JPH06105417A - 盤ボックス - Google Patents

盤ボックス

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JPH06105417A
JPH06105417A JP4252641A JP25264192A JPH06105417A JP H06105417 A JPH06105417 A JP H06105417A JP 4252641 A JP4252641 A JP 4252641A JP 25264192 A JP25264192 A JP 25264192A JP H06105417 A JPH06105417 A JP H06105417A
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JP
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door
door frame
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JP4252641A
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Yuji Hirai
雄二 平井
Masaaki Yasukawa
雅昭 安川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】通線工事を容易にすることができる盤ボックス
を提供する。 【構成】背板4およびその両側に連続する一対の側板
5,6からなる本体1と、一対の側板5,6の前端部に
取外し可能に取付けられた扉枠2と、この扉枠2に開閉
自在に取付けられた扉3とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、分電盤、制御盤等に
適用される盤ボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の分電盤の盤ボックスは背板,一対
の側板,天板および下板を有する箱形であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この盤ボック
スは、開口部の扉枠を外しても天板および下板に開孔を
形成して電線を通す必要があった。このため、ボックス
の加工および電線の貫通に手間がかかる欠点があった。
したがって、この発明の目的は、通線工事を容易にする
ことができる盤ボックスを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の盤ボックス
は、背板およびその両側に連続する一対の側板からなる
本体と、前記一対の側板の前端部に取外し可能に取付け
られた扉枠と、この扉枠に開閉自在に取付けられた扉と
を備えたものである。請求項2の盤ボックスは、請求項
1において、前記一対の側板の上端部および下端部から
それぞれ前記背板にかけて補強部材を設け、前記補強部
材に前記扉枠が取付けられているものである。
【0005】請求項3の盤ボックスは、請求項2におい
て、前記扉枠はその四辺を形成する枠片と、これらの枠
片を相互に連結するコーナ補強片からなり、前記コーナ
補強片は前記補強部材に取付けられるとともに前記コー
ナ補強片に前記扉を回動自在に設ける蝶番取付部を有す
るものである。
【0006】
【作用】請求項1の盤ボックスによれば、本体の一対の
側板の前端部に扉枠を取付け、扉枠に扉を取付け、本体
を壁に取付ける。この場合、天部および下部が開口にな
っているため、扉枠を外して通線工事をする際の配線が
容易になるとともに、複数の本体を縦に連結して取付け
たときの本体の相互の配線作業が容易になる。
【0007】請求項2の盤ボックスによれば、請求項1
において、前記一対の側板の上端部および下端部からそ
れぞれ前記背板にかけて補強部材を設け、前記補強部材
に前記扉枠が取付けられているため、請求項1の作用の
ほか、本体が薄板により形成されても扉枠を取付ける際
の組み合わせ強度を確保できる。請求項3の盤ボックス
によれば、請求項2において、前記扉枠はその四辺を形
成する枠片と、これらの枠片を相互に連結するコーナ補
強片からなり、前記コーナ補強片は前記補強部材に取付
けられるとともに前記コーナ補強片に前記扉を回動自在
に設ける蝶番取付部を有するため、請求項2の作用のほ
か、扉枠の強度を確保できるとともにコーナ補強片を本
体の補強部材に取付けるため、強固な固定が可能にな
る。しかも枠片のサイズの変更が容易にできる。
【0008】
【実施例】この発明の一実施例を図1ないし図14によ
り説明する。すなわち、この盤ボックスは、本体1と、
扉枠2と、扉3とを有する。本体1は、背板4およびそ
の両側に連続する一対の側板5,6からなる。実施例の
本体1は主に図3および図4に示すように、薄板をコ字
形に折曲して形成するとともに周縁部を内向きに曲成し
ている。この場合、両側部の背面側にリブ7を一体形成
している。また側板5,6の上端部および下端部からそ
れぞれ背板4にかけて曲成部の内側に断面コ字形で略U
字形に形成された補強部材8を抱持し、この補強部材8
の前端部にねじ孔を実施例とする枠取付部9を設けてい
る。また背板4には、壁面に取付けられたレール10の
引掛受け部13に引っ掛ける引掛部11を有するととも
に、ボルト12により引掛受け部13に固定するための
孔14を形成している。さらに背板4のレール取付位置
上に内器受け15を設けている。内器受け15に取付け
られる内器16は図2に示すように内器フレーム17,
ブレーカ18,バー19,中蓋20等を有する。なお、
上下の開口には電線を通した後にほこり防止のための蓋
が設けられるが、これは金属に限らず、プラスチックや
ゴム等の加工容易な材料によっても構成することができ
る。
【0009】扉枠2は、一対の側板5,6の前端部に取
外し可能に取付けられている。実施例の扉枠2は図7お
よび図8に示すようにその四辺を形成する枠片21〜2
4と、これらの枠片21〜24を相互に連結するコーナ
補強片25〜28からなっている。各枠片21〜24は
それぞれ両側縁を内向きに曲成し、この曲成部により図
10および図11に示すようにコーナ補強片25〜28
の両側縁を抱持するとともに枠片21〜24とコーナ補
強片25〜28とを図10に示すようにかしめ(58)
により連結している。またコーナ補強片25,28には
扉3を回動自在に設ける蝶番取付部30を有する。この
蝶番取付部30は扉枠2の前方に突出し、先端部に軸孔
51を形成している。さらに扉枠2の枠片22の略中央
位置にスリット(図示せず)を形成し、スリットにロッ
ク受け35を通し、その基端折曲部を枠片22にかしめ
(58)により固定している。そしてコーナ補強片25
〜28の取付孔31および取付孔31に整合する枠片2
1〜24の取付孔32を通して、本体1の補強部材8の
枠取付部9に取付ねじ52により取外し可能に取付け
る。
【0010】扉3は、扉枠2に開閉自在に取付けられて
いる。実施例の扉3は図12に示すように、扉板37の
周縁部を内向きに曲成し、コーナ部にコーナ部材38を
取付けている。コーナ部材38は扉板37の両側曲成部
55の上下端部に嵌合する嵌合突部39と、上下の曲成
部56に重なる連結片40を有し、曲成部56に形成し
た孔41に嵌合する突起42を連結片40の重なり部分
に形成している。またコーナ部材38の嵌合突部39の
内部の突出方向に一対の軸受け43,44を設け、扉板
37の正面からみて右側の上下のコーナ部材38の嵌合
突部39の軸受け43,44の孔に軸45を回動自在に
通している。軸45は軸受け43,44の間で軸45に
直角に扉外し用の操作杆47を取付けており、また軸受
け43,44の間の位置の軸45にコイルばね46を通
してその一端を操作杆47に係合するとともに他端を軸
受け43に係合し、これにより操作杆47を軸受け44
側に押圧するとともに軸45の端部45aを軸受け43
から外方に突出している。また軸受け44の操作杆47
を受ける面に凹部48を形成し、操作杆47が凹部48
に嵌合した状態を軸45の端部45aの最大突出状態と
し、凹部48から外れた状態を軸45の端部45aの後
退状態としている。
【0011】また扉3の裏面中央に図13に示すように
補強具49を取付けるとともに、ロック受け35に係止
するロック兼取手50を扉板37に貫設している。この
扉3は操作杆47を凹部48から外して軸45の端部4
5aを後退状態にして扉枠2の蝶番取付部30の間に挿
入し、操作杆47を回してコイルばね46により凹部4
8に係合させることにより軸45を突出し軸孔51に軸
支させて開閉自在に支持している。
【0012】なお、前記ボックスと同構成の本体1′,
扉枠2′,扉3′を有するボックスを図1のようにレー
ル10に取付け、この一対で1つの盤ボックスを分担し
ている。この実施例によれば、本体1の一対の側板5,
6の前端部に扉枠2を取付け、扉枠2に扉3を取付け、
本体1を壁面(図示せず)に取付ける。この場合、天部
および下部が開口になっているため、扉枠2を外して通
線工事をする際の配線が容易になるとともに、複数の本
体1を縦に連結して取付けたときの本体1の相互の配線
作業が容易になる。このときたとえばボックスを複数に
分割して縦に連結するように構成すると、各ボックスの
小型化と壁面設置の際の軽量化とが可能になる。
【0013】また一対の側板5,6の上端部および下端
部からそれぞれ背板4にかけて補強部材8を設け、補強
部材8に扉枠2が取付けられているため、本体1が薄板
により形成されても扉枠2を取付ける際の組み合わせ強
度を確保できる。さらに扉枠2はその四辺を形成する枠
片21〜24と、これらの枠片21〜24を相互に連結
するコーナ補強片25〜28からなり、コーナ補強片2
5〜28は補強部材8に取付けられるとともにコーナ補
強片25〜28に扉2を回動自在に設ける蝶番取付部3
0を有するため、扉枠2の強度を確保できるとともにコ
ーナ補強片25〜28を本体1の補強部材8に取付ける
ため、強固な固定が可能になる。しかも枠片21〜24
のサイズの変更が容易にできる。
【0014】なお、この盤ボックスが埋込穴に埋設され
る場合は、本体1の上下の開口を閉塞する蓋はなくても
よい。
【0015】
【発明の効果】請求項1の盤ボックスによれば、天部お
よび下部が開口になっているため、扉枠を外して通線工
事をする際の配線が容易になるとともに、複数の本体を
縦に連結して取付けたときの本体の相互の配線作業が容
易になるという効果がある。請求項2の盤ボックスによ
れば、請求項1において、前記一対の側板の上端部およ
び下端部からそれぞれ前記背板にかけて補強部材を設
け、前記補強部材に前記扉枠が取付けられているため、
請求項1の効果のほか、本体が薄板により形成されても
扉枠を取付ける際の組み合わせ強度を確保できる。
【0016】請求項3の盤ボックスによれば、請求項2
において、前記扉枠はその四辺を形成する枠片と、これ
らの枠片を相互に連結するコーナ補強片からなり、前記
コーナ補強片は前記補強部材に取付けられるとともに前
記コーナ補強片に前記扉を回動自在に設ける蝶番取付部
を有するため、請求項2の効果のほか、扉枠の強度を確
保できるとともにコーナ補強片を本体の補強部材に取付
けるため、強固な固定が可能になる。しかも枠片のサイ
ズの変更が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の斜視図である。
【図2】その断面図である。
【図3】本体のレール取付状態の斜視図である。
【図4】その破断分解斜視図である。
【図5】本体の平面図である。
【図6】本体の正面図である。
【図7】扉枠の内側からみた斜視図である。
【図8】その破断分解斜視図である。
【図9】扉枠の正面図である。
【図10】かしめ部分の断面図である。
【図11】図9のA−A線断面図である。
【図12】図9のB−B線断面図である。
【図13】扉の破断分解斜視図である。
【図14】扉の内側から見た斜視図である。
【符号の説明】
1 本体 2 扉枠 3 扉 4 背板 5,6 側板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背板およびその両側に連続する一対の側
    板からなる本体と、前記一対の側板の前端部に取外し可
    能に取付けられた扉枠と、この扉枠に開閉自在に取付け
    られた扉とを備えた盤ボックス。
  2. 【請求項2】 前記一対の側板の上端部および下端部か
    らそれぞれ前記背板にかけて補強部材を設け、前記補強
    部材に前記扉枠が取付けられている請求項1記載の盤ボ
    ックス。
  3. 【請求項3】 前記扉枠はその四辺を形成する枠片と、
    これらの枠片を相互に連結するコーナ補強片からなり、
    前記コーナ補強片は前記補強部材に取付けられるととも
    に前記コーナ補強片に前記扉を回動自在に設ける蝶番取
    付部を有する請求項2記載の盤ボックス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007069546A1 (ja) * 2005-12-16 2007-06-21 Daikin Industries, Ltd. コンテナ用冷凍装置の電装品ボックス
JP2008263139A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Kawamura Electric Inc キャビネット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007069546A1 (ja) * 2005-12-16 2007-06-21 Daikin Industries, Ltd. コンテナ用冷凍装置の電装品ボックス
US8132425B2 (en) 2005-12-16 2012-03-13 Daikin Industries, Ltd. Electrical component box of container refrigeration system
JP2008263139A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Kawamura Electric Inc キャビネット

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