JPH06105198A - カメラヘッドの空冷ハウジング - Google Patents
カメラヘッドの空冷ハウジングInfo
- Publication number
- JPH06105198A JPH06105198A JP4276655A JP27665592A JPH06105198A JP H06105198 A JPH06105198 A JP H06105198A JP 4276655 A JP4276655 A JP 4276655A JP 27665592 A JP27665592 A JP 27665592A JP H06105198 A JPH06105198 A JP H06105198A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- housing
- window member
- cooled housing
- camera head
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 特殊条件下におけるカメラヘッドの空冷ハウ
ジングにおいて,観測窓の内面と外面との温度差がない
ようにすること。 【構成】 空冷ハウジングの外壁を断熱構造に形成する
とともに,背面にエア供給口を設け,前面には,内部に
収納されるカメラヘッドのに対向して観測窓を設け,こ
の観測窓の上端あるいは下端方向のいずれか一端に,空
冷ハウジング内部と連通するエアの排気口と,観測窓を
閉鎖するとともに,排気口から排気されるエアが外面を
沿う方向に傾斜させて取り付けた窓材とによりカメラヘ
ッドの空冷ハウジングを構成する。 【効果】 観測窓の外面と内面との温度差を無くすこと
ができ,測定誤差がなくなるとともに,窓材に付着する
粉塵も除去出来る。
ジングにおいて,観測窓の内面と外面との温度差がない
ようにすること。 【構成】 空冷ハウジングの外壁を断熱構造に形成する
とともに,背面にエア供給口を設け,前面には,内部に
収納されるカメラヘッドのに対向して観測窓を設け,こ
の観測窓の上端あるいは下端方向のいずれか一端に,空
冷ハウジング内部と連通するエアの排気口と,観測窓を
閉鎖するとともに,排気口から排気されるエアが外面を
沿う方向に傾斜させて取り付けた窓材とによりカメラヘ
ッドの空冷ハウジングを構成する。 【効果】 観測窓の外面と内面との温度差を無くすこと
ができ,測定誤差がなくなるとともに,窓材に付着する
粉塵も除去出来る。
Description
【0001】この発明は,特殊な条件下に設置される通
常の撮像装置や赤外線撮像装置等のカメラヘッドをエア
冷却するための空冷ハウジングに関するものである。
常の撮像装置や赤外線撮像装置等のカメラヘッドをエア
冷却するための空冷ハウジングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,製鉄工場における高炉の炉頂部の
高温環境下や,ごみ等の焼却場におけるごみ集積場等の
ように粉塵の多い場所に監視用として通常の撮像装置や
赤外線熱画像装置等のカメラヘッドが設置されている。
この場合,特に,高温環境下では,監視用として赤外線
カメラが用いられるが,このカメラヘッドは冷却する必
要があり,その一手法として空冷ハウジング内にカメラ
ヘッドを収納するとともに,内部にエアを供給してエア
冷却するものがある。
高温環境下や,ごみ等の焼却場におけるごみ集積場等の
ように粉塵の多い場所に監視用として通常の撮像装置や
赤外線熱画像装置等のカメラヘッドが設置されている。
この場合,特に,高温環境下では,監視用として赤外線
カメラが用いられるが,このカメラヘッドは冷却する必
要があり,その一手法として空冷ハウジング内にカメラ
ヘッドを収納するとともに,内部にエアを供給してエア
冷却するものがある。
【0003】これは,図6に示すように,内部にカメラ
ヘッド20が収納される空冷ハウジング21には,観測
窓22が開設されており,この観測窓22は,対象物か
ら放射される赤外線透過率の優れたシリコンやサファイ
ヤ等の窓材23により閉鎖されている。空冷ハウジング
21内をエア冷却するために,背面にはエア供給口24
が開設されており,底面には排気口25が開設されてい
る。
ヘッド20が収納される空冷ハウジング21には,観測
窓22が開設されており,この観測窓22は,対象物か
ら放射される赤外線透過率の優れたシリコンやサファイ
ヤ等の窓材23により閉鎖されている。空冷ハウジング
21内をエア冷却するために,背面にはエア供給口24
が開設されており,底面には排気口25が開設されてい
る。
【0004】このように構成されているので,エア供給
口24から供給されたエアは,空冷ハウジング21内に
載置されているカメラヘッド20を空冷した後,排気口
25から外部に排気されている。一方,対象物から放射
される赤外線は,観測窓22の窓材23を透過してカメ
ラヘッド20に入射している。
口24から供給されたエアは,空冷ハウジング21内に
載置されているカメラヘッド20を空冷した後,排気口
25から外部に排気されている。一方,対象物から放射
される赤外線は,観測窓22の窓材23を透過してカメ
ラヘッド20に入射している。
【0005】又,高炉の炉頂部はコ−クス,石灰石など
の原料投入による粉塵が多く,同様に,ごみ焼却場等も
粉塵が多い。このような粉塵の多い場所では,観測窓2
2の窓材23に粉塵が付着して赤外線の透過率が悪くな
り,測定誤差の原因となっていた。そこで,従来は観測
窓22に付着する粉塵を除くために,空冷ハウジング2
1の近傍にファン(図示せず)を取り付け,このファン
からの風を観測窓22方向に向けて吹き付け,窓材23
に付着する粉塵を吹き飛ばしている。
の原料投入による粉塵が多く,同様に,ごみ焼却場等も
粉塵が多い。このような粉塵の多い場所では,観測窓2
2の窓材23に粉塵が付着して赤外線の透過率が悪くな
り,測定誤差の原因となっていた。そこで,従来は観測
窓22に付着する粉塵を除くために,空冷ハウジング2
1の近傍にファン(図示せず)を取り付け,このファン
からの風を観測窓22方向に向けて吹き付け,窓材23
に付着する粉塵を吹き飛ばしている。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】空冷ハウジング21
の窓材23は,赤外線を透過する関係上,熱の伝導率が
良い。そのため,窓材23自体が周囲温度により加熱さ
れて高温になる。そのため,内部に収納されているカメ
ラヘッド20には,高炉などの対象物からの赤外線の他
に,窓材23からの赤外線も入射することになり,その
分測定誤差が生じるという問題があった。又,高温にな
った窓材が空冷ハウジング21内の空気を加熱し空冷の
妨げとなると言う問題もあった。
の窓材23は,赤外線を透過する関係上,熱の伝導率が
良い。そのため,窓材23自体が周囲温度により加熱さ
れて高温になる。そのため,内部に収納されているカメ
ラヘッド20には,高炉などの対象物からの赤外線の他
に,窓材23からの赤外線も入射することになり,その
分測定誤差が生じるという問題があった。又,高温にな
った窓材が空冷ハウジング21内の空気を加熱し空冷の
妨げとなると言う問題もあった。
【0007】又,ファンにより,窓材に付着する粉塵を
吹き飛ばす構成のものは,機構的にも複雑であるととも
に,それだけコストも高くなるという問題があった。
吹き飛ばす構成のものは,機構的にも複雑であるととも
に,それだけコストも高くなるという問題があった。
【0008】
【問題点を解決するための手段】この発明は,外壁を断
熱構造に形成するとともに,内部に撮像装置を収納する
空間を形成した空冷ハウジングと,この空冷ハウジング
の背面に設けたエア供給口と,この空冷ハウジングの前
面に,内部に収納される前記撮像装置に対向して設けた
観測窓と,この観測窓の上端あるは下端方向のいずれか
一端に,空冷ハウジング内部と連通するエアの排気口
と,観測窓を閉鎖するとともに,排気口から排気される
エアが外面を沿う方向に傾斜させて取り付けた窓材とに
よりカメラヘッドの空冷ハウジングを構成するようにし
て,観測窓の外面と内面との温度差をなくすようにした
ものである。
熱構造に形成するとともに,内部に撮像装置を収納する
空間を形成した空冷ハウジングと,この空冷ハウジング
の背面に設けたエア供給口と,この空冷ハウジングの前
面に,内部に収納される前記撮像装置に対向して設けた
観測窓と,この観測窓の上端あるは下端方向のいずれか
一端に,空冷ハウジング内部と連通するエアの排気口
と,観測窓を閉鎖するとともに,排気口から排気される
エアが外面を沿う方向に傾斜させて取り付けた窓材とに
よりカメラヘッドの空冷ハウジングを構成するようにし
て,観測窓の外面と内面との温度差をなくすようにした
ものである。
【0009】
【作用】空冷ハウジング1内に供給されたエアは,矢印
Aで示すように,カメラヘッド20を冷却した後,排気
口10から空冷ハウジング1の外部に排気されるが,こ
の際,窓材11は空冷ハウジング1の背面方向に傾斜し
た状態で取り付けられているので,排気風は,矢印Bで
示すように,窓材11の外面に沿って排気される。従っ
て,窓材11はこの排気風により空冷ハウジング1内と
同様に空冷され,窓材11の外面と内面との温度はほぼ
同一となる。一方,窓材11の外面に付着する粉塵は,
供給されるエアにより完全に吹き飛ばされる。
Aで示すように,カメラヘッド20を冷却した後,排気
口10から空冷ハウジング1の外部に排気されるが,こ
の際,窓材11は空冷ハウジング1の背面方向に傾斜し
た状態で取り付けられているので,排気風は,矢印Bで
示すように,窓材11の外面に沿って排気される。従っ
て,窓材11はこの排気風により空冷ハウジング1内と
同様に空冷され,窓材11の外面と内面との温度はほぼ
同一となる。一方,窓材11の外面に付着する粉塵は,
供給されるエアにより完全に吹き飛ばされる。
【0010】
【発明の実施例】この発明の実施例を,図1〜図4に基
づいて詳細に説明する。図1はこの発明による空冷ハウ
ジング1の要部縦断面図,図2は横断面図,図3は正面
図,図4は斜視図を示すものである。なお,従来例と同
一名称のものは,同一符号を使用し,その説明を省略す
る。図1において,空冷ハウジング1は,カメラヘッド
20を収納する矩形上の本体2と,この本体2の背面開
口部を着脱自在に開閉する蓋体3とにより構成されてお
り,本体2と蓋体3とにより構成される外壁は,外ケ−
ス4と内ケ−ス5との間に断熱材6を介在させて断熱構
造に形成されている。空冷ハウジング1の内部には,赤
外線熱画像装置のカメラヘッド20を収納する空間7が
形成されているとともに,背面は開口されて蓋体3によ
り開閉される構造となっている。
づいて詳細に説明する。図1はこの発明による空冷ハウ
ジング1の要部縦断面図,図2は横断面図,図3は正面
図,図4は斜視図を示すものである。なお,従来例と同
一名称のものは,同一符号を使用し,その説明を省略す
る。図1において,空冷ハウジング1は,カメラヘッド
20を収納する矩形上の本体2と,この本体2の背面開
口部を着脱自在に開閉する蓋体3とにより構成されてお
り,本体2と蓋体3とにより構成される外壁は,外ケ−
ス4と内ケ−ス5との間に断熱材6を介在させて断熱構
造に形成されている。空冷ハウジング1の内部には,赤
外線熱画像装置のカメラヘッド20を収納する空間7が
形成されているとともに,背面は開口されて蓋体3によ
り開閉される構造となっている。
【0011】空冷ハウジング1の前面には,略正方形状
の観測窓8が開設されており,この観測窓8の窓枠9
は,内ケ−ス5から上端が短く,下端が長く前方に向け
て断面L形に一体的に延設されて形成されており,観測
窓8の上端には空冷ハウジング1の内部と連通している
とともに,観測窓8の上端に沿う長孔形状の排気口10
が形成されている。観測窓8の窓枠9には,赤外線を透
過するシリコンやサファイヤ等で形成されている窓材1
1が気密状態で固定されている。従って,窓材11は,
図1に示すように,上端が空冷ハウジング1の背面方向
に傾斜した状態で取り付けられている。
の観測窓8が開設されており,この観測窓8の窓枠9
は,内ケ−ス5から上端が短く,下端が長く前方に向け
て断面L形に一体的に延設されて形成されており,観測
窓8の上端には空冷ハウジング1の内部と連通している
とともに,観測窓8の上端に沿う長孔形状の排気口10
が形成されている。観測窓8の窓枠9には,赤外線を透
過するシリコンやサファイヤ等で形成されている窓材1
1が気密状態で固定されている。従って,窓材11は,
図1に示すように,上端が空冷ハウジング1の背面方向
に傾斜した状態で取り付けられている。
【0012】蓋体3の内面には,カメラヘッド20を固
定するための載置板12が空冷ハウジング1の内方に向
けて突設されており,略中央部には,外部からエアを供
給するためのエア供給口13が透設されているととも
に,このエア供給口13の外面周囲にはエアカプラ14
が固定されている。15はカメラヘッド20の信号ケ−
ブル16が貫通する孔である。17は窓材11を窓枠9
に固定するためのねじである。
定するための載置板12が空冷ハウジング1の内方に向
けて突設されており,略中央部には,外部からエアを供
給するためのエア供給口13が透設されているととも
に,このエア供給口13の外面周囲にはエアカプラ14
が固定されている。15はカメラヘッド20の信号ケ−
ブル16が貫通する孔である。17は窓材11を窓枠9
に固定するためのねじである。
【0013】次に,作用動作について説明する。カメラ
ヘッド20は蓋体3に取り付けられている載置台12に
固定された後,空冷ハウジング1の背面から本体2内部
に挿入されるとともに,空冷ハウジング1の背面は蓋体
3により閉鎖される。エア供給口13の外部に固定され
ているエアカプラ14にエアホ−ス(図示せず)が接続
されると,空冷ハウジング1の内部には,エア供給口1
3からエアが供給される。
ヘッド20は蓋体3に取り付けられている載置台12に
固定された後,空冷ハウジング1の背面から本体2内部
に挿入されるとともに,空冷ハウジング1の背面は蓋体
3により閉鎖される。エア供給口13の外部に固定され
ているエアカプラ14にエアホ−ス(図示せず)が接続
されると,空冷ハウジング1の内部には,エア供給口1
3からエアが供給される。
【0014】空冷ハウジング1内に供給されたエアは,
矢印Aで示すように,カメラヘッド20を冷却した後,
排気口10から空冷ハウジング1の外部に排気される
が,この際,窓材11は空冷ハウジング1の背面方向に
傾斜した状態で取り付けられているので,排気風は,矢
印Bで示すように,窓材11の外面に沿って排気され
る。従って,窓材11はこの排気風により空冷ハウジン
グ1内と同様に空冷され,窓材11の外面と内面との温
度はほぼ同一となる。
矢印Aで示すように,カメラヘッド20を冷却した後,
排気口10から空冷ハウジング1の外部に排気される
が,この際,窓材11は空冷ハウジング1の背面方向に
傾斜した状態で取り付けられているので,排気風は,矢
印Bで示すように,窓材11の外面に沿って排気され
る。従って,窓材11はこの排気風により空冷ハウジン
グ1内と同様に空冷され,窓材11の外面と内面との温
度はほぼ同一となる。
【0015】一方,窓材11の外面に付着する粉塵は,
供給されるエアにより完全に吹き飛ばされて,付着する
ことはなかった。なお,発明者等は,窓材11の内面と
外面との温度差をほぼ一定に保持しつつ,外面に付着す
る粉塵をも吹き飛ばすためには,図5に示すように,供
給エア温度をパラメ−タとして周囲温度と供給エア圧力
および流量との関係を測定し,供給エアの最低条件を決
定した。例えば,周囲温度65°C,供給されるエアの
温度28°Cの場合,供給エアの圧力は2kg/cm2
流量は1秒間に1350リットルが最低条件であった。
又,発明者等のこの実験によれば,防塵効果を保持する
ための必要な圧力は,0.4kg/cm2 であった。
供給されるエアにより完全に吹き飛ばされて,付着する
ことはなかった。なお,発明者等は,窓材11の内面と
外面との温度差をほぼ一定に保持しつつ,外面に付着す
る粉塵をも吹き飛ばすためには,図5に示すように,供
給エア温度をパラメ−タとして周囲温度と供給エア圧力
および流量との関係を測定し,供給エアの最低条件を決
定した。例えば,周囲温度65°C,供給されるエアの
温度28°Cの場合,供給エアの圧力は2kg/cm2
流量は1秒間に1350リットルが最低条件であった。
又,発明者等のこの実験によれば,防塵効果を保持する
ための必要な圧力は,0.4kg/cm2 であった。
【0016】
【発明の効果】この発明は,外壁を断熱構造に形成する
とともに,内部に撮像装置を収納する空間を形成した空
冷ハウジングと,この空冷ハウジングの背面に設けたエ
ア供給口と,この空冷ハウジングの前面に,内部に収納
される前記撮像装置に対向して設けた観測窓と,この観
測窓の上端あるは下端方向のいずれか一端に,空冷ハウ
ジング内部と連通するエアの排気口と,観測窓を閉鎖す
るとともに,排気口から排気されるエアが外面を沿う方
向に傾斜させて取り付けた窓材とによりカメラヘッドの
空冷ハウジングを構成したから,排気風が窓材の外面に
沿って排気され,窓材の外面と内面との温度差を無くす
ことが出来る。従って,温度測定誤差がなくなる。又,
窓材の外面に付着する粉塵も排気風により吹き飛ばすこ
とが出来ので,従来のように,粉塵付着による赤外線の
透過率の変動がなく,測定誤差が発生することはない。
その上,単に窓材を前後方向に傾斜させて取り付けてい
るだけであるから,従来のように,窓材に付着する粉塵
を除去するための特別な設備も必要とせず,コストも非
常に安価である。
とともに,内部に撮像装置を収納する空間を形成した空
冷ハウジングと,この空冷ハウジングの背面に設けたエ
ア供給口と,この空冷ハウジングの前面に,内部に収納
される前記撮像装置に対向して設けた観測窓と,この観
測窓の上端あるは下端方向のいずれか一端に,空冷ハウ
ジング内部と連通するエアの排気口と,観測窓を閉鎖す
るとともに,排気口から排気されるエアが外面を沿う方
向に傾斜させて取り付けた窓材とによりカメラヘッドの
空冷ハウジングを構成したから,排気風が窓材の外面に
沿って排気され,窓材の外面と内面との温度差を無くす
ことが出来る。従って,温度測定誤差がなくなる。又,
窓材の外面に付着する粉塵も排気風により吹き飛ばすこ
とが出来ので,従来のように,粉塵付着による赤外線の
透過率の変動がなく,測定誤差が発生することはない。
その上,単に窓材を前後方向に傾斜させて取り付けてい
るだけであるから,従来のように,窓材に付着する粉塵
を除去するための特別な設備も必要とせず,コストも非
常に安価である。
【図1】この発明の実施例を示す要部縦断面図である。
【図2】この発明の実施例を示す要部横断面図である。
【図3】この発明の実施例を示す正面図である。
【図4】この発明の実施例を示す斜視図である。
【図5】供給エアの条件を決定するための実験値を示す
グラフである。
グラフである。
【図6】従来例を示す斜視図である。
1 空冷ハウジング 7 空間 8 観測窓 10 排気口 11 窓材 13 エア供給口 20 カメラヘッド
Claims (2)
- 【請求項1】 外壁を断熱構造に形成するとともに,内
部に撮像装置を収納する空間を形成した空冷ハウジング
と, この空冷ハウジングの背面に設けたエア供給口と, 前記空冷ハウジングの前面に,内部に収納される前記撮
像装置に対向して設けた観測窓と, この観測窓の上端あるは下端方向のいずれか一端に,前
記空冷ハウジング内部と連通する前記エアの排気口と, 前記観測窓を閉鎖するとともに,前記排気口から排気さ
れる前記エアが外面を沿う方向に傾斜させて取り付けた
窓材と, からなることを特徴とするカメラヘッドの空冷ハウジン
グ。 - 【請求項2】 前記排気口は,前記観測窓の上端に沿う
形状の長孔に形成するとともに,前記観測窓を閉鎖する
窓材を,前記空冷ハウジングの背面方向に傾斜させて取
り付けたことを特徴とする請求項1に記載のカメラヘッ
ドの空冷ハウジング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4276655A JPH06105198A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | カメラヘッドの空冷ハウジング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4276655A JPH06105198A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | カメラヘッドの空冷ハウジング |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06105198A true JPH06105198A (ja) | 1994-04-15 |
Family
ID=17572482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4276655A Pending JPH06105198A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | カメラヘッドの空冷ハウジング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06105198A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5880359A (en) * | 1996-07-26 | 1999-03-09 | Kirin Techno-System Corporation | Container inspecting apparatus |
KR100414351B1 (ko) * | 2002-03-13 | 2004-01-07 | (주)수도프리미엄엔지니어링 | 내열 및 내한장치가 구성된 cctv 카메라 |
CN110715560A (zh) * | 2019-11-11 | 2020-01-21 | 莱芜钢铁集团有限公司 | 一种加热炉内摄像头的冷却装置及冷却方法 |
-
1992
- 1992-09-21 JP JP4276655A patent/JPH06105198A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5880359A (en) * | 1996-07-26 | 1999-03-09 | Kirin Techno-System Corporation | Container inspecting apparatus |
KR100414351B1 (ko) * | 2002-03-13 | 2004-01-07 | (주)수도프리미엄엔지니어링 | 내열 및 내한장치가 구성된 cctv 카메라 |
CN110715560A (zh) * | 2019-11-11 | 2020-01-21 | 莱芜钢铁集团有限公司 | 一种加热炉内摄像头的冷却装置及冷却方法 |
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