)は透視平面
図、(b)は透視左側面図である。
【図4】図1に示したトレー組込み型ディスク装置にお
ける、データ読み取り時の状態を示す透視平面図であ
る。
【図5】インシュレータをインシュレータ取付け部に取
り付け状態のフィードシャーシを示す図で、(a)は透
視平面図、(b)は側面図である。
【符号の説明】
10 トレー組込み型ディスク装置 11 メインシャーシ(アウターケース) 12 トレー 13 サブシャーシ 23 ピックアップ部 24 ターンテーブル 25 フィードシャーシ 251a 第1の天面 251b 第2の天面 251c 第3の天面 251d 第4の天面 251e リブ天面 28 インシュレータ取付け部 60 防振部材(インシュレータ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク駆動・再生機構をトレーに組み
    込んだタイプのトレー組込み型ディスク装置であって、
    前記トレーを収納可能なメインシャーシと、前記トレー
    に取り付けられて、天面がディスク載置面の一部とされ
    るフィードシャーシと、前記フィードシャーシに移動可
    能に取り付けられたピックアップ部と、前記フィードシ
    ャーシに取り付けられたターンテーブルとを有する前記
    トレー組込み型ディスク装置において、 前記フィードシャーシの前記天面は、その高さ位置が、
    前記ターンテーブルの回転中心からの距離が遠ざかるに
    つれて低くなっていることを特徴とするトレー組込み型
    ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記天面は、その高さ位置が段階的に低
    くなっている請求項1に記載のトレー組込み型ディスク
    装置。
  3. 【請求項3】 前記フィードシャーシは、樹脂製である
    請求項1または2に記載のトレー組込み型ディスク装
    置。
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